JPS5916302Y2 - 包装体 - Google Patents

包装体

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Publication number
JPS5916302Y2
JPS5916302Y2 JP17088581U JP17088581U JPS5916302Y2 JP S5916302 Y2 JPS5916302 Y2 JP S5916302Y2 JP 17088581 U JP17088581 U JP 17088581U JP 17088581 U JP17088581 U JP 17088581U JP S5916302 Y2 JPS5916302 Y2 JP S5916302Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
carbon dioxide
present
dioxide gas
contents
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Expired
Application number
JP17088581U
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JPS5876569U (ja
Inventor
久太郎 竹内
功 長崎
Original Assignee
住友ベークライト株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は炭酸ガスをよく吸収する組成物を包装体内に収
納していることを特徴とする包装体に関する。
コーヒー、ナチュラルチーズ、こうじを用いたみそ等の
食品は内容物の呼吸、発酵等により炭酸ガスを食品外に
発生する。
このためバリヤ性の良いフィルムや容器を使ってこれら
の内容物を収納したとしても保存中に炭酸ガスが発生し
内部の容積が大きくなり非常に膨張した状態となり最悪
の場合破袋や容器がこわれたりして内容物の保存性に問
題が生じると共に見場が非常に悪くなってい←た。
このため本考案者はこれらの欠点をなくし、炭酸ガスを
発生する食品でも見場が良い上に保存性を向上させた包
装体を得る方法はないか種々検討した結果本考案の包装
体を得た。
本考案の包装体は内容物であるコーヒー、ナチュラルチ
ーズ、みそ等のこうじを利用した食品から発生する炭酸
ガスを吸収できる水酸化カルシウムをブレンドした熱可
塑性樹脂組成物1を包装体内2に収納したものである。
水酸化カルシウムをブレンドする熱可塑性樹脂としては
ポリプロピレン(pp)、ポリエチレン(PE)、EV
A等のオレフィン系樹脂、PVClABS、スチロール
系樹脂、アイオノマー樹脂、ナイロン(Ny)、ポリカ
ーボネイト(pc)樹脂等があげられ、又水酸化カルシ
ウムとしては粒径500μ以下というように微粉末化し
たものであれば良く、添加量としては前記熱可塑性樹脂
100部に対して500部以下の割合で添加される。
なお、本考案の包装体を構成する包材としては中間層に
PVDC,EVAけん化物等のバリア層を有するバリア
性の良い複合層が使われる。
次に本考案の1実施例について述べる。
Ny/EVAけん化物/PE (シール面)の包材より
なる袋3内に、低密度PE (LDPE)に水酸化カル
シウムCa(OH)2を下記の実施例表のようなブレン
ド比率で添加したシート状の組成物1を1g入れ、かつ
、ガス置換装置を用い該袋内にCO2ガスを約300
cc封入し、PEをシール面にしてヒートシールを行い
密封袋とした後10日経過後のシート状組成物1の炭酸
ガス吸収量を調べた。
(OH)2をLDPEにブレンドした実施例1〜5のも
のはそれぞれ炭酸ガスを吸収し、特にLDPE 20重
量%、Ca (OH) 280重量%のブレンド物であ
る実施例5のものは炭酸ガスの吸収量が、100 cc
/gと大幅な炭酸ガス吸収量のため非常に効果のあるこ
とがわかる。
このようにPE等の熱可塑性樹脂に炭酸ガスを吸収する
効果のある水酸化カルシウムをブレンドした組成物1を
コーヒー、チーズ等の内容物3を充填した包装体2内に
収納することにより内容物から発生する炭酸ガスを吸収
し、従来これらの内容物を充填した包装体が内容物から
発生する炭酸ガスにより包装体が非常にふくらんだ状態
となり見場が悪くなり、更に最悪の場合には破袋すると
いうこともあったが、本考案の包装体の場合そういうこ
ともなくなり非常に見場が良く、かつシェルフライフの
長い包装体とすることができた。
なお本考案の包装体は袋物だけでなくカップ容器等のも
のを含むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の包装体の1実施例を示す図。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱可塑性樹脂に水酸化カルシウムをブレンドした炭酸ガ
    ス吸収可能組成物を包装体内に収納したことを特徴とす
    る包装体。
JP17088581U 1981-11-18 1981-11-18 包装体 Expired JPS5916302Y2 (ja)

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JP17088581U JPS5916302Y2 (ja) 1981-11-18 1981-11-18 包装体

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JP17088581U JPS5916302Y2 (ja) 1981-11-18 1981-11-18 包装体

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Publication Number Publication Date
JPS5876569U JPS5876569U (ja) 1983-05-24
JPS5916302Y2 true JPS5916302Y2 (ja) 1984-05-14

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ID=29962830

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JPS5876569U (ja) 1983-05-24

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