JPS5916578B2 - イミノイソインドリノン金属錯体の製造方法 - Google Patents

イミノイソインドリノン金属錯体の製造方法

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JPS5916578B2
JPS5916578B2 JP50125234A JP12523475A JPS5916578B2 JP S5916578 B2 JPS5916578 B2 JP S5916578B2 JP 50125234 A JP50125234 A JP 50125234A JP 12523475 A JP12523475 A JP 12523475A JP S5916578 B2 JPS5916578 B2 JP S5916578B2
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フライ クリストフ
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Ciba Geigy AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B57/00Other synthetic dyes of known constitution
    • C09B57/04Isoindoline dyes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な金属錯体顔料の製造方法に関するもの
である。
2−アミノピリジンと縮合した3・3・4・5・6・7
ーヘキサクロルイソインドリン一1−オンの金属化によ
つて得られる金属錯体は、特公昭48−29096号明
細書中に記載されている。
しかしながら、該錯体は製造されておらず、それ故顔料
として注目すべきものでもない。本発明は、次式(1)
: (式中、 Xは水素原子を表わし、 Yはハロゲン原子を表わし、 Zはアルコキシカルボニル基または次式:RY2−(式
中、Rはアルキル基又はアリール基を表わし、そしてY
2は酸素原子またはイオウ原子を表わす)で表わされる
基を表わし、m及びnは各々O〜4であり、 pはO〜2であり、 そしてm+n+pの総和は4であり、 Mはコバルト、銅またはニツケルを表わし、Vは酸素原
子またはイオウ原子または特にイミノ基を表わし、X1
及びY1はハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基ま
たはアルコキシカルボニル基を表わす)で表わされる新
規な金属錯体の製造方法に関し、その方法は次式():
(式中、X.Y.z.m.n.p.xl、X2、および
Vは前記の意味を表わす)で表わされるイミノイソイン
トリノンを、コバルト、銅又はニツケルを与える薬剤で
処理することを特徴とする。
前記式()で表わされるイミノイソイントリノンは、一
部公知の化合物である。該化合物は、次式():で表わ
されるイソイントリノンを、次式():〔上記式()、
()に於て、X.Y.Z.m、N.p.xl及びY1は
前記で与えられた意味を表わし、そしてUは次式:〉×
/ 又は 」、 (基中、X2はアミノまたはチオ基を表わし、Y3はハ
ロゲン原子、炭素原子1〜4を有するアルコキシ基また
は第2級アミノ基を表わす)で表わされる基を表わす〕
で表わされるアミンと縮合する公知の方法で得られる。
好ましいイソイントリノンは、次式(V):(式中、U
は既に与えられている意味を有し、 為は水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜6のアル
コキシまたはアルキルメルカブト基、よ斗一?斗一?1
1−T−7 A;、・ノ廿t′目ヨユ一1X4は水素原
子またはハロゲン原子、を表わし,X5は水素原子また
はハロゲン原子、炭素原子数1〜6のアルコキシまたは
アルキルメルカプト基、アリーロキシ基を表わし、X6
は水素原子またはハロゲン原子を表わす)で表わされる
化合物である。
上記式(V)において、X4及びX6は好ましくは水素
原子または塩素原子または炭素原子数1〜4のアルコキ
シ基を表わす。
イソイントリノンの例として以下のものが挙げられる:
3−イミノーイソインドリノン 4・5・6・7ーテトラクロル一3−イミノーイソイン
ドリノン5・6−ジクロル−3−イミノーイソインドリ
ノン4・5・7ートリクロル一6−メトキシ−3一イミ
ノーイソインドリノン4・5・7ートリクロル一6−エ
トキシ−3−イミノーイソインドリノン5・7ージクロ
ル一4・6−ジメトキシ−3−イミノーイソインドリノ
ン5・7ージクロル一4・6−ジフエノキシ一3一イミ
ノーイソインドリノン4・5・7ートリクロル一6−メ
チルメルカプト一3−イミノーイソインドリノン4・5
・7ートリクロル一6−フエニルメルカプト一3−イミ
ノーイソインドリノン3−イミノ−4・5−ベンズーイ
ソインドリノン5−または6−メチル−3−イミノーイ
ソインドリノン5−または6−フエニル一3−イミノー
イソインドリノン4−または7ークロル一3−イミノー
イソインドリノン5−または6−クロル−3−イミノー
イソインドリノン4−または7ーニトロ一3−イミノー
イソインドリノン5−または6−ニトロ−3−イミノー
イソインドリノン5−または6−メトキシ−3−イミノ
ーイソイ買[S1)j胃5−または6−エトキシ−3−
イミノーイソインドリノン5−または6−フエノキシ一
3−イミノーイソインドリノン5−または6−メチルメ
ルカプト−3−イミノーイソインドリノン3・3−ジメ
トキシ−4・5・6・7ーテトラクロルーイソインドリ
ノン3・3−ジメトキシ−4・5・6・7ーテトラフロ
モーイソインドリノン3・3・6−トリメトキシ−4・
5・7ートリクロルーイソインドリノン3・3−ジメト
キシ−4・5・7ートリノロル一6−ブトキシーイソイ
ンドリノン3・3−ジメトキシ−4・5・7ートリクロ
ル一6−フエノキシーイソインドリノン3・3−ジメト
キシ−4・5・7ートリクロル一6−(p−クロルフエ
ノキシ)−イソイントリノン3・3−ジメトキシ−4・
5・7ートリクロル一6−(p−メチルフエノキシ)−
イソイントリノン3・3−ジメトキシ−4・5・7ート
リクロル一6−メチルメルカプトーイソインドリノン3
・3−ジメトキシ−4・5 ・7ートリクロルー6−エ
チルメルカブトーイソインドリノン3・3・4・6−テ
トラメトキシ−5・7ージクロルーイソインドリノン3
・3−ジメトキシ−5−クロルーイソインドリノン3・
3−ジメトキシ−6−ヨードーイソインドリノン3・3
−ジメトキシーJメ[クロルーイソインドリノン3・3−
ジメトキシーJメ[フルオローイソインドリノン3・3−
ジメトキシ−4・5−ジクロルーイソインドリノン3・
3−ジメトキシ−4・6−ジクロルーイソインドリノン
前述のイソイントリノンを上記式()で表わされるアミ
ンと縮合する。
アミンの例として以下のものが挙げられる:2−アミノ
−ベンズチアゾール 2−アミノ−ベンズオキサゾール 2−アミノ−4−または6−クロル−ベンズチアゾール
2−アミノ−4−または6−ブロモ−ベンズチアゾール
2−アミノ−5−または6−メトキシ−ベンズチアゾー
ル2−アミノ−5−または6−メチルーベンズチアゾー
ル2−アミノ−ベンズイミダゾール 2−アミノ−4−クロル−ベンズイミダゾール2−アミ
ノ−5−クロル−ベンズイミダゾール2−アミノ−5・
6−ジクロル−ベンズイミダゾール2−アミノ−4−ク
ロル−6−メチル−ベンズイミダゾール2−アミノ−5
−メトキシーベンズイミダゾール2−アミノ−6−エト
キシーベンズイミダゾーノレ2−アミノ〜6−ニトロ−
ベンズイミダゾール2−アミノ〜6−シアノ−ベンズイ
ミダゾール2−アミノ−5−メチルスルホニル−ベンズ
イミダゾール2−アミノ−N−メチル−ベンズイミダゾ
ール2−アミノ−N−オキシエチル−ベンズイミダゾー
ル2−アミノ−N−フエニルーベンズイミダゾール上記
に列記したアミンは例外なく公知の化合物である。
前記式()で表わされるアミンとイソイントリノンとの
縮合は、たとえよく混合された成分を加熱することが必
要であるとしても、不活性溶剤、すなわち反応にあずか
らない溶剤の存在下であれば特に有利に、低温でも部分
的にはすでに起つている。
出発物質が3−イミノ−、3−チオ−、又は3・3−ビ
ス−第3アミノ−イソインドリン−1オンまたは3・3
−ジアルコキシイソインドリン−1−オンのアルカリ塩
であるとき、水和性有機溶剤、例えば低級アルカノール
(メタノール、イソプロパノール、ブタノール)のよう
な低級脂肪族アルコール、低級環状エーテル(ジオキサ
ン、エチレングリコールモノメチルエーテル)または、
例えばアセトンのような低級脂肪族ケトンを用いること
が有利である。
上記条件で行えば、縮合は比較的低温でも行い得る。そ
の際アルカリ結合剤、例えば同時に溶剤としても使用で
き得る低級脂肪酸、特に酢酸の存在下で反応を行うこと
は有利である。出発物質が3・3−ジハロゲノーイソイ
ンドリン一1−オンであるとき、以下に挙げるような水
酸基を含まない有機溶剤を酸受容体の存在下で用いるこ
とが好ましい:芳香族炭化水素;ベンゼン、トルエン、
キシレン、テトラヒドロナフタレン、ジフエニル環状脂
肪族炭化水素;シクロヘキサン ハロゲン化脂肪族炭化水素;四塩化炭素、テトラクロル
エチレンハロゲン化芳香族炭化水素;クロルベンゼン、
ジ一及びトリクロルベンゼン、ニトロ炭化水素;ニトロ
ベンゼン、 脂肪族エーテル;ジフエニルエーテル、 環状エーテル;ジオキサン及び ケトン;アセトン または エステル;アルカノールと低級脂肪酸のエステル、例え
ば酢酸エチル。
その結果得られた縮合生成物は、前述に挙げた溶剤にわ
ずかに溶解するだけなので、該生成物は▲別によつて容
易に単離することができる。
残存するいかなる不純物も洗浄することで取り除き得る
。得られたイソイントリノンを、ニツケル、銅及びコバ
ルトを与える薬剤で処理することによつて金属錯体へ転
換する。
好ましくは上記金属のギ酸塩、酢酸塩及びステアリン酸
塩、例えば酢酸ニツケル()、酢酸銅()、酢酸コバル
ト()、またはアセチルアセトンコバルト()が用いら
れる。
金属化は前述に挙げた溶剤の1つまたは混合物中、特に
ジメチルホルムアミド、エチレングリコールモノアルキ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノアルキルエーテ
ル中で有利に行なわれる。同一反応容器内で縮合及び金
属化を同時に行うこともできる。同種の塩の代わりに、
異種の金属塩の混合物を使つてもよく、その場合は混合
した金属化された錯体が得られる。優れたマイグレーシ
ヨン、光及び天候に対する堅ロウな性質が都合良く結合
されているために、イミダゾール誘導体は特に興昧深く
有益である。
新規な着色剤は、微細に分割された状態で高分子有機物
質、例えばセルロースエーテル及びセルロースエステル
;例えば、エチルセルロース ニトロセルロース、酢酸
セルロース、酪酸セルロース、天然樹脂又は合成樹脂;
例えば重合樹脂又は縮合樹脂:例えばアミノ樹脂(特に
、尿素一ホルムアルデヒド樹脂又はメラミン−ホルムア
ルデヒド樹脂)、アルキド樹脂、フエノール樹脂、ポリ
カーボネート、ポリオレフイン(例えばポリスチロール
、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リアクリロニトリル、ポリアクリル酸エステル)、ゴム
、カゼイン、シリコーン及びシリコーン樹脂の単一物ま
たはそれらの混合物の着色に使用されうる有益な顔料と
なる。その際、前述の高分子化合物が可塑性塊、融液あ
るいは紡糸液、ワニス、ペイントまたは印刷インクの形
態であるかどうかは問題でない。
使用目的によつては、トーナ一または配合物の形で新規
の顔料を使用することは有利である。該顔料を微細に分
割した状態にするには、該物質を摩砕する方法がしばし
ば有利である。
以下、実施例を挙げて本発明を詳述するが、実施例中特
記ない限り、部は重量部を表わす。
実施例 1〜32−アミノ−ベンズイミダゾール13.
37及びイミノフタルイミド塩酸塩18.37を、エチ
レングリコールモノエチルエーテル1507中で4時間
撹拝しながら還流する。
生じた沈澱生成物をそれから室温で▲別し、メタノール
及び水で洗い、そして減圧下90〜100゜Cで乾燥す
る。次式:で表わされる黄色結晶粉末が得られる。撹拌
しながら、該生成物5.24f7を酢酸ニツケル1.9
4fとともにジメチルホルムアミド100部中で15時
間、145〜150℃に加熱する。形成した沈澱物を熱
時▲過し、熱0−ジクロルベンゼン、冷メタノール及び
水で洗浄し、そして摩砕機を使用してイソプロバノール
中で摩砕することによつて微粉砕された黄色結晶状粉末
が得られる。該粉末をロールミル中でポリ塩化ビニルへ
混入すると、マイグレーシヨン及び光に対して優れた堅
ロウ性を有する黄色のシートが得られる。該物質で着色
されたワニスは、光、天候及び重ね塗りによるにじみに
対して優れた堅ロウ性を有する。酢酸ニツケルの代りに
次に掲げる表1のI欄中に示す金属塩の相当量で置換す
ることによつて、同様に良好な性質を有する欄中で示さ
れる色合いの顔料を得る。実施例 4〜6 実施例1に従つて、2−アミノ−ベンズチアゾール15
7をイミノフタルイミド塩酸塩18.37と縮合させる
と次式:?で表わされる黄色の化合物が得られる。
金属化は実施例1と類似した方法で行なわれる。得られ
た顔料は、微細な形状としたとき、ポリ塩化ビニルシー
ト及びワニスを次に掲げる表2中の欄に示す色合に着色
する。実施例 7 表3には、I欄のアゾール誘導体を欄のイミノフタルイ
ミドで縮合し、そしてその結果得られた縮合生成物を欄
に示す金属塩で金属化することで得られる、同様な性質
を有する他の顔料を挙げる。
また欄は色合を示す。実施例 18 3・4・5・6−テトラクロル− o −シアノ安息香
酸メチルエステル15.75Vを、メタノール100m
1及びナトリウムメチラート2.7tの溶液へ加え、該
混合物を1/2時間攪拌する。
それから2−アミノベンズチアゾール7.5yを加えて
、そのバツチを15時間撹拌する。得られた橙色の沈澱
物をo−ジクロルベンゼン100dで希釈し、そして酢
酸5m1で酸性化すると、遊離黄色染料が得られる。攪
拌しながらメタノールを蒸留して取り除きながら、温度
を150℃まで上昇させる。2時間後、そのバツチを6
0℃まで冷却させ、該染料を吸引▲過し、o−ジクロル
ベンゼン、メタノール及び水で洗浄し、そして乾燥する
収量:次式 で表わされる染料19y ※ × 得られたテトラクロルイソイントリノン染料4.1
77を、ジエチレングリコールモノエチルエーテル10
0m1中で、酢酸コバルト・四水和物1.25fを加え
6時間にわたつて150℃で加熱する。
形成された顔料を吸引▲過し、冷メタノール、アセトン
及び水で洗浄しそして乾燥すると、コバルトを7.02
%(1:2錯体の理論値6.62%)含有している黄色
がかつた褐色顔料4.2yを得る。該コバルト錯体で着
色されたワニスは、良好な耐候性を有する黄昧がかつた
褐色塗膜を与える。実施例 19〜48 表4には、実施例11で記載した製造方法に従つて同様
な反応条件下で得られる顔料を示す。
実施例11で記載した方法によつて出発物質として得ら
れるイソイントリノン染料の構造式、金属原子M及び得
られた錯体の金属含量、及び着色されたワニスの色合も
同様に示す。実施例 45 実施例21で記載した非金属化染料47を、酢酸コバル
ト・四水和物0.25f7及び酢酸亜鉛・二水和物0.
88yとともに、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル100m1中2時間120℃で加熱する。
その結果得られた顔料を、100℃で吸引▲過しそして
冷メタノール、アセトン及び水で洗浄する。それから乾
燥して、コバルト20%及び亜鉛80%から成る金属含
量の1:2混合錯体4.1yを得る。顔料を分割した微
細な状態とし、該物質をロールミルでポリ塩化ビニルへ
混和することにより、マイグレーシヨン及び光に対し著
しい堅ロウ性を有する黄色シートを得る。実施例 46 実施例1の非金属化染料5.24fを酢酸コバルト・四
水和物1.25f及び酢酸亜鉛・二水和物1.17で金
属化すると、コバルト50%及び亜鉛50%の金属含量
を有する混合錯体を得る。
これをポリ塩化ビニルへ混入すると、マイグレーシヨン
及び光に対して良好な堅ロウ性を有する黄色シートが得
られる。実施例 47 安定化されたポリ塩化ビニル65部、フタル酸ジオクチ
ル35部及び実施例1に従つて得られた顔料0.2部を
一緒に撹拌し、2本ロールミルにて140℃、7分間往
復させて圧延する。
その結果、光及びマイグレーシヨンに対し大変良好な堅
ロウ性を有する光沢のある黄色シートが得られる。実施
例1で得られた顔料の代わりに実施例2で得られた顔料
0.2部を用い、それ以外は上述の方法で行つても、同
様な結果が得られる。実施例 48 二酸化チタン107及び実施例1で得られた顔料2tを
、ココナツツアルキド樹脂26.47、メラミン/ホル
ムアルデヒド樹脂(固形分含量50%)24t,エチレ
ングリコールモノエチルエーテル8.87及びキシレン
28.8tから成る混合物887と一緒にボールミル中
で48時間摩砕する。
その結果得られたワニスを、アルミニウムシート上へ吹
きつけ、室温で30分間予備乾燥し、続いて120℃で
30分間熱硬化させると良い色合いの光沢のある黄色の
塗膜が得られ、該塗膜層は重ね塗りに際して生じるにじ
み、光及び天候に対して非常に良好な堅ロウ性を有する
ことが特長である。実施例1の顔料の代わりに実施例2
の顔料2yを用い、そして前述した方法で実施した場合
も同様な結果が得られる。実施例 49 (アクリル樹脂系焼付け性エナメル) 実施例1で得られた細かく粉砕した顔料4部を次の組成
を有する溶剤20部へ攪拌しながら混入する:完全に分
散させた後(攪拌器の種類によつて約15〜60分間)
、以下の結合剤を加える:短時間に均一化した後、ワニ
スを従来の方法、例えばスプレー叉は、浸漬により適用
され、特に金属シートに連続的に塗布するために「コィ
ルコーテイング」の方法が適用され、そして硬化される
(温度130℃で30分間焼付ける)。
その結果得られた黄色の仕上り塗膜は、良好な平滑性、
高い光沢性及び顔料の非常によい分散性、同時に優れた
耐候性を有することで他の顔料と区別される。実施例2
の顔料4部を用いそして前記の方法で行つても同様な結
果が得られる。実施例 50 繊維の製造に適するツャ消しされていないポリエチレン
テレフタレート粒子と、実施例1の染料1%とを振とう
機中の密封容器に入れ15分間一緒に振とうする。
均一に染色された粒子を溶融紡糸機中でフィラメントに
紡ぐ(285℃±3℃、紡糸機中の反応時間約5分間)
。単繊維を引つ張りより糸機(Drawtwister
)で延伸し、そして糸巻き機へ巻きつける。その結果、
光沢のある黄色の彩色が得られ、その色合いは光に対し
て著しい堅ロウ性があり、洗濯、ドライ・クリーニング
、重ね染め及び昇華に対しても優れた堅ロウ性があると
同時に、亜塩素酸塩による脱色及び染色された物質を熱
固着した後での摩擦に対して良好な堅ロウ性を有してい
ることが特長である。実施例 51実施例50に記され
ているのと同様の方法で、繊維製造に適するポリプロピ
レン粒子を実施例21の染料1%で着色し、押出し、そ
して紡ぐと著しい堅ロウ性を有する黄褐色繊維が得られ
る。
上記実施例で得られた顔料1%およびTiO22O%を
含む着色アルキツドーメラミン一焼付エナメルをツアイ
ス分光光度計(ZeissspectrOpllOtO
meter)に付して測定した三刺激値X.YおよびZ
で表わされるカラーポイントを、表6に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I )(式中、 Xは水素原子を表わし、 Yはハロゲン原子を表わし、 Zはアルコキシカルボニル基または次式:RY_2−(
    式中、Rはアルキル基又はアリール基を表わし、そして
    Y_2は酸素原子またはイオウ原子を表わす)で表わさ
    れる基を表わし、m及びnは各々0〜4であり、 pは0〜2であり、 そしてm+n+pの総和は4であり、 Mはコバルト、銅またはニッケルを表わし、Vは酸素原
    子またはイオウ原子または特にイミノ基を表わし、X_
    1及びY_1はハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ
    基またはアルコキシカルボニル基を表わす)で表わされ
    る新規な金属錯体の製造方法において、次式II:▲数式
    、化学式、表等があります▼ (式中、X、Y、Z、m、n、p、X_1、X_2およ
    びVは前記の意味を表わす)で表わされるイミノイソイ
    ンドリノンを、コバルト、銅又はニッケルを与える薬剤
    で処理することを特徴とする前記イミノイソインドリノ
    ン金属錯体の製造方法。
JP50125234A 1974-10-17 1975-10-17 イミノイソインドリノン金属錯体の製造方法 Expired JPS5916578B2 (ja)

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CH (1) CH606335A5 (ja)
DE (1) DE2546038A1 (ja)
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