JPS5917296B2 - オ−バドライブ付自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
オ−バドライブ付自動変速機の変速制御装置Info
- Publication number
- JPS5917296B2 JPS5917296B2 JP52032490A JP3249077A JPS5917296B2 JP S5917296 B2 JPS5917296 B2 JP S5917296B2 JP 52032490 A JP52032490 A JP 52032490A JP 3249077 A JP3249077 A JP 3249077A JP S5917296 B2 JPS5917296 B2 JP S5917296B2
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- Japan
- Prior art keywords
- oil
- speed
- pressure
- oil passage
- valve
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はオーバドライブ付自動変速機の変速制御装置に
関するもので、特に主変速機の前部に低速時一方向クラ
ッチによりエンジン動力を主変速機に伝達する副変速機
を付加してオーバドライブ比を含む前進複数段後進1段
の歯車比を得るようになっているオーバドライブ付自動
変速機の変速制御装置に関するものである。
関するもので、特に主変速機の前部に低速時一方向クラ
ッチによりエンジン動力を主変速機に伝達する副変速機
を付加してオーバドライブ比を含む前進複数段後進1段
の歯車比を得るようになっているオーバドライブ付自動
変速機の変速制御装置に関するものである。
本発明の目的は、反力要素に摩擦材を使用した場合の増
変速における変速ショック、特にスロットル全閉時の変
速ショックを緩和するために、スロットル全閉時の増変
速において副変速機を中立状態にしてエンジン回転数が
下降するまで増変速を遅延させるようにしたことにある
。
変速における変速ショック、特にスロットル全閉時の変
速ショックを緩和するために、スロットル全閉時の増変
速において副変速機を中立状態にしてエンジン回転数が
下降するまで増変速を遅延させるようにしたことにある
。
以下本発明の一実施例を図面により説明する。
第1図には本発明が適用される自動変速機として前進3
段後進1段の主変速機40に副変速機(オーバドライブ
装置)50を付加する方式のオーバドライブ比を含む前
進4段後進1段の自動変速機が示されている。
段後進1段の主変速機40に副変速機(オーバドライブ
装置)50を付加する方式のオーバドライブ比を含む前
進4段後進1段の自動変速機が示されている。
本発明の自動変速機は原動機の出力軸1、トルクコンバ
ータ2、入力軸3、中間軸4,5,6゜出力軸7および
3組の遊星歯車機構8 、9 、10゜を同心的に配置
し、更に3個のクラッチlL12゜13.3個のブレー
キ14,15,16および2個の一方向クラッチ17.
18を備えている。
ータ2、入力軸3、中間軸4,5,6゜出力軸7および
3組の遊星歯車機構8 、9 、10゜を同心的に配置
し、更に3個のクラッチlL12゜13.3個のブレー
キ14,15,16および2個の一方向クラッチ17.
18を備えている。
主変速機40は中間軸4(副変速機50の出力軸L5,
6.出力軸7,2組の遊星歯車機構9゜10.2個のク
ラッチ12t13.2個のブレーキ15.16,1個の
一方向クラッチ18から構成され、中間軸4は2個のク
ラッチ12.13を介して各々中間軸5,6に連結され
る。
6.出力軸7,2組の遊星歯車機構9゜10.2個のク
ラッチ12t13.2個のブレーキ15.16,1個の
一方向クラッチ18から構成され、中間軸4は2個のク
ラッチ12.13を介して各々中間軸5,6に連結され
る。
2組の遊星歯車機構9,10は各々サンギヤ2L25.
プラネタリピニオン22,26.リングギヤ23゜27
、キャリヤ24.28から構成される。
プラネタリピニオン22,26.リングギヤ23゜27
、キャリヤ24.28から構成される。
中間軸5は遊星歯車機構10のリングギヤ27に連結し
、中間軸6は遊星歯車機構9,10のサンギヤ2L25
に連結してブレーキ15を備える。
、中間軸6は遊星歯車機構9,10のサンギヤ2L25
に連結してブレーキ15を備える。
出力軸7は遊星歯車機構9のリングギヤ23に連結する
とともに遊星歯車機構10のキャリヤ28に連結してい
る。
とともに遊星歯車機構10のキャリヤ28に連結してい
る。
遊星歯車機構9のキャリヤ24は一方向クラッチ18と
ブレーキ16を備えている。
ブレーキ16を備えている。
主変速機40の前部に配設される副変速機50は入力軸
3、中間軸4(副変速機50の出力軸)、遊星歯車機構
8、クラッチ11、ブレーキ14、一方向クラッチ17
から構成される。
3、中間軸4(副変速機50の出力軸)、遊星歯車機構
8、クラッチ11、ブレーキ14、一方向クラッチ17
から構成される。
遊星歯車機構8はサンギヤ29、プラネタリピニオン3
0、リングギヤ31、キャリヤ32から構成され、キャ
リヤ32は入力軸3に連結し、リングギヤ31は中間軸
4に連結される。
0、リングギヤ31、キャリヤ32から構成され、キャ
リヤ32は入力軸3に連結し、リングギヤ31は中間軸
4に連結される。
キャリヤ32とサンギ〕*ヤ29との間にはクラッチ1
1と一方向クラッチ17が設けられている。
1と一方向クラッチ17が設けられている。
またサンギヤ29はブレーキ14を備えている。
このような構成より成る本発明の自動変速機の各変速段
におけるクラッチlL12,13.ブレーキ14,15
.16.一方向クラッチ17゜18の作動をまとめると
第1表のようになる。
におけるクラッチlL12,13.ブレーキ14,15
.16.一方向クラッチ17゜18の作動をまとめると
第1表のようになる。
第1表において、○印は圧油作動機構により作動中であ
ることを表わす。
ることを表わす。
Δ印はエンジンブ、レーキ必要時圧油作動機構により作
動中であることを表わす。
動中であることを表わす。
※印はエンジンドライブ時のみ一方向クラッチがロック
されることを表わす。
されることを表わす。
なお各変速段毎の作動の説明については、周知のところ
であり、その説明は不要であろう。
であり、その説明は不要であろう。
第2図は本発明の油圧制御装置の一実施例を示す油圧回
路である。
路である。
この油圧制御装置は油溜め100、油ポンプ101、圧
力調整弁200、選速弁210.1〜2シフト弁220
.2−3シフト弁230、スロットル弁240、カット
バック弁250、ガバナ弁260、オーバドライブシフ
ト弁270、ソレノイド弁280、レリーフ弁290、
切換弁300、タイミング弁310、チェック弁320
.330.340.350 。
力調整弁200、選速弁210.1〜2シフト弁220
.2−3シフト弁230、スロットル弁240、カット
バック弁250、ガバナ弁260、オーバドライブシフ
ト弁270、ソレノイド弁280、レリーフ弁290、
切換弁300、タイミング弁310、チェック弁320
.330.340.350 。
360.370.380.390.400 。
410、アキュムレータ420,430,400の各種
弁とその他クラッチ11.12,13およびブレーキ1
4,15,16を作動させるピストンの油圧室たる油圧
シリンダ450,460,470゜480.490,5
00とその他これらの各種弁や油圧シリンダ相互間に破
される各種油圧回路で構成され句以下この油圧制御装置
の作動について説明する。
弁とその他クラッチ11.12,13およびブレーキ1
4,15,16を作動させるピストンの油圧室たる油圧
シリンダ450,460,470゜480.490,5
00とその他これらの各種弁や油圧シリンダ相互間に破
される各種油圧回路で構成され句以下この油圧制御装置
の作動について説明する。
油圧制御装置の作動油圧、トルクコンバータ2の作動油
および各部潤滑油の供給源は油ポンプ101であって、
エンジンにより直接油ポンプ101が駆動されることに
より油溜め100より油を吸い込み油路102へ吐出し
ている。
および各部潤滑油の供給源は油ポンプ101であって、
エンジンにより直接油ポンプ101が駆動されることに
より油溜め100より油を吸い込み油路102へ吐出し
ている。
油路102の油圧は全ての作動油圧の源でありライン圧
と呼ぶ。
と呼ぶ。
ライン圧は圧力調整弁200により後述するように所定
の圧力に調整される。
の圧力に調整される。
レリーフ弁290はライン圧が異常に高くなったときの
逃がし弁である。
逃がし弁である。
圧力調整弁200を通って油路103よりトルクコンバ
ータ2および各潤滑箇所へ油が供給される。
ータ2および各潤滑箇所へ油が供給される。
選速弁210は運転席レバーを操作することにより移動
するスプール211より成り、レバー選択位置により油
路102のライン圧を第2表のように油路104,10
5.106,107へ導く役目をする。
するスプール211より成り、レバー選択位置により油
路102のライン圧を第2表のように油路104,10
5.106,107へ導く役目をする。
第2表における○印は各選択位置においてライン圧が該
○印の油路に導かれていることを表わし、−印はその選
択位置においてライン圧がその欄の油路に導かれないこ
とを表わす。
○印の油路に導かれていることを表わし、−印はその選
択位置においてライン圧がその欄の油路に導かれないこ
とを表わす。
各位置での変速機の動作はN位置は後退、N位置は中立
、D位置は前進4速自動変速、2位置は前進第1速、第
2速間の自動変速、L位置は前進第1速固定位置である
。
、D位置は前進4速自動変速、2位置は前進第1速、第
2速間の自動変速、L位置は前進第1速固定位置である
。
D位置においては、ライン圧は油路104よりチェック
弁330、アキュムレータ420を介して油圧シリンダ
460に送られクラッチ12が常に締結される。
弁330、アキュムレータ420を介して油圧シリンダ
460に送られクラッチ12が常に締結される。
また前進第1速、第3速状態では後述するようにクラッ
チ11が締結される。
チ11が締結される。
油路104はライン圧を1−2シフト弁220およびガ
バナ弁260に導く。
バナ弁260に導く。
■−2シフト弁220はスプール2:H,222および
スプリング223から成り、第1速ではスプール221
は図示下方に位置し油路104の圧油をいずれへも導か
ない。
スプリング223から成り、第1速ではスプール221
は図示下方に位置し油路104の圧油をいずれへも導か
ない。
第2速、第3速、第4速では油路111カラのガバナ圧
の作用によりスプール221が図示上方へ移動した状態
になり油路104の圧油を油路112に導く。
の作用によりスプール221が図示上方へ移動した状態
になり油路104の圧油を油路112に導く。
油路112は2−3シフト弁230に連絡しスプール2
31.232が図示下方に位置しているときは油路11
4、チェック弁360、アキュムレータ440を介して
ブレーキ15の油圧シリンダ490に圧油を送りブレー
キ15を作動させる。
31.232が図示下方に位置しているときは油路11
4、チェック弁360、アキュムレータ440を介して
ブレーキ15の油圧シリンダ490に圧油を送りブレー
キ15を作動させる。
また油路114の圧油は切換弁300の油室303に作
用しスプール301を図示上方に移動し油路117と油
路123との連絡を断ち、油圧シリンダ450の圧油を
排出しクラッチ11を解放する。
用しスプール301を図示上方に移動し油路117と油
路123との連絡を断ち、油圧シリンダ450の圧油を
排出しクラッチ11を解放する。
このようにしてブレーキ15が締結し、クラッチ11が
解放すると第1表に示したように動力伝達機構は第2速
の状態になる。
解放すると第1表に示したように動力伝達機構は第2速
の状態になる。
このとき、エンジンからの動力は一方向クラッチ17を
介して主変速機40に伝達される。
介して主変速機40に伝達される。
2−3シフH−230はスプール231.232.23
3およびスプリング234から成り、第1速、第2速で
はスプール23L232は図示下方に位置し、第3速、
第4速では油路111からのガバナ圧の作用によりスプ
ール23L232が図示上方に移動した状態になり油路
112の圧油を油路113に導き、チェック弁400.
340 、油路113a。
3およびスプリング234から成り、第1速、第2速で
はスプール23L232は図示下方に位置し、第3速、
第4速では油路111からのガバナ圧の作用によりスプ
ール23L232が図示上方に移動した状態になり油路
112の圧油を油路113に導き、チェック弁400.
340 、油路113a。
アキュムレータ430.タイミング弁310゜油路11
3bを介してクラッチ13の油圧シリンダ470に圧油
を送りクラッチ13を作動゛させる。
3bを介してクラッチ13の油圧シリンダ470に圧油
を送りクラッチ13を作動゛させる。
また油路114が油路115に連絡され、油圧シリンダ
490内の圧油が油路114,115を介してタイミン
グ弁310の排油口316,317より排出され、ブレ
ーキ15が解放される。
490内の圧油が油路114,115を介してタイミン
グ弁310の排油口316,317より排出され、ブレ
ーキ15が解放される。
また切換弁300の油室303の圧油が油路114゜1
15を介してタイミング弁310の排油口316.31
7より排出されるので、スプール301がスプリング3
02により図示下方に移動し油路117と油路123と
を連絡し油圧シリンダ450に圧油を供給してクラッチ
11を作動させる。
15を介してタイミング弁310の排油口316.31
7より排出されるので、スプール301がスプリング3
02により図示下方に移動し油路117と油路123と
を連絡し油圧シリンダ450に圧油を供給してクラッチ
11を作動させる。
このようにしてブレーキ15が解放され、クラッチIL
13が締結されると第1表に示したように動力伝達機構
は第3速の状態になる。
13が締結されると第1表に示したように動力伝達機構
は第3速の状態になる。
オーバドライブシフト弁270はスプール271、スリ
ーブ272.スプリング273.油室274.275.
276から成り、油室274゜275.276に作用す
る圧油に応じて油路102と油路117または油路11
8との連絡を切換えている。
ーブ272.スプリング273.油室274.275.
276から成り、油室274゜275.276に作用す
る圧油に応じて油路102と油路117または油路11
8との連絡を切換えている。
ソレノイド弁280はソレノイド281゜ムービングコ
ア282.スプリング283.開口284、排出口28
5.オリフィス286がら成り、運転席に設けられたオ
ーバドライブ切換スイッチ600によって制御される。
ア282.スプリング283.開口284、排出口28
5.オリフィス286がら成り、運転席に設けられたオ
ーバドライブ切換スイッチ600によって制御される。
オーバドライブ切換スイッチ600がOFFの場合には
、ソレノイド2810通電されずムービングコア282
はスプリング283により図示下方に位置し開口284
を閉ざす。
、ソレノイド2810通電されずムービングコア282
はスプリング283により図示下方に位置し開口284
を閉ざす。
オリフィス286を介して供給される圧油は油路119
.チェック弁370.油路120.チェック弁380゜
390、油路12L122を介してオーバドライブシフ
ト弁270の油室275.276に供給されスプール2
71.スリーブ272を図示下方に保持する。
.チェック弁370.油路120.チェック弁380゜
390、油路12L122を介してオーバドライブシフ
ト弁270の油室275.276に供給されスプール2
71.スリーブ272を図示下方に保持する。
オーバドライブ切換スイッチ600がONの場合には、
ソレノイド281が通電されムービングコア282がス
プリング283に抗して図示上方に移動し開口284を
開く。
ソレノイド281が通電されムービングコア282がス
プリング283に抗して図示上方に移動し開口284を
開く。
油室275,276の圧油は油路12L122.チェッ
ク弁380゜390、油路120.チェック弁370.
油路119、開口284を介して排出口285より排出
される。
ク弁380゜390、油路120.チェック弁370.
油路119、開口284を介して排出口285より排出
される。
油室275には油路108よりチェック弁380.油路
121を介してスロットル圧が供給され、油室274に
は油路111よりガバナ圧が供給され両者の大きさに関
連してスプール271が制御される。
121を介してスロットル圧が供給され、油室274に
は油路111よりガバナ圧が供給され両者の大きさに関
連してスプール271が制御される。
オーバドライブ切換スイッチ600がOFFのときには
、オーバドライブシフト弁270の油室275.276
には油路102のライン圧が作用しているので、スプー
ル271は図示下方に保持され油路102の圧油は油路
117.切換弁300゜油路123.チェック弁320
を介してクラッチ11の油圧シリンダ450に送られク
ラッチ11が作動される。
、オーバドライブシフト弁270の油室275.276
には油路102のライン圧が作用しているので、スプー
ル271は図示下方に保持され油路102の圧油は油路
117.切換弁300゜油路123.チェック弁320
を介してクラッチ11の油圧シリンダ450に送られク
ラッチ11が作動される。
オーバドライブ切換スイッチ600がONのときには、
オーバドライブシフト弁270の油室275には油路1
08よりスロットル圧が作用している。
オーバドライブシフト弁270の油室275には油路1
08よりスロットル圧が作用している。
オーバドライブシフト弁270のスプール271は油室
274と油室275に作用する圧油により制御され、ガ
バナ圧の低い第1速、第3速状態では図示下方に位置し
油路102の圧油を油路117.切換弁300.油路1
23.チェック弁320を介して油圧シリンダ450に
送りクラッチ11を作動させる。
274と油室275に作用する圧油により制御され、ガ
バナ圧の低い第1速、第3速状態では図示下方に位置し
油路102の圧油を油路117.切換弁300.油路1
23.チェック弁320を介して油圧シリンダ450に
送りクラッチ11を作動させる。
ガバナ圧が増加してスプール271が図示上方に移動す
ると、油路111が排油口217に連絡されクラッチ1
1が解放されるとともに、油路102の圧油が油路11
8.チェック弁350を介してブレーキ14の油圧シリ
ンダ480に送られブレーキ14が作動され第4速(オ
ーバドライブ)の状態になる。
ると、油路111が排油口217に連絡されクラッチ1
1が解放されるとともに、油路102の圧油が油路11
8.チェック弁350を介してブレーキ14の油圧シリ
ンダ480に送られブレーキ14が作動され第4速(オ
ーバドライブ)の状態になる。
2位置においては、油路104と油路105にライン圧
が供給される。
が供給される。
油路105に導かれた圧油は2−3シフト弁230の油
室235に導かれスプール231.232.233を図
示下方に保持する。
室235に導かれスプール231.232.233を図
示下方に保持する。
またチェック弁370.油路120.チェック弁380
,390.油路121,122を介してオーバドライブ
シフト弁210の油室217゜276に導かれスプール
271.スリーブ272を図示下方に保持する。
,390.油路121,122を介してオーバドライブ
シフト弁210の油室217゜276に導かれスプール
271.スリーブ272を図示下方に保持する。
油路104の圧油はクラッチ12の油圧シリンダ460
に導かれるとともに1−2シフト弁220に導かれる。
に導かれるとともに1−2シフト弁220に導かれる。
■−2シフト弁220が第1速の状態でないときは、油
路104の圧油が油路112,114を介して油圧シリ
ンダ490に送られブレーキ15が作動される。
路104の圧油が油路112,114を介して油圧シリ
ンダ490に送られブレーキ15が作動される。
また油路114の圧油は切換弁300の油室303に作
用しスプール301を図示上方に移動し油路117と油
路123との連絡を断つが、油路105と油路123と
が連絡し油路105の圧油が油路123を通して油圧シ
リンダ450に送られクラッチ11が作動される。
用しスプール301を図示上方に移動し油路117と油
路123との連絡を断つが、油路105と油路123と
が連絡し油路105の圧油が油路123を通して油圧シ
リンダ450に送られクラッチ11が作動される。
クラッチ11゜12、ブレーキ15が締結されると第1
表に示したように動力伝達機構は第2速の状態になる。
表に示したように動力伝達機構は第2速の状態になる。
1−2シフト弁220が第1速の状態になると、スプー
ル221が図示下方に移動し油路112が排油口225
゛に連絡され油圧シリンダ490内の圧油が油路114
,112を介して排油口225より排出されブレーキ1
5が解放され動力伝達機構は第1速の状態になる。
ル221が図示下方に移動し油路112が排油口225
゛に連絡され油圧シリンダ490内の圧油が油路114
,112を介して排油口225より排出されブレーキ1
5が解放され動力伝達機構は第1速の状態になる。
L位置においては、油路104,105゜106にライ
ン圧が導かれる。
ン圧が導かれる。
油路104に導かれた圧油はD位置各変速段におけると
同様にクラッチ12を作動させる。
同様にクラッチ12を作動させる。
油路105に導かれた圧油は2−3シフト弁230のス
プール231.232 。
プール231.232 。
233を図示下方に保持するとともに、オーバドライブ
シフト弁270のスプール271.スリーブ212を図
示下方に保持する。
シフト弁270のスプール271.スリーブ212を図
示下方に保持する。
油路106に導かれた圧油は1−2シフト弁220の油
室224に作用しスプール221.222を図示下方に
保持するとともに、油路116を介してブレーキ16の
油圧シリンダ500に送られブレーキ16を作動させる
。
室224に作用しスプール221.222を図示下方に
保持するとともに、油路116を介してブレーキ16の
油圧シリンダ500に送られブレーキ16を作動させる
。
このようにしてクラッチ11゜12、ブレーキ16が締
結されると、第1表に示したように動力伝達機構は第1
速の状態になる。
結されると、第1表に示したように動力伝達機構は第1
速の状態になる。
R位置においては、油路106,107にライン圧が導
かれる。
かれる。
油路107に導かれた圧油は圧力調整弁200の油室2
06に導かれライン圧を増大させるように作用するとと
もに、チェック弁400.340を介して油路113a
に導かれクラッチ13を作動させる。
06に導かれライン圧を増大させるように作用するとと
もに、チェック弁400.340を介して油路113a
に導かれクラッチ13を作動させる。
また油路107の圧油は1−2シフト弁220を介して
油路116に導かれブレーキ16を作動させる。
油路116に導かれブレーキ16を作動させる。
またクラッチ11も作動される。
このようにしてクラッチ11゜13、ブレーキ16が締
結されると第1表に示したように動力伝達機構は後進の
状態になる。
結されると第1表に示したように動力伝達機構は後進の
状態になる。
ガバナ弁260はガバナバルブ261.ガバナウェイト
262.ガバナシャフト263.スプリング264およ
び油室265から成り、第1図の出力軸7に取り付けら
れている。
262.ガバナシャフト263.スプリング264およ
び油室265から成り、第1図の出力軸7に取り付けら
れている。
ガバナ弁260はガバナパルプ261.ガバナウェイト
262゜ガバナシャフト263およびスプリング264
に作用する遠心力と、スプリング264の力と、油室2
65に作用する油圧とのつり合いによって出力軸回転数
の関数となるような油圧部と出力軸回転数の増加に応じ
て上昇するように油圧(ガバナ圧)を油路111に発生
している。
262゜ガバナシャフト263およびスプリング264
に作用する遠心力と、スプリング264の力と、油室2
65に作用する油圧とのつり合いによって出力軸回転数
の関数となるような油圧部と出力軸回転数の増加に応じ
て上昇するように油圧(ガバナ圧)を油路111に発生
している。
スロットル弁240はスプール241 、ダウンシフト
プラグ242.スプリング243,244゜油室245
,246から成り、アクセルペダルの動きに連動するダ
ウンシフトプラグ242の移動によるスプリング244
の力と油室245,246に作用する油圧の力との平衡
により、油路108にスロットル開度に比例したスロッ
トル圧を発生している。
プラグ242.スプリング243,244゜油室245
,246から成り、アクセルペダルの動きに連動するダ
ウンシフトプラグ242の移動によるスプリング244
の力と油室245,246に作用する油圧の力との平衡
により、油路108にスロットル開度に比例したスロッ
トル圧を発生している。
油路108のスロットル圧は1−2シフト弁220.1
3シフト弁230およびチェック弁380を介してオー
バドライブシフト弁270に連絡され、エンジン負荷の
状態に応じて変速の時期を制御している。
3シフト弁230およびチェック弁380を介してオー
バドライブシフト弁270に連絡され、エンジン負荷の
状態に応じて変速の時期を制御している。
又キックダウン必要時にはアクセルペダルを強く踏み込
めば、ダウンシフトプラグ242が上方へ移動して油路
102が油路109に連絡し、油路102のライン圧が
油路109を通して1−2シフト弁22L2−3シフト
弁230およびチェック弁390を介してオーバドライ
ブシフト弁270に導かれ、スプール221.231.
271の下端に作用するガバナ圧とのかねあいで第3速
、第4速から第2速へ、又は第2速から第1速へとシフ
トダウンを行う。
めば、ダウンシフトプラグ242が上方へ移動して油路
102が油路109に連絡し、油路102のライン圧が
油路109を通して1−2シフト弁22L2−3シフト
弁230およびチェック弁390を介してオーバドライ
ブシフト弁270に導かれ、スプール221.231.
271の下端に作用するガバナ圧とのかねあいで第3速
、第4速から第2速へ、又は第2速から第1速へとシフ
トダウンを行う。
カットバック弁250はスプール251.油室252.
253から成り、油室252に作用する圧油と油室25
3に作用する圧油とのつり合いによって油路110にカ
ットバック圧を発生している。
253から成り、油室252に作用する圧油と油室25
3に作用する圧油とのつり合いによって油路110にカ
ットバック圧を発生している。
油路110のカットバック圧はスロットル弁240に作
用してスロットル圧を低下させオイルポンプによる不必
要な動力損失を防止している。
用してスロットル圧を低下させオイルポンプによる不必
要な動力損失を防止している。
王力調整弁200はスプール201,202゜スプリン
グ203.油室204,205,206゜油室204の
入口に設けられたオリフィス201より成り、油室20
4.205.206に作用する圧油とスプリング203
の力とのつり合いで油路102にライン圧を発生してい
る。
グ203.油室204,205,206゜油室204の
入口に設けられたオリフィス201より成り、油室20
4.205.206に作用する圧油とスプリング203
の力とのつり合いで油路102にライン圧を発生してい
る。
次に本発明の主旨であるスロットル全開時の2−3シフ
トアツプについて説明する。
トアツプについて説明する。
第3図に詳しく示されているように、タイミング弁31
0はランドA、B、Cを有するスプール311、スプリ
ング312.油室313,314゜油室313と油室3
14とを連絡するようにランドAに設けられた絞り効果
を有する貫通孔315゜絞り318を有する排出口31
6.絞り効果を有していない排出口317等から構成さ
れている。
0はランドA、B、Cを有するスプール311、スプリ
ング312.油室313,314゜油室313と油室3
14とを連絡するようにランドAに設けられた絞り効果
を有する貫通孔315゜絞り318を有する排出口31
6.絞り効果を有していない排出口317等から構成さ
れている。
前進2速走行中(クラッチ12.ブレーキ15゜一方向
クラッチ17作動)、アクセルペダルを離してスロット
ルを全開にすると、油路108のスロットル圧が低下し
て2−3シフト弁230のスプール231.232がガ
バナ圧により図示上方に移動する。
クラッチ17作動)、アクセルペダルを離してスロット
ルを全開にすると、油路108のスロットル圧が低下し
て2−3シフト弁230のスプール231.232がガ
バナ圧により図示上方に移動する。
このとき副変速機50の一方向クラッチ17はフリーの
状態になり、副変速機50は中立状態になる。
状態になり、副変速機50は中立状態になる。
2−3シフト弁230のスプール231.232が図示
上方に移動すると、油路112が油路113に連絡しチ
ェック弁400゜340、油路113aを介してタイミ
ング弁310の油室313に圧油を導く。
上方に移動すると、油路112が油路113に連絡しチ
ェック弁400゜340、油路113aを介してタイミ
ング弁310の油室313に圧油を導く。
また油路114が油路115に連絡し、ブレーキ15の
油圧シリンダ490内の圧油が油路114,115を介
してタイミング弁310の排出口316より排出される
。
油圧シリンダ490内の圧油が油路114,115を介
してタイミング弁310の排出口316より排出される
。
タイミング弁310の油室313の圧油は絞り効果を有
する貫通孔315を通って油室314.油路113bを
介してクラッチ13の油圧シリンダ470に検層に導か
れる。
する貫通孔315を通って油室314.油路113bを
介してクラッチ13の油圧シリンダ470に検層に導か
れる。
副変速機50が中立状態にあるので、油室314内の油
圧が上昇するまでエンジン回転数がある程度下降する。
圧が上昇するまでエンジン回転数がある程度下降する。
油室314内の油圧が所定の値以上になるとスプール3
11が図示上方に移動して、油路113aの圧油が貫通
孔315を介さずに油fTh113bを通って油圧シリ
ンダ470に導かれる。
11が図示上方に移動して、油路113aの圧油が貫通
孔315を介さずに油fTh113bを通って油圧シリ
ンダ470に導かれる。
また油路115が排出口317に連絡し、油圧シリンダ
490内の圧油が油路114,115.排出口317を
介して速やかに排出される。
490内の圧油が油路114,115.排出口317を
介して速やかに排出される。
更に切換弁300の油室303内の圧油が排出されスプ
ール301が図示下方に移動し油路117を油路123
に連絡し油圧シリンダ450に圧油を供給する。
ール301が図示下方に移動し油路117を油路123
に連絡し油圧シリンダ450に圧油を供給する。
このようにしてブレーキ15が解放してクラッチIL1
3が締結すると動力伝達機構は第3速の状態になる。
3が締結すると動力伝達機構は第3速の状態になる。
このようにスロットル全閉時の2−3シフトアツプにお
いて、副変速機50を中立状態にして2−3変速後のエ
ンジン回転数付近までエンジン回転数が下降してから、
2−3変速を行なわせるようにしたものである。
いて、副変速機50を中立状態にして2−3変速後のエ
ンジン回転数付近までエンジン回転数が下降してから、
2−3変速を行なわせるようにしたものである。
以上説明したように、本発明はオーバドライブ付自動変
速機の変速制御装置に関するものであり、スロットル全
閉時の2−3シフトアツプにおいて副変速機を中立状態
にしてエンジン回転数が下降するのを待って2−3シフ
トアツプを行なうようにしたので、変速ショックがなく
滑らかな変速が行なわれるものである。
速機の変速制御装置に関するものであり、スロットル全
閉時の2−3シフトアツプにおいて副変速機を中立状態
にしてエンジン回転数が下降するのを待って2−3シフ
トアツプを行なうようにしたので、変速ショックがなく
滑らかな変速が行なわれるものである。
第1図は本発明が適用される自動変速機の動力伝達機構
を示す骨子図、第2図は本発明の油圧制御装置の一実施
例である油圧回路図、第3図は本発明のタイミング弁を
示す油圧回路図である。 符号の説明、40・・・主変速機、50・・・副変速機
、11.12,13・・・クラッチ、14,15,16
・・・ブレーキ、17.18・・・一方向クラッチ、1
00・・・油溜め、101・・・油ポンプ、200・・
・圧力調整弁、210・・・選速弁、220・・・1−
2シフト弁、230−2−3シフト弁、240・・・ス
ロットル弁、2.50・・・カットバック弁、260・
・・ガバナ弁、270・・・オーバドライブシフト弁、
280・・・ンレノイド弁、290−・・レリーフ弁、
300・・・切換弁、310・・・タイミング弁、45
0,460゜470.480.490.500・・・油
圧シリンダ、311・・・スプール、312・・・スフ
リング、313゜314・・・油室、315・・・貫通
孔、316,317・・・排出口、318・・・絞り。
を示す骨子図、第2図は本発明の油圧制御装置の一実施
例である油圧回路図、第3図は本発明のタイミング弁を
示す油圧回路図である。 符号の説明、40・・・主変速機、50・・・副変速機
、11.12,13・・・クラッチ、14,15,16
・・・ブレーキ、17.18・・・一方向クラッチ、1
00・・・油溜め、101・・・油ポンプ、200・・
・圧力調整弁、210・・・選速弁、220・・・1−
2シフト弁、230−2−3シフト弁、240・・・ス
ロットル弁、2.50・・・カットバック弁、260・
・・ガバナ弁、270・・・オーバドライブシフト弁、
280・・・ンレノイド弁、290−・・レリーフ弁、
300・・・切換弁、310・・・タイミング弁、45
0,460゜470.480.490.500・・・油
圧シリンダ、311・・・スプール、312・・・スフ
リング、313゜314・・・油室、315・・・貫通
孔、316,317・・・排出口、318・・・絞り。
Claims (1)
- 1 主変速機の前部に低速時一方向クラッチによジエン
ジン動力を前記主変速機に伝達する副変速機を付加して
オーバドライブ比を含む前進複数段後進1段の歯車比を
得るようになっているオーバドライブ付自動変速機にお
いて、低速用油圧サーボと、高速用油圧サーボと、自動
変速機の低速から高速への切換えに際して前記高速用油
圧サーボに常時は絞りを介して圧油を供給しかつ前記低
速用油圧サーボの圧油を常時は絞りを介して排出し、前
記高速用油圧サーボの内部圧力が所定の値以上になると
前記高速用油圧サーボに直接圧油を供給しかつ前記低速
用油圧サーボの圧油を直接排出するタイミング弁とを備
え、自動変速機のスロットル全閉時の低速から高速への
切換えに際して前記副変速機を中立状態にして前記タイ
ミング弁の作動により自動変速機の低速から高速への切
換えを遅延させるようにしたことを特徴とするオーバド
ライブ付自動変速機の変速制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52032490A JPS5917296B2 (ja) | 1977-03-24 | 1977-03-24 | オ−バドライブ付自動変速機の変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52032490A JPS5917296B2 (ja) | 1977-03-24 | 1977-03-24 | オ−バドライブ付自動変速機の変速制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53118666A JPS53118666A (en) | 1978-10-17 |
JPS5917296B2 true JPS5917296B2 (ja) | 1984-04-20 |
Family
ID=12360423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52032490A Expired JPS5917296B2 (ja) | 1977-03-24 | 1977-03-24 | オ−バドライブ付自動変速機の変速制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917296B2 (ja) |
-
1977
- 1977-03-24 JP JP52032490A patent/JPS5917296B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53118666A (en) | 1978-10-17 |
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