JPS59165642A - 内面樹脂被覆金属管の製造方法 - Google Patents
内面樹脂被覆金属管の製造方法Info
- Publication number
- JPS59165642A JPS59165642A JP58040265A JP4026583A JPS59165642A JP S59165642 A JPS59165642 A JP S59165642A JP 58040265 A JP58040265 A JP 58040265A JP 4026583 A JP4026583 A JP 4026583A JP S59165642 A JPS59165642 A JP S59165642A
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- Japan
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- pipe
- vinyl chloride
- synthetic resin
- hot air
- heating
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、内面樹脂被覆金属管の製造方法に関する。
内面に硬質塩化ビニルライニングした鋼管は耐食性に優
れているので汎用されている。その製造に当っては、従
来、第１図〜第４図に示す方法で行っていた。
れているので汎用されている。その製造に当っては、従
来、第１図〜第４図に示す方法で行っていた。
すなわち、まず第１図（ａ）のように塩化ビニル管１の
外面に接着剤２を塗布するために、塩化ビニル管１を鋼
製リングワイパー３に通して接着剤２の塗布を行うとと
もに、同図（ｂ）のように、鋼管４の内面に接着剤２の
塗布を行う。その後、第２図のように、鋼管４内にその
内径より若干小さい外径をもつ塩化ビニル管１を挿入し
た後、第３図のように、雰囲気加熱炉５において塩化ビ
ニル管１を加熱し、これと共に塩化ビニル管１に挿入し
た位置固定のプラグ６に対して、鋼管４と共に塩化ビニ
ル管１を相対的に引抜き、プラグ６による拡径によって
塩化ビニル管１を鋼管４内に圧着する。また圧着と共に
、鋼管４の外面から水冷７を行い、両者の固着化を図る
。
外面に接着剤２を塗布するために、塩化ビニル管１を鋼
製リングワイパー３に通して接着剤２の塗布を行うとと
もに、同図（ｂ）のように、鋼管４の内面に接着剤２の
塗布を行う。その後、第２図のように、鋼管４内にその
内径より若干小さい外径をもつ塩化ビニル管１を挿入し
た後、第３図のように、雰囲気加熱炉５において塩化ビ
ニル管１を加熱し、これと共に塩化ビニル管１に挿入し
た位置固定のプラグ６に対して、鋼管４と共に塩化ビニ
ル管１を相対的に引抜き、プラグ６による拡径によって
塩化ビニル管１を鋼管４内に圧着する。また圧着と共に
、鋼管４の外面から水冷７を行い、両者の固着化を図る
。
こうして圧着固定が図られた合せ管は、第４図゛のよう
に、塩化ビニル管１両端の耳部が切断機８によって除去
され、製品とされる。
に、塩化ビニル管１両端の耳部が切断機８によって除去
され、製品とされる。
他方、第３図の加熱工程において、同図の雰囲気加熱炉
による加熱に代えて、塩化ビニル管１内に高温水蒸気を
供給することもある。
による加熱に代えて、塩化ビニル管１内に高温水蒸気を
供給することもある。
しかし、この種の従来法では次のような問題がある。第
１の雰囲気加熱炉による塩化ビニル管１の加熱方法では
、元来雰囲気加熱炉自体が場所により温度が均一でない
等の原因もあって、管軸および周方向とも均一に塩化ビ
ニル管１を加熱できず、そのため接着不良が発生し易い
のみならず、鋼管４の外部から熱を与えるので、加熱速
度が遅く作業能率が悪い０ 他方、高温水蒸気加熱による場合には、その蒸気が材料
によって熱を奪われドレン化するとともに、蒸気自体の
熱によって加熱された塩化ビニル管内面において゛、水
滴化したドレンが塩化ビニル管内面を斑点状に白化させ
る。こうなると、品質的劣化は招かないものの、外観的
に商品価値を著しく損う０ 〔発明の目的〕 本発明は前記従来の問題点に対処するために提案された
もので、その主たる目的は、均一加熱を達成し、かつ樹
脂被覆内面の白化もなく、しかも成形作業を迅速に行う
ことができる内面樹脂被覆金属管の製造方法を提供する
ことにある。
１の雰囲気加熱炉による塩化ビニル管１の加熱方法では
、元来雰囲気加熱炉自体が場所により温度が均一でない
等の原因もあって、管軸および周方向とも均一に塩化ビ
ニル管１を加熱できず、そのため接着不良が発生し易い
のみならず、鋼管４の外部から熱を与えるので、加熱速
度が遅く作業能率が悪い０ 他方、高温水蒸気加熱による場合には、その蒸気が材料
によって熱を奪われドレン化するとともに、蒸気自体の
熱によって加熱された塩化ビニル管内面において゛、水
滴化したドレンが塩化ビニル管内面を斑点状に白化させ
る。こうなると、品質的劣化は招かないものの、外観的
に商品価値を著しく損う０ 〔発明の目的〕 本発明は前記従来の問題点に対処するために提案された
もので、その主たる目的は、均一加熱を達成し、かつ樹
脂被覆内面の白化もなく、しかも成形作業を迅速に行う
ことができる内面樹脂被覆金属管の製造方法を提供する
ことにある。
この目的を達成する本発明法は、金属管と合成樹脂管と
の間に接着剤を介在させ合成樹脂管を金属管内へ挿入し
て合成樹脂管を金属管内面に圧着させるに当って、前記
合成樹脂管内に熱風を供給して合成樹脂管を加熱膨張さ
せ、その後合成樹脂管に気体圧による内圧を与えて金属
管への圧着を行うことを特徴とするものでちる。
の間に接着剤を介在させ合成樹脂管を金属管内へ挿入し
て合成樹脂管を金属管内面に圧着させるに当って、前記
合成樹脂管内に熱風を供給して合成樹脂管を加熱膨張さ
せ、その後合成樹脂管に気体圧による内圧を与えて金属
管への圧着を行うことを特徴とするものでちる。
本発明は、加熱に当って、雰囲気加熱炉や高温水蒸気を
用いることなく、熱風を合成樹脂管内へ送入することと
している。その結果、熱風の熱は直接合成樹脂管へ与え
られ、しかも均一に与えられるので、加熱時間が雰囲気
加熱炉による場合に比較して大巾に短くなり、かつ均一
加熱を行うことができるから接着強度のばらつきを防止
できる。さらに、内面の白化もない。
用いることなく、熱風を合成樹脂管内へ送入することと
している。その結果、熱風の熱は直接合成樹脂管へ与え
られ、しかも均一に与えられるので、加熱時間が雰囲気
加熱炉による場合に比較して大巾に短くなり、かつ均一
加熱を行うことができるから接着強度のばらつきを防止
できる。さらに、内面の白化もない。
また、加熱後、合成樹脂管に内圧を作用させて圧着を図
るので、接着を確実に達成でき、しかも圧着手法がプラ
グでなく気体圧による内圧を作用させるよう、・にした
から、合成樹脂管に均一に圧力が作用し接着力のアンバ
ランスを防止でき、かつ後述の具体例のように設備を共
通にでき便宜であり経済的でもある。
るので、接着を確実に達成でき、しかも圧着手法がプラ
グでなく気体圧による内圧を作用させるよう、・にした
から、合成樹脂管に均一に圧力が作用し接着力のアンバ
ランスを防止でき、かつ後述の具体例のように設備を共
通にでき便宜であり経済的でもある。
本発明においては、接着剤の塗布、および合成樹脂管の
金属管−・の挿入は従来例と同一でよい（第１図および
第２図）０またもし必要ならば、第１図（ａ）及び（ｂ
）の工程を省略して、予め接着剤が塗布された塩化ビニ
ル管を使用することもできる。さらに、本発明において
は、以下塩化ビニル内面ライニングの例について説明す
るが、ポリエチレンライニング等も可能である。
金属管−・の挿入は従来例と同一でよい（第１図および
第２図）０またもし必要ならば、第１図（ａ）及び（ｂ
）の工程を省略して、予め接着剤が塗布された塩化ビニ
ル管を使用することもできる。さらに、本発明において
は、以下塩化ビニル内面ライニングの例について説明す
るが、ポリエチレンライニング等も可能である。
鋼管４の内面または塩化ビニル管１の外面の一方もしく
は両者に接着剤を塗布したならば、第５図のように塩化
ビニル管１を鋼管４内に挿入する。次いで、塩化ビニル
管１に送入プラグ９および排出プラグ１０を設置し、送
入プラグ９を介して、たとえば１８０℃の熱風を塩化ビ
ニル管１内に送入し、排出プラグ１０を介して排出する
。この熱風Ｗの送入によって、塩化ビニル管１の加熱を
行う。そして、十分塩化ビニル管１を加熱したならば、
熱風Ｗに代えて、第６図のように、たとえば工場内の圧
空（圧力５％）Ｐを送入プラグ９を介して導く。このと
き、排出プラグ１０の出側は閉塞しておく。十分加熱さ
れた塩化ビニル管１内に圧空を作用させると、その内圧
により塩化ビニル管１は膨張し、鋼管４に圧着される０
この圧着と共に、鋼管４の外面に冷却水配管１１から冷
却水を散布すれば、鋼管４および塩化ビニル管１を冷却
でき、接着剤本来の接着力を発現させることができる０
ここで、実際には、第７図および第８図に示す設備を用
いるのが望ましい。すなわち、鋼管４内に塩化ビニル管
１を挿入した１組の加熱膨張被処理管を多数組並設し、
各々両端に設置した送入プラグおよび排出プラグを、送
入ヘッダ１２および排出ヘッダ１３に連通しておくと共
に、熱風発生炉１４からの熱風を送入ファン１５によシ
止弁１６を介して送入ヘッダ１２へ、排出ヘッダ１３か
らの排出熱風を止弁１７および排出管１８を介して排出
ファン１９により熱風発生炉１４へ戻すようにしておく
０また送入ヘッダ１２には、止弁２０を介して工場の圧
空源と接続しておく。
は両者に接着剤を塗布したならば、第５図のように塩化
ビニル管１を鋼管４内に挿入する。次いで、塩化ビニル
管１に送入プラグ９および排出プラグ１０を設置し、送
入プラグ９を介して、たとえば１８０℃の熱風を塩化ビ
ニル管１内に送入し、排出プラグ１０を介して排出する
。この熱風Ｗの送入によって、塩化ビニル管１の加熱を
行う。そして、十分塩化ビニル管１を加熱したならば、
熱風Ｗに代えて、第６図のように、たとえば工場内の圧
空（圧力５％）Ｐを送入プラグ９を介して導く。このと
き、排出プラグ１０の出側は閉塞しておく。十分加熱さ
れた塩化ビニル管１内に圧空を作用させると、その内圧
により塩化ビニル管１は膨張し、鋼管４に圧着される０
この圧着と共に、鋼管４の外面に冷却水配管１１から冷
却水を散布すれば、鋼管４および塩化ビニル管１を冷却
でき、接着剤本来の接着力を発現させることができる０
ここで、実際には、第７図および第８図に示す設備を用
いるのが望ましい。すなわち、鋼管４内に塩化ビニル管
１を挿入した１組の加熱膨張被処理管を多数組並設し、
各々両端に設置した送入プラグおよび排出プラグを、送
入ヘッダ１２および排出ヘッダ１３に連通しておくと共
に、熱風発生炉１４からの熱風を送入ファン１５によシ
止弁１６を介して送入ヘッダ１２へ、排出ヘッダ１３か
らの排出熱風を止弁１７および排出管１８を介して排出
ファン１９により熱風発生炉１４へ戻すようにしておく
０また送入ヘッダ１２には、止弁２０を介して工場の圧
空源と接続しておく。
かかる設備を用いる場合、塩化ビニル管１の加熱時には
、第７図のように、止弁２０を閉、止弁１６．１７を開
とした状態で、熱風発生炉１４からの熱風を各塩化ビニ
ル管１に送入すればよい。膨張圧着時には、第８図のよ
うに、止弁１６．１７を閉とし、止弁２０を開として圧
空を各塩化ビニル管１内へ導入すればよい。
、第７図のように、止弁２０を閉、止弁１６．１７を開
とした状態で、熱風発生炉１４からの熱風を各塩化ビニ
ル管１に送入すればよい。膨張圧着時には、第８図のよ
うに、止弁１６．１７を閉とし、止弁２０を開として圧
空を各塩化ビニル管１内へ導入すればよい。
ところで、上記の温風について、その温度および送風速
度を管理することは重要なことである○温度は、ライニ
ングすべき樹脂の種別によって主に決定され、送風速度
は主に管長によって決定される。また、圧空の圧力は、
主に合成樹脂管の横断面積により主に決定される。
度を管理することは重要なことである○温度は、ライニ
ングすべき樹脂の種別によって主に決定され、送風速度
は主に管長によって決定される。また、圧空の圧力は、
主に合成樹脂管の横断面積により主に決定される。
内径１５５．２ｍｍＸ外径１６５．２ ｖ、ｍ Ｘ肉厚
５．ＯｍｍＸ長さ５５００ Ｚ１＋＋ｌの鋼管内に、内
径１４７．７闘×外径１５２．７ｇｘ肉厚２．５ｍ１Ｘ
長さ５５７０ ｖｒｍの硬後、前者内へ後者を挿入した
後、１８０℃の熱風を４０ｍＡｅｃで１５分間供給し、
その後５￥ｌの圧力を作用させ、圧着固定を図った。こ
の方法で多数本のライニング試験を行い、接着強度と作
業能率とを従来の雰囲気加熱による方法と比較したとこ
ろ、第１表のような結果を得た。
５．ＯｍｍＸ長さ５５００ Ｚ１＋＋ｌの鋼管内に、内
径１４７．７闘×外径１５２．７ｇｘ肉厚２．５ｍ１Ｘ
長さ５５７０ ｖｒｍの硬後、前者内へ後者を挿入した
後、１８０℃の熱風を４０ｍＡｅｃで１５分間供給し、
その後５￥ｌの圧力を作用させ、圧着固定を図った。こ
の方法で多数本のライニング試験を行い、接着強度と作
業能率とを従来の雰囲気加熱による方法と比較したとこ
ろ、第１表のような結果を得た。
この結果から、本発明によれば、接着強度の増大および
作業能率の向上が達成されることが判る。
作業能率の向上が達成されることが判る。
（７）
以上の通り、本発明によれば、均−加熱釜行うことがで
き接着強度の増大を達成できるとともに、作業能率が向
上する。
き接着強度の増大を達成できるとともに、作業能率が向
上する。
第１図〜第４図は従来法を工程順に示す概要断面図、第
５図および第６図は本発明に係る加熱膨張圧着法を示す
概要断面図、第７図および第８図は本発明の処理設備例
の平面図である。 １・・塩化ビニル管（合成樹脂管） ２・・接着剤 ４・・鋼管（金属管）１４・・熱風
発生炉 特許出願人 住友金属工業株式会社住金機工株式会
社 （８） 第１図 （０） 第２図 第３ 図 第４図 第５図 第６図 第７図 ＋１ｊ 第８図 ｏ４ Ｐ→ − へ ４ ５
５図および第６図は本発明に係る加熱膨張圧着法を示す
概要断面図、第７図および第８図は本発明の処理設備例
の平面図である。 １・・塩化ビニル管（合成樹脂管） ２・・接着剤 ４・・鋼管（金属管）１４・・熱風
発生炉 特許出願人 住友金属工業株式会社住金機工株式会
社 （８） 第１図 （０） 第２図 第３ 図 第４図 第５図 第６図 第７図 ＋１ｊ 第８図 ｏ４ Ｐ→ − へ ４ ５
Claims (1)
- （１）金属管と合成樹脂管との間に接着剤を介在させ合
成樹脂管を金属管内へ挿入して合成樹脂管を金属管内面
に圧着させるに当って、前記合成樹脂管内に熱風を供給
して合成樹脂管を加熱膨張させ、その後脅威樹脂管に気
体圧による内圧を与えて金属管への圧着を行うことを特
徴とする内面樹脂被覆金属管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58040265A JPS59165642A (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | 内面樹脂被覆金属管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58040265A JPS59165642A (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | 内面樹脂被覆金属管の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59165642A true JPS59165642A (ja) | 1984-09-18 |
Family
ID=12575817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58040265A Pending JPS59165642A (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | 内面樹脂被覆金属管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59165642A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5094522A (ja) * | 1973-12-25 | 1975-07-28 | ||
| JPS5593412A (en) * | 1979-01-11 | 1980-07-15 | Hakko Kasei Kogyosho:Kk | Lining method for metal pipe |
-
1983
- 1983-03-11 JP JP58040265A patent/JPS59165642A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5094522A (ja) * | 1973-12-25 | 1975-07-28 | ||
| JPS5593412A (en) * | 1979-01-11 | 1980-07-15 | Hakko Kasei Kogyosho:Kk | Lining method for metal pipe |
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