JPS5915816Y2 - 蓄熱槽等の取出口装置 - Google Patents

蓄熱槽等の取出口装置

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JPS5915816Y2
JPS5915816Y2 JP14985880U JP14985880U JPS5915816Y2 JP S5915816 Y2 JPS5915816 Y2 JP S5915816Y2 JP 14985880 U JP14985880 U JP 14985880U JP 14985880 U JP14985880 U JP 14985880U JP S5915816 Y2 JPS5915816 Y2 JP S5915816Y2
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flange
outlet
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layer side
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JP14985880U
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JPS5771869U (ja
Inventor
岩作 佐山
Original Assignee
株式会社佐山製作所
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【考案の詳細な説明】 この考案は、主に給湯設備の一環として設置される蓄熱
槽等の周壁に給湯管、温湯管、排湯管等を接合する際に
使用される蓄熱槽等の取出口装置に関するものである。
従来、この種の取出口装置としては、蓄熱槽等の周壁の
固定孔に取出口本体をパツキンを介在して外層側から挿
入して、取出口本体の内層側端部にフランジ付き締付ナ
ツトを内層側がら締着した後、取出口本体と保温材との
相互間の固定孔内に硬質ウレタンフオーム等の発泡材を
注入し、取出口本体の外層側端部にフランジ付き化粧ナ
ツトを外層側から締着するように取出口が取付けられて
いた。
しかし乍ら、取出口の取付時に、取出口本体と保温材と
の相互間の固定孔内に硬質ウレタンフオーム等の発泡材
を注入したり、或いは取出口本体の外層側端部に化粧ナ
ツトを締着する際に、取出口本体も同時に回転して化粧
ナツトが空回りしたりして、周壁の固定孔への取出口の
取付操作が面倒で、蓄熱槽等への取出口の取付工事が繁
雑になっていた。
また、固定孔内に発泡材を注入した後、化粧ナツトを取
出口本体に締着する際に、発泡材が潰れない程度に締め
付けるため、パツキンが不充分で保温材への漏湯の要因
となっていて断熱効果が好ましくなかった。
この考案は、前述のような諸問題点を解消すべく案出さ
れたもので、内層と外層との内部に発泡プラスチック製
の保温材が充填された蓄熱槽等の周壁適所に、内周面に
相対峙する一対の空回防止溝付き固定片が内層から若干
突出されるよう円形状の固定孔を穿設し、この固定孔に
、外層側端部に雄捻子部が施された筒体の内層側端部に
鉤片付きフランジを有し、且つ筒体のフランジ近傍に雌
捻子部付き膨出部を有して成る取出口本体を、固定片と
フランジとの相互間に密閉用のパツキンを介在して外層
側から挿入し、この取出口本体の膨出部内に、前記筒体
の長さより短い筒体に取出口本体と同位置に雄捻子部及
び鉤片付きフランジを有し、且つその筒体のフランジ近
傍外周面に相対峙する一対の空回防止溝を有して戊る締
付ナツトを、固定片とフランジとの相互間に密閉用のパ
ツキンを介在して固定片の各空回防止溝に各空回防止突
起が嵌合されるよう内層側から締着すると共に、取出口
本体の筒体雄捻子部には、フランジの内側周縁近傍に外
層の固定孔周縁部への係止突起が設けられた化粧ナツト
を、外層側から締着せしめることにより、周壁の固定孔
への取出口の取付操作を極めて容易にして、蓄熱槽等へ
の取出口の取付工事の簡略化を著しく図れるようにする
と共に、保温材への漏湯を確実に防止して断熱効果が大
になるようにし、また化粧ナツトの締着位置の安定性や
、取出口の外観上の体裁等も頗る良好となるような蓄熱
槽等の取出口装置を提供するものである。
以下、この考案の一実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。
図に示すように、FRP製の内層1と外層2との内部に
硬質ウレタンフオーム等の発泡プラスチック製の保温材
3が充填された蓄熱槽等の周壁4適所に、内周面上下部
に相対峙する一対の空回防止溝5付き固定片6が内層1
から若干突出されるよう円形状の固定孔7を穿設する。
また、外層2側端部内周面には給湯管、温湯管、排湯管
(図示せず)等の雄捻子部接合用の雌捻子部8が、外層
2側端部外周面には化粧ナツト (後述する)の雄捻子
部接合用の雄捻子部9が夫々施された筒体10を設け、
この筒体10の内層1側端部に、周縁に筒体10と相反
する向きの鉤片11を有するフランジ12を突設し、且
つ筒体10のフランジ12近傍に、内周面に雌捻子部1
3が施された膨出部14を設けて成る取出日本体15を
形成する。
この取出口本体15を前記固定孔7に、固定片6とフラ
ンジ12との相互間にリング状のフッ素ゴム製の密閉用
パツキン16を介在して外層2側から挿入する。
次に、前記筒体10の長さより短い筒体17の内周面に
給湯管、温湯管、排湯管等の雄捻子部接合用の雌捻子部
18を、筒体17の外層2側端部外周面に雄捻子部19
を夫々施し、且つ筒体17の内層1側端部には、周縁に
筒体17側向きの鉤片20を有するフランジ21を突設
し、更に筒体17のフランジ21近傍の外周面上下部に
は、相対峙する一対の空回防止突起22を設けて成る締
付ナツト23を形成する。
この締付ナツト23の雄捻子部19を前記取出日本体1
5の膨出部14内の雌捻子部13に、固定片6とフラン
ジ21との相互間にリング状のフッ素ゴム製の密閉用パ
ツキン24を介在して、各空回防止溝5に各空回防止突
起22が嵌合されるよう内層1側から締着する。
この場合、前記パツキン24の内周縁と外周縁との中間
部分には溝部25が円周方向へ沿って設けられていて、
締付ナツト23の締着時にパツキン24の外周縁部が溝
部25側へ圧接されて固定片6にパツキン24が密着さ
れるよう配慮されている。
そして、内周面に雌捻子部26が施された筒部の外周面
に6角形状の締付部27を設け、且つ筒部の内側端縁に
、内側周縁近傍に係止突起28が円周方向へ沿って設け
られたフランジ29を突設して戒る化粧ナツト30を形
成し、この化粧ナツト30の雌捻子部26を前記取出口
本体15の筒体10雄捻子部9に、外層2の固定孔7周
縁部に係止突起28が係止されるよう外層2側から締着
せしめたものである。
この考案は、前述のように構成したから、蓄熱槽等の周
壁4固定孔7に取出日本体15を、パツキン16を介在
して外層2側から挿入し、取出口本体15の膨出部14
内に締付ナツト23を、パツキン24を介在して内層1
側から締着し、そして取出口本体15の筒体10雄捻子
部9に化粧ナツト30を外層2側から締着せしめるのみ
で、周壁4の固定孔7に取出口を取付けることができる
すなわち、固定片6とフランジ12との相互間に、パツ
キン16を介在して外層2側から挿入した取出日本体1
5の膨出部14内に、締付ナツト23が固定片6とフラ
ンジ21との相互間にパツキン24を介在して内層1側
から締着されているため、従来のように固定孔に取出口
本体を外層側から挿入した後、取出口本体と保温材との
相互間の固定孔内に硬質ウレタンフオーム等の発泡材を
注入したり、或いは固定孔7の固定片6の空回防止溝5
に締付ナツト23の筒体17の空回防止突起22が嵌合
されているため、従来のように取出口本体の外層側端部
に化粧ナツトを締着する際に、取出口本体も同時に回転
して化粧ナツトが空回りしたりすることなく、周壁4の
固定孔7への取出口の取付操作が極めて容易で、蓄熱槽
等への取出口の取付工事の簡略化を著しく図ることがで
きる。
しかも、固定片6とフランジ12との相互間と、固定片
6とフランジ21との相互間とに夫々パツキン16.2
4を介在して、取出日本体15の膨出部14内に締付ナ
ツト23を内層1側から堅固に締着できるため、パツキ
ンが完全で、保温材3への漏湯を確実に防止して断熱効
果を大にすることができる。
また、取出口本体15及び締付ナツト23のフランジ1
2.21周縁に鉤片11.20を夫々設けたことによっ
て、パツキン16.24の介在位置を頗る安定させるこ
とができることと、パツキン16.24がフッ素ゴム製
にして耐熱性、耐薬品性、耐油性、耐候性等に特に優れ
ていることとによって、取出口の取付操作が一層容易に
できるばかりでなく、保温材3への漏湯を一層確実に防
止することができる。
更に、化粧ナツト30のフランジ29の内側周縁近傍に
係止突起28を円周方向へ沿って設けたことによって、
化粧ナツト30を取出口本体15の筒体10雄捻子部9
に外層2側から締着する際に、係止突起28が外層2の
固定孔7周縁部に係止されるため、化粧ナツ) 30の
締着位置が頗る安定するばかりでなく、化粧ナツ) 3
0で固定孔7内を外層2側から確実に閉塞できるので、
取出口の外観上の体裁も良好である。
以上説明したように、この考案によれば、周壁の固定孔
への取出口の取付操作が極めて容易で、蓄熱槽等への取
出口の取付工事の簡略化を著しく図ることができ、しか
も保温材への漏湯を確実に防止して断熱効果を大にでき
、また化粧ナツトの締着位置の安定性や、取出口の外観
上の体裁等も頗る良好である等の諸効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は断面
図、第2図は締付ナツトの右側面図、第3図は取出口の
左側面図である。 1・・・・・・内層、2・・・・・・外層、3・・・・
・・保温材、4・・・・・・周壁、5・・・・・・空回
防止溝、6・・・・・・固定片、7・・・・・・固定孔
、8.13.18.26・・・・・・雌捻子部、9,1
9・・・・・・雄捻子部、10.17・・・・・・筒体
、11.20・・・・・・鉤片、12゜21、29・・
・・・・フランジ、14・・・・・・膨出部、15・・
・・・・取出日本体、16.24・・・・・・パツキン
、22・・・・・・空回防止突起、23・・・・・・締
付ナツト、25・・・・・・溝部、27・・・・・・締
付部、28・・・・・・係止突起、30・・・・・・化
粧ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内層と外層との内部に発泡プラスチック製の保温材が充
    填された蓄熱槽等の周壁適所に、内周面に相対峙する一
    対の空回防止溝付き固定片が内層から若干突出されるよ
    う円形状の固定孔を穿設し、この固定孔に、外層側端部
    に雄捻子部が施された筒体の内層側端部に鉤片付きフラ
    ンジを有し、且つ筒体のフランジ近傍に雌捻子部付き膨
    出部を有して成る取出口本体を、固定片とフランジとの
    相互間に密閉用のパツキンを介在して外層側から挿入し
    、この取出口本体の膨出部内に、前記筒体の長さより短
    い筒体に取出口本体と同位置に雄捻子部及び鉤片付きフ
    ランジを有し、且つその筒体のフランジ近傍外周面に相
    対峙する一対の空回防止溝を有して戊る締付ナツトを、
    固定片とフランジとの相互間に密閉用のパツキンを介在
    して固定片の各空回防止溝に各空回防止突起が嵌合され
    るよう内層側から締着すると共に、取出口本体の筒体雄
    捻子部には、フランジの内側周縁近傍に外層の固定孔周
    縁部への係止突起が設けられた化粧ナツトを、外層側が
    ら締着せしめたことを特徴とする蓄熱槽等の取出口装置
JP14985880U 1980-10-21 1980-10-21 蓄熱槽等の取出口装置 Expired JPS5915816Y2 (ja)

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JPS5771869U JPS5771869U (ja) 1982-05-01
JPS5915816Y2 true JPS5915816Y2 (ja) 1984-05-10

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