JPS59173084A - ポリオウイルスの免疫原性部位よりなるペプチド類及びこれらのペプチド類を暗合化するヌクレオチド配列を含有するdna類 - Google Patents

ポリオウイルスの免疫原性部位よりなるペプチド類及びこれらのペプチド類を暗合化するヌクレオチド配列を含有するdna類

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JPS59173084A
JPS59173084A JP58224578A JP22457883A JPS59173084A JP S59173084 A JPS59173084 A JP S59173084A JP 58224578 A JP58224578 A JP 58224578A JP 22457883 A JP22457883 A JP 22457883A JP S59173084 A JPS59173084 A JP S59173084A
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thr
dna
ser
val
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マ−ル・ジロ−
シルビ−・ヴアン・デ−ル・ウエルフ
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリオウィルスの免疫原性部位よりなるペプチ
ド類及びこれらのペプチド類を暗号化するヌクレオチド
配列を含有するDNAフラグメントに関する。本発明は
また、その様なペプチド類を実用化するワクチン化成分
にも関するものであり、これらの成分はヒト或いは動物
の宿主内にそれ自体に対してのみならず、また完全な感
染性ポリオウィルスに対しても活性である抗体の産生を
誘発されるように適応されたものである。
フランス特許出願第102018号(1982年2月8
日出願)において、in vivoで抗ポリオウィルス
抗体の合成を誘発することのできる免疫原性ペプチドを
暗号化するDNAフラグメントが既に記載されている。
これらのDNA7ラグメントは1.2kb(キロ塩基対
)のオーダーよりなるDNAフラグメントの長さを越え
ない長さを有するものである。これらのフラグメントは
、より詳細には免疫原性のレベルにおいて対応する感染
性ポリオウィルスの役割を果す本質的な抗原決定基を有
することが示された蛋白質VP−1を暗号化するヌクレ
オチド配列を含有することを特徴とするものである。事
実、このペプチドは、全ポリオウィルスが注射された動
物から得られたモノクローナル或いはポリクローナル中
和血清(特異性り抽清)と抗原−抗体コンプレックスを
形成する能力を有する。
上記タイプの免疫原性ペプチドを暗号化するDNA配列
は、それらの1つについて添付の図面第1図及び第2図
に提示され、上記配列を含有するもう1つのDNAフラ
グメントについても、また第3図及び第4図に例示され
る。以下において言及される制限部位の成るものの位置
については、これらの図においてもまた示される。これ
らのDNAの構成に参加する連続的ヌクレオチドの番号
は5′末端の側から付される。
上記DNAの由来するポリオウィルスのクローン可能な
りNAの構成に関してはシルビー・クアンΦゾール・ウ
エルフ等の「ポリオウィルスのゲノムの分子クローニン
グ」と題する文献を引用する( 5ylvie VAN
 DERWERF and  otherauthor
s、 entitled”Mo1ecular Clo
ningof  the Genome of Po1
iovirus”1nProc、 Na t、 Aca
d、Sc i。USA、 Vo l。78.AIO。
pp。59−88.59−87.Oct。1981)。
本発明は、先行配列に含有されるが、これよりもはるか
に小さいDNA配列に対応するペプチド類がそれにも拘
らず対応するポリオウィルス類に対して有効なワクチン
化成分の構成に利用可能な抗原決定基を有することを発
見したことに基づくものである。関連するペプチド類の
中から直接に化学合成が可能となるのに充分に小さな大
きさのものを単離することが可能である。
本発明は更にフランス特許出願第8202018号の主
題を形成する比較的大きなりNA中において決定基或い
は抗原性部位を有するペプチドが対応するより小さなり
NA配列の同定を可能にし、それらを対応する全及び感
染性ポリオウィルス類に関するワクチン化成分の製造に
使用するのに適したようにする技術を提供するものであ
る。
これに関して、本発明によるDNA配列の最も長いもの
は第1図の位置2546及び2861によって規定され
る領域にあるXbaI部位によりその対抗末端が境界付
けられる7ラグメントにより構成される。
本発明はより詳細には更に先行配列に含有されるDNA
配列であって、同一ポリオウィルスから発生するC及び
0粒子並びに同一ポリオウィルスのカプシドの構造ポリ
ペプチドVP−1の両者に対して活性であるモノクロー
ナル抗体により8識されることのできるペプチドを暗号
化するDNA配列に関する。以下の説明において、特に
断りのない限り全ての状況において関連するモノクロー
ナル抗体はこのタイプのものである。
その様な抗体は、C抗原を有するウィルス或いはピリオ
ン(特にD抗原性に対応する感染性ポリオウィルスを1
時間56℃で加熱することにより得られたもの)で予め
免疫された動物の肺臓細胞と適当な骨髄肺細胞の融合に
よる製造によってそれ自体公知の技術、即ち得られた細
胞クローンのハイブリッドの培養及びC抗原性を有する
ピリオン類、D抗原性を有する類似のピリオン類並びに
対応する蛋白質VP−1の両者に対してモノクローナル
抗体を産生ずることが示されたクローンの選択により得
られたハイブリドーマから得られる。関連するポリオウ
ィルスのうちで特にタイプl (Mahoney )が
有利である。その様なモノクローナル抗体〔これは以下
の記載において「’ CD −V P −1抗体」〔或
いはrCLJ)として示す〕、それらを産生ずることの
できる細胞ハイブリッド及び後者を得るための方法はフ
ランス特許出願第8219338号(1982年11月
18日出願)に記載されている。形成された2つのハイ
ブリツドはパリのパスツール研究所のナショナル・カル
チャー・コレクション・オブ・ミクロオルガニズムス(
C,N、 C,M。)にそれぞれ番号■−208及びl
−209として寄託された。
本発明によるこのDNA配列は次の構造を有する: TCT AGA GACGCT C’l”CCCA A
ACACT GAAGCCA(1’I”(イ)A CC
A ACA CACTCCAAG GAA A、TTC
α) ()CA CTCACC(社)A GTG GA
A、 ACT OOGα℃ACA AAT CCA C
TA GTCCCT TCT GA’r A、CA G
TGCAA ACCAGA CAT GTT GTA 
CAA CA、T AGG TCAAGG TCA G
AG TCT AGCATA GAG TCT ’l”
Tc TTC()COCl (](M’ ()CA T
GCGTG ACCA、TT A、TG ACCG’l
D GAT AACCCA OCT TCCACCAC
G AAT AAGCA、T AAG CTA TTT
 ()CA GTG T(X) AAG ATCACT
TAT AAA GAT ACT GTCCAG TT
Aα追AGG AAATTG GAG TTCTTCA
CCTAT TCT本発明は、勿論、また上記ヌクレオ
チド配列により暗号化されるペプチドと同様な免疫原性
特性を有するペプチドを暗号化する任意のDNA配列に
関するものである。特に、任意の配列のトリブレットを
同一のアミノ酸或いは別のアミノ酸を暗号化する別のト
リプレットにより置換することができ、その程度は関連
するDNAにより暗号化されるペプチドによるその様な
置換が変性されたDNA配列により暗号化されるペプチ
ドの免疫特性を基本的に変更しないものであればよい。
特に、本発明は上記C3抗体により認識されることので
きるペプチドを暗号化するこのタイプの任意のDNA配
列に関するものである。
本発明は、また、それが03  抗体により認識される
ことのできるペプチドを暗号化するものである限りにお
いて、先行配列中に含有されるより小さい長さの任意の
ヌクレオチド配列に関するものである。
本発明の範囲に含まれるDNA配列の内、下・記に示す
ペプチド配列His 65−Phe 105を暗号化す
るヌクレオチド配列を含有するものが挙げられ、より詳
細には第1図のポリオウィルスの構造VP−1のポリペ
プチドを暗号化する遺伝子のヌクレオチド配列2671
−2792が挙げられる。
本発明の範囲に含まれるその他の好ましいDNA配列は
下記のHis 65−Tle  110.より詳細には
同一遺伝子からのヌクレオチド配列Pro  95−I
te  110を暗号化するものである。
本発明は勿論上記DNA配列により暗号化されたペプチ
ド配列を含有するポリペプチドに関するものである。そ
れは特に次式で表わされる配列に関するものである: Ser Arg Asp Ala Leu Pro A
sn Thr GluAla Ser Gly Pro
 Thr His Ser Lys Glu l1eP
ro Ala Leu Thr Ala Val Gl
u Thr Gly AlaThr Asn Pro 
Leu Val Pro 8er Asp Thr V
alGln Thr Arg His Val Val
 Gin His Arg SerArg Ser G
lu Ser Ser Ile Glu Ser Ph
e PheAla Arg Gly Ala Cys 
Val Thr Ile Met ThrVal As
p Asn Pro Ala 8er Thr Thr
 Asn LysAsp Lys Leu Phe A
la Val  Trp Lys  Ile ThrT
yr L’ys Asp Thr Val Gin L
eu Arg Arg LysLeu Glu Phe
 Phe Thr−Tyr Ser本発明は、また、上
記DNA配列により暗号化されるペプチドに関して既に
示された条件下において等価の免疫特性を有する任意の
ペプチドにも関する。この点において、本発明はより詳
細には以下において「Hi s 65−Phe 105
配列」と呼ばれる配列に関するものである:I(is 
 Val   Val   Gln  HisArg 
Ser Arg Ser Glu Ser Ser I
le Glu Ser0 Phe Phe Ala Arg Gly Ala C
ys Val Thr Ile0 Met Thr Vat Asp Asn Pro A
la Ser Thr Thr0 また、以下において「配列 His 65−Itell
o」と呼ばれる配列に関する: H4s Val Val Gln HisArg Se
r Arg Ser Glu Ser Ser Ile
 Glu Ser0 Phe Phe Ala Arg Gly Ala C
ys Val Thr Ile80 Met Thr Val Asp Asn Pro A
la Ser Thr ’I”hr0 本発明はより詳細には、また以下においてAsp 98
−Leu 104:Asp Asn Pro Ala 
5erThr Thr Asn Lys Asp Ly
s Leuと呼ばれるペプチド配列を含有するペプチド
類にも関する。
本発明は勿論また、上記のDNA配列の任意のものによ
り形成されたインサートを含有するベクター特にプラス
ミド型或いはファージ型のベクターに関する。これらの
変性ベクターは細胞生物或いは適当な微生物による感染
性ウィルスを認識するモノクローナル抗体cD−pvi
或いはC3或いはその他の抗体により認識可能なペプチ
ド配列を含有するポリペプチド或いは場合によりハイブ
リッドの産生を誘発するために、これらの細胞生物或い
は適当な微生物の形質転換に使用することができる。こ
れらのポリペプチド類、場合によってはハイブリッドも
、また本発明の一部を構成するものである。
本発明は、また、成る種のポリオウィルスのDNAの内
部に通常含有されるDNA配列内において免疫原性ペプ
チドを暗号化する能力を有する或いは対応する全ポリオ
ウィルスに対して活性である抗体の産生を可能にする免
疫原性成分の製造に使用することのできる、より小さな
配列の同定を可能にする方法を提供するものである。こ
の方法は本質的に、免疫原性ペプチドを暗号化すること
のできる或いは免疫原性成分の構成中に入ることのでき
るより小さな配列を含有するものと認識された初期の配
列により形成されたインサートを含有するプラスミドを
出発物質として用い、該プラスミドを該より小さな配列
に対して外部の制限部位の箇所において線形化し、その
線形化されたプラスミドを制御された手法により、例え
ば酵素Bat31などの核酸末端分解酵素(エキソヌク
レアーゼ)を用いてトリミングし、このプラスミドをD
NA−リガーゼにより再環化し、それ自体対応するベク
ターにより形質転換可能でありベクター中に含有される
インサートを発現することのできる適当な微生物を形質
転換させ、及びこの微生物の発現生成物をCD−VPI
モノクp−ナル抗体と接触させることにより関連するタ
イプの免疫原性部位を有することのできるペプチドの存
在の可能性を該微生物の発現生成物中から検出すること
よシなり、この操作のサイクルを最後の再環化されたプ
ラスミドにより形質転換された該微生物の発現生成物内
から該免疫原性ペプチドの検出が消失するまで繰返され
ることを特徴とする。
上記方法の各サイクルの終りにおいて、例えば上記トリ
ミング操作の前後のプラスミドの制限地図の比較により
2つの連続トリムの間に除去されたDNA配列を決定す
ることが可能であり、従って、上記条件下における免疫
原性ペプチドの検出の可能性が絶えた際に、この結果な
先行トリミング操作の際に除去された配列の1つと関連
付けることができ、この除去されたDNA配列が該免疫
原性ペプチドを暗号化するものである。除去された配列
(或いは複数の除去された配列)の構造決定は勿論トリ
ミングの前後に行われる末端ヌクレオチド配列の決定に
より行われるものである。
以下、本発明を具体例により詳細に説明する。
異ったプラスミド類に用いられる構成技術は通常のもの
である。これらのプラスミドDNA類は毎回それらの各
々の製造者によって得られる条件下に制限酵素により切
断された。このDNAフラグメントはアガロース或いは
ポリアクリルアミドゲル中の電気泳動により分析した。
突出末端3′の遊離末端への変換はDNAフラグメント
(0,1πg/虎l)を大腸菌(E、 coli)の1
00 fi / mlのポリメラーゼD N A  I
 (Kle−nOW7ラグメント)を用いて10 m 
M Mg Ctz、50mM  NaC1,1mM  
DTTを含有する10mMTris−HC2媒体(pH
’Z5)中において0.2mMの第1のヌクレオチド対
の存在下に37℃で1時間インキュベートさせることに
より行われた。ヌクレアーゼB’a81による消化は0
.12u / p tの酵素/DNA比を用いて20m
MCaCt1.12 mM MgCt1媒体中で行われ
た。
30℃で15分間インキュベート後、EDTAを50m
Mの濃度に達するまで添加し、DNAをフェノールで抽
出し、エタノールで沈澱させた。
結合反応は、1μの’r4 D N A IJガーゼ/
μVのDNAを用いることにより20μtの60mMT
ris−HCt媒体(plH’Z 5 )、10mMM
gC1x 、10mM  DTT、l mM  ATP
中において15℃において18時間行われた。この線形
化されたプラスミドは必要に応じて適当なフラグメント
との結合前に細菌アルカリホスファターゼ(0,02u
/μP  DNA)を用いて68℃において30分間処
理した。
1、 制限酵素によるクローン化DNA類の加水分解 1.1  プラスミドpPVI−846のDNAはEc
oRIにより完全に加水分解された。その様にして得ら
れたプラスミドの線形々状(第5C図)はKpnIを用
いた部分消化により加水分解される。
得られるフラグメント(第5d図)を0.7%アガロー
スゲル上の電気泳動により分離する。
6.6kbpの大きさの7ラグメントを選択する。
それは事実、ヌクレオチド1からヌクレオチド3064
(2番目のKpnI部位)まで延びるポリオウィルスの
配列に対応するDNAの配列から延びるEcoR,I部
位からPstI部位までのプラスミドpBR322の配
列を表わす。
1.2  クローン pPVI−120のDNAをAv
aI及びEcoRIで完全に消化して加水分解し、異っ
た大きさの2つのフラグメント(第5e図)を形成する
。DNAを次いでKpnIにより部分的に加水分解する
。その様にして得られたフラグメン) (第5 f図)
を0.7%アガロースゲル上の電気泳動により分離する
3.55  kbp の大きさの7ラグメントを選択す
る。それは事実、プラスミドpBR822のセグメント
PstI−EcoRIの752紐のfIX基から延びる
ほぼヌクレオチド3064(2番目のKpnI部位)乃
至ヌクレオチド565oの範囲のポリオウィルスのcD
NAの配列を表わす。
λ1フラグメントはエチジウムプロミドを用いて染色す
ることによりゲル中で可視化された。
所望の大きさのものをゲルから透析バッグ中の電気溶出
によりゲルから抽出する。
2.2その様に得られた物質を精製し濃縮する。
クローンpPVI−846及びpPVI−120から得
られた上記の2つの選択されたフラグメントを混合し、
ファージT4のDNAリガーゼにより再結合する。Ec
oRI及びK p n Iによる切断点において形成さ
れ、2つの7ラグメントの各末端に持ってこられた粘着
末端は、それらの再結合を容易にし、再結合が所望の方
向(第5g図及び第5h図)においてのみ行われること
を確実にする。
プラスミドpBR,322のゲノムはこの様にして組換
えプラスミドにおける変性或いは削除をすることなく再
構成される。特に、その複写及びテトラサイクリン耐性
の発現に必要な領域は影響を及ぼされない。
4 B、coli  1106株の形質転換それらのK
pnI及びEcoRI  部位で結合されたプラスミド
pPVI−848及び−120の7ラグメントは形質転
換条件下において適当な細菌テするE、colt  1
106と接触される。テトラサイクリンに耐性を有し、
アンピシリンに感受性を有する細菌のコロニーを選択す
る。
5.1テトラサイクリン耐性細菌のプラスミドDNAを
精製する。その集合体をアガロースゲル上の電気泳動に
より決定する。それは、再組合わせにより形成されたウ
ィルスのcDNAの5650組の塩基が増大したプラス
ミドpBR322のそれに等しい。
5.2 その様にして得られたcDNAのり四−ンpP
VI−846及びpPVI−120から得られた特異的
クローンとのin  vitroのハイブリッド化は2
つの族クローンに元々挿入されたポリオウィルスの遺伝
子物質の単一組換えクローンの存在の証明を可能にする
5.3 新クローンの詳細な分析は既に特性化付けられ
たクローンの研究に使用された方法により行われる(制
限酵素による物理的地図作成法、電子顕微鎖、ヌクレオ
チド配列など)。
5.4組換えプラスミド(pPVI−X)或いはpPV
l−958を有するcDNAは蛋白質NCVP1a(或
いはPL)カプシドVP4の蛋白質の前駆体(ヌクレオ
チド743〜950)、VF6(ヌクレオチド951〜
1766)、VF6(1767〜2479)及びVPI
(2480〜3885)、更に引続いて蛋白質NCVP
8b(或いはP2)(特に蛋白質NCVPXの前駆体)
及び対応するもの及び蛋白質NCVPlb(或いはP8
)の初めのものを合成するに必要な遺伝情報を有する。
全部でウィルスゲノムの7440塩基の約5650をカ
バーする。
プラスミドpPVI−846は、番号l−155として
及びプラスミド120は番号l−156として1981
年5月19日にC,N、C,M、に寄託した。
得られたプラスミドpPV1−958はそのインサート
中に蛋白質VPO(ヌクレオチド743〜1.766 
)、VF6 (ヌクレオチド1767〜2479)及び
VPI(ヌクレオチド2480〜1385)を暗号化す
るヌクレオチド配列を含有し、それに引続いて蛋白質N
CVP3 b (ヌクレオチド3386〜5100及び
その他)及び蛋白質NCVP1bの開始の配列を含有す
る。
プラスミドpPVI−958から出発して次いで下記の
操作によりVPIを暗号化するc DNAの7ラグメン
トを得ることが可能となる。
蛋白質VPIを暗号化するヌクレオチド配列はウィルス
ゲノム中において、及び従ってpPVl−958の有す
るインサートにおいても、また、それぞれこの配列の最
初及び最後のヌクレオチドから237個のヌクレオチド
を上流(位置2248)及び32個のヌクレオチドの下
流(位置8417)に位置する2つのPstI部位によ
り枠組みされている(上記刊行物及び第1図及び第2図
の制限地図参照)。
従って、PstI制限酵素によるpPVl−958(第
6a図)の切断はそれぞれ4.36kb(プラスミドの
本体)及び1.8kb、α48kb、1.17kb及び
約2.28kbに対応する長さを有する一群の7ラグメ
ントを発生する。1.17kb7ラグメントはVF6の
末端及びVPIの全部を暗号化するヌクレオチド配列を
有する。後者の7ラグメントはヌクレオチド配列5’G
TCCTCATGTAvcより始まり、配列G’l’A
CAC’rGCA 8’ Kより完結される。それは、
その他の7ラグメントPstIからアガロースゲル上の
電気泳動により分離される。それを含有するゲル片を取
り出し、電気溶出に付してDNAをそれから抽出する。
電気溶出後、ゲルをエチジウムプロミドで染色の後、紫
外線を照射する。その様に調製されたフラグメントはポ
リオウィルスのヌクレオチド2243〜3417に対応
する。それを同一の酵素により前に線形化されたベクタ
ープラスミドpBR−822のPstIの部位にDNA
−リガーゼを用いて結合により挿入する。この様にして
形成された組換えプラスミドをE、 coliの110
6株中においてクローニングを行う(プラスミドによる
形質転換後テトラサイタリンに対して耐性となるが、し
かし、アンピシリンに対しては感受性を有するコロニー
の選択)。
制限酵素を用いた地図作成法によるそれらのDNAの分
析はポリオウィルスのcDNAのフラグメントをpBR
−822の地図に関して左廻りの方向即ちβ−ラクタマ
ーゼの遺伝子(アンピシリン耐性の遺伝子)と同一の転
写方向に挿入されて有する組換えプラスミドの同定及び
選択を可能にする。フラグメン)2243−3417の
pBR,−822のPstI部位における挿入はヌクレ
オチド配列の連続性を妨害し、従ってベクターのβ−ラ
クタマーゼの遺伝子を不活性化するが、しかし、その結
果インサートの読み取りの相に変化が生ずるのでポリオ
ウィルス蛋白質の発現を確実にするものではないことを
注意しなければならない。
これらの特性を有するプラスミドをpSW−11(第6
b図)と命名する。
プラスミドp8W−11は転写方向5→3′においてV
PIの配列に先行してVB2の配列に応じてポリオウィ
ルスのcDNAの237個のヌクレオチドを含有する。
これらの過剰のヌクレオチドは少なくとも次の2つの方
法により除去することができる: a)1.17kbの7ラグメントPstI(先にpSW
−11から抽出:第6c図)の制限酵素Ha e 17
による制御された処理(ヌクレオチド2467における
部分的消化)を行い、次いで0.95kbの7ラグメン
トHaell−PstIの電気泳動による選択(第6d
図)(ポリオウィルスのヌクレオチド2467〜841
7)及びこのフラグメントを適当なプラスミド中におい
て再クローニングする方法。それ自体公知の方法により
トリミングされたフラグメントの合成アダプター(「リ
ンカ−」)の末端に合成により得られた成る種の制限部
位を含有するヌクレオチドの短い配列を付着することに
より再クローニングを容易にすることが可能である。例
えば、R,H。シェラ−等により記載された技術を参照
(R,、H65C)置LERet at、 、 5ci
ence。
volume196 (1977)、pp、 177−
180)。
この選ばれた「リンカ−」のタイプは本質的にエフηす
怖/サターに使用された制限酵素の切断部位に応じて異
る。
b)プラスミドpsW−11を酵素PvuI+7)完全
消化により線形化した後、酵素Ba181を用いて核酸
末端分解的処理を行い更に、典型的合成アダプター(「
リンカ−J ) (Bjolabs。
Co1aborative Re5earch)  の
可能性のある付加及びプラスミドのDNAリガーゼによ
る再環化を行う方法。
従って、分子は開環された状態にある。アガロースゲル
中における電気泳動における移動によりそれらの大きさ
を分析して約700対の塩基を失ったもの(第6e図に
おいて斜線を付した円弧により示される損失)、即ちP
vuI部位の各個における約350即ちpBR−822
のフラグメントPvuI−PstI+VP8乃至VPI
の配列が一方にあり、他方にPvuI乃至BcoRIの
範囲の同様の長さのpBR,−322を失ったものを同
定する。
この様にして、その一方の末端がVPIを暗号化するD
NA配列の末端と一致するフラグメントを単離すること
が可能である。或いは全ての場合においてそれは極めて
近似するものである。
事実、PvuI部位は1.17kbの断片PstIの配
列の近接部位PstIから126対の塩基の)に生じ、
プラスミドpsW−11においてはVPIを暗号化する
cDNA  の7ラグメントの近接末端から363対の
塩基において生じている。
例えばBgl ■部位を含有する「リンカ−」の選択さ
れたフラグメントの末端にリガーゼを用いた可能性のあ
る固定後にその大きさが48〜5kb(第6f図)であ
るプラスミドが選択される。次いで、■P1配列の全部
を保存しなからVB2の全て或いはほとんど全てを失っ
たプラスミドが決定される。これは、選択されたプラス
ミドのBgllJ−Pst Iのヌクレオチド配列を決
定することによりリンカ−Bglllに挿入された場合
において立証される。若し、ザンガー(SANGER,
)の方法が使用される場合には、配列されるフラグメン
トはファージM13の複製形態に挿入され、その様に構
成された組換えファージがりo −=ングされる。次い
で、それらのDNAを用いて挿入フラグメントをザンガ
ーにより説明される技術により挿入フラグメントを配列
する。また、マクサム(MAXAM)及びギルバート(
GILBFRT)により説明される方法により保存され
るヌクレオチド配列の決定を行うことも可能である。
プラスミドp8W−11をトリミングすることにより、
特に上記方法の変法すより、しかしリンカ−Bgllの
導入を行うことなく得られたプラスミドをpsW−11
9と命名した。
プラスミドpsW−11及びpsW−119(或いはp
CW−119)の間に見られる相違は第7図の図表から
得られる。特にプラスミドpsW−119はプラスミド
psW−11も、また含有し、ポリオウィルスの構造V
P8のポリペプチドを暗号化する配列部分の大部分を失
っている。
フランス特許出願筒8202013号に示される如くプ
ラスミドpsW−119はE、coli1106或いは
GC26の菌株(その他の微生物中上記特許出願第82
 02018号に示されているような)中の融合蛋白質
■P1−β−ラクタマーゼを発現する能力がある。この
49,000ダルトンの分子量を有する融合蛋白質はモ
ノクローナル抗体CD−VPI (或いはC8)により
特異的に免疫沈降される。
psW−119の誘導体、pFs119はp B R8
22の部位BarnHI及びPstI間の配列(ヌクレ
オチド375−1[)8)をpBR327の対応する配
列で置換することにより構成された。プラスミドpF’
5119により細菌GC2e中に発現された蛋白質を(
S)  メチオニンで標識し、免疫沈降及びポリアクリ
ルアミドゲル上での電気泳動後にGC26の発現生成物
中に再び49、000ダルトン(p49)のオーダーの
分子量を有するC3により特異的に免疫沈降される融合
蛋白質を認識することが可能であった。
また、第7図にはプラスミドpFS −1019の構造
が図示されている。このプラスミドはp8W−119或
いはpF’5−119の消化、−得られた7ラグメント
のアガロースゲル上の電気泳動による分離、 −psW−119或いはpCW−119から得られ後者
の大きさを有する、しかしながら約315対の塩基が減
少したフラグメントの(関連する7ラグメントの大きさ
により)選択により得られたものである。同様にして、
塩基Xba I −XbaIの315対の小さな7ラグ
メントを同一条件下において消化媒体から集めて得た。
選ばれた第1の7ラグメントをリガーゼを用いて再環化
してプラスミドpFs 1019を形成した。この物質
をE、coli 1106中に導入後、後者を最早モノ
ク四−ナル抗体CD−VPI或c3により認識されない
39 、000ダルトンの不完全融合蛋白質の取得に導
いた。
反対に、315のヌクレオチドのXhaI末端を有する
小さな7ラグメントは適当なプラスミドの有する遺伝子
中に再び相導入すると、E、coli 1106を形質
転換する能力を有する変性プラスミドに導き後者をモノ
クローナル抗体c3により認識されるハイブリッド蛋白
質を発現する能力を有するものにする。例えば、この相
中の再導入はpBR−322のβ−ラクタマーゼの遺伝
子中において行うことができる。
適当な相中への配置は必要に応じてフランス特許出願筒
7832041 (1978年11月13日出願)に記
載される技術を用いて行うことができる。
フラグメントXbaI −XbaIのプラスミドpFS
1019中への再挿入はその起源の如何を問わず再びそ
の発現生成物がC3により認識可能々蛋白質を含有する
プラスミドに導く。従って、特許出願第8109968
号にも記載されているpPVl −366から単離され
た同一の大きさ及びヌクレオチド構造のフラグメントX
baI−XbaJのpFS1019のXba1部位中の
再挿入により得られたものはこの様に特にプラスミドp
cW119に関するものであった。
フラグメントXbaI−XbaI (315対のヌクレ
オチド)のヌクレオチド配列は既に上記に示した通りで
ある。同様にしてペプチド5er23−8er128の
ペプチド構造を上記説明で示した。
第9図にはプラスミドpcW1 i 9の図が示されて
おシ、その蛋白質VPIを暗号化する配列は2つの円弧
により境界付けられる斜線を入れた領域により表わされ
ている。本発明の範囲に関する主たる部位も、また第9
図に示される。
求められている免疫原性部位(即ち、C3により認識さ
れるエピトープ)を有することのできるより小さなペプ
チド配列の決定及び取得は次のようにして行われた。
プラスミドpcw 119を制限酵素KpnI Kよる
消化に付したところ、この制限酵素はプラスミドを制限
部位3064 (従って、前記フラグメントXba■の
範囲外)のレベルにおいて開環した。
上記方法を使用し、酵素13aQ 31を用いて繰返し
てトリミングサイクルを行ったところ、上記配列「Hi
s 65−Phe 105 J及びrAsp93−Le
u 104Jを暗号化するものを含む連続的末端フラグ
メントの喪失に導いた。今、将に述べたペプチド配列を
暗号化する配列を含有するフラグメントの線形化プラス
ミドからの除去は引続いて再環化される(T4−DNA
−リガーゼにより)プラスミドにおけるモノクローナル
抗体CD−PVI或はC3により認識されることのでき
るペプチド配列をそれによって形質転換される細菌によ
り産生ずることを誘発する能力の喪失により証明される
更により大きな精度でC3によシ認識されるエピトープ
を局在化するために、この配列の多少広範々削除を含む
1)CW119から得られる一連のプラスミドが構成さ
れた。部位XbaH2546)及び(2861’)に関
して削除されたフラグメントの相対的位置は第9図に円
弧により図示されている。
これらの削除の左側への限界は、プラスミドのXbaI
を用いた線形化(1μりのDNA比中)、及びフレノウ
(Klenow )の酵素で〔α”2P )−dATP
(10μCi)及びdGTP、 dCTP及びdTTP
 (後者の構成成分の各々の0.2 mMの割合)の存
在下において15Cで1時間標識を付することにより決
定された。標識化DNAを次いで下記制限酵素を用いて
消化した(AluIを用いる場合には部分的消化条件)
。標識化制限フラグメントを次いで5チポリアクリルア
ミドゲル上で分離し、オートラジオグラフィーにより可
視化した。右側への削除の限界は削除されたフラグメン
トの大きさから演縛し、第10図の上部において同定さ
れた酵素の制限部位の存在或いは不存在により確認され
た。後者において使用された記号は次の意味を有する:
 X=XbaI 、 H= HhaI、A=A1uI、
5=Sau3As K=KpnI、P=PstI。 示
された番号は第8図に関するヌクレオチドの位置に対応
する。
プラスミドpcW217.213.215及び202に
より発現される不完全融合蛋白質は、また、C3を中和
するモノクローナル抗体とも反応する。他方、プラスミ
ドpcW216.203.218及び223により発現
される不完全融合蛋白質は最早抗体C3によっては認識
されない。制限酵素による微細地図作成法は不完全蛋白
質とC3(pCW215 )との反応性に影響を及ぼさ
ない最大の削除はヌクレオチド2792 (f o 2
 )マで延びており、また、不完全蛋白質の活性の損失
により示される最小の削除はヌクレオチドことを決定す
ることを可能にした。
従って、C3により認識される中和エビ) −ブを構成
するアミノ酸配列のC−末端はアミノ酸95、と110
の間に位置し、より詳細には蛋白質VPIのアミノ酸9
8と104の間に配置しているものと考えることができ
る。この領域は、また、蛋白質の親水性領域にも対応す
るものである。
これらのDNA配列のエクスプレッションベクター中へ
の導入配列Xb a I −Xb a Iは開始コドン
、停止コドンのいずれも含まない。それは、また、その
転写のためのプロモーターもリポソームによる認識信号
も含まない〔ギラード(G I RARD ) 及びヒ
ルス(HIRTH)により説明されるシャイン(SHI
NF)及びダルガーノ(DALGARNO)の配列、V
irologieMoleculaire 、 Edi
tion Doin 1980+ pp、 15−46
及び263−264 )。それを発現させるためには、
従って、ヌクレオチド配列の中間の相中(及びいずれの
場合にも開始AUGO後)にそのプロモーターをクロー
ン化させた(或いはそれに上流に連結させた外部プロモ
ーター)遺伝子を挿入する必要がある。上記の如きリン
カ−の使用は関連するプロモーターに従って数個の異っ
たタイプのエクスプレッションベクターを使用すること
を可能にする。これらの各種タイプのプロモーターを以
下に例示する。
a)細菌プロモーター これは特[E、coli のラクトースオペロン(オペ
ロン1ac)  のプロモーター−オペレーター領域に
引続きβ−ガラクトシダーゼの遺伝子の5′部分を含有
するプラスミドの場合である。これらのタイプppc 
(CHARNAY et al 、 Nuc le i
 cAcid Re5earch 1978 、 to
me V、 pp、4479−4494 )のベクター
はβ−ガラクトシダーゼの開始AUGの後の21ヌクレ
オチドに位置するECORI部位における配列の挿入を
可能にする。従って、それらが発生する蛋白質はN末端
について細菌β−ガラクトシダーゼの7個(或いは8個
)の最初のアミノ酸及びそれに引続く該配列により暗号
化されるアミノ酸である。
これは特にファージλの左オペロン(PL)或いハ右オ
ペロン(PR)のプロモーター−オペレーター領域を含
有するプラスミドの場合である。それぞれタイプpKc
30 (RO8ENBURG 、 Nature 19
81 。
vol、292.p、 128)或いはpCL47(Z
ABEAU etSTANLEY、The EMBOJ
ournal、 1982. vol、 I。
pp、 1217−1224 )のpLK5 (或いは
pRC5)及びpLG400 (後者はCe1l 、1
980.vol、20.pp、543−553に記載さ
れている)から得られるベクターは、該配列の挿入をそ
れぞれN遺伝子の生成物のN末端或いはC,N、 C,
M、にl−184の番号で1982年2月8日に寄託さ
れたcro遺伝子の生成物のそれを暗号化するヌクレオ
チド配列中に行うことを可能にする。これらのベクター
系はICにおいてλファージにより溶原化された細菌中
において感熱性リプレッサー(c1857)或いは感熱
性リプレッサーを暗号化する同一の遺伝子を有するプラ
スミドの存在下において増殖される。それらは培養液が
30Cに保たれる限り、リプレッサーにより不活性であ
り続ける。培養液を42tZ’に移すとcl 857遺
伝子のリプレッサーの不活性化により組換えプラスミド
の有するλプロモーター(PL或いはPR)の活性化が
行われる。
これは、S■40ウィルスをベクターとして使用する場
合である。この場合には、後期ウィルスプロモーターが
使用され、ポリオウィルスの配列がSV40の後期蛋白
質(VPI或いはVF6)を暗号化する領域の全部或い
は部分の代りに挿入される。この様にして、このウィル
スのカプシド蛋白質を暗号化する配列が免疫原性ペプチ
ドを暗号化する配列で置換されたSV40の置換DNA
が構成される。この様に該配列の導入は必要に応じてS
V40の後記フラグメントHaelT−pst I (
767〜1923のヌクレオチド)或いはこのフラグメ
ントの一部の代りに適当なリンカ−を介して行われ、そ
の結果SV40の蛋白質VP2のN末端部分の直接下流
のポリオウィルスに関して活性な抗体をin vivo
で誘発する免疫原性ペプチドを暗号化する配列を有する
キメラ遺伝子を形成する。
同様にして、部位EcoRI(1718)及び13am
 Hl(2469)の間のSV40の配列の代りにポリ
オウィルスのVPI配列を置換することも可能である。
これはヘルペスウィルスのチミジン−キナーゼの遺伝子
(pAGO)、B型肝炎ウィルスのHBs抗原の遺伝子
(pAC−2或いはpAC−14)或いはアデノウィル
ス2の早期成いは後期遺伝子などのプロモーターを有す
るプラスミドの場合である。そのプロモーターを用いて
クローン化されたウィルス遺伝子のAUGの後への本発
明の免疫原性配列の挿入は、それの動物細胞における発
現を(形質導入、マイクロインジェクション或いは細胞
−プロトプラスト融合の後において)確実に行わせるこ
とを可能にする。
ペプチド配列即ち「本発明による配列」は化学合成によ
り取得可能であり、例えば下記に示す条件を用いて通常
の方法の1つにより得ることができる。
均−溶液及び同相におけるペプチド類の合成はよく知ら
れている。
この点について、均一溶液における合成法としてホウベ
ンワイルによる「有機化学の方法」と題される著作に記
載の方法が挙げられる〔HOUBENWEYL: ”M
ethodem der OrganischenCh
emie −(E、Wu’n5ch編、 vol、 1
5−■and ■、THIEM、Stuttgart 
1974 ))。
この合成方法は連続するアミノアシル基を2つずつ順次
所定の順序で縮合させるか或いはアミノアシル基と予め
形成され既に数個のアミノアシル基を含有する適当な順
序で縮合させるか或いはこの様に予め形成された数個の
フラグメントを縮合させることによりなるものであるが
、これらのアミノアシル基の有する全ての反応性官能基
は通常ペプチド結合の形成に参加しなければならない一
方のアミン官能基、及び他方のカルボキシル基或いはそ
の反対を除外しては特にカルボキシル官能基の活性化後
においてはペプチド合成で公知の方法に従って保護され
るように注意が払われるべきである。或いは、またカル
ボジイミドタイプ例えば1−エチル−3−(3−ジメチ
ルアミノプロピル)−カルボジイミドなどの通常のカッ
プリング試薬を使用するカップリング反応を使用するこ
ともできる。
使用されるアミノアシル基が更にアミン官能基(例えば
リジンの場合)或いは別の酸官能基(例えばグルタミン
酸の場合)、これらの官能基は例えばアミン官能基につ
いてはカルボベンゾオキシ或いはt−ブチルオキシカル
ボニル基により保護され、カルボキシル官能基について
はt−ブチルエステル基で保護される。これらの操作は
他の任意の反応性官能基の保護と同様である。例えば、
使用されるアミノアシル基の1つがSf(官能基(例え
ばシスティン)、アセトアミドメチル基或いはパラメト
キシベンジル基を使用することができる。
アミノ酸対アミノ酸による漸進的合成の場合には、合成
はC−末端アミノ酸と所望の配列における隣接のアミノ
アシル基に対応するアミノ酸などとの縮合により開始さ
れるのが好ましく、段階的にN末端アミノ酸に至るのが
好ましい。
本発明のもう1つの好ましい技術によればR,D。
メリフィールドにより「固相ペプチド合成」と題すれる
文献に記載される方法が用いらレル〔R,D、MERR
IFIELD 5olid phase  pepti
desynthesis”、(J、Am、Chem、S
oc、、45.2149−2154 ))。
メリフィールド法によりペプチド鎖を調製するためには
、極めて多孔性の重合体樹脂が使用されなければならず
、それには鎖の最初のC−末端アミノ酸が固定される。
このアミノ酸は樹脂にそのカルボキシル基を介して固定
され、そのアミン官能基は例えばt−ブチルオキシカル
ボニル基などにより保護されている。
最初のC−末端アミノ酸が、この様に樹脂に固定される
とアミン官能基の保護基は酸で樹脂を洗浄することによ
り除去される。
アミン官能基の保護基がt−ブチルオキシカルボニル基
である場合には、樹脂をトリフルオロ酢酸で処理するこ
とにより除去することができる。
次いで、第2のアミノ酸がカップリングされ、これはC
−末端アミノアシル残基から鎖に固定された最初のC−
末端アミノ酸の脱保護されたアミン官能基に至る所望の
配列の第2のアミノアシル基を与える。好ましくはこの
第2のアミノ酸のカルボキシル基は、例えばジシクロへ
キシルカルボジイミドにより活性化され、アミン官能基
は、例えばt−ブチルオキシカルボニルにより保護され
ているのがよい。
このようにして、所望のペプチド鎖の第1の部分が得ら
れ、それは2つのアミノ酸よりなりその末端アミン官能
基は保護されている。前記と同様にアミン官能基を脱保
護し、次いで第2のC−末端アミノ酸の付加の条件と同
様な条件下で第3のアミノアシル基の固定化を行うこと
が可能となる。
この様にして、次々とアミノ酸を固定し、既に形成され
樹脂に付着しているペプチド鎖の部分に毎回予め脱保護
されるアミノ基に対してペプチド鎖を構成する。
全部の所望のペプチド鎖が形成されるとペプチド鎖を構
成する異ったアミノ酸の保護基を除去し、ペプチドを樹
脂から例えばフッ化水素酸61) を用いて脱着する。
該免疫原性配列を有し、それらを発現する能力を有する
即ち免疫原性ペプチドの合成を行う能力を有する組換え
プラスミドの発現は、それ自体公知の免疫沈降技術によ
り、好ましくはC3モノクローナル抗体或いは抗−VP
Iウサギ血清(VPI)を含有する腹水を使用すること
により検出される。
最も小さな大きさであり、エピトープ或いは免疫原性決
定基を有する配列に関し、より詳しくは化学合成により
比較的容易に取得可能であるものに関し、それらのin
 vivoの免疫原特性を強化するためには1それらを
生理学的に許容可能で且つ非毒性の担体分子に共有的に
カップリング即ち「複合化」させるのが望ましい。
本発明による複合体の構成中に入る担体分子或いは高分
子支持体の具体例としては、テタヌス毒素、オバルプミ
ン、血清アルブミン、ヘモシアニン等の天然蛋白質が挙
げられる。
(52) 合成高分子支持体としては、例えばポIJ IJジン類
或いはポリ(D−L−アラニン)−ポリ(L−リジン)
類が挙げられる。
文献には、通常20 、000より大きい分子量を有す
る使用することの可能なその他の分子支持体が挙げられ
ている。
本発明に従って複合体を合成するためには、それ自体公
知の方法例えばフランツ及びロバートリクにより記載さ
れている方法[: FRANTZand ROBERT
sONXInfect、 and ImmunitL 
33゜193−198 (1981) )或いはP、 
E、カウフマンによりペプチド及び適当な担体分子を用
いて行われている方法CP、 E、 KAUFFMAN
、 Applied andEnvironmenta
l Microbiology 、 0ctober 
1981 +Vo1.42.No、 4 、611−6
14 ) ヲ使用スル:Cトカできる。
実施に際して、カップリング試薬としては、次の化合物
が有利に使用されるが、これらに限定されるものではな
い。即ち、グルタルアルデヒド、エチルクロロホルメー
ト、水溶性カルボジイミド類(N−エチル−N′(3−
ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド、HCQ)、
ジイソシアネート類、ビス−ジアゾベンジジン、ジー及
びトリクロロ−s−トリアジン類、シアノーゲンブロミ
ド類、ベンザキノン並びに5cand、 J。
Immunol、 、 1978.vol 、8.B 
7−23 (AVRAMEAS 。
TERNYNCK 、 GUESDON )に述べられ
ているカップリング剤などが挙げられる。
一方において、ペプチドの1個或いは数個の反応性官能
基及び、他方において、支持体分子の1個或いは数個の
反応性官能基を作用させる任意のカップリング方法を使
用することが可能である。蛋白質の合成において使用さ
れるタイプのカップリング試薬、例えば1−エチル−3
−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド、N
−ヒドロキシベンゾトリアゾールなどの存在下において
、カップリング反応を行わせることのできるカルボキシ
ル基及びアミノ基などの官能基が含まれるのが有利であ
る。また、特にペプチド及び支持体分子の有するアミン
基を共にカップリングさせる量である場合には、グルタ
ルアルデヒドを使用することも可能である。
以下に具体例としてポケット(BOQUET、Piet
 Co11.(1982)Molec、 Immuno
l、、 19.1541−1549 )  により説明
される方法によるグルタルアルデヒドを用いてペプチド
A8I) 93−Leu 104を英国r笠貝 ヘモシ
アニン」のヘモシアニン(KLH)により構成される支
持体へのカップリングについて述べる。このカップリン
グは、約2.25雫のヘモシアニン当り2m9のペプチ
ドの割合で行われる。
得られる複合体はC3モノクロ一ナル抗体により免疫沈
降可能である。この免疫沈降の後にクロラミンTを用い
て125■で複合体を標識化する。ペプチドがチロシン
残基を含有し々いならば標識化は支持体蛋白質の所での
み行われるに過ぎず、その結果ペプチドの抗原特性は変
性されることがない。
コレラノペプチドの免疫原性は、また、それ(55) らのオリゴマー化を例えば単量体ペプチドの各々の有す
る別々の反応性官能基をカップリングさせることのでき
る任意の試薬の存在下によって行わせることにより強化
することができる。
特に本発明は2〜10の単量体単位よりなるこの様にし
て得られた水溶性免疫原性オリゴマーに関する。
一般的に、本発明はか個未満のアミノアシル残基、好ま
しくは15個未満のアミノアシル残基を含有する全ての
小さい[免疫原性ペプチド類」に関する。これらの免疫
原性ペプチド類は、好ましくは上記配列ASI) 93
−Leu 104或いは同様の立体配信構造を有する配
列を含有するものである。
本発明は勿論これまでに挙げられた特別のペプチド類に
限定されるものではない。
当業者には公知の如く、本発明の配列中に含有される成
る種のアミノアシル残基はその他のアミノアシル残基に
よりそれらの残基が形成されるペプチドの発現立体配座
及び%に高分子支(56) 特休とのカップリング後におけるポリオウィルスに対す
る抗体と反応する能力を実質的に変性しない程度におい
て置換することが可能である。
この点において、例えば可能性のある置換として、アラ
ニル基のグリシル基による置換或いはその逆、イソアス
パラギン酸残基のアスパラギン酸残基、グルタミン或い
はイソグルタミンによる置換、バリン基のアラニン、ロ
イシン或いはグリシン基による置換、リジン基のノルロ
イシン基或いはアルギニンによる置換、などが挙げられ
るが、但し、毎回変性されたペプチドの全ポリオウィル
スを中和する能力、即ちCD−VPIモノクローナル抗
体により認識される能力を有する抗体を誘発する能力が
確認される。これらの全ての可能性のある等何物は本発
明の特許請求の範囲内に入るものと当然理解されるべき
である。
本発明によるペプチド類の性質 本発明のペプチド類、より特別には形成された複合体ペ
プチド類は、通常の技術によりin viv。
で抗体の産生を誘発する能力を有する。それらを抗ポリ
オウィルス抗体と反応させることが可能である。それら
は動物に接種されると抗ポリオウィルス抗体の合成を誘
発する。
更に、それらを抗ポリオ抗体の診断及び滴定の試薬とし
て使用することが可能である。それらの診断試薬として
の用途においては、通常の技術、例えばELISA技術
を使用することが可能である。その様な方法の原理を以
下に想起する。それは、例えば次の工程よりなるもので
あるニ ー E L r S A法を実施するために使用される
タイプのマイクロプレートのウェル中への所定量の本発
明によるペプチドの堆積、 □場合に応じて検出すべき或いは検定すべき抗体を含有
する増大する稀釈率の血清のこのマイクロプレートのウ
ェル内への導入、□インキュベーション及び例えば硫酸
溶液の添加による反応の中断、 □マイクロプレートの適当な緩衝液による充分な洗浄、 □最初のものに対する標識化抗体の導入(標識化は、加
水分解が所定の波長の放射線に対する吸収率の変化によ
り示される基質から選ばれた基質を加水分解することの
できる酵素を用いて行われる)、 □吸光度の変化の測定及び好ましくは対照例についてな
された測定法と同様々方法による研究対象の血清中の抗
体含量の測定。
本発明によるDNA配列はそれ自体ウィルスのRNA或
いは生物学的試料中の対応する(!DNAの存在を検出
することを可能にするハイブリッド化プローブとして使
用することができる。この方法は従って生物学的試料か
らのRNA或いはDNAの予備抽出及びそれの)・イブ
リッド化を可能にすあ条件下における放射線トレーサー
或いは酵素特に上記タイプの基質を加水分解するに適し
たタイプの酵素により標識化された本発明によるDNA
配列と接触させることを含むものである。
69) 本発明は勿論、等価の免疫学的性質を付与された発現生
成物に導くあらゆる等価のDNA配列に関するものであ
る。即ち、これらの等価の配列の発現生成物により誘発
される抗体は、より詳細に説明されたDNAフラグメン
トの発現生成物と反応性を有するものであり、また、そ
の逆も真である。特に、発現生成物の免疫学的性質は同
等であるが、核酸の削除、添加或いは置換によりより詳
細に説明されたものとは相異するDNA配列にも及ぶも
のである。
本発明は、また、上記の如き免疫原性ペプチドを得る方
法に関するものであり、この方法は本発明に従ったDN
A配列の適当なベクター中への挿入、上記挿入配列を発
現することのできるその様に変性されたベクターにより
形質転換可能な微生物の形質転換、合成蛋白質の回収、
及び本発明によるペプチドを含有するペプチド画分の単
離からなり、ペプチドが、場合によっては分子量の差に
より、分別後に同一ポリオウィルスのC及び0粒子及び
このポリオウィルス(60) のカプシドのVP−1構造ポリペプチドの両者に対して
活性である抗体により検出可能である、工程からなるこ
とを特徴とするものである。
本発明は、また、本発明の挿入配列を含有し、このイン
サートの、このベクターにより形質転換可能な微生物中
での発現を可能にするプロモーターの制御下にある任意
のベクターに関するものである。
最後に本発明は、その様なベクターにより形質転換され
、同一ポリオウィルスの粒子C及びD及びこのポリオウ
ィルスのカプシドのVP−1構造ポリペプチドの両者に
対して活性である抗体により認識される蛋白質を産生ず
るように適応された微生物に関するものである。
前記説明より自明の如く及び前記以外の結果として、本
発明は特別に述べた応用及び態様の種類には全く限定さ
れることなく、逆にタイプ1株或いはタイプ2或いはタ
イプ3株の如何を問わず、その他のポリオウィルス株か
う得うれた対応するペプチド配列よりなるあらゆる修正
を包含するものである。例えばSab i n株の蛋白
質VP−1を暗号化するDNAの対応する配列(或いは
等価物)を挙げることができる。Ma h o n e
y株のVP−1の配列His 65− Ala 106
に対応する5abin株のペプチド配列は後者とは下記
番号で示される位置における異ったアミノアシル残基に
より区別される: 88(Ala)、90(Ile)、95(Ser)、9
8(LyS)、及び106 (Alaの代りにThr)
また、上記において説明された異ったアミノ酸置換基を
含んでなるペプチド類は特許請求の範囲においてより具
体的に規定したものの等価物を構成するものであること
は自明である。□従って、これらのペプチド類も、また
、その様なものとして特許請求の範囲により保護される
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は既に上記説明において規定した配列に
対応するものである。 第5a〜5h図は上記5ylvie VAN DERW
ERF等の文献において記載されたクローンpPV1−
846及びpPVl −120から得られた前駆体に対
する製造様式を図示するものである。 第6a〜6f図は第1図及び第2図の結果のようなりN
A配列の遺伝情報の本質部分を含有するプラスミドの生
産様式の工程を図示するものである。 第7図は前記プラスミド及び本発明の前記第1の工程に
入れられた追加の工程を図示するものである。 第8図はVF6を暗号化する配列の部分に先行され、N
CVP3bの暗号化する配列の部分が続いているVPI
を暗号化する配列の新たな再生である。この配列は、第
1図〜第4図に表われる配列の対応する部分とは本質的
にヌクレオチドの付番によってのみ異るに過ぎない。こ
の付番はA、J、トーナー等が「ポリオウィルスポリ蛋
白質合成の開始部位の同定」と題する文献においていう
ところの「コンセンサス」から生ずるものに一致するも
のである( A、 J、 DORNERet aL(6
3) ”■dentification of the 1n
itiation 5ite ofPolioviru
s Po1yprotein 5ynthesis’ 
(Journalof Virology、June 
1982 、 Vol、 42. No、  3.pp
l、017〜1,028))。 この文献は、また、充分に公刊された配列の付番と第8
図に採用された付番の間に確立されるべき関係に関して
スタンフォード大学のSUMEX AIM系のMOLG
EN  プロジェクトを引用している。 第9図は、プラスミドpcW119の図示である。 それは、上記その他のプラスミド及びpcW119の誘
導体に導入された削除部分の相対的位置を図示するもの
である。 第10図はプラスミドpcW119における成る種のあ
る制限部位に関するこれらの削除の位置をより具体的に
図示するものである。 ((i4) R3Al   1(AEIII           
     R2゜ 3250     321’10     3270 
    3280    .32!110     3
300AAATCAGAGTGTATCTAAAACC
CAAACACATCAGAGTCTGGTGCCCG
CGTCCACCCER 3AI                  5AU3
A     V P 1R9AI ALUI 5AI R3AI  PSTI CER 3AU3A     V P l zab;t ASN THRTHRTYRARG GLN  THR
AACACCACG TAT CGG CAA ACC
′IAじ [;AA  ATT  ATOTA[;  
GTA  GCA第1頁の続き 優先権主張 @1983年6月29日■フランス(PR
)[有]83 10778 @発 明 者 シルビー・ヴアン・ゾール・ウェルレフ フランス国75015パリ・ヴイラ ・グリュニュール3 手  続  補  正  書(方式) 26 昭和58年合方合日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 ■、事件の表示 昭和58年特許願第224578号 2、発明の名称 するヌクレオチド配列を含有するDNA類3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 5、補正命令の日付  印弁昭加59坪2月21118
6、補正により増加する発明の数  なし7、補正の対
象 願書の特許出願人の欄、図面及び代理権を証明する
書面= 8、補正の内容 別紙のとおり

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 同一ポリオウィルスのC及び0粒子及びこのポリ
    オウィルスのカプシドのVP−1構造ポリペプチドの両
    者に対して活性である抗体により認識されることのでき
    るペプチドを暗号化する最高315対のヌクレオチドを
    含有するDNAフラグメント。 2、 次の構造配列: TCT AGA、 GACGCT CTCCCA、 A
    ACACT GAAGCCAG’[’ GGA CCA
     ACA CACTCCAAG GAA ATTCCG
     GCA C’rCACC()CA GTG GAA 
    ACT OGG ()CCACA AAT CCA C
    TA GTCCCT ’1’CT GA’l’ ACA
    (ト)℃CAA A、CCAGA、 CAT G’l’
    T釘A CAA CA’l” AGG TCAAGG 
    TCA GAG TCT AGCATA GAG ’l
    ”cT TTCTTCGCG CGG OG’l’ G
    CA TGCGTG ACCA’l”T A’l”G 
    ACCGTOGAT AACCCA GCT TCCA
    CCACG AAT AAGCAT AAG CTA 
    TTT GCA、G’lX) TGGAAG ATCA
    CTTA’I’ AAA GAT ACT GTCCA
    G TTA CGG AGG AAATTG GAG 
    TTCTTCACCTAT TCTを有するDNAフラ
    グメント。 :l(815対未満の塩基よりなり、且つ特許請求の範
    囲第2項記載の配列中に含有される特許請求の範囲第1
    項記載のDNAフラグメント。 4、 次のペプチド配列His 65− Phe 10
    5 :)Tis Val Val Gin HisMe
    t Thr Val Asp Asn Pro Ala
     8er Thr Thr0 を暗号化するヌクレオチド配列を含有する特許請求の範
    囲第1項又は第3項記載のDNAフラグメント。 5、 次のペプチド配列: His  Val  Val  Gln  HisAr
    g Ser Arg Ser Glu 8er  Se
    r  Ile Glu Ser0 Phe Phe Ala Arg Gly Ala C
    ys Val Thr  Ile0 Met Thr Val  Asp Asn Pro 
    Ala Ser Thr Thr0 を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第3項記載の7
    ラグメント。 6、 次のペプチド: Asp 93−Leu 104
    :AspAsn Pro Ala Ser Thr T
    hr Asn LysAsp Lys Leu を暗号化するヌクレオチド配列を含有する特許請求の範
    vJ4第1項〜第3項のいずれかに記載の7ラグメント
    。 7 通常所定のポリオウィルスのDNA内部に含有され
    るDNA配列内において、全ポリオウィルスに対して活
    性である抗体の産生を可能にする決定基或いは抗原性部
    位を有するペプチドを暗号化し得るより小さな配列の同
    定を可能にする方法において、該方法は免疫原性ペプチ
    ドを暗号化することのできる或いは免疫原性成分の構成
    中に入ることのできるより小さな配列を含有するものと
    認識された初期の配列により形成されたインサートを含
    有するプラスミドを出発物質として用い、該プラスミド
    を該より小さな配列に対して外部の制限部位の箇所にお
    いて線形化し、その線形化されたプラスミドを制御され
    た手法により例えば酵素Bat31などの核酸末端分解
    酵素(エキソヌクレアーゼ)を用いてトリミングし、こ
    のプラスミドをDNA−リガーゼにより再環化し、それ
    自体対応するベクターにより形質転換可能であり、ベク
    ター中に含有されるインサートを発現することのできる
    適当な微生物を形質転換させ、及びこの微生物の発現生
    成物をCD −V P ]、モノクローナル抗体と接触
    させることにより関連するタイプの免疫原性部位を有す
    ることのできるペプチドの存在の可能性を該微生物の発
    現生成物中から検出することよりなり、この操作のサイ
    クルを最後の再環化されたプラスミドにより形質転換さ
    れた該微生物の発現生成物内から該免疫原性ペプチドの
    検出が消失するまで締返されることを特徴とする方法。 & 特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載の
    DNA配列により暗号化されるペプチド配列を含有し、
    月つ同一ポリオウィルスから発生する粒子C及びD並び
    に同一ポリオウィルスのカプシドの構造ポリペプチドV
    P−1の両者に対して活性であるモノクローナル抗体に
    より認識することのできるポリペプチド。 9、 次の配列: Ser Arg Asp Ala T−+eu Pro
     Asn Thr GluAla Ser Gly P
    ro Thr l−Ti58er Lys Glu I
    l’ePro Ala Leu Thr Ala Va
    l Glu Thr Gly AlaThr Asn 
    Pro Leu Val Pro Ser Asp ’
    l”hr ValGIn ’I’hr Arg His
     Vat Val Gln His Arg 8erA
    rg Ser Glu Ser Ser Ile Gl
    u Ser Phe PheAla Arg ()ly
     Ala Cys Val Thr Ile Met 
    ’I”hrVal  Asp Asn Pro Ala
      Ser ’l”、hr Thr Asn LysA
    sp Lys Leu Phe Ala Val Tr
    p Lys Ile ThrTyr Lys Asp 
    ’J’、hr Vat Gln Leu Arg Ar
    g LysLeu Glu Phe Phe Thr 
    Tyr Serにより構成されるポリペプチド。 10、次の配列: His Vat Val Gln HisArg 8e
    r Arg Ser Glu 8er 8er Ile
     Glu Ser0 Phe Phe Ala Arg Gly Ala C
    ys Val Thr Ile0 Met Thr Val Asp A、sn Pro 
    Ala Ser Thr Thr0 を含有するポリペプチド。 ]1 次の配列: His Val Val Gln HisArg Se
    r Arg Ser Glu Ser Ser Ile
     Glu Ser0 Phe Phe A、la A−rg Gly Ala
     Cys vaI Thr Ile0 Met  ’l’hr Val  Asp Asn  
    Pro Ala  8er  Thr  Thr0 A、sn Lys Asp Lys Leu Phe 
    Ala Val Trp Lys00 ce 110 を含有するポリペプチド。 12、配列: Asp Asn Pro A、Ia S
    er ThrThr Asn Lys Asp Lys
     Leuにより形成されるポリペプチド。 1320個未満のアミノアシル残基、好ましくは15個
    未満のアミノアシル残基を含有し、特許請求の範囲第1
    2項記載の配列を含有するポリペプチド。 14  特許請求の範囲第8項〜第13項のいずれかに
    記載のポリペプチドのいずれかと好ましくは20,00
    0よりも大きい分子量を有する担体分子とを共有カップ
    リングさせて得られる免疫原性複合体。 15、特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれかに記載
    のDNA配列により構成されるインサートを含有するベ
    クターであって、このベクターにより形質転換可能な微
    生物中においてこのインサートの発現を可能にするプロ
    モーターの制御下に置かれていることを特徴とするベク
    ター。 16、特許請求の範囲第15項記載のベクターにより形
    質転換され、同一ポリオウィルスの粒子C及びD並びに
    このポリオウィルスのカプシドのVP−1構造ポリペプ
    チドの両者に対して活性である抗体により認識される蛋
    白質を産生ずるように適応された微生物。 17  特に2個〜10個のモノマ一単位を含有する水
    溶性オリゴマーであって、モノマ一単位が特許請求の範
    囲第8項〜第13項のいずれかニ記載のポリペプチドよ
    りなることを特徴とするオリゴマー。 1& 特許請求の範囲第8項〜第13項のいずれかに記
    載のペプチドの製造方法において、本発明のDNA配列
    の適当なベクター中への挿入、上記挿入配列を発現する
    ことのできるその様に変性されたベクターにより形質転
    換可能な微生物の形質転換、合成蛋白質の回収、及び本
    発明ペプチドを含有するペプチド両分の単離からなり、
    ペプチドが、場合によっては分子量の差により、分別し
    た後に同一ポリオウィルスのC及び0粒子並びにこのポ
    リオウィルスのカプシドのVP−1構造ポリペプチドの
    両者に対して活性である抗体により検出可能であること
    を特徴とする方法。 19、血清のような生物学的試料内に抗ポリオ抗体の存
    在を診断するための試薬であって、該試薬がこれらの抗
    体と反応するように適応された抗原よりなり、或いは特
    許請求の範囲第8項〜第12項のいずれかに記載のポリ
    ペプチドよりなり、或いは特許請求の範囲第14項記載
    の免疫原性複合体よりなり、或いは特許請求の範囲第1
    7項記載の免疫原性オリゴマーよりなることを特徴とす
    る試薬。 20、ポリオウィルスのRNA、或いは該RNA又はc
    DNAとハイブリッド化することのできるヌクレオチド
    配列を含有する対応するcADNの検出のためのプロー
    ブであって、該プローブは特許請求の範囲第1項〜第6
    項のいずれかに記載のDNAフラグメントを含有するこ
    とを特徴とするプローブ。
JP58224578A 1982-11-30 1983-11-30 ポリオウイルスの免疫原性部位よりなるペプチド類及びこれらのペプチド類を暗合化するヌクレオチド配列を含有するdna類 Pending JPS59173084A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1986001828A1 (en) * 1984-09-18 1986-03-27 Sagami Chemical Research Center Cyclic double-stranded dna, process for its preparation, microorganism containing said cyclic double-stranded dna, and process for preparing protein containing antigen determinant site of poliovirus capside protein vp1 using the same
JPH01222774A (ja) * 1988-01-11 1989-09-06 American Cyanamid Co 非復帰性rnaウイルス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57118545A (en) * 1980-07-17 1982-07-23 Scripps Clinic Res Peptide and manufacture

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