JPS59166230A - 燃焼装置において硫黄含有燃料の燃焼の際に反応生成物として生じる硫黄化合物を添加剤の添加により固定する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は燃焼装置において硫黄含有燃料の燃焼の際に反
応生成物として生じる硫黄化合物を添加剤の添加により
固定する方法に関する。

燃焼装置において硫黄含有燃料の燃焼の除に反応生成物
として生じる硫黄化合物全同定するためには添加剤を用
いる。添加剤の添加は公知の技術水準に従ってさまざま
な方法で行なうことができる。

第１の従来方法は添加剤全燃料にその°燃）に先立って
添加するすなわち添加剤と燃料と全混合して引続いて燃
焼を行なわせることにある。

第２の従来方法は添加剤全燃料の反応生成物即ち排煙ガ
スに添加することにあシ、その場合添加方式及び添加場
所はさまざまに選定しである。燃焼反応生成物への添加
剤の添加場所は添加剤の組成によって左右される。従来
公知の使用されている添加剤はすなわちその反応性能に
おいて温度によって左右されたとえは高温においてのみ
燃焼反応生成物と反応する添加剤はこれらの温度条件が
存在している場所においてのみ便用できるようになって
いる。同じことが中間温度乃至低温範囲にその反応最適
域がある添加剤にもあてはまる。

添加剤′に燃料の燃焼に先立って燃料に混合する方法（
西独特許第−ｇ０７０７６号明細誓）が公知である。こ
の添加剤は酸化カルシウムである。燃料としては褐炭が
役立つ。この添加剤はその反応最適域が中間温度範囲に
あり、褐炭は石炭に比べて燃焼温度レベルが低いのでそ
れゆえ褐炭のみにそれも混合物と組合せて有利に使用で
きる。

添加剤として炭酸ナトリウムを用いる別の方法（米国特
許第３１２３６７６号明細書）も公知である。

この添加剤は粉砕前又は粉砕後の燃料である石炭に添加
する。この添加剤は石炭の場合高温範囲において反応最
適域に達する。この添加剤使用の際の不利な点は添加剤
が燃料灰と結合して燃焼案内で重大な汚染及びスラグ形
成を生じることである。

スラグの融点がナトリウム化合物により著しく低下する
からである。

燃料の燃焼前に燃料へ添加剤全添加するのに反して上述
のとおり添加剤を反応生成物に添加することも公知であ
る。これは燃焼呈に数句けであるバーナの上方で又は蒸
気発生装置の刊煙ガス路の途中さらに下流の点で添加剤
を添加して実施できる。しかしこの場合麻加剤の経済的
活用を達成するために添加剤を排煙ガス流全体にわたっ
て極め。

て均等に分布させるには困難がある。これらの困難は公
知となった方法（西独特許第２９３．２１．７乙号明細
書）によって添加剤を担体によってバーナの個々の火口
の周縁へ送入することにより回避される。この措置によ
って一方では燃料の燃焼が惹起こす混合エネルギーが添
加剤會、発生する燃焼生成物中へ均等に分布させるため
にも利用される。

この公知の方法に用いられる添加剤は金属酸化物及び金
属水酸化物たとえば金属ナトリウム、カリウム、アルミ
ニウム、バリウム、カドミウム、カルシラムク銅、鉄、
鉛、マグネシウム、マンガン及び亜鉛の酸化物などであ
る。さらに炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム及び白雲
石も微粉末の形でこの公知の方法に添加剤として使用で
きる。これらの添加剤は反応最適域が中間温度範囲にあ
ってこの形で使用する場合添加剤の活用が不完全であり
１火口の領域において混入する際に高温の影響により該
添加剤の一部がその反応活性を低下させるのでなおさら
である。しかし添加剤の添加の場所及び方法が最適であ
っても、燃料の反応生成物と添加剤の混合の際の、とく
に反応性５能に関する高温限界範囲における影響は不満
足である。

本発明ｉ”ｌ：燃焼装置における硫黄含有燃料の燃焼の
際の反応生成物として生じる硫黄化合物の固定法におい
て、高温でも公知の添加剤より硫黄固定度がよい添加剤
上用い且つ反応に最適の添加場所を確定するという課題
が根拠となっている。

この課題の解決のため本発明によると添加剤としでアル
カリ金属炭酸塩とアルカリ土類金属酸化物との混合物た
とえば炭酸ナトリウムと酸化マ゛グネシウムとの混合物
を用いることが提供されている。

本発明の望ましい実施形式によって混合物が炭酸ナトリ
ウム約１重量部と酸化マグネシウム約２重量部とからな
ること全特徴とする炭酸ナトリウムと酸化マグネシウム
との添加剤混合物がとくに有利であると判明した。アル
カリ金属炭酸塩とアルカリ土類金属酸化物との混合物の
使用はアルカリ土類金属酸化物がその既知の高い一点の
ため、アルカリ金属炭酸塩と組合せて運転上障筈となる
燃焼室及び伝熱面のスラグ形成を生じない限りにおいて
有利である。発生する汚染物は多孔性のものであり従っ
て運転中に既知の清掃装置音用いてより容易に除去でき
る。

添加剤の形状については本発明の方法の範囲内において
さまざまな可能性七あげることができる。

本発明による方法においては添加剤混合物は燃焼前に燃
料と添加することができる。しかしｆ７を別の実施形式
に従って酸素担体とともに燃焼装置へ送入することもで
きる。そのうえ本発明の別の実施形式において添加剤混
合物を燃焼反応生成物へ担体流体によって添加すること
もできる。

担体流体使用の際本発明の別の思想に従って１２００℃
未満の温度において添加剤混合物に、返送フライアシュ
會添加する可能性もある。この温度においてはすでにフ
ライアシュ中に固定しである硫黄化合物が再び・遊離さ
れる危険が避けられ他方では反応生成物へ追加的にフラ
イアシュを添加する際に、反応性添加剤の未使用部分が
硫黄固定のため活用されることが確保される。

添加形状のほか本発明の方法の範囲内において添加の場
所も添加剤にとって重装である。添加剤と燃料の反応生
成物との最適反応達成のための添加場所は燃焼装置の選
択によって左右される。

本発明の別の思想に従ってバーナ式燃焼装置の場合側々
の火口の周縁へ添加剤混合物を送入する。

この添加場所を選んだ場合さまざまな添加方法が可能で
ある。

第１の思想によると添加剤混合物は酸素担体の一部に添
加することができる。

別の思想によると添加剤混合物を酸素担体とづト煙ガス
との混合物に添加することが可能である。

別の可能性は添加剤混合物を精製ずみ排煙ガス又は水に
添加することにある。

流動層燃焼装置と組合せても本発明の方法は使用可能で
ある。この魂の燃焼装置を選んだ場合添加剤混合物の添
加は直接に流動層甲へ行なわれる。

しかじ流動層燃焼装置使用の場合層中へ直接に鑓加剤混
合物を添加するのに代えて本発明により返送材料ととも
に添加剤混合物を層中へ送入するように処置することも
できる。

本発明による方法を火格子式燃焼装置に用いる場合添加
剤混合物のざ六那は二次空気とともに行なわれる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ／、燃焼装置において硫黄含有燃料の燃焼の際に反応生
   成物として生じる硫黄化合物を添加剤の添加により固定
   する方法において、添加剤としてアルカリ金属炭酸塩及
   びアルカリ土類金属酸化物の混合物上用いること全特徴
   とする、硫黄化合物の添加剤添加による固定方法。 λ、混合物が炭酸ナトリウム約ｌ菫量部及び酸化マグネ
   シウム約２重量部からなる特許請求の範囲第１項記載の
   方法。 ３、添加剤混合物は燃焼に先立って燃料に添加する特許
   、ｉδ求の範囲第／項記載の方法。 グ４　添加剤混合物は酸素担体とともに燃焼装置へ送入
   する特許請求の範囲第１項記載の方法。 ！、添加剤混合物は担体流体によって燃焼反応生成物へ
   添加する特許請求の範囲第１項記載の方法。 ２、添加剤混合物はｌコＯＯ℃未満の温度において返送
   されたフライアシュとともに担体流体によって燃焼反応
   生成物へ添加する特許請求の範囲第１乃至３項の何れか
   に記載の方法。 ７、添加剤混合物はバーナ燃焼の場合には個々の火口の
   周縁に添加する特許請求の範囲第１又は、２項記載の方
   法。 ざ、添加剤混合物は酸素担体の一部と共に添加する特許
   請求の範囲第μ項又は第７項に記載の方法。 り、添加剤混合物は酸素担体と排煙ガスとの混合物に添
   加する特許請求の範囲第７項記載の方法。 ｌθ、添加剤混合物は精製した排煙ガスに添加する特許
   請求の範囲第７項記載の方法。 ／／、　　添加剤混合物は水によって添加する特許請求
   の範囲第７項記載の方法。 ｌｌ、添加剤混合物は流動層燃焼の場合直接流動層中へ
   送入する特許請求の範囲第１又はλ項記載の方法。 ／３．添加剤混合物は返送材料とともに流動層中へ送入
   する特許請求の範囲第１２項記載の方法。 ／ｌ、　　添加剤混合物は火格子燃焼の場合二次空気に
   添加する特許請求の範囲第１又は２項記載の方法。