JPS59165769A - コンクリ−ト打設面の不陸修正方法と修正工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はコンクリート打設面が、コンクリートパネル
の合わせ目とか、コンクリートパネルのひずみ等によっ
て凹凸が生じる、いわゆる不陸を修正する方法と、修正
工具に関するものである。

コンクリート打設面は不陸修正した後、塗装や表装材を
貼るのであるが、従来の不陸修正は、カ、プ型のダイヤ
モンド工具を使って、突出部を上から研削する方法で行
われていた。

小さな突起の場合はこれでもよいが、少し大きい突起が
あると、その突起をすべて削り落すのであるから、修正
に時間がかかって大変であるし、工具の消耗も激しくて
、まことに不経済なものであった。

このような不経済を無くするために、研削に代えて切断
するという考え方を採り入れ、能率向上と経費の節約を
果そうとするものである。

すなわち、円板型のダイヤモンド工具−／ｋ　（Ａ）を
打設面（Ｂ）に平面的に接するように当てて、面に添っ
て移動させることにより不陸の突起（０）の根元を切断
して平面を得るようにしたコンクリート打設面の不陸修
正方法である。

また、この不陸修正方法に使用する修正工具は、円板（
１）の周囲に付したダイヤモンド刃（２）を円板の厚み
よりも厚クシ、厚みの増加分をコンクリート打設面への
当接側（２ａ）に張り出しく３）全より多くした、コン
クリート打設面の不陸修正工具である。

図中（４）は切粉逃し湾を示す。

この発明を実施するに当って、コンクリ−トノぐネルの
継目に生ずる、細長くて比較的高い綿状の突起が多いの
であるが、このような突起は極めて１ｉｆｔ単に根元を
切断して取り除くことができる。切断が困蕪なのは、鋼
板製コンクリ−トノくネルのひずみ等によって生じる、
なだらかな膨らみであるが、このような場合、打設面に
添って横から切り込むのであるが、切込溝が深くなるに
つれて切削抵抗が大きくなると、切り込んだ部分の上か
ら２・ンマー等で挽基を加えると簡単に欠けるから、切
削抵抗を少くして容易に切断進行することができる。

このようにして行う不陸修正を、従来のカップ型ダイヤ
モンド工具を使用する方法と比軟実験することが、実際
に同じ条件のコンクリート不陸面を得ることが困難であ
るため、数字的なデータを出し難いのであるが、長年こ
の作業を行っている作業者が使用して見た結果では、不
陸状況によって大幅な差があるが、従来方法よりも１／
２〜Ｖ３程度に作業時間を短縮することができる見通し
がついた。

また不陸修正工具も第２図および第３図に示す構造をも
っており、打設面への当接側（２ａ）は、どうしても摩
耗が激しいので、厚みの張り出しく３）を、反対の上側
となる方よりも多くすることにより、摩耗に対処して長
く使用に耐えるとともに、構造的にも普通のダイヤモン
ドホイールと殆んど変らず簡単であるから、従来の力、
ブ型のものよりも安価に製作できて、しかも高能率な不
陸修正専用のダイヤモンド工具を得られるものである。

この発明は以上説明したとおりであるから、安価な不陸
修正工具を使用して、労力と時間を減少し、極めて高能
率に不陸修正作業を可能とする・コンクリート打設面の
不陸修正方法と修正工具を提供し得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明不陸修正方法の実施状態を示す例示図、
第２図は本発明不陸修正具の一実施例を示す断面図、第
３図は第２図の一部を切り欠いだ平面図である。 Ａ・・ダイヤモンドホイール Ｂ・・打設面　　　　Ｃ・・突　起′ １・・円　板　　　　２・・タ°イヤモンド刃２ａ・・
当接側　　　　３・・張り出し４・・切粉逃し溝 特　許　出願人　発　研　株式会社 代理人　弁理士　三　　原　　　隆 （外１名） 第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■　円板型のダイヤモンドホイールをコンクリート打設
   面に平面的に接するように当てて、面に添って移動させ
   ることにより不陸突起部の根元を切断して平面を得るよ
   うにしたことを特徴とする、コンクリート打設面の不陸
   修正方法。 ■　円板の周囲に付したダイヤモンド刃を円板の厚みよ
   りも厚＜シ、厚みの増加分をコンクリート打設面に当る
   側に、より多く張り出させたことを特徴とする、コンク
   リート打設面の不陸修正工具。