JPS5917365B2 - タ−ビンメ−タ - Google Patents

タ−ビンメ−タ

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Publication number
JPS5917365B2
JPS5917365B2 JP15618278A JP15618278A JPS5917365B2 JP S5917365 B2 JPS5917365 B2 JP S5917365B2 JP 15618278 A JP15618278 A JP 15618278A JP 15618278 A JP15618278 A JP 15618278A JP S5917365 B2 JPS5917365 B2 JP S5917365B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
fluid
downstream
cone member
turbine meter
Prior art date
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Expired
Application number
JP15618278A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5582016A (en
Inventor
明雄 中芝
敏勝 佐々木
宏之 雨森
史明 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOSAKA GASU KK
TOKIKO KK
Original Assignee
OOSAKA GASU KK
TOKIKO KK
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Publication date
Application filed by OOSAKA GASU KK, TOKIKO KK filed Critical OOSAKA GASU KK
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Publication of JPS5582016A publication Critical patent/JPS5582016A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタービンメータに係り、羽根車と下流側コーン
部材との間に設けた環状ノズルに該下流側コーン部材近
傍の流体を導入し、この導入した流体によつて羽根車と
下流側コーン部材との間に形成される空間部内に被測流
体に含まれる塵埃が侵入しないよう構成したタービンメ
ータを提供することを目的とする。
例えば都市ガス等の流体の流量を計測するタービンメー
タは、一般に管内上・下流側に一対のコーン部材を対向
配置し、周面に羽根を植設した羽根車を該コーン部材内
に設けた軸に取付け、該羽根車を該一対のコーン部材間
で回転させその回転数から該管内を流れる被測流体の流
量を計測する構成とされている。
しかるにこの種タービーメータは、羽根車と下流側コー
ン部材との間に隙間があるため、管内を流れる被測流体
の一部がこの隙間を通つてコーン部材内に侵入してしま
い、その結果、被測流体中の塵埃等が軸受部分に詰まつ
てしまつたり、或いは羽根車胴部に塵埃が付着したため
に器差特性が悪くなつたりすることがある等の欠点を有
してした。
このため上記タービンメータを用いる場合には従来その
上流側の配管中に目の細かいメッシュからなるストレー
ナを設ける必要があり、このストレーナに詰つたゴミ等
を定期的に取除く必要があるため、保守点検作業が非常
に面倒である等の欠点を有していた。本発明は上記欠点
を除去したものであり、以下図面とともにその一実施例
につき説明する。
第1図は本発明タービンメータの第1実施例の概略縦断
面図を示す。第1図中、タービンメータ1は互いに結合
分離可能な一対の管状部2a,2bからなる管2内にメ
ータ本体3を設け、このメータ本体3に支承した羽根車
4を例えば都市ガス等の被測流体によつて回転させ、こ
の羽根車4の回転数から被測流体の流量(流速)を計測
する構成とされている。
メータ本体3は、管状部2aに保持される上流側コーン
部材5と、管状部2bに保持される下流側コーン部材6
とを外殼としている。下流側コーン部材6の前面開口部
には軸受保持用のハウジング7が固着されている。ハウ
ジング7には羽根車4の軸8両端部を支承する一対の軸
受9,10と、このほかに回転伝達軸11を支承する一
対の軸受12,13とが設けてある。
回転伝達軸11にはウォームホィール(図示せず)が取
付けてあり、軸8に取付けたウォーム8aがこのウォー
ムホィールに噛合している。ハウジング7の前面部には
カバープレート14が取付けてあり、軸8はこのカバー
プレート14を挿通してその外側に延出している。羽根
車4は、胴部4aの外周に複数枚の羽根4bを夫々流れ
に対して所定角度捩つた状態で取付けて構成してある。
この羽根車4は、上流側コーン部材5と下流側コーン部
材6との間で回転するため、胴部4aの外周周縁部とコ
ーン部材5,6との間には夫々隙間15,16を形成し
てある。羽根4bはメータ本体3の外殼と管2の内壁と
の間で画成される流路17中に位置している。18は、
下流側コーン部材6を挿通して設けた導入管で、本実施
例の場合下流側コーン部材6の下流側に滞留する流体の
静圧を羽根車4の胴部4aと下流側コーン部材6との間
の空間部19に設けられた環状ノズル20内に導入する
導入管18の導入側開口部には適宜粗さのメッシュから
なるフィルタ18aが設けてあり、導入管18内へのゴ
ミの侵入を防止している。又、環状ノズル20には、故
射方向に開口したスリット状の開口部20aが該環状ノ
ズル20の外周面に形成され、該開口部20aは導入管
18を介して環状ノズル20内に導入された流体を前記
隙間16の方に向けて吐出するよう、隙間16に対向さ
せて設けられている。ここで、上流側から管2内に流入
した流体は上流側コーン部材5の前面部に衝突しその外
壁に沿つて流れ、流路17中の羽根4bに衝突する。
その結果、羽根車4は羽根4bに衝突する流体によつて
回転され、その回転は軸8、ウォーム8a、ウォームホ
ィール、軸11の順で伝達され、軸11にカップリング
11aを介して連結された出力軸21によつてメータ1
外部に取り出される。出力軸21の回転は、適宜の減速
歯車機構等を介して流量指示部(図示せず)に伝達され
てそこに被測流体の流量として指示される。羽根車4の
羽根4b部分を通過した流体は下流側コーン部材6の周
面に沿つて下流側に流れ、次第にその静圧を回復する。
このため、導入管18の開口部近傍の流体の静圧は高い
。一方、羽根車4の羽根4b近傍の流路17は絞られて
いるので、そこを流れる流体の静圧は低い。従つて、導
入管18の両端部の圧力は、フィルタ18aを設けた端
部の環状ノズル20に接続した端部の方よりも大きく、
この端部間の圧力差によつて下流側コーン部材6の下流
側の流体が導入管18内に導入される。こうして導入さ
れた流体は環状ノズル20によつて放射方向、即ち隙間
16の方に吐出され、隙間16を介して流路17内に流
出する。このように、隙間16は導入管18によつて導
入された流体によつて空間部19の内側からシールされ
ることになり、流路17内の被測流体が空間部19内に
流入することはない。従つて、従来のタービンメータの
如く塵埃を多く含んだ流体が空間部19内に流入し、そ
の結果軸受9にゴミ等が詰まつてしまうといつた不都合
を確実に防止することができる。尚軸受9,10は下流
側コーン部材6内、即ち羽根車4の下流側にあるため上
流側隙間15から侵入する塵埃によつては全く悪影響を
受けない。又、本実施例の場合、ハウジング7の前面部
にカバープレート14を設けてあり、従つて羽根車4が
静止しているときに隙間16を通つて空間部19内に流
路17内の塵埃を含んだ流体が流入しても、カバープレ
ート14によつて軸受10内或いはハウジング7内に塵
埃等が侵入するのを確実に防止することができる。
尚、上記実施例においては、隙間16に対し下流側コー
ン部材6近傍の流体の静圧を導入する構成としたが、第
2図に示すタービンメータ22の如く下流側コーン部材
6近傍の流体の総圧を導入する構成とすることもできる
本実施例の場合、導入管23の導入側端部は管2内の流
れの方向に面して開口させてあり、流路17を通過する
流体は動圧を伴なつて導入管23内に流入する。このた
め隙間16に吐出される流体の圧力を、前記静圧だけを
用いた場合に比較して動圧分だけ大とすることができる
。このように本実施例の場合隙間16に吐出される流体
の圧力を大きくすることができるので隙間16に対する
シール効果は大きい。
尚、上記両実施例においては、羽根車4の回転数を軸8
,11,21等によつて外部に機械的に取り出す構成と
したが、この種機械的な回転伝達機構を用いず、第3,
4図に示すタービンメータ31,41の如く、羽根車4
の回転を電気的に検出する構成とすることもできる。
タービンメータ31,41は、管2の壁部の羽根4bに
対向する部分に電磁ピックアップ32,42を埋設して
あり、この電磁ピックアップ32,42の前方を羽根4
bが横切るたびに生ずる電磁気的変化を検出してパルス
状の出力を得る構成としてある。又、上記各実施例にお
いて、被測流体としては都市ガスに限らず、他の気体で
もよく、さらには気体でなく油液等の液体でもよい。上
述の如く、本発明タービンメータは、羽根車を下流側コ
ーン部材内のみの軸受により支承し、下流側コーン部材
近傍の流体をフィルタ及び導入管を介して環状ノズルか
ら放射方向に吐出して直接的に下流側隙間から流出させ
るようにしているため、上記吐出流体はフィルタにより
塵埃が除去されもともと清浄である上に、放射方向へ下
流側隙間に直接的に吐出され、吐出流体中の僅な塵埃も
軸受方向に至ることなく、しかも吐出流体の圧力は羽根
車の羽根部分を通過した被測流体の圧力より大であり下
流側隙間を効果的にシールして塵埃の侵入を確実に阻止
しえ、更に上流側隙間は構成上軸受とは遮断されており
上流側隙間からの塵埃が軸受に至るおそれは全くない。
従つてこれらにより、軸受部分にゴミ等が詰まつてしま
つたり、或いは羽根車胴部(特に下流側)に塵埃が付着
して器差特性が悪くなる等の不都合を確実に防止するこ
とができる等の特長を有する。又、導入管は下流側コー
ン部材近傍の流体の静圧を導入する構成としても、或い
は該下流側コーン部材近傍の流体の総圧を導入する構成
としてもよく、空間部内の圧力が小さくてもよい場合に
は前者を、その逆に空間部内の圧力を大きくする必要が
ある場合には後者を夫々選択的に用いればよく、これに
より使用条件等に応じて空間部を常に適正な圧力で良好
にシールすることができる等の特長を有する。
さらに又、羽根車の回転はその軸の回転を機械的に外部
に取り出して検出する構成とすることができ、その場合
前記導入管によつて導入された流体のシール作用によつ
て例えばコーン部材内に設けた回転伝達系中に被測流体
中のゴミが侵入するのを確実に防止することができるの
で、羽根車の回転数を常に正確に計測することができ、
又羽根車の回転はその羽根の通過に伴なう電磁気的変化
を電気的手段によつて外部に取り出して検出する構成と
することができ、これにより装置全体を極めて簡単に構
成することができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は夫々本発明タービンメータの第1乃
至第4実施例の概略縦断面図である。 1,22,31,41・・・・・・タービンメータ、2
・・・・・・管、4・・・・・・羽根車、4a・・・・
・・胴部、4b・・・・・・羽根、5・・・・・・上流
側コーン部材、6・・・・・・下流側コーン部材、8・
・・・・・軸、11・・・・・・回転伝達軸、15,1
6・・・・・・隙間、18,23・・・・・・導入管、
19・・・・・・空間部、20・・・・・・環状ノズル
、21・・・・・・出力軸、32,42・・・・・・電
磁ピックアップ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 管内上、下流側に対向配置された一対のコーン部材
    と、周面に羽根を植設され該一対のコーン部材間で、該
    下流側コーン部材内に設けられた軸受により回転自在に
    支承された羽根車と、該羽根車と該下流側コーン部材と
    の間に設けられ、放射方向に開口する開口部を有する環
    状ノズルと、該環状ノズルに接続され該下流側コーン部
    材近傍の流体を導入する導入管と該導入管に設けられ該
    導入管に導入される流体中の塵埃を除去するフィルタと
    から構成しとなるタービンメータ。 2 該導入管は、該下流側コーン部材近傍の流体の静圧
    を導入するよう構成したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のタービンメータ。 3 該導入管は、該下流側コーン部材近傍の流体の総圧
    を導入するよう構成したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のタービンメータ。 4 該羽根車は、その軸の回転を機械的手段によつて外
    部に取り出して回転数を検出するよう構成してなること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のタービンメー
    タ。 5 該羽根車は、その羽根の通過に伴なう電磁気的変化
    を電気的手段によつて外部に取り出して回転数を検出す
    れよう構成してなることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のタービンメータ。
JP15618278A 1978-12-15 1978-12-15 タ−ビンメ−タ Expired JPS5917365B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15618278A JPS5917365B2 (ja) 1978-12-15 1978-12-15 タ−ビンメ−タ

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JP15618278A JPS5917365B2 (ja) 1978-12-15 1978-12-15 タ−ビンメ−タ

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JPS5582016A JPS5582016A (en) 1980-06-20
JPS5917365B2 true JPS5917365B2 (ja) 1984-04-20

Family

ID=15622142

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JP15618278A Expired JPS5917365B2 (ja) 1978-12-15 1978-12-15 タ−ビンメ−タ

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5987368A (ja) * 1982-11-10 1984-05-19 Oval Eng Co Ltd タ−ビンメ−タ
JPH0328334Y2 (ja) * 1989-11-22 1991-06-18
JPH0525318U (ja) * 1991-09-12 1993-04-02 東洋計器株式会社 軸流羽根車式水道メータ

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JPS5582016A (en) 1980-06-20

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