JPS59167522A - 固型薬剤の製造法 - Google Patents

固型薬剤の製造法

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JPS59167522A
JPS59167522A JP4272283A JP4272283A JPS59167522A JP S59167522 A JPS59167522 A JP S59167522A JP 4272283 A JP4272283 A JP 4272283A JP 4272283 A JP4272283 A JP 4272283A JP S59167522 A JPS59167522 A JP S59167522A
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JP
Japan
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cellulose glycolate
calcium cellulose
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cellulose
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JP4272283A
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Takahiro Koyama
小山 隆弘
Haruo Matsumura
松村 春雄
Tetsuo Morita
哲郎 森田
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Daicel Corp
Nichirin Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Nichirin Chemical Industries Ltd
Daicel Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は崩壊性の改良された固型薬剤の製法に関する
ものであシ、詳しくは特定の粒度の崩壊剤を選択使用す
ることによシ性能の改良された固型薬剤を製造する方法
に関するものである。
固型薬剤とは流通、保存、取扱ならびに服用に便利なよ
うに薬効成分に賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤などを
添加し、混和成形して錠剤、火剤、顆粒剤などの形態と
したものである。
上記配合成分の中で、崩壊剤とは人体の消化液中で容易
に崩壊する性能を固型薬剤に与えるためのものであシ、
経口摂取後、消化器官内で薬効成分が速やかに放出され
るようにするためのものである。
上記の崩壊剤には、澱粉、ホルマール化ゼラチン、アル
ギン酸、繊維素グリコール酸(遊離酸)、繊維素グリコ
ール酸力pシウム、低置換度アルキル繊維素、低置換度
ヒドロキシアルキμ繊維素などが提案されておシ、数種
類のものが実用に供されている。なかでも繊維素グリコ
ール酸カルシウムは無味、無臭、白色であること、崩壊
性が良く膨潤倍率が大であシ、圧縮成形性があることな
ど最も優れた性能全盲するものと認められておシ最も大
量に使用されている。
しかしながら、繊維素グリコール酸カルシウムについて
も、結合性に乏しいため、多量に使用すると成形薬剤の
硬度が不足すること、水中での崩壊は速くても、胃液中
の崩壊速度は必ずしもそれほど大きくないことなどが指
摘されている。
現在市販され、工業的に使用されている繊維素グリコー
ル酸カルシウムは、ECG −505の商標のもとに製
造販売されている単一グレードのみであシ、その標準物
性、分析値として、無水グルコース単位の重合度約30
0、カルボキシメチル基置換度0.6、水中に1重量9
15を分散懸濁させたときの媒体のpHは約5.95重
景%以上が200メツシユ通過の粒度を有するものであ
る。
発明者等はこれに対し、実際の固型薬剤への使用に当っ
ては、繊維素グルコース酸カルシウムの微粉末留分をな
くし特定の粒度以上に限ったものが、現在市販のものよ
シも優れた崩壊性を有するものであることを見出した。
固型薬剤の製造に当っては、その配合成分ができるだけ
均一な混合状態にあることが望丑しく、そのためには配
合成分の粒度は一般に細かい方が良いと考えられてきた
特に繊維素グリコール酸カルシウムの場合、配合量はせ
いぜい全体の2〜10重量%程度であるため粒度は細か
くして使用するのが一般的であった。
即ち諸規格においても粒子の上限のみが定められ微粉末
留分の存在には留意されなかった。
例えば繊維素グリコール酸カルシウムの製造特許である
特公昭43−7960 F!A細書において実施例1で
は200メツシユに粉砕したもの、実施例2では150
メツシユに粉砕したものをそれぞれ製品としている。こ
れらは製品粒度上限の大きさがそれぞれ200メツシユ
および150メツシユであシ、それらに相当する篩の目
金通過するものは全部含むということである。何故なら
ば粉砕によって粒子を得る場合、常に微粉末留分を伴う
からである。
発明者等は、繊維素グリコール酸′fc炭酸カルシウム
を用いて中和し、粉砕して得た繊維素グリコール酸カル
シウムを篩分し、粒度の異なるもの全調製しこれを配合
した固型薬剤を成型しそれらの崩壊性を調べた結果、微
粉末留分全含有しない繊維素グリコール酸カルシウムを
用いたものが微粉末留分を含有する場合に比べて崩壊性
に優れたものであることを見出した。
発明者等の考察によれは、繊維素グリコール酸カルシウ
ムの崩壊剤としての特徴は、水系媒体中での膨潤倍率の
大きいことであり、崩壊剤が先づ媒体を吸収して膨潤し
、固型薬剤内部に応力を与え全体を崩壊に導くのである
。このような機構で崩壊が起こるとすれば、個々の崩壊
剤粒子はある程度の大きさに集′まっている方が効果的
に応力を働かすことができる。微粉末粕分は、それが膨
潤してもその圧力は周囲の他成分粒子に吸収されてしま
い効果が充分発揮されないことが考えられる。
このことは、崩壊剤の配合量がせいぜい5重量96程度
の少量であることを考慮しなければ外らない。
微粉末留分を含有することはその分だけ崩壊剤としての
効果の低い留分全含有することになる。
この発明の発明者等の検躬によれば粒度80メツシユ以
下の場合、繊維素グリコーμ酸カルシウノ・の粒度は大
きい方が崩壊性に優れた固型薬剤が得られることを認め
た。しかし、粒度の大きいものは製剤の硬度が相対的に
低下する傾向も見出された。これは繊維素グリコール酸
カルシウムが結合性についての機能が低いことで説明さ
れる。
即ちこの発明は、微粉末留分を含まない繊維素グリコ−
p酸カルシウムを崩壊剤として使用することを特徴とす
る固型薬剤の製法に関するものである。具体的には“微
粉末留分を含まない“崩壊剤としで1300メツシユ 
通過分を含まない″崩壊剤を使用すれば、崩壊性に優れ
た固型薬剤が得られる。@し、崩壊剤の粒度が大きくな
ると固型薬剤の硬度が低下する傾向にあるので硬度、崩
壊性の両性能を満足させる崩壊剤としては145メツシ
ユ通過、300メッシュ不通過の繊維素グリコール酸カ
ルシウムを使用するのが好ましい。
本発明において使用する繊維素グリコール酸力pシウム
は、無水グルコース単位あたシのカルボキシメチル置換
度、即ちエーテル化度は0.30以上0.80以下が適
当である。エーテル化度がo、3以下では崩壊性、膨潤
倍率が充分でなく、0.85以上では崩壊性が特に良く
はならないのに固型薬剤の硬度が低下する傾向がある。
以下に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例1〜2及び比較例1〜3 m 水グtvコース単位あたりのカルボキンメチル基置
換度0.53、中和度pH5,2の繊維素グリコール酸
カルシウムを次のように篩分した。
上記繊維素グリコール酸力μシウムを崩壊剤として使用
し、薬効成分としてアスコルビン酸、賦形剤として微結
晶セルロース(アビセμpH101旭化成製)及び乳糖
、滑沢剤としてタルク及びステアリン酸マグネシウム全
配合した錠剤全直接打錠法によって作製した。
錠剤組成及び製剤条件は次の通りである。
錠剤組成: アスコルビン酸        (支)、0 重量%ア
ビセルpH10128,0〃 乳糖      14・0“ 崩壊剤             5.O〃タルク  
                         
2・5   ′ステアリン酸マグネシウA      
 O,5〃100.0重量弼 製剤条件: 打錠機 菊水製作所製 クリーンプレスコレクト24 成型条件  錠径8 Wll Ill !錠剤厚み4期
重量200ダ、打錠圧1も 錠剤物性は次の方法で測定した。
崩壊性  日本薬局方準拠崩壊度試験機(富山産業株式
会社) 測定温度 37±2℃ 試験液 局方第1液(人工胃液) n=lo、崩壊に要した時間の平均 値(秒)で示す 硬 度  試験機 テンシロンUTM −1(東洋精機
) 圧縮ロードセ/L/1OoK2/cIIl圧縮荷重機直
径 2.0問 圧縮速度    0.4 tlln 7m1nn−8,
破壊がはじまる直前の圧 力の平均値で示す(KN/cI11) 磨損度  蓋垣式磨損度試験機 25回転 3分間処理 100個の錠剤全処理し、粉末化し た部分の重量を百分*(2))で示す 使用した崩壊剤の粒度と錠剤物性全第1表に示す第1表 徴粉宋留分を含まない崩壊剤全使用した実施例は、微粉
末留分を含む崩壊剤を使用した比較例(局方規格品を含
む)に比べ優れた崩壊性金示した。
また硬度は粒度の小さい崩壊剤音用いたものが高いとい
う傾向を示した。
向打錠時のキャッピングは100打錠当シ此較例2は4
個、比較例3は1個発生したが実施例1〜2および比較
例1では全く発生しなかった。
実施例3〜6及び比較例4〜9 実施例1〜2、比較例1〜3に用いたものと同じ崩壊剤
を用い、打錠条件をかえてアスコルビン酸を主薬とする
錠剤及び乳糖全主体とする模擬錠剤を直接打鍵法によっ
て作製し得られた錠剤につき物性を測定した。
錠剤組成: ビタミン0錠: 実施例1〜2に同じ組成模擬錠剤: 乳 糖          93.5  重量%崩壊剤
           5.0  “タルク     
       1.0〃ステアリン酸マグネシウム  
 0.5  it量%100.0 重量% 打錠条件:碇剤組成物0.10t fl 12 rmφ
の杵を用い厚さ4廟の錠剤に成型 崩 壊性=35顛φX21rLの管中に局方第一液(人
工胃液37℃)1−満し、液面から錠剤を落して液中に
落下させ、完全に分 散するのに要する時間を測定、n=5 硬  度:モンザント硬度計を用Gて測定。
n−=5測°定結果全第2表〜第3表に示す 第2表 ビグ420錠 書 第3表 模擬錠剤 いずれの場合も、微粉末留分を含まない崩壊剤全使用し
た錠剤が優れた崩壊性全示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1゜無水グルコース単位当シの力μポキシメチμ基置換
    度が0.30〜0.80であJ)、145メツシユ通過
    で300メツシユを通過しない粒度の繊維素グリコ−/
    l/酸力μシウムを崩壊剤として他の賦形剤とともに主
    薬剤に添加混合して賦形することを特徴とする崩壊性の
    改良された固型薬剤の製造法。
JP4272283A 1983-02-23 1983-03-14 固型薬剤の製造法 Granted JPS59167522A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4272283A JPS59167522A (ja) 1983-03-14 1983-03-14 固型薬剤の製造法
KR1019840000850A KR840007590A (ko) 1983-02-23 1984-02-22 아졸 치환 알콜 유도체의 제조방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4272283A JPS59167522A (ja) 1983-03-14 1983-03-14 固型薬剤の製造法

Publications (2)

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JPS59167522A true JPS59167522A (ja) 1984-09-21
JPH0532373B2 JPH0532373B2 (ja) 1993-05-14

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5247914A (en) * 1975-10-11 1977-04-16 Lilly Industries Ltd Tablet and its prepation
JPS59155310A (ja) * 1983-02-21 1984-09-04 Daicel Chem Ind Ltd 崩壊性の改良された固型薬剤の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5247914A (en) * 1975-10-11 1977-04-16 Lilly Industries Ltd Tablet and its prepation
JPS59155310A (ja) * 1983-02-21 1984-09-04 Daicel Chem Ind Ltd 崩壊性の改良された固型薬剤の製造方法

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JPH0532373B2 (ja) 1993-05-14

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