JPS5917130Y2 - 苗植付装置 - Google Patents
苗植付装置Info
- Publication number
- JPS5917130Y2 JPS5917130Y2 JP9146077U JP9146077U JPS5917130Y2 JP S5917130 Y2 JPS5917130 Y2 JP S5917130Y2 JP 9146077 U JP9146077 U JP 9146077U JP 9146077 U JP9146077 U JP 9146077U JP S5917130 Y2 JPS5917130 Y2 JP S5917130Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- seedling planting
- friction plate
- planting device
- seedling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、田植機における苗植付装置の駆動構造に関す
る。
る。
一般に、上記苗植付装置の駆動構造は、歯車伝動機構を
介して搭載エンジンの動力を苗植付装置に伝達するもの
であるが、歯車伝動におけるバツクラツシ及び製作誤差
や組付は誤差等により前記苗植付装置の苗植付アームが
慣性力や自重等により先行作動して円滑な運動の支障と
なり、その結果、苗取出し姿勢及び苗植付は姿勢が変化
して作業ミスを招く虞れがあった。
介して搭載エンジンの動力を苗植付装置に伝達するもの
であるが、歯車伝動におけるバツクラツシ及び製作誤差
や組付は誤差等により前記苗植付装置の苗植付アームが
慣性力や自重等により先行作動して円滑な運動の支障と
なり、その結果、苗取出し姿勢及び苗植付は姿勢が変化
して作業ミスを招く虞れがあった。
そこで、従来は、実開昭50−112616号公報に示
されるように、苗植付装置のクランク軸にディスクブレ
ーキを設けて苗植付アームの回転に駆動抵抗を与えてい
た。
されるように、苗植付装置のクランク軸にディスクブレ
ーキを設けて苗植付アームの回転に駆動抵抗を与えてい
た。
ところが、この構造のものは、植付ミッションケースに
固定のディスクに対して、クランク軸に固定の回転テ゛
イスクが360度相対回転する為、ブレーキの摩耗が激
しく、また、ブレーキは植付ミッションケースに内蔵さ
れている為、摩耗に伴う部品の交換も容貝易でないとい
う欠点を有する。
固定のディスクに対して、クランク軸に固定の回転テ゛
イスクが360度相対回転する為、ブレーキの摩耗が激
しく、また、ブレーキは植付ミッションケースに内蔵さ
れている為、摩耗に伴う部品の交換も容貝易でないとい
う欠点を有する。
本考案は、ブレーキの配設位置を工夫することによって
、ブレーキの摩耗並びに部品の交換を行ない易くなし、
しかも、良好にブレーキ作用が発揮されるべくなすこと
を目的とする。
、ブレーキの摩耗並びに部品の交換を行ない易くなし、
しかも、良好にブレーキ作用が発揮されるべくなすこと
を目的とする。
本考案の苗植付装置の特徴とする構成は、クランクリン
ク機構を用いて苗植付アームを循環揺動駆動すべく構成
した苗植付製回置において、前記クランクリンク機構に
おける苗植付アームと揺動アームの枢支連結部に回転抵
抗付与機構を装備し、前記回転抵抗付与機構を一方のア
ームに固着した枢支ピンに形成のフランジに摺接する摩
擦板ど、この摩擦板と他方のアームとの間に挟持させる
リング状板バネとから構威し、さらに、前記摩擦板並び
にリング状板バネを他方のアームに形成した保合部に係
合させである点にあり、斯かる構成から次の作用効果を
奏する。
ク機構を用いて苗植付アームを循環揺動駆動すべく構成
した苗植付製回置において、前記クランクリンク機構に
おける苗植付アームと揺動アームの枢支連結部に回転抵
抗付与機構を装備し、前記回転抵抗付与機構を一方のア
ームに固着した枢支ピンに形成のフランジに摺接する摩
擦板ど、この摩擦板と他方のアームとの間に挟持させる
リング状板バネとから構威し、さらに、前記摩擦板並び
にリング状板バネを他方のアームに形成した保合部に係
合させである点にあり、斯かる構成から次の作用効果を
奏する。
すなわち、相対回転の少ない苗植付アームと揺動アーム
の枢支連結箇所に回転抵抗付与機構を設けたから、ブレ
ーキの摩耗が少なく、また、摩耗に伴なう部品の交換も
、ケース外で分解容易な苗植付アームと揺動アームとの
枢支連結箇所に設けであるから、容易となる。
の枢支連結箇所に回転抵抗付与機構を設けたから、ブレ
ーキの摩耗が少なく、また、摩耗に伴なう部品の交換も
、ケース外で分解容易な苗植付アームと揺動アームとの
枢支連結箇所に設けであるから、容易となる。
殊に、本考案では、回転抵抗付与機構を摩擦板とリング
状板バネとから構成しであるから、苗植付アームと揺動
アームの枢支連結部にコンバクl−に収容することがで
き、また、前記摩擦板並びにノング状板バネを他方のア
ームに形成した保合部に係合させであるから、前記摩擦
板の摩擦作用面とこれに摺接する一方のアームとの相対
向面に発生する傷などの存在如何によって、本来前記一
方のアームに対して摩擦接触しながら相対回転すべき摩
擦板が、前記一方のアームと共に回動して、摩擦板と前
記一方のアームとの間における接触面積の大きい箇所で
はブレーキ作用が発揮されず、摩擦板とバネとの間また
はバネと他方のアームとの間における摩擦係数および接
触面積の小さい箇所でブレーキ作用が発揮されるという
ような不都合な事態の発生を招くことがなく、常に良好
なブレーキ作用が発揮される。
状板バネとから構成しであるから、苗植付アームと揺動
アームの枢支連結部にコンバクl−に収容することがで
き、また、前記摩擦板並びにノング状板バネを他方のア
ームに形成した保合部に係合させであるから、前記摩擦
板の摩擦作用面とこれに摺接する一方のアームとの相対
向面に発生する傷などの存在如何によって、本来前記一
方のアームに対して摩擦接触しながら相対回転すべき摩
擦板が、前記一方のアームと共に回動して、摩擦板と前
記一方のアームとの間における接触面積の大きい箇所で
はブレーキ作用が発揮されず、摩擦板とバネとの間また
はバネと他方のアームとの間における摩擦係数および接
触面積の小さい箇所でブレーキ作用が発揮されるという
ような不都合な事態の発生を招くことがなく、常に良好
なブレーキ作用が発揮される。
以下本考案の実施例を例図について説明する。
第1図は苗植付装置の側面を示し、横往復移動する苗の
せ台1上に載置された苗群から、上下に循環揺動する植
付アーム7に取付けた植付爪2にて一株相当分づつ苗を
掻取り、泥面に植付けるように構成しである。
せ台1上に載置された苗群から、上下に循環揺動する植
付アーム7に取付けた植付爪2にて一株相当分づつ苗を
掻取り、泥面に植付けるように構成しである。
前記植付アーム7の一端は、植付ミッションケース3に
枢着された揺動アーム4の先端に枢支するとともに、前
記ミッションケース3から突設されたクランク軸5に設
けたクランクアーム6に植付アーム7の中間部を枢支連
結しである。
枢着された揺動アーム4の先端に枢支するとともに、前
記ミッションケース3から突設されたクランク軸5に設
けたクランクアーム6に植付アーム7の中間部を枢支連
結しである。
そして、前記揺動アーム4と植付アーム7との枢支連結
部8には植付アーム7が駆動系のガタによって先行作動
するのを防止するための回転抵抗付与機構9を介在させ
である。
部8には植付アーム7が駆動系のガタによって先行作動
するのを防止するための回転抵抗付与機構9を介在させ
である。
前記回転抵抗付与機構9は、第2図に示すように、前記
植付アーム7に挿着固定した枢支ピン10に形成したフ
ランジ11の一側面11 aと、揺動アーム4のボス部
12の内部に形成した段部12 aとの間に、バネ13
と扁平な摩擦板14とを介在させて構成したものである
。
植付アーム7に挿着固定した枢支ピン10に形成したフ
ランジ11の一側面11 aと、揺動アーム4のボス部
12の内部に形成した段部12 aとの間に、バネ13
と扁平な摩擦板14とを介在させて構成したものである
。
前記バネ13は第4図イに示すようにリング状板バネに
複数の舌片13 a・・・・・・を交互に屈曲して構成
してあり、又、摩擦板14の周部には第4図口に示すよ
うに凹部14a、14aを形成しである。
複数の舌片13 a・・・・・・を交互に屈曲して構成
してあり、又、摩擦板14の周部には第4図口に示すよ
うに凹部14a、14aを形成しである。
そして、前記バネ13の舌片13 a、 132間の凹
部13bと、摩擦板14の凹部14aを前記ボス部12
の内側に突設した係合部12 bに係合させ、もってバ
ネ13と摩擦板14が枢支ピン10と供回りするのを防
止して、フランジ11の一側面11 aと摩擦板14と
の間で所望の摩擦抵抗がもたらされるよう構成しである
。
部13bと、摩擦板14の凹部14aを前記ボス部12
の内側に突設した係合部12 bに係合させ、もってバ
ネ13と摩擦板14が枢支ピン10と供回りするのを防
止して、フランジ11の一側面11 aと摩擦板14と
の間で所望の摩擦抵抗がもたらされるよう構成しである
。
又、前記ボス部12の端部と枢支ピン10との間にはシ
ール材15を介装し、上記構成の回転抵抗付与機構9を
ボス部12内に形成された密閉空間Aに内装しである。
ール材15を介装し、上記構成の回転抵抗付与機構9を
ボス部12内に形成された密閉空間Aに内装しである。
上記構成によれば、クランク軸5の回転駆動系にガタが
存在しているも、苗取出し吊位置から苗植付位置に至る
下降行程において、植付アーム7が慣性力及び1重で先
行作動を行なおうとするのであるが、植付アーム7と揺
動アーム4の枢支連結部8に介在させた回転抵抗付与機
構9により植付アーム7の先行作動は阻止されてガタッ
キなく所定の作動が行なわれるのである。
存在しているも、苗取出し吊位置から苗植付位置に至る
下降行程において、植付アーム7が慣性力及び1重で先
行作動を行なおうとするのであるが、植付アーム7と揺
動アーム4の枢支連結部8に介在させた回転抵抗付与機
構9により植付アーム7の先行作動は阻止されてガタッ
キなく所定の作動が行なわれるのである。
尚、摩擦板14もしくはフランジ11の摺接面に摩擦層
のコーティングを施こしておくとブレーキ精度が向上す
るものである。
のコーティングを施こしておくとブレーキ精度が向上す
るものである。
特に実施例で示したように扁平摩擦板の周縁を係合させ
る場合には、供回り防止機能をもった摩擦板を打抜き加
工等によって極めて簡単且つ安価に製作でき実用上の効
果が多大となるものである。
る場合には、供回り防止機能をもった摩擦板を打抜き加
工等によって極めて簡単且つ安価に製作でき実用上の効
果が多大となるものである。
図面は本考案に係る苗植付装置の実施例を示し、第1図
は植付部を示す側面図、第2図は要部横断平面図、第3
図は第2図におけるIII−III線矢視図、第4図イ
5口はバネ及び摩擦板を示す斜視図である。 4・・・・・・アーム、7・・・・・・アーム、8・・
・・・・枢支連結部、9・・・・・・回転抵抗付与機構
、12 b・・・・・・係合部、13・・・・・・バネ
、14・・・・・・摩擦板。
は植付部を示す側面図、第2図は要部横断平面図、第3
図は第2図におけるIII−III線矢視図、第4図イ
5口はバネ及び摩擦板を示す斜視図である。 4・・・・・・アーム、7・・・・・・アーム、8・・
・・・・枢支連結部、9・・・・・・回転抵抗付与機構
、12 b・・・・・・係合部、13・・・・・・バネ
、14・・・・・・摩擦板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ クランクリンク機構を用いて苗植付アーム7を循環
揺動駆動すべく構威した苗植付装置において、前記クラ
ンクリンク機構における苗植付アーム7と揺動アーム4
の枢支連結部8に回転抵抗付与機構9を装備し、前記回
転抵抗付与機構9を一方のアーム7に固着した枢支ピン
10に形成のフランジ11に摺接する摩擦板14と、こ
の摩擦板14と他方のアーム4との間に挟持させるリン
グ状板バネ13とから構成し、さらに、前記摩擦板14
並びにリング状板バネ13を他方のアーム4に形成した
係合部12 bに係合させであることを特徴とする苗植
付装置。 ■ 扁平摩擦板14の周縁の一部を前記保合部12bに
係合させである実用新案登録請求の範囲第■項に記載の
苗植付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9146077U JPS5917130Y2 (ja) | 1977-07-09 | 1977-07-09 | 苗植付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9146077U JPS5917130Y2 (ja) | 1977-07-09 | 1977-07-09 | 苗植付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5418435U JPS5418435U (ja) | 1979-02-06 |
JPS5917130Y2 true JPS5917130Y2 (ja) | 1984-05-19 |
Family
ID=29020761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9146077U Expired JPS5917130Y2 (ja) | 1977-07-09 | 1977-07-09 | 苗植付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917130Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60154032U (ja) * | 1984-03-23 | 1985-10-14 | 日本アキユライド株式会社 | 抽斗等のスライド装置 |
DE3414405A1 (de) * | 1984-04-17 | 1985-10-17 | Häfele KG, 7270 Nagold | Fuehrung, insbesondere fuer auskippbare moebelteile |
JP2829238B2 (ja) * | 1994-04-08 | 1998-11-25 | 株式会社コムラ製作所 | 伸縮案内構造体 |
-
1977
- 1977-07-09 JP JP9146077U patent/JPS5917130Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5418435U (ja) | 1979-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5917130Y2 (ja) | 苗植付装置 | |
JPS61206139U (ja) | ||
US4263999A (en) | Devices for the automatic elimination of play in motor vehicle clutches | |
JPH0343933Y2 (ja) | ||
JPS5854906Y2 (ja) | 苗植付装置 | |
JPH0545243Y2 (ja) | ||
JPS6328564B2 (ja) | ||
GB2034854A (en) | Automatic wear compensation in friction clutches | |
US3648538A (en) | Control mechanism | |
JPS6344810A (ja) | 田植機における苗植装置 | |
JPH0335055Y2 (ja) | ||
GB2037926A (en) | Improvements in or Relating to Devices for the Automatic Elimination of Play in Motor Vehicle Clutches | |
JPH0442985Y2 (ja) | ||
JPS5846891Y2 (ja) | 農作業機における操作レバ−装置 | |
JP2508300Y2 (ja) | 田植機のロ―タリ―植付け装置 | |
JPS5964613U (ja) | 田植機 | |
JPS598950Y2 (ja) | オ−トバイノフ−トペタル | |
JPS6344809A (ja) | 田植機における苗植装置 | |
JPS5942822Y2 (ja) | 田植機の苗載せ台装置 | |
JP2542615Y2 (ja) | 植付アーム支持構造 | |
JPS6012571U (ja) | エレベ−タの安全装置 | |
JPS6139331Y2 (ja) | ||
JPS60152781U (ja) | 駆動装置 | |
JPS5854774B2 (ja) | 田植機における植付爪駆動構造 | |
JPH0157921B2 (ja) |