JPS5915629Y2 - 足踏健康器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は弾性体の復元力を利用した足裏の押圧指療及
び身体の下に敷設して体重により筋肉表面より自律神経
を刺激し、足裏及び身体の血行を良好とする事を目的と
した足踏健康器に関するものである。

一般にこの種の半筒状体の足踏器は種々使用されている
が、これ等のものは筒状体の表面に一種類又は二種類の
押圧突条を一体的に形成したものであるため、使用者に
よっては刺激効果が一定のため不満足である。

そして多種多様の好みに応じた指圧効果を望むことは不
可能である。

この考案はこの様な点を解決せしめ、中央の取替えによ
って各人の好みに応じた多種多様な刺激効果を達成せし
めたもので、その主たる目的とする所は、表面外周に押
圧突起を設けた中空状の足踏器の上部中央に着脱自在の
凹溝部を形成し、この凹溝部内に表面突起と異なる形状
の押圧突起を設けた足踏異形体を嵌脱自在に嵌合したも
のである。

従って、この考案によれば、使用者の好みによって多種
多様に形成した押圧突起によって指圧効果を向上できる
と共に、足踏器の上部中央に設けた足踏異形体を着脱自
在に嵌脱するだけで、指圧効果を倍加せしめる効果があ
る。

また、前記足踏異形体の取換えが簡便であると共に、確
実に固定できるようにしたものである。

次にこの考案の一実施例を図面について説明すると、足
踏器１は、その構成材料を硬質合成樹脂よりなり押圧成
型によって中空状に構成されている。

その足踏器１の表面に於ける上面稍中央を除いた外周に
は、その長手方向に数条の各種形状よりなる指圧突条２
，２・・・・・・を形成せしめである。

また足踏器１の稍中央には、相対向する２ケ所に凹状又
は凸状の係合部４，４を形成した各種断面形状を有する
凹溝部３を形成せしめである。

次に該凹溝部３に着脱自在に嵌合される足踏異形体５は
、各種の構成材料を以て形成され、その表面には、各種
形状の指圧突部６，６・・・・・・を形成すると共に、
該保合部４，４と嵌脱自在となる係止部７゜７を形成せ
しめである。

８は、足踏器１の底部長手両端に一体成型した軟質合成
樹脂製の滑り止８を示し、９は、足踏器１の端面に被閉
せしめた側蓋を示したものである。

この考案は上述の如き構成であって、この足踏器１に足
を乗せて足裏をマツサージすれば、血行を良くして疲労
回復を得る事ができる。

また、利用者に於いて、多種多様な各人に応じた刺激を
求める時には、上部中央の足踏異形体５を適宜取換選択
して使用すればよいものである。

以上の如くこの考案によれば、足踏器の湾曲踏面に設け
た多数の押圧突起と上部相中央に設けた足踏異形体とに
よって、足裏を強弱自由に押圧ができ、且つ、使用者の
好みに応じて押圧突起の凹凸面を適宜容易に取換選択で
きると云う従来にない優れた効果と、足踏器を中空状の
合成樹脂製としたので、軽量で強度があり、且つクッシ
ョン的な作用をするので足裏を柔軟的に押圧作用せしめ
ると共に、簡単に生産できると云う効果がある。

更にこの考案による、足踏器の上部相中央に長手方向の
保合部を設けた凹溝部と、この凹溝部に嵌脱自在となる
形状の異なる押圧突起を設けた足踏異形体とによって、
湾曲踏面の最も指圧力の有する上面に於いて、強弱の指
圧が自由自在にできる効果と、使用者の好みに対応して
足踏異形体のみ簡便に取換選択して用いる事ができるの
で大変に便利であると云う実利的な効果がある。

また、押圧器に設けた凹溝部は、押圧器の全体を強靭化
する効果と、凹溝部に設けた保合部は、足踏異形体に設
けた係止部と良好に嵌着すると共に、他の足踏異形体の
係脱作用も容易に達成できると云う優れた構造を有する
効果である。

また、足踏異形体の内部にフェライト等の磁力性粉末を
混入成型すれば、マツサージ効果と磁力による血行を良
好とする効果とを達成できると云う効果がある。

なお、足踏器１及び足踏異形体５の断面形状は添付図面
に限定することなく適宜形状変化をする事も当然である
。

【図面の簡単な説明】

図面はこの考案の一実施例を示すもので、第１図は使用
状態の斜面図、第２図は一部分離状態を示す斜面図、第
３図及び第４図は他の実施例の斜面図である。 符号１は足踏器、２は押圧突起、３は凹溝部、４は係合
部、５は足踏異形体、６は押圧突起、７は係止部である
。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 硬質合成樹脂よりなる押圧成型によって半円中空状に形
   成された足踏器１は、その表面に於ける上面稍中央を除
   いた外周には、長手方向に数条の指圧突条２，２・・・
   ・・・を形成し、該足踏器１の稍中央には、相対向する
   ２ケ所に凹状又は凸状の保合部４，４を設けて凹溝部３
   を形成し、前記凹溝部３には足踏異形体５を着脱自在に
   嵌合し、該足踏異形体５は、表面に指圧突部６，６・・
   ・・・・形成すると共に、該保合部４，４に嵌脱自在と
   なる係止部７．７を形成し、且つ、該足踏器１の端面に
   側蓋９．９を被閉した事を特徴とする足踏健康器。