JPS5916104B2 - 流動体圧送用ピストンポンプの油圧作動装置 - Google Patents

流動体圧送用ピストンポンプの油圧作動装置

Info

Publication number
JPS5916104B2
JPS5916104B2 JP52017918A JP1791877A JPS5916104B2 JP S5916104 B2 JPS5916104 B2 JP S5916104B2 JP 52017918 A JP52017918 A JP 52017918A JP 1791877 A JP1791877 A JP 1791877A JP S5916104 B2 JPS5916104 B2 JP S5916104B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
oil
pair
pilot
switching valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52017918A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53103203A (en
Inventor
仁 藁科
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd filed Critical Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP52017918A priority Critical patent/JPS5916104B2/ja
Publication of JPS53103203A publication Critical patent/JPS53103203A/ja
Publication of JPS5916104B2 publication Critical patent/JPS5916104B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、それぞれ対応するポンプ駆動用油圧シリンダ
の駆動力によって交互に往復駆動されるポンプピストン
を備えた一対のポンプシリンダからなる流動体圧送用ピ
ストンポンプの油圧作動装置に関するものである。
従来、それぞれ対応するポンプ駆動用油圧シリンダの駆
動力によって交互に往復駆動されるポンプピストンを備
えた一対のポンプシリンダと、各ポンプシリンダが交互
に吐出する流動体を吐出管内に導入するように、各ポン
プピストンの作動と同期して各ポンプシリンダを交互に
前記吐出管に連通させるための、パルプ作動用油圧シリ
ンダによって作動されるパルプとを有する流動体圧送用
ピストンポンプにおいては、各ポンプピストンとパルプ
との連動動作を互いに同期させて円滑に行わせるために
、ポンプ駆動用油圧シリンダの連動を規制するための制
御弁と、パルプ作動用油圧シリンダの運動を規制するた
めの制御弁とを、共に必要としていた。
しかし、従来。
流動体圧送用ピえ’pyQy7−、よその油圧作動装置
に、前記二つの規制をなす複数個の制御弁を必要とする
ので、油圧作動装置の構成が非常に複雑になるとともに
、その故障頻度は増大し、経済的にも非常に高価なもの
とならざるを得ない。
そこで本発明は、油圧作動装置の油路構成を改善して制
御弁の数を減少させ、同時に全体の構成を簡素化すると
ともに、円滑かつ確実な行動を行い、故障頻度も少なく
安価に得ることができ、さらに必要に応じてポンプ駆動
用油圧シリンダおよびパルプ作動用油圧シリンダの関連
作動とは無関係に、宗ンプシリンダ内のポンプピストン
をパツキン交換室まで引出し、そのピストンのパツキン
交換、その他の保守点検を簡単に行うことができるよう
にした、流動体圧送用ピストンポンプの油圧作動装置を
提供することを目的とするものである。
以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、互に並列される一対のポンプシリンダ1.1′の基部
には、パツキン交換室3を介してポンプ駆動用油圧シリ
ンダ2,7が連設されている。
各油圧シリンダ2,2′は複動式であり、その内部に摺
合されて該シリンダ2,2′内を基部室a 、 a’と
、パツキン交換室3に隣接する先部室b 、 b’とに
区画する駆動ピストン5,5′は、それぞれ各ポンプシ
リンダ1,1′内のポンプピストン4,4′にロッド6
.6′を介して一体的に連結されている。
前記油圧シリンダ2,2′の基部には、駆動ピストン5
,5′が最先端部に達した時点で作動される対をなすパ
イロットチェック弁11 、11’が設けられる。
前記各パイロットチェック弁11 、11’は第2図に
示すようにそれぞれ流入ポート12゜12′と流出ポー
ト″13,13′を開閉するパイロット操作型逆止弁で
あって、常時は弁ばね14で閉弁されている弁体15を
備えており、その弁体15の操作子16はそれぞれ油圧
シリンダ2,2′の先部室b 、 b’内に突出してお
り、前記駆動ピストン5.5’が操作子16を押すと、
弁体15は開き、また駆動ピストン5,5′が操作子1
6から離れると弁ばね14の弾発力で再び弁体15が閉
じらnるようになっている。
各ポンダシ11ンダ1,1′の先端部にはそれらを横切
って共通のパルプ室7が設けられ、このパルプ室7の中
央部に吐出管10が連結されている。
前記バルブ室T内に摺合されるパルプ8は、パルプ作動
用油圧シリンダ9内のビストングに連結されており、こ
のピストン9′の往復作動により後述するようにポンプ
ピストン4,4′の往復運動と同期してポンプシリンダ
1と吐出管10、あるいはポンプシリンダ1′と吐出管
10とを、それぞれ交互に連通させるように構成されて
いる。
而してピストン9′は油圧シリンダ9内を基部室Cと先
部室dとに区画する。
油圧源Pに連なる高圧油路17は分岐高圧油路18.1
9とに分岐され、一方の分岐高圧油路18は、一対のパ
イロット油室20,21を備えたポンプ駆動用の第一切
換弁Vl に連通し、また他方の分岐高圧油路19は、
一対のパイロット油室22,23を備えたパルプ作動用
の第二切換弁V2に連通されている。
また前記第一、第二切換弁v1.v2 より排出される
排油は還流油路24を経て油槽Tへ還流される。
第一切換弁Vlの他側から出た別の油路25,26は、
それぞれ油圧シリンダ2.7の先部室b 、 b’に連
通しており、また第二切換弁v2より出た別の油路27
、28はそれぞれ油圧シリンダ9の先部室dと基部室
Cとにそれぞれ連通している。
各油圧シリンダ2,2′の基部室a 、 a’は互に連
通路29を介して連通しており、駆動ピストン5の先部
室すに圧油が導入され駆動ピストン5が基部鈎へ移動し
たときは基部室a内の圧油ぽ連通路29を経て油圧シリ
ンダ2の基部室a′内へ流入し、駆動ピストン5′を先
部側へ押圧する。
そして油圧シリンダ2の先部室b′内の作動油は油路2
9を経て排出される。
また同じように駆動ピストン5′が基部側へ移動したと
きも基部室a′内の圧油は連通路29を経て基部室aに
送られ、先部室す内の作動油は油路25を経て排出され
る。
前記第一、第二切換弁Vl 、v3の近くにはこれらを
切換作動する第一、第二ソレノイド弁S1゜S2が配設
され、第一ソレノイド弁S1の一側の二つのポートと前
記第一切換弁V1の左右バイロット油室20.21とは
、パイロット油路31゜32を介して連通され、またそ
の第一ソレノイド弁S1の他側の二つのポートはパイロ
ット油路33.34を介して前記油路27,28に連通
され、それらのパイロット油路33,34の途中にはそ
れぞれ可変型逆止弁付流量調整弁35.36(以下単に
流量調整弁という)が介在されている。
また前記第二ソレノイド弁S2の一側の二つのポートは
パイロット油路37.3Bを介して前記第二切換弁v2
の左右のパイロット油室22゜23にそれぞれ連通され
、また第二ソレノイド弁S2の他側の二つのポートは、
それぞれパイロット油路39,40を介して前記パイロ
ットチェック弁11,11′の流入ポー)12,12’
に連通されている。
第一切換弁Vl と油圧シリンダ2,2′とを連通する
油路25,26の途中からそれぞれパイロット油路41
,42が分岐され、これらのパイロット油路41,42
はそれぞれ前記パイロットチェック弁11′、11の流
出ポート13’、13に連通されている。
前記分岐高圧油路18および還流油路24からは、さら
に油路43,44が分岐され、これらの油路43,44
は油路45を介して前記連通路29に連通されている。
前記油路43,44の途中にはそれぞれコックC1、C
2が介在されている。
さらに前記分岐高圧油路18からはパイロット油路46
が分岐され、このパイロット油路46はその途中にコッ
クC3を介在して前記パイロット油路39の途中に連通
されている。
高圧油路17と還流油路24間にはIJ IJ−フ弁4
7が付設されており、このリリーフ弁47により高圧油
路′1T内の油圧が設定圧以上に高くなったとき高圧油
路17内の圧油を、油圧が設定圧に低下するまで排出す
るようになっている。
次に以上のように構成される本発明の実施例の作用につ
いて説明すると、図示の状態においていま第一、第二ソ
レノイド弁S1.S2を操作してこれらをそれぞれ右位
置、すなわち正転位置に切換える。
ここで油圧源訃を駆動すればそこからの圧力油は高圧油
路17、分岐高圧油路19、第二切換弁V2、および油
路28を経て油圧シリンダ9の基部室C内に流入してパ
ルプ8をポンプシリンダ1′側(図において下位置)に
切換える。
同時に油路28内の圧油はパイロット油路34、第一ソ
レノイド弁S1およびパイロット油路31を通って第一
切換弁Vlの左側パイロット油室20内に導入されるが
、流量調整弁36の絞り作用により第一切換弁Vlはパ
ルプ8の切換わりに対して設定された時間遅れを以て左
位置に切換えられる。
この間油圧シリンダ9の先部室d内の作動油は油路27
、第二切換弁v2および還流油路24を経て油槽Tへ還
流されるとともに第一切換弁Vl の右側のパイロット
油室21内の作動油は、パイロット油路32、第一ソレ
ノイド弁S1、パイロット油路33を経て油路27へ排
出される。
第一切換弁Vl が左側に切換わると、圧油は分岐高圧
油路18、第一切換弁Vl、油路26を通って油圧シリ
ンダ2′の先部室b′内に流入し、油圧シリンダ2′内
の駆動ピストン5′を後退させると同時にその基部室a
′内の作動油は連通路29を通って他の油圧シリンダ2
の基部室aに流入するので駆動ピストン5を前進させる
この状態においては、吸入状態にあるポンプシリンダ1
′は図示しないホッパ等より吸入管を通して生コンクリ
ートや汚泥等の流動体を吸入し、また吐出状態にあるポ
ンプシリンダ1はパルプ8を通して流動体を吐出管10
へ吐出する。
駆動ピストン5が油圧シリンダ2の先端部に最も接近す
ると、パイロットチェック弁11の操作子16を押圧し
て該弁11を開弁し、その流入、流出ポート12.13
を連通するに至シ、油路26からのパイロット油は、パ
イロット油路42、パイロットチェック弁11、パイロ
ット油路39、第二ソレノイド弁S2およびパイロット
油路38を経て第二切換弁V2の右側パイロット油室2
3に入り該弁V2を右位置に切換える。
この間左側のパイロット油室22内の作動油は、パイロ
ット油路37、第二ソレノイド弁S2、パイロット油路
40、パイロットチェック弁11′、パイロット油路4
1を経て油路25へ排出される。
第二切換弁v2が右位置に切換えられると、分岐高圧油
路19内の圧油は第二切換弁v2、油路27を経て油圧
シリンダ9の先部室d内に流入し、パルプ8をポンプシ
リンダ1側(図において上位置)に切換える。
同時に油路27内の圧油は、パイロット油路33、流量
調整弁35、第一ソレノイド弁S1 およびパイロット
油路32を通って第一切換弁Vlの右側のパイロット油
室21内に導入され、第一切換弁vlはパルプ8の切換
後ニ右位置に切換えられる。
この間油圧シリンダ9の基部室Cおよびパイロット油室
20内の作動油は油槽Tへ還流される。
第一切換弁Vl が右側に切換わると、圧油は分岐高圧
油路18、第一切換弁vl、油路25を通って油圧シリ
ンダ2の先部室す内に流入し、駆動ピストン5を後退さ
せると同時に基部室a内の作動油を基部室a′内に流入
させ駆動ピストン5′を前進させる。
この状態ではポンプシリンダ1が流動体を吸入し、ポン
プシリンダ1′が流動体を排出する。
駆動ピストン5′が油圧シリンダ2′の先端部に最も接
近するとパイロットチェック弁11′を開弁じ、油路2
5からのパイロット油は、パイロット油路41、パイロ
ットチェック弁11′、パイロット油路40、第二ソレ
ノイドS2およびパイロット油路37を経て左側パイロ
ット室22に流入し第二切換弁V2を再び左位置に切換
える。
この間右側のパイロット油室23内の作動油は油路26
より還流油路24へ排出される。
以上のように第一、第二切換弁V7..V2の自動的切
換によって循環作動が順次自動的に繰返されることによ
って一対のポンプシリンダ1,1′による流動体の吸入
、吐出動作が交互に繰返される。
次に前記第一、第二ソレノイド弁S1.S2を第1図に
示すように中立位置に切換えコックC2゜C3を何れも
開放すると、油圧源Pからの圧力油は分岐高圧油路18
、パイロット油路46、コックC3、パイロットチェッ
ク弁11、パイロット油路42、油路26を通って油圧
シリンダ2′の先部室b′内に流入するとともにパイロ
ット油路46よりパイロット油路39、第二ソレノイド
弁S2、パイロット油路40、パイロットチェック弁1
1′、六イロット油路41、油路25を通って油圧シリ
ンダ2の先部室す内にも流入し、一方基部室a。
a′内の作動油を連通路29、油路45、コックC2、
油路44を通して還流油路24に排出し駆動ピストン5
,5′を伺れも後退させ、ポンプピストン4,4′をパ
ツキン交換室3内に移動させることができ、該室3内に
おいてポンプピストン4゜4′のパツキン交換、その他
の保守点検をなすことができる。
尚、コックC1はコックC2と組をなして油圧シリンダ
2,2′内に流入される作動油の油量を増減調整して、
駆動ピストン5,5′の摺動ストロークを調整すること
ができる。
また流動体を逆流させる必要が生じたときは、第一、第
二ソレノイド弁S、、S2を何れも図において左位置、
すなわち逆転位置に切換えると、前記の作動説明および
図面から明白なように油圧シリンダ9の作動と油圧シリ
ンダ2,2′の作動とは吐出管10を通して流動体を圧
送する場合の作動と異なって互に反対作動となる。
すなわち、パルプ8がポンプシリンダ1′側に移動され
てポンプシリンダ1と吐出管10とが連通されると、ポ
ンプシリンダ1は吸入状態に入るとともに、ポンプシリ
ンダ1牡吐出状態に入り、また、パルプ8がポンプシリ
ンダ1の側に移動されてポンプシリンダ1′と吐出管1
0とが連通されると、ポンプシリンダ1は吐出状態に入
ると゛ともにポンプシリンダ1′は吸入状態に入り、吐
出管10および輸送管内の流動体を逆流させることがで
きる。
而して以上の実施例においてパイロット油路42.39
,41,40は、第一切換弁■1を経た後の圧油をパイ
ロット油として第二切換弁V2の一対のパイロット油室
22,23に選択的に導入するための、本発明の一対の
第一パイロット油路を、またパイロット油路33,34
は、第二切換弁V2を経た後の圧油をパイロット油とし
て第一切換弁Vlの一対のパイロット油室20,21に
選択的に導入するための、本発明の一対の第二パイロッ
ト油路を1.また第二ソレノイド弁S2は、前記一対の
パイロットチェック弁11 、11’と第二切換弁V2
の一対のパイロット油室22,23間の、前記一対の
パイロット油路39,40を任意に連通し得る、本発明
のパイロット油路連通手段を、またコックC3は、前記
第一パイロット油路39と油圧源Pとを常時連通させる
油路46に介装されそれを開閉制御する本発明の第一コ
ックを、またコックC2は、前記連通路29と油槽Tと
を常時連通させる油路44,45に介装されそれを開閉
制御する本発明の第二コックをそれぞれ構成している。
同、前記実施例ではコックC3からのびる油路46を第
一パイロット油路39に接続するようにしたものを示し
たが、該油路46を曲刃の第一パイロット油路40に接
続するようにしても作用効果上、変わりがない。
以上のように本発明によれば、一対の複動式ポンプ駆動
用油圧シリンダ2,2′の先部室b 、 b’に油圧源
Pからの圧油を交互に供給する第一切換弁vl と;一
対のポンプ駆動用油圧シリンダ2,2の基部室a 、
a’を相互に連通する連通路29と;バルブ作動用油圧
シリンダ9に油圧源Pからの圧油を供給するための第二
切換弁v2 と:第一切換弁Vlを経た後の圧油をパイ
ロット油として第二切換弁V2の一対のパイロット油室
22,23に選択的に導入して、吐出側にあるポンプシ
リンダ1あるいは1′が吐出管10に連通ずるように第
二切換弁V2を切換作動する一対の第一パイロット油路
42,39,41,40と;第二切換弁V2を経た後の
圧油をパイロット油として第一切換弁Vlの一対のパイ
ロット油室20,21に選択的に導入して、吐出管10
に連通している側のポンプシリンダ1あるいは1′のポ
ンプピストン4,4′を駆動する油圧シリンダ2あるい
は1に圧油を供給するように第一切換弁vl を切換作
動する一対の第二パイロット油路33,34と;一対の
第一パイロット油路42,39,41,40にそれぞれ
介装されて通常は第一切換弁Vlから第二切換弁v2の
パイロット油室22,23に向かうパイロット油の流れ
を遮断し、吐出行程終了時のポンプピストン4あるいは
4′によって開弁作動される一対のパイロットチェック
弁11 、11’と;を備えているので、第二切換弁V
2を経た後の、バルブ作動用油圧シリンダ9の作動油圧
をパイロット油として、ポンプ駆動用の前記第一切換弁
v1の作動を確実に切換制御することができ、従って従
来該バルブ作動用油圧シリンダ9に設けられていた制御
弁を省略することができ、油路系の構成が簡素化されて
装置全体の構成が簡単になり、コストを低減すると共に
故障頻度を少なくすることができる。
また前記一対のパイロットチェック弁11゜11′と第
二切換弁V2の一対のパイロット油室22.23間の、
一対の第一パイロット油路39゜40を任意に連通し得
るパイロット油路連通手段と:このパイロット油路連通
手段により連通可能な一対の第一パイロット油路39,
40の一方と、油圧源Pとを常時連通させる油路46に
介装され、その油路46を開閉制御し得る第一コックC
3と;連通路29と油槽Tとを常時連通させる油路44
゜45に介装され、その油路44,45を開閉制御し得
る第二コックC2と;を付加し、前記パイロット油路連
通手段を作動させ且つ前記第一、第二コックC3、C2
を共に開放したとき、油圧源Pからの圧油を前記一対の
ポンプ駆動用油圧シリンダ2,2′の先部室b 、 b
’に流入させて、前記一対のポンプピストン4,4′を
それらの作動位置とは無関係に前記パツキン交換室3ま
で同時に移動できるようにしたので、必要に応じて前記
一対のポンプピストン4,4′を前記ポンプ駆動用およ
びバルブ作動用油圧シリンダ2,2′および9の各作動
とは無関係に、ポンプシリンダ1,1′基部ノパッキン
交換室3まで二個同時に引出すことができ、該一対のポ
ンプピストン4,4′のパツキン交換、その他の保守点
検作業を簡単迅速に行なうことができる。
しかも前記第一切換弁V1 を出た後の圧油を第二切換
弁V2に導入して該弁v2の作動を制御するための、パ
イロットチェック弁11゜11′付きの前記第一パイロ
ット油路42,39゜41.40を、上記ポンプピスト
ン4,4′の開時引出しに際しその高圧作動油路として
そのまま兼用することができ、従って上記機構の特設に
よるも油圧回路の構成が大巾に複雑化することはなく、
コスト上昇を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す、流動体圧送用ピスト
ンポンプの油圧作動装置の全体概念説明図、第2図は制
御弁の拡大断面図である。 1.1′・・・ポンプシリンダ、2,2′・・・ポンプ
駆動用油圧シリンダ、3・・・パツキン交換室、4,4
′・・・ポンプピストン、5,5′・・・駆動ピストン
、8・・・パルプ、9・・・パルプ作動用油圧シリンダ
、10・・・吐出管、11,11′・・・パイロットチ
ェック弁、20〜23・・・パイロット油室、29・・
・連通路、33゜34・・・第二パイロット油路、39
〜42・・・第一パイロット油路、a、a’・・・基部
室、b 、 b’・・・先部室、P・・・油圧源、S2
・・・パイロット油路連通手段としてのソレノイド弁、
T・・・油槽、vl ・・・第一切換弁、V2・・・第
二切換弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれポンプピストン4,4′を備えた一対のポ
    ンプシリンダ1,1′と;それらのポンプシリンダ1,
    1′の基部にパツキン交換室3を介してそれぞれ連設さ
    れ、前記ポンプピストン4,4′を交互に往復駆動する
    駆動ピストン5,5′を備えた、一対の複動式ポンプ駆
    動用油圧シリンダ2,2′と;前記一対のポンプシリン
    ダ1,1′の吐出側に配設される吐出管10と;前記ポ
    ンプシリンダ1,1′と吐出管10との間に介在され、
    前記一対のポンプシリンダ1,1′を前記吐出管10に
    交互に連通するパルプ8と;このパルプ8に連結されこ
    れを往復駆動するパルプ作動用油圧シリンダ9とを少な
    くとも備え、前記ポンプピストン4,4′の作動と同期
    して前記パルプ8を作動し各ポンプシリンダ1,1′を
    交互に吐出管10に連通して各ポンプシリンダ1,1′
    が交互に吐出する流動体を前記吐出管10に導入するよ
    うにした流動体圧送用ピストンポンプの油圧作動装置に
    おいて、前記一対のポンプ駆動用油圧シリンダ2,2′
    の先部室す、b’に油圧源Pからの圧油を交互に供給す
    る第一切換弁vl と;前記一対のポンプ駆動用油圧シ
    リンダ2.2′の基部室a 、 a’を相互に連通ずる
    連通路29と;前記パルプ作動用油圧シリンダ9に油圧
    源Pからの圧油を供給するための第二切換弁v2と;前
    記第一切換弁v1 を経た後の圧油をパイロット油とし
    て前記第二切換弁v2の一対のパイロット油室22,2
    3に選択的に導入して、吐出側にあるポンプシリンダ1
    あるいは1′h″−吐出管10に連通するように前d己
    第二切換弁V2を切換作動する一対の第一パイロット油
    路42,39,41゜40と:前記第二切換弁v2を経
    た後の圧油をパイロット油として前記第一切換弁v1の
    一対のパイロット油室20,21に選択的に導入して、
    前記吐出管10に連通している側のポンプシリンダ1あ
    るいは1′のポンプピストン4,4′を駆動スる油圧シ
    リンダ2あるいは2に圧油を供給するように前記第一切
    換弁v1を切換作動する一対の第二パイロット油路33
    ,34と;前記一対の第一パイロット油路42,39,
    4L40にそれぞれ介装されて通常は前記第一切換弁v
    1から第二切換弁V2のパイロット油室22,23に向
    かうパイロット油の流れを遮断し、吐出行程終了時の前
    記ポンプピストン4あるいはイによって開弁作動される
    一対のパイロットチェック弁11 、11’と;それら
    一対のパイロットチェック弁11,11′と前記第二切
    換弁V2の一対のパイロット油室22゜23間の、前記
    一対の第一パイロット油路39゜40を任意に連通し得
    るパイロット油路連通手段と;このパイロット油路連通
    手段により連通可能な前記一対の第一パイロット油路3
    9.40の一方と、油圧源Pとを常時連通させる油路4
    6に介装され、その油路46を開閉制御し得る第一コツ
    。 りC3と;前記連通路29と油槽Tとを常時連通させる
    油路44,45に介装され、その油路44゜45を開閉
    制御し得る第二コックC2と;より構成され、前記パイ
    ロット油路連通手段を作動させ且つ前記第一、第二コッ
    クC3、C2を共に開放したとき、油圧源Pからの圧油
    を前記一対のポンプ駆動用油圧シリンダ2,2′の先部
    室す、b’に流入させて、前記一対のポンプピストン4
    ,4′をそれらの作動位置とは無関係に前記パツキン交
    換室3まで同時に移動できるようにした、流動体圧送用
    ピストンポンプの油圧作動装置。
JP52017918A 1977-02-21 1977-02-21 流動体圧送用ピストンポンプの油圧作動装置 Expired JPS5916104B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52017918A JPS5916104B2 (ja) 1977-02-21 1977-02-21 流動体圧送用ピストンポンプの油圧作動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52017918A JPS5916104B2 (ja) 1977-02-21 1977-02-21 流動体圧送用ピストンポンプの油圧作動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53103203A JPS53103203A (en) 1978-09-08
JPS5916104B2 true JPS5916104B2 (ja) 1984-04-13

Family

ID=11957128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52017918A Expired JPS5916104B2 (ja) 1977-02-21 1977-02-21 流動体圧送用ピストンポンプの油圧作動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5916104B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04170003A (ja) * 1990-10-09 1992-06-17 Mitsubishi Materials Corp 薄膜サーミスタ及びその製造方法
JPH04170001A (ja) * 1990-10-09 1992-06-17 Mitsubishi Materials Corp 薄膜サーミスタ及びその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50120002A (ja) * 1974-03-07 1975-09-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50120002A (ja) * 1974-03-07 1975-09-19

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04170003A (ja) * 1990-10-09 1992-06-17 Mitsubishi Materials Corp 薄膜サーミスタ及びその製造方法
JPH04170001A (ja) * 1990-10-09 1992-06-17 Mitsubishi Materials Corp 薄膜サーミスタ及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53103203A (en) 1978-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106574640B (zh) 手术台液压驱动系统
US6715403B2 (en) Independent and regenerative mode fluid control system
WO2015078249A1 (zh) 集成液压阀组、液压驱动系统及混凝土泵
US4241641A (en) Pilot assembly for hydraulic pumps
US2420052A (en) Control apparatus for hydraulic machines
US3256827A (en) Hydraulic power converter
JPS5916104B2 (ja) 流動体圧送用ピストンポンプの油圧作動装置
US6116142A (en) Controller for a fluid cylinder
JPH08338361A (ja) コンクリートポンプの制御装置
JPS6125916B2 (ja)
KR101943396B1 (ko) 복동실린더용 유압구동시스템
US2965077A (en) Prime mover comprising two hydraulic single-cylinder piston engines
US6701822B2 (en) Independent and regenerative mode fluid control system
JPS59226287A (ja) 流動体圧送用ピストンポンプの油圧作動装置
KR101505016B1 (ko) 복동식 왕복가능 압력 부스터용 자동 압력조절 제어 기구
JPH0420087B2 (ja)
JPH0137602B2 (ja)
RU2288133C1 (ru) Электрогидравлический рулевой привод
US2145547A (en) Hydraulic control mechanism
JPS61241468A (ja) コンクリ−トポンプの油圧回路
SU1479718A1 (ru) Гидропривод навесной машины
JPS608477A (ja) コンクリ−トポンプの駆動装置
EP1847710B1 (en) Improved open circuit oleodynamic system to actuate and control a concrete piston pump
KR101497976B1 (ko) 복동식 왕복가능 압력 부스터용 자동 왕복운동 제어 기구
JPH11148503A (ja) 流体圧シリンダ