JPS59173438A - 管接手からなる会所ます - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、Ｙ字接手等を用いた会所ますに関するもので
ある。

云う迄もなく、会所ますは、雨水まずと汚水ますとに分
類され、いずれも下水等の排水管の合流点、屈曲点、こ
う配、管径あるいは管種の変化する個所に設置するもの
で、初期の会所ますないし標準化された会・所ますは、
施行現場において、煉瓦又はコンクリートにより、その
都度据付は深度（約・数１Ｑｃｍ）に応じた高さの本体
を形成した後戻にその内壁に防水モルタル等を塗布して
構成されている。

このコンクリート等会所まずは、本体の高さ調節とモル
タル塗装に煩雑な手間と熟練技術を要し、重くて運搬に
不便、施行に時間を要する等の問題点を含んでいる。

そこで現在、ポリプロピレン製低発泡体等プラスチック
成型の会所ますか出現し広く採用されている。すなわち
、かかるプラスチック成型の会所ますは、施行が簡単で
、プラスチック製のため、なめらかで汚物がつまるおそ
れもなく、耐水性にも優れ、接続管とも簡単に接続でき
るという特徴を有している。

ところで、これらの会所ますは、下水道法施行規則によ
って、設置及び構造の技術上の基準が定められ、管きよ
径に比べます開口径が大きく取っであるが、この施行規
則では、会所ますの機能は、基本的には、管きよの清掃
に支障がなければ、設置の必要がないものである。一方
、土地価格の高騰により、宅地は狭隘となって、従来の
会所°ますを設置する場所がなくなり床下へも設置され
る場合がある。更に管きよの径が１０ｃｍであれば、ま
すの必要間隔は最大１２ｍであるため、宅地各所に大口
径の会所ますか露出することになる。又更に、前記プラ
スチック成型の余所まずは、その埋設深さに応じて、ま
すに付加する調節部材を環切りにする必要がある。

そこで、本発明は、以上の背景にもとづき創作されたも
ので、Ｙ字等接手を用いた簡易形会所ますを提供する。

以下、本発明の構成を添付図面に示す実施例にもとづき
詳細に説明する。

第１図は本発明の実施例の縦断面図、第２図は第１図の
Ａ〜・Ａ矢視断面図を示す。

１は本管接手、２は枝管接手を示し、これは第２図に示
すように、右Ｙ字継手を示している。６は清掃枝管で、
本管接手１を埋設して上側になる所に設けた拡張部を有
する接続部４に、該枝管６は挿入され接着剤で固着する
。清掃枝管３は彎曲状ガイド部１４を形成するため該枝
管６の上下開口部を偏心して屈曲している。上方開口部
５には掃除口蓋６を挿入するための拡張部７を設け、清
掃枝管乙の中間裏側外周には板状のリブ８を延設し、該
リブ８の下端は本管接手１の上側外周に当接する。この
当接により、本管接手１と清掃枝管３との結合を強固に
するための支持片とするとともに、清掃枝管乙の上方開
口から可撓性清掃棒（例えば細長い竹割片）を挿入する
際、その先画の衝突力に対抗できる支持片としている。

なお、本実施例の場合、本管接手１及び清掃枝管６とも
に塩ビ製品で、コアを回転して型開きする射出成型を行
い、小形の金型で量産化できるようにしている。その大
きさは、本管接手１の径１０ｃｍのものに対し、清掃枝
管乙の径も同一とし、清掃枝管乙の上方開口と下方開口
との偏心した水平距離は約１３ｃｍにしている。又、本
管接手１及び清掃枝管６もＪＩＳのＶＵ規格パイプ用受
口で作り、管きよ内での段差を防止し、ひっかかりを防
止している。

９は本管接手１の上流側拡張部、１０は同゛下流側拡張
部、１１は枝管接手２の流入側拡張部、１２は本管接手
１の中心線と枝管接手２の中心線との交点で、清掃枝管
乙の中心線は、この交点１２より上流側に位置する。１
６は土壌で本管接手１で接続部４の反対側外周に延設さ
れ、余所まず０脚の機能を果している。土壌１３の径及
び肉厚は接続部４のそれらとほぼ同一に成形し、図示の
ものは右Ｙ字継手であるが、左Ｙ字継手にしたい会所ま
すを成型する際にも同一金型が使用できるようにしてい
る。

以上のような構成になっているので、宅地内の汚水ます
に使用するには、本管（例えば浴室に連通）や枝管（例
えば台所に連通）の埋設深さに合せて、清掃枝管乙の下
方開口側に適宜切断したパイプを継足して、本管接手１
に挿入し接着剤（又は高周波ウエルダー）で結合したも
のをＧＬ迄埋設する。管きよの清掃の際には、掃除口蓋
６を取外し、可撓性清掃棒をここより挿入すれば、該棒
の先端がガイド部１４に肖接し、自然に彎曲されながら
、会所ますの下方へ貫通させ、清掃する。

なお、本実施例では枝管接手をＹ字継手で説明したが、
Ｔ字管接手にしてもよい。

第６図に示すものは、本発明の第２の実施例で、第１の
実施例がコアを分割し、一方を彎曲面に沿って回転させ
ながら型開きするのに対し、第２の実施例では清掃用枝
管３自体を分割して構成し、夫々をストレート抜きによ
って成型した後、接合する。

すなわち、清掃用枝管６を上部枝管６１と下部枝管６２
とに夫々成形し、接合部１５で互に接合する。

この場合、上部枝管６１には脩曲状ガイド部１４は成形
されているので、可撓性清掃棒の先端はガイドされる。

下部枝管６２はストレート抜きで成型するため、局部１
５のみを略直角状に屈折し、その反対側は成形後、ぼか
し成形を行う。

以上要するに本発明は、管接手における本管接手に清掃
枝管を上方に突設し、清掃枝管の上方開口に掃除口蓋を
着脱自在に設けるとともに、清掃枝管の上下開口部を偏
心することにより掃除棒用ガイド部を形成した管接手か
らなる会所まずであるから次の諸効果を奏する。

■施行場所が狭い場合、大きく掘削することなく本会所
ますを埋設でき、地面への露出部も本管径程度ですむ。

■そのため美観的にもよい。

■埋設高さ調節は清掃枝管に他のパイプを継足してすむ
ので、特別な部品が必要でなく、無駄も生じない。

■従来のプラスチック製会所ますに比べ、部品代７０％
、工事込み５０％程度で可能となり、安価にできる。

■汚水配管のみとなるので、分流式下水での雨水混入が
避けられる。

■ガイド部により掃除棒が滑らかに挿入でき清掃枝管の
上方開口より目視しなくても、掃除はできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の縦断面図、第２図は第１図の
Ａ−、Ａ矢視断面図、第３図は本発明の別の実施例の縦
断面図を示す。 １・・・本管接手、６・・・清掃枝管、６・・・掃除口
蓋、１４・・・彎曲状ガイド部 特許出願人　　アロン化成株式会社 代理人弁理士　赤　岡　辿　、夫′））・、ソレッ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 管接手における本管接手に清掃枝管を上方に突設し、該
   清掃枝管の上方開口に掃除口蓋を着脱自在に設けるとと
   もに、清掃枝管の上下開口部を偏心することにより掃除
   棒挿入用の彎曲状ガイド部を形成した管接手からなる会
   所ます。