JPS59172412A - 養毛料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は優れた効果を有する養毛料に関する。

従来から、男性型の脱毛や脂漏などの生理学上の徴候は
、男性ホルモンの過剰蓄積に基づく男性ホルモン刺激の
増大が原因と考えられ、それが為に女性ホルモンを配合
した養毛料が用いられてきた。しかし、女性ホルモンは
多量に用いると全身的に作用し、男性の女性化など好捷
しくないホルモン作用を有し、又、これを防がんが為に
低濃度で用いると養毛、育毛効果に劣るという欠点を有
していた。

一方、副交感神経を刺激し、血行を促すことで脱毛を防
止しようとする試みもなされてはいるが養毛、育毛効果
にそれ程の改善がみられていないのが現状であった。

本発明者らは、上記事情に鑑み、好ましくない副作用を
有さす、優れた養毛、育毛効果を有する。

養毛料を得るべく鋭意研究を重ねた結果、皮膚末梢血管
拡張作用を有する塩化カルプロニウムと、女性ホルモ／
の一種又は二（！１１以上とを併用することにより、女
１勺−ホルーＴ：／の副作用が発現しない範囲で優れた
養毛、育毛効果を有する養毛側が得られることを見いだ
し、更に研究を重ねた結果、これに、テストステロン−
５α−レダクターゼ阻害作用を有する物質（以下、レダ
クターゼ阻害剤と略す。）の−１！ＩＩ又は二種以上を
０１用することにより、その効果が増大することを見い
だし、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。

すなわち本発明は、塩化カルプロニウムと、女性ホルモ
ンの一種又は二種以上とをｐ有することを／ｌ’ｌ徴と
する養毛側、および、塩化カルプロニウムと、女性ホル
モンの一種又は二種以上と、レダクターゼ阻害剤の一種
又は二種以上とを含有するこ２を特徴λする養毛側であ
る。

以下、本発明の構成について詳述する。

本発明に用いらする塩化カルプロニウムは、化学名メチ
ル−Ｎ−）リメチルーγ−アミノブチレートクロライド
の白色結晶性粉末で、水に易溶の物質である。塩化カル
プロニウムの配合量は、本発明の養毛材中０．１〜５重
圀愛が好ましく、更に好１しくは０１〜２重■饅である
。０１重１１％未満では養尾、育毛効果に乏しく、５重
量％を超えると予期せぬ副作用の発現等の点からクイま
しくない。

本発明に用いる女性ホルモンとしては、エチニルエスト
ラジオール、１７β−エストラジオール、エストリオー
ル、エストロン等があげられ、これらはいづれも白色の
結晶性粉末で水に不溶の物質である。本発明の養毛側に
は、このうち一種又は二種以上が配合される。女性ホル
モンの配合量は、本発明の養毛材中、Ｏ，０ＯＯ１”Ｏ
，Ｏ’０５　Ｍ量チが好ましい。０．０００１重量％未
満では養毛、育毛効果に乏しい。又、配合量が多い程、
養毛、育毛効果は大きいが、好１しくない副作用の発現
等から０００５月り量チが上限である。

本発明の養毛側は前述した塩化カルプロニウムと女性ホ
ルモンを必須成分とするものであるが、更に、レダクタ
ーゼ朋害剤を併用することにより養毛、育毛効果が増大
するものである。

レダクターゼ阻害剤としては、ア／ドロステンジオノ、
４−アンド「Ｊステン−３−オン−１７β−カルボン酸
、フロゲステロン、コルチコステロン、ヒドロコ＝チゾ
ン等があけられる。本発明の養毛側には、このうち−（
！Ｉ＋又は二種以上が配合される。

配合量は本発明の養毛１中、０．０９１〜ｚｆｆｉ量飴
が好ましい。

本発明の養毛側には、前述した成分の他に通常養毛側に
用いらＪする成分、例えば、ビタミンＥ１ビタミンＥ酢
酸ニスデル、ビタミンＥニコチン酸エステル、ニコテノ
酸ベンンル、ビタミンＡ１ビオテノ、パン１−デン酸お
よびその誘導体、ビタミンＢ０、ビタミンＢ７、ビタミ
ンＢいセノブリ抽出物、メツ］・−ル等の桑剤、オリー
ブ油、スクワラン、高級アルコール等の油分、その他界
面活性剤、香料、酸化防止剤、紫外線吸収剤、色素、エ
タノール、水等を本発明の効果を損わない範囲で配合す
ることができる。

次に実施例をあけて本発明を更に詳細に説明する。本発
明はこれにより限定されるものではない。

配合量はル量裂である。

実施例１〜３、比較例１〜３ 〔製法〕 ９５％５％エフ　／’　ｔ’ｃ　塩化カルプロニウム、
エストラジオール、テストステロン−５α−９ダクター
ゼ阻害剤を溶解し、硬化ヒマ／油１０４０モル伺加物を
添加し、攪拌混和させ、次いでイオン交換水を添加混合
し、透明液状の養毛側を得た。

〈実施例５〉 流動ハラフィン２０ｇ、ワセリン１０ノ、密ロウ５り、
固型パラフィン７．０り、オリーブ油５０ｇ、ステアリ
ン酸２５９、ボリメ片ノーＬチレノセテルアルコール１
．ｏ９、ノルビタン七ノステアレート１．５　’）　、
塩化カルプロニウム０５ｇ、ニス１０ノ０．００３９　
ヲ加熱溶解し、混合後、これにポリエチレングリコール
（１５ｏｏ）、　９、ヒドロコーチジノ２ｇ、プロゲス
テロ：／　０．０１　ｑ　、エタノールアミ７　ＬＯ（
ｊおよびイオン交換水３９．４８７９の加熱溶解混合物
を添加し、ポモジナイサ〜で乳化して、りＩＪ−ム状の
養毛料を得た。

次に以下の養毛効果測定法により実施例１〜４、比較例
１〜３の効果を示す。

養毛料使用前後の洗襞時の脱毛本数の変化で判定した。

被験者は実施例１〜４、比較例１〜３の各々の群ごとに
１０名とした。測定期間は４力月間とし、最初の２力月
間は養毛オ・１無塗布の期間、後半の２力月間を養毛別
塗布の期間としこの間２日おきＩＩＣ洗髪し、１週間１
庶抜毛を回収しその本数を数えた。各期間の抜毛本数の
表示は、養毛料無塗布の２ケ月間、計８回の抜毛本数の
データと養毛料塗布の２力月間、！′１８回の抜毛本数
、のデータを夫々の期間ごとにまとめ、平均イ直十αの
形で１回当りの抜毛本数として表示した。（単位は本で
ある。）効果の判定は、夫々の期間の平均値の差から次
のように表示した。

く判定基準〉 Ｈ；抜毛本数が７０本以上減っており著しい効果を認め
た。（著効） 十：抜毛本数が４０本以上減っておりかなりの効果を認
めた。（有効） ±：抜毛本数が１０本以上減っており、やや効果ちっと
いえた。（やや有効） 一：抜毛本数の減少が１０本未満であり効果ありとはい
えない。（無効） （以下余白） （結果） パイ・ル／Ｌ６　　無塗イ１１群　　塗布群　　判　定
１２５１±３１２１４±５１＋ ２　　４５６±３０　　３４１±２６　　　　＋−１−
ｒＸ３２９３±４３２３７±２３＋ 実 ４　　２１６土３１　１６０±３７　　　−１−施　　
５　１９８±３４　１５４±４３　　　」−例　　　　
６　　　３６７±５０　　２９７±３８　　　　＋＋９
２６４±３６２４３±２１　＋ １０　　　　２５：Ｌ±２７　　２００±３４　　　　
＋パネル１０名中、著効３名、鳴動５名、ややイｊ効２
名でちり、有効率（全パネル数に対する有効以上のパネ
ル数の割合〕で示すと８０％の有効率を示し、すばらし
い養毛効果を示した。

（以下余白） ／（８ル／１／２１　　無塗４１１群　塗布群　　判　
定１　　　３４１±４０　　　２５６±３６　　　　　
寺子２１９８±３４１３７±２６十 へ　　３３５１±３１　２’９６±４７＋実 ４２３０±２６１７７±２４十 施５１６６±２９１２３±２６十 イ列　　　　６　　　４３１±４６　　　２３２±３７
　　　　　＋士７　　　３２０±４２　　３００±３８
　　　　　±８　　　４３１±３２　　３４２±３６　
　　　千十９　　　１８０±４３　　１４０±３６　　
　　　＋１０　　　　４３１±３０　　３５０±４６　
　　　　＋パイ・ル１０名中、著効３名、有効５名、や
や有効２名で、不効率８０％とすばらしい養尾効果を示
した。

（以下余白） パλル渦　無塗布群　塗布群　　判　定１４４９±４７
　３５８±４７＋＋ ２３３８±３８　２８６±３０＋ 、　　　３　　４８３±３６　４０３±４６＋＋実 ４　　　３１６±２７　　２５７±２６　　　　＋施　
　　　５　　　２７４±２９　　２２１±３１　　　　
　＋例　　　　６　　　５１３±４８　　４０９±５０
　　　　＋＋７　　　４０８±４４　　３４３±３５　
　　　＋””　　８　　２５Ｂ±２４　２１１±３１＋
９　　４１８±３７　　３０１±３６　　　　＋−１−
１０３６４±３２　　２８６±２６　　　　＋−１−パ
ネル１０名中、著効５名、有効５名であり、有効率は１
００％を示し、篤異的養毛効果が得られた。

（以下余白） パネル１６　　無塗布群　　塗イ５群＋　　　４！ｌｌ
　　定１　　３００±５６　　２０８±４３　　　＋＋
２　　３６２±４３　３０２±３８　　　＋施　　　５
　　２５９±２８　２０６±３３　　　」−例　　　　
６　　　４４８±４２　　３９２±４７　　　４−７　
　　　　　　３２６±６８　　　　　２２５±６２　　
　　　　　−ト十”　　　８　　　２３４±３０　１９
２±２８　　４−９　　４１２±５２　３０６±３２　
　　＋＋ＩＱ　　　１８５±４９　　：Ｌ３９±３０　
　　」−パネル１０名中、著効４名、有効６名であり、
有効率はｌｏｏ　％を示し、驚異的養毛・効果力量４０
られた。

（以下余白） パネル１６　　無塗布群　　塗布ＪＴ　　　　判　定１
　　１６８±３１　１７２±２７　　−２　　１５４±
１９　１１８±２１　　　＋／Ｐ−Ｘ　　３　　　３２
５±４６　　３２６±３３　　−比 ４　　２１８士２１　　１６９±２３　　　　＋”　　
　　５　　　３７０±４１　　３４．４士５３　　　　
±例　　　　６　　　２２７土２６　　２２６±１９　
　　　　−７３２４±２９２７４±３４十 ’ｉ’　　８　２３４±３０　１８３±２６＋９　　　
２８３±２５　　２５５±２６　　　　　±１０　　３
６５±＜＋９　　３３ｃｒ±３６　　　　±パネル１０
名中、有効４名、やや有効２名、無効４名で、有効率は
４０％であり、若干の養毛効果を示すＫすぎない。

（以下余白） パネル漸　無塗布群　　塗布群　　’１−１１　　定１
２１６±２８　１６８±２６＋ ２２４０±５２　２４：Ｌ±４８− 較　　５２３５±２６　　□９４±２８」−例　　　６
　　　３０８±６０　　３０４±５３　　　−７２５０
±２１　２１３±２４＋ ””　　　８３９６±４４　３７２±２９　　　±９３
６５±４６　３６９±５２− １０　　３８１±４３　３８７±４１　　　−パネル１
０名中、有効３名、やや有効２名、ツ（＆効５名で、有
効率は３０％であり、若干の養毛効果を示すにすぎない
。

（以下余白） パイル／＋６　　無塗イｌｉ　７ｆＹ　　　塗イ１】群
　　　判　　定１　　２８５±４０　　２４１±３６　
　　　＋２　　３６０±４７　　３６７±５２　　　−
／−Ｘ　　　３　　　１９０±３４　　１６７±２７　
　　　±比 ４２０８±４４１６’Ｏ±４６＋ ′ｌ′！２　５　　３８１±３８　３８８±４９　　−
例　　　　６　　　１９９±３６　　１９７±２６　　
　　−７３１１±３６２５０±３５＋ ””　　８　　１６５±１９　１７４±２５−９２３７
±３６２０８±２７＋ １０　　　３４０±５０　　３１９±６０　　　　　±
パネル１０名中、イ〕効４名、やや有効２名、無効４名
で、有効率４０％であり、若干の養毛効果を示すにすぎ
ない。

前述したように、本発明に係る養毛相は、従来のｊノ、
λ化カルプロニウム、女性ホルモンまたはテスレ トスプロン−５α−ヘダククーゼ阻害剤をそれぞれ！１
つ独に用いた養毛料にくらべて、その養毛効果が非？Ｋ
　Ｋ優１ｚていることは明らかである。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　塩化カルプロニウムと、女性ホルモンの一種
   又は二種以上とを含有することを特徴とする養毛料。
2. （２）　　塩化カルプロニウムと、女性ホルモンの一種
   又ハ二種以上と、テストステロン−５α−レダクターゼ
   阻害剤の一種又は二種以上とを含有することｆｔ％徴と
   する養毛刺。
3. （３）　　女性ホルモン力、エチニルエストラジオール
   、１７β−ニストランオール、エストリオール、エスト
   ロンである特８′ｌ’　ｇｒｉ求の範囲第１項又は第２
   項記載の養毛料。
4. （４）　　テストステロノー５α−レダクターゼ阻害剤
   が、アンドロステンジオン、４−ア／ドロステン＝３−
   オン−１７β−カルボン酸、グロゲステロン、コルチコ
   ステロン、ヒドロコーチシンで６るｆｊ許Ｊ青求の範囲
   第２項記載の養毛料。