JPS59168038A - 高密度ポリエチレン高発泡体 - Google Patents

高密度ポリエチレン高発泡体

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JPS59168038A
JPS59168038A JP58042393A JP4239383A JPS59168038A JP S59168038 A JPS59168038 A JP S59168038A JP 58042393 A JP58042393 A JP 58042393A JP 4239383 A JP4239383 A JP 4239383A JP S59168038 A JPS59168038 A JP S59168038A
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foam
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density polyethylene
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polyethylene
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Koriku Hoshi
星 光陸
Masaji Noro
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は機械的特性及び耐熱性に優ノtだ新規な高密度
ポリエチレン高発泡体に関するものであり、さらに詳し
くいえば、従来得られ々かった機械的特性と耐熱性を具
備し、かつ長期間にわたって高い信頼性を有する断熱用
高発泡体、特に熱水配管などの高温部材(で使用しうる
断熱用ポリエチレン高発泡体に関するものである。
近年、一般住宅におけるセントラルヒーテイグ(集中脱
房)の普及に伴なって、熱水配管用の高温断熱用発泡体
の出現が強く望まれておシ、また、家庭用ルームエヤコ
ン(空調機)の機器内外の配管の断熱化についても同様
の問題が提起されている。さらに、乗用車分野において
も、省エネルギー化の命題のもとに、積極的に軽量化や
小型化が試みられておシ、この目的のためにもやはり高
温に耐える断熱用発泡体の必要性が急速に高壕っている
このような断熱用多泡質材料においては、要求される特
性として第一に優れた耐熱i牛を有することが挙げられ
るが、さらに長期間1/′Cわたって高温下という過酷
な環境に・耐えて発泡体の特i生を維持するノてめ、優
れた機械的特(生を有することも、面]熱性を有するこ
とに劣らず重要である。
従来、比較的高温の部材に使用されている断熱用多泡質
材料としては、例えば軟質ポリウレタンや硬質ポリウレ
タン発泡体、架橋低密度ポリエチレンや無架橋低密度ポ
リエチレン樹脂発泡体、ポリプロピレン樹脂発泡体、高
密度ポリエチレン樹脂とアイオノマー樹脂との混合樹脂
発泡体フなどが提案されているが、これらの発泡体はい
ずれも機械的特性と耐熱性を合わせて具備するには至っ
ておらず、高温断熱用多泡質材料として必ずしも満足し
うるものではなかった。
例えば、前記の軟質ポリウレタン発泡体及び硬質ポリウ
レタン発泡体は1到熱性に便名、るものの、機械的特性
に劣り、架橋低密度ポリエチレン樹脂発泡体は機械的特
性及び耐熱性の両!特性に劣り、無架橋低密度ポリエチ
レン樹脂発泡体は、架橋低密度ポリエチレン樹脂発泡体
よりさらに一段と而」熱性に劣るという欠点がある。壕
だ、ポリプロピノン樹脂発泡体は耐熱性に優れるものの
、機械的!特性の点で劣シ、他方高密度ポリエチレン樹
脂とアイオノマー樹脂との混合樹脂発泡体は機械的特性
に優れるものの、耐熱性に劣るという欠点がある。
本発明者らは、とのような事情に鑑み、優れた悸械的特
性と耐熱性を合せて具備する多泡質材料を提供すべく鋭
意研究を重ねた結果、気泡を構成する固体物質として特
定のポリエチレンを用い、気泡径と見掛は比重がある範
囲内になるように発泡成形して得られる発泡体により、
その目的を達成しうること全見出し、その知見に基づい
て本発明全完成するに至った。
すなわち、本発明は、密度0.935?/c4以」−1
融点117℃以上の高密度ポリエチレンで形成された径
帆05〜3話の微細気泡の集合体から成り、見掛は比重
0.0067以上0.OL2未満、引張比強度150K
g/cA以上、圧縮回復率80%以上、加熱収縮率50
係以下を有することを特徴とする高密度ポリエチレン高
発泡体を提供するものである。
ここでいう気泡とは、第1図にその断面図が示されてい
るように、固体膜壁1で囲まれた空間2に気体が封入さ
れた粒子状体のことであシ、その集合体とは第2図にそ
の断面図が示されているように、多数の気泡3が三次元
的に結合した構造を有する物体のことである。
本発明において気泡の膜壁を構成するのに用いられる素
材は密度帆935 fl / criI以上、融点11
7℃以上の高密度ポリエチレンであることが必要である
。この密度が0.935グ/ cd未満のものは、十分
な引張比強度全英えないし、また融点が117℃未満の
もの一二、十分な加熱収縮率をもたらさない。
この高密度ポリエチレンとしては、さらに190 ℃、
21.6Kgで測シ引、たときのメルトインテックスが
30f710分以下、スウェル値がaoy/j。
c1n以下のものが特に好適である。この高密度ポリエ
チレンは、ポリエチレン単独のもののほか、そのM@の
3oM量チを限度として、他の樹脂やゴムを含んだもの
であってもよいし、慣用の添加剤を含んだものであって
もよい。特に気?@調節剤をその100重量部当り0.
1〜3重量部含んだものが好適である。この気泡調節剤
としては、例えばクレー、タルク、ンリ力などの無機質
の微粉末、ステアリン酸亜鉛、ステア1ノン酸カルシウ
ムなどの脂肪酸金属塩などが挙けられる。
さらに本発明の発泡体においては、その気泡径が帆05
〜3 mmであり、かつ見掛は比重が0.0067iJ
、上0.012未満の範(l旧でなるように発泡されて
いることが必要であり、気泡径がこの範囲を外れるか、
見掛は比重が0.0067未満になると引張比強度、圧
縮回復率及び加熱収縮率においてすべてを満足し2うる
ものとはなら々い。
ここでいう加熱収縮率とは、130 ℃に5時間保持し
たこきの体積収縮率のことである。
本発明の発泡体においては、前記のように、気泡を構成
するポリエチレンの密度と融点、及び発泡体の気泡径と
見掛は比重全特定のものとすることによってはじめて、
引張比強度を150 K! / crl以−1−5圧縮
回復率をgotl)以上、肌熱収縮率を50−φ以下と
いう条件を達成することができる。
本発明の発泡体は、例えはポリエチレンと揮発性発泡剤
を高温高圧下で混合し、次いでこれを低温低圧域に開放
することによって製造することができる。この際の成形
方法としては、例えば押出発泡法、プレス発泡法、射出
発泡法、型内発泡法などを適用しうるが、好−ましくは
押出発泡法である。
前記の揮発性発泡剤としては、例えば脂肪族炭化水素、
フッ化炭化水素、塩化フッ化炭化水素などが挙げられる
が、好ましいのはジクロロテトラフルオロエタンと、そ
の他のノ・ロゲン化炭化水素又は脂肪族炭化水素との混
合系発泡剤、あるいはジクロロテトラフルオロエタンと
その他の7・ロゲン化炭化水素と脂肪族炭化水素との混
合系発泡剤を挙げることができる。また、このジクロロ
テトラフルオロエタノと併用されるその他のハロゲン化
炭化水素としては、トリクロロモノフルオロメタン、ジ
クロロモノフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン
、トリクロ[コトリフルオロエタン、塩化メチル、二塩
化メタンの中から選ばれた少なくとも1種が、脂肪族炭
化水素としては、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサ
ンの中から選ばれた少なくとも1種がそれぞれ好適であ
る。
この混合系発泡剤におけるジクロロテトラフルオロエタ
ン成分とその他の成分との混合割合は、モル比で1,4
ないし41の範囲、好寸しく fd37ないし73の範
囲で選ばれる。
揮発性発泡剤は、ポリエチレン100重量部に対して5
0〜150重量部好寸しくけ60〜120重量部の割合
で用いられる。
本発明の発泡体を製造する場合には、発泡改質材を用い
るのが有利である。この発泡改質材を用いることによっ
て、得られた発泡体の外観が良好になるとともに、同一
の吐出量でより断面積の大きな肉厚の成形品を得ること
ができる。
この発泡改質剤としては、一般式 %式%() (式中のRは炭素数1〜5のアルキレン基、ACylは
水素原子又はアシル基、nは1〜10の整数、Xlは0
又は1〜2の整数である)で示されるアミン、一般式 (式中のR′は炭素数1〜23の炭化水素基であり、R
,n、xは前記と同じ意味をもつ) で示されるアミド、及び一般式 %式%) (式中のa、b及びCは1以上の整数である)で示され
るポリオキシエチレンーポリオキシプロピレンブロノク
ポリマーの中から選ばれた少なくとも1種が用いられる
これらの一般式(1)、(1)及びQll)で表わされ
る化合物の中で、好ましいものは@)の化合物又は(I
)及び(n)の混合物である。この混合物における(1
)と(II)の混合割合は、重世比で1=4ないし4:
1の範囲が適邑であり、好適なのは3ニアないし7:3
の範囲である。
これらの化合物の使用量はポリエチレン100重量部に
対して0.03〜15重量部、好ましくは0.05〜1
0重量部の範囲である。
前記の一般式(I)で表わされる化合物の具体的な例と
しては、2−ヒドロキシエチルアミン、ジー2−ヒドロ
キシエチルアミン、トリー2−ヒドロキシエチルアミン
、2−ヒドロキシプロピルアミン、ジー2−ヒドロキシ
プロピルアミン、トリー2−ヒドロキシプロピルアミン
、トリーポリオキシエチルアミン、及びこれらと脂肪酸
とのエステル化合物、例えばトリー2−ヒドロキシエチ
ルアミンモノステアレート、トリー2−ヒドロキシエチ
ルアミンジステアンート、トリー2−ヒドロキシエチル
アミントリステアレート、1− ’J −2−ヒドロキ
ンエチルアミンジラウレートト、トリー2−ヒドロキン
エチルアミンジラウレート、   −−−セー  −−
−・  !−フー#; トリー 2−ヒドロキシエチル
アミノトリラウレートなどがあり、特に好ましいのは、
2−ヒドロキシエチルアミン、ジー2−ヒドロキシエチ
ルアミン、l・ソー2−ヒドロキフエチルアミン、2−
ヒドロキシグロビルアミン、ジー2−ヒドロキシグロビ
ルアミン、トリー2−ヒドロキンプロピルアミンである
。これらの化合物は単独で用いてもよいし、また2種以
上混合して用いてもよい。
前記の一般式([)で表わされる化合物としては、例え
ばN−2−ヒドロキシエチル−ヘキサンアミド、N−2
−ヒドロキシエテルーオクタンアミド、N−2−ヒドロ
キゾエテルーデカンアミト、N−2−ヒドロキシエチル
ードデカンアミド、N −2−ヒドロキシエチル−テト
ラデカンアミド、N〜2−ヒドロギンエチルーヘキザデ
カンアミド、N−2−ヒドロキシエチル−オクタデカン
アミド、N 、 N−ジー2−ヒドロギンエチルーヘキ
サンアミド、N、N  ’/  2−ヒドロキシエチル
−オクタンアミド、N、N−ジー2−ヒドロキシエチル
−デカンアミト、N、N−シー2−ヒドロキシエチル−
ドデカンアミド、N、N−2−ヒドロキ/エチル−テト
ラテカンアミト、N 、 N−ジー 2−ヒドロキー7
エチルーヘキザテカンアミド、N、N−ジー2−ヒドロ
キシエチル−オクタデカンアミド、N−2−ヒドロキシ
プロピル−ヘキサンアミド、N−2−ヒドロキシプロピ
ル−オクタンアミド、N−2−ヒドロキ/プロピル−デ
カンアミド、N−2−ヒドロキププロピルードテカンア
ミド、N−2−ヒドロキ/プロピル−テトラデカンアミ
ド、N−2−・ヒドロキシ1口ピルーへチサテカンアミ
ト、1クー2−ヒドロキシグロピルーオクタデカンアミ
ド、N 、 N−ジー2−ヒドロキシプロピル−ヘキサ
ンアミド、N、N−ジー2−ヒドロキシグロピル−オク
タンアミト、 N、N−ジー2−ヒドロキシプロビル−
テカンアミド、N、N−ジー2−ヒドロキシプロピル−
トチカンアミド、N、N−2−ヒドロキシプロピル−テ
トラデカンアミド、N 、 N−ジー2−ヒトロキシグ
ロビルヘキサデカンアミト、N 、 N−ジー2−ヒド
コキ7プロピルーオクタデカ:/アミド、ポリオキ/エ
チレンヘキサンアミド、ポリオキ/エチレンオクタンア
ミド、ポリオギ/エチレンテカンアミト、ポリオキシエ
チレンドテカンアミド、ポリオキシエチレンヘキサデカ
ンアミド、ポリオキシエチレンヘキサデカンアミド、ポ
リオキジエチレンオフタテカンアミドなどが挙げられ、
特に好且しくはlり−(又はN、N−ジー)2−ヒトロ
キシエチルーヘギサンアミド、1q−(又はN、N−ジ
ー)2−ヒトロギ/エチル−オクタンアミド、N−(又
(はN、N−ジー)2−ヒドロギンエチルードデカンア
ミド及びN−、(又(はN、N−ジー)2−ヒドロギン
プロピルヘキサンアミド、N−(又はN。
N−ジー)2−ヒドロキなプロピル−オクタンアミド、
N−(又はN、N =、ジー )2−ヒドロキノプロピ
ル−ドデカンアミドである。
これらの化合物は単独で用いてもよいし、また2独以」
二混合して用いてもよい。
寸だ前記の一般式θ11)で表わされる化合物ポリオキ
/エチレンーポリオキシプロビレンブロンクポリマ−は
、例えば酸化プロピレンを重合させて得られたポリプロ
ピレングリコールの両端に酸化エチレンを伺加重合させ
ることによって得られる。
このポリオキンエチレン−ポリオキンプロピレンブロッ
クポリマーの中で好寸しいものは、一般式%式% 1〜95の範囲のものである。これらの化合物は単独で
用いてもよいし、また2種以上混合して用いてもよい。
本発明の発泡体は、従来のものよりも優れた機械的特性
と[例熱性を有し、従来断熱化が困難であった高温部材
の断熱化に極めて有効に適用することが可能であって、
省エネルギーに貢献するものである。
なお、本発明の発泡体の気泡径、見掛は比重、引張比強
度、圧縮回復率、加熱収縮率、及び気?包を構成する高
密度ポリエチレンの密度、融点、ノルドインデックス、
スウェル値の測定は下記の方法に従った。
(1)気泡径の6111定法 測552は必俄に応じて拡大鏡を用いて次の要領で行う
。発泡体を平面P上におき、平面Pから発泡体の最ノ(
高さが2Qmm以上の場合、平面Pから該発泡体の最大
高さの棒の距離の点を通り、かつ、平面PK十行な平面
Qで切断する。
平面)りに接した発ど包体に含−まれてかつ平面Q上に
ある最大の長さの線分をABとする。線分ABを4舌分
した点を含む1辺10賭の立方体を3個切り出す。立方
体の直交(−だ3つの面のそれぞれに対角線上に存在す
る気泡のうち、任意に5個の気泡を選び出し、多面体状
の気泡断面の最良どなる対角線長さを求める。切り出し
た立方体の直交した3面について同様に測定を行い、そ
れらの値の算術平均値をもって気泡径とした。線分AB
が4 Q +nTn以下の場合は、立法体の切り出しは
線分ABを3等分した点を含む2個とし7.2 Q I
nm以下の場合は線分A Bを2等分した点を含む1個
として、前記と同様にして気泡径を求めた。1辺IQm
mの立方体が切り出し不能の場合は可能な限り、立方体
に近づけた直方体に切り出して同様1で測定を行う。平
面Pから発泡体の最大高さがj5+nm以上20 um
未満の場合は平面PがらlQmmの距離の点を通る平面
で切断し、同様に立方体を切り出して測定(7、気泡径
を求める。平面Pから発泡体の最大高さが151m未満
の場合は線分AB上に存在する気泡のうち、線分を21
等升した点に存在する気泡を選び出し、同様に測定して
気泡径を求める。
単位は間である。
(2)見掛は比重の測定法 試験片として体積50c4以上のものを用意し−まず重
量を±1%までの精度でぼる。次いで約半分の容量捷で
水を満たしたメスシリンダー中に試験片を没し、その水
面の上昇高さより試験片の体積を±1係までの精度で量
り、次式によりまず試験片のみかけ密度D(f/cr/
l)を算出する。
D=− ■ ここにW 試験片の重量(7) ■ 試験片の体積(crI) 次いで試験片のみかけ密度りを4℃の水の密度(1?/
c4)で除し、試験片のみがけ比重とする。
試験片は試験開始前に温度2o±2℃、相対湿度65±
5%の温湿状態に12時間以上保ったものを使用し、試
験片数・;13個とし、その平均値を求める。
(3)引張比強度の測定法 試験片は長さ8Q 11m、巾10mm、厚さ5mmの
直方体(でて温度20℃、相対湿度65±5係の温湿状
態(て12時間以上保ったものとする。試料に異方性が
ある場合は縦及び横方向についてそれぞれ試験片を採取
するものとする。
引張試験機は最大荷重の指示装置をもち、試験時の最大
荷重がその容量の15〜85係の範囲(でなるものを使
用する。試験片のつかみの相対移動速度の許容差は±5
%とし、荷重目盛の許容差は±2%とする。試験片(l
i試験中にゆがみ、その他の不都合を生じないように正
確につかみ具に取り伺け、つかみ具間の間隔は50mm
とし、引張速度500 mml minで試験片を引張
り、その最大荷重を測定する。そして次の式により引張
速度(KY 7/ cA )を算出する。
引張強度(K9/ ad )−六 ここにF、切断に到る址での最大荷重(K9)W 試j
険片の巾(釧) t:試験片の厚さくon) 次に得られた引張強度を試料のみかけ比重で除し、引張
比強度(K9/ crりを求める。試験片数(は5個と
しく試料に異方性がある場合は縦・横及び高さ方向につ
いてそれぞれ5個)、結果はそれらすべての平均値で示
す。
(4〕  圧縮回復率 試験片は長さiooim、巾−I Q mm、厚さ50
inの直方体で温度20±2℃、相対湿度65±5%の
温湿状態に12時間保ったものとする。測定の際、試料
厚みが50Mmに満たないものは重ね合わせて5QmR
とする。圧縮試験機は定速圧縮のできるものを使用し、
1o in/minの圧縮速度で試1験片の初期厚みの
50係まで圧縮し、直ちに荷重を除き、30秒間放置し
、厚みの回復を待ち、回復後の厚みに対1〜さらに2回
目の50%圧縮試験を同様に実カイ見する。この操作を
合計5回繰り返し、5回目圧縮後の回イシ厚みを測定す
る。そして次の式により圧縮回復率を算出する。
圧縮回復率い)=−T」−X ] 002 ここにtl °初期厚み(Cm) t25回圧縮後の回復厚み(c7n) 試1)険片数は3個とし、その平均質で示す。
(5)加熱収縮率 試験片は長さ40關、巾407.■、厚さ4. Q I
Nの立方体で、温度20±2℃、相対温度65±5%の
温湿状態に12時間以上保ったものとする。温度調節の
精度が]30±2℃の熱風循環式乾燥機を使用し、13
0℃に保った熱風循環式乾燥機の中に試験片全水平(・
で置き、5時間加熱を行ったのち取り出し、標準状態の
試1験場所に1時間放置し、その後試験片の体積を求め
加熱後の体積とする。体積ハ水を約半分磯だしたメスン
リンダー中のハ中に試験片を没し、水面の上昇高さより
求める。そして次の式(/こより130’Cの加熱収縮
率鈍)を算出する。
加熱収縮率(%)= v工二二X 100O ここにVQ  初めの体積(cz4) ■1  加熱後の体積(c+z1) 試験片は3個とし、その平均値で示す。
(6)密度 発泡体より気泡を構成する固体物質(皮膜)を切り出し
、温度2o±2℃、相対湿度65±5%の温度状態に1
2時間以上保ったのち、JISK 6760 に従って
作成した23℃のノルマルブタノール−トリエチレング
リコール系の密度勾配管に投入して密度を測定した。試
験片は3個とし、その平均値にて示す。
(7)融点 発泡体より気泡を構成する固体物質(皮膜)を切り出し
、示差走査熱量計(D、S、C,)による融解曲線のピ
ーク温度をもって該物質の融点とする。
測定条件は下記のとおりである。
サンプル重量 7 mg スキャン速度 16℃/min (8)  ノルドインデックス 発泡体より気泡を構成する固体物質(皮膜)を切り出し
、JIS K6760  に従って測定した。
ただし、測定温度(は190℃であるが、測定荷重は2
1600ii’に変更して実施し7だ。
(9)スウェル値 発1砲体を微粉砕したものを試料とし、以下の方法で測
定する。
該供試料を口径4Qmmφ(ンリ/ダー長/ンリンダー
ロ径−25、スクリュー圧縮比−3,2)押出機に供給
する。押出機の先端には下向きに内径21mmφ、外径
25龍φの環状ダイをあらかじめ装備しておき、スクリ
ュー回転数100r、p、m、 、温度230℃にてチ
ューブ状の成形体を押し出し、ダイ表面より下方10c
mにて該チューブをす速く切り出し、畏さ10ttrr
のチューブの重量全測定[7その値をスウェル値(単位
 9710cm)とする。
次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 成形条件の設定が連続的に容易に実施しうる通常の連続
押出発泡装置を使用した。通常の連続押出発泡装置は第
一押出機と第二押出機が連結管で結ばれており、第一押
出機には発泡剤を注入するための孔及びそれに関連する
高圧ポンプ、タンク類が付帯しており、第二押出機の先
端には賦型のだめの発泡用ダイスが装着されている。第
一押出機は樹脂と発泡剤を均一に可塑化・混練する機能
を有し、第二押出機はとの混琳物の温度を正確かつ均一
に発泡温度域で冷却する機能を有する。
第1の押出機の温度を約230℃、第二押出機の先端部
及びダイスの温度を約125℃にあらかじめ昇温してお
く。
密度0.935i?/cJ以上、融点117℃以上のポ
リエチレンを数種類用意し、その中の1種類に、樹脂1
00重量部轟り気泡調節剤としてタルク0.1重−冨一
部をフ用ぐてヘン7ユルミキサーでドライフ゛レン′1
−シたのち、第一:l−11i出(幾の不ソ・く−に投
入し、スクリュー回転数50 r、p、;T1.で可塑
化を開始する3゜他方発泡剤として/クロロテトラフル
オロエタンとトリクロロトリフルオロエタンを準備し、
両者を0.5 : 0.5のモル比で混合したのち第−
押出機へ、ポリエチレン]、 O0重量部に対し80重
量部の割合で高圧ポンプで圧入してゆく。、次いで連結
管を通じてこれを第二押出機に導き、均一冷却しつつダ
イスより押出発泡する。ダイスより押出される発泡体の
概略的な気泡径と圧縮回復率をそれぞれ目及び手で観察
しつつ本発明範囲内とみられる最適状態に近づけるよう
にダイス温度を微調整する。この場合のダイス温度の最
適値は126℃であった。このようにして得られた発泡
体の特性を第」表に示す。
比較例1〜6 市販されている各種高温断熱用発泡体の特性を第1表に
示す。
それぞれの発泡体の種類は下記のとおりである。
比較例1:架橋低祈度ポリエチレン樹脂発泡体比収例2
:無架橋低密度ポリエチレン樹脂発泡体 比較例3:架橋ポリプロピレン樹脂発泡体比較例4:軟
質ウレタン発泡体 比較例5:高密度ポリエチレン樹脂発泡体比較例6:高
密度ポリエチレン樹脂とアイオノマー樹脂との混合樹脂
発泡体 実施例1に比較して比較例1〜6の発泡体は機械的特性
、1llij熱性が劣るものである。
実施例2〜4 発泡剤の種類及び使用量を第2表のように変え、さらに
樹脂に化合物■、■を混合した以外は実施例1と同様の
方法で実施した。得られた発泡体の特性を第2表に示す
化合物@、■を混合した結果、混合しない場合に比べて
同一の吐出量で外観良好々約50%厚肉の発泡体を得る
ことができた。
実施例5〜7 発泡剤の種類及び使用量と、気泡調節剤の種類及び使用
量を第2表のように変え、さらに樹脂に化合物■を混合
した以外は実施例1と同様の方法実施例 得られた発泡体の特性を第2表に示す。
比較例8〜9 発泡剤を混合系でなく、単独系とした以外は実施例1と
同様の方法で実施した。得られた発泡体の特性を第2表
に示す。実施例1及び実施例2〜4での発泡体に比較し
て機械的特性及び面j熱性の劣るものしか得られない。
比較例10〜11 発泡剤を混合系より単独系とし、かつ化合物■又は■を
混合した以外は実施例1と同様の方法で実施した。得ら
れた発泡体の特性を第2表に示す。
この表から判るように機檄的特性及びml熱性の劣る発
泡体しか得られなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は気泡の断面図、第2図は発泡体の断面囚であり
、図中符号1は固体膜壁、2は空間部、3は気泡である
。 特許出願人 旭化成工業株式会社 代理人 阿 形  明 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 密度0 、935 f / cni以上、融点11
    7℃以上の高密度ポリエチレンで形成された径0.05
    〜3mmの微細気泡の集合体から成り、見掛は比重0 
    、0067以上0.012未満、引張比強度15o K
    g/crt1以上、圧縮回復率80係以上、加熱収縮率
    50%以下を有することを特数とする高密度ポリエチレ
    ン高発泡体。 2 高密度ポリエチレンが190℃、21.6Kpにお
    けるメルトインデックス30 q / ]−00分以下
    びスウェル値30 ? / 10 crn以下のもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の高発泡体。 3 高密度ポリエチレンが100重量部当り0.005
    〜3重量部の気泡調節剤を含有するものである特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載の高発泡体。
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