JPS63101500A - 省クロムなめし法 - Google Patents

省クロムなめし法

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JPS63101500A
JPS63101500A JP25174287A JP25174287A JPS63101500A JP S63101500 A JPS63101500 A JP S63101500A JP 25174287 A JP25174287 A JP 25174287A JP 25174287 A JP25174287 A JP 25174287A JP S63101500 A JPS63101500 A JP S63101500A
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JP
Japan
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acid
chromium
tanning
leather
minutes
Prior art date
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Pending
Application number
JP25174287A
Other languages
English (en)
Inventor
ノルベルト・ミユンヒ
カルルハインツ・フックス
ジーグムント・ハレル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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Publication date
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Publication of JPS63101500A publication Critical patent/JPS63101500A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C14SKINS; HIDES; PELTS; LEATHER
    • C14CCHEMICAL TREATMENT OF HIDES, SKINS OR LEATHER, e.g. TANNING, IMPREGNATING, FINISHING; APPARATUS THEREFOR; COMPOSITIONS FOR TANNING
    • C14C1/00Chemical treatment prior to tanning
    • C14C1/08Deliming; Bating; Pickling; Degreasing

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 クロムなめし法は、表革における一つの本質的な工程で
ある。耐ボイル性の革を得るためには、通例の方法では
、裸皮の重量に関して0r1032ないし2.5係当量
に相当する濃度においてクロム塩を供給する。しかしな
がら、この量のうちで70ないし80%のみが実際上永
続的に皮の中に固定され、従ってクロムなめし剤の20
ないし30係は、廃水中に放出される。
経済的のみならずまた環境生態学的理由によシ、皮への
クロムの固着を改善しそして耐ボイル性のなめしに必要
なりロムの量を減少せしめよつとする試みは、過去にお
いて度々なされた。
例えば、なめし液のpH値を通常の水準を超えるまで上
昇させることによって、クロムなめし剤の消耗度を改善
することが可能である。しかしながら、クロムなめし剤
の収斂性の同時的な上昇は、粒起草、すなわち品質的に
劣った革をもたらす。更に、大抵の場合、面積の減少を
伴なう。
更に、なめし液の温度を通常の38〜40℃から約45
℃に高めることによって、り、ロムなめし剤の消耗度の
改善が得られる。しかしながら、温度の上昇は、同様に
クロムなめし剤の収斂性の増大をもたらすので、この場
合粒起革および収量の減少、すなわち革の品質の低下を
もたらす危険もある。
更に、ドイツ特許第2.424.500号公報から、例
えばフタル酸のような錯化活性芳香族ジーおよびトリカ
ルボン酸および/ま九はそれらの塩が皮の中へのクロム
の固着の改善を得るために、浸酸またはクロムなめし中
に使用されることが知られている。しかしながら、それ
らが浸酸に使用されるならば、続いてのクロムなめし剤
の浸透速度の明らかな低下、クロムの不均一な分布をも
たらし、そしてよシ厚い、裏ごしされていない裸皮の場
合には、ある場合ICはなめし剤の不充分な浸透に終る
結果になる。
もしそれらをクロムなめしにおいて使用するならば、こ
れらの欠点を減少させるために、なめしを概ね2段階に
おいて、すなわち、通常有機的に=?v−ト化された硫
酸クロム佃〕なめし剤を用いて低いpH値において温和
な予備なめしを行ない、そして次に錯化活性(komp
lex已に−tive ’)  芳香族ジーおよびトリ
カルボン酸のみを、または更にクロムなめし剤および/
iたは塩基性化剤の存在下に、添加することによって、
2段階においてなめしを行なわなければならない。
本発明者らは、この度、なめしの前に裸皮をヒドロキシ
カルボン酸またにそれらの塩α25〜5%、好ましくは
1〜t5%で前処理しそして次になめしを行なうことに
よって、溶液の消耗度(Badauazehrung 
’)ならびにクロムなめし剤の分布および革への固着が
著しく改善されうる新規な方法を見出した。
ヒドロキシカルボン酸としては、好ましくは乳酸および
ヒドロキシ酢酸(グリコール酸)またハ飼工ばヒドロヤ
シコハク酸、クエン酸、酒石酸のようなヒドロキシジカ
ルボン酸が使用すれる。遊離の酸の代りに、それらの塩
、好まし塩を用いる前処理は、前記の濃度の水性液浴を
用いて行なわれる。この前処理は、別個に行なうことも
できるが、これらの酸を用いる前処理を浸酸と組合せる
ことが有利である。浸酸との組合せはまた、上記の酸を
浸酸液に添加することによって、通例そこで一緒に使用
されるギ酸、酢酸またはこれらの酸のアルカリ金属塩の
ような封鎖酸(masklerende sMuren
 )  f省略することができるという利点をも有する
。浸酸液は、さもなければ、この目的で通例、慣用の酸
および塩を含有する。
次のクロムなめしは、通常市販されているクロム(Il
l)なめし剤を用いてそれ自体公知の方法で行なわれ、
その際流行の自己塩基性化クロムロ)なめし剤もまた問
題なく使用されうる。
しかしながら、このなめし法にとっては、前記のヒドロ
キシカルボン酸を用いる裸皮の前処理に条件づけられて
、極めて均一なりロムの分布、卓越した着色均一性(F
arbθgalitにt)および極めて良好な物理的性
質を有する耐ボイル性の革を得るためには、裸皮に関し
てCrtOsloないしt3%という低いクロム供給量
で十分であるということは、特に意義のあることである
毛皮の仕上げにおいては、浸酸液に列えはグリコール酸
を使用することは、ずっと以前から知られている。しか
しながら、この場合、クロムの吸収ないしはクロムの消
耗の改善に関連するものではなく、すなわち元来大抵の
場合に明パンを用いてなめしが行なわれるのとは異なっ
て、柔軟な綿様の毛皮何本の製造が間;但になっている
のである。
本発明による方法の利点は、従来技術に比較して著しく
減少せしめられ念クロムなめし剤量を用いながら、悪影
響を受けないのみならず、また引張強さ、破断時の伸び
、および福引裂強度のような物理的性質もま之明らかに
改善されることに存する。更に、明らかによシ低いクロ
ムなめし剤の量において、溶液の消耗度の改善およびク
ロムなめし剤の革への固着の改善が得られ、しかも消耗
されたなめし剤液の残存クロム含量は、[L2%以下に
保たれる。本発明による方法の利点は、例えば牛、こう
し、豚、山羊または羊のようなすべての入手しうる皮革
のクロムなめしにうまく使用されうろことである。
例1 30℃の水200%’i用いる2時間の汚れ落し水づけ
(Schmutzweiche )の後、牛皮を裏打ち
し、秤貸しそして2〜3 rpmで回転するドラムの中
で30℃の水200%、ベンゼンジスルホン酸のナトリ
ウム塩1llL5%および酵素系iff助剤匡5%を含
有する主浸漬液(Haもtweiche )中で処理す
る◇石灰づけは、主浸漬液の残存浴25%、30優液の
硫化ナトリウム氷化物t5係、アルキルアリールポリグ
リコールエーテル0.3%、60762%の硫化ナトリ
ウム2.596、水酸化カルシウムSO%およびポリホ
スフェート13%をいれたドラム内で行なわれる。試薬
を添加した後に、ドラムを2〜3 rpmの回転数で4
0分間連続的に回転し、次いで全部を25分間、それぞ
れ5分間、全部で9o分間に亘って緩やかに攪拌する。
今度は20分間の間隔をおいて3つの部分に分けて30
℃の水30%づつの添加を行なう。全体の石灰づけの時
間は、14〜16時間である。石灰づけの終了後50℃
の水200%を用いて2回洗滌する。
脱灰のために、革を水15%、塩化アンモニウム2係、
例えばクエン酸を基剤とした脱灰剤2優および二硫化ナ
トリウムα5qb6用いて50〜60分間処理する。そ
の後で、革ヲ32℃の水85%、アルキルアリールポリ
グリコールエーテルα2%、ベンゼンジスルホン酸のナ
トリウム塩[15%および細菌性酵素α2%を用いて5
 rpmの回転数でゆつくシと動かす。液を排出させた
後、25℃の水200%で10分間洗滌する。この工程
を2回反復する。
浸酸のために、裸皮(+−22℃の水50%および食塩
係と共に10分間ゆり動かす。次いで57係の水性グリ
コール酸t5%を添加し、9 rpmの回転数で2時間
ゆり動かす。その後で、酸化クロム25〜26チを含有
する粉末状の341の塩基性硫酸クロム5壬を添加する
。裸皮中にクロムを完全に浸透せしめた後に、重炭酸ナ
トリウムを用いて1時間の間にpH40〜4.1まで中
和する。40〜4.1の一定のpH値に達した後に、浴
@度を40〜42℃に高め、そして更に6時間ゆ〕動か
す。液の残留クロム含量は121%である。
得られたウェット・ブルー(Wet blue ) f
i、耐ボイル性である。通常のように仕上げられた革は
、明るい色、微細なブレーンおよび柔軟な手触シを有す
る。
以下の例においては、牛皮に、例1に従ってそれぞれ浸
酸の段階まで処理された。
22リ 2 列1に従って水づけ(geweichtθ)、石灰づけ
、脱灰そしてなめされた牛皮を22℃の水200%で1
5分間すすいだ後に、水50%および食塩596の液の
中に浸し、そしてなめしドラム内で9 rpmの回転数
で10分間ゆシ動かす。
次いで57%のグリコール酸水溶液1.0%を添加し、
そして更に2時間ゆシ動かす。その後で、粉末状の53
%塩基性硫酸クロムを25〜26係のクロムa度におい
て5%および重炭酸ナトリウム[L25%を用いて徐々
に中和する。4.0〜4.1の一定のpH値に達した後
に、液温度を40〜42℃に高める。全操作時間は9〜
10時間である。
液の残留クロム含量はα18%である。得られたウェッ
ト・ブルーは、耐ボイル性である。
例3 例1に従って水づけ、石灰づけ、脱灰そしてなめされた
牛皮を22℃の水200%で15分間洗滌した後、水5
0チおよび食塩5係の液の中に浸し、そして10分間ゆ
力動かす。
次にグリオキシル酸の40%水溶液1優およびグリコー
ル酸の57%水溶液α5%を添加し、そして2時間ゆり
動かす。その後で、25〜26係のクロム濃度を有する
粉末状の53%塩基性硫酸クロム5%を添加する。裸皮
にクロムを完全に浸透せしめt後に、中和のために酸化
マグネシウム115〜CL2%を添加し、そして液温度
を40〜42℃に高める。MgOの添加後の操作時間は
、8〜9時間である。
最終pH値40゜液の残留クロム含量α17゜得られた
ウェット・ブルーは、耐ボイル性であった。
例4 例1に従って水づけしそして石灰づけされた、石灰づけ
後に2.0mに裂かれた( gespaltene )
牛皮を、脱灰し、なめしそして22℃の水200優で1
5分間洗滌した後に、22℃の水30%、食塩5%およ
び57%のグリコール酸溶液t5係の液浴中で9 rp
mの回転数で2時間ゆシ動かす。その後で、ナトリウム
クロライドを基剤とした酸化性漂白剤1憾の添加を行な
いそして2時間ゆシ動かす。残存酸化力(Re5toz
idations−kraft )f消滅させるために
、2亜硫酸ナトリウム12〜14憾を添加し、そして3
0分間ゆシ動かす。粉末状の33%塩基性硫酸クロム5
係を添加し、そして1〜2時間ゆ夛動かす。裸皮にクロ
ムが完全に浸透した後に、中和する念めに酸化マグネシ
ウムCL15〜CL2’lを添加し、そして溶液温度(
i−40〜42℃に高める。MgO添加後の操作時間は
、8〜9時間である。最終pE[値4.1゜液の残存ク
ロム含i[118896゜得られ之ウェットーブルーは
耐ボイル性である。
上記各列中の百分率の記載は、特記しない限り、裸皮な
いしは革の重量を基準にしたものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、クロムなめしの前に裸皮をヒドロキシカルボン酸ま
    たはそれらの塩0.25〜5%、好ましくは1〜1.5
    %で前処理することを特徴とする省クロムなめし法。 2、ヒドロキシカルボン酸またはそれらの塩による前処
    理を浸酸と一緒に行なう特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 3、ヒドロキシカルボン酸としてグリコール酸、乳酸、
    ヒドロキシコハク酸、クエン酸、酒石酸またはそれらの
    塩を使用する特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、裸皮をグリコール酸で前処理する特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 5、ヒドロキシカルボン酸で前処理されたなめし革を裸
    皮に関して酸化クロム1.25ないし1.5%のクロム
    供給量を用いてなめしを行なう特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 6、クロムなめしの前に裸皮をヒドロキシカルボン酸ま
    たはそれらの塩0.25〜5%、好ましくは1〜1.5
    %で前処理することによつて製造されたなめし革。
JP25174287A 1986-10-08 1987-10-07 省クロムなめし法 Pending JPS63101500A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3634278.5 1986-10-08
DE19863634278 DE3634278A1 (de) 1986-10-08 1986-10-08 Verfahren zur chromspargerbung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63101500A true JPS63101500A (ja) 1988-05-06

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ID=6311313

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25174287A Pending JPS63101500A (ja) 1986-10-08 1987-10-07 省クロムなめし法

Country Status (4)

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EP (1) EP0270767A1 (ja)
JP (1) JPS63101500A (ja)
BR (1) BR8705312A (ja)
DE (1) DE3634278A1 (ja)

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JP2009070786A (ja) * 2007-09-18 2009-04-02 Institute Of Physical & Chemical Research Rfコンタクト、rfコンタクト付きベローズ
JP2016535109A (ja) * 2013-09-30 2016-11-10 ロディア・ポリアミダ・エ・エスペシアリダデス・リミターダRhodia Poliamida E Especialidades Ltda 皮革を得るためのなめし方法

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EP0270767A1 (de) 1988-06-15
BR8705312A (pt) 1988-05-24
DE3634278A1 (de) 1988-04-21

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