JPS5916570Y2 - ヒンジ構造 - Google Patents

ヒンジ構造

Info

Publication number
JPS5916570Y2
JPS5916570Y2 JP8271078U JP8271078U JPS5916570Y2 JP S5916570 Y2 JPS5916570 Y2 JP S5916570Y2 JP 8271078 U JP8271078 U JP 8271078U JP 8271078 U JP8271078 U JP 8271078U JP S5916570 Y2 JPS5916570 Y2 JP S5916570Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge
cylinder
cylinders
shaft
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8271078U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54182775U (ja
Inventor
剛 青木
Original Assignee
株式会社クボタ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP8271078U priority Critical patent/JPS5916570Y2/ja
Publication of JPS54182775U publication Critical patent/JPS54182775U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5916570Y2 publication Critical patent/JPS5916570Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Soil Working Implements (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば耕耘装置における主カバーとその後
側の後部カバーとの間に構成されるヒンジにおいて軸と
穴との間のガタを当初よりなくし、振動及びこれに伴な
う共振音の発生防止を図った構造に関する。
周知のように例えば耕耘装置においてはロータリ主カバ
ーの後端にヒンジ筒を配備しこれに対応して後部カバー
側にも筒を設けて両者間を軸にて連結し枢支状態を得る
ものである。
この場合該ヒンジにおいては軸と穴との間に当然ガタが
あり、これが原因となって後部カバーは振動し、この振
動が共振音となって増巾されるためオペレータが不快感
を受けていたのであり、この解決策が要望されている。
この考案は上記問題を解決するために工夫されたもので
、その目的とする処は、共振による騒音の発生を少なく
し運転が快適に行なえ又周囲にも悪影響を与えないよう
にしたヒンジ構造を提供するにあり、従ってその特徴と
する処は、一対のヒンジ筒と該両ヒンジ筒間の他のヒン
ジ筒とをヒンジ軸の挿支にて連結したものにおいて、前
記一対のヒンジ筒における一方の筒中心を、該ヒンジ筒
の一端と前記他のヒンジ筒両端とにヒンジ軸がこじれ姿
勢で接支されるべく他方の筒中心に対して偏心状に位置
させた点にある。
以下、図示する具体例について説明する。
第1図から第4図に示すものは農用トラクタの後部に耕
耘ロータリ装置Rを装着したものについての一例であり
、トラクタの機体Tからは耕耘装置Rを昇降自在とする
ためのリンク機構1を構成し、又耕耘装置Rでは周知の
如く耕耘爪2・伝導ケース3・サイドカバー4等を構成
しである。
5は、耕耘爪2の上側を覆うためのロータリ主カバーで
同カバー5の背部に後部カバー6が枢結されている。
この枢結のため、主カバー5の後端にL型ブラケット7
を備えて補強し、このブラケット7の数個所に内径りの
前部ヒンジ筒8をボルト9による固締で突出配備する一
方、後部カバー6の前端縁には、各前部ヒンジ筒8の両
脇に夫々対応して位置されるべく後部第1ヒンジ筒10
と後部第2ヒンジ筒10′とが同じくボルト9,9によ
る固定によって突出装備されており、共に内径をDとし
である。
ここで右脇の第2ヒンジ筒10′は前部ヒンジ筒8と同
様に帯板を曲成したもので鋼板等で形成され一般的弾性
をもつものであり、その中心02が後部カバ−6上面か
らh2の高さとされている。
一方左脇の第1ヒンジ筒10の中心01は、第4図に示
す自然状態の時にhlとされこれは前記りに対しh1≧
h2+3(D−d)として設定されるのであってここで
dは挿支されるヒンジ軸11の外径を示すものである。
特に前記第1ヒンジ筒10は、板バネを曲成し該基部1
0 aを中心として上下に弾発移動できるものであり、
こうしてヒンジ軸11を挿支すると、第1ヒンジ筒10
によって第2図矢印上方向にヒンジ軸11が持ち揚げる
からヒンジ軸11自体は、前部ヒンジ筒8内で両端こじ
れ状態で接支され、勿論第2ヒンジ筒10′の内端も接
支しかつ第1ヒンジ筒10の内端も接支する。
この状態では前記h2は勿論低目になっている。
この他の例を第5図及び第6図によって説明すれば、同
側の場合前記後部第1・第2ヒンジ筒10゜10′間を
段差を、後部カバー6と左脇の後部第1ヒンジ筒10と
の上下間にスプリングワッシャなるスペーサ12,12
を介装しボルト9でもって締着しである。
これによって前記例と同じくガタのない連結状態とされ
ている。
この場合後部第1ヒンジ筒10はバネ製ではないがアー
ム状に延びた部分が可成りの弾性揺動をするからヒンジ
軸11の挿支も無理でなく又回動できる状態とされてい
る。
この考案は以上の如くであり、従って主としてカバー類
の連結構造において一対のヒンジ筒を互いに段違い状に
偏心させ、これによって生ずるヒンジ軸のこしれにより
常にガタなく連結されるようにしであるから、例えば上
記例においては耕耘爪軸の回転数の変動に応じて主カバ
ー側が振動しこれが共振域に達しても後部カバーとの間
のヒンジ部から振動騒音が発生せず逆に主カバー側が減
衰されるものとなる。
これによってヒンジ自体の傷みが少なくなり、しかも不
快音をオペレータとか周囲に与えるおそれがない。
更にヒンジ筒とヒンジ軸とのガタは少なくしておくこと
が望ましいが製作上これは難しくしかも高くつく不利が
あるが本案のようにガタの大小を問題とせずこじれによ
って連結すべくなしであるから逆にガタを大きくしてお
くことも自在となり、従って製作上の問題が解決されし
かも安価につく利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一例を示す耕耘装置つきトラクタの
側面外観図、第2図はヒンジ構造を示す要部拡大断面図
、第3図は第2図III−III線断面図、第4図は後
部面ヒンジ筒の高さ関係を示す側面図、第5図はヒンジ
構造の他の一例を示す断面図、第6図は第5図■I−■
I線断面図である。 5・・・・・・ロータリ主カバー 6・・・・・・後部
カバー8・・・・・・前部ヒンジ筒、10・・・・・・
後部第1ヒンジ筒、10′・・・・・・後部第2ヒンジ
筒、11・・・・・・ヒンジ筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対のヒンジ筒と該両ヒンジ筒間の他のヒンジ筒とをヒ
    ンジ軸の挿支にて連結したものにおいて、前記一対のヒ
    ンジ筒における一方の筒中心を、該ヒンジ筒の一端と前
    記他のヒンジ筒両端とにヒンジ軸がこじれ姿勢で接支さ
    れるべく他方の筒中心に対して偏心状に位置させたこと
    を特徴とするヒンジ構造。
JP8271078U 1978-06-14 1978-06-14 ヒンジ構造 Expired JPS5916570Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8271078U JPS5916570Y2 (ja) 1978-06-14 1978-06-14 ヒンジ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8271078U JPS5916570Y2 (ja) 1978-06-14 1978-06-14 ヒンジ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54182775U JPS54182775U (ja) 1979-12-25
JPS5916570Y2 true JPS5916570Y2 (ja) 1984-05-15

Family

ID=29003816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8271078U Expired JPS5916570Y2 (ja) 1978-06-14 1978-06-14 ヒンジ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5916570Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6653585B2 (ja) * 2016-02-03 2020-02-26 小橋工業株式会社 農作業機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54182775U (ja) 1979-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5916570Y2 (ja) ヒンジ構造
JPS5932738Y2 (ja) 耕耘装置の主カバ−と後部カバ−との連結用ヒンジ構造
JPH0245042U (ja)
JPH0218987Y2 (ja)
JPH077258Y2 (ja) 車両のエンジンマウント支持構造
JPH0298230U (ja)
JPH0238282U (ja)
JPS63116032U (ja)
JPH03129031U (ja)
JP2503886Y2 (ja) エンジン支持構造
JPH0534254Y2 (ja)
JPS6030138Y2 (ja) 自動車用ステアリング装置
JPH083209Y2 (ja) 移動作業機の防音装置
JPH0144391Y2 (ja)
JPS62120209A (ja) 自動車のサスペンシヨン装置
JPH0459578U (ja)
JP2000283136A (ja) 車両のクラッチケーブル取付構造
JPS6190454U (ja)
JPH0546992Y2 (ja)
JPH0321290Y2 (ja)
JPS6122409U (ja) 農作業機
JPS6443601U (ja)
JPS6443604U (ja)
JPH033797U (ja)
JPH02114583U (ja)