JPS59164816A - ごみ焼却炉における燃焼排ガス中の窒素酸化物除去方法 - Google Patents

ごみ焼却炉における燃焼排ガス中の窒素酸化物除去方法

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JPS59164816A
JPS59164816A JP3834683A JP3834683A JPS59164816A JP S59164816 A JPS59164816 A JP S59164816A JP 3834683 A JP3834683 A JP 3834683A JP 3834683 A JP3834683 A JP 3834683A JP S59164816 A JPS59164816 A JP S59164816A
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JP
Japan
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gas
ammonia source
combustion
ammonia
nitrogen oxides
Prior art date
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Granted
Application number
JP3834683A
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English (en)
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JPH0340288B2 (ja
Inventor
Miki Yamagishi
山岸 三樹
Takashi Yokoyama
隆 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はごみ焼却炉における燃焼排ガス中の窒素酸化物
の除去方法に関する。
家庭とみ、産業廃棄物を焼却するごみ焼却炉では、燃焼
排ガス中に若干のNO,を含むNOを主体とした窒素酸
化物が含有され、この窒素酸化物はそれ自体が人体の健
康に悪影響を与えるため、これを除去する方法が種々検
討されている。本出願人は先の特公昭50−23664
号において、燃焼排ガス中にアンモニアガス等のアンモ
ニア源を添加し700°0以上の高温条件下で窒素酸化
物を水と窒素に分解し、該燃焼排ガスの清浄を行なう方
法を提案している。このような方iを、第1図に示す従
来のごみ焼却炉に応用して実施した場合、次のような点
が問題となる0即ち、■焼却炉上部の排出管似酬下部に
吹込み口(ハ)を設は該吹込み口O!ηからアンモニア
源を吹込んで焼却室(1)内の高温の燃焼排ガスと混合
反応せしめようとすれば、該燃焼排ガスはすぐ排出管−
を通ってボイラ又はガスクーラのガス冷却帯へ抜けて温
度が下がるため、この反応のための空間を適正な温度(
800〜900°0)に維持し且つ充分なガス滞留時間
(最低0.4秒、好ましくは0.8秒以上)を確保する
ことは困難である。
■燃焼排ガスが焼却室(1)及び排出管(イ)中を層状
をなして流れてゆくため、吹込まれたアンモニア源がガ
ス中の窒素酸化物と混合しにくい。
■焼却室(1)内の燃焼ゾーンA上方に近接してガスク
ーラ等の冷却設備が設けられているため、適正温度にあ
る燃焼排ガスとの反応空間は狭く、その中にアンモニア
源を吹込もうとしても、その下の燃焼ゾーンAの火炎中
にまで吹込まれてしまうことが多く、かえって窒素酸化
物が増加することとなる。
従って、以上のような焼却炉においては、約30%程度
と窒素酸化物除去効率も低く、反応に寄与しない余剰ア
ンモニア等の臭気及び塩化アンモニウム(NI(、Ct
)の白煙等が排出され二次公害の原因ともなっている。
本発明は、従来技術の以上のような欠点を解決するため
になされたものflそのため、焼却室中に複数の燃焼排
ガス流路を形成し、該流路を集合させてその流路を流れ
る該燃焼排ガスを衝突滞留せしめる反応空間を形成せし
め、そこにアンモニア源を添加して燃焼排ガスと該アン
モニア源を混合せしめることを特徴とし、該燃焼排ガス
中の窒素酸化物を効率的に除去する方法を提供しようと
するものである。
以下本発明の詳細な説明する。
第2図はごみ焼却炉を示しておjt、(t)はごみ燃焼
ゾーンAを有する焼却室、αQはごみを〜この焼却室(
1)内に投入するホッパ、燃焼ゾーンA中のQJはとみ
切出し装置を兼ねた乾燥装置、゛(6)は切出されたご
みがほぼ燃焼し尽くされる燃焼装置、α3は該ごみを完
全燃焼し良質の灰とする後燃焼装置、(lL4はこの灰
を炉外へ排出するシュートである。本発明ではこのよう
な焼却炉の乾燥装置Qη側上部炉壁a→から連通する上
部管αGと、シュートα1側から上方に向けて延びる下
部管0ηを設けて、二つの燃焼排ガス流路(2m) (
2b)を形成する。更に両管aQαカを1箇所に集めて
ガス混合室(3)を設け、これにより集合する両流路(
2a) (2b)を流れてくる燃焼排ガスをその中で衝
突させ、しかも一時的に該ガスを滞留できる反応空間を
形成せしめている。一方、該ガス混合室(3)内の下部
管aカ近傍に添加口(4)を設けて、流路(2b)内を
上昇する燃焼排ガス中にアンモニア源を添加し該反応空
間で衝突する燃焼排ガスに混合するようにしている。
第3図は前記ごみ焼却炉と異なるごみ焼却炉における本
発明法を説明したものである。
即ち、焼却室(1)の排気側に乾燥装置α力等の燃焼ゾ
ーンAと略平行にガスフローガイドθ呻を設け、このガ
ス70−ガイド0IlOと、焼却室(1)内部炉壁09
との間に前記と同じ流路(2a) (2b)及び混合ガ
スの反応空間となるガス混合室(3)を形成している。
しかして該ガス混合室(3)内の流路(2b)近傍に添
加口(4)を設け、該流路(2b)内を上昇する燃焼排
ガス中にアンモニア源を添加し、該ガス混合室(j)内
の反応空間で禦突する燃焼排ガス°に混合するようにし
ている。
尚、以上のような燃焼排ガスの流れる流路(2a) (
zb)は二つだけに限定されず、それ以上設けても良い
。又、アンモニア源としては、液体アンモニア、気体ア
ンモニア、アンモニア含有物質、アンモニア含有化合物
を単体又は組合せて使用し、燃焼排ガス中に添加した時
に気体のアンモニアを得てアンモニアの添加がなせるも
のであれば良い。更にその添加量としては通常100〜
150ppm程度である。
このような構成により本発明は以下のよう々流れてきた
燃焼排ガスは反応空間中で互いに衝突し合うこととなる
ため、そこに添加されるアンモニア源は該ガスと良く混
合する。
又、該ガス混合室(3)によって形成される反応空間で
は燃焼排ガスとアンモニア源との混合ガスが滞留できる
ようになっているため適正な温度で且つ反応に充分な滞
留時間(約1秒以上)を得ている。更にアンモニア源の
添加位置が、前記燃焼装!(ロ)等の警焼ゾーンAから
離れて火炎の影響を受けない位置にあるためアンモニア
源の燃焼による窒素酸化物の増大が問題となることはな
い。
第4図は以上のような本発明の実施結果から反応空間中
における燃焼排ガスとアンモニア源との混合ガスが反応
し合う反応域温度と、そのガス中の窒素酸化物の除去効
率を示している。この実施結果から通常のごみ焼却炉の
炉出口温度(750〜950°0)において最低で30
チ、最高で70%程度の高い窒素酸化物除去効率を得て
いることがわかる。更に第5図は、本発明によって反応
空間中に添加されるアンモニアの添加濃度と焼却炉から
アンモニアガスや塩化アンモニウムの白煙となって大気
中に放出されるアンモニアの濃度を示している。この図
からアンモニアの放出も高温なほど少なく抑えられてい
ることがわかる。
これは反応空間における前記混合ガスの滞留時間が長い
ため、余剰のアンモニアは熱分解し、放出されるアンモ
ニアの量を極めて少量に抑えることができるからである
以上のように本発明によれば、燃焼排ガスとアンモニア
源とがよく混合され、しかもこの混合ガスが反応空間中
で適正な温度で且つ反応に充分な滞留時間を保って保持
しかも火炎中へのアンモニア源の直接吹込みがなく、こ
の吹込みによって生ずる窒素酸化物の増大を抑えること
ができるため、全体として燃焼排ガス中の窒素酸化物が
非常に低下するという優れた効果を有している。又、余
剰のアンモニア源は反応空間中で滞留せしめられる時間
が長く、その間に熱分解されるため、アンモニアガス゛
や塩化アンモニウムの白煙となって排出されることがほ
とんどなく、二次公害発生の危険性−を回避することが
できるという利点も有している0
【図面の簡単な説明】
第1図はごみ焼却炉における燃焼排ガス中の従来の窒素
酸化物除去方法を示す説明図、第2図は本発明法の一例
を示す説明図、第3図は本発明法の他の一例を示す説明
図、第4図は反応域温度と窒素酸化物除去効率との相関
関係を示すグラフ図、第5図はアンモニアの添加#度と
放出されるアンモニア濃度との関係を示すグラフ図であ
る。 図中、(])は焼却罠、(2a) (2b)は燃焼排ガ
ス流路、(3)はガス混合室、(4)は添加口である0 特許出願人 日本鋼管株式会社 発 明  者   山   岸   三   樹第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 燃焼排ガス中に高温条件下でアンモニア源を添加混合し
    、該ガス中の窒素酸化物を除去するごみ焼却炉における
    燃焼排ガス中の窒素酸化物除去方法において、焼却室中
    に複数の燃焼排ガス流路を設け、該流路を集合させてそ
    の流路を流れてきた該燃焼排ガスを衝突させそこに滞留
    せしめる反応空間を形成し、該反応空間内で衝突し滞留
    する燃焼排ガス中にアンモニア源を添加することを特徴
    とするごみ焼却炉における燃焼排ガス中の窒素酸化物除
    去方法。
JP3834683A 1983-03-10 1983-03-10 ごみ焼却炉における燃焼排ガス中の窒素酸化物除去方法 Granted JPS59164816A (ja)

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JP3834683A JPS59164816A (ja) 1983-03-10 1983-03-10 ごみ焼却炉における燃焼排ガス中の窒素酸化物除去方法

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JP3834683A JPS59164816A (ja) 1983-03-10 1983-03-10 ごみ焼却炉における燃焼排ガス中の窒素酸化物除去方法

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Publication Number Publication Date
JPS59164816A true JPS59164816A (ja) 1984-09-18
JPH0340288B2 JPH0340288B2 (ja) 1991-06-18

Family

ID=12522719

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JP (1) JPS59164816A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5178531A (en) * 1989-02-17 1993-01-12 Ebara Corporation Fluidized bed combustion furnace
JP2008510113A (ja) * 2004-08-18 2008-04-03 ジンガー,フーベルト 内燃機関エンジン用のクランクシャフト

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4934893A (ja) * 1972-07-31 1974-03-30
JPS55105111A (en) * 1979-02-08 1980-08-12 Nittetsu Kakoki Kk Process for combustion of fluid

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JP2008510113A (ja) * 2004-08-18 2008-04-03 ジンガー,フーベルト 内燃機関エンジン用のクランクシャフト

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JPH0340288B2 (ja) 1991-06-18

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