JPS5915621Y2 - 車椅子における主車輪の着脱機構 - Google Patents
車椅子における主車輪の着脱機構Info
- Publication number
- JPS5915621Y2 JPS5915621Y2 JP18015081U JP18015081U JPS5915621Y2 JP S5915621 Y2 JPS5915621 Y2 JP S5915621Y2 JP 18015081 U JP18015081 U JP 18015081U JP 18015081 U JP18015081 U JP 18015081U JP S5915621 Y2 JPS5915621 Y2 JP S5915621Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main wheel
- rotating plate
- handle
- link
- pin
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は車椅子の主車輪着脱機構に関するものである
。
。
車椅子の主車輪の幅より狭い通路を車椅子によって通過
することを可能にするために、この出願の考案者は、先
に車椅子のフレームの幅とはパ等しい幅に補助車輪を設
け、その外側に着脱自在の主車輪を設けた車椅子を考案
した。
することを可能にするために、この出願の考案者は、先
に車椅子のフレームの幅とはパ等しい幅に補助車輪を設
け、その外側に着脱自在の主車輪を設けた車椅子を考案
した。
このような車椅子においては、主車輪を外す際には容易
に外れる一方、通常の走行状態においては外れることの
ない安全性の高い主車輪の着脱機構を必要とする。
に外れる一方、通常の走行状態においては外れることの
ない安全性の高い主車輪の着脱機構を必要とする。
そこで、この考案は上記主車輪の着脱機構において、そ
の装着が容易であると共に、四辺形リンク機構を利用す
ることにより主車輪使用時にこれが絶対外れない安全性
の高い着脱機構を提供することを目的としている。
の装着が容易であると共に、四辺形リンク機構を利用す
ることにより主車輪使用時にこれが絶対外れない安全性
の高い着脱機構を提供することを目的としている。
以下、この考案の構成を添付図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図に示すように、車椅子フレーム1は、
座席2と、この座席2の後端に起立せしめた背もたれ3
と、この背もたれ3の上端から水平方向に屈曲せしめた
ハンドル4、及び座席2の前端に斜め下向きに屈曲して
形成した足載台5とにより構成されている。
座席2と、この座席2の後端に起立せしめた背もたれ3
と、この背もたれ3の上端から水平方向に屈曲せしめた
ハンドル4、及び座席2の前端に斜め下向きに屈曲して
形成した足載台5とにより構成されている。
上記フレーム1の座席2下部には、下向きコの字形に屈
曲した取付杆6を固定し、その左右両側の下端に補助車
輪7,7を取付けである。
曲した取付杆6を固定し、その左右両側の下端に補助車
輪7,7を取付けである。
この補助車輪7,7の車幅ははパフレーム1の幅に等し
い。
い。
また足載台5の左右の斜め杆8に上記の補助車輪7,7
の車幅と等しい小補助車輪9を取付けである。
の車幅と等しい小補助車輪9を取付けである。
また、上記取付杆6の左右両側の傾斜部分には、軸受ブ
ラケット10が後向きに突出するようそれぞれ固着され
ており、そのブラケット10に主車輪11.11の車軸
12を装着するようになっている。
ラケット10が後向きに突出するようそれぞれ固着され
ており、そのブラケット10に主車輪11.11の車軸
12を装着するようになっている。
主車輪11.11は上記の補助車輪7,7の車幅よりも
広く、且つその接地面は、補助車輪7,7の接地面より
低くなっている。
広く、且つその接地面は、補助車輪7,7の接地面より
低くなっている。
したがって、主車輪11゜11を装着した状態において
は補助車輪7,7は地面から離れており、この状態で通
常の走行が行なわれる。
は補助車輪7,7は地面から離れており、この状態で通
常の走行が行なわれる。
また、主車輪11.11を外すと補助車輪7゜7が接地
するが(第3図、第4図参照)、前記のように、その車
幅は比較的狭いので、狭い通路を通過するには便利であ
るが、走行の安全性が十分でないので、狭い通路を通過
する場合以外は主車輪11、11を装着しておく。
するが(第3図、第4図参照)、前記のように、その車
幅は比較的狭いので、狭い通路を通過するには便利であ
るが、走行の安全性が十分でないので、狭い通路を通過
する場合以外は主車輪11、11を装着しておく。
さて、上記主車輪11.11の着脱機構は、第5図及び
第6図に示すように、軸受ブラケット10の下端縁に、
後向きに開放した欠円形の切欠きによって軸受部13を
形威し、その軸受部13の斜め後方上部に第1ピン14
によって回動板15を取付けている。
第6図に示すように、軸受ブラケット10の下端縁に、
後向きに開放した欠円形の切欠きによって軸受部13を
形威し、その軸受部13の斜め後方上部に第1ピン14
によって回動板15を取付けている。
回動板15はほぼ四角形に形威され、上記第1ピン14
はその1つのコーナ部に挿入されている。
はその1つのコーナ部に挿入されている。
また、第1ピン14の斜め後方上部には下向きコの字形
に屈曲した操作ハンドル16のくの字形に屈曲した下端
取付部17の先端が、第2ピン18によって取付けられ
ている。
に屈曲した操作ハンドル16のくの字形に屈曲した下端
取付部17の先端が、第2ピン18によって取付けられ
ている。
また、上記取付部17の屈曲部分に第3ピン19によっ
てリンク20を取付け、そのリンク20の他端を第4ピ
ン21により回動板15に取付けである。
てリンク20を取付け、そのリンク20の他端を第4ピ
ン21により回動板15に取付けである。
この第4ピン21は前記第1ピン14を挿入した回動板
15のコーナ部に隣接したコーナ部に挿入されている。
15のコーナ部に隣接したコーナ部に挿入されている。
上記第1ピン14と第2ピン18間のブラケツ)10の
部分、第2ピン18と第3ピン19間の取付部17の部
分、第3ピン19と第4ピン21間のリンク20の部分
、及び第4ピン21と第1ピン14間の回動板15の部
分は、第1ピン14と第2ピン18間のブラケット10
の部分を固定部分とする四辺形リンク機構を構成してい
る。
部分、第2ピン18と第3ピン19間の取付部17の部
分、第3ピン19と第4ピン21間のリンク20の部分
、及び第4ピン21と第1ピン14間の回動板15の部
分は、第1ピン14と第2ピン18間のブラケット10
の部分を固定部分とする四辺形リンク機構を構成してい
る。
いま、ハンドル16を上向きに上げた第5図の状態にお
いて、リンク20はハンドル16の取付部17に沿って
引き上げられ、同時に回動板15も後方へ傾斜した状態
に引き上げられる。
いて、リンク20はハンドル16の取付部17に沿って
引き上げられ、同時に回動板15も後方へ傾斜した状態
に引き上げられる。
回動板15がこのように傾斜した状態において、その回
動板15の後端縁となる部分には、切欠きによって欠円
形の軸受部22が形威されている。
動板15の後端縁となる部分には、切欠きによって欠円
形の軸受部22が形威されている。
この軸受部22は上記の傾斜状態において後ろ向きに開
放しており、その開放端に近い部分は主車輪11の車軸
12を受は入れることができるように水平に形成されて
いる。
放しており、その開放端に近い部分は主車輪11の車軸
12を受は入れることができるように水平に形成されて
いる。
この軸受部12の中心軌跡と前記のブラケット10に形
威された軸受部13の中心とは一致するように形成され
ている。
威された軸受部13の中心とは一致するように形成され
ている。
また、上記軸受部22は回動板15が傾斜した上記の状
態で車軸12の高さと等しくなる位置に設けられている
。
態で車軸12の高さと等しくなる位置に設けられている
。
したがって、第5図のように軸受部22が後方へ開放し
ている状態で主車輪11を後方から進めるとその車軸1
2が軸受部22内に進入する。
ている状態で主車輪11を後方から進めるとその車軸1
2が軸受部22内に進入する。
その後、ハンドル16を下げると、前述のリンク機構が
変形して軸受部22が車軸12を抱え込んだよ・下方に
回動し、ついには第6図に示すように、両方の軸受部2
2.13が接近し、はパ円形の軸受孔を形威し、その中
に車軸12を抱持し、同時に補助車輪7及びこれと一体
のフレーム1を若干持上げることになる。
変形して軸受部22が車軸12を抱え込んだよ・下方に
回動し、ついには第6図に示すように、両方の軸受部2
2.13が接近し、はパ円形の軸受孔を形威し、その中
に車軸12を抱持し、同時に補助車輪7及びこれと一体
のフレーム1を若干持上げることになる。
ハンドル16を最下端にまで回動するとその取付部17
がブラケット10に突設したストッパーピン23に係合
する。
がブラケット10に突設したストッパーピン23に係合
する。
このストッパーピン23は、ハンドル16を最下端まで
降した状態で、第3ピン19が第2ピン18と第4ピン
21を結ぶ線l、即ち思案点をわずかに越えた位置とな
るように設定しである。
降した状態で、第3ピン19が第2ピン18と第4ピン
21を結ぶ線l、即ち思案点をわずかに越えた位置とな
るように設定しである。
したがって、第6図の状態において車軸12に後ろ向き
の力が作用した場合で゛も、その力はハンドル16を一
層下方へ回動しようとする方向に作用するため、車軸1
2が軸受孔から抜は出す危険がない 一方、主車輪11を外す際は、操作ハンドル16を上記
とは逆に上方へ引き上げると、回動板15が回転してそ
の軸受部22によって車軸12を後方へ押し出すので容
易に外すことができる。
の力が作用した場合で゛も、その力はハンドル16を一
層下方へ回動しようとする方向に作用するため、車軸1
2が軸受孔から抜は出す危険がない 一方、主車輪11を外す際は、操作ハンドル16を上記
とは逆に上方へ引き上げると、回動板15が回転してそ
の軸受部22によって車軸12を後方へ押し出すので容
易に外すことができる。
以上のように、この考案の主車輪着脱機構は、車輪を車
椅子フレームにロックするに際し、リンク機構を使用し
、ロック状態においてリンク機構の思案点を越えるよう
に構成したものであるから、主車輪の車軸に抜出し方向
の力が作用しても、その作用力によって抜出すことがな
く、極めて安全性が高い利点がある。
椅子フレームにロックするに際し、リンク機構を使用し
、ロック状態においてリンク機構の思案点を越えるよう
に構成したものであるから、主車輪の車軸に抜出し方向
の力が作用しても、その作用力によって抜出すことがな
く、極めて安全性が高い利点がある。
また、その着脱の際は単にリンク機構の一部を構成する
操作ハンドルを回動するだけでよいので、容易に着脱で
きる利点もある。
操作ハンドルを回動するだけでよいので、容易に着脱で
きる利点もある。
第1図は縦断側面図、第2図は背面図、第3図は主車輪
を外した状態の側面図、第4図は同しく背面図、第5図
は着脱機構部分の拡大断面図、第6図は同じく装着状態
の拡大断面図である。
を外した状態の側面図、第4図は同しく背面図、第5図
は着脱機構部分の拡大断面図、第6図は同じく装着状態
の拡大断面図である。
Claims (2)
- (1)車体フレーム1の主車輪軸受ブラケッNOに後方
へ開放した欠円形軸受部13を設け、その軸受部13の
上方に回動板15、その回動板15の上方に操作ハンド
ル16の下端をそれぞれ回動自在に取付け、上記回動板
15及びハンドル16の間をリンク20により連結する
ことにより上記ブラケット10の一部、ハンドル16の
先端部分、リンク20及び回動板15の一部によって四
辺形リンクを形威し、上記回動板15の上昇時に開放部
分が後方へ向く欠円形軸受部22をその中心軌跡が前記
の軸受部13の中心と一致する位置に設け、且つ上記回
動板15の下降時にリンク20とハンドル16の連結ピ
ン19がその思案点を越えて停止する位置にストッパー
23を設けたことを特徴とする車椅子における主車輪の
着脱機構。 - (2)上記回動板15に設けた軸受部22を回動板15
の最上昇位置において主車輪11の車軸12の高さと一
致する位置に設けたことを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項に記載の車椅子における主車輪の着脱機構
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18015081U JPS5915621Y2 (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 車椅子における主車輪の着脱機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18015081U JPS5915621Y2 (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 車椅子における主車輪の着脱機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5884132U JPS5884132U (ja) | 1983-06-07 |
JPS5915621Y2 true JPS5915621Y2 (ja) | 1984-05-09 |
Family
ID=29976487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18015081U Expired JPS5915621Y2 (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 車椅子における主車輪の着脱機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915621Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007029189A (ja) * | 2005-07-22 | 2007-02-08 | Nippon Wheel Chairs Kk | 嵌合構造及び該構造を用いた車椅子 |
JP6150598B2 (ja) * | 2013-04-22 | 2017-06-21 | トヨタホーム株式会社 | 車椅子の車輪着脱装置及び着脱方法 |
-
1981
- 1981-11-30 JP JP18015081U patent/JPS5915621Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5884132U (ja) | 1983-06-07 |
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