JPS59171665A - 印写装置 - Google Patents
印写装置Info
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- JPS59171665A JPS59171665A JP58045587A JP4558783A JPS59171665A JP S59171665 A JPS59171665 A JP S59171665A JP 58045587 A JP58045587 A JP 58045587A JP 4558783 A JP4558783 A JP 4558783A JP S59171665 A JPS59171665 A JP S59171665A
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- electrodes
- printing device
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/35—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
- B41J2/355—Control circuits for heating-element selection
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は印写装置に関するもので、肝しくは導ζ;性シ
ートに電流を流し、ジュール熱による発熱により熱溶融
性インクを融解せしめ、転写紙に転写することによって
印写を得る、いわゆる通電発熱転写に関する。 通電による発熱で固形インクを融解してml録紙に転写
する方法は既に様々な試みがなされている。 基本的な概念を第1図に示す。通電発熱シート1は、通
fir、層2.支持層3.熱融解インク層4がら成って
おり、支持層3がフm軍層を兼ねることもある。自己録
原理は以下の如くである。記録電極5に伯号臀圧発生都
7で記録パターンに応じた軍用を印加すると、通′市層
2を介して#路′…;極6へ電流が流れる。この時、記
録電極5と通゛亀ノ※2の接触面績よpも十分大きく帰
路′電極を作ってやると、通電によるジュール熱は、は
とんど記録電極5の直下で生じる。生じたジュール熱は
熱伝得によ、り支持体3を通過して熱融解インク4を融
解せしめ、インクの融解部分内が記録紙8に転写され、
印写が々される。 以上のように通電発熱、転写による記録は、■普通紙に
記録できる。■無騒音である。■階調記録ができる。■
カラー記録ができる。等の長所を持つ。しかし上記のよ
うな長所を持ちながら他の印写方式であるインクジェッ
ト方式やサーマルヘッドによる熱転写方式等に比べると
商品化の展望がきわめて低い。これは以下の理由による
。 従来提案されてきた通電発熱転写方式は、基本的には第
1図に示したように1本の記録電極でシリアルに印写し
ていくか、もしくは複数の記録電極と1つの帰路電極を
持ち、枚数の記録電極を時分割で駆動するかのどちらか
であった。 前者は記録速度が極端に遅く、後者に記録’fa杉を駅
に勤するドフィバーを盲己録電極の数だけ持たなければ
ならないため非常に高価になるのと、時分詞のデユーテ
ィ−が高くなるため1画素分の投入パワーが関くなる。 という欠点がある。このため種々の長所を持ちながら、
通′iシ発熱方式の発展が妨げられてきた。 本発明はかかる欠点を除去したもので、その目的は、低
価格で高速、高品質のフルカラープリンターを提供する
ことにある。 本発明の主旨は複数の記録′tlf極を同時ic選択し
、し〃・も時分割駆動を行う通電発熱rjd録ヘッドを
実現することによって、上記の目的を達成することであ
る。 第2図に本発明による記録ヘッドの時分割駆動原理図を
示す。電極形状は(αl K yJ<すように対向して
配置された複数の一対の帰り′6電徐101〜1゜4の
間VC記録電4! 201〜206が配置されている。 以後この対向した1対の帰路電極を1つとして扱う。 今肺り合う帰路電極に異る電位を加えた時の等電位面を
第3図に示した。第3図は記録ヘッドに導電層を有する
通電発熱シートを接触させ、帰路電極101,1.02
にそれぞれB jul 、 C) Ivlなル’+fi
位を印加した時の導電層での等電位面である。しjに示
した如くこの時、帰路電極1020分割された領域11
への電界の進入はほとんどないため、例えば今、記録電
極】3,14を同時にO
ートに電流を流し、ジュール熱による発熱により熱溶融
性インクを融解せしめ、転写紙に転写することによって
印写を得る、いわゆる通電発熱転写に関する。 通電による発熱で固形インクを融解してml録紙に転写
する方法は既に様々な試みがなされている。 基本的な概念を第1図に示す。通電発熱シート1は、通
fir、層2.支持層3.熱融解インク層4がら成って
おり、支持層3がフm軍層を兼ねることもある。自己録
原理は以下の如くである。記録電極5に伯号臀圧発生都
7で記録パターンに応じた軍用を印加すると、通′市層
2を介して#路′…;極6へ電流が流れる。この時、記
録電極5と通゛亀ノ※2の接触面績よpも十分大きく帰
路′電極を作ってやると、通電によるジュール熱は、は
とんど記録電極5の直下で生じる。生じたジュール熱は
熱伝得によ、り支持体3を通過して熱融解インク4を融
解せしめ、インクの融解部分内が記録紙8に転写され、
印写が々される。 以上のように通電発熱、転写による記録は、■普通紙に
記録できる。■無騒音である。■階調記録ができる。■
カラー記録ができる。等の長所を持つ。しかし上記のよ
うな長所を持ちながら他の印写方式であるインクジェッ
ト方式やサーマルヘッドによる熱転写方式等に比べると
商品化の展望がきわめて低い。これは以下の理由による
。 従来提案されてきた通電発熱転写方式は、基本的には第
1図に示したように1本の記録電極でシリアルに印写し
ていくか、もしくは複数の記録電極と1つの帰路電極を
持ち、枚数の記録電極を時分割で駆動するかのどちらか
であった。 前者は記録速度が極端に遅く、後者に記録’fa杉を駅
に勤するドフィバーを盲己録電極の数だけ持たなければ
ならないため非常に高価になるのと、時分詞のデユーテ
ィ−が高くなるため1画素分の投入パワーが関くなる。 という欠点がある。このため種々の長所を持ちながら、
通′iシ発熱方式の発展が妨げられてきた。 本発明はかかる欠点を除去したもので、その目的は、低
価格で高速、高品質のフルカラープリンターを提供する
ことにある。 本発明の主旨は複数の記録′tlf極を同時ic選択し
、し〃・も時分割駆動を行う通電発熱rjd録ヘッドを
実現することによって、上記の目的を達成することであ
る。 第2図に本発明による記録ヘッドの時分割駆動原理図を
示す。電極形状は(αl K yJ<すように対向して
配置された複数の一対の帰り′6電徐101〜1゜4の
間VC記録電4! 201〜206が配置されている。 以後この対向した1対の帰路電極を1つとして扱う。 今肺り合う帰路電極に異る電位を加えた時の等電位面を
第3図に示した。第3図は記録ヘッドに導電層を有する
通電発熱シートを接触させ、帰路電極101,1.02
にそれぞれB jul 、 C) Ivlなル’+fi
位を印加した時の導電層での等電位面である。しjに示
した如くこの時、帰路電極1020分割された領域11
への電界の進入はほとんどないため、例えば今、記録電
極】3,14を同時にO
【τ1の電位にすると、記録電
極13では帰路電極101から電流が流れ、前述した通
電発熱記録の原理に従って印写がなされるが、記録電極
I4の近傍は同電位であるため電流の流れ込みがなく、
従って印写がなされない。以上のように帰路電極を配置
することによシ、帰路′−極と記録電極の電位の選択に
より、選択的な印写が実現できた。 第2図1b+は本発明による駆動原理を示した。選択信
号電極81301 、82302 、 S、303はそ
れぞれ逆流防止ダイオード501〜506を経て記録電
極201〜206に接続されている。例えば選択信号電
極El 、 301を選択(例えばOCυ1)シ、S
2302.53303を非選択(フローティング)[L
、帰路電極101と103をそれぞれ独立” s 01
υI カE(υ)を同時に印加する。印加した電位がど
のような組み合わせであっても、前述したようr(対向
した帰路電極対間への電界の回わシ込みがないため、記
録Jc極201 、202は独立に印写できる。一方弁
選択のi1ル録電極203.204.205.206は
帰路電極101と103との間にそれぞれ閉ループを生
じるが、逆流防止ダイオード503.504.505.
506によって電流が阻止されるため、印写けなされな
い。次に1選択信号電橙302.もしくは303が選択
された場合、記録電極203,204jたは、205,
207がそれぞれ帰路電極対【l−01と102,10
3と104または、102と103,104と105の
分割された間にあるため、肌シ合う帰路′電極の影響を
受ける。従ってこれを避けるために隣り合う帰路電極を
紐にして駆動する。例えば選択信号電極302を選択し
た時は、帰路電極101と102の組と103と104
の組1選択侶号電極3゜3を選択した時は帰路電極10
2と103の組と104と105の組をそれぞれ駆動す
ることによシ、全ての記録電極を駆動することができる
、実際には1副走食ルj i44を前半と後半に分け、
例えは前半tl(td帰路電極101と102,103
と104の組を、後半には102と103,104と1
05の組をそれぞれベアで駆動する。 ところで帰路電極の各組に異った電位を加えた場合に、
帰路電極間にも電流が流れる。しかし帰路電極の面積は
記録電極に比べて十分大き−ため電流密度が十分に小さ
く、はとんど支障はない。 以上のように1行の印写を行う様に、瞬り合う2つの帰
路電極の組を前半と後半でその組み合わせを替えて駆動
するため、次のような変則的な時分割方式となる。つま
り、選択信号電極をM本、帰路電極数を(2N+1)個
とすると、M十(2N−1)個の駆動回路でM’ X
N個の記録電極を駆動することができる。この時、1つ
の選択期間にN個の記録′低価で同時に曹き込み、その
デユーディーはIAとなる。これは従来のマルチヘッド
に比べて同じ連朋を仮定すると、選択時間がN倍になる
ため大幅にパワーを低下することができ、しかも駆動回
路数も大幅に減少することにより、画期的なコストダウ
ンが可能である。 ところで上記の電極形状は、マルチスタイラスを有する
静電プリンタと類似したものであるが、通電発熱転写方
式においては従来のマルチスタイラス静電プリンタの駆
動方式では時分割駆動ができず、本発明による駆動方法
によって初めて実現されることを以下に示す。 第4図に示すような型棒構成に対して、従来のマルチス
タイラス静電プリンターでは、帰路’Ri 橙に相当す
るC I 101〜Cs 105 kこ選択信号を加え
、記録電極側をA群加と5群21に分けそれぞれを交互
に同時に駆動する。通電発熱転写方式において、このよ
うな、駆動を行うと通電層にi−ける電位の分布が第5
図に示すようになる。第5図は対向する帰路電極101
を例えばEfυ1に選択し、隣り合う記録電極207.
208.209を0(υ)に、他をフローティングにし
た時の通電層における電位分布を示した。O(υ)にし
た各記録電極間に、電位勾配がないため、単独に記録電
極を0(υ1にした時に比べ電流密度が減少し、特に真
中の記録’に極208にはほとんど電流が流れなくなる
。従って結果的に印写むら、印写抜けが生じる。 本発明による駆動方式では、記録電極側の301〜31
8を選択し、帰路電極101〜105にデータに応じた
信号電圧を同時に印加するため、常に1組の帰路電極に
対しては1つの記録電極だけが選択されているため、上
記のような記録電極間の電界抜けを生じない。以上のよ
うに本発明はマルチスタイラス静電プリンタと全く異っ
た駆動原理に基づくものである。 次に本発明による階調記録について述べる。本発明によ
る記録ヘッドを通電層、インク層を有する発熱シートに
接触させ、通電させた時の記録電極201と帰路電極1
01による通電層の電位分布を模式的に第6図(C1に
示した。記録′#i!近傍に非常に急な電位勾配がある
。このため通電による発熱による発熱シートの熱分布は
1b+に示したように中心にピークを持つ山形になる。 波線は実線よりも投入エネルギが大きい場合である。図
では縦軸に温度、横軸に図Cα)に4応する位置をとっ
た。 T8を熱融解性インクの融点とすると、投入するエネル
ギーによってT8で切られる熱分布の面積が変わる。つ
まり投入エネルギーによって印写されるドツトに面積変
調がかけられる。第7図に印写エネルギーとオプティカ
ルデンシティ−の関係を示した。1つのドツトに対して
変調がかかるため、マトリックスを組む必要がな。、ぐ
、コスト的にも連層的にも非常に有利VCなった。 以上のように、高速で高品質な印写を低コストで実現可
能な、通電発熱記録ヘッド及び駆動原理が開発されるに
いたシ、これをフルカラープリンターとして商品化した
いと1−う要望がある。そのためKは、記録ヘッド及び
駆動回路に見合うだけの性能及びコストの信号処理系が
不可欠であり、本発明はかかる要求にこたえ、高速、低
コストにて高度な信号処理が可能な機+fitを有する
フルカラーの印写量ftを提供するものであり以下詳細
に説明する。 通電発熱転写を用いてフルカラー印写をするために、熱
融解インクとして、シアン【C)、マゼンタ[M+ 、
イエロー(Y)、必要によp墨(13K)を用いる。 これらの色材を、入力信号であるレッドIR)、グリー
ン(G1.ブルーiBl [よシコントロールヲ行ナイ
、Y 、 )A 、 C、B Kの順序で同一の記録紙
に重ね合わせて印写することによシフルカヲー印写が可
能となる。 ところか、R,G、Bの入力信号により、C2M、Y、
BKの各インクの印写量を定めるためには、各鍾の変換
が必夫となる。まず使用する色材の分光反射特性が理想
的でないために、マスキングマトリックスにより各色材
のバランスをとる必要がある。墨版を用いる場合は、中
性色成分を算出し、必要ならば、C,M、Yの各色材の
下色除去処理を行なう。 つぎに印写原理により定丑る入力信号の変調度対画像濃
度のガンマ特性を補正する必要がある。さら[は、入力
信号の特徴あるいけ、印写装置の利用者の好みによる変
換がなされる。 以上の信号処理は、従来はカンマ補正回路や、マトリッ
クス回路などノヘードウエアで行々われていた。しかる
に、色量や記録紙の変更、入力信号の特徴の変化、利用
者の好みの変化に対して即座に対応するKは、ハードウ
ェアによる処理は不便である。才だ、CPUを用いての
ソフトウェア処理をそのつど実行すると、265個以上
ある画素に対しては時間がかかりすぎて実用にならない
し高速処理可能なイメージプロセソザーアレイハ大変高
価である。 そこで本発明では、各色材の印写量を定めるために、メ
モリーテーブルを使用する。 第8図にメモリーテーブルの概念を示す。入力信号はデ
ジタイズされ、三次限のアドレス空間を造っており、各
信号強度r、g、bの組合せすべてに一つづつのアドレ
スが割り当てられている。 各アドレスには、該信号強度rCついて前記(,4号処
理をした結果がすでに記1]ホさせてあり、直接にシア
ン、マゼンタ、イエロー、墨版の印写量を読み出すこと
ができる。このメモリー弥−プルの使用により、処3−
!l内容の変更が容易で4速処理が可能となる。 さらに上記メモリーテーブルと、入力信号の変調jすに
ついて不等間隔に選んだスレッシュホールドを用いてサ
ンプリングする機構とを使用することにより、非常に効
率よく、人間の視覚特性にマツチした信号処理が実現で
きることを以下に示す。 第9図は、縦軸に人間の明るさ感覚を等間隔にとシ、横
軸に光エネルギーによシ変調された入力信号の変調度を
等間隔にとっである。第9図のグラフの形は対象とする
信号の色によシ異なるが傾向は同じである。第9図よυ
変調度を等ステップにサンプリングすると、暗い部分で
は、サンプリングピッチが荒く、明るい部分では必要以
上に細かいサンプリングとなる。明るさに対して等歩度
となる様スレッシホールドを定めてサンプリングすれば
、情報蓋の有効利用がはかれる。 また、疑似輪郭など、サンプリングに起因する問題モ、
スレッシュホールドを適当に定めることによシ緩和でき
る。 ところで、先のメモリーテーブルにおけるアドレスのビ
ット数と、メモリーテーブル内のデータのピット数は独
立に設定できるから、例えば、入力信号を適当に選んだ
スレッシュホールドによって4ビツトの情報とし、その
4ビツトで定゛まるアドレスに8ビツトのデータを格納
してbケバ、256階調の内の任意の16階調を使用す
ることが可能であり、容量の小さなメモリーテーブルに
よって、人間の視覚特性にマツチさせた信号処理が効率
よく実現できる。 以下実施例を示す。 第1()図に本発明による実施例を示す。図falでA
I= 4.4M、 A2= 0.6ms 、 As=
1.ma 、記録電極間ピッチ”z”=200μmであ
る。図Ib)には駆動法の概念図を示した。分割はM
=50 、 N =1f+で、50の選択信号電極81
301〜S 60350と、2N+1=2]の帰路電極
101〜121によって、N X M = 500の記
録電極を駆動する。記録電極は帰路電極101の中央部
から始−j、j)、121の中央部まで、5ドツト/藺
の密度で1〔〕t7n幅に配tiffiされている。従
って前述したように選択信号′電極301〜325を選
択する時には、帰路′出、極を101と102゜103
と104.、、.119と120という組み合わせでい
っしょに駆動し、選択信号電極:つ26〜350を選択
する時には、帰路電極102と103.104と105
゜、。120と121という組み合わせで駆動する。こ
のような駆動を行うことによつ−C1隣り合った帰路電
極の間に配置された記録電極に対しても正常な印写を行
うことができた。 in図に該記録ヘッドの構造の1実施例を示す。 図は記録ヘットの主走査方向に対して垂直な断面図であ
る。巻線ワイヤを用いた記録電極201と、帰路電極1
01を石英ガラス粉を混入した耐熱性に優れたエポキシ
系樹脂601により保持し、後に駆動回路を搭載した基
板602に実装したものである。記録電極201に巻線
を使用したことにより、記録電極の寸法、ピッチのイ゛
h度の良い記録ヘッドが作製できた。又石英ガラス粉を
混入したエポキシ系樹脂を使用したことによシ、電極面
の平担度の仕上げの加工が要易にな9又耐熱性も向上し
た。 第12図は記録ヘッド構造の別の実施例を示すもので、
ヘッド向上で一番筒熱となる記録電極の周辺の保持材に
セヲミソク材603を使用したものであシ記録中の放電
、や過負荷によるヘッド面の熱的損傷が生じなくなった
。 第13図にさらに記録ヘッド構造の別の実施例を示す。 対向する帰路電極の組を各々の絶縁性基板604.60
5上にエツチングにより形成させ、又記録電極201を
絶縁性基板605上に形成させ、各々の基板を張り合わ
せた後、各基板間のすき間に絶縁性の充填材607を満
たしたものである。エツチングによpH,極を形成させ
る為、寸法精度が容易に得られ、又同一基板上に駆動回
路が実装でき、安価で1斤産性に富んだ構造の記録ヘッ
ドとなった。 第15図に駆動波形のタイミングチャートを示す。 選択信号401〜450は選択信号電極301〜350
に印加され、図のHレベルで選択(01ν1)、Lレベ
ルで非選択(フローティング)の電位となる。16号3
0のタイミングで、例えばHレベルの時は帰路電極10
1と102,103と104゜。。、114と120の
、Lレベルの時Vi102と103,104と105.
。、。120と121の組み合わせで、書き込みのデー
タに応じた信号を印加される。 本実施例ではlv調は帰路電極101〜121に加える
電圧を16段階にパルス幅変調を行って16階調を実現
した。 第1r1図に本発明におけるサンプリング機構及び駆動
回路の一例を示す、入力信号は8ビツトのA/D変換器
:36で8ビットのデータ37に変換され、16段階の
スレッシュホールドを記憶した不等間隔ザンブリング用
のROMテーブル;38を通過することにより4ビツト
のデータ39とな夛、フィンバッファー40に入る。一
方コントロール部4]からフィンバッファー40へ一行
の先頭を示すLS信号:31とリクエストクロック32
(500prls )を送る。送られてきたリクエス
トクロック33に同期した4ビツトの画素データ50は
ガンマ補正等の信号処理用のメモリーテーブル42のア
ドレスに入力され、複数ビットの信号51で各色又は出
力内容に応じた信号処理用メモリーテーブルを選択され
て、8ビツトの画素データ52として、シフトレジスタ
44へ転送される。シフトレジスタ化け8ビツト並列で
用役あシ、転送用のクロック33で転送終了後、プリセ
ットカウンタ45に信号34でセットさり、る。プリセ
ットカウンタ45は8ピツト入カで1()個あり、クロ
ック53でカウントして、入力データに応じたパルス幅
を作る。セラ)(,4M 第1()図に駆動回路の一例を示す。コン) o −L
Jl/部4Jから画信号発生部4oへ一行の先頭を示
すLS信号3]とリクエストクロック32 (500y
)uls)を送る。送らり、できたリクエストクロツク
32ニ同期した4ビツトの画素データ5o17tガンマ
補正等の画像処理用のROMテーブル42のアドレスに
入力され、枚数ビットの信号5】で各色又は出力内容に
応じた画像処理用テーブルを選択されて、8ビツトの画
素データ52として、シフトレジスタ44へ転送される
。シフトレジスタ化は8ビツト並列でHl 段あり、転
送用のクロック3:3で転送終了後、プリセットカウン
タ45に信号34でセットされる。プリセットカウンタ
45は8ビツト人カで】(]個あり、クロック53でカ
ウントして、入力データに応じたパルス幅を作る。セッ
ト信号35とプリセットカウントから得られたキャリー
で7リツプフロツプ46をたたき、データに応じたパル
スを作る。以上のようにしてパルス幅変調が行われるの
で、16Wi調ではあるが、256階調分のきざみで階
調を選ぶことができる。 得られた変ル1■パルスは分配部47で信号側によって
帰路電極101〜35とブリセントカウントから得られ
たキャリーでフリップフロップ46ヲたタキ、データに
応じたパルスを作る。以上のようにしてパルス幅変調が
行われるので、]66階ではあるが、256階調分のき
ざみで階調を選ぶことができる。 得られた変調パルスは分配部47で信号30によって帰
路電極101〜121の隣り合った2つの組合わせを選
択し、駆動部48で駆動電圧に変換され21個の帰路電
圧101〜121へ出力される。 −力選択信号401〜450は%50段のシフトレジス
タ49で、クロック58とタイミング信号59VCよっ
て作られ、オーブンドレインの島耐圧ドフィバ60から
選択信号電極301〜350へ出力される。 24Lo図に本発明によるフルカラープリンタの概念図
を示す。ローラ80に巻きつけた記録紙8oと、シート
供給部82から、送ジロー585を経て供給される通電
発熱シート1をローラ8oの上で重ね合わせ、記録ヘッ
ド81で記録する。ヘッドは押えバネ88によってロー
ラ8oに押し付けられ、適正な押しつけ圧を保ち、記録
ヘッド81.過電発熱シート1と記録紙との間に均一な
接触性を保つ。 通電発熱シート1はロール状になっており□、第12図
に示すように、熱融解インク層が、イエロー95、マゼ
ンタ96.シアン97.墨版98の順VC1ペ一ジ分毎
塗布されている。従って1枚のフルカラー記録を得るの
に4回の書き込みを行うことになる。従って色を重ねる
時には高精度の位置合わせが必袈である。本発明で?′
i記録紙8をロール80に対して巻き付け、固定し、ロ
ータリーエンコーダー91によって絶対位置を出してい
る。ロータリーエンコーダ−91からの位置信号は、コ
ントロール部91へ送られ、定速回転のためのロール8
0へのフィードバック、位置合わせのための、シート送
りローラ82.シート巻きローラ83゜記録ヘッド駆動
回路84へ信号が送られる。 以上のようにして本発明では高精度の位置合わせを実現
した。 本発明による釉々の実験の結果、ローラ80は、記録ヘ
ッド81の製造上からくる平面度と記録紙8の密接なる
接触性よシ、弾性体が最も良くマツチングした。中でも
ゴムローラ(図示ナシ)によるローラが圧の均一性より
適している事が判明した。ゴムローラの硬度は、ゴムロ
ーラの径とも関係して型費なバラメータになシ、H04
5〜55が適正である。 又接触性より米るローラ径は、φ60〜φ80□が好条
件であシ、押し付は圧は、1.5〜2.5IIV口2が
高品質を出す上に重要な条件となっている。次に記録紙
8と記録電極201〜250との電気的位置合わせの必
要よやロータリーエンコーダを用いているが、駆動回路
84(記録紙速度同期信号発生装置)から発生する信号
は、高精度の位置合わせをする上から記録紙送り方向の
記録datの分解能の数に等しい事が必要であ)、ある
いは、整数分の1倍にし、整数分の1のパルスを分周し
て記録datの同期信号として用しる。 以上の印写装置により、1.+l on X lfl
cmのフルカラーコピーを20秒で実現できた。 以上のように本発明は、通電発熱記録方式を時分割駆動
により実現したもので、しかも投入エネルギーによって
面積変調をかける、いわゆるアナログ変調方式であるた
め、非常に冒分解能、高速のフルカラープリンタを低価
格で実現した画期的なものである。カラービデオプリン
ター、カブ−コピー等その応用はけわめて広い。 尚本発明による駆動方式を用いれば第13図のようなサ
ーマルヘッド95を構成することができる。 これは通電層96を記録ヘッドが有したもので、記録原
理は前述したものと全く同様で、通電層96の発熱によ
り、熱融解性インクを融解し印写する。 従来のサーマルヘッドと異り面積変調によるアナログ階
調記録が可能であるため、高速、低価格のフルカラー用
窓熱記録ヘッドとして非常に利用価値が大きい。
極13では帰路電極101から電流が流れ、前述した通
電発熱記録の原理に従って印写がなされるが、記録電極
I4の近傍は同電位であるため電流の流れ込みがなく、
従って印写がなされない。以上のように帰路電極を配置
することによシ、帰路′−極と記録電極の電位の選択に
より、選択的な印写が実現できた。 第2図1b+は本発明による駆動原理を示した。選択信
号電極81301 、82302 、 S、303はそ
れぞれ逆流防止ダイオード501〜506を経て記録電
極201〜206に接続されている。例えば選択信号電
極El 、 301を選択(例えばOCυ1)シ、S
2302.53303を非選択(フローティング)[L
、帰路電極101と103をそれぞれ独立” s 01
υI カE(υ)を同時に印加する。印加した電位がど
のような組み合わせであっても、前述したようr(対向
した帰路電極対間への電界の回わシ込みがないため、記
録Jc極201 、202は独立に印写できる。一方弁
選択のi1ル録電極203.204.205.206は
帰路電極101と103との間にそれぞれ閉ループを生
じるが、逆流防止ダイオード503.504.505.
506によって電流が阻止されるため、印写けなされな
い。次に1選択信号電橙302.もしくは303が選択
された場合、記録電極203,204jたは、205,
207がそれぞれ帰路電極対【l−01と102,10
3と104または、102と103,104と105の
分割された間にあるため、肌シ合う帰路′電極の影響を
受ける。従ってこれを避けるために隣り合う帰路電極を
紐にして駆動する。例えば選択信号電極302を選択し
た時は、帰路電極101と102の組と103と104
の組1選択侶号電極3゜3を選択した時は帰路電極10
2と103の組と104と105の組をそれぞれ駆動す
ることによシ、全ての記録電極を駆動することができる
、実際には1副走食ルj i44を前半と後半に分け、
例えは前半tl(td帰路電極101と102,103
と104の組を、後半には102と103,104と1
05の組をそれぞれベアで駆動する。 ところで帰路電極の各組に異った電位を加えた場合に、
帰路電極間にも電流が流れる。しかし帰路電極の面積は
記録電極に比べて十分大き−ため電流密度が十分に小さ
く、はとんど支障はない。 以上のように1行の印写を行う様に、瞬り合う2つの帰
路電極の組を前半と後半でその組み合わせを替えて駆動
するため、次のような変則的な時分割方式となる。つま
り、選択信号電極をM本、帰路電極数を(2N+1)個
とすると、M十(2N−1)個の駆動回路でM’ X
N個の記録電極を駆動することができる。この時、1つ
の選択期間にN個の記録′低価で同時に曹き込み、その
デユーディーはIAとなる。これは従来のマルチヘッド
に比べて同じ連朋を仮定すると、選択時間がN倍になる
ため大幅にパワーを低下することができ、しかも駆動回
路数も大幅に減少することにより、画期的なコストダウ
ンが可能である。 ところで上記の電極形状は、マルチスタイラスを有する
静電プリンタと類似したものであるが、通電発熱転写方
式においては従来のマルチスタイラス静電プリンタの駆
動方式では時分割駆動ができず、本発明による駆動方法
によって初めて実現されることを以下に示す。 第4図に示すような型棒構成に対して、従来のマルチス
タイラス静電プリンターでは、帰路’Ri 橙に相当す
るC I 101〜Cs 105 kこ選択信号を加え
、記録電極側をA群加と5群21に分けそれぞれを交互
に同時に駆動する。通電発熱転写方式において、このよ
うな、駆動を行うと通電層にi−ける電位の分布が第5
図に示すようになる。第5図は対向する帰路電極101
を例えばEfυ1に選択し、隣り合う記録電極207.
208.209を0(υ)に、他をフローティングにし
た時の通電層における電位分布を示した。O(υ)にし
た各記録電極間に、電位勾配がないため、単独に記録電
極を0(υ1にした時に比べ電流密度が減少し、特に真
中の記録’に極208にはほとんど電流が流れなくなる
。従って結果的に印写むら、印写抜けが生じる。 本発明による駆動方式では、記録電極側の301〜31
8を選択し、帰路電極101〜105にデータに応じた
信号電圧を同時に印加するため、常に1組の帰路電極に
対しては1つの記録電極だけが選択されているため、上
記のような記録電極間の電界抜けを生じない。以上のよ
うに本発明はマルチスタイラス静電プリンタと全く異っ
た駆動原理に基づくものである。 次に本発明による階調記録について述べる。本発明によ
る記録ヘッドを通電層、インク層を有する発熱シートに
接触させ、通電させた時の記録電極201と帰路電極1
01による通電層の電位分布を模式的に第6図(C1に
示した。記録′#i!近傍に非常に急な電位勾配がある
。このため通電による発熱による発熱シートの熱分布は
1b+に示したように中心にピークを持つ山形になる。 波線は実線よりも投入エネルギが大きい場合である。図
では縦軸に温度、横軸に図Cα)に4応する位置をとっ
た。 T8を熱融解性インクの融点とすると、投入するエネル
ギーによってT8で切られる熱分布の面積が変わる。つ
まり投入エネルギーによって印写されるドツトに面積変
調がかけられる。第7図に印写エネルギーとオプティカ
ルデンシティ−の関係を示した。1つのドツトに対して
変調がかかるため、マトリックスを組む必要がな。、ぐ
、コスト的にも連層的にも非常に有利VCなった。 以上のように、高速で高品質な印写を低コストで実現可
能な、通電発熱記録ヘッド及び駆動原理が開発されるに
いたシ、これをフルカラープリンターとして商品化した
いと1−う要望がある。そのためKは、記録ヘッド及び
駆動回路に見合うだけの性能及びコストの信号処理系が
不可欠であり、本発明はかかる要求にこたえ、高速、低
コストにて高度な信号処理が可能な機+fitを有する
フルカラーの印写量ftを提供するものであり以下詳細
に説明する。 通電発熱転写を用いてフルカラー印写をするために、熱
融解インクとして、シアン【C)、マゼンタ[M+ 、
イエロー(Y)、必要によp墨(13K)を用いる。 これらの色材を、入力信号であるレッドIR)、グリー
ン(G1.ブルーiBl [よシコントロールヲ行ナイ
、Y 、 )A 、 C、B Kの順序で同一の記録紙
に重ね合わせて印写することによシフルカヲー印写が可
能となる。 ところか、R,G、Bの入力信号により、C2M、Y、
BKの各インクの印写量を定めるためには、各鍾の変換
が必夫となる。まず使用する色材の分光反射特性が理想
的でないために、マスキングマトリックスにより各色材
のバランスをとる必要がある。墨版を用いる場合は、中
性色成分を算出し、必要ならば、C,M、Yの各色材の
下色除去処理を行なう。 つぎに印写原理により定丑る入力信号の変調度対画像濃
度のガンマ特性を補正する必要がある。さら[は、入力
信号の特徴あるいけ、印写装置の利用者の好みによる変
換がなされる。 以上の信号処理は、従来はカンマ補正回路や、マトリッ
クス回路などノヘードウエアで行々われていた。しかる
に、色量や記録紙の変更、入力信号の特徴の変化、利用
者の好みの変化に対して即座に対応するKは、ハードウ
ェアによる処理は不便である。才だ、CPUを用いての
ソフトウェア処理をそのつど実行すると、265個以上
ある画素に対しては時間がかかりすぎて実用にならない
し高速処理可能なイメージプロセソザーアレイハ大変高
価である。 そこで本発明では、各色材の印写量を定めるために、メ
モリーテーブルを使用する。 第8図にメモリーテーブルの概念を示す。入力信号はデ
ジタイズされ、三次限のアドレス空間を造っており、各
信号強度r、g、bの組合せすべてに一つづつのアドレ
スが割り当てられている。 各アドレスには、該信号強度rCついて前記(,4号処
理をした結果がすでに記1]ホさせてあり、直接にシア
ン、マゼンタ、イエロー、墨版の印写量を読み出すこと
ができる。このメモリー弥−プルの使用により、処3−
!l内容の変更が容易で4速処理が可能となる。 さらに上記メモリーテーブルと、入力信号の変調jすに
ついて不等間隔に選んだスレッシュホールドを用いてサ
ンプリングする機構とを使用することにより、非常に効
率よく、人間の視覚特性にマツチした信号処理が実現で
きることを以下に示す。 第9図は、縦軸に人間の明るさ感覚を等間隔にとシ、横
軸に光エネルギーによシ変調された入力信号の変調度を
等間隔にとっである。第9図のグラフの形は対象とする
信号の色によシ異なるが傾向は同じである。第9図よυ
変調度を等ステップにサンプリングすると、暗い部分で
は、サンプリングピッチが荒く、明るい部分では必要以
上に細かいサンプリングとなる。明るさに対して等歩度
となる様スレッシホールドを定めてサンプリングすれば
、情報蓋の有効利用がはかれる。 また、疑似輪郭など、サンプリングに起因する問題モ、
スレッシュホールドを適当に定めることによシ緩和でき
る。 ところで、先のメモリーテーブルにおけるアドレスのビ
ット数と、メモリーテーブル内のデータのピット数は独
立に設定できるから、例えば、入力信号を適当に選んだ
スレッシュホールドによって4ビツトの情報とし、その
4ビツトで定゛まるアドレスに8ビツトのデータを格納
してbケバ、256階調の内の任意の16階調を使用す
ることが可能であり、容量の小さなメモリーテーブルに
よって、人間の視覚特性にマツチさせた信号処理が効率
よく実現できる。 以下実施例を示す。 第1()図に本発明による実施例を示す。図falでA
I= 4.4M、 A2= 0.6ms 、 As=
1.ma 、記録電極間ピッチ”z”=200μmであ
る。図Ib)には駆動法の概念図を示した。分割はM
=50 、 N =1f+で、50の選択信号電極81
301〜S 60350と、2N+1=2]の帰路電極
101〜121によって、N X M = 500の記
録電極を駆動する。記録電極は帰路電極101の中央部
から始−j、j)、121の中央部まで、5ドツト/藺
の密度で1〔〕t7n幅に配tiffiされている。従
って前述したように選択信号′電極301〜325を選
択する時には、帰路′出、極を101と102゜103
と104.、、.119と120という組み合わせでい
っしょに駆動し、選択信号電極:つ26〜350を選択
する時には、帰路電極102と103.104と105
゜、。120と121という組み合わせで駆動する。こ
のような駆動を行うことによつ−C1隣り合った帰路電
極の間に配置された記録電極に対しても正常な印写を行
うことができた。 in図に該記録ヘッドの構造の1実施例を示す。 図は記録ヘットの主走査方向に対して垂直な断面図であ
る。巻線ワイヤを用いた記録電極201と、帰路電極1
01を石英ガラス粉を混入した耐熱性に優れたエポキシ
系樹脂601により保持し、後に駆動回路を搭載した基
板602に実装したものである。記録電極201に巻線
を使用したことにより、記録電極の寸法、ピッチのイ゛
h度の良い記録ヘッドが作製できた。又石英ガラス粉を
混入したエポキシ系樹脂を使用したことによシ、電極面
の平担度の仕上げの加工が要易にな9又耐熱性も向上し
た。 第12図は記録ヘッド構造の別の実施例を示すもので、
ヘッド向上で一番筒熱となる記録電極の周辺の保持材に
セヲミソク材603を使用したものであシ記録中の放電
、や過負荷によるヘッド面の熱的損傷が生じなくなった
。 第13図にさらに記録ヘッド構造の別の実施例を示す。 対向する帰路電極の組を各々の絶縁性基板604.60
5上にエツチングにより形成させ、又記録電極201を
絶縁性基板605上に形成させ、各々の基板を張り合わ
せた後、各基板間のすき間に絶縁性の充填材607を満
たしたものである。エツチングによpH,極を形成させ
る為、寸法精度が容易に得られ、又同一基板上に駆動回
路が実装でき、安価で1斤産性に富んだ構造の記録ヘッ
ドとなった。 第15図に駆動波形のタイミングチャートを示す。 選択信号401〜450は選択信号電極301〜350
に印加され、図のHレベルで選択(01ν1)、Lレベ
ルで非選択(フローティング)の電位となる。16号3
0のタイミングで、例えばHレベルの時は帰路電極10
1と102,103と104゜。。、114と120の
、Lレベルの時Vi102と103,104と105.
。、。120と121の組み合わせで、書き込みのデー
タに応じた信号を印加される。 本実施例ではlv調は帰路電極101〜121に加える
電圧を16段階にパルス幅変調を行って16階調を実現
した。 第1r1図に本発明におけるサンプリング機構及び駆動
回路の一例を示す、入力信号は8ビツトのA/D変換器
:36で8ビットのデータ37に変換され、16段階の
スレッシュホールドを記憶した不等間隔ザンブリング用
のROMテーブル;38を通過することにより4ビツト
のデータ39とな夛、フィンバッファー40に入る。一
方コントロール部4]からフィンバッファー40へ一行
の先頭を示すLS信号:31とリクエストクロック32
(500prls )を送る。送られてきたリクエス
トクロック33に同期した4ビツトの画素データ50は
ガンマ補正等の信号処理用のメモリーテーブル42のア
ドレスに入力され、複数ビットの信号51で各色又は出
力内容に応じた信号処理用メモリーテーブルを選択され
て、8ビツトの画素データ52として、シフトレジスタ
44へ転送される。シフトレジスタ化け8ビツト並列で
用役あシ、転送用のクロック33で転送終了後、プリセ
ットカウンタ45に信号34でセットさり、る。プリセ
ットカウンタ45は8ピツト入カで1()個あり、クロ
ック53でカウントして、入力データに応じたパルス幅
を作る。セラ)(,4M 第1()図に駆動回路の一例を示す。コン) o −L
Jl/部4Jから画信号発生部4oへ一行の先頭を示
すLS信号3]とリクエストクロック32 (500y
)uls)を送る。送らり、できたリクエストクロツク
32ニ同期した4ビツトの画素データ5o17tガンマ
補正等の画像処理用のROMテーブル42のアドレスに
入力され、枚数ビットの信号5】で各色又は出力内容に
応じた画像処理用テーブルを選択されて、8ビツトの画
素データ52として、シフトレジスタ44へ転送される
。シフトレジスタ化は8ビツト並列でHl 段あり、転
送用のクロック3:3で転送終了後、プリセットカウン
タ45に信号34でセットされる。プリセットカウンタ
45は8ビツト人カで】(]個あり、クロック53でカ
ウントして、入力データに応じたパルス幅を作る。セッ
ト信号35とプリセットカウントから得られたキャリー
で7リツプフロツプ46をたたき、データに応じたパル
スを作る。以上のようにしてパルス幅変調が行われるの
で、16Wi調ではあるが、256階調分のきざみで階
調を選ぶことができる。 得られた変ル1■パルスは分配部47で信号側によって
帰路電極101〜35とブリセントカウントから得られ
たキャリーでフリップフロップ46ヲたタキ、データに
応じたパルスを作る。以上のようにしてパルス幅変調が
行われるので、]66階ではあるが、256階調分のき
ざみで階調を選ぶことができる。 得られた変調パルスは分配部47で信号30によって帰
路電極101〜121の隣り合った2つの組合わせを選
択し、駆動部48で駆動電圧に変換され21個の帰路電
圧101〜121へ出力される。 −力選択信号401〜450は%50段のシフトレジス
タ49で、クロック58とタイミング信号59VCよっ
て作られ、オーブンドレインの島耐圧ドフィバ60から
選択信号電極301〜350へ出力される。 24Lo図に本発明によるフルカラープリンタの概念図
を示す。ローラ80に巻きつけた記録紙8oと、シート
供給部82から、送ジロー585を経て供給される通電
発熱シート1をローラ8oの上で重ね合わせ、記録ヘッ
ド81で記録する。ヘッドは押えバネ88によってロー
ラ8oに押し付けられ、適正な押しつけ圧を保ち、記録
ヘッド81.過電発熱シート1と記録紙との間に均一な
接触性を保つ。 通電発熱シート1はロール状になっており□、第12図
に示すように、熱融解インク層が、イエロー95、マゼ
ンタ96.シアン97.墨版98の順VC1ペ一ジ分毎
塗布されている。従って1枚のフルカラー記録を得るの
に4回の書き込みを行うことになる。従って色を重ねる
時には高精度の位置合わせが必袈である。本発明で?′
i記録紙8をロール80に対して巻き付け、固定し、ロ
ータリーエンコーダー91によって絶対位置を出してい
る。ロータリーエンコーダ−91からの位置信号は、コ
ントロール部91へ送られ、定速回転のためのロール8
0へのフィードバック、位置合わせのための、シート送
りローラ82.シート巻きローラ83゜記録ヘッド駆動
回路84へ信号が送られる。 以上のようにして本発明では高精度の位置合わせを実現
した。 本発明による釉々の実験の結果、ローラ80は、記録ヘ
ッド81の製造上からくる平面度と記録紙8の密接なる
接触性よシ、弾性体が最も良くマツチングした。中でも
ゴムローラ(図示ナシ)によるローラが圧の均一性より
適している事が判明した。ゴムローラの硬度は、ゴムロ
ーラの径とも関係して型費なバラメータになシ、H04
5〜55が適正である。 又接触性より米るローラ径は、φ60〜φ80□が好条
件であシ、押し付は圧は、1.5〜2.5IIV口2が
高品質を出す上に重要な条件となっている。次に記録紙
8と記録電極201〜250との電気的位置合わせの必
要よやロータリーエンコーダを用いているが、駆動回路
84(記録紙速度同期信号発生装置)から発生する信号
は、高精度の位置合わせをする上から記録紙送り方向の
記録datの分解能の数に等しい事が必要であ)、ある
いは、整数分の1倍にし、整数分の1のパルスを分周し
て記録datの同期信号として用しる。 以上の印写装置により、1.+l on X lfl
cmのフルカラーコピーを20秒で実現できた。 以上のように本発明は、通電発熱記録方式を時分割駆動
により実現したもので、しかも投入エネルギーによって
面積変調をかける、いわゆるアナログ変調方式であるた
め、非常に冒分解能、高速のフルカラープリンタを低価
格で実現した画期的なものである。カラービデオプリン
ター、カブ−コピー等その応用はけわめて広い。 尚本発明による駆動方式を用いれば第13図のようなサ
ーマルヘッド95を構成することができる。 これは通電層96を記録ヘッドが有したもので、記録原
理は前述したものと全く同様で、通電層96の発熱によ
り、熱融解性インクを融解し印写する。 従来のサーマルヘッドと異り面積変調によるアナログ階
調記録が可能であるため、高速、低価格のフルカラー用
窓熱記録ヘッドとして非常に利用価値が大きい。
第1図は従来の通電発熱転写記録方式の原理図である。
第2図(α1(b)は、本発明による記録ヘッドの原理
図である。 第3図は帰路電極による通電層の電位分布を示す図であ
る。 第4同はマルチスタイラス静電プリンタの駆動原理を示
す電極形状を示す図である。 第5図はマルチスタイラス静電プリンタの駆動方式を用
いた時の通電層における電位分布を示す図1である。 第6図(α11b+は、本発明による記録ヘッドによる
通′亀層の電位分布と、温度分布を示す図である。 第7図は、本発明における投入エネルギーと印写濃度と
の関係を示した。 第8図は、本発明における、信号処理用のメモリーテー
ブルの概念を示す図である。 第9図は、変調度と人間の明るさの感覚の関係の例を示
す図である。 第1O図(α)(b)は、本発明による印写原理に基づ
く記録ヘッドの原理図である。 第11 、12 、13図は記録ヘッドの構成例を示す
図である。 第14 、15図は1.駆動のための各柚1d号と、駆
動回路を示す図である。 第16図は、本発明である印写装置の概念図を示す図で
ある。 第17図は本発明で使用した通電発熱シートを示す図で
ある。 第18図は本発明による駆動yii、理を応用したサー
マルヘッドを示す図である。 通電発熱シート−1 通電層−2熱融解インク−4 記録1紙−8 帰路電極−101〜121 記録室&−201〜250 選択信号電極−303〜350 逆流防止ダイオード−501〜550 ROMテーブルー42 記録ローラー80 記録ヘッド−81押えバネ−88 駆動回路−84 シート送シローヲー82 シート巻きローラー83 位1に検出器−91 位置合わせコントローラー90 以 上 出願人 株式会社諏訪精工舎 代理人 弁理士最 上 務 第1図 第2図 第3図 第4図 小15図 第74図 第15図 第16図 第17図 、と 第1S17;
図である。 第3図は帰路電極による通電層の電位分布を示す図であ
る。 第4同はマルチスタイラス静電プリンタの駆動原理を示
す電極形状を示す図である。 第5図はマルチスタイラス静電プリンタの駆動方式を用
いた時の通電層における電位分布を示す図1である。 第6図(α11b+は、本発明による記録ヘッドによる
通′亀層の電位分布と、温度分布を示す図である。 第7図は、本発明における投入エネルギーと印写濃度と
の関係を示した。 第8図は、本発明における、信号処理用のメモリーテー
ブルの概念を示す図である。 第9図は、変調度と人間の明るさの感覚の関係の例を示
す図である。 第1O図(α)(b)は、本発明による印写原理に基づ
く記録ヘッドの原理図である。 第11 、12 、13図は記録ヘッドの構成例を示す
図である。 第14 、15図は1.駆動のための各柚1d号と、駆
動回路を示す図である。 第16図は、本発明である印写装置の概念図を示す図で
ある。 第17図は本発明で使用した通電発熱シートを示す図で
ある。 第18図は本発明による駆動yii、理を応用したサー
マルヘッドを示す図である。 通電発熱シート−1 通電層−2熱融解インク−4 記録1紙−8 帰路電極−101〜121 記録室&−201〜250 選択信号電極−303〜350 逆流防止ダイオード−501〜550 ROMテーブルー42 記録ローラー80 記録ヘッド−81押えバネ−88 駆動回路−84 シート送シローヲー82 シート巻きローラー83 位1に検出器−91 位置合わせコントローラー90 以 上 出願人 株式会社諏訪精工舎 代理人 弁理士最 上 務 第1図 第2図 第3図 第4図 小15図 第74図 第15図 第16図 第17図 、と 第1S17;
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、通電による発熱によりインクを融解せしめ、記録紙
に転写して記録を得る印写装置において、該印写装置は
1対に分割され、対向して配置行された複数個の帰路電
極対と、該帰路電極対の分割され対向する間に配置され
た複数個の記録電極を翁する記録ヘッドと、駆動回路、
記録ローラ、導電層と熱融解インク層を有する通電発熱
シート、該通電発熱シート搬送部とから成り、該記録ヘ
ッドはM分割された時分割駆動を行い、しかもその1分
割の割シ合で時間にN個の該記録電極を同時に駆動し、
印写することを特徴とした印写装置。 2、該帰路電極が(2N+1)対であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の印写装置。 3、該記録電極をM個を1群とするN#に分けた時、す
べての1群が隣シ合う3対の該帰路電極と対向するよう
配置されたことを特徴とする特許請求の範囲&11項記
載の印写装置。 4、該帰路電極は隣り合う2対の組がいっしょに駆動さ
れ、l副走査周期の間に該帰路箱;極対の(N−1)番
目とN番目の組がいっしょに駆動される期間と、N番目
と(N+l)番目がいっしょに駆動される期間を有する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の印写装置
″。(Ii=2.3゜4゜1.。2N) 56 該記録電極には、それぞれ逆流防止ダイオード
を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
印写装置。 6゜該記録電極に選択信号、該帰路電極にデータ信号を
印加したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
印写装置。 7、該記録ヘッドは該記録電極と該帰路電極を硬質かつ
難燃性の絶縁物を介し保長したことを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の印写装置。 8゜該記録ローラは記録紙を同定、保持せしめる装置を
有し、かつ回転速度又は回転位置を検出できる手段を有
することを特徴とする特許81f求の範囲第1項記載の
印写装置。 9、該記録ローラの表面硬度がHC45〜I(c55で
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の印写
装置。 1(〕、該印写装置は該記録ヘッドを該記録ローラに押
えつける手段を有していることを1+!i、徴とした特
許請求の範囲第1項記載の印写装置。 11、 該通電発熱シートの熱融解インク層が少なく
とも、イエロー、マゼンタ、シアンタの3色を有するこ
とを特徴とする特許バn求の範囲第1項記載の印写装置
。 12、墨版を用いることを特徴とする特許h〜求の範囲
第1項記載の印写装置。 13、赤色、緑色、T色の3原色の入力信号を、変調度
について不等間隔に選んだスレッシュホールドを用いて
サンプリングする手段を有することを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の印写装置。 14、画像処理のためのメモリテーブルを有することを
特徴とする特許′請求の範囲第1項記載の印写
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58045587A JPS59171665A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 印写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58045587A JPS59171665A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 印写装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59171665A true JPS59171665A (ja) | 1984-09-28 |
Family
ID=12723471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58045587A Pending JPS59171665A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 印写装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59171665A (ja) |
-
1983
- 1983-03-18 JP JP58045587A patent/JPS59171665A/ja active Pending
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