JPS59164765A - メチルチオメチルアリ−ルスルホン誘導体 - Google Patents

メチルチオメチルアリ−ルスルホン誘導体

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JPS59164765A
JPS59164765A JP3863083A JP3863083A JPS59164765A JP S59164765 A JPS59164765 A JP S59164765A JP 3863083 A JP3863083 A JP 3863083A JP 3863083 A JP3863083 A JP 3863083A JP S59164765 A JPS59164765 A JP S59164765A
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JP
Japan
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group
methylthiomethylarylsulfone
general formula
formula
reaction
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JP3863083A
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Katsuyuki Ogura
克之 小倉
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Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、メチルチオメチルアリールスルボン誘導体に
関する。さらに詳しくは1本発明は。
一般式〔1〕 〔式中、Rはアリール基を、Yはメチレン基、酸素原子
または−COCH(COOR’ ”)−(R’は低級ア
ルキル基を示す)を9mおよびnは1または2を示す〕 で表されるメチルチオメチルアリールスルホン誘導体に
関する。
従来、一般式〔2〕 X (CH2) m −Y −(CH2) n −X 
 (2)〔式中、Xはハロゲン原子またはスルホナト基
を。
Yはメチレン基、酸素原子または −COCH(COOR’ )−(R’  は低級アルキ
ル基を示す)を1mおよびnは1または2を示す〕 で表されるジハロゲン化合物から一般式〔3〕〔式中、
Yはメチレン基、酸素原子または−COCH(COOR
’ )−(R’ は低級アルキル基を示す)を1mおよ
びnは1または2を示す〕で表される環状ケトンの合成
法としては、l、3−ジチアンやメチルチオメチルスル
ホキシドを利用する方法が知られている(J、Org、
Chem、 、 33巻300頁(1968年)および
Tetrahedron Lett、、2767頁(1
975年)〕。しかし、これらの方法ではn−ブチルリ
チウムや水素化カリウムの如き高価で取り扱いにくい塩
基の使用を余儀なくされ、工業的に実施することは極め
て困難である。またメチルメチルチオメチルスルポンと
ジハロアルカンとの反応による方法も公知であるがCC
hem、Lett、、 1,982゜813 ) 、原
料メチルメチルチオメチルスルホンの合成に過マンガン
酸カリウムを用いることを余儀なくされ(Bull、C
hem、Soc、Jpn、、 53.1414  (1
980)〕、同時に生成する二酸化マンガンの処理等に
多大の問題があるとともに反応の収率が必ずしも満足い
くものではない。
上記一般式〔1〕で表されるメチルチオメチルアリール
スルホン誘導体は新規化合物であり、酸加水分解するこ
とによって一般式〔3〕〔式中、Yはメチレン基、酸素
原子または−COCH(COOR’ )−(R’ は低
級アルキル基を示す)を2mおよびnは1または2を示
す〕で表される環状ケトンを高収率で与える(後記参考
側参照)。従って本発明の化合物は、有機合成化学上の
重要な中間体として工業的に有用なものである。
従来、メチルチオメチルアリールスルホンが公知物質と
して特殊な有機合成反応にのみ試薬として利用されてき
たが1本発明者が特許出願した特願昭57−65387
号明細書に開示した優れたメチルチオメチルアリールス
ルホンの製造法によって容易にかつ効率よく得られるの
で、メチルチオメチルアリールスルホンが工業的に利用
できるようになった。本発明者は2あらたな発想により
メチルチオメチルアリールスルホンより誘導する有用な
新規化合物について鋭意研究した結果、優れた合成中間
体であるメチルチオメチルアリールスルホン誘導体に係
る発明を完成した。
本発明の一般式C1,)で表される化合物は。
一般式〔4〕 CH3SCH2SO2R[4〕 〔式中、Rはアリール基を示す〕 で表されるメチルチオメチルアリールスルホンと一般式
〔2〕 X (CH2) m−Y  (CH2) n −X  
(2)〔式中、Xはハロゲン原子またはスルホナト基を
Yはメチレン基、酸素原子または −COCH(COOR’ )−(R’  は低級アルキ
ル基を示す)を1mおよびnは1または2を示す〕 で表されるジハロゲン化合物とを塩基性物質共存下で反
応させることにより製造できる。また、一般式〔1〕で
Yが−COCH(COOR’ )−(R’ は低級アル
キル基を示ず)である化合物は一般式〔5〕 〔式中、Rはアリール基を R1は低級アルキルを2m
およびnは1または2を示す〕 で表されるジエステルを塩基で処理することにより容易
に製造できる。なお、この一般式〔5〕で表されるジエ
ステルは、前記一般式〔4〕のメチルチオメチルアリー
ルスルホンに一般式%式% 〔式中、Xはハロゲン原子またはスルホナト基を。
R,は低級アルキル基を1mおよびnは1または2を示
す〕 で表されるへロエステルを塩基性物質共存下順次反応さ
せるか、一般式 %式% 〔式中R1は低級アルキル基を示す〕 で表されるアクリル酸エステルに塩基性条件下で前記一
般式〔4〕の化合物にマイケル付加反応させることによ
り入手できるものである。
本発明化合物の原料である一般式〔4〕CH35CH2
SO2R(4) 〔式中、Rはアリール基を示す〕 で表されるメチルチオメチルアリールスルホンのRとし
ては、フェニル基、アルキルフェニル基たとえばo−ト
リル基2m−トリル基+p−I”リル基、0−エチルフ
ェニル基2m−エチルフェニル基、p−エチルフェニル
基、キシリル基(置換基の位置はいずれでもよい)、o
−クロロフェニル基1m−クロロフェニル基、p−クロ
ロフェニル基、α−ナフチル基、β−ナフチル基などが
あげられる。また、一般式〔4〕で表されるメチルチオ
メチルアリールスルホンは、下記反応式で示した特願昭
57−65387号明細書に記載の方法により容易に製
造できる。
(R” Co)20+CH35OCH3−一→(CH3
S CH20COR2) 〔式中Rは前記と同じ意味を示し R2は低級アルキル
基を1Mはアルカリ金属またはアルカリ土類金属を示す
〕 前記一般式〔4〕で表されるメチルチオメチルアリール
スルホンと前記一般式〔2〕で表されるジハロゲン化合
物との反応は、塩基の共存を必須要件とするものである
が、塩基としては水素化ナトリウムや水素化カリウムの
如き水素化アルカリ金属、n−ブチルリチウムの如きア
ルキルリチウム、リチウムジイソプロピルアミドの如き
アルカリ金属アミド、水酸化ナトリウムの如き水酸化ア
ルカリ金属等比較的強い塩基の使用が好ましい。
本反応は溶媒中で行うが、好適に用いられる溶媒として
は、塩基が水素化アルカリ金属、アルキルリチウムある
いはアルカリ金属アミドである場合にはテトラヒドロフ
ランやトルエンの如き塩基に不活性な非プロトン性溶媒
をあげることができる。
特に、ジメチルホルムアミド−水素化ナトリウムの組合
せは、経済性1反応の円滑さ、および収率の面で好適で
ある。塩基が水素化アルカリの場合には、テトラアルキ
ルアンモニウム塩の如き相間移動触媒の存在下において
テトラヒドロフランやトルエンのごとき非プロトン性溶
媒中、あるいは水−非プロトン性溶媒の組合せによる2
相系で実施することが好ましい。ハロゲン化合物とメチ
ルチオメチルアリールスルホンの使用量は等モル量でよ
く、またいずれを過剰に用いてもよい。反応は一20℃
〜100℃で円滑に進行する。以上の条件によって9本
発明の化合物が高収率かつ高純度で得られる。
また1本発明の化合物は前記一般式〔5〕で表されるジ
エステルを塩基で処理することによっても得られる。用
いる塩基としてはナトリウムエトキシドの如きアルカリ
金属アルコキシド、リチウムジイソプロピルアミドの如
きアルカリ金属アミド、水素化ナトリウムの如き水素化
アルカリ金属等9強塩基が好ましい。塩基の使用量は等
モル量で充分であるが、この場合系内に生成する一般式
〔式中R1は低級アルキル基を示す〕 で表されるアルコールを蒸溜等の操作によって除去する
必要がある。アルカリ金属アルコキシドを用いる場合、
過剰量用いてもこのようなアルコールの除去をする必要
があるが、アルカリ金属アミドやアルカリ金属水素化物
を2モル当量以上用いる場合には反応が円滑に進行して
アルコール除去操作なしに収率よく環化体を与える。本
反応には必ずしも溶媒の使用は必須ではないが、所望な
らばテトラヒドロフラン、ジメチル、ホルムアミド。
ジメチルスルホン、ジメチルエーテル、ベンゼン。
トルエンの如き非プロトン性溶媒を使用してもよい。反
応は一20℃〜100℃で進行するが1反応操作が容易
な点で室温から溶媒の還流温度が好ましい。原料化合物
である前記一般式〔5〕で表されるジエステルの合成法
としては、前記一般式〔4〕のメチルチオメチルアリー
ルスルホンを一般式CH2=CHCOOR1 〔式中R1は低級アルキル基を示す〕で表されるアクリ
ル酸エステル2、分子へ塩基性条件下でマイケル付加さ
せる方法がある。この塩基性条件の確立を水素化ナトリ
ウムや水素化カリウムの如きアルカリ金属水素化物を過
剰量(2モル当量以上)用いる。ことによって行うと、
一般式〔5〕においてmが2.nが、1である化合物を
経て、−気に本発明の化合物である一般式〔1〕におい
てYが−COCH(COOR’)−で2mが2およびn
が1の化合物が収±、よく得られる。以上の条件によっ
て一般式〔]〕で表されるーメチルチオメチルアリール
スルホン誘導体が高収率かつ高純度で得ることができる
が、この化合物は単離したのち次の工程の酸化溶媒分解
に付してもよいが、粗反応生成物をそのまま次の工程に
用いてもよい。本発明化合物である一般式〔1〕のメチ
ルチオメチルアリールスルホン誘導体より一般式〔3〕
の環状ケトンを得るには、有機溶媒、たとえばメタノー
ルやエタノールの如き低級アルコール類、ジエチルエー
テルや1,2−ジメトキシエタンの如きエーテル類を用
いて酸の存在下反応させるとよい。酸としては、塩酸、
硫酸、硝酸、過塩素酸の如き鉱酸を、またトリフルオロ
酢酸やp−)ルエンスルホン酸の如き有機酸を例示する
ことができる。酸の使用量は所詮触媒量(約0.01モ
ル当量)でよいが。
多く用いることによって反応は促進される。反応は室温
から150℃で進行するが3反応速度および温度制御の
容易さから室温から使用する溶媒の還流温度が好ましい
以下1本発明を実施例および参考例によってさらに詳細
に説明するが2本発明はこれらによって限定されるもの
ではない。
実施例 1 ■、イージブロモブタン1.529g (7,08mm
ol)とメチルチオメチルp−トリルスルホン1.02
1g (4,72mmo+1.0倍)をトルエン10m
1に溶かした。これに塩化トリオクチルメチルアンモニ
ウム0.038g (0,094mmol)をトルエン
5mlに溶かしたものと50%水酸化ナトリウム水溶液
15m1を加え、60°Cで95時間攪はんした。 反
応終了後、水100m1を加え5 ジクロロメタン(5
0mlX4)で抽出した。有機層を水(50mlx2>
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧濃縮し
て、透明な淡黄色の液体を得た。カラムクロマトグラフ
ィーで分離して、1.036gの油状物質を得た。NM
I?より1−メチルチオ−1−(p−トリルスルホニル
)シクロペンタノンと確認した。収率は81% NMR(CDCl2 )  :δ1.25〜2.90 
(811,m) 。
2.18 (311,s) 、 2.旧(311,s)
 。
7.36 (2H,d、J=811z ) 、7.82
  (211,d、J=8tlz )このものは、不安
定であり、過酸化水素により酸化して、1−メチルスル
ホニル−1−(p−トリルスルホニル)シクロペンクン
に導いて、その構造全確認した。
無色結晶  融点 117.5〜118.5℃IR(K
Br )  : 510,585,1085,1130
,1145.1310cm’NMR(CDCl2 ) 
 :  δ 1.6〜2.2  (411,m)  。
2.25〜2.8  (411,m) 、 2.46 
(311,s) 。
1 3.26 (3H,s)  、7.37  (2H,d
、J=8)1z )7.83  (211,d、J=8
11z  )実施例 2 1.5−ジブロモヘンタフ1.068g (4,64m
mo+)とメチルチオメチルp−)リルスルホン1.0
05g (4,64mmol)をトルエン10 mlに
熔かした。これに塩化トリオクチルメチルアンモニウム
0.038g (0,094mmol)をトルエン5m
lに溶かしたものと50%水酸化ナトリウム水溶液15
m1を加え、60’Cで6日間攪はんした。
反応終了後、水100m1を加え、ジクロロメタン(5
0mlX4 )で抽出した。有機層を水(50mlX2
 )で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧濃
縮して、透明な淡黄色の液体を得た。カラムクロマトグ
ラフィーで分離して1−メチルチオ−1−(p−トリル
スルホニル)シクロヘキサノン1.263gを得た。収
率は96%。
元素分析 (C14H2002S2> 0%   H% 測定値  59.36  7.01 2 計算値  59.12  7.09 TR(液膜)  : 1090,1130,1150.
1300 cm−’NMR(CDCl2 )  :  
δ LO〜2.6  (IOH,n+ )2.18  
(3H,s)  、  2.45  (311,s)7
.35  (211,d、J=8Hz  )7.80 
 (2H,d、J−8Hz  )実施例 3 1.3−ジブロモプロパン1..326g (6,57
mmol)とメチルチオメチルp−トリルスルポン1.
093g (5,05mmol)をトルエン10 ml
 に溶かした。これに塩化トリオクチルメチルアンモニ
ウム0.041gと50%水酸化ナトリウム水溶液10
m1を加え、室温で9日間攪はんした。
反応終了後、水1001を加え、ジクロロメタン(50
n+IX4 )で抽出した。有機層を水(100ml×
2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
減圧濃縮したのちカラムクロマトグラフィーで分離して
1−メチルチオ−1−(p−)リルスルホニル)シクロ
ブタン0.588gと4−メチルチオ−4−(p−トリ
ルスルホニル)−1−ブテン0.160gからなる混合
物を得た。この混合物をシクロヘキサン−ヘキサンから
再結晶することによって1−メチルチオ−1−(p−)
’Jルスルホニル)シクロブタンを単離した。
無色結晶 111f163〜64℃ IR(KBr )  : 12B5.1150 cm−
’NMR(CDCl2 ):δ1.8〜2.7  (4
H,m )2.19 (3■、s) 、 2.44 (
3H,s) 。
2.75〜3.2  (211,m) 7.36 (2H,d、J=8Hz )7.82 (2
8,d、J=8Hz )実施例 4 メチルチオメチルp−トリルスルホン1.007g(4
,66mmol)を201のジメチルホルムアミドに溶
かした。これに0℃で50%含有の水素化ナトリウム0
.559g (11,64mmol )を加え、0℃で
2時間攪はんした。これにビス(2−クロロエチル)エ
ーテル0.895g (6,26mmol)を加え、0
℃で1時間、室温で23時間、さらに、50℃で1時間
攪はんした。
反応終了後、水100m1を加え、エーテル(loom
l×2)で抽出した。有機層を水(100m1x2 )
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧濃縮し
て、黄色の液体を得た。カラムクロマトグラフィーで分
離して、4−メチルチオ−4−(p−トリルスルホニル
)オキサンを淡黄色の液体として0.999g得た。収
率は75% NMR(CDC13)  :δ1.2〜1.8  (2
H,m) 。
2.0〜2.8  (21+、m) 、 2.16 (
311,s) 。
2.44 (3tl、s) 、3.4〜4.1  (4
H,m)7.36 (2H,d、J=8Hz ) 。
7.80 (2H,d、J−811z )IR(KBr
 )  : 595.’665.10B5.1100.
1115.11501290 、1300cm ’ このものは、不安定なため、過酸化水素により酸化して
、4−メチルスルホニル−4−(p−1−リルスルホニ
ル)オキサンに導いて、その構造を確認した。
淡黄色針状結晶  融点 142〜143℃IR(KB
r )  :670,890,1100,1120,1
150,1305cmNMR(CDCl2 )  :δ
2.36  (4Fl、t、J=5.5Hz )2.4
7 (311,s) 、 3.27 (3H,s)4.
01 (911,t、J=5.5Hz )5 7.39 (2H,d、J=8Hz  )7.81  
(2H,d、J−8Hz  )実施例 5 メチルチオメチルp−トリルスルホン2.00 g(9
,246mmol )を801のテトラヒドロフランに
溶かした。これに0℃で50%含有の水素化ナトリウム
0.888g (18,5mmol )を加え、その後
室温にもどし、24時間攪はんした。これを−78℃に
冷却しアクリル酸メチル2.388g (27,74m
mol )を加え。
そのまま1時間攪はんし、ついで0℃で2時間。
室温にて24時間攪はんした。
反応終了後、水150+wl 、ジクロロメタン401
および酢酸41を加え、ジクロロメタン(4o1×4)
で抽出した。有機層を水(150m1X2 )で洗浄し
、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧濃縮して、黄色
油状物質4.485gを得た。カラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲル;ヘキサン1 :ベンゼン2)で分離し
て2−メトキシカルボニル−4−メチルスルホニル−4
−(p−)リルスルホニル)シクロヘキサノンを淡黄色
油状物質として2.342g得6 た。収率は71.1%。
なお、IRおよびNMRからこのものはエノール体とし
て存在していることがわかった。
NMR(CDC13)  :δ1.83〜2.77  
(511,m) 。
2.18 (3H,s) 、 2.44 (3H,s)
 。
2.98 (IH,d、J=16.2Hz  ) 3.
73 (3iLs) 。
6.81 (18,s、−0Fl 020添加で消失)
7.35 (2H,d、J=7.811z )7.86
 (2H,d、J=7.811z )IR(KBr )
  : 1657.1440.1285,1214.1
137.1080゜561 cm−’ 参考例 1−メチルチオ−1−(p−トリルスルホニル)シクロ
ヘキサン0.202 g  (0,71mn+ol )
を101のメタノールに溶かし、濃塩酸lll11を加
え、3時間加熱攪はんした。室温まで冷却し2.4−ジ
ニトロフェニルヒドラジン溶液(0,155g (0,
78mmol ) /濃硫酸1−1 +水2ml+95
%エタノール21〕を加え24時間放置した。水50m
1を加え、ジクロロメタン(50w1 X4 ) テ抽
出した。有機層を水(100ml×2)で洗浄し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。
減圧濃縮したのち、カラムクロマトグラフィーで分離し
て、シクロヘキサノンの2,4−ジニトロフェニルヒド
ラゾンを橙色の結晶として0.187g得た。
収率は95%。
特許出願人  日産化学工業株式会社 9

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式〔1〕 〔式中、Rは了り−ル基を、Yはメチレン基、酸素原子
    または一〇〇〇H(COOR”)−(R’は低級アルキ
    ル基を示す)を3mおよびれは1または2を示す〕 で表されるメチルチオメチルアリールスルホン誘導体
JP3863083A 1983-03-09 1983-03-09 メチルチオメチルアリ−ルスルホン誘導体 Pending JPS59164765A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56138166A (en) * 1980-03-28 1981-10-28 Sagami Chem Res Center Preparation of dithioacetal s,s-dioxide

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56138166A (en) * 1980-03-28 1981-10-28 Sagami Chem Res Center Preparation of dithioacetal s,s-dioxide

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