JPS591636B2 - 多翼プロペラおよび多翼プロペラの製造方法 - Google Patents
多翼プロペラおよび多翼プロペラの製造方法Info
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- JPS591636B2 JPS591636B2 JP54085820A JP8582079A JPS591636B2 JP S591636 B2 JPS591636 B2 JP S591636B2 JP 54085820 A JP54085820 A JP 54085820A JP 8582079 A JP8582079 A JP 8582079A JP S591636 B2 JPS591636 B2 JP S591636B2
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- blade propeller
- mold
- blade
- variable pitch
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D99/00—Subject matter not provided for in other groups of this subclass
- B29D99/0025—Producing blades or the like, e.g. blades for turbines, propellers, or wings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64C—AEROPLANES; HELICOPTERS
- B64C11/00—Propellers, e.g. of ducted type; Features common to propellers and rotors for rotorcraft
- B64C11/16—Blades
- B64C11/20—Constructional features
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64C—AEROPLANES; HELICOPTERS
- B64C27/00—Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
- B64C27/32—Rotors
- B64C27/37—Rotors having articulated joints
- B64C27/45—Rotors having articulated joints with a feathering hinge only
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64C—AEROPLANES; HELICOPTERS
- B64C27/00—Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
- B64C27/82—Rotorcraft; Rotors peculiar thereto characterised by the provision of an auxiliary rotor or fluid-jet device for counter-balancing lifting rotor torque or changing direction of rotorcraft
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64C—AEROPLANES; HELICOPTERS
- B64C27/00—Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
- B64C27/82—Rotorcraft; Rotors peculiar thereto characterised by the provision of an auxiliary rotor or fluid-jet device for counter-balancing lifting rotor torque or changing direction of rotorcraft
- B64C2027/8254—Shrouded tail rotors, e.g. "Fenestron" fans
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、特にヘリコプタの尾部回転翼として使用され
つる可変ピッチ多翼プロペラに関するものである。
つる可変ピッチ多翼プロペラに関するものである。
フランス特許第1593008号に記載の、特に前記用
途に使用される可変ピッチ多翼プロペラにおいては、容
具は、縦軸線回りにねじり運動可能の細長い放射方向要
素によってバブに対して連結され、翼脚部をバブに対し
て嵌入する事により、翼をその縦軸線回りに回転させる
と同時に、フラップ及びドラッグにおいて角度運動させ
る事が可能であり、またピッチ制御の為、容具の脚部は
スリーブを備え、このスリーブは、プロペラ軸線に対し
て垂直で軸方向に可動のプレートに対して玉継手によっ
て連結される。
途に使用される可変ピッチ多翼プロペラにおいては、容
具は、縦軸線回りにねじり運動可能の細長い放射方向要
素によってバブに対して連結され、翼脚部をバブに対し
て嵌入する事により、翼をその縦軸線回りに回転させる
と同時に、フラップ及びドラッグにおいて角度運動させ
る事が可能であり、またピッチ制御の為、容具の脚部は
スリーブを備え、このスリーブは、プロペラ軸線に対し
て垂直で軸方向に可動のプレートに対して玉継手によっ
て連結される。
この可変ピッチ多翼プロペラは尾部回転翼として、胴体
後部の中に垂直に備えられた窓の中に取付けられ、ある
いはヘリコプタの垂直尾翼の中に取付けられる。
後部の中に垂直に備えられた窓の中に取付けられ、ある
いはヘリコプタの垂直尾翼の中に取付けられる。
この型の尾部回転翼は、特にヘリコプタの地面近くでの
旋回に際して大きな安定性を与えるので非常に有効であ
る。
旋回に際して大きな安定性を与えるので非常に有効であ
る。
またこの尾部回転翼を窓の中に搭載して流線形を成すが
故に、流線形でない従来型の尾部回転翼に比べて、この
型の回転翼の受ける応力ははるかに低減され、これがそ
の制用年数を増大する。
故に、流線形でない従来型の尾部回転翼に比べて、この
型の回転翼の受ける応力ははるかに低減され、これがそ
の制用年数を増大する。
フランス特許第7212703号に記載のヘリコプタ用
回転翼システムは、少なくとも一対の対向翼を備え、こ
の一対の翼は、中央部においてバブに固定された細長い
板材または縦材によって構成され、またそれぞれバブの
両側においてこの板材に固定された空力プロフィルの2
個の型材から成る。
回転翼システムは、少なくとも一対の対向翼を備え、こ
の一対の翼は、中央部においてバブに固定された細長い
板材または縦材によって構成され、またそれぞれバブの
両側においてこの板材に固定された空力プロフィルの2
個の型材から成る。
各対の翼を構成する板材は、高機械抵抗性ファイバを熱
硬化性合成樹脂によって凝結して成る。
硬化性合成樹脂によって凝結して成る。
また各型材の内側末端は対応部のピッチ制御装置に連結
され、この装置は前記型材に対して、板材の縦軸線回り
のねじり偶力を生じる様に成される。
され、この装置は前記型材に対して、板材の縦軸線回り
のねじり偶力を生じる様に成される。
このフランス特許第7212703号に記載の構造に近
似したヘリコプタ用尾部回転翼も製作された。
似したヘリコプタ用尾部回転翼も製作された。
しかし、従来型の尾部回転翼は非流線形であり、故にそ
の容具の型材はバブの近傍まで延長されている。
の容具の型材はバブの近傍まで延長されている。
そのほか従来公知の尾部回転翼は、容具のピッチ集合制
御用の複雑な装置を必要とし、この装置は複数のレバー
と、コネクティングロッドを備え、これらのコネクティ
ングロッドのそれぞれの末端に玉継手を備える。
御用の複雑な装置を必要とし、この装置は複数のレバー
と、コネクティングロッドを備え、これらのコネクティ
ングロッドのそれぞれの末端に玉継手を備える。
本発明による可変ピッチ多翼プロペラは、少なくとも一
対の対向翼を備え、これらの翼は、高機械抵抗ファイバ
を合成樹脂によって凝結して成る1本の細長い板材によ
って構成され、この板材はその中央部においてバブに対
して固定される様にし、また容具はそれぞれ、バブの両
側において前記板材に対して固定された空力プロフィル
の型材によって構成され、各型材の内側末端は対応部の
ピッチ制御装置に連結され、このピッチ制御装置は板材
の縦軸線回りのねじり偶力を前記型材に対して加える様
に成される型に属する。
対の対向翼を備え、これらの翼は、高機械抵抗ファイバ
を合成樹脂によって凝結して成る1本の細長い板材によ
って構成され、この板材はその中央部においてバブに対
して固定される様にし、また容具はそれぞれ、バブの両
側において前記板材に対して固定された空力プロフィル
の型材によって構成され、各型材の内側末端は対応部の
ピッチ制御装置に連結され、このピッチ制御装置は板材
の縦軸線回りのねじり偶力を前記型材に対して加える様
に成される型に属する。
本発明による可変ピッチ多翼プロペラは前記の2特許の
中に記載された多翼プロペラの欠点を全く示さない様に
製作する事ができる。
中に記載された多翼プロペラの欠点を全く示さない様に
製作する事ができる。
本発明においては、各板材は、総ての翼のピッチの集合
的制御用摺動軸を自由に通過させる為の開口を中央部に
備える様に配置された2本の扁平なファイバ束から成り
、また容具の型材は、その全長に亘って、板材の対応部
分に対して、好ましくは細胞質またはフオーム質の合成
接着剤塊によって結合される。
的制御用摺動軸を自由に通過させる為の開口を中央部に
備える様に配置された2本の扁平なファイバ束から成り
、また容具の型材は、その全長に亘って、板材の対応部
分に対して、好ましくは細胞質またはフオーム質の合成
接着剤塊によって結合される。
本発明のこの構造の故に、可変ピッチ多翼プロペラは総
ての翼の集合的ピッチ制御の為の非常に簡単な装置を備
える事ができ、この装置は特に、各板材の中央開口を貫
通する摺動軸を含み、この事は、ヘリコプタの後部回転
翼の製作にとって特に有効である。
ての翼の集合的ピッチ制御の為の非常に簡単な装置を備
える事ができ、この装置は特に、各板材の中央開口を貫
通する摺動軸を含み、この事は、ヘリコプタの後部回転
翼の製作にとって特に有効である。
本発明によるヘリコプタの容具は、その型材と、この型
材内部に配置された板材の対応部分との間隙が低密度の
、場合によって一定度の残留弾性を示す合成物質塊によ
って完全に満たされているが故に、簡単で、軽い構造を
成す。
材内部に配置された板材の対応部分との間隙が低密度の
、場合によって一定度の残留弾性を示す合成物質塊によ
って完全に満たされているが故に、簡単で、軽い構造を
成す。
故に本発明の多翼プロペラは比較的低い原価を有し、ま
たこのプロペラは相互に可動の部材を実際上官まないが
故に、潤滑の必要がなく、従ってその保守費用が実際上
七七に等しい。
たこのプロペラは相互に可動の部材を実際上官まないが
故に、潤滑の必要がなく、従ってその保守費用が実際上
七七に等しい。
最後に本発明のプロペラは従来の金属翼プロペラよりは
るかに軽量である。
るかに軽量である。
本発明による多翼プロペラの好ましい実施態様において
は、各型材は、ガラスファイバの組織層と、好ましくは
不銹鋼の金属板の迎え縁部材とから成り、前記迎え縁部
を前記組織層の中に合体する様にその全体を合成樹脂の
重合によって凝結する。
は、各型材は、ガラスファイバの組織層と、好ましくは
不銹鋼の金属板の迎え縁部材とから成り、前記迎え縁部
を前記組織層の中に合体する様にその全体を合成樹脂の
重合によって凝結する。
この好ましい実施態様においては、プロペラは実際上、
特に砂粒による迎え縁部の侵食現象を受ける事なく、そ
の翼は実際上“′切込み作用″を受けないので、その耐
用年数は実際上無限である。
特に砂粒による迎え縁部の侵食現象を受ける事なく、そ
の翼は実際上“′切込み作用″を受けないので、その耐
用年数は実際上無限である。
また本発明は、限定されるものではないが上述の多翼プ
ロペラの製造に最も有効に応用されるプロペラ翼製造方
法をも提供するものである。
ロペラの製造に最も有効に応用されるプロペラ翼製造方
法をも提供するものである。
以下本発明を、ヘリコプタの後部回転翼として使用され
た可変ピッチ多翼プロペラの実施例について詳細に説明
する。
た可変ピッチ多翼プロペラの実施例について詳細に説明
する。
第1図〜第6図に銘水する本発明によるプロペラは3対
の翼を有する。
の翼を有する。
各対の翼は、本発明においては、その中央部においてバ
ブ2に固着された細長い1枚の板材と、特にこの板材1
aについて述べればバブ2の両側においてこの板材に固
着された空力プロフィルの型材3a1と3a2とから成
る。
ブ2に固着された細長い1枚の板材と、特にこの板材1
aについて述べればバブ2の両側においてこの板材に固
着された空力プロフィルの型材3a1と3a2とから成
る。
本発明によれば、13等の各板材は、高機械抵抗の繊維
から成る2本の扁平な繊維束1a1及び1a2によって
構成され、これらの繊維は合成樹脂、例えば熱硬化性樹
脂によって相互に凝結されている。
から成る2本の扁平な繊維束1a1及び1a2によって
構成され、これらの繊維は合成樹脂、例えば熱硬化性樹
脂によって相互に凝結されている。
特にヘリコプタ回転翼の心線を構成する為のこの種の板
材の製法は公知であるから、これを詳細に説明する必要
はない。
材の製法は公知であるから、これを詳細に説明する必要
はない。
この種の板材は、例えば、商標KEVLARで知られる
合成物質ファイバ、あるいはガラスファイバ、”または
カーボンファイバをもって構成する事ができると述べれ
ば充分であろう。
合成物質ファイバ、あるいはガラスファイバ、”または
カーボンファイバをもって構成する事ができると述べれ
ば充分であろう。
例えば、これらのファイバが構成する束を重合性、特に
熱硬化性樹脂によって含浸する事によってこれらのファ
イバを凝結する事ができる。
熱硬化性樹脂によって含浸する事によってこれらのファ
イバを凝結する事ができる。
この公知方法によって、細長く、比較的狭く、へリコプ
タの回転翼の翼心線を製作するのに好適な機械特性を有
する板材を製造する事が可能である。
タの回転翼の翼心線を製作するのに好適な機械特性を有
する板材を製造する事が可能である。
これらの板材は、実際に、その両翼に加えられる遠心力
を、ヒズミまたは過度の疲労なしに受ける事のできる程
に大きな縦方向機械的抵抗性と、特にその縦軸線回りの
捩りに対する相対的たわみ性とを結合しており、この故
に板材の対応部分に対して、板材軸線回りの比較的小さ
い捩り偶力を加える事Oこよって2枚の翼のそれぞれの
ピッチを制御する事が可能となるものである。
を、ヒズミまたは過度の疲労なしに受ける事のできる程
に大きな縦方向機械的抵抗性と、特にその縦軸線回りの
捩りに対する相対的たわみ性とを結合しており、この故
に板材の対応部分に対して、板材軸線回りの比較的小さ
い捩り偶力を加える事Oこよって2枚の翼のそれぞれの
ピッチを制御する事が可能となるものである。
本発明によれば、1a等の各板材は、これを構成する2
本の扁平ファイバ束1a1,1a2が、その中央部にお
いて、総ての翼のピッチの集合的制御を実施する為の摺
動軸5を自由に通過させる開口4aを備える様に製作さ
れる。
本の扁平ファイバ束1a1,1a2が、その中央部にお
いて、総ての翼のピッチの集合的制御を実施する為の摺
動軸5を自由に通過させる開口4aを備える様に製作さ
れる。
同図に図示の実施態様においては、各板材1aの中央開
口4aは第2図に見られる様に、板材の両端に向かって
巾が狭くなりまた板材の長さの半分以下のみぞ穴から成
る。
口4aは第2図に見られる様に、板材の両端に向かって
巾が狭くなりまた板材の長さの半分以下のみぞ穴から成
る。
またこの板材の他の特性として、両端の対応の型材の中
に係合した各板材部分は、それぞれ板材の末端に向かっ
て軽度に増大する巾を有する。
に係合した各板材部分は、それぞれ板材の末端に向かっ
て軽度に増大する巾を有する。
更に詳しくは、第2図の上部に見られる様に、型材3
a 1の中に係合した板材1aの部分は、型材の内端水
準において巾旦を有し、この巾eは外端の巾Eより小で
ある。
a 1の中に係合した板材1aの部分は、型材の内端水
準において巾旦を有し、この巾eは外端の巾Eより小で
ある。
本発明による多翼プロペラの他の特性によれば、剛性バ
ブ2は、第4図において断面で示す様に、総ての板材1
a、lb、、1cの中間部と、重合性合成樹脂を含浸し
た例えばガラス繊維組織から成る好ましくは外側に配置
された少なくとも2層6aと6bとを重ね合わせ、この
全体を充填合成物質6cの中に浸漬して成る接着組立体
によって構成される。
ブ2は、第4図において断面で示す様に、総ての板材1
a、lb、、1cの中間部と、重合性合成樹脂を含浸し
た例えばガラス繊維組織から成る好ましくは外側に配置
された少なくとも2層6aと6bとを重ね合わせ、この
全体を充填合成物質6cの中に浸漬して成る接着組立体
によって構成される。
この様に構成されたバブ2は、各板材の対応部分の両側
においてこのバブ2の接着組立体の外周部を貫通する複
数対のボルト8a〜8fによって、特に筒状のプロペラ
駆動軸(第1図と第3図において7)に固着される。
においてこのバブ2の接着組立体の外周部を貫通する複
数対のボルト8a〜8fによって、特に筒状のプロペラ
駆動軸(第1図と第3図において7)に固着される。
駆動軸7の中心軸が仮想の回転中心軸をなす第2図にお
いて、板材1aの上部は2個のボルト8aと8bの中間
に挿入されているのに対して板材1bの右側部分は2個
のボルト8bと80の間に挿入される等が見られる。
いて、板材1aの上部は2個のボルト8aと8bの中間
に挿入されているのに対して板材1bの右側部分は2個
のボルト8bと80の間に挿入される等が見られる。
本発明の他の特性によれば、2対のボルト、例えば8a
−8bと8e−sdO間に含まれる板材1aの中間部は
、例えばボルト対8a−8bからこの板の中央部(摺動
軸5の水準)に向かって巾が増大して行き、この水準に
おいてその巾は、例えばボルト対8a−sbの間隔より
大きい最大値に達している。
−8bと8e−sdO間に含まれる板材1aの中間部は
、例えばボルト対8a−8bからこの板の中央部(摺動
軸5の水準)に向かって巾が増大して行き、この水準に
おいてその巾は、例えばボルト対8a−sbの間隔より
大きい最大値に達している。
マタ、各型材、例えば3atは、ガラスファイバから成
る組織層と、好ましくは不銹鋼の金属板迎え縁9a1と
から成る。
る組織層と、好ましくは不銹鋼の金属板迎え縁9a1と
から成る。
この迎え縁9a1を組織層の中に合体する様に重合性合
成樹脂によって凝結される。
成樹脂によって凝結される。
本発明の他の重要特性によれば、上述の構造の容具の型
材、例えば3a、は、その全長にわたって、板材の対応
部分に対して、細胞質またはフオーム質の合成接着剤の
塊10a1によって連結される。
材、例えば3a、は、その全長にわたって、板材の対応
部分に対して、細胞質またはフオーム質の合成接着剤の
塊10a1によって連結される。
前記の構造を有する板材の製造法については後述する。
本発明による多翼プロペラの上記の各特色は下記の利点
を与える。
を与える。
即ち、各対の翼にそれぞれ加えられる遠心力が板材が1
aによってバブ2に伝達される。
aによってバブ2に伝達される。
各板材の両端部の軽度の円錐度が、容具の他の要素、例
えば3 a 1 + 9 a 1 )10 a 1の遠
心力による引抜き作用に対抗する。
えば3 a 1 + 9 a 1 )10 a 1の遠
心力による引抜き作用に対抗する。
各板材の中央開口部4aの特殊形状と、充填物質6Cと
により、中央開口の壁部、特にこれを構成するファイバ
が対応の翼の最大ピッチに対して大きな剪断応力を受け
る事を防止する。
により、中央開口の壁部、特にこれを構成するファイバ
が対応の翼の最大ピッチに対して大きな剪断応力を受け
る事を防止する。
この同じ手段が板材の放射方向移動に対して対抗する。
これは、板材の最大中中央部が2対のボルト8a−ab
及び8e−8dの中間に挿入され、これらボルトの間隔
は板材の中央部の最大中より小だからである。
及び8e−8dの中間に挿入され、これらボルトの間隔
は板材の中央部の最大中より小だからである。
容具の型材3a1等は、ガラス繊維の組織層を重ね合わ
せて成り、これらの層はその構成要素線が相互に45°
で交さする様に配置されて、含浸用樹脂の重合によって
固化された時にこの型材の機械抵抗を増大する様に成さ
れている。
せて成り、これらの層はその構成要素線が相互に45°
で交さする様に配置されて、含浸用樹脂の重合によって
固化された時にこの型材の機械抵抗を増大する様に成さ
れている。
本発明の他の特色によれば、容具、3a1等の脚部はス
リーブ11a1に連結されている。
リーブ11a1に連結されている。
このスリーブは、例えばガラスファイバを装入されたポ
リアミドから成る。
リアミドから成る。
射出成形によってこのスリーブを製作する際に、例えば
外面をアノード処理したアルミニウムから成る金属環状
リング、12a1(第5図をも参照)をこのスリーブの
中に埋め込み、そのリングのアノード処理された外縁部
がスリーブの外面上に少し突出する様に成し、そこに高
機械抵抗支承面を構成する。
外面をアノード処理したアルミニウムから成る金属環状
リング、12a1(第5図をも参照)をこのスリーブの
中に埋め込み、そのリングのアノード処理された外縁部
がスリーブの外面上に少し突出する様に成し、そこに高
機械抵抗支承面を構成する。
第1図と第3図において明瞭に示される様に、各スリー
ブ11a1の外端は対応の翼の脚の上に接着されて、脚
の外面形状に対応する扁平な内部形状を有するのに対し
て、このスリーブの反対側内端は円筒形を有し、円形リ
ング12a1をその中に合体させる事ができる。
ブ11a1の外端は対応の翼の脚の上に接着されて、脚
の外面形状に対応する扁平な内部形状を有するのに対し
て、このスリーブの反対側内端は円筒形を有し、円形リ
ング12a1をその中に合体させる事ができる。
この構造は、円形リング12a1が対応の翼の縦軸線に
対して、即ち板材1aの対応部分の縦軸線と同軸になる
様に構成される。
対して、即ち板材1aの対応部分の縦軸線と同軸になる
様に構成される。
最後に、各スリーブ11a1のほぼ円筒形の内端部は側
面に突出したアーム13a1を備え(第2図と第5図)
、このアームの中に金属フィンガ14a1が部分的に埋
め込まれ、このフィンガの自由端はピッチ集合制御用軸
5の方向に、この軸5に対して直角面において突出して
いる。
面に突出したアーム13a1を備え(第2図と第5図)
、このアームの中に金属フィンガ14a1が部分的に埋
め込まれ、このフィンガの自由端はピッチ集合制御用軸
5の方向に、この軸5に対して直角面において突出して
いる。
他方において、前記の金属円形リング12a1によって
具体化される総ての翼の支承面は同一数の軸受15a1
の中に回転自在に備えられ、これらの軸受そのものは環
状ケーシング16の外周部によって支承され、このケー
シング16はこの実施例の場合タライ状を成している。
具体化される総ての翼の支承面は同一数の軸受15a1
の中に回転自在に備えられ、これらの軸受そのものは環
状ケーシング16の外周部によって支承され、このケー
シング16はこの実施例の場合タライ状を成している。
特に第3図に見られる様に、このタライ状ケーシング1
6は、プロペラのバブ2に対して、前記のボルト8a〜
8fによって固定されている。
6は、プロペラのバブ2に対して、前記のボルト8a〜
8fによって固定されている。
その為にケーシング16の平底部16bは、バブ2の底
面と、駆動軸7の末端に固着した環状フランジ7aとの
中間に介在させられ1.細胞体216a−7aがボルト
8a〜8fによって組立てられている。
面と、駆動軸7の末端に固着した環状フランジ7aとの
中間に介在させられ1.細胞体216a−7aがボルト
8a〜8fによって組立てられている。
この実施例においては、各軸受15a1は自己潤滑物質
から成り、例えば射出成形によって製作される。
から成り、例えば射出成形によって製作される。
各軸受15a1はケーシング16の側壁中の半円形くぼ
みの中に配置される。
みの中に配置される。
この実施例においては、各軸受15a等はそれぞれ2本
の側面突起を有し、これらの突起はその軸受をケーシン
グ16の側面に対して2本のネジで固定するのに役立つ
。
の側面突起を有し、これらの突起はその軸受をケーシン
グ16の側面に対して2本のネジで固定するのに役立つ
。
これらの突起は第1図においては、翼3d1に対応する
軸受15b1の固定の為の突起17aと17bで示され
ている。
軸受15b1の固定の為の突起17aと17bで示され
ている。
他方において、このタライ状ケーシング16の上にキャ
ップ18が取付られ、このキャップは第1図と第3図の
実施例においては少しく突出している。
ップ18が取付られ、このキャップは第1図と第3図の
実施例においては少しく突出している。
またこのキャップ18は、容具の軸受15a1等を通す
為の半円形くぼみを備えている。
為の半円形くぼみを備えている。
これらの半円形の切欠きのほか、軸受固定ネジ17b等
の少なくとも一部を通す為の切欠き19aを同じくキャ
ップ18の側壁の自由縁部に備えである。
の少なくとも一部を通す為の切欠き19aを同じくキャ
ップ18の側壁の自由縁部に備えである。
これに対して他の固定ネジ17a等を通す為には、キャ
ップ側壁の中に単に穴が備えである。
ップ側壁の中に単に穴が備えである。
多翼のそれぞれのピッチの集合的制御用摺動軸5は、各
板材の中心開口に対応するボス2の中心穴を通過したの
ち、キャップ18の方に適当長さ延長されて、その末端
5a(第3図)の上に、この摺動軸5を前記スリーブの
ピッチ制御フィンガ14a1等と連結する装置が固着さ
れている。
板材の中心開口に対応するボス2の中心穴を通過したの
ち、キャップ18の方に適当長さ延長されて、その末端
5a(第3図)の上に、この摺動軸5を前記スリーブの
ピッチ制御フィンガ14a1等と連結する装置が固着さ
れている。
図示の実施例においてこの連結装置は、軸5に対してほ
ぼ垂直なプレート19を含み、このプレート19に対し
て3個の部品20A〜20C(第2図[が取付けられ、
これらの部品20A〜20Cはそれぞれ一対の脚部材を
備え、これらの脚は、それぞれ隣接の2枚の翼のスリー
ブの制御フィンガと係合する為の穴を備える。
ぼ垂直なプレート19を含み、このプレート19に対し
て3個の部品20A〜20C(第2図[が取付けられ、
これらの部品20A〜20Cはそれぞれ一対の脚部材を
備え、これらの脚は、それぞれ隣接の2枚の翼のスリー
ブの制御フィンガと係合する為の穴を備える。
更に詳しくは、第2図においてこの部品20Aは環状リ
ングのセクタとして図示され、この部品20Aはプレー
ト19の内面上に固定され、またこの部品20Aはその
両端に脚21a、と21b1を備え、これらの脚はそれ
ぞれ隣接の翼3a1と3b1の制(財)フィンガ14a
1と14b1に係合するブシュ付き穴22a1と22b
1とを備える。
ングのセクタとして図示され、この部品20Aはプレー
ト19の内面上に固定され、またこの部品20Aはその
両端に脚21a、と21b1を備え、これらの脚はそれ
ぞれ隣接の翼3a1と3b1の制(財)フィンガ14a
1と14b1に係合するブシュ付き穴22a1と22b
1とを備える。
翼のピッチ集合制御用摺動軸5が第3図に図示の中立位
置を占める時、各部品20Aの脚のブシュ付き穴22
al、 22 blは、総ての板材の中線の存在する、
軸線5に対して垂直な、同一面の中にほぼ定心されてい
るので、総ての板材はその全長にわたって同一平面状に
あり、それらのピッチはセ狛である。
置を占める時、各部品20Aの脚のブシュ付き穴22
al、 22 blは、総ての板材の中線の存在する、
軸線5に対して垂直な、同一面の中にほぼ定心されてい
るので、総ての板材はその全長にわたって同一平面状に
あり、それらのピッチはセ狛である。
これに対して摺動軸5が矢印の方向(第3図)に移動さ
せられた時、その末端部5aはプレート19を同一方向
に移動させ、このプレート19はその総ての部品20A
等をキャップ18の方向に駆動するので、それぞれ対応
のブシュ付き穴22a1は、対応の翼のスリーブの制御
フィンガ14a1等を、前記の中立面の外に移動ささる
。
せられた時、その末端部5aはプレート19を同一方向
に移動させ、このプレート19はその総ての部品20A
等をキャップ18の方向に駆動するので、それぞれ対応
のブシュ付き穴22a1は、対応の翼のスリーブの制御
フィンガ14a1等を、前記の中立面の外に移動ささる
。
その結果、各板材に対して、対応のスリーブを介して、
この板材の縦軸線回りのねじり偶力が伝達される。
この板材の縦軸線回りのねじり偶力が伝達される。
そこで、総ての板材1a等の末端部が同一角度ねじられ
て、対応の翼の型材を同一方向に枢転させ、この様にし
て総ての翼に対して第1図に図示の様に集合的に同一値
のピッチを与える。
て、対応の翼の型材を同一方向に枢転させ、この様にし
て総ての翼に対して第1図に図示の様に集合的に同一値
のピッチを与える。
第1図〜第6図に図示した可変ピッチ多翼プロペラの製
造方法を下記に説明する。
造方法を下記に説明する。
先に述べた様に、高機械抵抗繊維から成り熱硬化性合成
樹脂によって凝結された翼の製造法は公知であるから□
、これについては詳細に説明しない。
樹脂によって凝結された翼の製造法は公知であるから□
、これについては詳細に説明しない。
しかし、多翼の型材3a1等の製作法、並びに板材の対
応末端部に対するその成形取付法については第7図〜第
9図を参照して詳細に説明する。
応末端部に対するその成形取付法については第7図〜第
9図を参照して詳細に説明する。
第7図に図示の様に、まずガラスファイバから成る細長
い組織層を切断する。
い組織層を切断する。
この組織層23は縦中実軸線Aの両側に、2部分を含む
。
。
一方の部分Iは翼の内側を形成する為のものであり、他
方の部分Eは翼の外側を形成する為のものでありこれら
の組織層23に重合性樹脂を含浸し、次に各部Eと1の
適当場所に、熱膨張性接着剤の薄い縦方向バンド24E
と24Iとを配置する。
方の部分Eは翼の外側を形成する為のものでありこれら
の組織層23に重合性樹脂を含浸し、次に各部Eと1の
適当場所に、熱膨張性接着剤の薄い縦方向バンド24E
と24Iとを配置する。
第8図に図示の様に、下型25iのくぼみの底面に内側
部分23Iを置く。
部分23Iを置く。
更に第8図において、この上型25iは対応の上型25
eと同じく、製作される翼の縦軸線に対してほぼ垂直の
而に沿った縦断面図で図示しである。
eと同じく、製作される翼の縦軸線に対してほぼ垂直の
而に沿った縦断面図で図示しである。
言うまでもなく、これら上型と下型のそれぞれのくぼみ
は、製作される翼の型材3a1等が第8図と第9図に図
示の様な横断面空力プロフィルをとるのみならず、これ
らの図面に対して垂直の縦方向においても有しなければ
ならない空力プロフィルに対応する形状を備える。
は、製作される翼の型材3a1等が第8図と第9図に図
示の様な横断面空力プロフィルをとるのみならず、これ
らの図面に対して垂直の縦方向においても有しなければ
ならない空力プロフィルに対応する形状を備える。
接着性物質バンド24Iが上を向く様に下型25iのく
ぼみの底面上に内側部分23Iを配置したのちに、第9
図に図示の様に、板材の対応末端部分をこの第1バンド
24Iの上方に固定する。
ぼみの底面上に内側部分23Iを配置したのちに、第9
図に図示の様に、板材の対応末端部分をこの第1バンド
24Iの上方に固定する。
この固定は要素23Iと1aとの最終的相対位置を持つ
様に、組織層23から離間して、例えば板材の重合せ中
央部の水準において実施される。
様に、組織層23から離間して、例えば板材の重合せ中
央部の水準において実施される。
次に、板材1aの上から、板材が接着剤バンド24Eに
よっておおわれる様に、外側部23Eを折りたたみ、組
織層23の内縦縁を、翼の逃げ縁部を形成する区域26
において相互に重ね合わせる。
よっておおわれる様に、外側部23Eを折りたたみ、組
織層23の内縦縁を、翼の逃げ縁部を形成する区域26
において相互に重ね合わせる。
そこで金属板から成る迎え縁部材9a1を、折返された
組織層の中央部の外側にくる様に、下型25iのくぼみ
の中に配置する。
組織層の中央部の外側にくる様に、下型25iのくぼみ
の中に配置する。
次に適当手段によって、下型25iの上は上型25sを
固定し、この閉鎖された型を、例えば恒温室または炉中
において適当な熱処理を加えて、組織層23Iと23E
を含浸した樹脂を重合させ、更に接着物質バンド24I
と24Eの膨張を生じる。
固定し、この閉鎖された型を、例えば恒温室または炉中
において適当な熱処理を加えて、組織層23Iと23E
を含浸した樹脂を重合させ、更に接着物質バンド24I
と24Eの膨張を生じる。
この接着剤は膨張する際に、組織層23の外側部23E
を上型25sのくぼみの底面に対して(また金属迎え縁
部材の上側要素に対して)圧着して、第8図に見られる
様にそれまで板材1aと組織層23の一部との間に存在
した間隙を完全に満たす。
を上型25sのくぼみの底面に対して(また金属迎え縁
部材の上側要素に対して)圧着して、第8図に見られる
様にそれまで板材1aと組織層23の一部との間に存在
した間隙を完全に満たす。
この様にして組織層23がその含浸樹脂の重合によって
剛性化されて型材3a1を形成し、この型材内部に金属
板の迎え縁部材9a1が合体されたのち、接着剤バンド
24Iと24Eの膨張により充填物質10a1が形成さ
れ、この充填物質が型材3a、を板材の対応部分に対し
て固定した事が理解される。
剛性化されて型材3a1を形成し、この型材内部に金属
板の迎え縁部材9a1が合体されたのち、接着剤バンド
24Iと24Eの膨張により充填物質10a1が形成さ
れ、この充填物質が型材3a、を板材の対応部分に対し
て固定した事が理解される。
第1図乃至第6図に図示の6枚翼プロペラの場合、第4
図に図示のバブ2の重ね合わされた層を含浸した物質の
重合と同時に、それぞれの中央部において重ね合わされ
た3本の板材の末端に6個の型材3at等を成形取付け
する事が好ましい。
図に図示のバブ2の重ね合わされた層を含浸した物質の
重合と同時に、それぞれの中央部において重ね合わされ
た3本の板材の末端に6個の型材3at等を成形取付け
する事が好ましい。
この目的から、2部分から成る単一成形型を使用し、こ
の成形型は、6個の型材を成形取付ける為の6個の側面
キャビティと、バブの重合用の中心キャビティとを備え
、各板材の中間部を通す為の放射方向導溝によって前記
中心キャビティを側面キャビティと連結する事ができる
。
の成形型は、6個の型材を成形取付ける為の6個の側面
キャビティと、バブの重合用の中心キャビティとを備え
、各板材の中間部を通す為の放射方向導溝によって前記
中心キャビティを側面キャビティと連結する事ができる
。
翼脚部のスリーブ1131等を、前述の成形取付操作に
先立って対応の型材部分の上に通し、この成形取付操作
ののち、これらスリーブを対応の型材部分の上に接着す
る。
先立って対応の型材部分の上に通し、この成形取付操作
ののち、これらスリーブを対応の型材部分の上に接着す
る。
バブ2の中に固定された3本の板材と、各板材の末端に
取付けられた6個の翼型材とから成る組立体を、タライ
状ケーシング16の底面上に、第2図と第3図に図示の
位置に配置し、多翼の脚部のスリーブの円筒部がケーシ
ング16の縁部半円形切欠きの中に入る様にする。
取付けられた6個の翼型材とから成る組立体を、タライ
状ケーシング16の底面上に、第2図と第3図に図示の
位置に配置し、多翼の脚部のスリーブの円筒部がケーシ
ング16の縁部半円形切欠きの中に入る様にする。
そこで、各軸受15a1等を対応の翼上に通し、またこ
の軸受を、前記のケーシング切欠きの縁と、対応の翼脚
部の円形リング12a、との間に介入させる。
の軸受を、前記のケーシング切欠きの縁と、対応の翼脚
部の円形リング12a、との間に介入させる。
その際に、各板材の翼脚部とバブとあ間の部分のたわみ
性を利用する事ができる。
性を利用する事ができる。
次に、軸受15b1等の一方の突起の中に埋め込まれた
ナツト27bの中にネジ17b等をねじ込む事によって
、この軸受突起を固定する事ができる。
ナツト27bの中にネジ17b等をねじ込む事によって
、この軸受突起を固定する事ができる。
(第1図)。
そこで、筒状駆動軸7と、タライ状ケーシングの底部1
6aと、バブ2とを、6本のボルト8a〜8fによって
組立てる事ができる。
6aと、バブ2とを、6本のボルト8a〜8fによって
組立てる事ができる。
制御軸5を筒状、駆動軸7の内部とバブ2の中心穴に通
したのち、その末端5aにプレート19をナツト19
a等によって固定する。
したのち、その末端5aにプレート19をナツト19
a等によって固定する。
次に、総ての部品20A〜20Cのブシュ付き穴の中に
対応の翼スリーブの制御フィンガ14a1等を係合させ
ながら、これら部品をバブ2の方に向けられたプレート
19面の外周部にネジで固定する。
対応の翼スリーブの制御フィンガ14a1等を係合させ
ながら、これら部品をバブ2の方に向けられたプレート
19面の外周部にネジで固定する。
次に、キャップ18の側壁がケーシング16の側壁上に
嵌まり合う様に取付ける。
嵌まり合う様に取付ける。
その際、予め軸受15b1等を仮に固定する為にねじ込
まれているネジ1714の軸は、キャップ18の側壁の
縁部19aの中に係合する様に緩められている。
まれているネジ1714の軸は、キャップ18の側壁の
縁部19aの中に係合する様に緩められている。
そこでこれらのネジ17bを締付け、また予め軸受の第
2突起の中に埋め込まれたナツト27a等の中にネジ1
7a等をねじ込む事によって軸受の固定を完了して取付
を終わる。
2突起の中に埋め込まれたナツト27a等の中にネジ1
7a等をねじ込む事によって軸受の固定を完了して取付
を終わる。
本発明は前記の説明のみに限定されるものでなく、その
主旨の範囲内において任意に変更実施できる。
主旨の範囲内において任意に変更実施できる。
集合的ピッチ制御用摺動軸及び総ての翼スIJ−ブの制
御用フィンガの間の連結装置はオプションの問題である
。
御用フィンガの間の連結装置はオプションの問題である
。
キャップ18は任意である。多翼の軸受は、特に従来型
の潤滑手段を備えている場合には、ケーシング16と共
に成形する事ができよう。
の潤滑手段を備えている場合には、ケーシング16と共
に成形する事ができよう。
別個の軸受の場合には、ケーシング側壁に対する取付は
手段はオプションの問題である。
手段はオプションの問題である。
またケーシングは筒状1駆動軸7と一体部品を構成する
事ができる。
事ができる。
翼脚の支承面を成す金属円形リングを対応の脚スリーブ
の中に埋め込む代わりに、スリーブ円筒体の外面上に接
着する事もできよう。
の中に埋め込む代わりに、スリーブ円筒体の外面上に接
着する事もできよう。
また多翼の形状並びに寸法特性もオプションの問題であ
る。
る。
また多翼の巾の縦方向展開、並びに多翼の中央開口部の
形状並びに寸法についても同様である。
形状並びに寸法についても同様である。
また最後に、各翼331等の充填物質10a1も、任意
に細胞状またはフオーム状構造とする事ができ、例えば
公知の型の接着性合成物質の膨張によって製作する事が
できる。
に細胞状またはフオーム状構造とする事ができ、例えば
公知の型の接着性合成物質の膨張によって製作する事が
できる。
この膨張作用は、前述の様に熱作用で実施する事も、ま
た公知の様に化学処理によって実施する事もできる。
た公知の様に化学処理によって実施する事もできる。
最後に、本発明によるプロペラは少なくとも2本以上の
任意偶数の翼を備える事ができる。
任意偶数の翼を備える事ができる。
また、前述の本発明による多翼プロペラの製造方法は、
内部キャビティの体積以下の心線を含む中空型材を有す
る任意形式のプロペラ翼の製造に応用する事ができる。
内部キャビティの体積以下の心線を含む中空型材を有す
る任意形式のプロペラ翼の製造に応用する事ができる。
その場合、膨張性接着剤、例えば熱膨張性接着物質の適
当量を型材の内部キヤビテイの中に配置し、この中空型
材とその内容物を適当に熱処理する事によって前起接着
剤の膨張を生じれば、膨痕性接着剤が心線と型材との間
の間隙を完全に満たして心線と型材を相互に固定するに
至る。
当量を型材の内部キヤビテイの中に配置し、この中空型
材とその内容物を適当に熱処理する事によって前起接着
剤の膨張を生じれば、膨痕性接着剤が心線と型材との間
の間隙を完全に満たして心線と型材を相互に固定するに
至る。
またと述の本発明による方法は、翼の型材が可撓性の、
重合性樹脂で表面塗装された適当な組織体から成る場合
にも応用される。
重合性樹脂で表面塗装された適当な組織体から成る場合
にも応用される。
この場合には、予め剛性心線と膨張性接着物質とを含む
可撓性型材を、製造される翼の形状に対応する型のくぼ
みの中に配置し、この型とその内容物の全体に対して熱
処理を加えると、接着物質が膨張して、可撓性型材を型
のくぼみの壁面に圧着する。
可撓性型材を、製造される翼の形状に対応する型のくぼ
みの中に配置し、この型とその内容物の全体に対して熱
処理を加えると、接着物質が膨張して、可撓性型材を型
のくぼみの壁面に圧着する。
またこの場合、可撓性型材に樹脂を含浸させ、その重合
によって型材を硬化させる事もできる。
によって型材を硬化させる事もできる。
本発明による翼製造方法は、従来性なわれていた様に、
金属または合成物質の中実素材から、非常に精密なプロ
フィルに従って翼体を切削する必要がなくなるので、き
わめて有利である。
金属または合成物質の中実素材から、非常に精密なプロ
フィルに従って翼体を切削する必要がなくなるので、き
わめて有利である。
この精密切削工程は、時間を要し、非常に費用がかかる
が、本発明方法の場合にはその代わりに非常に簡単な塗
装操作と成形操作に限られ、これらの操作は工作機械を
必要とする事もなく、また高度に専門的な技術要員をも
必要としない。
が、本発明方法の場合にはその代わりに非常に簡単な塗
装操作と成形操作に限られ、これらの操作は工作機械を
必要とする事もなく、また高度に専門的な技術要員をも
必要としない。
第1図は本発明による多翼プロペラの側面図、第2図は
第1図のプロペラの部分破断背面図、第3図は第2図の
■−■断面図、第4図は第2図のIV−IV断面図、第
5図は第2図の細部の拡大図、第6図は第5図のVI−
VI断面図、また第7図、第8図、第9図は第1図乃至
第6図のプロペラ翼の製作段階図である。 1・・・・・・翼板材、2・・・・・・バブ、3・・・
・・・翼型材、4・・・・・・開口、5・・・・・・ピ
ッチ制御摺動軸、7・・・・・・駆動軸、8・・・・・
・ボルト、9・・・・・・翼迎え縁部材、10・・・・
・・充填材、11・・・・・・スリーブ、12・・・・
・・リング(支承体)、14・・・・・・ピッチ制御フ
ィンガ、15・・・・・・軸受、16・・・・・・ケー
シング、17・・・・・・ボルト、18・・・・・・キ
ャップ、19・・・・・・制御プレート、23・・・・
・・ガラスファイバ組織層、24・・・・・・熱膨張性
樹脂バンド。
第1図のプロペラの部分破断背面図、第3図は第2図の
■−■断面図、第4図は第2図のIV−IV断面図、第
5図は第2図の細部の拡大図、第6図は第5図のVI−
VI断面図、また第7図、第8図、第9図は第1図乃至
第6図のプロペラ翼の製作段階図である。 1・・・・・・翼板材、2・・・・・・バブ、3・・・
・・・翼型材、4・・・・・・開口、5・・・・・・ピ
ッチ制御摺動軸、7・・・・・・駆動軸、8・・・・・
・ボルト、9・・・・・・翼迎え縁部材、10・・・・
・・充填材、11・・・・・・スリーブ、12・・・・
・・リング(支承体)、14・・・・・・ピッチ制御フ
ィンガ、15・・・・・・軸受、16・・・・・・ケー
シング、17・・・・・・ボルト、18・・・・・・キ
ャップ、19・・・・・・制御プレート、23・・・・
・・ガラスファイバ組織層、24・・・・・・熱膨張性
樹脂バンド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転中心軸と、この回転中心軸の直径方向に対向し
て設けられた少なくても一対の翼と、前記回転中心軸の
周りに回転可能に設けられ、剛性回転バブ2を保持した
筒状回転1駆動軸7とを有し、前記中なくても一対の翼
は、2つの翼に共通し、中心部において前記回転バブ2
に固着され、高機械抵抗を備えるとともに合成樹脂によ
って固められたファイバからなる単一の板材と、空気力
学的断面を有するとともに前記バブ2の両側においてそ
れぞれ前記板材に固着された型材とを備え、前記筒状1
駆動軸7前記バブおよび全ての翼のピッチ角を集合的に
制御するために前記板材の中心部分を通って摺動自在に
装着されたピッチ制御駆動軸5と、この摺動軸5と一体
で摺動軸5に対してほぼ直角に伸びる連結部材19と、
前記型材の内端に連結され、前記型材に対応する板材の
長手方向軸の周りにねじり偶力を与えるピッチ制御装置
とを有する特にヘリコプタの後部回転翼として使用する
可変ピッチ多翼プロペラにおいて、前記板材は単一の細
長い板状部材からなり、この板状部材のファイバは全て
同一方向でかつ長手方向に伸びるファイバ束をなし、前
記板状部材はその中心部をなす前記2つの対応する型材
間で2つの扁平な束をなし、この束の各々は、対応する
束の一端から他端に直接伸びたファイバ束であるととも
に、互いに分離している2つの束の中心部分によって前
記板状部材の中央に形成された開口4aを有し、前記ピ
ッチ制御摺動軸5は前記開口4aを直接通って摺動自在
に伸び、前記具の型材3a、、3a2の内側は、その全
長に亘って前記板材の対応部分に対し粘着性の細胞状又
はフオーム状物質の塊によって結合されていることを特
徴とする可変ピッチ多翼プロペラ。 2 前記細長い板状部材1aの開口4aの幅は前記板状
部材1aの両側に向って減少し、前記開口4aは前記板
材部材1aの長さの半分よりも長くは伸びていないこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の可変ピッチ多
翼プロペラ。 3 対応のそれぞれの型材の中に係合した前記板材の部
分は、板材の対応末端に向かって僅かに増大する幅を有
することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の可
変ピッチ多翼プロペラ。 4 剛性バブは、総ての板材の中央部分と、合成樹脂を
含浸して重合させ凝結させた少なくとも2層の、好まし
くは外側の、組織層とを重ね合わせて接着して成る堆積
体によって構成されることを特徴とする特許請求の範囲
第1項乃至第3項のいずれかに記載の可変ピッチ多翼プ
ロペラ。 5 前記バブ2は駆動軸7に対して対になったボルト8
によって固着され、ボルト8は各細長い板状部材1aの
対応する中心部の両側において堆積体をなすバブ2の周
囲を通って伸びることを特徴とする特許請求の範囲第4
項記載の可変ピッチ多翼プロペラ。 6 バブを駆動軸に対して固定する為にバブを貫通した
2対のボルトの間に含まれる各板材の中央部分は、各対
のボルトからこの板材の中心に向かって増大する幅を有
し、板材中心において板材の幅は、各対のボルトの間隔
より大なる最大値に達することを特徴とする特許請求の
範囲第5項に記載の可変ピッチ多翼プロペラ。 7 各型材は、ガラスファイバの組織層と、好ましくは
不銹鋼の金属板の迎え縁部材とによって構成され、前記
迎え縁部材を前記組織層の中に合体させる様に重合性合
成樹脂によって全体を凝結したことを特徴とする特許請
求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載の可変ピッ
チ多翼プロペラ。 8 容具の前記ピッチ制御装置は、合成材料で補強され
たグラスファイバのスリーブ11a1と、対応する翼の
長手方向軸と同軸のスリーブ11a1の内側端の外壁に
取付けられた金属リングからなる支承体12a1と、前
記スリーブ11a1の内側端において、横方向アーム1
3a1に植込まれた金属フィンガ14a1からなること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の可変ピッチ多
翼プロペラ69 全ての翼の支承体12a1は同一数の
軸受15a1内において回転するように取付けられてお
り、前記軸受は環状のケーシング16の周囲に取付けら
れ、このケーシング16は前iJiバブ2および管状駆
動軸7に固着されていることを特徴とする特許請求の範
囲第8項記載の可変ピッチ多翼プロペラ。 10 前記各軸受15a1は型成形された自己潤滑性
物質から成るとともに、タライ状の前記環状のケーシン
グ16の側壁内の半円形切欠き中に配置され、前記軸受
15a1は少なくても2つのネジ17゜17aによって
前記ケーシングの側壁に固着され、前記ネジ17.17
aの各々は軸受15a1の側面突起を通って伸びている
ことを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の可変ピッ
チ多翼プロペラ。 11 タライ状ケーシングの上にキャップがかぶせら
れ、このキャップは、容具の軸受を通す為の半円形切欠
きと、前面軸受をケーシングに固定するネジの少なくと
も一部を通過させる為の切欠きとを備えることを特徴と
する特許請求の範囲第10項の記載の可変ピッチ多翼プ
ロペラ。 12 前記連結部材は、プレート19からなり、この
プレート19はピッチ制御摺動軸5の端部に固着され、
このプレート19には、2つの隣接する翼の前記スリー
ブ11a1の金属フィンガ14a1を係合させるための
穴22を備えた複数対の脚21が固着されていることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の可変ピッチ多翼
プロペラ。 13 少なくとも初期に可撓性を有する適当な組織層
からなる中空型材でその内部のキャビティの体積より小
さい体積を有する板材を包み、製造されるべき翼の形状
を有する成型用型の中で膨張接着剤を熱処理によって膨
張させて成形するようにした多翼プロペラの製造方法に
おいて、前記型材内部のキャビティの所定の位置に板材
を保持し、適量の前記膨張接着材を膨張できるように設
置し、この膨張接着材は、膨張する時に、前記板材と型
材とが相互に保持し合うようにこの板材と型材の間の空
間を埋め、膨張接着材の膨張により可撓性の型材を前記
成型用型のキャビティの壁に押しつけることを特徴とす
る各翼プロペラの製造方法。 14 プロペラの1枚を作るのに、適当な形状の上型
と下型より成る成型用型を準備し、細長い組織層を切断
し、この組織層を重合可能の樹脂に浸漬し、熱膨張接着
材を用いる多翼プロペラの製造方法において、前記細長
い組織層に2つの部分を設けて前記翼の上面部分と下面
部分をそれぞれ形成し、前記熱膨張接着材の薄くて細長
い第1バンド及び第2バンドを前記組織層の下面部分及
び上面部分の適宜の位置に設置し、前記接着材の第1バ
ンドが上を向くように前記下面部分を前記下型の底部に
置き、前記成形する翼内に設ける細長い板材の成形する
端部部分を前記接着材の第1バンドの上方に支持し、前
記組織層の上面部分が前記下型の上方で曲げられて前記
接着材の第2バンドを前記細長い板材上に載置し、1枚
の金属の迎え縁を前記組織層の曲げられた下面部分及び
上面部分の外側に対応する前記下型の部分に置き、前記
上型を前記下型に対して保持し、前記組み上げられた成
型用型とその構成部材を加熱して前記浸み込ませた樹脂
を重合すると同時に前記接着材の2つのバンドを膨張さ
せて前記組織層の上面部分を前記上型の中に充分押しつ
けることを特徴とする特許請求の範囲第13項記載の多
翼プロペラの製造方法。
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