JPS59159315A - 管状繊維強化樹脂の成形方法 - Google Patents
管状繊維強化樹脂の成形方法Info
- Publication number
- JPS59159315A JPS59159315A JP58034909A JP3490983A JPS59159315A JP S59159315 A JPS59159315 A JP S59159315A JP 58034909 A JP58034909 A JP 58034909A JP 3490983 A JP3490983 A JP 3490983A JP S59159315 A JPS59159315 A JP S59159315A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- mandrel
- prepreg
- thermosetting resin
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Fishing Rods (AREA)
- Golf Clubs (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は管状繊維強化樹脂の成形方法に関し、さらに詳
しくは、繊維強化樹脂製の釣竿やゴルフシャフトなどの
管状体を成形づるのに好適な方法に関する。
しくは、繊維強化樹脂製の釣竿やゴルフシャフトなどの
管状体を成形づるのに好適な方法に関する。
釣竿やゴルフシャツ!〜などの管状の繊維強化樹脂(以
下、繊維強化樹脂をFRPという)は、従来、炭素繊維
やガラスI41紺などの補強[fを一方向に互に並行か
つシー1へ状に引き揃えたものまたは上記補強繊維の織
物に、マトリクス樹脂たるB−ステージの熱硬化性樹脂
を含浸してなるプリプレグを、前型剤を塗布したテーパ
ー付マンドレルに、補強繊維がマンドレルの長手方向に
対して所望の方向になるように巻き付け、さらにその十
にセロハンテープを少しづつオーバーラツプさせながら
螺旋状に巻ぎ付け、次いで加熱炉に入れ、セロハンテー
プの熱収縮による締付力を付与しながらマトリクス樹脂
を硬化させ、加熱炉から取り出して冷却した後セロハン
テープを取り除き、マンドレルを引き抜くことによって
成形している。しかしながら、かかる従来の方法は、成
形時にプリプレグがマンドレルの大径側から小径側に向
かって移動する、いわゆる炉落ちが発生するという欠点
があった。
下、繊維強化樹脂をFRPという)は、従来、炭素繊維
やガラスI41紺などの補強[fを一方向に互に並行か
つシー1へ状に引き揃えたものまたは上記補強繊維の織
物に、マトリクス樹脂たるB−ステージの熱硬化性樹脂
を含浸してなるプリプレグを、前型剤を塗布したテーパ
ー付マンドレルに、補強繊維がマンドレルの長手方向に
対して所望の方向になるように巻き付け、さらにその十
にセロハンテープを少しづつオーバーラツプさせながら
螺旋状に巻ぎ付け、次いで加熱炉に入れ、セロハンテー
プの熱収縮による締付力を付与しながらマトリクス樹脂
を硬化させ、加熱炉から取り出して冷却した後セロハン
テープを取り除き、マンドレルを引き抜くことによって
成形している。しかしながら、かかる従来の方法は、成
形時にプリプレグがマンドレルの大径側から小径側に向
かって移動する、いわゆる炉落ちが発生するという欠点
があった。
すなわち、マトリクス樹脂は、加熱に伴って−[1軟化
し、流動性をもつようになる。一方、+111熱はンン
ドレルに巻きイ・1けたプリプレグの外側から(jわれ
るので、マンドレルの温度士!771.よせ[]ハハン
チ−やプリプレグのそれ(こくらべ(かなり遅くなる。
し、流動性をもつようになる。一方、+111熱はンン
ドレルに巻きイ・1けたプリプレグの外側から(jわれ
るので、マンドレルの温度士!771.よせ[]ハハン
チ−やプリプレグのそれ(こくらべ(かなり遅くなる。
したがって、[[1ハンデーゾの熱収縮による締付力が
加わり始めてもマンドレルに接する部分の71〜リクス
樹脂Catまだかなりの流動性をし・)でいる。このよ
うな状態で締付力が加わると、マンドレルが−j−パー
を有しているために、その人1¥側から小径側に向かう
方向の、締イ(i力の分力ができ、その分力によってプ
リプレグがマンドレル十を大径側から小径側に向か−)
で移動せしめられるのぐある。この、いわゆる短溝らが
発生りると、補強繊維やマトリクス樹脂の分布にむらが
でき、所望の特性を右で−る管状「R1)を得ることが
できなくなる。また、特に直径の小さい部分0反りがて
゛ぎるJともある。
加わり始めてもマンドレルに接する部分の71〜リクス
樹脂Catまだかなりの流動性をし・)でいる。このよ
うな状態で締付力が加わると、マンドレルが−j−パー
を有しているために、その人1¥側から小径側に向かう
方向の、締イ(i力の分力ができ、その分力によってプ
リプレグがマンドレル十を大径側から小径側に向か−)
で移動せしめられるのぐある。この、いわゆる短溝らが
発生りると、補強繊維やマトリクス樹脂の分布にむらが
でき、所望の特性を右で−る管状「R1)を得ることが
できなくなる。また、特に直径の小さい部分0反りがて
゛ぎるJともある。
一方、特開昭57−22636号公報には、マンドレル
へのプリプレグの谷付けに先立って、糸よlこは熱硬化
性樹脂を含浸した糸をマンドレルの長手f5向に対して
30〜45′″の角度−(゛螺旋状に粗巻きしでおき、
その糸とプリブ1ノグとの摩1察(、二J、っ−C短溝
らを防止する方法が提案されている。1しかしくヱが1
)、このブ)法は、短溝t3の防■−効渠が十分でない
ばかりか、マンドレル(こ巻き例(jた糸が「R「)中
に残存してぞの調子を変化さ1!るのて・。
へのプリプレグの谷付けに先立って、糸よlこは熱硬化
性樹脂を含浸した糸をマンドレルの長手f5向に対して
30〜45′″の角度−(゛螺旋状に粗巻きしでおき、
その糸とプリブ1ノグとの摩1察(、二J、っ−C短溝
らを防止する方法が提案されている。1しかしくヱが1
)、このブ)法は、短溝t3の防■−効渠が十分でない
ばかりか、マンドレル(こ巻き例(jた糸が「R「)中
に残存してぞの調子を変化さ1!るのて・。
特に剛性や)弾性率などの諸特性におい(微妙’TK調
了が要求される釣竿などの管状F RP 8成形する場
合には問題がある。
了が要求される釣竿などの管状F RP 8成形する場
合には問題がある。
本発明の目的は、従来の方法の上記欠点を解決し、成形
時の短溝らを防止することができ、所望の特性を有する
管状FRPを成形することができるばかりか、反りの少
ない管状「(マ[)を+Efることができる方法を捉供
するにある。
時の短溝らを防止することができ、所望の特性を有する
管状FRPを成形することができるばかりか、反りの少
ない管状「(マ[)を+Efることができる方法を捉供
するにある。
上記目的を達成づるための本発明は、補強繊維に[3−
ステージ(たとえば、[ブフスチツク]−業辞典−1、
第107頁、1973年9[−] 25 El、株式会
ン1工業調査会刊)の熱硬化竹樹脂を含浸しくなるプリ
プレグをテーパ・−イ1マンドレルに谷きイN1け、そ
の−1L二熱収縮性テープを巻きイ・ローJ、加熱して
前記熱硬化性樹脂を硬化させた後前記マンドレルを引さ
庚いて管状の繊維強化樹脂を成形する方法にあい(、前
記マンドレルに、前記プリプレグの巻回に先ftって、
130℃におけるゲルタイムが、前記熱硬化f1樹脂の
それの80%以上であり、かつ80へ一7′100秒で
ある熱硬化性樹脂を塗作する管状繊維強化樹脂の成形方
法を特徴とするものである。
ステージ(たとえば、[ブフスチツク]−業辞典−1、
第107頁、1973年9[−] 25 El、株式会
ン1工業調査会刊)の熱硬化竹樹脂を含浸しくなるプリ
プレグをテーパ・−イ1マンドレルに谷きイN1け、そ
の−1L二熱収縮性テープを巻きイ・ローJ、加熱して
前記熱硬化性樹脂を硬化させた後前記マンドレルを引さ
庚いて管状の繊維強化樹脂を成形する方法にあい(、前
記マンドレルに、前記プリプレグの巻回に先ftって、
130℃におけるゲルタイムが、前記熱硬化f1樹脂の
それの80%以上であり、かつ80へ一7′100秒で
ある熱硬化性樹脂を塗作する管状繊維強化樹脂の成形方
法を特徴とするものである。
本発明の方法をざらに詳細に説明するに、本発明におい
て番よ、まずシリプレグを準備4る。このシリプレグは
、たとえば、炭素ll1n、ガラスIji1t、有機高
弾性IIN(たとえば、ポリアラミドIN紐など゛)、
シリ」ンカーバイド繊紺、ボロン繊維等の高強度、高弾
性繊維からなる補強繊維を一方向にHに並行かつシー1
〜状に引き揃えたものまたは」L記補強繊雛の織物に、
71−リクス樹脂たるB−ステージの熱硬化竹樹脂、た
とλば、エポキシ樹脂、不飽和ポリニーステル樹脂、フ
ェノール樹脂、ポリイミド樹脂などを含浸してなるもの
である。上記補強IINは、同一の1リブレグについて
ただ1種5− 類のものを使用してもJ、いし、責なる種類の補強繊維
を交nに規則性をも−、)で、まt、菖ま不規則に並べ
たり、混繊織物の形でイガ用してもよい。
て番よ、まずシリプレグを準備4る。このシリプレグは
、たとえば、炭素ll1n、ガラスIji1t、有機高
弾性IIN(たとえば、ポリアラミドIN紐など゛)、
シリ」ンカーバイド繊紺、ボロン繊維等の高強度、高弾
性繊維からなる補強繊維を一方向にHに並行かつシー1
〜状に引き揃えたものまたは」L記補強繊雛の織物に、
71−リクス樹脂たるB−ステージの熱硬化竹樹脂、た
とλば、エポキシ樹脂、不飽和ポリニーステル樹脂、フ
ェノール樹脂、ポリイミド樹脂などを含浸してなるもの
である。上記補強IINは、同一の1リブレグについて
ただ1種5− 類のものを使用してもJ、いし、責なる種類の補強繊維
を交nに規則性をも−、)で、まt、菖ま不規則に並べ
たり、混繊織物の形でイガ用してもよい。
上記7トリクス樹脂は、J3おむね成形温石の中心渇1
(に相当づる130℃(こお(」るゲルタイムが200
”□ 600秒のもので゛あるのが好ましい。づなわ
ら、130℃におけるゲルタイムが極端に長いものは、
成形]7稈にj3りる加熱温度を高くしなければならず
、そのためマンドレルの熱膨服が大きくなったり、冷却
後のFRPの残存応力が大きくなるので好ましくない。
(に相当づる130℃(こお(」るゲルタイムが200
”□ 600秒のもので゛あるのが好ましい。づなわ
ら、130℃におけるゲルタイムが極端に長いものは、
成形]7稈にj3りる加熱温度を高くしなければならず
、そのためマンドレルの熱膨服が大きくなったり、冷却
後のFRPの残存応力が大きくなるので好ましくない。
また、130℃にお番」るゲルタイムが極端に知いもの
は、成形]稈でマトリクス樹脂の硬化が早く起こりづぎ
゛、熱収縮性デーゾによる締イ」力が十分に加わらなく
4(るのでやはり好ましくない。
は、成形]稈でマトリクス樹脂の硬化が早く起こりづぎ
゛、熱収縮性デーゾによる締イ」力が十分に加わらなく
4(るのでやはり好ましくない。
本発明において、130℃におけるゲルタ、イムは次の
」、うにして測定したものである。Ij−なわち、上記
71〜リクス樹脂またはその溶液を130 :i: ’
1℃に保った熱板上に少量溝とし、それが小さな円を描
くようにスパヂコラ状の棒C直ちに攪拌を始6− める1、撹拌を続〔)でゆくと、樹脂が熱板−1から剥
蹟し、l記捧に巻きイー1くか、またはひき糸)!1を
失・)(外周(こ押しirv +Bれ、攪拌範囲の外に
食み出す、」、う(こイする1、これを終点とする。ゲ
ルタイl\は、熱根十に7トリクス樹脂またはその溶液
を落とした時から−I記終点までの時間で゛ある。
」、うにして測定したものである。Ij−なわち、上記
71〜リクス樹脂またはその溶液を130 :i: ’
1℃に保った熱板上に少量溝とし、それが小さな円を描
くようにスパヂコラ状の棒C直ちに攪拌を始6− める1、撹拌を続〔)でゆくと、樹脂が熱板−1から剥
蹟し、l記捧に巻きイー1くか、またはひき糸)!1を
失・)(外周(こ押しirv +Bれ、攪拌範囲の外に
食み出す、」、う(こイする1、これを終点とする。ゲ
ルタイl\は、熱根十に7トリクス樹脂またはその溶液
を落とした時から−I記終点までの時間で゛ある。
−/’J z適当イc ’r−−バーをもつマンドレル
を準備し、そのマンドレルの外周面にシリ−1−ン樹脂
や四−ノッ化−T−flノン樹脂などの離型剤を塗布し
た後、ぞの1llll !vj剤の1−に、刷毛塗り、
スプレー、溶液への浸油イCどの方法によ・)で、マ]
・リクス樹脂の場合と同様に定義した130℃に43け
るゲルタイムが、l−記71−リタス樹脂のでれの80
%以下であり、かつ80・−400秒、好ましく 41
100へ・200秒である熱硬化性樹脂を塗布する。以
下、この熱硬化性樹脂を下塗樹脂という。
を準備し、そのマンドレルの外周面にシリ−1−ン樹脂
や四−ノッ化−T−flノン樹脂などの離型剤を塗布し
た後、ぞの1llll !vj剤の1−に、刷毛塗り、
スプレー、溶液への浸油イCどの方法によ・)で、マ]
・リクス樹脂の場合と同様に定義した130℃に43け
るゲルタイムが、l−記71−リタス樹脂のでれの80
%以下であり、かつ80・−400秒、好ましく 41
100へ・200秒である熱硬化性樹脂を塗布する。以
下、この熱硬化性樹脂を下塗樹脂という。
1−記において、下塗樹脂は、上記7トリクス樹脂ど同
様、Jボキシ樹脂、不飽和ポリニスデル樹脂、ノ1ノー
ル樹脂、ポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂り目うなり
、かつマトリクス樹脂と同系のものであるのがりYまし
い1、すなわち、マトリクス樹脂ど下塗樹脂の種類が異
なると、′F塗樹脂によ・)で71ヘリクス樹脂の硬化
特性が変わることがある。最も好4ニジいのは、両者が
ともに王ポキシ樹脂である場合である。
様、Jボキシ樹脂、不飽和ポリニスデル樹脂、ノ1ノー
ル樹脂、ポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂り目うなり
、かつマトリクス樹脂と同系のものであるのがりYまし
い1、すなわち、マトリクス樹脂ど下塗樹脂の種類が異
なると、′F塗樹脂によ・)で71ヘリクス樹脂の硬化
特性が変わることがある。最も好4ニジいのは、両者が
ともに王ポキシ樹脂である場合である。
そ1ノで、本発明においては、上述したように130℃
におけるゲルタイムが、71−リクス樹脂のそれの80
%以下であり、かっ80−・400秒、好ましくは10
0〜200秒である下塗樹脂をマンドレルに塗布づる。
におけるゲルタイムが、71−リクス樹脂のそれの80
%以下であり、かっ80−・400秒、好ましくは10
0〜200秒である下塗樹脂をマンドレルに塗布づる。
このゲルタイムが」記範囲外であると、上述した71〜
リクス樹脂の場合と同様の問題を生ずるほか、ゲルタイ
ムが71−リクス樹脂のぞれの80%以下でない場合に
はマトリクス樹脂の硬化が先行し、炉落ちを防止するこ
とができなくなる。
リクス樹脂の場合と同様の問題を生ずるほか、ゲルタイ
ムが71−リクス樹脂のぞれの80%以下でない場合に
はマトリクス樹脂の硬化が先行し、炉落ちを防止するこ
とができなくなる。
上記において、71ヘリクス樹脂や下塗樹脂のゲルタイ
lいは、樹脂の種類、混合割合、混合条件16cどを適
当に選ぶことによって容易に調整することができる。た
とえば、シェル王ポギシ株式会社製Tボキシ樹脂゛エピ
ロー1へ”154と、同″゛Tビニ1−1−”1001
とを小吊比で60:40の割合で100 ’Cに加熱さ
れたニーダ−に入れ、約1時間混練した後ニーダ−の温
度を60℃に下げ、さらに硬化剤として二−ノッ化ホウ
素tノ上デルアミンを5重t6部添加し、30分間混練
、溶解覆ると、130”CにA3 L、iるゲルタイム
が約240秒である樹脂が得られる。また、100重量
部の上記1ポキシ樹脂゛′二1−ビ]−1・” 100
1を103重吊部のメブル王ヂルク1〜ン溶液に溶解し
、さらに硬化剤どして2−1−デル−4−メヂルイミダ
ゾールを3重蛸部加えlli拌、溶解づるど、130’
Cにお(Jるゲルタイムが約170秒である樹脂が得ら
れる。
lいは、樹脂の種類、混合割合、混合条件16cどを適
当に選ぶことによって容易に調整することができる。た
とえば、シェル王ポギシ株式会社製Tボキシ樹脂゛エピ
ロー1へ”154と、同″゛Tビニ1−1−”1001
とを小吊比で60:40の割合で100 ’Cに加熱さ
れたニーダ−に入れ、約1時間混練した後ニーダ−の温
度を60℃に下げ、さらに硬化剤として二−ノッ化ホウ
素tノ上デルアミンを5重t6部添加し、30分間混練
、溶解覆ると、130”CにA3 L、iるゲルタイム
が約240秒である樹脂が得られる。また、100重量
部の上記1ポキシ樹脂゛′二1−ビ]−1・” 100
1を103重吊部のメブル王ヂルク1〜ン溶液に溶解し
、さらに硬化剤どして2−1−デル−4−メヂルイミダ
ゾールを3重蛸部加えlli拌、溶解づるど、130’
Cにお(Jるゲルタイムが約170秒である樹脂が得ら
れる。
次に、上記プリプレグを、−[−記ンンドレルに、その
補強繊維が所望の方向を向くように、かつ所望の回数巻
き付ける。たとえば、釣竿を成形する場合には、長手方
向に所望の弾性率や剛性が得られるように、また所望の
曲げ座屈強度が得られるように、まず補強繊維が7ンド
レルのほぼ円周方向になるように巻き付(′j1その一
トにこ/υどはほぼ=9− 長手方向になるように巻き付(]る。また、ゴゴルフシ
ャツへを成形づる場合には、所望のねじり強度が1qら
れるように、補強繊維がマンドレルの長手方向に対して
±30 ’−・±45°である巻層をざらに加える。巻
付回数は、成形したい管状FRPの特性に応じて任意に
定める。
補強繊維が所望の方向を向くように、かつ所望の回数巻
き付ける。たとえば、釣竿を成形する場合には、長手方
向に所望の弾性率や剛性が得られるように、また所望の
曲げ座屈強度が得られるように、まず補強繊維が7ンド
レルのほぼ円周方向になるように巻き付(′j1その一
トにこ/υどはほぼ=9− 長手方向になるように巻き付(]る。また、ゴゴルフシ
ャツへを成形づる場合には、所望のねじり強度が1qら
れるように、補強繊維がマンドレルの長手方向に対して
±30 ’−・±45°である巻層をざらに加える。巻
付回数は、成形したい管状FRPの特性に応じて任意に
定める。
次に、マンドレルに巻き付けたプリプレグの上に、後述
する成形温度、つまり80−180℃、好ましくは90
−150℃で熱収縮可能な、たとえばセロハンテープや
ポリエチレンテープ、ポリエステルテープなどの熱収縮
性テープを、少しづつA−バーラップさせながら所望の
張力で螺旋状に巻ぎ付ける。
する成形温度、つまり80−180℃、好ましくは90
−150℃で熱収縮可能な、たとえばセロハンテープや
ポリエチレンテープ、ポリエステルテープなどの熱収縮
性テープを、少しづつA−バーラップさせながら所望の
張力で螺旋状に巻ぎ付ける。
次に、これを加熱炉に入れ、80・〜180℃、好まし
くは90〜150℃で加熱し、熱収縮性テープの熱収縮
力による加圧力を与えながら71〜リクス樹脂を硬化さ
せる。
くは90〜150℃で加熱し、熱収縮性テープの熱収縮
力による加圧力を与えながら71〜リクス樹脂を硬化さ
せる。
ン1ヘリクス樹脂が硬化した後、加熱炉から取り出し、
冷却した後マンドレルを引き抜くと管状「RPが得られ
る。
冷却した後マンドレルを引き抜くと管状「RPが得られ
る。
10−
以上説明したJ、うに、本発明の方法は、マンドレルに
プリプレグを巻き付C」るのに先で1つて、そのマンド
レルに、130°Cにおけるゲルタイムが、プリ71ノ
グの71−リクス樹脂のそれの80%以上であり、かつ
80〜400秒Cある■ζ塗樹脂を塗布するからして、
成形時にこの1ζ塗樹脂が71〜リクス樹脂よりも先に
硬化し、マンドレルどの−qべりが防止される。イのた
め、成形時にマンドレル十を1リブレグが移動する、い
わゆる短溝ちを防止づることができ、補強繊維や71−
リクス樹脂の分布のむらが少41りなり、所望の特性を
有づる管状F Rl)を1qることがて・′さる。また
、補強繊維や71〜リクス樹脂の分布のむらが少なくな
ることから、冷却後における残留応力が小さく、反りの
発生を防1(ニすることができる。
プリプレグを巻き付C」るのに先で1つて、そのマンド
レルに、130°Cにおけるゲルタイムが、プリ71ノ
グの71−リクス樹脂のそれの80%以上であり、かつ
80〜400秒Cある■ζ塗樹脂を塗布するからして、
成形時にこの1ζ塗樹脂が71〜リクス樹脂よりも先に
硬化し、マンドレルどの−qべりが防止される。イのた
め、成形時にマンドレル十を1リブレグが移動する、い
わゆる短溝ちを防止づることができ、補強繊維や71−
リクス樹脂の分布のむらが少41りなり、所望の特性を
有づる管状F Rl)を1qることがて・′さる。また
、補強繊維や71〜リクス樹脂の分布のむらが少なくな
ることから、冷却後における残留応力が小さく、反りの
発生を防1(ニすることができる。
実施例
小径1. Omm、大径11.0…m1長さ18501
11111のテーパーイ・4ンンドレルを、米国デコー
ポン椙装ポリ四ノッ化丁チレン系顛型剤V Y DΔX
−525中に浸漬した後取り出し、10分間風乾(〕て
表面に離型処即を施した。
11111のテーパーイ・4ンンドレルを、米国デコー
ポン椙装ポリ四ノッ化丁チレン系顛型剤V Y DΔX
−525中に浸漬した後取り出し、10分間風乾(〕て
表面に離型処即を施した。
次に、シェルエポキシ株式会社製1ボキシ樹脂″Tビニ
]−1〜”1001と、2−’iブJレー4−メチルイ
ミダゾール(硬化剤)と、メチルI−チルク[−ンとを
重量比で100:3:103の割合T:混合して4する
、130”Cにおけるゲルタイムが170秒である一L
ボキシ樹脂を下塗樹脂とし−C[記マンドレルに刷毛塗
りし、メチルエチルクトンが1%以1・になるまで風乾
した。
]−1〜”1001と、2−’iブJレー4−メチルイ
ミダゾール(硬化剤)と、メチルI−チルク[−ンとを
重量比で100:3:103の割合T:混合して4する
、130”Cにおけるゲルタイムが170秒である一L
ボキシ樹脂を下塗樹脂とし−C[記マンドレルに刷毛塗
りし、メチルエチルクトンが1%以1・になるまで風乾
した。
一方、東し株式会桓製炭素繊雛If l−レカ”r−3
00(単糸数6000本)を一方向にL7に平行かつシ
ー1−状に引き揃え、これにシJルTボ1シ株式会社製
TボA−シ樹脂パエビ]−1−”154と、同゛Tピー
]−1−’MOOと、三フッ化ホウ素七ノ]ニヂルアミ
ン(硬化剤)とを重量比?1″60 : 40 :5の
割合で混合してなる、130℃におけるゲルタイムが2
40秒であるエポキシ樹脂を71〜リクス樹脂として含
浸し、−右向性プリプレグを得た。
00(単糸数6000本)を一方向にL7に平行かつシ
ー1−状に引き揃え、これにシJルTボ1シ株式会社製
TボA−シ樹脂パエビ]−1−”154と、同゛Tピー
]−1−’MOOと、三フッ化ホウ素七ノ]ニヂルアミ
ン(硬化剤)とを重量比?1″60 : 40 :5の
割合で混合してなる、130℃におけるゲルタイムが2
40秒であるエポキシ樹脂を71〜リクス樹脂として含
浸し、−右向性プリプレグを得た。
このプリプレグの目付は125Q/m2であり、炭素繊
維の含有早は63重量%である。
維の含有早は63重量%である。
次に、上記プリプレグの一面に、−1−it[!マ[・
リクス樹脂を含浸しl、ニガラス織物プリプレグ(目イ
」25g/m2、ガラス繊維の含有m75重量%)を貼
り合わせ、貼合せプリプレグを19k。
リクス樹脂を含浸しl、ニガラス織物プリプレグ(目イ
」25g/m2、ガラス繊維の含有m75重量%)を貼
り合わせ、貼合せプリプレグを19k。
次に、上記貼合せプリプレグを、上記1ノンドレルに、
小径側C” 3層、人忰側で6層にイrるように巻さ(
ij lxJいさらにその上にシリコーンで離型処理し
たボリエスデルデーブ(幅10mm、厚み16μ)を2
.3KOの力で少しづつA−バーラップさ1!ながら巻
きイ・1けI、二。
小径側C” 3層、人忰側で6層にイrるように巻さ(
ij lxJいさらにその上にシリコーンで離型処理し
たボリエスデルデーブ(幅10mm、厚み16μ)を2
.3KOの力で少しづつA−バーラップさ1!ながら巻
きイ・1けI、二。
次に、これを130℃の加熱炉内で2時間加熱して71
〜リクス樹脂を硬化させ、加熱炉から取り出し、冷FJ
I L、た後マンドレルを抜き取って管状「1又Pを得
た。
〜リクス樹脂を硬化させ、加熱炉から取り出し、冷FJ
I L、た後マンドレルを抜き取って管状「1又Pを得
た。
全く同様にしで、含it 10本の管状「R1)を得た
。いずれの場合も短溝ノうは全く発生せず、また反りも
認められなかった。
。いずれの場合も短溝ノうは全く発生せず、また反りも
認められなかった。
比較のため、■記上塗樹脂は使用()ないで、離型処理
したマンドレルに1−記プリブレグを直接巻き付け、他
の条(1については−1−記と同様にして1−13= 0本の管状「RPを成形したところ、4本について短溝
fうが発生し、また7本について反りが発生し lこ
。
したマンドレルに1−記プリブレグを直接巻き付け、他
の条(1については−1−記と同様にして1−13= 0本の管状「RPを成形したところ、4本について短溝
fうが発生し、また7本について反りが発生し lこ
。
特許出願人 東し株式会ネ[
−1/I−−−
Claims (1)
- 補強繊維にB−スデージの熱硬化性樹脂を含浸してなる
プリプレグをテーパーイ・1マンドレルに巻き付け、そ
の上に熱収縮性テープを巻き付け、加熱して前記熱硬化
性樹脂を硬化させた後前記マンドレルを引き抜いて管状
の繊維強化樹脂を成形する方法において、前記マンドレ
ルに、前記プリプレグの巷間に先立って、130℃にお
けるゲルタイムが、前記熱硬化性樹脂のそれの80%以
下であり、かつ80〜400秒である熱硬化性樹脂を塗
布することを特徴とづる管状繊維強化樹脂の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58034909A JPS59159315A (ja) | 1983-03-03 | 1983-03-03 | 管状繊維強化樹脂の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58034909A JPS59159315A (ja) | 1983-03-03 | 1983-03-03 | 管状繊維強化樹脂の成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59159315A true JPS59159315A (ja) | 1984-09-08 |
JPS6319332B2 JPS6319332B2 (ja) | 1988-04-22 |
Family
ID=12427322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58034909A Granted JPS59159315A (ja) | 1983-03-03 | 1983-03-03 | 管状繊維強化樹脂の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59159315A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09164600A (ja) * | 1995-12-15 | 1997-06-24 | Nippon Oil Co Ltd | テーパ付き中空シャフト |
-
1983
- 1983-03-03 JP JP58034909A patent/JPS59159315A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09164600A (ja) * | 1995-12-15 | 1997-06-24 | Nippon Oil Co Ltd | テーパ付き中空シャフト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6319332B2 (ja) | 1988-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH03500665A (ja) | ファイバー・樹脂複合材料およびその製法 | |
RU2009141843A (ru) | Система и способ ремонта труб | |
JPH10202655A (ja) | 熱硬化性溶液型エポキシによる連続ガラス繊維のライン加工 | |
CA2026647A1 (en) | Chemorheologically tailored matrix resin formulations and their use in making pre-impregnated fibers and in fabricating composite parts | |
JPH09503021A (ja) | ケモレオロジー的に、要求に合うように調整された酸無水物硬化剤を含むマトリックス樹脂調合物 | |
US3608052A (en) | Method for fabricating fiber reinforced articles | |
JPS59159315A (ja) | 管状繊維強化樹脂の成形方法 | |
JPS6321608B2 (ja) | ||
JP3646767B2 (ja) | 繊維強化プラスチック成形加工用複合フィルム | |
JPH10272699A (ja) | 繊維強化樹脂管状体の製造方法 | |
JPS6025252B2 (ja) | レジンインジエクシヨン法による繊維強化熱硬化性樹脂の成形方法 | |
JPS649934B2 (ja) | ||
JPH07329196A (ja) | 繊維で強化された合成樹脂管 | |
JPH10131052A (ja) | サイズ処理された炭素繊維ストランド、及びその炭素繊維ストランドを強化繊維としたプリプレグ | |
JP2738259B2 (ja) | Frp成形用ラッピングテープおよびfrpの製造方法 | |
JPH11309797A (ja) | 繊維強化樹脂複合材成形体及びその製造法 | |
JPS613732A (ja) | フイラメントワインデイング成形方法 | |
JPS5935766B2 (ja) | 繊維強化プラスチツクパイプの成形法 | |
JP2983563B2 (ja) | プリプレグの硬化方法 | |
JPS6021058B2 (ja) | 釣竿等の管状体の製造法 | |
JP3805391B2 (ja) | 繊維強化プラスチック加工用ポリプロピレンフィルム及びその製造方法 | |
FI129153B (en) | A method of making an elongate body having a finished surface and an elongate body made by said method | |
JPH0515533B2 (ja) | ||
JPS596213B2 (ja) | 繊維強化棒状体の製造法 | |
JPS6161970B2 (ja) |