JPS5915698A - 遠心送風機の風量制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は遠心送風機、特に石炭焚きあるいは石炭、石
油混合焚きボイラの如き含塵ガスを取り扱う遠心送風機
の風量制御装置に関するものである。

従来のこの種装置の構成を第１図および第２図に示す。

第１図は遠心送風機のガス入口部分に夙用制御装置とし
て設けられるベーンコントロールの概略構成を示すもの
であり、第２図は第１図のベーンコントロールにおける
案内羽根の構成を示すもので、総ての案内羽根が閉成し
た状態の一部を示している。これらの図において、（１
）は遠心送風機の羽根車軸で図示しない羽根車を支承並
びに回転するものである。（２）は遠心送風機の入口部
分に設けられる吸込口、（３）は上記吸込口の外端部に
設けられた吸込箱で遠心送風機が取り扱う含塵ガスがこ
こから吸い込まれる。（４）はボディー、（５）は上記
吸込口（２）とボディー（４）との間に固定された軸、
（６）は上記軸（５）に遊嵌され上記軸のまわりに回動
し得るようにされた中空軸、（７）は上記中空軸に溶接
によって固定された案内羽根で、第２図に示すように、
中空軸（６）にに対して（Ｘ）の個所で溶接されている
。（８）は補強用の当て板で、中央部が中空軸に、また
両端部がそれぞれ案内羽根（７）に溶接されている。な
お、第２図イこおいて（７Ａ）および（７Ｂ）はそれぞ
れ隣接している案内羽根を示している。　、また、第１
図において（９）は案内羽根の開閉状態を制御するため
の操作リンク、（１０）は上記操作リンクと結合したレ
バー、（１１）は上記レバーの端部と係合する作動環で
、羽根車軸（１）の周囲にリング状に配設されている。

（１２）は一端部（１２Ａ）が上記中空軸（６）に固定
され、他端部（１２Ｂ）が上記レバー（１０）に従動す
るようにレバー（１０）と係合している作動片である。

このような構成において、各案内羽根は軸（５）に対し
て第２図において時計方向に回動することによって隣接
した案内羽根どの間の間隙を大きくし、また、反時計方
向に回動することによって間隙を小さくすることが出来
る。これによって遠心送風機に送り込まれる風量を自在
に制御すると共に、吸入ガスに、図示しない羽根車の回
転方向と同一方向の旋回運動を与えるものである。

案内羽根（７）の開度制御は操作リンク（９）を操作す
ることによって行なわれる。１１１１ち、操作リンク（
９）を紙面に垂直方向に駆動するとレバー（１０）も同
方向に移動し作動片（１２）の他端部（１２Ｂ）を同方
向に駆動する。この結果、作動片（１２）の一端部（１
２Ａ）は中空軸（６）を軸（５）のまわりに回動させる
ため案内羽根（７）が回動して開度が制御されることに
なる。

しかるに吸入ガスは含塵ガスであるため、第１図におい
て案内羽根（７）の上端部と吸込口（２）との間Ｒ（ａ
）あるいは案内羽根（７）の下端部とボディー（４）と
の間隙（ｂ）にダストが付着固形比し案内羽根の作動が
固くなったり、スティックする欠点があった。

この発明はこのような欠点を解消するためになされたも
のである。以下、第３図に示すこの発明の一実施゛例に
ついて説明する。

この図において、（１３）は案内羽根の上’Ａｌｆｆ部
において中空軸（６）を取り囲むような形に形成され吸
込口（２）に固定された第１の吹出し部で、その内周壁
には多数の吹出し孔（１４）が形成されている。（１５
）は上記第１の吹出し部（１３）に圧縮空気を供給する
供給口、（１６）は案内羽根の下端部において、中空軸
（６）を取り囲むような形に１杉成され、ボディー（４
）に固定された第２の吹出し部でその内周壁には多数の
吹出し孔（１４）が形成されている。（１７）は上記第
２の吹出し部（１６）に圧縮空気を供給する供給口であ
る。なお、第１および第２の吹出し部を設けたために、
案内羽根（７）はその分だけ切り込まれ（Ｙ）　、　（
Ｚ）従来のものに比して少々変形している。その他の構
成については従来のものと同様であるため説明を省略す
る。

このような構成において第１および第２の吹出し部＋１
３）、（１６）のそれぞれの供給口（１５）、（１７）
に圧縮空気を供給すると、第１および第２の吹出し部に
形成された吹出し孔（１４）から吹き出されダストの付
着し易い案内羽根の上端部および下端部に吹き付けるた
め付着ダストは吹き飛はされる。

従って従来のように案内羽根の作動性悪化あるいはステ
ィックを効果時に防止することが出来るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は従来の装置を示すもので、第１図
は風量制御装置全体の構成を示す縦断面図、第２図は総
ての案内羽根が閉成した状態を示す概略図、第３図はこ
の発明の一実施例を示す全体構成の縦断面図である。 図中、（１）は羽根車軸、（２）は吸込口、（３）は吸
込箱、（４）はボディー、（５）は軸、（６）は中空軸
、（７）は案内羽根、（９）は操作リンク、（１０）は
レバー、（１１）は作動環、（１２）は作動片、（１３
）は第１の吹出し部、（１６）は第２の吹出し部、（１
４）は吹出し孔、（１５）、（１７）は圧縮空気供給口
である。 なお、同−符一号は同一または相当部分を示す。 代理人　弁理士　　葛　　舒　　信　　−第２図 Ｊ 力゛ス流− 第３国

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数の案内羽根をそれぞれ回動自在に支承し、上記
   案内羽根の上端部および下端部に複数の吹出し孔を設け
   た吹出し部を設けると共に、上記吹出し部に空気または
   ガスを吹き込んで上記吹出し孔から上記案内羽根の上端
   部および下端部に吹き出すようにしたことを特徴とする
   遠心送風機の風量制御装置。 ２、吹出し部を箱体として形成した特許請求の範囲第１
   項記載の遠心７送風機の風量制御装置。 ３、吹出し部が案内７羽根の回動軸の周囲に環状に形成
   された箱体去ある特許請求の範囲第１項記載の遠心送風
   機の風量制御装置。