JPS5917476Y2 - 可撓型ダミ−バ - Google Patents
可撓型ダミ−バInfo
- Publication number
- JPS5917476Y2 JPS5917476Y2 JP6243181U JP6243181U JPS5917476Y2 JP S5917476 Y2 JPS5917476 Y2 JP S5917476Y2 JP 6243181 U JP6243181 U JP 6243181U JP 6243181 U JP6243181 U JP 6243181U JP S5917476 Y2 JPS5917476 Y2 JP S5917476Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dummy bar
- link
- inner link
- spherical
- pin member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Continuous Casting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は可撓型ダミーバ(dummy bar)に
関し、特に連続鋳造において鋳型の中心と、チャージン
グカー上のダミーバの中心との位置合わせを容易ならし
める改良された可撓型ダミーバに関する。
関し、特に連続鋳造において鋳型の中心と、チャージン
グカー上のダミーバの中心との位置合わせを容易ならし
める改良された可撓型ダミーバに関する。
ダミーバチャージング力一方式により、ダミーバを鋳型
に挿入する連続鋳造装置において、フレーム(FL)上
に固定された鋳型にチャージングカー上のダミーバを挿
入することには問題が多い。
に挿入する連続鋳造装置において、フレーム(FL)上
に固定された鋳型にチャージングカー上のダミーバを挿
入することには問題が多い。
第1に、ダミーバと鋳型のクリアランスは数mmという
オーダであり極めて小さいこと。
オーダであり極めて小さいこと。
第2にチャージングカー自体に起因することで゛ある。
すなわち、たとえチャージングカーの進行方向について
は当該カーの停止精度を向上させたとしても、進行方向
と直角な方向のダミーバと鋳型の中心のずれは、■チャ
ージング勿−の軌条は全長20〜30mにも達し、左右
の軌条の平行度を正確に保持して据付けることが困難で
あるとともに、軌条の摩耗等によって平行度が損なわれ
ることが多いこと、および■軌条と車輪とのクリアラン
スを小さくするにも限界があり、総重量数十トンにも達
するチャージングカーにあっては当該クリアランスを小
さくすることは軌条と車輪の摩擦抵抗を増し、その結果
チャージングカーの走行駆動力をアップせねばならない
という別の問題点に遭遇すること等により、いずれにし
てもダミーバと鋳型のずれの解消には困難を伴なう。
は当該カーの停止精度を向上させたとしても、進行方向
と直角な方向のダミーバと鋳型の中心のずれは、■チャ
ージング勿−の軌条は全長20〜30mにも達し、左右
の軌条の平行度を正確に保持して据付けることが困難で
あるとともに、軌条の摩耗等によって平行度が損なわれ
ることが多いこと、および■軌条と車輪とのクリアラン
スを小さくするにも限界があり、総重量数十トンにも達
するチャージングカーにあっては当該クリアランスを小
さくすることは軌条と車輪の摩擦抵抗を増し、その結果
チャージングカーの走行駆動力をアップせねばならない
という別の問題点に遭遇すること等により、いずれにし
てもダミーバと鋳型のずれの解消には困難を伴なう。
一方、チャージングカー上のダミーバを平面上のX又は
Y方向へ所要量だけ移動させるのに、ダミーバ全体を移
動させようとしてもその機構は極めて複雑かつ不経済で
あるがら採用することはできない。
Y方向へ所要量だけ移動させるのに、ダミーバ全体を移
動させようとしてもその機構は極めて複雑かつ不経済で
あるがら採用することはできない。
それゆえ、この考案の主たる目的は、ダミーバと鋳型と
の中心位置合わせを簡単に実現しつる手段を提供するこ
とであり、鋳型挿入直前の位置でダミーバを部分的に屈
曲させうるようにダミーバ自体に可撓性をもたせてセン
タリングを行なうようにするものである。
の中心位置合わせを簡単に実現しつる手段を提供するこ
とであり、鋳型挿入直前の位置でダミーバを部分的に屈
曲させうるようにダミーバ自体に可撓性をもたせてセン
タリングを行なうようにするものである。
そこで、この可撓性を備えるダミーバに係る考案を要約
すれば、内リンクの両側を挾むように外リンクをピン部
材で連結して長尺のダミーバとするものにおいて、内リ
ンクの長手方向先端部に球面軸受を設けるとともに、ピ
ン部材には前記球面軸受に対応する球面ブツシュを設け
る一方、前記内リンクと前記外リンクとの間に間隙を形
成して、ダミーバの移送方向に対してほは゛直角方向に
撓みうるようにしたことを特徴とする。
すれば、内リンクの両側を挾むように外リンクをピン部
材で連結して長尺のダミーバとするものにおいて、内リ
ンクの長手方向先端部に球面軸受を設けるとともに、ピ
ン部材には前記球面軸受に対応する球面ブツシュを設け
る一方、前記内リンクと前記外リンクとの間に間隙を形
成して、ダミーバの移送方向に対してほは゛直角方向に
撓みうるようにしたことを特徴とする。
以下、この考案を図面に示す一実施例に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図はダミーバ全体、特に内リンクを分解して示した
平面図、第2図はそれに外リンクをピン部材で連結した
ものを示し、aは平面図、bは正面図である。
平面図、第2図はそれに外リンクをピン部材で連結した
ものを示し、aは平面図、bは正面図である。
第3図は第2図bA−A断面図であり、連結部の詳細を
示す。
示す。
1は鋳片が取り付けられるダミーバの先端部、2.2.
・・・・・・、2は内リンクで゛あり、それぞ゛れの内
リンク2はV字状に撓むのを規制するピン部材3.3.
・・・・・・、3を備える。
・・・・・・、2は内リンクで゛あり、それぞ゛れの内
リンク2はV字状に撓むのを規制するピン部材3.3.
・・・・・・、3を備える。
第1図及び第2図中、1点鎖線で示す軸線a1.a2.
・・・、aoは、内リンク2と外リンク4,5すなわち
右外リンク4と左外リンク5を連結するための連結ピン
部材6 (第2図b)が挿通される挿通孔の中心軸線で
ある。
・・・、aoは、内リンク2と外リンク4,5すなわち
右外リンク4と左外リンク5を連結するための連結ピン
部材6 (第2図b)が挿通される挿通孔の中心軸線で
ある。
第3図の断面図で示すように、内リンク2は外リンク4
,5を右外リンク4側から連結ピン部材6を挿入し、止
め輪7により抜脱不能とすることによって連結される。
,5を右外リンク4側から連結ピン部材6を挿入し、止
め輪7により抜脱不能とすることによって連結される。
この連結ピン部材6には、予め第1の間隔片8、次いで
球面ブツシュ9、第2の間隔片10が挿着される。
球面ブツシュ9、第2の間隔片10が挿着される。
前記球面ブツシュ9は、右外リンク4と左外リンク5の
外面が軸線aを切る線分のほぼ中点に球面の中心が位置
するように設けられる。
外面が軸線aを切る線分のほぼ中点に球面の中心が位置
するように設けられる。
そして、第1の間隔片8は左外リンク5と内リンク2と
の間にほぼ平行な第1の間隙S1を形成するような長さ
に選ばれる。
の間にほぼ平行な第1の間隙S1を形成するような長さ
に選ばれる。
同様に、第2の間隔片10は右外リンク4と内リンク2
との間にほぼ平行な第2の間隙S2を形成するような長
さに選ばれている。
との間にほぼ平行な第2の間隙S2を形成するような長
さに選ばれている。
一方、内リンク2に形成されている挿通孔12において
は、前記球面ブツシュ9に丁度球面接触する球面軸受1
1が設けられ、該球面軸受11は挿通(L12の段部と
押えリング13および止め輪14によって固定されてい
る。
は、前記球面ブツシュ9に丁度球面接触する球面軸受1
1が設けられ、該球面軸受11は挿通(L12の段部と
押えリング13および止め輪14によって固定されてい
る。
もちろん、内リンクの挿通孔は間隔片8,10および止
め輪13を設けても、なお空間15を形成できる程度の
径に選ばれている。
め輪13を設けても、なお空間15を形成できる程度の
径に選ばれている。
この空間15は撓み量が小さくなるようにリンクの長手
方向の間隔が狭くあるべきであるが、球面ブツシュ9の
球面部が突出することや、作業上の困難性から狭くする
ことは難しい。
方向の間隔が狭くあるべきであるが、球面ブツシュ9の
球面部が突出することや、作業上の困難性から狭くする
ことは難しい。
そこで、内リンク2の挿通孔12の左端部(左外リンク
5の側)に第1の間隔片と所定間隙16を隔てて断面長
方形状の突部を設けるのが好ましい。
5の側)に第1の間隔片と所定間隙16を隔てて断面長
方形状の突部を設けるのが好ましい。
このようにすれば、リンク4,5が左右に撓むなしい回
動しようとするのを当該一対の突部によって規制するこ
とができる。
動しようとするのを当該一対の突部によって規制するこ
とができる。
ダミーバは第3図に示した連結機構をもって長尺に構成
されるが、作用について説明すれば、次のとおりである
。
されるが、作用について説明すれば、次のとおりである
。
チャージングカー上の本実施例に係るダミーバを鋳型直
上の所定位置まで降下させる。
上の所定位置まで降下させる。
次に、目視あるいはその他の方法によりチャージングカ
ーの進行方向と直角な方向のクリアランスを測定した後
、チャージングカー上に取り付けられたセンタリング装
置(図示せず)によって該ダミーバを必要量だけ移動さ
せる。
ーの進行方向と直角な方向のクリアランスを測定した後
、チャージングカー上に取り付けられたセンタリング装
置(図示せず)によって該ダミーバを必要量だけ移動さ
せる。
すなわち、右外リンク4又は左外リンク5の外面の任意
の位置を押圧して、外リンク4および5を、中心点PB
を回転中心として内リンク2の突部8の一点PAが第1
の間隔片8に当接するまで移動させる。
の位置を押圧して、外リンク4および5を、中心点PB
を回転中心として内リンク2の突部8の一点PAが第1
の間隔片8に当接するまで移動させる。
鋳型の中心とダミーバの中心との位置合せが極めて簡単
に達成される。
に達成される。
なお、この撓み量ないし移動量の調節は、前記間隔16
を適当に選ぶことにより可能であることは言うまでもな
い。
を適当に選ぶことにより可能であることは言うまでもな
い。
以上詳述したように、この考案によれば、球面軸受とこ
れに球面接触する球面ブツシュと、リンク間に間隙を設
けたので、ダミーバの長さ方向の任意の位置で屈曲自在
であり特に鋳型挿入直前の位置でも局部的に屈曲させる
ことができる。
れに球面接触する球面ブツシュと、リンク間に間隙を設
けたので、ダミーバの長さ方向の任意の位置で屈曲自在
であり特に鋳型挿入直前の位置でも局部的に屈曲させる
ことができる。
したがって、固定された鋳型と、ダミーバとの中心位置
合せが極めて簡単に行なえる。
合せが極めて簡単に行なえる。
また、ダミーバ全体は可撓性を具備することとなるので
、搬送機器との間の摩擦を軽減するように作用し、ダミ
ーバ自体の摩耗が少なくなり耐久性を向上させうる利点
もある。
、搬送機器との間の摩擦を軽減するように作用し、ダミ
ーバ自体の摩耗が少なくなり耐久性を向上させうる利点
もある。
さらに、このような可撓性ダミーバであるので、チャー
ジングカーの先端部にセンタリング装置を設けることが
でき、センタリングの簡便さを倍加できる利点もあるこ
とに留意すべきである。
ジングカーの先端部にセンタリング装置を設けることが
でき、センタリングの簡便さを倍加できる利点もあるこ
とに留意すべきである。
第1図は内リンクを分解して示したダミーバ全体の平面
図、第2図aは第1図の内リンクに外すンクを連結した
平面図、 第3図は第2図すのA 2・・・・・・内リンク、4゜ 第2図すはその正面図、 A断面図である。 5・・・・・・外リンク、6・・・・・・連結ピン、1
1・・・・・・球面軸受、 Sl、S2・・・・・・間隙。 9・・・・・・球面ブツシュ、
図、第2図aは第1図の内リンクに外すンクを連結した
平面図、 第3図は第2図すのA 2・・・・・・内リンク、4゜ 第2図すはその正面図、 A断面図である。 5・・・・・・外リンク、6・・・・・・連結ピン、1
1・・・・・・球面軸受、 Sl、S2・・・・・・間隙。 9・・・・・・球面ブツシュ、
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 内リンクの技手方向の一方部と他方部とのそれぞれにお
いて当該内リンクの両側を挾むように外リンクをピン部
材で連結して長尺のダミーバとするものにおいて、 前記内リンクの前記ピン部材の挿入孔の内周部に球面軸
受を設けるとともに、前記ピン部材には前記球面軸受に
対応する球面ブツシュを設ける一方、 前記内リンクと前記外リンクとの間に間隙を形成して、
ダミーバの移送方向に対してほは゛直角な方向に撓みう
るようにしたことを特徴とする可撓型ダミーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6243181U JPS5917476Y2 (ja) | 1981-04-27 | 1981-04-27 | 可撓型ダミ−バ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6243181U JPS5917476Y2 (ja) | 1981-04-27 | 1981-04-27 | 可撓型ダミ−バ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57185456U JPS57185456U (ja) | 1982-11-25 |
JPS5917476Y2 true JPS5917476Y2 (ja) | 1984-05-22 |
Family
ID=29858617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6243181U Expired JPS5917476Y2 (ja) | 1981-04-27 | 1981-04-27 | 可撓型ダミ−バ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917476Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-04-27 JP JP6243181U patent/JPS5917476Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57185456U (ja) | 1982-11-25 |
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