JPS5916387Y2 - リフテイングマグネツト - Google Patents

リフテイングマグネツト

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Publication number
JPS5916387Y2
JPS5916387Y2 JP13328882U JP13328882U JPS5916387Y2 JP S5916387 Y2 JPS5916387 Y2 JP S5916387Y2 JP 13328882 U JP13328882 U JP 13328882U JP 13328882 U JP13328882 U JP 13328882U JP S5916387 Y2 JPS5916387 Y2 JP S5916387Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lifting magnet
strip coil
movable
recess
lifting
Prior art date
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Expired
Application number
JP13328882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5937279U (ja
Inventor
煕 田村
博美 天春
Original Assignee
神鋼電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 神鋼電機株式会社 filed Critical 神鋼電機株式会社
Priority to JP13328882U priority Critical patent/JPS5916387Y2/ja
Publication of JPS5937279U publication Critical patent/JPS5937279U/ja
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Publication of JPS5916387Y2 publication Critical patent/JPS5916387Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は薄鋼板をコイル状に巻き重ねて成る、所謂ストリ
ップコイルの吸着運搬に使用されるリフティングマグネ
ットに係り、特にこのストリップコイルのアップエンド
吊り (縦軸吊り)とダウンエンド吊り (横軸吊り)
に兼用される形のリフティングマグネットの改良に関す
るものである。
先づ従来のこの種リフティングマグネットについて第1
図乃至第6図を参照に説明する。
同図は双極形のリフティングマグネットを示すもので1
はコ字状のヨーク、2,3はヨーク1の各脚部に嵌め込
まれたコイル、4,5は各脚部の下端に一体的に固着さ
れた磁極でこの長さ方向に対する中間部の下面には、中
空円筒状に巻き重ねられた被運搬物であるストリップコ
イル6の外周面に適合する弧状面とする凹所7,8が両
者の円弧中心軸を同軸としてこの軸線を両磁極の長さ方
向に対して直交させる方向に設けられる。
9はリフティングマグネットをクレーンで゛吊り下げ゛
るチェーン10を固定するための吊手でヨーク1の上面
に突設される。
このように構成されたリフティングマグネットでストリ
ップコイル6を吸着させて運搬する場合、アップエンド
吊りについては第1図、および第2図に示すようにスト
リップコイル6の一方端面に磁極4,5の凹所7,8の
部分を除く他の平担吸着磁極面を対させ、即ち、できる
限りストリップコイル6の中空部を磁極4,5の凹所7
,8に一致させるように対接させ、またダウンエンド吊
りについては第3図および第4図に示すようにストリッ
プコイル6の周面に磁極4,5の凹所7゜8を対接させ
、この夫々の態勢においてコイル2゜3に電流を供給し
、各磁極に電磁吸引力を発生させてこれ等の被運搬物を
吸着運搬するものである。
しかし、このリフティングマグネットの場合、ノフテイ
ングマグネットの中心に凹所7,8が設けられており、
第1図および第2図に示すアップエンド吊りのときリフ
ティングマグネットとストノツプコイル6との中心か′
第5図および第6図に示すようにずれた場合、従って、
磁極4,5の凹所7,8に対してストリップコイル6の
中心が第6図に1で表示するようにずれた場合、そのス
トノツプコイル6の端面の内周近くの大部分がその凹所
7,8の下に位置し、この対接しないこととなり、ため
にこの部分に対する吸着力が低下し、クレーンで゛吊り
上げ゛たとき、そのストリップコイルの磁極に対して平
均的に対接していない上記内周近くの巻き重ね部分から
コイルがずれ落ちるといった事態が起る。
このような事態を回避させるためにはリフティングマグ
ネットを、この中心がストリップコイルの中心に一致す
るよう、これに対接させる必要があり、このためのクレ
ーン操作に面倒な作業を余儀なくされ、この運搬作業の
能率を著しく低下させるものである。
本案は磁極の凹所内に出没可能な可動棒を設けることに
より、ストリップコイルのアップエンド吊りにおいてリ
フティングマグネットの凹所とストリップコイルの中心
がづれても、このストリップコイルの内周部近くの部分
がずれ落ちることのないこの種リフティングマグネット
を提供するもので以下第7図乃至第10図について本考
案の実施例を説明する。
同図において1はヨーク、2,3はコイル、4゜5は磁
極、7,8は磁極4,5の夫々の下面に設けられた円弧
状の凹所である。
以上の各部の構成については上記従来のリフティングマ
グネットのそれと同様であるが本案では各磁極4,5の
凹所7.8に複数個の可動棒11.12を設けたもので
、これ等可動棒は夫々共通の溝13.14内に挿入され
、これ等の溝内を上下に摺動可能となっており、かつ夫
々の上縁に両側方へ突出する耳片部を備え、通常この耳
片部と溝の下端両側に突設した棚状部との保合により、
これ等各可動極は落下しないよう垂設され、この態勢に
おいて各可動棒の下端面は磁極の平担面と一致しており
、なお各部13、14の深さは、当該可動棒が上昇させ
られるとき、この可動棒の下面が少なくとも凹所7,8
の底面と一致するまで上昇できる程度となっている。
本案の実施例は以上のように構成される。
つまり本案は複数個の可動棒を凹所に対して出没可能に
垂設したのでストリップコイルのアップエンド吊りにお
いて第10図に示すようにストリップコイルの中心が磁
極4,5の凹所7,8の中心からずれ、このストリップ
コイルの内周近くの巻き重ね部分の大部分が凹所7,8
に対向する態勢となっても、この部分は可動棒11.1
2と対接することとなるので、この部分に従来のように
電磁吸着力を低下させるといったことがなく、リフティ
ングマグネツI・の吊上能力を十分発揮させることがで
きる。
また、同ストリツフ0コイルのダウンエンド吊りに際し
ては、この吊り上げに際し、リフティングマグネットを
そのストリップコイルの周面上に下す過程、即ち、その
周面に磁極の凹所7,8を当てかう過程で先づそのスト
リップコイルの可動棒11.12が対接し、この状態で
リフティングマグネットが更に下降せられるのでこの過
程でそれ等の対接する可動棒が、これ等の下端面が凹所
の底面と一致するまで、つまり挿着溝内に没入するまで
ストリップコイルの周面で押し上げられる結果となり、
これ等可動棒の存在に邪魔されることな〈従来と同様ス
トリップコイルの周面を磁極の凹所に対接させ、これを
吸着させることができる。
上記から明らかなように本案によればストリップコイル
のアップエンド吊りにおいて、たとえ、このストリップ
コイルを偏心状態で吸着させたとしても可動棒がその被
吸着物に対接し、この部分に吸着力を発生し、凹所の存
在による吸着力の低下を補償するので、そのストリップ
コイルの内周近くの巻き重ね部分が上記従来のようにず
れ落ちる心配がなく、従ってストリップコイルのアップ
エンド吊り作業に当ってリフティングマグネットと、そ
の被吸着物の対接位置を厳密に一定個所に一致させる必
要もなくリフティングマグネットの位置合せのためのク
レーン操作は至って容易となり、それだけ作業能率を向
上させることができ、しかもストリップコイルのダウン
エンド吊りにおいては何ら特別な操作の必要もなく、か
つ、そのときの吸着能力等にいささかも支障を来させる
こともない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は従来のリフティングマグネットを示
すもので第1図、第3図は縦断面図、第2図、第4図は
横断面図、第5図、第6図は夫々一部分の側面図と底面
図、第7図乃至第10図は本案の実施例を示すもので第
7図は横断面図、第8図は要部側面図、第9図は要部底
面図、第10図は作用説明図である。 4.5・・・・・・磁極、6・・・・・・ストリップコ
イル、7゜8・・・・・・凹所、11.12・・・・・
・可動棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁極の吸着面に被吸着物の外周面に適合する円弧状凹所
    を設けたストリップコイル吸着用リフティングマグネッ
    トであって、上記凹所に、複数個の可動極を上下動自在
    にして、かつその可動極の下端が少なくとも同凹所底面
    と一致するまで上昇できるよう出没可能に垂設したこと
    を特徴とするリフティングマグネット。
JP13328882U 1982-09-01 1982-09-01 リフテイングマグネツト Expired JPS5916387Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13328882U JPS5916387Y2 (ja) 1982-09-01 1982-09-01 リフテイングマグネツト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13328882U JPS5916387Y2 (ja) 1982-09-01 1982-09-01 リフテイングマグネツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5937279U JPS5937279U (ja) 1984-03-08
JPS5916387Y2 true JPS5916387Y2 (ja) 1984-05-14

Family

ID=30300720

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13328882U Expired JPS5916387Y2 (ja) 1982-09-01 1982-09-01 リフテイングマグネツト

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JPS5937279U (ja) 1984-03-08

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