JPS59159900A - 高塩基性クロムなめし剤による皮なめし方法 - Google Patents
高塩基性クロムなめし剤による皮なめし方法Info
- Publication number
- JPS59159900A JPS59159900A JP2969184A JP2969184A JPS59159900A JP S59159900 A JPS59159900 A JP S59159900A JP 2969184 A JP2969184 A JP 2969184A JP 2969184 A JP2969184 A JP 2969184A JP S59159900 A JPS59159900 A JP S59159900A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tanning
- chromium
- basicity
- leather
- bath
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C14—SKINS; HIDES; PELTS; LEATHER
- C14C—CHEMICAL TREATMENT OF HIDES, SKINS OR LEATHER, e.g. TANNING, IMPREGNATING, FINISHING; APPARATUS THEREFOR; COMPOSITIONS FOR TANNING
- C14C3/00—Tanning; Compositions for tanning
- C14C3/02—Chemical tanning
- C14C3/04—Mineral tanning
- C14C3/06—Mineral tanning using chromium compounds
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、57〜66%の塩基度を有し、10%までが
有機酸の残基により遮蔽されている≠や高塩基性の硫酸
クロムなめし剤を、皮なめしのため使用することによる
皮なめし方法に関する。
有機酸の残基により遮蔽されている≠や高塩基性の硫酸
クロムなめし剤を、皮なめしのため使用することによる
皮なめし方法に関する。
塩基性クロム塩を製革工場で使用することは、例えば西
ドイツ特許出願公開2334636号明細書により既知
である。なめし剤としては例えば66%の塩基度を有す
る硫酸クロム−■が、・常用されその場合義酸残基によ
り遮蔽されている硫酸クロム−■も使用することができ
る。なぜならばこの錯化合物によれば若干高い塩基度、
すなわち50%までべすることができるからである。
ドイツ特許出願公開2334636号明細書により既知
である。なめし剤としては例えば66%の塩基度を有す
る硫酸クロム−■が、・常用されその場合義酸残基によ
り遮蔽されている硫酸クロム−■も使用することができ
る。なぜならばこの錯化合物によれば若干高い塩基度、
すなわち50%までべすることができるからである。
従来は実際に最高塩基度50%の単一クロム塩が、なめ
し剤として用いられている。その場合クロム塩の塩基度
は、6価のクロムカチオンに結合する水酸基のモル%で
与えられ、6個の水酸基が100%の塩基度に相当する
。
し剤として用いられている。その場合クロム塩の塩基度
は、6価のクロムカチオンに結合する水酸基のモル%で
与えられ、6個の水酸基が100%の塩基度に相当する
。
実際上の古い規準は、迅速な皮なめしのためには塩基度
が低いこと例えば66%であることを必要とし、そして
なめし工程の進行中に、塩基度を高めている。市場では
より高い塩基度にしたクロムなめし剤を入手できる。し
かしこれは単一でな(、例えばドロマイト、炭酸カルシ
ウム及び/又は酸化マグネシウムを含む低塩基性クロム
塩の混合物である。これはなめし工程の間に塩基度が高
ま乙ようにされて℃・る。
が低いこと例えば66%であることを必要とし、そして
なめし工程の進行中に、塩基度を高めている。市場では
より高い塩基度にしたクロムなめし剤を入手できる。し
かしこれは単一でな(、例えばドロマイト、炭酸カルシ
ウム及び/又は酸化マグネシウムを含む低塩基性クロム
塩の混合物である。これはなめし工程の間に塩基度が高
ま乙ようにされて℃・る。
本発明者らは、皮なめしのため57〜66当量%のOH
基を含有し、その残りの硫酸残基が有機酸残基により1
0当弗%までの量で置き換えられて℃・る高塩基性の単
一の硫酸クロムなめし剤を使用しうろ皮なめし方法を見
出した。
基を含有し、その残りの硫酸残基が有機酸残基により1
0当弗%までの量で置き換えられて℃・る高塩基性の単
一の硫酸クロムなめし剤を使用しうろ皮なめし方法を見
出した。
遮蔽された高塩基性の硫酸クロムを製造するための有機
酸又は酸アニオンとしては、低級アルカンカルボン酸特
に義酸及び酢酸が、用いられるがジカルボン酸例えばア
ジピン酸、及び芳香族カルボン酸特にフタル酸も用いら
れる。これらの酸のうちでは酢酸及び義酸が優れている
。
酸又は酸アニオンとしては、低級アルカンカルボン酸特
に義酸及び酢酸が、用いられるがジカルボン酸例えばア
ジピン酸、及び芳香族カルボン酸特にフタル酸も用いら
れる。これらの酸のうちでは酢酸及び義酸が優れている
。
本発明によれば、皮なめしに際して50%以上の塩基度
を有する硫酸クロム−■ぜま有利には使用できないと℃
・う一般の偏見が克服される。
を有する硫酸クロム−■ぜま有利には使用できないと℃
・う一般の偏見が克服される。
の処置なしく(、より迅速になめしを行いうろことであ
る。
る。
本発明に用いられるなめし剤の製造は、自体普通の手段
により、その塩基度を例えば苛性ソーダ溶液を用いて場
合により適当な遮蔽剤を酸の形で又は硫酸性クロム(1
)塩溶液からの塩の形で反応させることにより調節して
行うことができる。このなめし剤は、例えば亜硝酸塩又
は二酸化硫黄又はその他の還元剤例えばメタノールを用
いて、クロム酸塩/重クロム酸塩溶液の還られる。
により、その塩基度を例えば苛性ソーダ溶液を用いて場
合により適当な遮蔽剤を酸の形で又は硫酸性クロム(1
)塩溶液からの塩の形で反応させることにより調節して
行うことができる。このなめし剤は、例えば亜硝酸塩又
は二酸化硫黄又はその他の還元剤例えばメタノールを用
いて、クロム酸塩/重クロム酸塩溶液の還られる。
特に優れた裏箱態様においては塩基度を約60%となし
、遮蔽度が約5%そして二酸化クロム含量が乾物量に対
し約26〜25%である。
、遮蔽度が約5%そして二酸化クロム含量が乾物量に対
し約26〜25%である。
°前記方法により製造されたクロム塩溶液は、そのまま
クロムなめし剤溶液として使用できる。
クロムなめし剤溶液として使用できる。
またこの溶液は噴霧乾燥器又は他の乾燥器により粉末状
に乾燥され、これは貯蔵安定で使用に際して再び水に澄
明に゛溶解することができる。
に乾燥され、これは貯蔵安定で使用に際して再び水に澄
明に゛溶解することができる。
こうして礼られる本発明に使用可能な粉末状の硫酸クロ
ムなめし剤は、酸化クロムを15〜30重景%含重上る
。
ムなめし剤は、酸化クロムを15〜30重景%含重上る
。
本発明による皮なめしはその他の点では、従来普通のク
ロム塩によると同様に行われる。
ロム塩によると同様に行われる。
一般に、脱灰されそして塩水漬けされた脱毛皮を、次い
で同じ浴で又は牛皮重量に対し60〜100%の量の新
しい浴中で、牛皮重量に舛し0.5〜2.5重量%好ま
しくは1.4〜1,8重量%の酸化クロムにより、約3
ないし10時間つきさらし、次いで古くから知られた様
式でさらに加工を行う。本発明によI2用いられる硫酸
クロムなめし剤は、従来のクロムなめし剤と同様に、他
の植物性又は合成のなめし剤と併用できる。これは0例
えば西ドイツ特許出願公告2634666号明細劉7、
方法により、水溶性のモノ−又はポリグリコールにより
変性することもできる。
で同じ浴で又は牛皮重量に対し60〜100%の量の新
しい浴中で、牛皮重量に舛し0.5〜2.5重量%好ま
しくは1.4〜1,8重量%の酸化クロムにより、約3
ないし10時間つきさらし、次いで古くから知られた様
式でさらに加工を行う。本発明によI2用いられる硫酸
クロムなめし剤は、従来のクロムなめし剤と同様に、他
の植物性又は合成のなめし剤と併用できる。これは0例
えば西ドイツ特許出願公告2634666号明細劉7、
方法により、水溶性のモノ−又はポリグリコールにより
変性することもできる。
高度の塩基性塩を用いる本方法は、良好なりロム吸収及
びクロム固定と同時に、簡易化されかつ確実なりロムな
めしの実施を可能にし、これによって慣用のなめし方法
に比して出来上った皮革中の酸化クロム含量を低下する
ことなしに、供給される酸化クロム量を減少させること
ができる。
びクロム固定と同時に、簡易化されかつ確実なりロムな
めしの実施を可能にし、これによって慣用のなめし方法
に比して出来上った皮革中の酸化クロム含量を低下する
ことなしに、供給される酸化クロム量を減少させること
ができる。
次の実施例により、この新規なりロムなめし剤の製造と
応用を説明する。
応用を説明する。
クロムなめし、脱灰され塩水漬けされた脱毛生皮の例、
%の記載は脱毛生皮の重量に関する。
%の記載は脱毛生皮の重量に関する。
実施例1
3 mmの厚さと削った脱毛生皮の塩水漬は及びなめし
: 25°Cの水60%、食塩5%により10分間つきさら
す。次いで85%義酸を0.4%(1:5希釈)、98
%硫酸を05%(1:10希釈)添加して2時間つきさ
らす。浴のpH価は6.6゜酢酸残基により5当量楚遮
蔽した塩基度60条の粉末状硫酸クロムなめし剤の形で
、酸化クロム1.8係を添加して6時間?きさらす。浴
のpH価は6.6゜ 実施例2 3 mraの厚さに削った脱毛生皮の塩水漬は及びな、
めし: 25°Cの水60%、食塩5%により10分間つきさら
す。次いで85%義酸を0,4%(1:5希釈)、98
%硫酸を0.5係(1:10希釈)添加して2時間つき
さらす。浴のpH価は3,6゜酢酸残基により7当量係
遮蔽した塩基度60チの粉末状硫酸クロムなめし剤の形
で、酸化りpム1.6係を添加して2時間つきさらす。
: 25°Cの水60%、食塩5%により10分間つきさら
す。次いで85%義酸を0.4%(1:5希釈)、98
%硫酸を05%(1:10希釈)添加して2時間つきさ
らす。浴のpH価は6.6゜酢酸残基により5当量楚遮
蔽した塩基度60条の粉末状硫酸クロムなめし剤の形で
、酸化クロム1.8係を添加して6時間?きさらす。浴
のpH価は6.6゜ 実施例2 3 mraの厚さに削った脱毛生皮の塩水漬は及びな、
めし: 25°Cの水60%、食塩5%により10分間つきさら
す。次いで85%義酸を0,4%(1:5希釈)、98
%硫酸を0.5係(1:10希釈)添加して2時間つき
さらす。浴のpH価は3,6゜酢酸残基により7当量係
遮蔽した塩基度60チの粉末状硫酸クロムなめし剤の形
で、酸化りpム1.6係を添加して2時間つきさらす。
アジピン酸ジナトリウム05%を添加して4時間つきさ
らす。、浴のpH価は6.8、浴温は45C0 実施例6 3 m7Aの厚さに削った脱毛生皮の塩水漬け:25℃
の水80%、食塩6飴により5分間つきさらす。次いで
98%硫酸を1.4%(1:10希釈)を添加して2時
間つきさらす。浴のpH価は2.2゜さらに義酸ナトリ
ウム1%を添加して1時間つきさらす。浴のpH価は6
4゜浴を放出ずろ。
らす。、浴のpH価は6.8、浴温は45C0 実施例6 3 m7Aの厚さに削った脱毛生皮の塩水漬け:25℃
の水80%、食塩6飴により5分間つきさらす。次いで
98%硫酸を1.4%(1:10希釈)を添加して2時
間つきさらす。浴のpH価は2.2゜さらに義酸ナトリ
ウム1%を添加して1時間つきさらす。浴のpH価は6
4゜浴を放出ずろ。
なめし:
25°Cの水90%を添加し、酢酸残基により5当量係
遮蔽した塩基度62%の硫酸クロムなめし剤の形で、酸
化クロム1.5%を添加して5時間つきさらす。浴のp
H価は3.5 。
遮蔽した塩基度62%の硫酸クロムなめし剤の形で、酸
化クロム1.5%を添加して5時間つきさらす。浴のp
H価は3.5 。
めし:
25°Cの水50チ、食塩6%により10分間つきさら
す。次いで85係義酸を0,8%(1:5希釈)添加し
て2時間つきさらす。浴のpH価は65oさらに98%
硫酸を0.2%(1:10希釈)添加して15分間つき
さらす。浴のpH価は2.9゜ 義酵残基により5当量係遮蔽した塩基度60飴のクロム
なめし剤の形で、酸化クロム1,5%を添加して8時間
つきさらす。浴のpH価は3゜4、浴温は45°C0 実施例5 脱灰し水洗した羊の毛皮の塩水漬け: 25℃の水100%、食塩10%により10分間つき−
さらし、85%義帳を0.4%(1:5希釈)、98%
硫酸を0.2%(1:10希釈)添加して、60分間つ
きさらす。浴のpH価は4.2゜酢酸残基により8当量
係遮蔽した塩基度58係の硫酸クロムなめし剤の形て、
酸化クロム1゜4%を添加して6時間つきさらす。浴の
pII価は4,0、浴温は65°C0 実施例6 削った牛皮革の後クロム処理。係は牛皮の重量に関する
。
す。次いで85係義酸を0,8%(1:5希釈)添加し
て2時間つきさらす。浴のpH価は65oさらに98%
硫酸を0.2%(1:10希釈)添加して15分間つき
さらす。浴のpH価は2.9゜ 義酵残基により5当量係遮蔽した塩基度60飴のクロム
なめし剤の形で、酸化クロム1,5%を添加して8時間
つきさらす。浴のpH価は3゜4、浴温は45°C0 実施例5 脱灰し水洗した羊の毛皮の塩水漬け: 25℃の水100%、食塩10%により10分間つき−
さらし、85%義帳を0.4%(1:5希釈)、98%
硫酸を0.2%(1:10希釈)添加して、60分間つ
きさらす。浴のpH価は4.2゜酢酸残基により8当量
係遮蔽した塩基度58係の硫酸クロムなめし剤の形て、
酸化クロム1゜4%を添加して6時間つきさらす。浴の
pII価は4,0、浴温は65°C0 実施例6 削った牛皮革の後クロム処理。係は牛皮の重量に関する
。
50°Cの水50%、酢酸残基により5当量係遮蔽した
塩基度60チのクロムなめし剤の形で、酸化クロム1.
5%を用いて2時間つきさらす。
塩基度60チのクロムなめし剤の形で、酸化クロム1.
5%を用いて2時間つきさらす。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 を 57〜66当量%のOH基。含有し、その残りの硫酸残
基が有機酸残基により10当量%までの量で置き−換え
られている高塩基性の硫酸クロムなめし剤を皮なめしの
ため使用することを特徴とする、皮なめし方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE33063745 | 1983-02-24 | ||
DE19833306374 DE3306374A1 (de) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | Verfahren zum gerben von haeuten mit einem hochbasischen chromgerbstoff |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59159900A true JPS59159900A (ja) | 1984-09-10 |
Family
ID=6191660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2969184A Pending JPS59159900A (ja) | 1983-02-24 | 1984-02-21 | 高塩基性クロムなめし剤による皮なめし方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0121697A1 (ja) |
JP (1) | JPS59159900A (ja) |
DE (1) | DE3306374A1 (ja) |
ES (1) | ES8501000A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2003209672A1 (en) * | 2002-02-28 | 2003-09-09 | Council Of Scientific And Industrial Research | A process for making chrome tanned leathers |
BRPI0203260B8 (pt) * | 2002-08-09 | 2022-11-29 | Rhodia Poliamida E Especialidades Ltda | Processo de curtimento de pele. |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1230170B (de) * | 1960-10-28 | 1966-12-08 | Bayer Ag | Gerbverfahren |
FR1466426A (fr) * | 1965-12-03 | 1967-01-20 | Kuhlmann Ets | Tannage au chrome à un bain sans basification |
BR7405412D0 (pt) * | 1973-07-07 | 1975-03-25 | Basf Ag | Processo para obtencao de materias curtentes basicas ao cromo soluveis em agua a frio |
DE2908967A1 (de) * | 1979-03-07 | 1980-09-18 | Bayer Ag | Alterungsbestaendige chromgerbstoffe |
-
1983
- 1983-02-24 DE DE19833306374 patent/DE3306374A1/de not_active Withdrawn
-
1984
- 1984-02-16 EP EP84101626A patent/EP0121697A1/de not_active Withdrawn
- 1984-02-21 JP JP2969184A patent/JPS59159900A/ja active Pending
- 1984-02-23 ES ES529988A patent/ES8501000A1/es not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES529988A0 (es) | 1984-11-01 |
DE3306374A1 (de) | 1984-08-30 |
ES8501000A1 (es) | 1984-11-01 |
EP0121697A1 (de) | 1984-10-17 |
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