JPS59158B2 - スイッチングレギュレ−タの筐体 - Google Patents
スイッチングレギュレ−タの筐体Info
- Publication number
- JPS59158B2 JPS59158B2 JP3799479A JP3799479A JPS59158B2 JP S59158 B2 JPS59158 B2 JP S59158B2 JP 3799479 A JP3799479 A JP 3799479A JP 3799479 A JP3799479 A JP 3799479A JP S59158 B2 JPS59158 B2 JP S59158B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching regulator
- housing
- heat
- side wall
- switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスイッチングレギュレータユニットを収容する
ための筐体に関する。
ための筐体に関する。
電子機器において電源電圧を供給するための装置として
商用電源を整流して得られた直流電圧によりトランス及
びスイッチングトランジスタ等により構成される方形波
発振回路を駆動し、この発振回路の出力電流によつて所
定の直流電圧を得るように構成したスイッチングレギュ
レータが用いられている。
商用電源を整流して得られた直流電圧によりトランス及
びスイッチングトランジスタ等により構成される方形波
発振回路を駆動し、この発振回路の出力電流によつて所
定の直流電圧を得るように構成したスイッチングレギュ
レータが用いられている。
このスイッチングレギュレータは従来の電源回路に比較
して負荷回路に対する応答性すなわちレギユレーシヨン
特性に優れ、装置が小型化される利点がある。し力化乍
らこのスイッチングレギュレータは方形波発振回路に生
じる高周波信号が外部に放散されることやスイッチング
トランジスタ等の素子の発熱が大になる欠点がある。こ
のため電子機器の内部にスイッチングレギュレータを設
ける場合には高周波ノイズを遮断するためのシールド作
用を有する部材を新たに設けることが必要である。この
ため従来の装置においてはスイッチングレギュレータの
ための筐体を設けて高周波ノイズの遮断を図つていた。
しかし乍ら従来のスイッチングレギュレータの筐体はシ
ールド作用のために設けられたものであり、その内外の
空気の流通が図られていないこともあつて放熱効果が充
分でなかつた。このためスイッチング素子等の使用条件
が制約されて次分な電流をとり出すことができなかつた
り、また温度上昇を原因としてスイッチング素子等が破
壊される場合があつた。本発明は電子機器内部に設けら
れたスイッチングレギュレータを収容するために設けら
れて、特にシールド作用とともに充分な放熱作用を有す
るスイッチングレギュレータの筐体を提供することを目
的とする。次に本発明によるスイッチングレギュレータ
の筐体について図面を参照しながら詳細に説明する。
して負荷回路に対する応答性すなわちレギユレーシヨン
特性に優れ、装置が小型化される利点がある。し力化乍
らこのスイッチングレギュレータは方形波発振回路に生
じる高周波信号が外部に放散されることやスイッチング
トランジスタ等の素子の発熱が大になる欠点がある。こ
のため電子機器の内部にスイッチングレギュレータを設
ける場合には高周波ノイズを遮断するためのシールド作
用を有する部材を新たに設けることが必要である。この
ため従来の装置においてはスイッチングレギュレータの
ための筐体を設けて高周波ノイズの遮断を図つていた。
しかし乍ら従来のスイッチングレギュレータの筐体はシ
ールド作用のために設けられたものであり、その内外の
空気の流通が図られていないこともあつて放熱効果が充
分でなかつた。このためスイッチング素子等の使用条件
が制約されて次分な電流をとり出すことができなかつた
り、また温度上昇を原因としてスイッチング素子等が破
壊される場合があつた。本発明は電子機器内部に設けら
れたスイッチングレギュレータを収容するために設けら
れて、特にシールド作用とともに充分な放熱作用を有す
るスイッチングレギュレータの筐体を提供することを目
的とする。次に本発明によるスイッチングレギュレータ
の筐体について図面を参照しながら詳細に説明する。
第１図には本発明の一実施例が図示されており、本図に
おいてスイッチングトランジスタ、トランス及び回路基
板等によつて構成されるスイッチングレギュレータ（図
示せず）を収容するために設けられた筐体１はアルミニ
ウム板から成り直万体状の形状に形成されており、特に
底面２及び側壁部３は一体に作られていることが好まし
い。この底面２及ひ側壁部３はロール接合された２枚の
アルミニウム板から成り、側壁部３には内部に所定の揮
発性作動液を有する閉管路４が形成されていわゆるヒー
トパイプが構成されている。この筐体１の内部に｝いて
スイッチングレギユレータの発熱性の部品例えばスイツ
チングトランジスタ等は底面２に結合されており、発熱
性部品に生じた熱はこの底面２を介して側壁部３の基底
部に伝送される。この基底部には閉管路４の下端が位置
しているため閉管路４の内部の作動液は閉管路４の内壁
面を通して熱の供給を受ける。これにより作動液は気化
し閉管路４の上部に上昇してその壁面に｝いて凝結する
。この過程において側壁部３の基底部に供給された熱は
速やかに上方に伝達される〇また作動液は閉管路４内で
重力に従つて循環し、上記の過程は連続して行われる。
以上のように本発明によるスイツチングレギユレータの
筐体はその側壁面にヒートパイプが形成されているため
その壁面全体から熱を放出することができ非常に優れた
放熱作用を有するものになつている。また第２図には本
発明の別の実施例が図示されており、この実施例におい
ては筐体１の上面５にもヒートパイプが設けられて放熱
面の増加が図られていることが特徴である。
おいてスイッチングトランジスタ、トランス及び回路基
板等によつて構成されるスイッチングレギュレータ（図
示せず）を収容するために設けられた筐体１はアルミニ
ウム板から成り直万体状の形状に形成されており、特に
底面２及び側壁部３は一体に作られていることが好まし
い。この底面２及ひ側壁部３はロール接合された２枚の
アルミニウム板から成り、側壁部３には内部に所定の揮
発性作動液を有する閉管路４が形成されていわゆるヒー
トパイプが構成されている。この筐体１の内部に｝いて
スイッチングレギユレータの発熱性の部品例えばスイツ
チングトランジスタ等は底面２に結合されており、発熱
性部品に生じた熱はこの底面２を介して側壁部３の基底
部に伝送される。この基底部には閉管路４の下端が位置
しているため閉管路４の内部の作動液は閉管路４の内壁
面を通して熱の供給を受ける。これにより作動液は気化
し閉管路４の上部に上昇してその壁面に｝いて凝結する
。この過程において側壁部３の基底部に供給された熱は
速やかに上方に伝達される〇また作動液は閉管路４内で
重力に従つて循環し、上記の過程は連続して行われる。
以上のように本発明によるスイツチングレギユレータの
筐体はその側壁面にヒートパイプが形成されているため
その壁面全体から熱を放出することができ非常に優れた
放熱作用を有するものになつている。また第２図には本
発明の別の実施例が図示されており、この実施例におい
ては筐体１の上面５にもヒートパイプが設けられて放熱
面の増加が図られていることが特徴である。
この場合上面５に形成されたヒートパイプは側壁部３に
形成されたヒートパイプとは独立しているが、側壁部に
伝送された熱を更に上面５の中央方向へ伝達する作用を
もつている。ここで上面５はその中央部を頂点として屋
根形に形成されているが、これはこの部分に形成された
ヒートパイプ内における作動液の循環を容易にするため
である〇以上の如く本発明によるスイツチングレギユレ
ータの筐体は優れた放熱作用を有しているためスイツチ
ングトランジスタ等の発熱性素子の温度上昇を抑制し、
スイツチングレギユレータの信頼性が向上し、さらに従
来に比較して出力電流を増加させることも可能である。
形成されたヒートパイプとは独立しているが、側壁部に
伝送された熱を更に上面５の中央方向へ伝達する作用を
もつている。ここで上面５はその中央部を頂点として屋
根形に形成されているが、これはこの部分に形成された
ヒートパイプ内における作動液の循環を容易にするため
である〇以上の如く本発明によるスイツチングレギユレ
ータの筐体は優れた放熱作用を有しているためスイツチ
ングトランジスタ等の発熱性素子の温度上昇を抑制し、
スイツチングレギユレータの信頼性が向上し、さらに従
来に比較して出力電流を増加させることも可能である。
またこのスイツチングレギユレータの筐体は従来と同様
に優れたシールド作用を有するものであるため高周波ノ
イズが外部に漏れることがなく電子機器内の信号回路等
への影響は殆んどない。上記の実施例では筐体１の底面
２及び側壁部３は一体に形成された例を示したが各々の
壁面を個別に形成した後に溶接等により接合して筐体１
を作成することもでき、また筐体１に設けるヒートパイ
プはアルミニウム板のロール接合によるものに限らず個
別に形成されたヒートパイプを後づけしてもよく、さら
に筐体１の表面にフインを形成することも可能であり、
その場合には放熱効率の向上が期待できる。
に優れたシールド作用を有するものであるため高周波ノ
イズが外部に漏れることがなく電子機器内の信号回路等
への影響は殆んどない。上記の実施例では筐体１の底面
２及び側壁部３は一体に形成された例を示したが各々の
壁面を個別に形成した後に溶接等により接合して筐体１
を作成することもでき、また筐体１に設けるヒートパイ
プはアルミニウム板のロール接合によるものに限らず個
別に形成されたヒートパイプを後づけしてもよく、さら
に筐体１の表面にフインを形成することも可能であり、
その場合には放熱効率の向上が期待できる。
第１図は本発明によるスイツチングレギユレータの筐体
の一実施例を示す斜視図、第２図は本発明の別の実施例
を示す斜視図である。 主要部分の符号の説明、１・・・・・・筐体、２・・・
・・・底面、３・・・・・・側壁部、４・・・・・・閉
管路、５・・・・・・上面。
の一実施例を示す斜視図、第２図は本発明の別の実施例
を示す斜視図である。 主要部分の符号の説明、１・・・・・・筐体、２・・・
・・・底面、３・・・・・・側壁部、４・・・・・・閉
管路、５・・・・・・上面。
Claims (1)
- １ 電子機器内部に設けられたスイッチングレギュレー
タユニットを収容するための筐体であつて、前記筐体は
側壁部と勾配をもたせた屋根部とからなり、これら側壁
部と屋根部に重力式ヒートパイプが形成されていること
を特徴とするスイッチングレギュレータの筐体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3799479A JPS59158B2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | スイッチングレギュレ−タの筐体 |
| DE19792947000 DE2947000C2 (de) | 1978-11-22 | 1979-11-21 | Gehäuse für elektronische Vorrichtungen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3799479A JPS59158B2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | スイッチングレギュレ−タの筐体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55130199A JPS55130199A (en) | 1980-10-08 |
| JPS59158B2 true JPS59158B2 (ja) | 1984-01-05 |
Family
ID=12513118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3799479A Expired JPS59158B2 (ja) | 1978-11-22 | 1979-03-30 | スイッチングレギュレ−タの筐体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59158B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017184359A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 株式会社日立産機システム | 電力変換装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59104590U (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-13 | 金剛株式会社 | 放熱装置 |
-
1979
- 1979-03-30 JP JP3799479A patent/JPS59158B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017184359A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 株式会社日立産機システム | 電力変換装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55130199A (en) | 1980-10-08 |
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