JPS5916827Y2 - 濁度計 - Google Patents

濁度計

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JPS5916827Y2
JPS5916827Y2 JP19293681U JP19293681U JPS5916827Y2 JP S5916827 Y2 JPS5916827 Y2 JP S5916827Y2 JP 19293681 U JP19293681 U JP 19293681U JP 19293681 U JP19293681 U JP 19293681U JP S5916827 Y2 JPS5916827 Y2 JP S5916827Y2
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JP
Japan
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light
opening end
test liquid
hood
case
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Expired
Application number
JP19293681U
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English (en)
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JPS57116855U (ja
Inventor
章司 石井
勇 草
Original Assignee
大新工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は濁度計に関し、特に透過光と散乱光を知って濁
度を求めるような方式の濁度計の受光器の構造に関する
ものである。
従来、光を被検液中を透過させ、その透過光と被検液に
よる散乱光とを別々の検出器で受光して両検出器の出力
を演算して被検液の濁度を測定するようにした濁度計と
しては、例えば、特公昭40−9472号公報に記載さ
れるようなものがある。
同公報に記載の濁度計は、透過光検出器と散乱光検出器
とが同一光軸上に配置されており、被検液に近い方の散
乱光検出器が中空状に形成され、透過光が該中空部を通
って後方の透過光検出器へ入射されるようになっている
しかしながら、実際には、中空状の光検出器を得ること
は困難であり、例えば′、光検出器としてフォトダイオ
ードを用いるときは、中空円板状のものを得ることは困
難である。
一方、特公昭40−9471号や特開昭49−1215
84号公報には、透過光検出器の前にレンズを同一光軸
上に配置して散乱光を透過光検出器の背後に配置した散
乱光検出器上に収束させるものが示されている。
しかしながら、レンズを用いるという不利がある。
本考案は、レンズや中空円板状の光検出器を用いること
なく、シかも装置としての全体の構造が簡単な、濁度計
の受光器を提供することを目的とする。
以下、本考案を図面を参照して詳細に説明する。
第1図は、本考案の受光器を用いた濁度計の概略構成を
示す断面図で、被検液を収容する槽1(流水式でも良い
)は、対向壁に透明な材料(例えばガラス)よりなる窓
2,2′を備えている。
側窓は互に平行な平面上にそれぞれ延在する。
一方の窓2に対向して、光源3からの光を断面が丸い平
行光束として誠意2から入射させる光源装置が設けられ
ている。
この光源装置は、光域3、光透過用の丸穴をもつ第1の
遮光板4.遮光板4の丸穴を通過した拡散光束を平行光
束に変換するレンズ5、レンズ6の出力平行光束から所
定断面径の平行光束を得るための所定径の丸穴を有する
第2の遮光板6を備えている。
かくして、所定の径の断面をもつ平行光束7が窓2から
槽1中の被検液へ入射され、そこを透過して、反対側の
窓2′から出射される。
この反対側の窓2′に対向して、透過光の光軸上に光検
出器(例えばフォトダイオード)8が設けられる。
この光検出器8は、被検液中を透過した直接光を受光し
、被検液による一次散乱光が入射しないように、窓2′
との間にフード9を配置する。
このフード9は窓2′に対向する側端開口が、光検出器
8へ対向する側端開口に比して大きくなっており、後述
するように、横断面は長方形となっている。
フード9の大開口端周囲には、その大開口端外縁と間隙
をもって遮光板10を配置し、被検液による一次散乱光
が、この間隙を通過するようにしている。
従って、被検液中の前記平行光束の通路の部分と該間隙
とを結ぶ延長線上に一次散乱光を検出する光検出器(例
えばフォトダイオード)11を設ける。
かくして、光検出器8で透過光を、光検出器11で図示
のとおり、被検液中の光路上の点A、B間からの一次散
乱光を検出することができるので、両光検出器11の出
力を演算器12で演算して指示計器13の針を振らせて
、濁度を指示する。
なお、フード9内へ入射する光は、はとんどが被検液を
直接透過した光であるが、二次散乱光も含まれている。
この二次散乱光の方向は種々の方向を向いているので、
フード9の小開口端から出射した光が外部へ洩れて一次
散乱光検出器11へ入射することを防止するために、遮
光板14を設けている。
なお、遮光板10,14、フード9は、光の反射を防止
するように、表面を黒くしておくことを要する。
第2図は、第1図における窓2′に対向している遮光板
、フード、光検出器を含む本考案による受光器の一実施
例の構成を示す図で、a図は正面図、b図は断面図であ
る。
第2図を参照して、後端を板21を塞いだ円筒筐体22
の前面には、円板状で略長方形の開口23を備えた遮光
板10′がねじ24で取付けられている。
円筒筐体22の内部には、光検出器8の検出面を上記開
口23へ向けて保持した支持枠25が配置されている。
この支持枠25は第1図の遮光板14の作用をも兼ねて
いる。
この支持枠25にはフード9が、ボルト26.抑え金具
27の手段で、図示のように取付けられている。
光検出器11は大径の1枚のフォトダイオード板からな
り、支持板25の後方に筐体22の内壁に、止め輪28
によって固定されている。
なお、開口23、フード9、光検出器8,11は透過光
の光軸上に配置されていること図示のとおりである。
図示は省略したが、光検出器8と11からは導線が筐体
22の外部へ導出されている。
この構造では、第2図aに示されるようにし、一次散乱
光を透過させる隙間は、フード9の大開口端外縁の長辺
と開口の長辺との間の間隙a、aで構成され、フードの
短辺側は遮光板10′に接触している。
かくして、一次散乱光は、この間隙を通って第2図すに
矢印A、Aで示すように光検出器11へ入射する。
なお、29は光検出器8の検出面前面に設けたフィルタ
ーで、検出器への入射光を制御している。
すなわち、第2図aを参照して、検出器8には、被検液
を直接透過した透過光(その光束スポットを点線の丸S
で示した。
)と二次散乱光が入射する。
この透過光入射部分を含めて、他の領域を一部覆うよう
にしてNDフィルターを配置することによって、検出器
8の出力を調整して装置の直線性を良好にすることがで
きた。
なお、NDフィルターの透過率や大きさを、被検液の種
類や被検液中の粒子に応じて変えることによって、即ち
、二次散乱光の検出器8への入射光量を変えてやること
によって、より直線を向上することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による受光器を用いた濁度計の概略の構
成を示す断面図、第2図は本考案による受光器の一実施
例を示す図でa図は正面図、6図は断面図である。 図において参照符号は次のとおりである。 1・・・・・・槽、2,2′・・・・・・窓、3・・・
・・・光源、7・・・・・・平行光束、8,11・・・
・・・光検出器、9・・・・・・フード、10.10’
、14・・・・・・遮光板、12・・・・・・演算器、
13・・・・・・指示計器、29・・・・・・フィルタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.平行光束を被検液に透過させ、該透過光と被検液に
    よる散乱光とを別々の光検出器で受光し、両検出器の出
    力を演算して被検液の濁度を測定するようにした濁度計
    における上記透過光と散乱光とを検出する受光器におい
    て、上記被検液に対向して上記透過光の光軸上に設置さ
    るべき一端開口したケースと、該ケース中に設置された
    フードであって該ケースの開口に開いた長方形の大開口
    端と反対側の長方形の小開口端とを有する該フードと、
    該フードの小開口端に対向配置された上記透過光検出器
    と、該ケースの開口端に設置され略長方形の開口を有す
    る遮光板であって該遮光板の該開口の長辺間距離を上記
    フードの大開口端の長辺間距離より大きくしかつ該開口
    の短辺間距離を上記フードの大開口端の短辺間距離以下
    として、該遮光板の開口の長辺内縁と上記フードの大開
    口端長辺外縁との間に散乱光を通過させる隙間を形成す
    るようにした該遮光板と、該ケース内であって該隙間を
    介して上記被検液を直接見得る延長線上に配置された上
    記散乱光検出器とを有することを特徴とする濁度計。 2、実用新案登録請求の範囲第1項の受光器において、
    上記透過光検出器は、その受光面に光フィルタを配置し
    ていること。 3、実用新案登録請求の範囲第1項あるいは第2項の受
    光器において、上記散乱光検出器は一枚の円板状フォト
    ダイオードよりなり、該フォトダイオードは上記透過光
    検出器の背後に隣接して同一光軸上に配置されるととも
    に、上記延長線と交わるに充分な径をもった大きさとな
    っていること。
JP19293681U 1981-12-26 1981-12-26 濁度計 Expired JPS5916827Y2 (ja)

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JP19293681U JPS5916827Y2 (ja) 1981-12-26 1981-12-26 濁度計

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JP19293681U JPS5916827Y2 (ja) 1981-12-26 1981-12-26 濁度計

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Publication Number Publication Date
JPS57116855U JPS57116855U (ja) 1982-07-20
JPS5916827Y2 true JPS5916827Y2 (ja) 1984-05-17

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ID=29996231

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