JPS59160505A - 高分子間錯体を表面に有する分離膜及びその製造方法 - Google Patents

高分子間錯体を表面に有する分離膜及びその製造方法

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JPS59160505A
JPS59160505A JP3484783A JP3484783A JPS59160505A JP S59160505 A JPS59160505 A JP S59160505A JP 3484783 A JP3484783 A JP 3484783A JP 3484783 A JP3484783 A JP 3484783A JP S59160505 A JPS59160505 A JP S59160505A
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JP
Japan
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polymer
separation membrane
acid
hydrophobic
membrane
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JP3484783A
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English (en)
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Yoshihito Osada
義仁 長田
Toshihiro Yamamoto
俊博 山本
Yoshikazu Kondo
義和 近藤
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Kanebo Synthetic Fibers Ltd
Kanebo Ltd
Kanebo Gohsen Ltd
Original Assignee
Kanebo Synthetic Fibers Ltd
Kanebo Ltd
Kanebo Gohsen Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高分子間錯体を表面及び内部に持つ分離膜及び
その製造方法に関するものである。
近年異種高分子間で相補的分子間相互作用を利用して錯
体を形成せしめ出発高分子とは異なった性質を有する新
規複合高分子系−高分子間:  錯体に関する研究が極
めて活発になっている。
これらの高分子間錯体は、たとえば高分子カチオン−高
分子アニオンあるいは塩基性高分子〜酸性高分子間のよ
うに互いに異なる荷電を有する高分子間の静電気的結合
に基ずくもの(ポリイオンコンプレックス)、電子供与
性〜電子吸引性高分子間で形成する錯体(水素結合、電
荷移動結合)等その相互作用分子間力によって分類でき
る。(「機能高分子」第8章第9章共立出版社を参照)
ここで一方の高分子と互いに相互作用して錯形成するよ
うな相手高分子を相補性高分子と呼ぶこととする。これ
らの高分子間錯体は協同的な相互作用によって形成され
るのセ反応が瞬時に終了すると共に極めて簡単な操作で
生成出来、しかも得られる錯体がランダムないしブロッ
ク共重合体やグラフト共重合体、更にはボリマーゾレン
ドとは異なった新しい特性を有する高分子複合系である
ので多くの研究者らの注目を集めておシ、すでに限外濾
過膜、逆浸透膜、コンタクトレンズ、抗血栓材料、各釉
医用羽料青に関する応用研究が活発に展開さし一部は既
に実用化されている。
このように興味深い特性を有する高分子間錯体は2柾の
高分子溶液を混合することによって生成されるのが常法
であるが、この物質は上記のように独々の興味深い機能
を有しているものの犬さな欠点は機械的強度に欠けてい
ることであシ、それがより広範囲にわたる実用化をさま
たげている原因である。従ってもし高分子複合体を何ら
かの方法によって本来の特性を失うことなく機械的強度
を増強せしめれば従来になく新しい応用の可能性が生ま
れ更に新しい機能を付与することも出来る。
まノこ一方谷棟分離録が市販されている。即ち販体匁は
気体中から粒子;微粒子;蛋白質、コロイド、ウィルス
:及びイオンなどをそれぞれ分離スるコンベンショナル
フィルター;ミクロフィルター−限外濾過膜;及び逆浸
透膜は種々あるが上記特性を有しているものは未だ実用
化されていない。
本発明者らは上記思想のもと従来の欠陥を排除す゛べく
鋭意検討の結果本発明を完成させたものである。
本発明の目的は疎水性分離膜にグラフトさせそのクラフ
ト重合体に相補性重合体を相互作用させた高分子間錯体
を含有する機械的強度の優れた分離膜及びその製造方法
を提供するにあシ他の目的はコンベンショナルフィルタ
ー、ミクロフィルター、限外濾過膜、逆浸透膜、抗血栓
材料、および各種医用材料に有効な高分子間錯体を分離
膜表面及び内部に持った分離膜及びその製造方法を提供
することにある。
本発明は疎水性分離膜を形成する疎水性重合体にイオン
化ガスプラズマの存在下で親水性不飽和単量体をグラフ
ト重合せしめた親水化分離膜の表面に該重合によシ得ら
れたグラフト重合体とその相補性重合体との高分子間錯
体を形成せしめた分離膜にかかるものであシ、本発明方
法は疎水性分離膜を形成する疎水性重合体にイオン化ガ
スプラズマの存在下で親水性不飽和単一体をグラフト重
合せしめた親水化分離膜を該重合によシ得られたクラフ
ト重合体と高分子間錯体形成能を有する相補性重合体を
含有する水浴蔽に浸漬しで該高分子間錯体を形成させ、
よって分離特性を向上させることを4″l−徴とする。
本発明に適用される疎水性分離膜とは疎水性重合体を分
離膜に形成したものであれば良いが一般にp紙、フィル
ターなどに使用される1〜105μmの孔径をもち液体
、気体中からそれ以上の大キさの粒子を分離するコンベ
ンショナルフィルクーや、#膜状で10−2〜10μm
の微細孔径をもち液体、気体中から微粒子を分離するミ
クロフィルター、又は蛋白類、コロイド、ウィルスなど
を分子分画する限外濾過膜又はイオンなどを分離する逆
浸透膜などを言う。
疎水性重合体としては疎水性のものであれば特に限定さ
れないが、好ましくはポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリエチレンテレフタレート、ポリアクリロニトリル、
ホリンッ化エチレン、ボリンッ化ビニリデン、ポリアミ
ド又はポリイミドである。またセルロース誘導体などの
天然間分子や、部分アセタール化ポリビニルアルコール
なども用いられる。
また親水性不飽和単量体としては、ビニル基またはアリ
ル基を持ちしかも親水性である単量体で通常のフジカル
重合を行なうものであれば良く特に限定されない。
一般にはアクリルアミド、メタクリルアミド、N−ビニ
ルピロリドン;アクリル酸、メタクリル酸、P−スチレ
ンスルホン酸、ビニルスルホン版、2−メタアクリロイ
ルオキシエチルスルホン酸、6−メタアクリロイルオキ
シ−2−ヒドロキシプロピルスルホン酸、アリルスルホ
ン酸、メタクリルスルホン酸、並びにこれらの酸のアン
モニウム塩、及びアルカリ金属塩ジメチルアミンエチル
アクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、
ジエチルアミノエチルアクリレート及びジエチルアミノ
エチルメタクリレート、2ビニルピリジン及び4ビニル
ピリジンの塩酸、硝酸、ジメチル硫酸、ジエチル硫眼又
は塩化エチルの4級化物である。
好ましい親水性不飽和単量体としてはアクリル酸、メタ
クリル酸、2ヒドロキシエチルメタクリレート、2ヒド
ロギシエチルアクリレート、アクリルアミド、メタクリ
ルアミド、2アクリルアミド−2−メチルプロパンフル
ホン酸、N。
l(ジメチルアミノエチルメタクリレート又はN。
Nジメチルアミンエチルアクリレートが挙げられる。
また本発明におけるグラフト重合のグラフト重合率は目
的、用途に応じ自由に可変可能であるが、好1しくけ分
離膜を形成する疎水性重合体に対し少くとも0.1重量
%、好ましくはa5重量%以上である。本発明の親水化
分lli!、膜のグラフト重合率は目的により広範囲に
変えられ、例えはヌレ性、接着性、印刷性又は塗装性を
改良する場合はグラフト重合率0.1〜5重蓋%。
イオン交換能、吸湿性又は反応性を付与する場合グラフ
ト重合率数重に%乃至10o:=Jt%、吸水性、イオ
ン交換性、凝集性又は金属抽集注を付与する場合はグラ
フト重合率故十乃至1000100O%のものが使用さ
れる。勿論これを越えた数千重量%のものも使用し得る
本発明におけ・る重合はいわゆるプラズマ開始重合であ
る。即ちプラズマ開始重合とは非平衡のイオン化ガスプ
ラズ−1を用いて重合を開始もしくは活性種を作)、か
つプラズマの゛不在下に重・合の大部分もしくは全部を
完結させるものである0イオン化ガスプラズマの生成は
プラズマを生成するための公知方法のいずれによっても
行なうことが出来る。例えばJ 、、R,ホラハン(H
ollaban )とA−Tベル(Be上上)版“フ゛
ラズマ化学の応用技術′、ワイリー、ニー−ヨーク19
74およびM−ジエン(Shen)版#重会体のプラズ
マ化学′デツカ−、ニューヨー7 、1976に記載さ
れている。即ち高周波発生器に連結された平行板電極の
間に七ツマ−を真空下で入れ、真空室の外部又は内部の
いずれかの平行板を用いてプラズマを生成させることが
出来る。また外部誘導コイルによって電場につくらぜ、
イオン化ガスのプラズマを発生させてもよく、また反対
に荷電した電極に間隔をおいて直接真空室に入れてプラ
ズマを生成させてもよい。
本発明においては疎水性重合体よシなる分離膜だけをイ
オン化ガスプラズマの存在下に護持した後、該プラズマ
の不存在下の親水性不飽和単量体の水溶液中で、親水性
不飽和単量体を疎水性重合体よりなる分離膜にグラフト
重合させるか、または疎水性重合体よりなる分応葎膜と
親水性不飽和単量体の水溶液、または疎水性重合体より
なる分離膜と親水性不飽和単量体のガスとをイオン化ガ
スプラズマの存在下で掌合k 11δ始し、しかる後に
前記分離膜を該4長体の水〔G液中に没ン貢して該プラ
ズマの不存在下、前記分離膜上にグラフト重合させる。
イオン化ガスプラズマの不仕下視水性不絶和羊遣“体の
水浴液で重合させる代シに、該単量体中又は該単量体の
乳化液或いは有機沼媒溶故を使用してもよい。
本発明に適用されるグラフト重合体の相補性重合体とは
グラフト重合体と高分子間錯体を形成する重合体である
。例えばグラフト重合体−がアクリル酸、メタクリル酸
、無水マレイン酸などのカルボン酸基を有する単量体か
らなる重合体では、その相補性重合体としてはポリエチ
レングリコール、ポリビニルピロリドン、ポリキシリル
ビオローゲン、ポリエチレンイミン及びポリビニルピリ
ジニウムクロライドなどが挙げられる。またグランド重
合体が、アクリルアミド、メタクリルアミド、ビニルピ
リジン、N1N−ジメチルアミノエチルメタクリレート
又はN、N−ジメチルアミンエチルアクリレートなどの
塩基性単量体からなる重合体ではその相補性重合体とし
てはポリアクリル酸、ポリメタクリルθ、ポリ2−アク
リルアミド−2メチルプロパンスルホン酸、ポリスチレ
ンスルホン酸、ポリビニルスルホン酸及びこれらのアル
カリ金属、アルカリ土類金属の塩が挙げられ、分離膜と
相補性重合体を水溶液中に所定時間浸漬すれば高分子間
錯体を形成する〇 また相補性重合体の量は一般に分離膜へのグラフト重合
体の墓によって支配され、例えはグラフト重合体量が多
い場合は相補性重合体も多く必女とする。即ちグラフト
重合体と錯体を形成する量だけ分M膜に付着するのであ
るから相補性重合体の大過剰の水溶液中で錯体を形成さ
せれば良い。
本発明方法を更に詳縄に説明すれは脱気を、1o−11
0トールで行ない疎水性重合体よシなる分離膜に上記方
法にてプラズマ照射を行なう。
好ましくは20〜200ワツト、更に好ましくは40〜
100ワツトでグロー放電をさせ疎水性重合体に活性種
を生成させる。照射時間は通常1〜66 L] [1秒
、好ましくは10〜1800秒間照射する。プラズマ照
射を行なった後に上記分離ル↓を残水性不飽和単量体の
水溶液中で該単量体を該プラズマの不存在下に重合させ
ると前記分離膜の活性種よシ該単量体を消費しはじめる
、いわゆるグラフト重合が進行する。後重合温度及び時
間は使用する単量体種類によって異なシ特に限定されな
いが通常温度は1゛〜60℃時間は1〜25時間で十分
である。単量体種類によっては60℃を超えると熱重合
を起こし低分子のポリマーも生成してくることがあるの
で注意を要する。
グラフト重合せしめた分離膜を相補性重合体を含有する
水溶液中に浸漬し高分子間錯体を形成させる0相補性重
合体の濃度は分離膜のグラフト化率、重合体の種類によ
シ異なるが通常0゜01〜1モル%である。浸漬時の温
度は特に限定されず、例えば常温の場合15分乃至1時
間程度攪拌下に放置する。又該水溶液には食塩等の無機
化合物を添加して、イオン強度を上けることもできる。
水溶液のPHは相補性重合体の8i類によシ錯体を形成
し易いように調整する。
浸漬後必要に応じ水洗し乾燥するが、乾燥は通常常温で
必要に応じ減圧下で行なう。
本発明の分離膜は機械的強度に優れた、しかも親水性、
吸水性、吸湿性、接着性、印刷性又は金属捕集性に優れ
ている為、例えば限外濾過膜、逆浸透膜、抗血栓材料及
び各種医用材料に応用することができる。
以下本発明を実施例にて詳細に説明する。なお、実施例
中グラフト率、水の接触角は次の方法にて測定した。
a、グラフト率 グラフト重合したグラフトフィルムラ良溶媒にて2日間
攪拌洗浄を行ない未反応単閂体及びホモ重合体を完全に
除き乾燥後重量によってグラフト率を計算 b1水の接触角 協オロ化学■接触角fiiCA −P型を用いて611
1定した。
C1臨界表面張力 AS’I°M試緘法D257Bにょシ測定した。
実施例1 厚さ25戸、平均孔径0.1μmnの微細孔をもちその
空孔率が45%であるポリプロピレンよシなるミクロフ
ィルター(市販品ポリグラスチック社ジュラガード25
00)の−辺100wnの正方形をした疎水性分離膜を
10”−’  )−ルで内径35鵬のセパラブルフラス
コの器壁に設置し16.56MHz高周波発生装置に連
結させた2枚の銅電極板間に挿入しioowの出力でプ
ラズマを90秒間発生、照射させ、その後10−’ f
−トール中の50重量%のアクリル散水a液を加えて2
5℃で12時間後重合させた。得られたグラフトミクロ
フィルターをジメチルホルムアミドにて2日間攪拌洗浄
、脱溶媒、乾燥して試料とした。該グ?フトミク口フィ
ルターの水の接触角を測定したところ、もとのミクロフ
ィルターは100°に比較して50° と著しく親水化
されておシ、また臨界表面張力はもとのミクロフィルタ
ーの35 dyne/sに比較して100 dyne/
―と親水化されておシ、またグラフト率は25%であっ
た。
該グラフトミクロフィルターを分子量2万のポリエチレ
ングリコール(以下PEGと略称する)05重景%水溶
液25mQ中に60分間攪拌しながら高分子間錯形成反
応を行なった。次いでこのミクロフィルターを十分水洗
後、真空乾燥し重量を測定したところ、重諧増那から錯
形成したp ■1: aはグラフトしだポリアクリル酸
に対し61重量%であった。
またこのミクロフィルターを元素分析により室床含量を
計算したところPEGは・ト1ノアク1ノル酸に対し1
9モル%であツタ。このミクロフィルターは水を瞬時に
吸収した。
このシートをF紙とし市販の限外fi過装置(MC−■
型3日本真空技術便))光用い、10口rrrQ、の水
を透過させたところ、0.1 mM/min tyii
  の透水速度であった。PEGで高分子間錯形成をさ
一亡fx イ場合(D 透水性ハ2 X 10−2rn
Q/m1n、c+iであったので高分子間錯形成を行な
うことによってこのシートの透水性を5倍増大させるこ
と力;でき71c。
実施例2 実施例1で用いたのと同様のアクリル酸グラフトミクロ
フィルターを0. I N水酸化ナトリウム本浴液10
Q*cjj中に入れ室温にて15分間攪拌した後、実施
例1と同様に今度は静電気的な結合力を介してポリビニ
ルベンジルトリメチルアン七ニウ・ムクロライド(分子
量43000、以下P’VBと略称す)水溶液に浸酸し
て乾燥したところL) VB l’Jグラフトしたポリ
アクリル酸に対し280 ’ffi Q ”Xであった
。ま1ここのミクロフィルターを元素分析により窒素含
量を計算したところ96モル%であシ、また水の接触角
はOoであった。
実施例1と同様にP’VBによって高分子間錯形成前後
の透水速度を測定したところ、それぞれ2、 I X 
10  yJ/l01n、!、 5.5X IL]  
tylfi/min、dと25倍以上もの透水性が増大
することが明らかになった。
実施例3 実施例1と同様のミクロフィルター、装置及び実験条件
を用い、以下に示すようなグラフト京合体及びその相補
性重合体との間の錯形成をおこなったところ第1表のよ
うな結果が得られた。
またそれらの錯形成前後の透水速度(ndl /min
、 c;/l )を示す〇 相補性7<、jJママ−01モル几水浴叡50 Inμ
錯 形 成  : 60分間攪拌しながら浸tメ(室温
水溶欣中ボ″リビニルビロリドンのみ1モル比 Na0Nが存在 実施例4 実施例3 A 5で得られた乾燥アクリル@/贋sグラ
フト化ミクロフィルターにPVBを錯形成したミクロフ
ィルター6グラムをNIB水150mA中に12時間没
潰後水よ)取り出し口紙と軽く触れさせてミクロフィル
ター表面の水滴を除去した後重量をはかった左ころ85
グラムあった。
これよシこのミクロフィルターは約28倍の水を吸水す
る能力を有していることがわ力・つた。
グラフト化しでいないミクロフィルターはtlとんど吸
水能力を有していなかったO 実施例5 実施例6煮4で得られた乾燥したアク1ノル酸グラフト
化ミクロフイルターにポリエチレンイミンを錯形成した
ミクロフィルターのtoomip(1グラム)上にCu
2+の&2XiO−3モル水溶液50yz+Mを自然r
過したところ約75%や) Cu2+が吸着した。
手続補正皆 昭和59年6月1 日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第84847号 2、発明の名称 烏分子間錯体を表面に有する分離膜及びその製造方法 3、補正をする者 事件との間係  特許出願人 住所 東京都架田区墨田五丁目17番4号名称 (09
5)  鐘紡株式会社 代表者 伊 藤 淳 二(。
連絡先 〒584大阪市部島区友淵町1丁目5番90号録紡株式
会社特許部 電話(06)921−1251 4、補正により増加する発明の数   な (5、補正
の対象 明細書の「特許請求の範囲」及び「発明の詳細な説明」
の欄 6、補正の内容 (1)明ahの特許請求の範囲の項の記載を別紙の通り
補正する。
(2)明細書の発明の詳細な説明の項の記載を次の通り
補正する。
別  紙 特許請求の範囲 (1)疎水性分離膜を形成する疎水性正合体にイオンラ
フl−m合体とその相補性重合体との高分子間錯体を形
成せしめた分離膜。
(2)疎水性分m膜が1〜10”μmの孔径をもつコン
ベンショナルフィルターである特許請求の範囲第1項記
載の分離膜。
(3)疎水性重合体が1O−2〜10μm の微細孔径
をもつミクロフィルターである特許請求の範囲第1項記
載の分離膜。
(4)分離膜が限外濾過膜または逆浸透膜である特許請
求の範囲第1項記載の分離膜。
(5)疎水性重合体がポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリエチレンテレフタレート、ポリアクリロニトリル、
ポリフッ化エチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリアミ
ド又はポリイミドである特許請求の範囲第1項記載の分
離膜。
(6)親水性不飽和単量体がアクリル酸、メタクリル酸
、2ヒドロキシエチルメタクリレート、2ヒドロキシエ
チルアクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド
、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸
、N、Nジメチルアミノエチルメタクリレート又はN、
Nジメチルアミノエチルアクリレートである特許請求の
範囲第1項記載の分m膜。
(7)  グラフト重合のグラフト率がN水性分離膜を
形成する疎水性重合体に対し少な(とも0.1重量%で
ある特許請求の範囲第1項記載の分離膜。
(8)相補性重合体がポリエチレングリコール、ポリキ
シリルげオローゲン又はポリエチレンイミンである特許
請求の範囲第1項記載の分離膜。
(9)相補性重合体がポリアクリル酸、ポリメタクリル
酸、ポリ−2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸、ポリスチレンスルホン酸、ポリヒニルスルホ
ン酸及びこれらのアルカリ金属、アルカリ土類金属の塩
である特許請求の範囲第1項記載の分離膜。
(lO)相補性重合体の9がグラフト化した高分子に対
し繰り返し単位で等モル以上である特許請求の範囲第1
項記載の分H膜。
(11)  疎水性分離膜を形成する疎水性重合体にイ
オン化ガスプラズマを照射した後、該プラスマの不存在
下で親水性不飽和単量体を・グラフト重合せしめた親水
化分離膜を、該重合により得らrしたグラフト車台体ヒ
萬分子間錯体形&能を自する相補性重合体を含有する水
溶液に浸漬して該高分子間錯体を形成させることを特徴
とする高分子間錯体を表面及び円部に有する分離膜の製
造方法。
(12)疎水性分電膜が1〜10”μmの孔径をもつコ
ンベンショナルフィルターである特許請求の範囲第11
項記載の方法。
(18)疎水性分離膜が10−2〜10μmのRi廁孔
径をもつミクロフィルターである特許請求の範囲第11
項記載の方法。
(14)分ll!l[膜が限外濾過膜または逆浸透膜で
ある特許請求の範囲第11項記載の方法。
(15)疎水性重合体がポリエチレン、ポリプロピレン
、ポリエチレンテレフタレート、ポリアクリロニトリル
、ポリフッ化エチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリア
ミド又はポリイミドである特許請求の範囲第11項記載
の方法。
(16)  親水性不飽和単量体がアクリル酸、メタク
リル酸、2ヒドロキシエチルメタクリレート、2ヒドロ
キシエチルアクリレート、アクリルアミド、メタクリル
アミド、2アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホ
ン酸、N、Nジメチルアミノエチルメタクリレート又は
NJジメチルアミノエチルアクリレートである特許請求
の範囲第11項記載の方法。
(17)グラフト重合のグラフト率が疎水性分離膜を形
成する疎水性重合体に対し少゛なくとも0.1軍量%で
ある特許請求の範囲第11項記載の方法。
(18)相補性重合体がポリエチレングリコール、ポリ
キシリルビオローゲン又はポリエチし・ンイミンである
特許請求の範囲第11項記載の方法。
(19)相補性重合体がポリアクリル酸、ポリメタクリ
ル酸、ポリ−2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸、ポリスチレンスルホン酸、ポリビニルスル
ホン酸及びこrしらのアルカリ金拘、アルカリ土類金属
塩である特許請求の範囲第11項記載の方法。
(2D)相補性重合体の旦がグラフト化した高分子に対
し繰り返し単位で等モル以上である特許請求の範囲第1
1項記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  疎水性分離膜を形成する疎水性重合体にイオ
    ン化ガスプラズマの存在下で親水性不飽和単量体をグラ
    フト重合せしめた親水化分離膜の表面及び内部に該重合
    によシ得られたグラフト重合体とその相補性重合体との
    高分子間錯体を形成せしめた分離膜〇 (2)  分離膜が1〜103μmの孔径をもつコンベ
    ンショナルフィルターである特許請求の範囲第1項記載
    の分離膜。 (6)  分離膜が10−2〜10μmの微細孔径をも
    つミクロフィルターである特許請求の範囲第1項記載の
    分離膜。 (4)  分離膜が限外p過膜または逆浸透膜である特
    許請求の範囲第1項記載の分離膜。 (5)  疎水性重合体がポリエチレン、ポリプロピレ
    ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアクリロニトリ
    ル、ポリフッ化エチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリ
    アミド又はポリイミドである特許請求の範囲第1項記載
    の分離膜。 (6)親水性不飽和単量体がアクリル酸、メタクリル酸
    、2ヒドロキシエチルメタクリレート、2ヒドロキシエ
    チルアクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド
    、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸
    、N。 Nジメチルアミノエチルメタクリレート又はN、Nジメ
    チルアミノエチルアクリレートである特許請求の範囲第
    1項記載の分離膜。 (7)  グラフト重合のグラフト率がフィルムを形成
    する疎水性重合体に対し少なくとも0,1重量%である
    特許請求の範囲第1項記載の分離膜。 (8)  相補性重合体がポリエチレングリコール、ポ
    リキシリルビオローゲン又はポリエチレンイミンである
    特許請求の範囲第1項記載の分離膜。 (9)  相補性重合体がポリアクリル酸、ポリメタク
    リル酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
    ホ/酸、ポリスチレンスルホン酸、ポリビニルスルホン
    酸及びこれらのアルカリ金属、アルカリ土類金属の塩で
    ある特許請求の範囲第1項記載の分離膜。 (1a)相補性重合体の量がグラフト化した高分子に対
    し繰9返し単位で等モル以上である特許請求の範囲館1
    項記載の分離膜。 (11)疎水性分離膜を形成する疎水性重合体にイオン
    化ガスプラズマの存在下で親水性不飽和単量体をグラフ
    ト重合せしめた親水化分離腕を、該重合によシ得られた
    グラフト重合体と高分子間錯体形成能を有する相補性重
    合体を含有する水溶液に浸漬して該高分子間錯体を形成
    させることを特徴とする高分子間錯体を表面及び内部に
    有する分離膜の製造方法。 (12)分離膜が1〜105μm の孔径をもつコンベ
    ンショナルフィルターである特許請求の範囲第11項記
    載の方法。 ミクロフィルターである特許請求の範囲第11項記載の
    方法。 (14)分離膜が限外濾過膜または逆浸透膜である特許
    請求の範囲第11項記載の方法。 (15)疎水性重合体がポリエチレン、ポリプロピレン
    、ポリエチレンテレフタレート、ポリアクリロニトリル
    、ポリフッ化エチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリア
    ミド又はポリイミドである特許請求の範囲第11項記載
    の方法。 (16)親水性不飽和単量体がアクリル酸、メタクリル
    酸、2ヒドロキシエチルメタクリレート、2ヒドロキシ
    エチルアクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミ
    ド、2アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸
    、N、INジメチルアミノエチルメタクリレート又はN
    1NジメチルアミノエチルLクリレートで−ある特許請
    求の範囲第11項記載の方法。 (17)  グラフト重合のグラフト率が分離膜を形成
    する疎水性重合体に対し少なくとも0.1重量%である
    特許請求の範囲第11項記載の方法1(8)相補性重合
    体がポリエチレングリコール、ポリキシリルビオローゲ
    ン又はポリエチレンイミンである特許請求の範囲第11
    項記載の方法。 (19)相補性重合体がポリアクリル酸、ポリメタクリ
    ル酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホ
    ン酸、ポリスチレンスルホン酸、ポリビニルスルホン酸
    及びこれらのアルカリ金属、アルカリ土類金属塩である
    特許請求の範囲第11項記載の方法。 (20)相補性重合体の量がグラフト化した高分子に対
    し繰り返し単位で等モル以上である特許請求の範囲第1
    1項記載の方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62254807A (ja) * 1985-04-26 1987-11-06 三井造船株式会社 溶液拡散膜の製造方法
JP2005515880A (ja) * 2002-01-31 2005-06-02 コズロウ・テクノロジーズ・コーポレイション 微孔性濾材、それを含有する濾過システム、その製造法および使用
KR100908094B1 (ko) 2007-12-21 2009-07-16 주식회사 포스코 수분함유 가스 중의 수분 분리장치 및 방법

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