JPS591705B2 - アミノフエニルテトラゾ−ル誘導体及びその塩 - Google Patents
アミノフエニルテトラゾ−ル誘導体及びその塩Info
- Publication number
- JPS591705B2 JPS591705B2 JP8515280A JP8515280A JPS591705B2 JP S591705 B2 JPS591705 B2 JP S591705B2 JP 8515280 A JP8515280 A JP 8515280A JP 8515280 A JP8515280 A JP 8515280A JP S591705 B2 JPS591705 B2 JP S591705B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tetrazole
- aminophenyl
- general formula
- melting point
- tables
- Prior art date
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は〒般式(I)
(但し、式中R1は低級アルキル基を示し、R2及びR
3は水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基又は
ハロゲン原子を示す。
3は水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基又は
ハロゲン原子を示す。
)で示されるアミノフエニルテトラゾール誘導体及びそ
の薬学上適当なカチオンとの塩に関する。本発明に係る
−般式(I)で示される化合物はいずれも優れた抗アレ
ルギ一作用を有し、且つ低毒性であることから医薬品と
して有用である。
の薬学上適当なカチオンとの塩に関する。本発明に係る
−般式(I)で示される化合物はいずれも優れた抗アレ
ルギ一作用を有し、且つ低毒性であることから医薬品と
して有用である。
・ この化合物(I)を医薬品として製剤化する場合使
用目的により、又は溶解性を調節するため薬学土適当な
カチオンとの塩にすることが出来る。
用目的により、又は溶解性を調節するため薬学土適当な
カチオンとの塩にすることが出来る。
この場合、カチオンはテトラゾール環のH*が離脱した
アニオンに付加した形の塩を形成する。本発明で利用す
る薬学上適当なカチオンは、通常利用されているNa,
K等のアルカリ金属、Ca,Mg等のアルカリ土金属、
Al等その他適当な金属あるいは、アンモニア、トリメ
チルアミン、トリエチルアミン、トリス(ヒドロキシメ
チル)アミノメメン等のカチオンを適宜選択することが
出来る。本発明の化合物は下記の反応式で示される方法
により製造することが出来る。
アニオンに付加した形の塩を形成する。本発明で利用す
る薬学上適当なカチオンは、通常利用されているNa,
K等のアルカリ金属、Ca,Mg等のアルカリ土金属、
Al等その他適当な金属あるいは、アンモニア、トリメ
チルアミン、トリエチルアミン、トリス(ヒドロキシメ
チル)アミノメメン等のカチオンを適宜選択することが
出来る。本発明の化合物は下記の反応式で示される方法
により製造することが出来る。
(但し、式中R1,R2、R3及びAは前記と同じ意義
を示す。
を示す。
)即ち、一般式間で示されるアミノフエニルテ卜ラゾー
ル系化合物と−般式叫で示されるオキサリル誘導体とを
適当な溶媒中で、必要に応じ塩基の共存下、反応させる
ことにより一般式(I)の目的化合物を製造することが
出来る。
ル系化合物と−般式叫で示されるオキサリル誘導体とを
適当な溶媒中で、必要に応じ塩基の共存下、反応させる
ことにより一般式(I)の目的化合物を製造することが
出来る。
本発明に於て使用する溶媒は特に限定されるものでなく
、通常の有機合成反応に使用される不活性有機溶媒例え
ば、クロロホルム、メチレンクロライド、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、メタノール、エメノール、アセトン
、テトラヒドロフラン、ピリジン、ジメチルホルムアミ
ド等が使用出来る。
、通常の有機合成反応に使用される不活性有機溶媒例え
ば、クロロホルム、メチレンクロライド、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、メタノール、エメノール、アセトン
、テトラヒドロフラン、ピリジン、ジメチルホルムアミ
ド等が使用出来る。
一般式叫の化合物のAがハロゲンの場合は、通常塩基の
共存下、化合物間に対し1.2〜2倍モルの割合で滴下
攪拌すれば室温で容易に反応し、目的化合物(I)を得
ることが出来る。
共存下、化合物間に対し1.2〜2倍モルの割合で滴下
攪拌すれば室温で容易に反応し、目的化合物(I)を得
ることが出来る。
塩基としては、有機塩基のみならず炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム等の無機塩基も使用することが出来る。
酸カリウム等の無機塩基も使用することが出来る。
反応混合物中の目的化合物(I)は、反応終了後、溶媒
を留去し、残留物をアルカリで溶解し、酸を加えて結晶
を析出させて分離することが出来る。
を留去し、残留物をアルカリで溶解し、酸を加えて結晶
を析出させて分離することが出来る。
−般式叫の化合物のAがアルコキシ基の場合は、この出
発原料を有機溶媒で使用せずそのまゝ、([[)の化合
物に対して5〜10倍量使用して反応させることが出来
る。この場合反応は100〜180℃に加熱して行なう
のが好ましい。反応終了後、反応混合物を冷却すれば目
的化合物は結晶として析出するのでろ過により分離し、
これを再結晶して高純度品を得ることが出来る。本発明
の目的化合物(I)を製造するために使用する式m)の
アミノフエニルテトラゾール類化合物は、対応するニト
ロフエニルテトラゾールを塩酸と錫、あるいは塩酸と塩
化錫で還元するか、又は対応するアミノベンゾニトリル
をナトリウムアジド、アンモニウムアジド等とジメチル
スルホキサイド等の溶媒中で加熱下に反応させて製造す
ることが出来る。
発原料を有機溶媒で使用せずそのまゝ、([[)の化合
物に対して5〜10倍量使用して反応させることが出来
る。この場合反応は100〜180℃に加熱して行なう
のが好ましい。反応終了後、反応混合物を冷却すれば目
的化合物は結晶として析出するのでろ過により分離し、
これを再結晶して高純度品を得ることが出来る。本発明
の目的化合物(I)を製造するために使用する式m)の
アミノフエニルテトラゾール類化合物は、対応するニト
ロフエニルテトラゾールを塩酸と錫、あるいは塩酸と塩
化錫で還元するか、又は対応するアミノベンゾニトリル
をナトリウムアジド、アンモニウムアジド等とジメチル
スルホキサイド等の溶媒中で加熱下に反応させて製造す
ることが出来る。
これらの化合物のうち文献未記載のものとしては5−(
4−メチル−2−アミノフエニル)テトラゾール(融点
163.5〜165.5℃)、5(4−メトキシ−2−
アミノフエニル)テトラゾール(融点188.5〜18
9.3℃)、5−(4クロロ−2−アミノフエニル)テ
トラゾール(融点206〜207゜C)、5−(5−ク
ロロ−2アミノフエニル)テトラゾール(融点205〜
206゜c)、5−(4・5−ジクロロ−2−アミノフ
エニルテトラゾール(融点251〜252℃)等を挙げ
ることが出来る。
4−メチル−2−アミノフエニル)テトラゾール(融点
163.5〜165.5℃)、5(4−メトキシ−2−
アミノフエニル)テトラゾール(融点188.5〜18
9.3℃)、5−(4クロロ−2−アミノフエニル)テ
トラゾール(融点206〜207゜C)、5−(5−ク
ロロ−2アミノフエニル)テトラゾール(融点205〜
206゜c)、5−(4・5−ジクロロ−2−アミノフ
エニルテトラゾール(融点251〜252℃)等を挙げ
ることが出来る。
ニトロフエニルテトラゾール類化合物は対応するニトロ
ベンゾニトリルをナトリウムアジド、アンモニウムアジ
ド等とジメチルスルホキサイド、ジメチルホルムアミド
等の溶媒中で加熱下に反応させて製造することが出来る
。
ベンゾニトリルをナトリウムアジド、アンモニウムアジ
ド等とジメチルスルホキサイド、ジメチルホルムアミド
等の溶媒中で加熱下に反応させて製造することが出来る
。
これらの化合物のうち文献未記載のものとしては、5−
(4−メチル−2−ニトロフエニル)テトラゾール(融
点182〜183℃)、5−(4メトキシ−2−ニトロ
フエニル)テトラゾール(融点172〜175℃)、5
−(5−クロロ2−ニトロフエニル)テトラゾール(融
点165〜167℃)等を挙げることが出来る。
(4−メチル−2−ニトロフエニル)テトラゾール(融
点182〜183℃)、5−(4メトキシ−2−ニトロ
フエニル)テトラゾール(融点172〜175℃)、5
−(5−クロロ2−ニトロフエニル)テトラゾール(融
点165〜167℃)等を挙げることが出来る。
出発原料であるアミノベンゾニトリル類化合物は、次に
反応式をもつて示す方法により製造することが出来る。
反応式をもつて示す方法により製造することが出来る。
これらの化合物としては、4・5−ジクロロ2−アミノ
ベンゾニトリル(融点166ロc)、4クロロ−2−ア
ミノベンゾニトリル等を挙げることが出来る。
ベンゾニトリル(融点166ロc)、4クロロ−2−ア
ミノベンゾニトリル等を挙げることが出来る。
以下本発明を実施例により説明する。
実施例 1
5−(3−アミノフエニル)テトラゾール1y1ピリジ
ン15m1の混合物に氷冷、攪拌下にエチルオキザリル
クロライド1.277を30分間で滴下する。
ン15m1の混合物に氷冷、攪拌下にエチルオキザリル
クロライド1.277を30分間で滴下する。
滴下終了後、徐々に温度を上げ、室温で2時間反応させ
る。反応混合物を減圧下に濃縮し、残留物に炭酸ナトリ
ウム溶液を加えて溶解後、希塩酸で弱酸性として析出す
る沈殿をろ過し、5(3−エチルオキザリルアミノフェ
ニル)テトラゾールを得る。収量0.707、メタノー
ルより再結晶を行なつたものの融点193〜195℃核
磁気共鳴スペクトル(DMSO−D6、60MHz)1
.43ppm(Tl3H)、4.50ppm(Ql2H
)、7.57〜8.97ppm(m、4H)、11.1
5ppm(SllH)、14.87ppm(プロードS
llH)実施例 2 5−(3−アミノフエニル)テトラゾール1.657に
エチルオキサレート15m1を加え浴温150℃で攪拌
しながら3時間反応する。
る。反応混合物を減圧下に濃縮し、残留物に炭酸ナトリ
ウム溶液を加えて溶解後、希塩酸で弱酸性として析出す
る沈殿をろ過し、5(3−エチルオキザリルアミノフェ
ニル)テトラゾールを得る。収量0.707、メタノー
ルより再結晶を行なつたものの融点193〜195℃核
磁気共鳴スペクトル(DMSO−D6、60MHz)1
.43ppm(Tl3H)、4.50ppm(Ql2H
)、7.57〜8.97ppm(m、4H)、11.1
5ppm(SllH)、14.87ppm(プロードS
llH)実施例 2 5−(3−アミノフエニル)テトラゾール1.657に
エチルオキサレート15m1を加え浴温150℃で攪拌
しながら3時間反応する。
冷却後析出した結晶をろ過し、メタノールより再結晶し
て5−(3−エチルオキザリルアミノフェニル)テトラ
ゾールを得る。収量1.757実施例1で得たものと混
融しても融点降下を示さず。
て5−(3−エチルオキザリルアミノフェニル)テトラ
ゾールを得る。収量1.757実施例1で得たものと混
融しても融点降下を示さず。
実施例 3
5−(3−アミノフエニル)テトラゾール1.7yにn
−ブチルオキサレート12m1を加え浴温165〜17
5℃で攪拌しながら1%時間反応する。
−ブチルオキサレート12m1を加え浴温165〜17
5℃で攪拌しながら1%時間反応する。
冷却後析出した結晶を濾かし、5−(3−nブチルオキ
ザリルアミノフェニル)テトラゾールを得る。収量2.
3y、アセトン−n−ヘキサンより再結晶したものの融
点157〜158℃核磁気共鳴スペクトル(DMSO−
D6、60MHz)1.03ppm(Ml3H)、1.
23〜2.17ppm(Ml4H)、4.40ppm(
Tl2H)、7.57〜8,77ppm(Ml4H)、
11.20ppm(SllH)、11.90ppm(プ
ロードSllH)実施例 4 5−(4−アミノフエニル)テトラゾール1.87にエ
チルオキサレート18m1を加え浴温150℃で攪拌し
ながら3時間反応する。
ザリルアミノフェニル)テトラゾールを得る。収量2.
3y、アセトン−n−ヘキサンより再結晶したものの融
点157〜158℃核磁気共鳴スペクトル(DMSO−
D6、60MHz)1.03ppm(Ml3H)、1.
23〜2.17ppm(Ml4H)、4.40ppm(
Tl2H)、7.57〜8,77ppm(Ml4H)、
11.20ppm(SllH)、11.90ppm(プ
ロードSllH)実施例 4 5−(4−アミノフエニル)テトラゾール1.87にエ
チルオキサレート18m1を加え浴温150℃で攪拌し
ながら3時間反応する。
冷却後析出した結晶をろ過し、5−(4−エチルオキザ
リルアミノフェニル)テトラゾールを得る。収量2.6
9yメタノールより再結晶したものの融点228.5〜
230.5℃核磁気共鳴スペクトル(DMSO−D6、
60MHz)1.43ppm(Tl3H)、4.48p
pm(Ql2H)、8.19ppm(Sl4H)、11
.15ppm(SllH)、14.37ppm(プロー
ドSllH)実施例 5 5−(4−メチル−2−アミノフエニル)テトラゾール
2.1tにエチルオキサレート20WLIを加え浴温1
50℃で攪拌しながら2時間反応する。
リルアミノフェニル)テトラゾールを得る。収量2.6
9yメタノールより再結晶したものの融点228.5〜
230.5℃核磁気共鳴スペクトル(DMSO−D6、
60MHz)1.43ppm(Tl3H)、4.48p
pm(Ql2H)、8.19ppm(Sl4H)、11
.15ppm(SllH)、14.37ppm(プロー
ドSllH)実施例 5 5−(4−メチル−2−アミノフエニル)テトラゾール
2.1tにエチルオキサレート20WLIを加え浴温1
50℃で攪拌しながら2時間反応する。
冷却後析出した結晶をろ過し、5−(4−メチル−2−
エチルオキザリルアミノフェニル)テトラゾールを得る
。収量1.77、アセトン−n−ヘキサンより再結晶し
たものの融点222.5〜223.5℃核磁気共鳴スペ
クトル(DMSO−dぃ60MHz)1.45ppm(
Tl3H)、2.43ppm(Sl3H)、4.46p
pm(Ql2H)、7.08〜8.06ppm(Ml3
H)、12.42ppm(SllH)、13.67pp
m(プロードSllH)実施例 65−(4−メトキシ
−2−アミノフエニル)テトラゾール1.18fにエチ
ルオキサレート10m1を加え浴温150℃で攪拌しな
がら2時間反応する。
エチルオキザリルアミノフェニル)テトラゾールを得る
。収量1.77、アセトン−n−ヘキサンより再結晶し
たものの融点222.5〜223.5℃核磁気共鳴スペ
クトル(DMSO−dぃ60MHz)1.45ppm(
Tl3H)、2.43ppm(Sl3H)、4.46p
pm(Ql2H)、7.08〜8.06ppm(Ml3
H)、12.42ppm(SllH)、13.67pp
m(プロードSllH)実施例 65−(4−メトキシ
−2−アミノフエニル)テトラゾール1.18fにエチ
ルオキサレート10m1を加え浴温150℃で攪拌しな
がら2時間反応する。
冷却後析出した結晶をろ過し、5−(4−メトキシ−2
−エチルオキザリルアミノフェニル)テトラゾールを得
る。収量1.52V1メタノールより再結晶したものの
融点224〜225℃核磁気共鳴スペクトル(DMSO
−D6、60MHz)1.43PPm(Tl3H)、3
.88ppm(Sl3H)、4.44ppm(Ql2H
)、6.95ppm(Dd,.J=4.5、1Hz11
H)、7.99ppm(D,.J=4.5Hz11H)
、8。
−エチルオキザリルアミノフェニル)テトラゾールを得
る。収量1.52V1メタノールより再結晶したものの
融点224〜225℃核磁気共鳴スペクトル(DMSO
−D6、60MHz)1.43PPm(Tl3H)、3
.88ppm(Sl3H)、4.44ppm(Ql2H
)、6.95ppm(Dd,.J=4.5、1Hz11
H)、7.99ppm(D,.J=4.5Hz11H)
、8。
28ppm(DlJ−1Hz11H)、13.92pp
m(s)実施例 75−(4−クロロ−2−アミノフエ
ニル)テトラゾール0.7fにエチルオキサレート7m
lを加え浴温150℃で撹拌しながら2%時間反応する
。
m(s)実施例 75−(4−クロロ−2−アミノフエ
ニル)テトラゾール0.7fにエチルオキサレート7m
lを加え浴温150℃で撹拌しながら2%時間反応する
。
冷却後析出した結晶をろ過し、5−(4−クロロ−2−
エチルオキザリルアミノフェニル)テトラゾールを得る
。収量0.69V1メタノールより再結晶したものの融
点215℃核磁気共鳴スペクトル(DMSO−D6、6
0MHz)1.45ppm(Tl3H)、4.43pp
m(Ql2H)、7.42ppm(Dd,.J=4.5
、1Hz11H)、8.07ppm(D,.J=4.5
Hz11H)、8.62ppm(D.J−1Hz、1H
)、12.53ppm(SllH)、13.88ppm
(プロードSllH)実施例 8 5−(5−クロロ−2−アミノフエニル)テトラゾール
0.70yにエチルオキサレート7mlを加え浴温15
0℃で撹拌しながら2%時間反応する。
エチルオキザリルアミノフェニル)テトラゾールを得る
。収量0.69V1メタノールより再結晶したものの融
点215℃核磁気共鳴スペクトル(DMSO−D6、6
0MHz)1.45ppm(Tl3H)、4.43pp
m(Ql2H)、7.42ppm(Dd,.J=4.5
、1Hz11H)、8.07ppm(D,.J=4.5
Hz11H)、8.62ppm(D.J−1Hz、1H
)、12.53ppm(SllH)、13.88ppm
(プロードSllH)実施例 8 5−(5−クロロ−2−アミノフエニル)テトラゾール
0.70yにエチルオキサレート7mlを加え浴温15
0℃で撹拌しながら2%時間反応する。
冷却後析出した結晶を濾別し、5−(5−クロロ2−エ
チルオキザリルアミノフェニル)テトラゾールを得る。
収量0.817、アセトン−n−ヘキサンより再結晶し
たものの融点208.5〜209.5℃実施例 95−
(4・5−ジクロロ−2−アミノフエニル)テトラゾー
ル0.66Vにエチルオキサレート0.7m1を加え浴
温150〜160℃で撹拌しながら3%時間反応する。
チルオキザリルアミノフェニル)テトラゾールを得る。
収量0.817、アセトン−n−ヘキサンより再結晶し
たものの融点208.5〜209.5℃実施例 95−
(4・5−ジクロロ−2−アミノフエニル)テトラゾー
ル0.66Vにエチルオキサレート0.7m1を加え浴
温150〜160℃で撹拌しながら3%時間反応する。
冷却後析出した結晶をろ過し、5−(4・5−ジクロロ
−2−エチルオキザリルアミノフェニル)テトラゾール
を得る。収量0.70y、メノノールより再結晶したも
のの融点204,5〜205.5℃核磁気共鳴スペクト
ル(DMSO−dぃ60MHz)1.47ppm(Tl
3H)、4.35ppm(Ql2H)、8.30ppm
(SllH)、8.87ppm(SllH)、13.5
7ppm(プロードSl2H)参考例 ラツト受身皮膚アナフイラキシ一検定(PCA)を次の
ように行なつた。
−2−エチルオキザリルアミノフェニル)テトラゾール
を得る。収量0.70y、メノノールより再結晶したも
のの融点204,5〜205.5℃核磁気共鳴スペクト
ル(DMSO−dぃ60MHz)1.47ppm(Tl
3H)、4.35ppm(Ql2H)、8.30ppm
(SllH)、8.87ppm(SllH)、13.5
7ppm(プロードSl2H)参考例 ラツト受身皮膚アナフイラキシ一検定(PCA)を次の
ように行なつた。
ウイスメ一系雄性ラツトの背部皮内に希釈した抗血清(
青色斑の面積が100md前後となる様適宜希釈、0.
1m1/Site)を注射して受身的に感作し、48時
間経過後に抗原DNP−AS(プタ回虫より精製した蛋
白質との結合物)2ηを含む1.0%エバンスブル一0
.5m1を靜脈内に注入する。
青色斑の面積が100md前後となる様適宜希釈、0.
1m1/Site)を注射して受身的に感作し、48時
間経過後に抗原DNP−AS(プタ回虫より精製した蛋
白質との結合物)2ηを含む1.0%エバンスブル一0
.5m1を靜脈内に注入する。
抗原及びエバンスブル一注射30分後に放血致死、青色
斑の径を測定する。被験薬はNa塩水溶液を使用し、抗
原投与前に経口投与または静脈内投与を行なつた。5−
(3−エチルオキザリルアミノフェニル)テトラゾール
の50%抑制投与量は経口投与では39.17n9/I
<g 静脈投与では0.54η/K9である。
斑の径を測定する。被験薬はNa塩水溶液を使用し、抗
原投与前に経口投与または静脈内投与を行なつた。5−
(3−エチルオキザリルアミノフェニル)テトラゾール
の50%抑制投与量は経口投与では39.17n9/I
<g 静脈投与では0.54η/K9である。
なお、この化合物の急性毒性試験はDdy系マウス4週
令、群10匹のマウスを使用し、Litchfield
−WilcOxOn法により行なつた。
令、群10匹のマウスを使用し、Litchfield
−WilcOxOn法により行なつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・( I
)(但し、式中R_1は低級アルキル基を示し、R_2
及びR_3は水素原子、低級アルキル基、低級アルコキ
シ基又はハロゲン原子を示す。 )で示されるアミノフェニルテトラゾール誘導体及びそ
の薬学上適当なカチオンとの塩。2 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(II)
(但し、式中R_2及びR_3は水素原子、低級アルキ
ル基、低級アルコキシ基又はハロゲン原子を示す。 )で示される化合物と、一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(III
)(但し、式中Aはハロゲン原子又は低級アルコキシ基
を示し、R_1は低級アルキル基を示す。 )で示される化合物とを反応させ、所望により、薬学上
適当なカチオンと造塩させることを特徴とする、一般式
( I )▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・
・( I )(但し、式中R_1、R_2及びR_3は前
記と同じ意義を示す。 )で示されるアミノフェニルテトラゾール誘導体及びそ
の薬学上適当なカチオンとの塩の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8515280A JPS591705B2 (ja) | 1980-06-25 | 1980-06-25 | アミノフエニルテトラゾ−ル誘導体及びその塩 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8515280A JPS591705B2 (ja) | 1980-06-25 | 1980-06-25 | アミノフエニルテトラゾ−ル誘導体及びその塩 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5711975A JPS5711975A (en) | 1982-01-21 |
JPS591705B2 true JPS591705B2 (ja) | 1984-01-13 |
Family
ID=13850687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8515280A Expired JPS591705B2 (ja) | 1980-06-25 | 1980-06-25 | アミノフエニルテトラゾ−ル誘導体及びその塩 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591705B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH665637A5 (fr) * | 1984-12-24 | 1988-05-31 | Wakamoto Pharma Co Ltd | 5-(3-n-butyloxalylaminophenyl)tetrazole comme agent antiasthmatique, composition le contenant et procede de preparation de la composition. |
JPS6344570A (ja) * | 1986-08-12 | 1988-02-25 | Wakamoto Pharmaceut Co Ltd | 3−(1h−テトラゾ−ル−5−イル)オキサニリツクアシツド及びその製造法 |
-
1980
- 1980-06-25 JP JP8515280A patent/JPS591705B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5711975A (en) | 1982-01-21 |
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