JPH0212573Y2 - - Google Patents

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JPH0212573Y2
JPH0212573Y2 JP1984041685U JP4168584U JPH0212573Y2 JP H0212573 Y2 JPH0212573 Y2 JP H0212573Y2 JP 1984041685 U JP1984041685 U JP 1984041685U JP 4168584 U JP4168584 U JP 4168584U JP H0212573 Y2 JPH0212573 Y2 JP H0212573Y2
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JP
Japan
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casing
inlet
outlet
flange
housing
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JP1984041685U
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JPS60152924U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はタービン式流量計のケーシングの構
造に係るものである。
〔従来の技術及びその課題〕
従来、タービン式流量計は材料面から区分する
と鋼材を機械加工したもの、鋳造によるもの、樹
脂成型によるものに分けられる。
鋼材を機械加工した流量計においては、通常鋼
管を機械加工することによりケーシングとし、そ
の中に別途製作される渦流防止翼、軸受、羽根、
センサー固定部等を挿入配設する方法がとられて
いた。この方式では個々の部品点数が多く、手作
り的な製品となり量産化に不向きであつた。
鋳造による流量計は偏流や渦流の防止翼・セン
サー固定部をケーシングと一体鋳造する方法がと
られていた。この方法では量産化には適するが、
水路面に鋳肌が残り、計測精度が悪いといつた問
題があつた。
樹脂成型による流量計は渦流防止翼・センサー
固定部をケーシングと一体の樹脂成型とする方法
がとられていた。この方法では配管組立時あるい
は高圧流体が作用する使用時に強度面で問題があ
つた。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記の欠点を解消し、高精度で高圧
流体の測定を行えて、且つ低コストで耐久性のす
ぐれた流量計のケーシング構造を提供することを
目的とするものであつて、 一端に連結用フランジを持ち、第1整流翼及び
軸流羽根用軸受部と一体に成型した合成樹脂性入
口ケーシングと、 一端に連結用フランジを持ち、第2整流翼及び
センサー装着部と一体に成型した合成樹脂製出口
ケーシングと、 入口ケーシングとの間に隙間を介在して入口ケ
ーシングを支持する金属製入口ハウジングと、 出口ケーシングとの間に隙間を介在して出口ケ
ーシングを支持する金属製出口ハウジングとから
なり、 入口ケーシングのフランジとこれに対面する入
口ハウジング間の接触部及び、出口ケーシングの
フランジとこれに対面する出口ハウジング間の接
触部の中の少なくても一方にシール部材を当接
し、そうした状態で、入口及び出口側ケーシング
の外周に間隙を保有せしめて入口及び出口側ハウ
ジングを外嵌し、これらハウジングの対向端部を
適宜の締結手段により、分割可能に締結したこと
を特徴とするタービン式流量計のケーシング構造
である。
〔実施例〕以下、この考案を図面に従つて説明す
る。図面はこの考案における一実施例の断面図で
ある。図中の符号4は後述の出口ケーシングと連
結するためのフランジ1を設けた入口ケーシング
であつて、この入口ケーシング内には流体の施回
による流量検出誤差を防止するための放射方向に
伸びる複数個の第1整流翼2、及び流量検出のた
めの軸流羽根の軸の一方の端部を支持するための
軸流羽根用軸受部3が設けられ、これら入口ケー
シング4・整流翼2・軸受部3は合成樹脂材好ま
しくはポリエーテル、サルホンあるいはポリアセ
タール等にて一体的に射出成型される。8は入口
ケーシング4と連結するためのフランジ5を設け
た出口ケーシングであつて、この出口ケーシング
内には流体の施回による流量検出誤差を防止する
ための放射方向に伸びる複数個の第2整流翼6及
びセンサー装着部7が設けられ、これら出口ケー
シング8・第2整流翼6及び流量検出のためのセ
ンサー装着部7は前述と同様の樹脂材にて一体的
に射出成型される。
11は、入口ケーシングの外側に所要量の
(0.2〜0.4mm程度の)、歪や膨張に対処する目的の
ための隙間9を設けて入口ケーシング4を包囲す
る入口ハウジングである。入口ケーシング4は、
このケーシングの、フランジ1と相対する側の外
周部分上に設けられOリング10にて入口ハウジ
ング11で端持される。12は出口ケーシング8
の外側に同じ目的のための隙間9′を設けて出口
ケーシングを包囲する出口ハウジングで、入口ケ
ーシング4の場合と同様に、出口ケーシング8
の、フランジ5と相対する側の外周部分上に設け
られたOリング10′にて出口ハウジング12で
端持される。そして、各ハウジングの対向端部1
1′,12′が適宜の締結手段によつて締結され
る。
センサー装着部7には、入口ケーシング4に設
けた軸流羽根用軸受部3と同軸上に後述の軸流羽
根用シヤフト16を挿通する貫通孔19が設けら
れ、この例ではボルト形状とした軸受部材15が
挿入螺着される。軸流羽根用軸受部3とセンサー
装着部7との間に、シヤフト16により一体的に
回転するように固定された軸流羽根18が設けら
れる。前記シヤフト16のもう一方の端部は軸流
羽根用軸受部3の内端で回転可能に支持される。
シヤフト16には、センサー装着部に設置れたリ
ードセンサー(図示せず)の位置に対応して、マ
グネツト17が取着されている。
さらに、入口ハウジング11とこれに対面する
入口ケーシングのフランジ1間の接触部に、環状
形としたシール部材13が流体漏洩防止並びに軸
方向の歪及び膨張吸収のために当接されており、
このシール部材は出口ハウジングとこれに対面す
る出口ケーシングのフランジ5間の接触部にも適
用される。また、出口及び入口ケーシング8,4
間に流体漏洩防止のためOリング14等のパツキ
ンが挿設されている。
以上のような構成の流量計において、流体は入
口ケーシング4から流入し、第1整流翼2にて整
流され、軸流羽根18を回転せしめた後出口ケー
シング8の第2整流翼6を経て流出する。このと
き熟流羽根18は流量に対応して回転数を増減す
る。そのような軸流羽根の回転によりシヤフト1
6に取着されたマグネツト17が回転し、この回
転をセンサー装着部7に設けたリードセンサー
(図示せず)にてパルス信号として検出するが、
このような検出手法自体は公知に属する。なお、
軸流羽根18の下流側にも第2整流翼6が設けら
れているため、軸流羽根下流の偏流や渦流による
誤差を防止することができる。
〔考案の効果〕
この考案は、上述したごとき構造のケーシング
について説明されているけれも、同種のケーシン
グや同等の流通経路を有するものに対しても適用
し得るのは勿論であつて、軸受部・整流翼・セン
サー装着部を各ケーシングと一体とした合成樹脂
成型部品とするので、多量生産が容易で組立易く
安価に製造でき互換性に優れ、しかも、成型品表
面を滑らかに仕上げることができて高精度(高計
測精度)の流量計とすることができる。さらに、
合成樹脂製の入口及び出口の各ケーシングの周り
を適度な隙間を隔てて金属ケーシングで支持する
構成であるので、配管時の強度も充分で、高圧流
体にも十分に耐え、しかも、外周方向並びに軸方
向における歪あるいは膨張を吸収し耐久性のすぐ
れたタービン式流量計のケーシング構造とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案における一実施例の縦断面図であ
る。 1……フランジ、2……第1整流翼、3……軸
流羽用軸受部、4……入口ケーシング、5……フ
ランジ、6……第2整流翼、7……センサー装着
部、8……出口ケーシング、9,9′……隙間、
10,10′……Oリング、11……入口ハウジ
ング、12……出口ハウジング、13……シール
部材、14……Oリング、15……軸受部材、1
6……シヤフト、17……マグネツト、18……
軸流羽根。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端に連結用フランジ1を持ち、第1整流翼
    2及び軸流羽根用軸受部3と一体に成型した合
    成樹脂製入口ケーシング4と、 一端に連結用フランジ5を持ち、第2整流翼
    6及びセンサー装着部7と一体に成型した合成
    樹脂製出口ケーシング8と、 入口ケーシング4との間に隙間9を介在して
    入口ケーシングを支持する金属製入口ハウジン
    グ11と、 出口ケーシング8との間に隙間9′を介在し
    て出口ケーシングを支持する金属製出口ハウジ
    ング12とからなり、 入口ケーシングのフランジ1とこれに対面す
    る入口ハウジング11間の接触部及び、出口ケ
    ーシングのフランジ5とこれに対面する出口ハ
    ウジング12間の接触部の中の少なくても一方
    にシール部材13を当接し、そうした状態で、
    入口及び出口側ケーシング4,8の外周に隙間
    9,9′を保有せしめて入口及び出口側ハウジ
    ング11,12を外嵌し、これらハウジングの
    対向端部11′,12′を適宜の締結手段によ
    り、分割可能に締結したことを特徴とするター
    ビン式流量計のケーシング構造。 (2) 入口ケーシングのフランジ1とこれに対面す
    る入口ハウジング11間の接触部及び、出口ケ
    ーシングのフランジ5とこれに対面する出口ハ
    ウジング12間の接触部に環状形のシール部材
    13をそれぞれ別個に当接してなる実用新案登
    録請求範囲第1項に記載のケーシング構造。 (3) 入口ケーシングの、フランジ1と相対する側
    の外周部分を入口ハウジング11により、Oリ
    ング10を介して所要幅の間隙9が形成される
    ように端支するとともに、出口ケーシングの、
    フランジ5と相対する側の外周部分を出口ハウ
    ジング12により、Oリング10′を介して所
    要幅の前記間隙9′が形成されるように端支し
    てなる実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    ケーシング構造。 (4) 出口ケーシング8と入口ケーシング4の対向
    端部に流体漏洩防止のためのOリング14を介
    装してなる実用新案登録請求の範囲第1項〜第
    3項のいずれかに記載のケーシング構造。
JP4168584U 1984-03-22 1984-03-22 タ−ビン式流量計のケ−シング構造 Granted JPS60152924U (ja)

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JP4168584U JPS60152924U (ja) 1984-03-22 1984-03-22 タ−ビン式流量計のケ−シング構造

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JP4168584U JPS60152924U (ja) 1984-03-22 1984-03-22 タ−ビン式流量計のケ−シング構造

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JPS60152924U JPS60152924U (ja) 1985-10-11
JPH0212573Y2 true JPH0212573Y2 (ja) 1990-04-09

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JP4168584U Granted JPS60152924U (ja) 1984-03-22 1984-03-22 タ−ビン式流量計のケ−シング構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004093159A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Yamatake Corp 整流ユニットの固定装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5194865A (ja) * 1975-02-12 1976-08-19

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JPS5194865A (ja) * 1975-02-12 1976-08-19

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JPS60152924U (ja) 1985-10-11

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