JPS59174414A - コンテナ型梱包を作る方法と装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 とめられた被梱包物のまわりに完全に、又は部分的に折
り込んで糊付けによって閉じるようなコンテナ型梱包を
機械的に作るための方法と装置とに関する。

このようなコンテナ型梱包を作るためのこの種の公知の
機械は二つの作業方式、すなわち垂直法と水平法とに分
れている。

引下ろし方法とも呼ばれる上記垂直法においては梱包単
位を平らに置いた包装材料予備裁断物の上に送り込むか
又はその上に置いてこの予備裁断物と一緒に成形ステー
ションを通して垂直に引張るか又は押し込む。この引下
ろしによってその包装材料予備裁断物の平らに置かれて
いた側面部及び蓋面部が上へ折曲げられ、そして側面部
の閉じべら及びそれに続いて底面部の閉じべらが折り込
まれる。その蓋面部及び蓋面部じべらの折り込みは次の
作業段階において行われる。コンテナ型梱包を閉じるた
めに急速接着溶融糊が用いられる。

押し込み通過方法とも呼ばれる水平法においては１つの
梱包単位にまとめられた被梱包物が垂直に立上っている
か又は直角に予め折り込まれた包装材料予備裁断物を押
し付けるように押し込まれ、そしてこれと一緒に成形／
押圧部を通過させられる。この押込み過程の間に後方側
面部の閉じべらと底面部及び蓋面部か、又は蓋面部だけ
が折り込まれる。次いで前側側面部及び残りの各間じべ
らの折り込み過程が行われる。この梱包を閉じるのはま
た同様に急速接着溶融糊によって行われる。

この垂直法及び水平法のいずれの方法によってもそのコ
ンテナ型梱包の作製は満足なものということはできない
。というのは成形ステーション及び折り込みステーショ
ンを通して被梱包物と包装材料とを移送するために必要
な圧力が必らず被包装物の上にかＮるからである。従っ
て圧縮によって障害を受は易い被梱包物は上記した方法
に従って作動する折り込み機械では梱包することができ
ない。基本的にはこのような作業方法では変形と破損を
避けようとするならばその被梱包物の高い強度を必要と
する。

この垂直方法又は水平方法によって作動する機械の使用
に対してはその包装材料の品質が高いということが前提
条件であるけれども、それでもなお成形ステーションを
通過させる際に包装材料に傷みが生ずるのを避けること
はできない。安価な再生材料を使用する場合に是非共必
要な包装材料の慎重な取扱いは上記のような方法では基
本的に達成することができない。

本発明の目的は、上述した類いの、被梱包物と包装材料
とのおだやかな取扱いを保証し且つその梱包の形状が安
定であって堅固なものであるようなコンテナ型梱包を機
械的に製造するための方法と装置とを作り出すことであ
る０ 本発明に係る方法においてはこのために、包装材料予備
裁断物をその長手方向縁部が完全折り込みのときはその
底面部の上に立ち上ったＣ字型に開放されているように
、また部分桁り込みのときは■、字型になるように予備
形成し、被梱包物を挿入し、そして先づ各糊付は耳を折
り込み、そしてこの梱包単位をこの装入ステーションか
ら、そして後続の各折込みステーションを通してタクト
式に移送し、その際移送用部材が専ら包装材料にのみ作
用を及ぼすようにすることを構成要件としている。この
方法の有利な態様の一つにおいては包装材料予備裁断物
がこれを取付けて装入ステーションへ送り込む際に、そ
の長手方向縁部が予め折り込まれ、モしてＣ字形に開放
された状態か又はＬ字形の状態に予備形成されるように
している。

本発明に従うコンテナ型梱包を機械的に作るための装置
は、包装材料予備裁断物を一梱包単位にまとめられた被
梱包物のまわりに全面的にまたは部分的に折り込んで糊
剤で閉じることによりコンテナ型梱包を機械的に作るた
めの、包装材料予備裁断物を１つづ＼取出して送り込む
取付はステーションと、被梱包物を送り込むための装入
ステーションと、その梱包単位を移送するための移送手
段と、及び各側面部並びに閉じべらを折り込むためのい
くつかの折り込み用部材とを備えた装置より発する。こ
の装置は包装材料予備裁断物をその底面部の所で捕捉し
て移送面へ送り出す取り分は手段、この移送面を限定し
且つこれに対して直角に設けられている案内部材、予備
裁断物をこの移送面へ送り込む際にこの予備裁断物の上
方部分に作用を及ぼす折り込み用部材、包装材料予備成
形物を受取って上記取付はステーションから装入ステー
ションへ移送する移送手段、予備裁断物の上側及び背後
側側面部を折り込んでＣ字形に開放した形状にするため
の各案内部材及び下方から移送路中へ動くことができて
梱包単位を挾み込む前方側及び後方側合キャリヤを備え
、そしてゆっくりとした装入および送り出し運動のもと
にタクト式の制御された運動を行う移送手段が設けられ
ていることを特徴とする〇 本発明のその他の諸特徴は本願の各従属請求項並びに以
下の明細書の記載より明らかである。

上述の本発明に係る方法及び装置によってはじめて包装
材料の全長手方向縁部が予め折り込まれて、それにより
包装材料の温和な取扱いが保証されているような手段が
もたらされる。この予備折り込みによって応力が包装材
料により受は止められ、これはこの予備折り込みが一つ
続きに連続したいくつかの作業段階において、即ち比較
的長い時間の間に行われる場合には特に好ましい態様で
行われる。この場合に包装材料の表面材料には極めて僅
かな応力しかもたらされず、従って低級品質の包装材料
を用いて作業することができ、従って費用の低下をもた
らすことができる０本発明に係る方法及び装置は、また
中でも被梱包物の温和な取扱いを保証する。単位梱包を
装入ステーションから排出部まで移送する際にその被梱
包物は応力に曝されないＱというのはすでに移送の開始
に先立って糊付は耳の折り込みが行われており、そして
従って移送用部材はもっばら包装用材料の上にしか作用
を及ぼすことができないからである。従ってこの梱包用
機械は非常に損傷しやすい被梱包物の梱包に使用するこ
とができる。

糊付は耳を予め、すなわち対応する側面部が機械に取付
けられるに先立って折り込まれていることによっていわ
ゆる°′産業コーナー”　（Ｉｎｄｕｓｔｒｉ−ｅｋａ
ｎｔｅ）は見えず、それによって広告効果の上昇のみな
らず被梱包物の対抗圧力によって良好な接着がもたらさ
れる。

単位梱包物の前側及び後ろ側の両側面部に対して押し当
てられるキャリヤは、個々の折り込みステーションにお
ける中心的な把持によってその都度更新された引き揃え
をもたらし、これが単位梱包の堅固な形状安定性を確実
にする。

ステーションからステーションへの移送をタクト式にし
たことによって、静止中に、且つ比較的長時間にわたっ
てその接着されるべき各面の押し合せを行うことができ
るばかりでなく、すべての折り込み過程を静止した包装
材料において行うことができる。連続的に作動する機械
では梱包物の正確な折り込みや閉じべらの押し合せは申
し分なく行うことは不可能であるか又は非常に大きな技
術的努力によってのみ実施することができるに過ぎない
。

本発明に係る方法あるいは本発明に係る装置を用いた場
合に、完全に折り込んだ梱包のみならず部分的に折り込
まれた梱包を作ることができる０以下に本発明の対象の
一実施例を添付図面の参照のもとに記述する。

梱包用機械は本質的に、取付はステーションＡ１装入ス
テーションＢ１第１及び第２の折り込みステーションＣ
及びＤｌ並びにこれらのステーションを互いに結合して
いる各移送手段から成っている。取付はステーションＡ
のマガジンの中に個々の包装材料予備裁断物１が立上り
方向に但し、前方へ傾斜した姿勢で配置されており、そ
の際これらはその下側縁でストップローラ４を有する傾
斜して置かれた載せ板３の上にのっており、そしてその
上側縁はストッパプレート５に接している０このマガジ
ンの両側の別なストップローラ６及び７が予備裁断物の
側縁部を支えている。このマガジンは側部枠８を有して
おり、これに上記ローラ４を備えた載せ板３及びその他
のストッパ部材が固定されている。その両側枠８は案内
ロッド９の上にスライド可能に載っており、そしてねじ
付き軸棒１１によって対応する型の幅に調節することが
できる。

２枚の重ね合わされた平らな材料の間に作用する板面吸
引効果によってもたらされるような、２枚−緒に取出さ
れるのを避けるために、予備裁断物を一枚づ５取出す際
に先づ上側予備裁断物を側枠８のアングルアーム１７に
よって支持されている真空吸着器１６により持上げるこ
と、すなわち空気入れが行われる０また、これらの側枠
には、アングルアーム１９によって支持されていると同
様に、マガジンの両側に設けらｎた折り込みロッド１８
が取付けられている。

包装材料予備裁断物の各側面部を区別するためにそれぞ
れ下記の記号を付す； 底面部：１ａ　前側側面部口１ｂ　上側側面部１５− ：１０　後ろ側倒面部：１ｄ　糊付は耳：１ｅマガジン
から一枚の包装材料予備裁断物１を引出すために、２対
の真空吸着器２６がこの予備裁断物をその底面部１ａの
ところで捕捉してこれをアングル案内部材２７と案内レ
ール２８とから構成されている水平な移送面の上に引き
降ろす。その際にこの予備裁断物の走行方向にみて前側
の底面部に続く側面部１ｂが限定部材２９に当接し、そ
して予備裁断物の底面部に対して直角のポジションをと
るようになる。

それら２対の真空吸着器のための駆動運動はそれら吸着
器を支えている軸３６及び３９の利用のもとに駆動アー
ム３０から行われる。この場合にこれらの吸着器対は、
これらの軸の上でそれぞれの型の大きさに合わせるため
に、スライドさせて固定することができる。包装材料の
底面部を移送面の上に引降ろす際に、その予備裁断物の
うしろ側倒面部は折り込みロッド１８の下方に達し、そ
れによって長手方向縁部の前側側面部と上側側面部との
間での予備折り込みが行われ、それによつ１６− て予備裁断物は第３図において実線で示したポジション
をとる。この底面部の引降ろしと同時に更に長手方向縁
部の糊付は耳と底面部との間での予備折り込みが行われ
、その際糊付は耳は折り込みロッド４０の上を通過する
ことによって内側へ折曲げられる。

最後に、その底面部の引降ろしと共に、更に前側側面部
の後方閉じべらの直角的な折り込みが、マガジンの１方
の側枠に支持されている案内ロッド４１によって行われ
る。

長手方向縁部の上側側面部と後ろ側倒面部の間の予備折
り込みは真空吸着器４６が担当し、これらの吸着器は上
側側面部を捕捉して図に点線で示したポジションへ引戻
ｔ。

このようにそのすべての長手方向縁部が予め折り込まれ
てしまった予備裁断物を装入ステーションＢへ送り込む
ために、運動路に向い回動し且つ逆回動して戻ることが
できるキャリヤ４７が用いられ、このものに、前側側面
部と、及び直角に折り込まｎた閉じべらとの間でその包
装材料の折り込みコーナ一部が嵌合する。このためにこ
のキャリヤは回動可能に支承され、そして案内ロッド４
８の上で移動可能なサポート４９の中に配置されている
。

予備裁断物は取付はステーションＡから装入ステーショ
ンＢへ送り込まれる間に予めＣ字型に折り込まれた形状
にされ、このために案内ロッド５０が先づ後ろ側倒面部
に作用してこれを下方へ引下ろし、一方案内ロツド５２
が上側側面部を押えている。次の過程においてこの上側
側面部も案内ロッド５２に続いて上方から作用する案内
ロッド５１の部分中に達する０予備裁断物の運動路の下
方に糊付はノズル５６が設けられており、これが溶融糊
を糊付は耳の上に塗布する。マガジンから包装材料予備
裁断物を取り出して装入ステーションに達するまでの一
連の工程段階において予備裁断物が予め折り込まれるこ
とによって、この包装材料の表面材料は極めて温和に取
扱われる。各側面部に加えられる力は専らその予備裁断
物の通常溝の形で設けられている折曲げ部に導かれる。

装入ステーションＢにおいて予めＣ字型に折り込まれた
予備裁断物は移送手段のテーブル５７の上にのせられ、
その前方に送り込みテーブル５８が置かれていて、これ
によって２で示した被梱包物が押し込み部材５９により
その開かれている包装材料にすなわち前側から最短経路
を通って送り込まれる。送り込みテーブル５８は固定部
と、水平軸５８ａのまわりに回動可能な前側部とからな
っている。このものは上方から糊付は耳の上に当て付け
てこれを包装用部材の移送面の下方に保持し、それによ
り障害のない送り込みを確実にするという役目を持って
いる。このテーブル５８の回動可能な部分は更に支持部
材６０と共に、予備裁断物の糊付は耳が被梱包物の挿入
に際して挾み込んで保持され、そしてそれにより先へ押
しやられるのを阻市するように作動結合している。

単位梱包が上を移送されるテーブル５７と側部ガイドバ
ー５３とを有する移送手段は装入ステーションＢから第
１の折り込みステーションＣを経て第２の折り込みステ
ーションＤを越えるまで延びている。この移送手段はそ
れぞれ前側と後ろ側との間に単位梱包を挾み込むキャリ
ヤ７２および７３を有する２つの同期して作動する移送
ユニット８２および８３よりなる。これらの移送ユニッ
トは矢印に示すように矩形の巡回軌道７１の上を動き、
そしてこれは単位梱包が各キャリヤによって把持されて
送入ステーション内で開始し、そしてそれぞれ１ステ一
シヨン分だけ前進送りされ、そして再び解放されるよう
な運動である。この場合にその運動段階はサイン曲線状
の経過で進行し、それによって各キャリヤが高速度で衝
突し、またそれによって被梱包物に損傷が起るのを避け
るようになっている。

例えば第５図から明らかなように、支持テーブル５７は
３本の互に間隔を置いて延びている支持ビーム７４より
構成され、これらの間で各キャリヤが長手方向に移行可
能である。両移送ユニットの直線的な運動のためにロッ
ド７５の上でスライド可能で取付はレール７７を有する
スライド部材７６が用いられ、このもの＼上でキャリヤ
の取付は部材の役目をするキャリッジ７８がスライド可
能であって、単位梱包の型に対応して固定することがで
きる。

取付はレールの末端側に、最後の移送ユニット８３に対
して或特定の間隔を置いて単位梱包を送り出す連行部材
７９が設けられており、これを用いてでき上った梱包が
第２の折り込みステーションから移送される。

両移送ユニット８２および８３の各キャリヤ７２および
７３はアングル状に構成されており、そして回動運動に
よってその単位梱包の側面部に当接するように回し動か
され、その際これらのキャリヤはその一方の端がテーブ
ル５７の中央の支持ビーム７４の水平に延びる軌条８６
の中を案内されており、そしてその関節点に向い合った
自由端のところに、キャリッジ７８の中に支承されてい
るｈ字形の作動レバー８７が噛み込んでいる。前側キャ
リヤ７３のためのキャリッジ７８の中に作動レバー８７
が関節運動可能に保持されており、そしてばね部材８８
を介してその軸受けの中に支持されている。このキャリ
ヤのばねで支えられた支持によってそれぞれの包装材料
により条件付けられる許容公差が補償され、これは特に
その用いる包装材料、すなわち充実ボール紙や波板ボー
ル紙が“′生きた″′材料であって空気中湿分の上昇に
よっても既に１ないし３％の寸法変化が生じ得るので必
要である。このような寸法変化が従来しばしば種々の障
害、また従ってその梱包機械の運転停止の原因となって
いた。

レール７７の自由端のところの垂直案内部材８９の中に
従動ロール９１を有する駆動アーム９０が嵌合しており
、これによってスライド部材７６がロッド７５の上を長
手方向にタクト式に前進後退運動し、その上下運動はロ
ッド７５の末端部で支持体９２に係合している回動アー
ム９３が分担する。スライド部材７７が巡回軌道７１に
相当して両方の移送ユニット８２，８３と共に水平方向
および垂直方向へ運動するための駆動は、図示されてい
ないカム伝動装置によって行なわれ、その際各キャリヤ
はそれらの軸受けを介してｈ字形作動レバー８７へ、ま
たそのテーブル内の水平案内装置を介して下側から上向
きに或回転軌道の上で各単位梱包に接するように移動し
く第７図参照）、それによりこれらを把持してサイン曲
線状に経過する運動段階で１つのステーションから次の
ステーションへタクト式に先へ送る。

このようなタクト式に作動する移送システムの上で、全
ての他の作業運動（Ａｒｂｅｉｔｓｂｅｗｅｇｕｎｇ）
を行なっている部材は、その時間的な運動経過が梱包機
械と合致されている。これらは一般に知られている種々
の手段によって駆動され、従ってこれはこトでは詳細に
述べる必要はないであろう。

装入ステーションの中で被梱包物がＣ字形に予め折り込
まれた包装材料の上へ送り込まれてしまった後で、供給
テーブル５８の回動可能部が先づ少し持ち上げられ、そ
して次にキャリヤ７２が高い位置へ移動すると共に包装
材料予備裁断物の糊付は耳を直立させ、一方弾性的に支
承されているキャリヤ７３が単位梱包に対して押し当て
られる〇これによって単位梱包を各キャリヤの間に心合
わせして保持し引揃えることが行なわれる。

単位梱包を第１の折り込みステーションへ送り込む際に
、側方に設けられた案内板１００によって、前側の側面
部に接続している前側閉じべらが内側へ折り込まれる。

同時に上側側面部が、なお高い位置に持ち上げられてい
る折り込み用フレーム１０１の支持ロッドに向って押し
進められ、この折り込み用フレームは次に下向きに回し
動かされたときに後方側面部を、各キャリヤが装入ステ
ーションに向いその元のポジションへ戻るために解放し
てしまった後で糊付は耳に押しつける。いわゆる′°産
業コーナー″′が包装材料の下側部分に設けられるため
に、常に確実な接着をもたらすことができる。と言うの
は内側から被梱包物により対応的な逆圧力が与えられる
からである。後方側面部の押しっけの直後に後続配置さ
れた移送ユニットの各キャリヤが、次にその単位梱包を
受は取ってこれを第２の折り込みステーションへ連行す
る。最初の折り込みステーションにおいてはまた、後方
側面部の尚直立している両方の内側閉じべらの内向きの
折り込みが、側方に設けられている回動可能な折り込み
フィンガ１０２によって行われる。

第１の折り込みステーションから第２の折り込みステー
ションへの送り込みの間にノズル１０３が上側および下
側の外方閉じべらの上に溶融糊を塗布し、これらの閉じ
べらは次に第２の折り込みステーションの中で上側およ
び下側折り込み用フレーム１０４によって内向きに折り
込まれる。上側側面部の閉じべらのための折り込み用部
材には追加的に案内片１０６が設けられており、これは
折り込み運動と共に単位梱包の移送方向に対して垂直な
引揃えを行なうような外向きに折曲げられた案内面を有
している。

移送路の側部ガイドバー５３は各内側閉じべらの押えの
役目をするばかりでなく、中でも各単位梱包を強制的に
案内する役目をもする。最後の折り込みステーションに
おいて、案内片１０６によって上方折込み用フレームに
対して長手方向に整列させることとの組合わせにおいて
、更にまた側部ガイドバー５３を経て強制的に案内され
ることとも組合わされて、各移送ユニット″によって個
々のステーションの中で挾み込み把持する際に繰返して
もたらされる各単位梱包の中心的整列の結果として、正
しく角付けされ且つ丈夫でしつかりしたコンテナ型の梱
包を得ることができるＱ第８図は保護カバー１１１を有
する梱包機械の実施例を示し、この保護カバーは後ろ側
において安全上の理由から閉じられている。このために
回動可能に取り付けられたウィング１１２が設けられて
おり、これらのウィングは単位梱包の通路を構成し、そ
して保守作業のために機械の中に手入れすることを可能
にしている。これら両ウィングは追加的に故障のある単
位梱包のための制御装置として用いられる。両ウィング
の間を通過する際に、その通路の残されている開口部が
接着されていない閉じべらを、このウィングに対して押
し付け、それによってこのウィングがコンタクトスイッ
チ１１３から離れることにより電気信号を生じさせる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る梱包機械の全体の図式斜視図、第
２図はその取付は部の正面図、第３図は取付は部の側面
断面図、第４図はその装入ステーションと第１折り込み
ステーションとにまたがる移送手段部分の側面図、第５
図は第４図のＡ−Ｂ線に沿う断面図、第６図はキャリヤ
の平面図、第７図はキャリヤが引降ろされた位置での側
面図、第８図は梱包機械排出部の斜視図である。 １：包装材料予備裁断物 ３：載せ板 ４．６，７：ストップローラ ５：ストッパプレート ８：側枠 １８．４０：折り込みロンド ２６：取分は手段 ２７：アングル案内部材 ２８二案内レール ２９：限定部材 ４１：折り込みレール １６．４６：真空吸着器 ４７．４８，４９：移送手段 ５０．５１．５２：案内要素 ５８：送り込みテーブル ６０：支持部材 ７１：巡回軌道 ７２．７３：キャリヤ ７７：スライド部材 ７８：キャリッジ ７９：連行部材 ８０：案内ローラ ８２．８３：移送ユニット ８６：軌条 ８７：作動レバー １０１．１０４：折り込み用フレーム １０６：案内片 １１１：保護カバー １１２：ウィング １１３：スイッチ部材

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）包装材料予備裁断物を１梱包単位にまとめられた
   被梱包物のまわりに全面的にまたは部分的に折り込んで
   糊剤で閉じることによりコンテナ型梱包を機械的に作る
   方法において、包装材料予備裁断物をその長手方向縁部
   が完全折り込みのときはその底面部の上に立ち上ったＣ
   字型′（こ開放されているように、また部分折込みのと
   きはＬ字型になるように予備形成し、被梱包物を挿入し
   、そして先づ各糊付は耳を折り込み、そしてこの梱包単
   位をこの装入ステーションから、そして後続の各折り込
   みステーションを通してタクト式に移送し、その際移送
   用部材が専ら包装材料にのみ作用を及ぼすようにするこ
   とを特徴とするコンテナ型梱包を作る方法。 （２）包装材料予備裁断物がこれを取付けて装入ステー
   ションへ送り込む際に、その長手方向縁部が予め折り込
   まれ、そしてＣ字形に開放された状態か又はＬ字形の状
   態に予備゛形成される、上記特許請求の範囲第１項記載
   の方法。 （３）予備裁断物の予備折り込みを一連の連続した作業
   段階で行う、上記特許請求の範囲第１又は第２項記載の
   方法。 （４）被梱包物がＣ字形又はＬ字形に形成された包装材
   料の中に前方側から挿入される、上記特許請求の範囲第
   １ないし第３項のいずれか１つに記載された方法。 （５）包装材料予備裁断物を機械に取付ける際に前側側
   面部の後方閉じべらが折り込まれる、上記特許請求の範
   囲第１ないし第４項のいずれか１つに記載された方法。 （６）包装材料予備裁断物を一梱包単位にまとめられた
   被梱包物のまわりに全面的に、または部分的に折り込ん
   で糊剤で閉じることによりコンテナ型梱包を機械的に作
   るための、包装材料予備裁断物を１つづ＼取出して送り
   込む取付はステーションと、被梱包物を送り込むための
   装入スチージョンと、その梱包単位を移送するための移
   送手段と、及び各側面部並びに閉じべらを折り込むため
   のいくつかの折り込み用部材とを備えた装置において、
   包装材料予備裁断物をその底面部の所で捕捉して移送面
   （２７，２８）へ送り出す取り分は手段（２６）、この
   移送面を限定し且つこれに対して直角に設けられている
   案内部材（２７，２９）、予備裁断物をこの移送面へ送
   り込む際にこの予備裁断物の上方部分に作用を及ぼす折
   り込み用部材（１８）、包装材料予備成形物を受取って
   上記取付はステーション（Ａ）から装入ステーション（
   Ｂ）へ移送する移送手段（４７゜４９）、予備裁断物の
   上側及び背後側側面部を折り込んでＣ字形に開放した形
   状にするための各案内要素（５０、５２）及び下方から
   移送路中へ動くことができて梱包単位を挾み込む前方側
   及び後方側の各キャリヤ（７３，７２）を備え、そして
   ゆっくりきした装入および送り出し運動のもとにタクト
   式の制御された運動を行う移送手段が設けられているこ
   とを特徴とする、コンテナ型梱包を作る装置。 （７）予備裁断物を移送面へ送り込む際にこの予備裁断
   物の糊付は耳の上に作用を及ぼす折り込み用部材（４０
   ）が設けられている、上記特許請求の範囲第６項記載の
   装置。 （８）予備裁断物の上側側面部を捕捉し、そして後退運
   動によって長手方向縁部を上側及び後方側側面部の間で
   予備折り込みさせるように作動する吸引手段（４６）が
   設けられている、上記特許請求の範囲第６又は第７項記
   載の装置。 （９）前側側面部の後方閉じべらの折り込みをもたらす
   折り込みレール（４１）が設けられている、上記特許請
   求の範囲第６ないし第８項のいずれか一つに記載された
   装置。 （１０）移送手段がそれぞれ前側及び後側キャリヤ（７
   ３，７２）を備えた２つの移送ユニット（８２゜８３）
   よりなり、これらは各梱包単位がそれらのキャリヤによ
   って把持されてその都度１ステーシヨンづ＼前進送りさ
   れた後再び開放されるように巡回軌道（７１）の上で装
   入ステーション（Ｂ）と、第１の折り込みステーション
   （Ｃ）と、及び第２の折り込みステーション（Ｄ）との
   間で、動くことができるようになっている、前記特許請
   求の範囲第６項記載の装置。 （１１）各キャリヤ（７２，７３）がアングル状に形成
   されており、そして梱包単位に接するように回動可能で
   あって、その際各キャリヤはその一方の端部が案内ロー
   ラ（８０）を介して水平に延びる軌条（８６）内を案内
   されており、そしてその関節点に向い合っている自由端
   においてキャリッジ（７８）の中に支承されている作動
   レバー（８７）と係合しており、そして前方側及び後方
   側キャリヤのための両キャリッジが水平方向及び垂直方
   向に移動可能なスライド部材（７７）のところにその梱
   包単位の型に応じて固定できるようになっている、上記
   特許請求の範囲第１０項記載　−の装置。 （１２１中でも前側キャリヤ（７３）かばね弾性的に梱
   包単位の側面部を支持する、上記特許請求の範囲第１１
   項記載の装置。 （ｌ■　スライド部材（７７）の端部側に最後の移送ユ
   ニツ）　（８３）に対して一定の間隔を置いて梱包単位
   を排出する連行部材（７９）が設けらｎている、前記特
   許請求の範囲第１１項記載の装置。 （１４）送り込みテーブル（５８）の前側部分が回動可
   能に構成されており、そしてこれが移送面の下の支持部
   材（６０）と共に被梱包物の挿入に際して包装用材料の
   糊付は耳をはさんで保持するように作用結合されている
   、上記特許請求の範囲第６ないし第１３項のいずれか一
   つに記載された装置。 （１■　上側側面部の閉じべらのための折り込み用部材
   （１０４）の所に案内片（１０６）が設けられており、
   これらの案内片がその折り込み運動と共に梱包単位を長
   手方向に直角に引き揃える役目をする、上記特許請求の
   範囲第６ないし第１４項のいずれか一つに記載された装
   置。 （１６）梱包単位の移送路の側方でその排出部において
   保護カバー（１１１）に回動可能にウィング（１１２）
   が取付けられており、これらがスイツチ部材（１１，３
   ）と接続していて、行進しっぺある梱包単位から突出し
   た閉じ板が一方のウィングと接触した際にスイッチング
   信号を発生させるように制御可能である、上記特許請求
   の範囲第６ないし第１５項のいずれか一つに記載の装置
   。