JPS59158344A - エンジンアイドル回転数制御装置 - Google Patents

エンジンアイドル回転数制御装置

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JPS59158344A
JPS59158344A JP3200883A JP3200883A JPS59158344A JP S59158344 A JPS59158344 A JP S59158344A JP 3200883 A JP3200883 A JP 3200883A JP 3200883 A JP3200883 A JP 3200883A JP S59158344 A JPS59158344 A JP S59158344A
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idle
throttle valve
sensor
control
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Masahiko Takagi
高木 政彦
Toru Hashimoto
徹 橋本
Kenzo Nakao
謙三 中尾
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D31/00Use of speed-sensing governors to control combustion engines, not otherwise provided for
    • F02D31/001Electric control of rotation speed
    • F02D31/002Electric control of rotation speed controlling air supply
    • F02D31/003Electric control of rotation speed controlling air supply for idle speed control
    • F02D31/004Electric control of rotation speed controlling air supply for idle speed control by controlling a throttle stop

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エンジンのアイドル運転状態時におけるエン
ジン回転数(エンジン回転速度)を制御するための装置
に関する。
従来より、この種のエンジンアイドル回転数制御装置の
中には、エンジン回転数やスロットル弁の開度等を検出
して、アイドル運転時の比較的安定した条件下で、エン
ジン回転数のフィードバック制御(アイYルスピードフ
ントロール)を行なう一方、アイドル運転時において比
較的迅速な制御を行ないたい条件下で、スロットル弁の
ポジションフィードバック制御を行なえるようにしたも
のが提案されている。
しかしながら、このような従来の装置では、実スロツト
ル開度が目標開度より天外゛いと鰺は、アイドル開度を
大きくすることが行なわれず、さらに、エンジンの停止
時におけるスロットル弁のアイドル位置が、がならずし
も、エンジンの始動時における所望のアイドル位置(又
ロソトル開度犬)とはならないことが起きる。
すなわち、エンジンの暖磯状態においてエンジン回転数
1氏に対応するアイドル位置(スロットル量産車)とな
ったままスロットル弁のアイドル位置の制御が“終了し
、次のエンノン始動時(エンジンキーの挿入時を含む。
)に、アクセルペダルの踏込み後のアイドル位置がスロ
トル開度小に対応した位置となることが起たる場合があ
るので、エンジンの冷態時のエンジン摩擦係数やオイル
粘度が大きいこと1こより、エンス)・を招くという欠
点がある。
また、アイドルセンサの故障時におけるアイドル位置の
制御か不正確となり、制御精度が悪くなるという問題点
がある。
本発明は、これらの問題点の11イ消をはかろうとする
もので、エンジンの始動時に、スロットル弁の開度ヲキ
ヤリプレート(較正)できるようにして、エンストを同
illし制御精度の向上をはかった、エンジンアイドル
回転数制御装置を提供することを目的とする。
このため、本発明のエンジンアイドル回転数制御装置は
、エンジ′ン吸気通路に設けられたスロットル弁の開度
を制御するアクチュエータと、上記スロットル弁の開度
を検出するスロットル開度センサと、エンジンがアイド
ル運転状態であることを検出するアイドルセンサと、上
記エンジンの@磯温度を検出する温度センサとをそなえ
るとともに、上記アイドルセンサによるアイドル運転状
態検出時の設定された条件下において、上記入ロン)・
ル開度センサからの信号[こよI)上記スロットル弁の
ポジションフィードバック制御によりエンジン回転数を
制御すべく、上記の各センサからの検出信号を受は同検
出信号に基づく制御信号を上記アクチュエータへ出力す
る制御手段をそなえ、同制御手段に基づく制御の開始時
において、上記温度センサがエンジンの冷態を検出し、
上記アイドルセンサかアイドル運転状態でないことを検
出したと外、」二記アクチュエータを基準位置まで戻し
た後、」二記アクチュエータにより上記スロットル弁を
」二記制御信号に茫づく目標開度へ駆動しろる開度較正
手段が設けられたことを特徴としている。
以下、図面により本発明の一実施例としてのエンジンア
イドル回転数制御装置について説明すると、第1図はそ
の全体構成図、第2図はその制御要領を示すブト、り図
、第3〜S図、第6図(a)、 (b)および第7図は
いずれもその作用を説明するためのグラフ、$8〜11
図はいずれもその作用を説明するための流れ図である。
第1図に示すごとく、エンノンEの吸気通路1には、ス
ロットル弁2が配設されでおり、このスロ7)ル弁2の
軸2aは吸気通路1の外部で入口y)ルレバー3に連結
されている。
また、スロットルレバー3の端部3aには、アクセルペ
ダル(図示せず)を踏み込むと、スロットルレバー3を
介してスロットル弁2をf51図中時計まわりの方向(
開方向)へ回動させるワイヤ(図示せず)か連結されて
おり、さらにスロットル弁2には、これを閉方向へイマ
1勢する戻しばね(図示せず)が装着されていて、これ
により上記ワイヤの引張力を弱めると、スロットル弁2
は閉してゆくようになっている。
ところで、エンジンアイドル運転時にスロットル弁2の
開度を制御するアクチュエータ4が設けられており、こ
のアクチュエータ4は、回転軸につオーム6aを有する
直流モータ(以下単に「モータ」という。)5をそなえ
ていて、このモータ5・[1きのつオーム6aは環状の
つオームホイール6bに噛合している。
このつオームホイール61〕1こ1土雌ねし部6dを有
するパイプ軸6cが一体に設けられており、このパイプ
軸6cの雌ねし部6dに螺合する雄ねし部7aを有する
ロッド7が、ウオームホイール6bおよび゛バイツブ軸
6Cを貫通して取りイτjけられている。
そして、ロンドアの先端部は、アイドルセンサとしての
ア(F/レスインチ9を介して、スロットルレバ′−3
の1部3Hに、エンジンEがアイドル運転状態にあると
外に当接するようになっている。
ここで゛、アイドル運転状態9は、エンジンアイドル運
転状態でオン(閉)、それ以外でオフ(開)となるスイ
ッチである。
なお、ロンドアには長穴71〕が形成されており、この
長穴7bにはアクチュエータ本体側のピン(図示せず)
か゛案内されるようになっておl)、これによりロッド
7の回転防止がはかられている。
このように、ロンドアの先端部は、エンノンEがアイド
ル運転状態にあると外スロットル弁バ−3の端部3aに
当接しているので、モータ5を所定方向に回転させるこ
とにより、つオームギヤを介しパイプ軸6cを回転させ
、ロンドアをアクチュエータ4から突出させる(前進さ
せる)と、スロットル弁2は開くように制御され、まt
こ、モータ5を逆方向(こ回転させて、口/ドアをアク
チュエータ4内へ引っ込ませる(後退させる)と、スロ
ットル弁2は戻しばねの作用(こよって閉じるように制
御される。
また、スロットル弁2の開度(スロットル弁度)を検出
するスロットル開度センサ8が設けられており、このス
ロットル開度センサ8としては、スロットに開度に比例
した電圧を発生するポテンショメータ等が用いられる。
さらに、エンジンEの暖機温度としての冷却水温を検出
する水温センサ11が設けられるとともに、エンジン回
転数を点火パルスで検出する回転数センサ12が設けら
れている。
さらにまた、車速をこれに比例した周波数を有するパル
ス信号で検出する車速センサ13が設けられており、二
の車速センサ13としては、公知のリードスイッチが用
いられる。
また、エンジンクランキング状態を検出するクランキン
グセンサとしてのクランキングスイッチ14が設けられ
ており、このクランキングスイッチ14は、セルモータ
がオンされたと外にオン(閉)、それ以外でオフ(開)
となるスイッチである。
そして、各センサ8,9.11〜14からの検出信号を
受けこれらの信号に基づく制御信号をアクチュエータ4
のモータ5へ出力する制御手段としてのフントロールユ
ニット15が設置すられているが、このコントロールユ
ニット15は、アイドルスイッチ9によるアイドル運転
状態検出時(アイドルスイッチ9のオン時)の設定され
た条件I(後述)の下lこおいて、回転数センサ12か
らの信号によりエンジン回転数のフィードバック制御(
アイドルスピードコントロール)を行なう一方、上記ア
イドル状態検出り存の他の設定された条件■(後述)の
下において、スロットル開度センサ8からの信号により
スロットル弁2のポジションフィードバンク制御を行な
うものである。
ここで、上記条件Iとは少なくとも次の事項が満足され
た場合をいい、エンジンが比較的安定している条件をい
う。
(1)アイドルスイッチ9がオフからオンへ変化したの
ち、所定時間が経過していること。
(2)車速が極く低速(例えば2 、5 kIn/ l
I以下)であること。
(3)実際のエンジン回転数(実回転数)NRの目標回
転数NTWからのずれが、所定範囲内であること。
(4)クーラを有する車両停においては、クーラ負荷に
応じてクーラリレー等が切替ったのち、所定時間が経過
し′ζいること。
また、上記条件■とは、上記条件1を満足せず、エンジ
ンが比較的安定しておらず、迅速にフィードバック制御
したい場合の条件をいう。
なお、たとえ上記の条件I、IIのいずれかを満足して
いても、例えばスロットル最低開度以下あるいはスロッ
トル最高開度以上への制御か不可能な場合は、フントロ
ールユニット15がら出力はされない。
さらに、スロットル弁2の基準開度(この開度は例えば
エンジン回転数600rp+n前後に対応する小さい開
度として設定されている。)に対応するアクチュエータ
4のロッド7の位置(基準位置)を検出するポジション
センサとしてのモータポジションスイッチ10が設けら
れている。すなわちこのモータボッジョンスイッチ10
は、ロッド7の後端面より後方に設けられており、ロッ
ド7が最も後退した状態の近傍でオン(閉)、それ以外
でオフ(開)となるように構成されていで、このオンオ
フ信号はフントロールユニット15へ入力されるように
なっている。
さらに、フントロールユニット15は、第2図【こ示す
ごとく、各センサ8〜14からの入力を受けて、エンス
トモード1エンノンEが不作動状jlq(エンノン始動
に際しての型部1の状態は除<>Vこあるモード〕、ク
ランキングモード(エンジン始動モード)および走行モ
ード(上記のエンストモードおよびクランキングモード
以外の運転モード)を判定し、さらにエンノン回転数の
フィードバンク制御(アイドルスピードコントロール)
を行なうかスロットル弁2のポジションフィードパ/り
制御を行なうかどうかという制御方法を判定し、その後
この判定結果に応し、モータ5の駆動時間(回転方向の
判断を含む)を演算して、この時間に応した制御信号を
モータ5へ出力しうるようになっている。
また、このコントロール二二ソ)15は、開度IU 正
手段としての(シ引屯も兼ねそなえている。
スナワチ、コントロールユニ’7 ) 151:j:、
ff52図i二示すように、水温(冷却水温)か設定水
温より低いかどうか判定し、1′す定条件が合うとぎ(
以下;「YEsJという。)スロットル開度が11標開
度より大きく、且つアイドルスイッチ9がオフて′ある
がと“うが1−リ定する。このジョンスイッチ位置(ア
クチュエータ・1のロッド7の基準位置)まで後退させ
る。
なお、上述の水温の1111定およびスロットル開度、
アイドルスイッチの判定において、’I’11定条件が
合わないとき(以下;rNOJという。)には、モータ
5をモータポジションスイッチ位置へ後退させない。
また、モータ5がモータポジションスイッチ位置まで後
退したかどうか判定して、YESのと外、キャリ7レー
トか完了したとして、水温に応した目標開度まで見込駆
動され、NOのとぎ、即ちモータ5をモータポジション
スイッチ位置まで後退が完了していない場合には、さら
にモータ5を駆動して、ロンドアを後退させる。
以下、このフントロールユニット15による制御につい
て説明する。まずその主たる制御を行なうメインフロー
を18図に示すか、このメインフローは原則として点火
六ルスに同期して実行される。なおこのメイン70−は
、エンジン不作動時(エンスト時)のように点火パルス
のないときは、所定の周期を有するクロックのごとき擬
1u、パルス信号に同期しで実行される。
また、このメインフローで表わされるメインルーチンの
ほかに、いくつかのルーチンが用意されており、このル
ーチンとしては、ff19図に示すようなエンスト時の
処理フロー(エンスト処理フロー)で表わされるルーチ
ンエンスト、第10図に示すような高速アイドル時の処
理70−(高速アイドル処理70−)で表わされるルー
チン7アース■アイドルおよび@11図に示す上うなア
イドルスイッチオフ時スタートの処理フロー(アイドル
スイッチオフスタート処理フロー)で表わされるルーチ
ンアイドルスイッチオフスタート等があるが、いずれの
処理フローもある周期(例えば50m5)のタイマ割込
信号(50n+sタイマ割込信号)に同期して実行され
るようになっている。
また、これらの70−は時分割実行され、第9〜11図
に示す処理フローはメインフローに優先して実行される
ようになっている。
さて、第8図に示すメインフローでは、まずA−0−二
おいて初期化が行なわれ、A−11こおいて、冷却水7
HT w 、スロットル弁2の実開度PR,エンジンE
の実回転数NR,実車速VR,アイドル久イソチ9から
のオンオフ情報ISW、モータポノシ5ンスインチ10
からのオンオフ情報MS ’vV 、クランキングスイ
、2チ14からのオンオフ情報C8Wの読み込みか行な
われる。
そして、A−2において、エンジン実回転数NRが設定
回転数N3(数百回転程度)より小さい(NR<N3)
かどうかが判定されて、NR<N3であれは、YESル
ートをとI)、A−3において、クランキングスイッチ
1 l>がオンかどうか力”Ill定される。
クランキングスイッチ14がオンの場合は、YESルー
トをとり、A−4において、実回転数NRが設定回転数
N1(100回転以下)より小さい(NR<Nl)かど
うかが判定される。もしN R< N 1であれは゛、
エンストモード(A−6参照)と判定される。逆にNR
<N1でなければ、クランキングモード(A−7参照)
と判定される。
一方、クランキングスイッチ14がオフの場合は、A−
3からNoルートをとり、A−5において実回転数NR
が設定回転数N2(100回転以下でN1よりも大きい
)より小さい(NR<N2)がどうかが判定され、NR
<N2の場合は、A−5から、YESルートをとって、
この場合もエンストモードと判定される。
なお、A−2においてNR<N3でないと判定された場
合や、A−5においでN R< N、2でないと判定さ
れた場合は、走行モード(A−11参照)と’I’11
定される。
すなわち、クランキングスイッチ14がオンでNR<N
l(<N2<N3)であるか、あるいはクランキングス
イッチ14がオフでNR<N2である場合に、エンスト
モードと判定され、クランキングスイッチ14がオンで
N1≦NR<N3である場合に、クランキングモードと
判定され、上記以外で走行モードと判定される。これに
より走行モードには、通常走行時はもちろんのこと、ア
イドル運転時も含まれる。
そして、A −6でエンストモードと判定されると、A
  8において81=1なるフラッグ処理がなされる。
この処理は、第9図に示すエンスト処理フローに関係す
るフラッグ処理である。なおこのエンスト処理フローに
ついては後述する。
また、A−7でクランキングモードと判定されると、A
−9において、51=0.52=O(このS2はエンス
ト処理フローで82=1とおかれて、フラッグ処理に使
用される)にする処理がなされ、その後A−10におい
て、クランキングマツプがらクランキング時のスロット
ル弁目標開度PTWC(この目標開度は冷却水温に応し
て変わる。)を補間法により求め、レジ゛スタPSに入
力することが行なわれる。
このように補間法により得られるクランキング時のスロ
ットル開度(スロットル弁目標開度)−冷却水温特性を
示すと、第3図のようになる。
さらに、A−11で走行モードと判定されると、A−1
2において、走行マツプから走行時のスロットル弁目標
開度P T W Dおよびエンジン目標回転数NTWを
補間法により求め、レジスタF)S、NS(以下:レジ
スタとその内容を同し符号で表わす。)に入力すること
が行なわれ、その後A−13において、A−9と同様、
51=0,52=Oにする処理がなされる。
このように補間法により得られる走行時のスロットル開
度(スロットル弁目標開度)−冷却水温特性および目標
回転数−冷却水温特性を示すと、それぞれ第4図および
第5図のようになる。
rtオ、A−9,A−10の処理t;、1VA−12,
A −13の処理はいずれの場合もどちらが先になされ
ても差支えない。
そして、A−10あるいはA−13の処理後は、A−1
4において、エンジン冷却水温が設定温度を初めて超え
たがどうがが判定される。この設定温度は例え+1”0
,10.2+1.・・・のように複数用意されており、
実際の温度との関係で設定温度が順次変更される。例え
ば実温度が8℃のときは設定温度は10℃であり、実温
度が10°Cよりも高くなると、設定温度は20℃に変
更される。
このような判定がなされるのは、アイドルスイッチ9が
故障している場合でも、レジスタPsの値を変更して、
正確な制御を続行できることを保障するためである。そ
の詳細は後述する。
このためにA−14において、NoであればA−15に
おいて、53−0なる処理がなされ、YESで・あれば
、A−3,6において、53−1なる処理がなされる。
その後は、A−17において、アイドルスイッチ9がオ
ンかどうがが判定され、もしオンであれば、A−18に
おいて、54=1なるフラッグ処理がなされたあと、A
−19において、RAMのアドレスPMに実開度PRを
入力することが行なわれる。
そして、A−20において、前記の条件■、■からアイ
ドルスピードコントロールがOK(可能)がどうがが判
定され、可能であれば、エンジン回転数フィードバック
制御を行なうべく、A−29において、ΔN=NS−N
Rなる演算が行なわれ、不可能であれば、ポジションフ
ィードパ・7り制御を行なうべく、A−21ニオイテ、
AP=PS−PRなる演算が行なわれる。
ここで、レジスタNSには前記のごとく目標回転数N 
T Wが入っており、PSには目標開度PTWCまたは
P TWt)が入っている。
そして、A  21.A  29の演算後は、A−22
およびA−30において、それぞれΔPあるいは、JN
からモータ5の駆動時間jDの算出が行なわれる。
ここで゛、AP−ΔD特性およびAN−AD特性の例を
示すと、第6図(a)および第6図(1〕)のようにな
る。
さらに、ノ\−22、A−30ノ処FIH&ハ、A−2
3およびA−31において、それぞれ」Dのセソトヵ呵
能がどうがが判定される。
ここで、ボッジョンフィードパ/り制御の場合(A−2
3)は、例えば100 ms経過していると可能、そう
でなければ不可能と判定され、エンノン回転数フィード
バンク制御の場合(A−31,)は、上記の場合よりも
長い時間、例えば700 ms経過していると可能、そ
うでなければ不可能と11定される。
すなわちボンジョンフィードバック制御では、1.00
+os間隔ごとの制御が可能で、エンノン回転数フィー
ドバンク制御では、700m5間隔ごとの制御が可能と
いうことになる。
その後はA−24,A−25,A−26において、それ
ぞれ52=1,55=1,56=1であるがどうかの判
定がなされ、いずれもNoである場合は、A−27にお
いて、ADをモータ駆動用タイマにセットし、八−28
において、タイマが0になるまでモータを駆動すること
が行なわれる。
これにより、エンジン回転数フィードバンク制御および
ボンジョンフィードバック制御のいずれの場合も、エン
ノンか冷却水温等に応した目標とする状態で制御される
。すなわちエンノンアイドル回転数を最適な状態に制御
できるのである。
なお、A−24,A−25,A−26のいずれかにおい
て、YESであれば、モータ駆動制御はされずにリター
ンされる。
ところで、アイドルスイッチ9がオフの場合は、八−1
7においてNO長ルートとって、ノ\−32において、
PS>PRがどうかの’I’11定がなされる。もし実
開度PRが目標開度PS(P”l’CないしP T W
 D )よりも小さい場合は、A−19において、RA
 MのアドレスPMに実開度PRが入力され、以降はA
−20−A−31までの処理か適宜性なわれる。これに
より、たとえアイドルスイッチ9が゛故障していてオフ
しているような場合、実開度PRが目標開度Psよりも
小さい場合でも、実開度PRを目標開度Psにまで制御
することがでと、エンスF %’を招くことがない。
また、A−32において実開度PRが目標開度Ps以−
七の場合は、A−33において、S 4 = 0がどう
がが判定される。
もし、故障などによりアイドルスイッチ9が′1回もオ
ンしていない場合は、A−18なる処理(S・4−1と
する処理)をとらないが呟54=0であり、この場合は
、A−34において、冷却水温が通常の走行時における
水温(70〜110’C)よりも低いがとぅがが判定さ
れ、もし1氏ければ、ノ\−38において、55=1と
する7ラング処理がなされる。この処理は、第11図に
示すアイドルスイッチオフスタート処理フローに関係す
る7ラソグ処理である。なおこのアイドルスイッチオフ
スタート処理フローについては後述する。□そして、5
4=1の場合、あるいはS 4. = Oであるけれと
も冷却水温が通常走行時水温よりも高い場合は、A−3
5において、53−1がどうがが判定される。
もし53=1であれば、すなわち設定温度を初めで超え
たなら(A−14,A−16参照)、A−36において
、56−1なるフラッグ処理がなされる。この処理は、
第10図に示す高速アイドル処理フローに関係するフラ
ッグ処理である。なおこの高速アイドル処理フローにつ
いては後述する。
また、53−0の場合、すなわち設定温度をすでに超え
た場合(A−14,A−15参照)は、A−37におい
て、ΔP=0とする処理がなされ、これによりモータ5
は駆動されず、ロッド7は現在の位置を保持する。
このようにして、A−8(S1=1とする処理)、A−
36(S6=1とする処理)、A−37(Δp=oとす
る処理)およびA−38(S5=1とする処理)がなさ
れると、その後リターンされる。
なお、メインフローは点火パルス(illJ、パルス信
号を含む。以下同じ。)ごとに、A−1の処理を開始し
、点火パルス1回についていえば、次の点火パルスが出
るまでにA−1からA−38までの適宜の処理は1回だ
け行なわれ、その後はリターン処理のところで待ち状態
となっている。
すなわちある点火パルスが入力されると、メイン70−
の処理が1回だけ行なわれ、リターン処理のところで待
ち状態となり、次の点火パルスが入力されると、再度A
−1の処理から開始し、リターン処理のところで待つ。
以下同様の処理が繰り返されるのである。
したがって、ある点火パルスが入力されても、A I)
のセットが不可能な場合があり、この場合はロッド7の
駆動はなされない。このため実際は何回かの点火パルス
ごとにロッド7の位置が変更される。
次に、第9図に示すエンスト処理フローについて説明す
る。
このフローは、エンジンキーかオンしたのち、このキー
がイグニッション位置に一定時間To以上保持されると
、ロッド7を後退させてこれを基準位置に位置させるよ
うにしたフローである。なお、一定時間]゛0が経過し
ていないときは、エンジン始動準備状態であるとみなし
て、クランキング制御を行なうように作用する。
まず、B −0において、51=I%−どうかの判定が
なされるが、メインフローのA−6でエンストモードと
判定されると、この場合はA−8において、51=1と
されるので、このとぎにこのエンスト処理フローがスタ
ートされると、B−0からYESルートをとる。
そして、B−1において、1− = T + 1なるカ
ウント処理かなされ、■3−2において、T>TOかど
うかが判定される。通常このToはエンストと判断され
るのに十分な時間に設定される。
もし、T>Toであれば、B−3において87=1かど
うかが判定される。最初は57=0であるから、B−4
において、52−1とする処理がなされたのち、B−5
において、モータポジションスイッチ10がオンかどう
かが判定される。
通常ロッド7はモータボッジョンスイッチ10よりも前
方に位置してこのモータボッジョンスイッチ10をオフ
の状態にしているので、B−5ではNoルートをとり、
これによりB−7において、パルス幅L1でモータ5を
駆動させて、ロッド7を後退駆動させることが行なわれ
る。このときの後退幅はパルス幅L1で決まるが、この
幅は比較的大きく設定されている。
B−7の処理の後はリターンされ、待ち状態となるが、
次の50+nsタイマ割込信号により、再度B−0の処
理がなされる。エンスト状態でモータボンジョンスイッ
チ10がオフの場合は、B−0,B−1,B−2゜B−
3,B−4,B−5,8−7およびリターンを5011
13ごとに何回が繰り返しながら、口/ドアは所定の幅
で後退してゆく。
このようにしてロッド7が後退してゆくことにより、モ
ータボッジョンスイッチ1oがオンすると、B−5にお
いてYESルートに切り替わり、B−6において、57
−1なる処理が行なわれたあと、B−8において、モー
タポジションスイッチ1oがオフがどうがが判定される
この場合はモータポジションスイッチ1oがオンである
ので、Noルートをとり、B−9において、パルス幅L
2.(<Ll)でモータ5を駆動させて、ロッド7を前
進駆動させる。
このときの前進幅はノ:ルス幅L2で決まるが、この幅
は比較的小さく設定されている。
B−9の処理の後はリターンされ待ち状態となるが、次
の50m5タイマ割込信号により、再びB −0の処理
がなされるが、この場合B−6で87=1とされている
ので、B−3からYESルートを経てB−8ヘノヤンプ
し、その後B−9の処理がなされる。
このようにして、ロッド7が50m5ごとに徐々に前進
してゆくことにより、モータポジションスイッチ10が
オフとなると、B−8から”1’ E Sルートをとり
、B−10,B−11,B712において、次々とS 
1 =O。
52=O,57=Oとする処理がなされる。
このときロッド7は、まず迅速に後退したのち、ゆっく
りと少しだけ前進して止まるという一連の動きをする。
これによりロッド7が停止するが、。この位置がスロッ
トル弁2の基ン古開度に対応するアクチュエータ4の基
準位置となる。したがって、その後に例えばスロットル
開度センサ8のごと5本装置の構成部品を交換したよう
な場合でも、に記の基準位置で、スロットル開度センサ
8がらの出力をキャリフレートすることができ、またア
イドルスクリュー等を調整してエンジン回転数を所望値
に調整することもでき、制御精度の低下を招くことはな
い。
ところで、第9図のB−2において、1’ > ’]’
 (lでない場合、すなわちエンジン始動準備状態であ
るかも知れない場合は、A−10と同様、B−13にお
いて、クランキングマ/プがらクランキンク時のスロッ
トル弁目標開度PTWCを補間法により求めレジスタ1
−’Sに入力することが行なわれる。
このようにして補間法により得られるスロットル開度特
性は第3図のようになる。
そして、B−14においてアイドルスイッチ9がオンか
どうかが4′す定される。通常はオンであるから、B−
15において54=1なる処理がなされ、その後B−1
6において、RA Mのアドレス1” Mに実開度PR
を入力する。
さらに、B−17において、AP=PS−PRなる演算
が行なわれる。ここでレジスタPSには目標開度P T
 W Cが入っている。
そして、B−17の演算後は、B−18において、ΔP
からモータ5の駆動時間ΔDの算出が行なわれる。
さらに、B−18の処理後は、B−19において、AD
のセントが可能かすなわち例えば100+Os経過して
いるかどうかが判定され、セット可能であるなら、B−
20で85−1かどうか判定され、S5二〇なら、B−
21において、ADをモータ駆動用タイマにセン)して
から、B−22において、このタイマか0になるまでモ
ータ5を駆動することが行なわれる。
これにより、エンジン始動に際して、ポジションフィー
ドバック制御により、スロットル開度を所望位置にセッ
トしておくことができる。
ところで、アイドルスイッチ9が故障しているような場
合は、B−14において、Noルートをとるか、その後
B−23において目標開度PSと実開度PRとの比較が
行なわれ、PS>PRなら、実開度PRをクランキング
時のスロットル弁目標開度PTWCにすべく、B−16
〜B−22の処理が行なわれる。一方、PS>’PRで
ないなら、B−24において、54=0かどうかか判定
され、もし1回もアイドルスイッチ9がオンしていない
場合は、S4二〇であるから、B−25において、冷却
水温が通常走行時水温よりも低いがどうがが判定される
そして、冷却水温が通常走行時水温よりも低い場合は、
B−27において、アイドルスイッチオフスタート処理
フロー用のフラッグ処理(S 5 = 1 )がなされ
る。
なお、B−24において、54=1であると判定された
場合や、冷却水温が通常走行時水温以上の場合は、B’
−26Lこおいて、111”=Oとする処理がなされ、
この場合モータ5は駆動されず、ロッド7は現在1位置
を保持する。
また、ロッド7が基準位置にあるときは、B−10にお
いて8に〇とされるので、その後はB−0に封いてNo
ルートをとり、B−28においてr=Oとするリセット
処理がなされてから、リターンされる。
ここで、この第9図に示すエンスト処理フローでは、キ
ースイッチオンでしかも又タータ位置にない(イグニッ
ション位置にある)時間がTO秒以上続くと、ロッド7
が、モータポジションスイッチ位置まで後退駆動され、
基準位置にセットされるようになっている。一方、キー
スイッチがイグニッション位置にある場合でもキースイ
ッチオン後、TOを経過していないときや、キースイッ
チかスタータ位置にあるときは、クランキング制御が行
なわれるのである。
次に、第10図に示す高速アイドル処理フローについて
説明する。このフローは、アイドルスイッチ9が接触不
良や断線等の故障により、オフとなったままの状態でも
、第7図に示すごとく、離散的に設定された温度(例え
ば前述の例では0,20.30”C・・・)に、冷却水
温が達するごとに、う7ではあるが冷却水温に応して目
標開度pTwc又はP T W Dを変更できるように
したフローである。
すなわち、第10図のC−0において、S 6 = 1
7!l−どうかの判定がなされるが、メインフローのA
−35で83=1即ち冷却水温が設定温度を初めて超え
た場合は、A−36において、56−1とされるので、
このときに高速アイドル処理フローがスタートされると
、C−0においては’1’ E Sルートをとる。逆に
上記のような状況でない場合はNoルートをとり、その
後すぐにリターンされ、次の50m5タイマ割込信号が
入力されるまで、待ち状態となる。
C−OにおいてYESルートをとると、c−1におイテ
、JP = P S ’−P Mなる演算が行なわれる
。ここで、PSは目標開度、PMは1つ前の処理フロー
において設定された目標開度である。
そしてC−2において、JPがらモータ駆動時開ADが
演算され、C−3において、ΔDがセット可能がどうか
、すなわち100m5経過しているがどうかの判定がな
され、可能ならば、c−4において、RA Mのアドレ
スpM+:p:を入力し、C−5において、ΔDをモー
タ駆動用タイマにセットしてから、C−6において、タ
イマが0になるまでモータ5を駆動する。
その後はC−7において、56=0としてリターンして
、次の50m5タイマ割込信号か入力されるまで、待ち
状態となる。
すなわち、この第10図に示すフローにおいては、アイ
ドルスイッチ9が故障してオフしたままの状態でも、第
7図に符号aで示すようにラフではあるが、C−1〜C
−6の処理によって、モータ5を駆動させて、ロッド7
を冷却水温に応し目標開度を変化させてゆくことができ
る。これによりアイドルスピードコントロールが不可能
なアイドルスイッチ9の故障時においても、エンジン冷
態時始動が可能となり、且つ冷却水温の上昇とともに、
エンストを起こさない程度の高速アイドル制御が可能と
なるのである。なお第7図中の符号1)は第3,4図の
特性に対応する目標開度特性を示す。
次に、第11図に示すアイドルスインチオフスタート処
理フローについて説明する。このフローは、1度もアイ
ドルスインチオンの履歴をもたないような場合(アイド
ルスイッチ9が故障したようなときが考えられる)にお
いて、実開度(スロットル開度)PRが目標開度PS以
上で、且つ冷却水温が低いようなときにでも、エンジン
Eを確実にスタートできるようにしたフローである。
すなわち、このフローでは、まずD −0において、5
5=1がどうかの判定がなされるが、上記の条件(冷却
水温が低、且つアイドルスイッチオフおよびPR≧PS
であることを満足している条件をいい、以下アイドルス
イッチオフスタート条件という。)下では、第8図のA
−38において、55=1なる処理がなされるので、こ
のアイドルスイッチオンスタート条件下では、D−0か
らYESルートをとり、逆に上記アイドルスイッチオフ
スタート条件を満足しない場合にはNoルートをとリリ
ターンされ、次の50+nsタイマ割込信号が入力され
るまで、待ち状態となる。
D−0でYESルートをとったのちは、D−1において
88=1がどうがが判定される。最初は58=0である
から、D−2において、モータポジションスイッチ10
がオンがどうがが判定される。
通常ロッド7はモータポジションスイッチ10の前方に
あってこれをオフの状態にしているので、D−3におい
て59=1がどうかが判定される。最初は59=0であ
るので、D−17において、パルス幅L1でモータ5を
駆動させて、ロッド7を後退駆動させる。
このパルス幅L1は前述のごとく比較的大きく設定され
ている。
D−17の処理の後はリターンされ、次の50m5タイ
マ割込信号が入力されると、再度D−0,D−1の処理
がなされるが、このときまだモータポジションス   
、イッチ10がオフであるなら、再度D−3,I)−1
7を経て、ロッド7が更に後退さ、れる。以後同様にし
てモータポジションスイッチ10がオンするまでロッド
7を後退させる。
そして、モータポジションスイッチ10がオンすると、
D−4において、58=1なる処理がなされ、D−5に
おいて、モータポジションスイッチ1oがオフかどうか
が判定されるが、このときモータポジションスイッチ1
0はオンであるので、D−6において、パルス幅L2(
<Ll)でモータ5を駆動させて、ロン1=’7を前進
駆動させる。ここでパル又幅L2は比較的小さく設定さ
れているので、ロッド7の前進度は小さい。
この処理の後は、リターンされ、次の50+osタイマ
割込信号が入力されると、再びD−1)、I)−1と続
く処理がなされるが、この場合、前の処理におけるD 
−4で88=1とされているので、D−1においてD−
5ヘシ゛ヤンブし、その後D−5,D−6の処理がなさ
れる。
このようにして、口・/ドアが徐々に前進してν)くこ
とにより、モータポジションスイッチ10がオフする。
これによりロッド7は基準位置をとることになる。この
ようにモータポジションスイッチ10がオフすると、1
)−5において’1’ E Sルートをとり、D  7
.D  8゜D−9において、それぞれS 8 = O
、S 9 = 1 、 S 4 ”1なる処理がなされ
たあと、D−10において、AP= P S−1? O
なる演算が行なわれる。ここでPSは目標開度であり、
POは口/ドアの基準位置(モータポジションスイッチ
位置)における基準開度である。
その後は、D−11において、RA MのアドレスPI
〜1にPSの値を入力し、D−12において、APから
モータ駆動時間ΔDを算出してから、D−13でADの
セットが可能であるかどうか、即ち100 +ns経過
しているかどうかが判定され、セント不可能であれば、
リターンされ、待ち状態となる。このようにリターンさ
れると、D−8において89=1とする処理がなされで
いるので、次の50m5タイマ割込信号の入力により、
D−0,D−1,D−2,D−3,D−10,D−11
,I)−12、D−1,3へ至る処理がなされる。そし
て3.0011Isか経過して、IDのセットが可能に
なると、D−14において、ΔDをモータ駆動用のタイ
マにセ・7トし、D−15において、タイマが0になる
までモータ5を駆動することが行なわれる。これにより
アイドルスイン千オフスタート条件下でも、四ノド7を
一旦基準位置に迅速に戻し、たあと、ポジションフィー
ドパ・/り制御により所定の目標開度位置にセットする
ことができ、エンジンEの円滑な始動と正確な制御とが
確保される。
なお、D−15の処理の後は、D−16において、55
−0とする処理がなされ、リターンされる。これにより
このフローは、その後D−0からNoルートを経てリタ
ーンへ行く処理を50+nsごとに繰り返す。
したがって、第8図、第10図および第11図に示すフ
ローにより、次のようなエンジン作動か可能となる。す
なわちアイドルスイッチ9が、故障などを起こしていて
、オフ状態を維持していると鰺でも、第11図に示す7
0−により、エンノンEの始動が可能であるか、エンジ
ン始動後は、第11図の1)−9で34=1とする処理
がなされるので、第8図のA−33においてNoルート
が選択され、もし53=1であるなら、すなわち初めて
設定温度を超え目標開度を下げたい場合は、A−36の
処理を受けで、第10図に示すフローにより、又ロント
ル開度が所定量だけ減じられる。
このときオーバシュートにより冥開度PRが目標開度P
S以下になるのか常であるが(第7図の符号C参照)、
このようにP S > P Rとなると、第8図のA−
32におい゛てYESルートをとり・、その後はA−1
9〜A−31の処理によって、実開度PRが目標開度P
Sと一致するように調整される(第7図の符号d参照)
このようにして、本装置は、エンジン回転数フィードバ
ック制御かスロットル弁2のポジ゛ジョンフィードバッ
ク制御かを行なえるほか、エンジン作動時には、ロッド
7を基準位置ヘセソトしたり、アイドルスイッチ9の故
障時でも、エンジンEの円滑な始動を確保したり、その
後の高速アイドル制御を行なったりすることができるの
であるが、その他に次のような7エールセーフ(幾能を
有している。すなわちスロットル開度センサ8か′故障
している場合(スロットル開度センサ出力がほぼOの場
合)には、モータ5を前進駆動しても、スロットル開度
センサ出力は依然として0であるため、制御が暴走する
おそれがある。そこでかかる場合は、モータ5を駆動し
てロンドアをモータポジションスイッチ位置(基準位置
)まで後退させ、その後はモータ5を一切駆動させない
ようにして、フェールセーフ機能を発揮させているので
ある。
なお、第8図に示すメイン70−の構成としては、上述
のもののはかζ前処理(イニシャライズ)ルーチン。
メインルーチンおよび後処理ルーチンの構成をとること
もでき、この場合、前処理ルーチンは、エンジンキーの
オン直後かどうか判定する分岐フロックと、本実施例に
おける分岐フロックA−17,A−32+A −34と
、ブロックA−32,,A−34にf1随する7′ロッ
クA−0,A−1,A−10と、さらに、アイドルスイ
ッチオフスタート処理フローを作動させるブロック八−
38とで構成される。そして、エンジンキーのオン直後
で、冷却水温が低、且つ、アイドルスイ・/チオ7およ
びPR≧PSで゛あるとき、八−38において、55=
1とされて、ロッド7が基準位置まで戻り、その後モー
タ5の前進駆動により、スロットル弁2が目標開度PS
へ駆動されて、スロットル弁2の開度較正ができるので
ある。
なお、温度センサとしては、水温を検出するもののほか
、エンジン潤滑油温度やエンジン壁部あるいは近傍の温
度を検出するものでもよい。
さらに、RA Mの代わりに、電源不揮発性メモリ(R
OM等)を用いてもよい。
また、本装置は、キヤプレタ方式の燃料供給系をもつエ
ンジンにも、インジェクタ方式の燃料供給系をもつエン
ジンにも適用できる。
以上詳述したように、本発明のエンジンアイドル回転数
制御装置1こよれば、エンジン吸気通路に設けられたス
ロットル弁の開度を制御するアクチュエータと、上記ス
ロットル弁の開度を検出するスロットル開度センサと、
エンジンがアイドル運転状態であることを検出するアイ
ドルセンサと、上記エンジンの1flE 機温度を検出
する温度センサとをそなえるとともに、上記アイドルセ
ンサによるアイドル運転状態検出時の設定された条件下
において、上記スロットル開度センサからの信号により
上記スロットル弁のポジションフィードバック制御によ
りエンジン回転数を制御すべく、上記の各センサからの
検出信号を受は同検出信号に基づく制御信号を上記アク
チュエータへ出力する制御手段をそなえ、同制御手段に
基づく制御の開始時において、上記温度センサがエンシ
゛ンの冷態を検出し、上記アイドルセンサがアイドル運
転状態でないことを検出したとき、上記アクチュエータ
を基準位置まで戻した後、上記アクチュエータにより上
記スロットル弁を上記制御信号に基づく目標開度へ駆動
しうる開度較正手段が設けるという簡素な構成で、エン
ジンの始動時に、スロットル弁の開度をキャリプレート
(較正)することかでき、これによりエンストを回避で
外、容易に制御精度を向上できる利点がある。
また、本発明のキャリプレート操作は、エンジン不作動
時にのみ行なえるように調整することも容易にで外、こ
のようにすれば、誤動作によって、エンジン作動中にキ
ャリプレートすることによる弊害9例えばエンジン回転
数の急激な低下ひいてはエンノンストップのような弊害
を招がないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例としてのエンジンアイドル回転数
制御装置を示すもので、第1図はその全体横1&、図、
第2図はその制御要領を示すブロック図、第3〜5図。 第6図(a)、(b)および第7図はいずれもその作用
を説明するためのグラフ、第8〜11図はいずれもその
作用を説明するための流れ図である。 1・・エンジン吸気通路、2・・スロットル弁、2a・
・軸、3・・スロットルレバー、3a・・スロットルレ
バ一端部、4・・アクチュエータ、5・・モータ、6a
・・つオーム、6b・・ウオームホイール、6C・・パ
イプ軸、6d・・雌ねし部、7・・ロッド、7a・・雄
ねし部、7b・・長穴、8・・スロットル開度センサ、
9・・アイドルスイッチ(アイドルセンサ)、10・・
モータポジションスイッチ(ポジションセンサ)、11
・・水温センサ(温度センサ)、12・・回転数センサ
、13・・車速センサ、14・・クランキングスイッチ
(クランキングセンサ)、15・・制御手段および開度
較正手段としてのコントロールユニット、E・・エンジ
ン。 復代理人 弁理士  飯 沼 義 彦 第3図 冷却水温T(’C)− 第4図 冷却水温T(’c)− 第 5 図 I全7Jlホン、QT(’c)− 第 6 図 (0) △P(実開度−目標量/!7) 第6図 (b) △N(メ回動く牧−目(゛、・回着・ユ叡)第7図 1令却フ1く7hル (oC) −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジン吸気通路に設けられたスロットル弁の開度な制
    御するアクチュエータと、上記スロットル弁の開度を検
    出するスロットル開度センサと、エンジンがアイドル運
    転状態であることを検出するアイドルセンサと、上記エ
    ンジンの暖機温度を検出する温度センサとをそなえると
    ともに、上記アイドルセンサによるアイドル運転状態検
    出時の設定された条件下において、上記スロットル開度
    センサからの信号により上記スロットル弁のポジション
    フィードバック制御によりエンジン回転数を制御すべく
    、上記の各センサからの検出信号を受は同検出信号に基
    づく制御信号を上記アクチュエータへ出力する制御手段
    をそなえ、同制御手段に基づく制御の開始時において、
    上記温度センサがエンジンの冷態を検出し、上記アイド
    ルセンサがアイドル運転状態でないことを検出したとき
    、上記アクチュエータを基準位置まで戻した後、上記ア
    クチュエータにより上記スロットル弁を上記制御信号に
    基づく目標開度へ駆動しうる開度較正手段が設けられた
    ことを特徴とする、エンジンアイドル回転数制御装置。
JP58032008A 1983-02-28 1983-02-28 エンジンアイドル回転数制御装置 Expired - Lifetime JPH0735738B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5788248A (en) * 1980-11-21 1982-06-02 Nippon Denso Co Ltd Controller for idle rotation speed
JPS59122755A (ja) * 1982-12-29 1984-07-16 Toyota Motor Corp 内燃機関の吸入空気量の制御装置

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