JPS5917444B2 - 送水ポンプの自動起動処理方式 - Google Patents

送水ポンプの自動起動処理方式

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JPS5917444B2
JPS5917444B2 JP53133289A JP13328978A JPS5917444B2 JP S5917444 B2 JPS5917444 B2 JP S5917444B2 JP 53133289 A JP53133289 A JP 53133289A JP 13328978 A JP13328978 A JP 13328978A JP S5917444 B2 JPS5917444 B2 JP S5917444B2
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JP
Japan
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water
pump
power
water level
reservoir
Prior art date
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Expired
Application number
JP53133289A
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English (en)
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JPS5561814A (en
Inventor
泰則 土屋
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPS5917444B2 publication Critical patent/JPS5917444B2/ja
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Flow Control (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、浄水場における送水ポンプの自動起動処理
方式に関するものである。
5−般に浄水場においては、浄化された水を貯蔵する浄
水池と需要先へ配水すべき水を貯蔵する配水池とがあり
、浄水池から配水池へは送水ポンプによつて送水してい
る。
送水に必要なポンプなどの機器を動作させるための電力
は、常時は商用電9 源によつて得ているが、故障など
で商用電源が停電した場合は、自家発電設備の如き予備
電源から得ることになる。故障が修復されて商用電源が
復電すると、予備電源から商用電源へ切り換えて所要の
電力を得る。このように商用電源から予備電5 源へ切
り換える場合、或いはその逆に予備電源から商用電源へ
切り換える場合、一時的な停電を伴うので送水ポンプは
全部停止する。従つて電源の切換がすむと、ポンプを再
び起動させるための起動処理をおこなう必要がある。所
が商用電源から0 電力を得ている場合はポンプなど送
水に必要な機器を動作させるに充分な電力が得られるが
、自家発電設備の如き予備電源に切り換えた場合は、電
源容量の関係で充分な電力を得ることができない。そこ
で例えば人口の多い市内へ給水する配水池と5 人口の
少ない山間部の地域へ給水する配水池とがあつたとすれ
ば、前者の配水池へ送水するポンプを優先的に起動して
やらなくてはならないから、そこに電力を集中して使用
する。或は水位の充分に高い配水池と水位が低下してい
る配水池があつたとすれば、後者の配水池へ送水するポ
ンプを優先的に起動し、なおかつ電源容量に余裕がある
場合には前者の配水池へ送水するポンプをも起動するこ
とになる。また予備電源から商用電源へ切り換えた場合
でも、どのポンプから起動するかは、その時点における
各配水池の水位、配水池への送水量や配水池からの配水
量、或いは配水池から配水を受ける需要先の緊急度など
を勘案して決定しなくてはならない。従来、上述のよう
な電源切換時における送水ポンプの起動処理としては、
浄水場における作業員が様々な要因を勘案して直接手動
によりポンプの起動・停止指令を与えていた。
しかし電源切換時において作業員がなすべき仕事は他に
も多くあるので、作業員による手動のポンプ起動処理は
作業員にとつて負担の重い仕事であつた。この発明は上
述のような技術的背景のもとになされたものであり、従
つてこの発明の目的は、電源切換時において人手を要す
ることなく合理的な優先順位に従つて送水ポンプを起動
することのできる自動起動処理方式を提供することにあ
る。
この発明の構成の要点は、水の供給先を異にする復数個
の配水池の各々に対し、それぞれ浄水池から送水するた
めに各配水池別に設けた送水ポンプ群(1台の場合も含
む)について、電源切換時において、予め設定されたポ
ンプ起動優先順位と、各配水池水位の設定水位との比較
結果、電源負荷容量の上限条件などを勘案して制御装置
が起動すべきポンプに自動的に起動指令を与えるように
すると共に、その際、前記設定水位を定常運転時のそれ
よりかさ上げしたものを用いてポンプの起動を迅速かつ
容易にし、定常運転に移行後は、設定水位を元に戻すよ
うにして、電源切換に伴う影響の及ぶ期間を短くするよ
うにした点にある。次に図を参照してこの発明の一実施
例を詳細に説明する。第1図はこの発明の一実施例を示
す構成概要図である。
第1図を参照する。浄化された水を貯蔵する浄水池1か
ら、需要先を異にする各配水池2乃至2bへ送水される
が、その送水のために稼動されるポンプ群が配水池別に
3乃至3bで示されている。停電に際し商用電源から予
備電源へ切り換えたとき、また復電により予備電源から
商用電源へ切り換えたとき、起動すべきポンプに起動指
令を送る制御装置8は、各配水池の水位計5乃至5bに
より測定された水位、各配水池入口側の送水流量計4乃
至4bにより測定された配水池への送水流量、各配水池
の出口側の配水流量計6乃至6bにより測定された配水
池からの配水流量、浄水池1の水位計7により測定され
た水位、受電設備や自家発電設備や動力設備などを含む
電源関係設備9から電源の許容する電力容量などをデー
タとして入力される。なおこのほか、図示していないが
、各ポンプの状態、つまり故障の有無、自動運転可能な
状況にあるのか手動運転側へ切り換えられているのか、
起動準備完了しているのか、等のポンプの状態を表わす
信号と、電力設備の状態信号、つまり受電設備における
異常の有無、停電や復電による電源切換等の電力設備の
状態を表わす信号が入力されている。制岬装置8の制御
出力は各ポンプへの起動指令(起動完了までのシーケン
ス制御を自む)である。また制御装置は実際はコンピユ
ータであつて、予め合理的な理由によつて各ポンプの起
動優先順位を定めたポンプ起動優先順位テーブルをもつ
ている。該テーブルの一例を表に示す。さてこの発明の
実施例は以上の如き構成をもつものであるが、次にその
動作を説明する。
停電時または復電時において電源の切換がなされた場合
、制御装置8はそのことを知つて動作を開始する。制御
装置8は先ず、表に示した如きポンプ起動優先順位テー
ブルに従つて起動すべきポンプ群を選択し、次いでその
中で起動すべきポンプを選択する。選択されたポンプが
故障、その他の理由で起動不可の場合には同一群内の次
に順先順位の高いポンプを選択してゆく。一方、制御装
置8は選択したポンプ群に属する配水池(例えば2)の
水位を水位計5によつて読み込み、その水位条件を予め
設定してある水位条件と比較し、所定の条件を満足する
ときポンプを起動する。
第2図は予め設定された水位条件を図式的に示した図で
、aは通常時の水位条件、bは電源切換時において制御
装置8が動作するときの水位条件を示す。すなわち、電
源切換時でなく、通常の状態において配水池の水位の上
昇下降に従つてポンプの起動停止を制御しているときは
、aに示す如く、水位が高くなると、先ず送水ポンプの
1台目を停止し、更に高くなるにつれてポンプ2台目以
降を停止してゆき、最後にn台目を停止する。また水位
が低下してくると、送水ポンプの1台目を起動し、更に
低下するにつれて2台目以降を起動してゆき最後にn台
目を起動する。このような送水ポンプの起動、停止の設
定レベルを、電源切換時においては、自動的にaからb
へ変更する。bにおいては、全体的に送水ポンプの起動
水位がかさ上げされており、その分ポンプが起動し易く
なる。電源切換時においては、このようにポンプ起動の
設定水位レベルをbの如く変更して、選択されたポンプ
がとにかく起動するようにする。ポンプが起動した後は
、設定水位レベルはまたaに戻してやる。また制脚装置
8は、配水池2へ流入する水の流入量と配水池から流出
する流出量を送水流量計4と配水流量計6から読み込み
、両者を比較することにより配水池2の水位の上昇また
は下降の勾配を求め、それにより近い将来の水位を予測
し、その値が規定値以下であると、前述の配水池水位の
設定レベルの条件が満足されない場合であつても選択さ
れたポンプを起動する。
以下同様にして制御装置8は、そのときにおける電源が
許容する電力容量の範囲内で、ポンプの起動優先順位の
順に各ポンプを遂次チエツクしてゆき、起動条件を満足
するポンプを起動してゆく。
このようにして全てのポンプについてチエツクが終了す
るか、または電源の許容する電力容量の上限に達すると
、その時点で制御装置8はポンプの起動処理を終了する
。なお制御装置8は、水位計7によつて浄水池1の水位
をも読み込んでいるが、これはこの水位が低い場合はポ
ンプを絶対に起動しないようにするためである。
以上説明したとおりであるから、この発明によれば、停
電時、復電時における作業員のポンプ起動処理の負担を
大幅に軽減できるという利点がある。
その上、合理的な手順に従つてポンプが起動され、しか
もこのときにおけるポンプ起動の迅速性が考慮されてい
るので、電源切換に伴う影響の及ぶ期間が短縮され、配
水池における所要の水量確保の安全性がきわめて高くな
るという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成概要図であり、
第2図はポンプを起動するための配水池の水位条件を示
す図式図である。 図において、1は浄水池、2乃至2bはそれぞれ配水池
、3乃至3bはそれぞれ送水ポンプ群、4乃至4aはそ
れぞれ送水流量計、5乃至5bはそれぞれ水位計、6乃
至6bはそれぞれ配水流量計、7は水位計、8は制御装
置、9は電源関係設備を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 浄化された水を貯蔵する浄水池と、需要先へ配水す
    べき水を貯蔵する配水池と、前記浄水池から各配水池へ
    送水するための配水池別に設けた送水ポンプ群とから成
    る送水系において、ポンプ駆動用の電源として常時は商
    用電源を用い、商用電源の停電時には予備電源に切り換
    えて使用し、商用電源の復電時には予備電源から商用電
    源へ更に切り換えて使用するようにし、前記切り換えに
    伴う一時的な停電のために動作を停止した前記送水ポン
    プを起動するための送水ポンプ自動起動処理方式であつ
    て、配水池の水位検出手段と、起動すべきポンプに起動
    指令を与える制御装置とを有して成り、該制御装置はポ
    ンプの起動優先順位を予め定めた起動優先順位テーブル
    をもち、ポンプを起動処理すべきときにおいて、イ)前
    記テーブルにおける優先順位に従つて配水池別のポンプ
    群および該群内の各ポンプを選択し、ロ)選択された該
    ポンプ群に属する配水池の水位を前記水位検出手段によ
    つて読み込み、それを所定の設定水位と比較した結果に
    基づき、選択されたポンプを起動し、ハ)その際、前記
    設定水位を定常運転時の設定水位よりかさ上げした水位
    として用いることにより、前記選択されたポンプの起動
    を容易にし、ニ)以下、同様にして電源の許容する電力
    容量の上限内でポンプの選択および起動を続け、ホ)ポ
    ンプの運転が定常運転に移行した後、前記かさ上げした
    設定水位をもとのそれに戻す、ようにしたことを特徴と
    する送水ポンプの自動起動処理方式。
JP53133289A 1978-10-31 1978-10-31 送水ポンプの自動起動処理方式 Expired JPS5917444B2 (ja)

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JPS5561814A JPS5561814A (en) 1980-05-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6341874A (ja) * 1986-08-08 1988-02-23 Canon Inc 2色電子写真方法
JP2012202358A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Ihi Compressor & Machinery Co Ltd 圧縮機群多重ループ自動制御システム

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JPS5191490A (ja) * 1975-02-07 1976-08-11

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