JPS59155094A - 感熱記録シ−トの製造法 - Google Patents

感熱記録シ−トの製造法

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JPS59155094A
JPS59155094A JP58029977A JP2997783A JPS59155094A JP S59155094 A JPS59155094 A JP S59155094A JP 58029977 A JP58029977 A JP 58029977A JP 2997783 A JP2997783 A JP 2997783A JP S59155094 A JPS59155094 A JP S59155094A
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recording
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小島 一男
Hitoshi Yamahira
山平 仁
Yoshitaka Oeda
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    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/40Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
    • B41M5/41Base layers supports or substrates

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、感熱記録シートの製造法に関し、特に不要な
発色ムラを伴うことなく優れた高速記録適性を有する感
熱記録シートを極めて効率良く製造する方法に関するも
のである。
感熱記録法は、一般に入力信号に応して感熱記録ヘッド
(以下、単にヘッドと称する)を加熱し、これに接する
記録シート上の呈色剤と発色剤を溶融接触せしめ、発色
像を得る記録方法であり、電話回線に乗せられる帯域の
情報量に見合った記録速度を持ち、現像及び定着工程を
要しない一次発色系であり、しかもヘッドの消耗も極め
て少ないために、プリンター、ファクシミリ−等の情報
機器に急速に応用されるようになっている。
とりわけ、近年の著しい情報量の増加に伴い、初期の所
謂低速度(A4判1ページの記録時間が6分程度)から
高速機(同1分程度)、さらにはそれ以上の超高速機の
開発が進められており、このような記録装置の高速化に
伴い、これに用いられる記録シートも各種の改良が重ね
られている。
記録層表面の平滑化処理もその一つであり、ヘッドと記
録層表面の接触性を高め、熱伝達を容易にするという点
で重要な対応策として検討されている。しかしながら、
記録感度を高めるべく組成配合された記録層を有する高
速記録シートを、通常のスーパーカレンダーやコーター
に組み込まれた各種の平滑化装置によって処理すると、
記録層表面は高平滑化されるものの、記録層全面にわた
って、不要な白色ムラが発生し、著しく発色度の低下し
た記録層となってしまう。そのため、平滑性を犠牲にし
た軽度の表面処理を行うが、又は記録層表面の白色度を
犠牲にした平滑化処理を余儀なくされているのが現状で
ある。
かかる現状に鑑み、本発明者等は特に白色ムラを伴うこ
となく記録層表面の適切な平滑化処理を行う方法を開発
するべく鋭意研究を重ねた。特に、平滑化装置の加圧ニ
ップを構成するロールの構造及び材質、操業条件、さら
には記録層の組成についてまで総合的な検討を重ねた結
果、従来の加圧平滑化装置では全く考えられなかった軟
らかさを有する特定の弾性ロールを使用することによっ
て、記録層表面に白色ムラを伴うことなく高速記録適性
を付与するのに望ましい記録層表面の平滑化処理が可能
であることを見出し本発明を達成するに至った・ 本発明は、金属ロールと42〜f3”9度のショアーD
硬度(ASTM規格、D−2240)を有する弾性ロー
ルで構成される加圧ニップに、記録層表面が金属ロール
表面に接触するように通紙せしめ、該記録層表面のベッ
ク平滑度が150秒以上となるよう平滑化処理すること
を特徴とする感熱記録シートの製造法である。
本発明の方法において用いられる弾性ロールは、上記の
如<AS’TM規格、D−2240で規定されるショア
ーD硬度が42〜69度といった特定の値を有する弾性
体で構成されるものであり、通當のスーパーカレンダー
等で用いられるショアーD硬度75〜85渡程度の弾性
ロールに比較して、極めて軟らかいロールが用いられる
ものである。
42度よりも軟らかい弾性ロールでは、充分な表面平滑
性を得るために過大な二・ノブ線圧を必要とし、操業に
際し弾性体自体の寿命を著しく縮めることになってしま
う。逆に、69度よりも硬い弾性ロールでは発色ムラの
発生を効果的に防止するのが困難どなるため、42〜6
9度、より好ましくは60〜65度の硬度を有する弾性
ロールが用いられるものである。
かかる弾性ロールを構成する弾性体については、硬度が
上記特定の範囲に入る限り、特に限定されるものではな
く、例えば天然ゴム、スチレンゴム、ニトリルゴム、ク
ロロプレンゴム、クロロスルホン化エチレンゴム、ブチ
ルゴム、多硫化ゴム、シリコンゴム、弗素ゴム、ウレタ
ンゴム、各種プラスチンク樹脂、コツトン、・ペーパー
、ウール、テトロン、ナイロン或いはこれらの混合物等
が具体例として挙げられる。これらの中でもウレタンゴ
ム及びベーパーとウールの混合物(ウールンペーパー)
を用いた弾性ロールは取り扱いが容易であり、ロール寿
命も長く、しかも本発明の所望の効果を効率よく発揮し
得るためより好ましく用いられる。
本発明の方法において、上記の如き特定の弾性ロールと
加圧ニップを構成する金属ロールについては特に限定さ
れるものではなく、通常のスーパーカレンダー、グロス
カレンダー等の平滑化処理装置で用いられるチルドロー
ル、合金チルトロール、鋼鉄製ロール、さらにはロール
表面を硬質クロムメッキした金属ロール等が適宜選択し
て用いられる。加圧装置の形態、加圧ニップの数等も通
常の平滑化処理装置に準じて適宜調節されるものである
が、充分な高速記録適性を得るべく記録層表面のベック
平滑度が150秒以上となるように調節する必要がある
而して、本発明の方法においては、かかる特定の加圧ニ
ップに感熱記録シートを記録層表面が金属ロール面に接
触するように通紙せしめ、該記録層表面のベック平滑度
が150秒以上となるよう平滑化処理するものであるが
、その際の加圧条件は用いられる弾性ロールの硬度、記
録シートの種類、その化スピード、二ツブ数、温度条件
等々の各種処理条件などに応じて適宜調節される。
従って、−概には規定できないが一般にニップ線圧とし
て30〜300kg/cmの範囲で調節するのが望まし
い。ニップ線圧が30 kg / cmよりも低くなる
と、比較的硬い弾性ロールを用いても発色ムラの発生を
防止した操業性条件下では記録シートの厚薄不良等が生
じ、満足すべき高速記録適性を得ることが難しくなる。
また、300 kg/cmを越えるニップ線圧では逆に
、特に軟らかい弾性ロールを用いても発色ムラの発生を
防止するのが困ケVとなり、弾性ロール自体の発熱現象
も著しく増大し、安定操業が不可能になってしまう。
なお、安定操業条件下にあっても、本発明の方法で用い
られる弾性ロールは上述の如く通常のロールに比較し極
めて軟らかいロールであるため、発熱現象を起し易く、
−特にウレタンゴムを用いた弾性ロールではその1頃向
が顕著である。発熱現象により弾性体の物理的性質は不
安定となり、極端な場合には弾性体自体が蓄積された熱
によって熔融損傷を来すことすらある。そのため、ロー
ル内部に冷媒を導入して冷却するのは好ましい実施態様
であり、外部からの冷却、ロール径の変更、弾性体の肉
厚変更等各種の対応が適宜採用される。
かくして、本発明の方法によれば、高速記録に適するよ
うに著しく記録感度を高めた組成から成る記録層を有す
る感熱記録シートであっても、不要な発色ムラを生じる
ことな(記録層表面の平滑化処理が可能となり、一層高
速記録適性の改良された感熱記録シートが極めて効率良
く製造されるものである。かかる優れた効果の得れらる
理由については、必ずしも明確ではなく、本発明者等の
推定の域を脱し得ないものではあるが、従来の加圧処理
装置では考えられなかった極めて軟らかい弾性ロールの
採用によって、本発明で用いられる特定の加圧二ツブは
およそ5〜25111といった広巾のニップを構成して
おり、従来のスーパーカレンダー等のニップに比較しニ
ップ中方向全体に亘る局所ニップ圧0分布が全(異なっ
ており、不要な発色ムラを効果的に防止し、なおかつ記
録層表面の適切なる平滑化効果をも発現しているものと
推定される。
而して、本発明の方法によれば、上述の如く著しく記録
感度を高めた組成から成る記録層を有する感熱記録シー
トの処理が可能であり、例えば記録感度を高めるべ(バ
インダーの量を記録層の全固型分に対し35重量%以下
、より好ましくは25重量%以下となるように調製した
ところの従来法では著しく発色ムラを発生してしまうよ
うな感熱記録シートであっても、発色ムラを伴うことな
(所望の平滑化処理が可能となるものである。
本発明の方法で平滑化処理される感熱記録シートについ
ては特に限定されるものではないが、一般に無色ないし
淡色の塩基性染料からなる発色剤と呈色剤及びバインダ
ーを含有する感熱塗液を支持体に塗布せしめた記録シー
トが用いられる。
無色ないし淡色の塩基性染料としては例えば下記が例示
される。
3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド、3.3−ビス(p−ジメチルア
ミノフェニル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフ
ェニル)−3−(1,2−ジメチルインオール−3−イ
ル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−
3−(2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3
.3−ビス(1,2−ジメチルインドール−3−イル)
−5−ジメチルアミノフタリド、3.3−ビス(1゜2
−ジメチルインドール−3−イル)−6−ジメチルアミ
ノフタリド、3,3−ビス(9−エチルカルバゾール−
3−イル)−6−ジメチルアミノフタリド、3.3−ビ
ス(2−フェニルインドール−3−イル)−6−ジメチ
ルアミノフタリド、3−p−ジメチルアミノフェニル−
3−(1−メチルピロール−3−イル)−6−ジメチル
アミノフタリド等のトリアリルメタン系染料、4,4′
−ビス−ジメチルアミノベンズヒドリルベンジルエーテ
ル、N−ハロフェニル−ロイコオーラミン、N−2,4
,5−1−リクロロフェニルロイコオーラミン等のシフ
2ニルメタン系染料、ヘンジイルロイコメチレンブルー
、p−ニトロヘンジイルロイコメチレンブルー等のチア
ジン系染料、3−メチル−スピロ−ジナフトピラン、3
−エチル−スピロ−ジナフトピラン、3−フェニル−ス
ピロ−ジナフトピラン、3−ベンジル−スピロ−ジナフ
トピラン、3−メチル−ナフト (6′−メトキシベン
ゾ)スピロピラン、3−プロピル−スピロ−ジベンゾピ
ラン等のスピロ系染料、ロー・タミンーB−アニリノラ
クタム、ローダミン(p−ニトロアニリノ)ラクタム、
ローダミン(0−クロロアニリノ)ラクタム等のラクタ
ム系染料、3−ジメチルアミノ−7−メトキシフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−6−メトキシフルオラン、3
−ジエチルアミン−7−メトキシフルオラン、3−ジエ
チルアミン−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジエチル
アミン−6,7′−ジメチルフルオラン、3− (N−
エチル−p−)ルイシノ)−7=メチルフルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−N−アセチル−N−メチルアミ
ノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−N−メチルア
ミノフルオラン、3−ジエチルアミン−7−シベンジル
アミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−N−メチ
ル−N−ヘンシルアミノフルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−7−N−クロロエチル−N−メチルアミノフルオラ
ン、3−ジエチルア3ノー7−N−ジエチルテミノフル
オラン”、3−<N−エチル−p −’ )ルイジノ)
−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−(
N−エチル−p−1−ルイジノ)−6−メチル−7−(
p−)ルイジノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6
−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−(2−カルボメトキシ−フェニルアミノ
)フルオラン、3−(N−シクロヘキシル−N−メチル
アミン)−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン
、3−ピロリジノ−6−メチル−7−フェニルアミノフ
ルオラン、3−ピペ1ノジノー6−メチルー7−フェニ
ルアミノフルオラン、3−ジエチルアミン−6−メチル
−7−キシリジノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7
−(0−クロロフェニルアミノ)フルオラン、3−シフ
゛チルアミノ−7−(0−クロロフェニルアミノ)フル
オラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−p−ブチル
フェニルアミノフルオラン等のフルオラン系染料等。
さらに、下記一般式で表わされるフルオラン系染料も有
効であり、 (式中、R9はメチル基又はエチル基を示し、R10は
C,r〜C8のアルキル基を示す。)具体的には、例え
ば3−(N−メチル−N−n−アミル)アミノ−6−メ
チル−7−アニリツフルオラン、3−(N−エチル−N
−n−アミル)アミノ−6−メチル−7−アニリツフル
オラン、3− (N−エチル−N −1so−アミル)
アミノ−6−メチル−7−アニリツフルオラン、3−(
N−メチル−N−n−ヘキシル)アミノ−6−メチル−
7−アニリツフルオラン、3−(N−エチル−N’−n
−ヘキシル)アミノ−6−メチル−7−アニリツフルオ
ラン、3−(N−エチル−N−β−エチルヘキシル)ア
ミノ−6−メチル−7−アニリツフルオラン等が挙げら
れる。
本発明において、上記の如き塩基性染料と組合せて用い
られる呈色剤についても特に限定されるものではなく、
温度の上昇によって液化、気化ないし溶解する性質を有
し、かつ上記塩基性染料と接触して呈色させる性質を有
する各種の呈色剤が用いられる。代表的な具体例として
は4−tert−ブチルフェノール、α−ナフトール、
β−ナフトール、4−アセチルフェノール、4  te
rt−オクチルフェノール、4+4’5ec−フ゛チ1
ノデンジフェノール、4−フェニルフェノール −ジヒドロキシ−ジフェニルメタン、4.4’−イソプ
ロピリデンジフェノール、ノ\イドロキノン、4、4′
−シクロへキシリデンジフェノール、4。
4′−ジヒドロキシジフェニルサルファイド、4。
4′−チオヒス(% − tert−ブチル−、3−メ
チルフェノール)、4.4’−ジヒドロキシジフェニル
スルフォン、ヒドロキノンモノヘンシルエーテル、4−
ヒドロキシヘンシフエノン、2.4−ジヒドロキシヘン
シフエノン、2.4.4’−MJヒドロキシヘンシフエ
ノン・ 2・ 2′・ 4° 4′−テトラヒドロキシ
ベンヅフエノン、4−ヒドロキシフタル酸ジメチル、4
−ヒドロキシ皮層、香酸メチル、4−ヒドロキシ安息香
酸エチル、4−ヒドロキシ安息香酸プロピル、4−ヒド
ロキシ皮層、香酸−sec−ブチル、4−ヒドロキシ安
息香酸ペンチル、4−ヒドロキシ安息香酸フェニル、4
−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、4−ヒドロキシ安息香
酸トリル、4−ヒドロキシ安息香酸クロロフェニル、4
−ヒドロキシ安息香酸フェニルプロピル、4−ヒドロキ
シ安息香酸フェネチル、4−ヒドロキシ安息香酸−p−
クロロヘンシル、4−ヒドロキシ安息香酸−p−メトキ
シベンジル、ノボラック型フェノール樹脂、フェノール
重合体などのフェノール性化合物、安息香酸、p −t
ert−ブチル安息香酸、トリクロル安息香酸、テレフ
タル酸、3−sec−ブチル−4−ヒドロキシ安息香酸
、3−シクロへキシル−4−ヒドロキシ安息香酸、3.
5−ジメチル−4−ヒドロキシ安息香酸、サリチル酸、
3−イソプロピルサリチル酸、3− tert−ブチル
サリチル酸、3−ベンジルサリチル酸、3−(α−メチ
ルベンジル)サリチル酸、3−クロル−5−(α−メチ
ルヘンシル)サリチル酸、3.5−ジーtert−ブチ
ルサリチル酸、3−フェニル−5−(α、α−ジメチル
ヘンシル)サリチル酸、3.5−ジ−α−メチルヘンシ
ルサリチル酸などの芳香族カルボン酸、およびこれらフ
ェノール性化合物、芳香族カルボン酸と例えば亜鉛、マ
グネシウム、アルミニウム、カルシウム、チタン、マン
ガン、スズ、ニッケルなどの多価金属との塩などの有機
酸性物質等が挙げられる。
塩基性染料と呈色剤の使用比率は、一般に染料100重
量部に対して呈色剤が100〜700重量部、好ましく
は150〜400重量部程度使用される。なお、塩基性
染料、呈色剤とも勿論必要に応じて二種以上を併用して
もよい。
これらを含む塗布液の開裂は、一般に水を分散媒体とし
、ホールミル、アトライター、サンドグラインダー等の
攪拌、粉砕機により染料と呈色剤とを一緒に又は別々に
分散し、塗液として調製される。
かかる塗液中には、通常バインダーとしてデンプン類、
ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カル
ホキジメチルセルロース、ゼラチン、カゼイン、アラビ
アゴム、ポリビニルアルコール、スチレン・無水マレイ
ン酸共重合体塩、スチレン・ブタジェン共重合体エマル
ジョンなどが全固形物の2乃至40重量%、好ましくは
5〜20重量%用いられる。さらに、塗液中には必要に
応じて各種の助剤を添加することができる。例えば、ジ
オクチルスルフオコハク酸ナトリウム、トデシルヘンゼ
ンスルフオン酸ナトリウム、ラウリルアルコ−ビレ硫酸
エステル・ナトリウム塩、脂肪酸金属塩などの分散剤、
その他消泡剤、螢光染料、着色染料などが挙げられる。
また、ヘッドへのカス付着を改善し、かつ感熱記録層を
さらに白くするためにカオリン、クレー、タルク、炭酸
カルシウム、焼成りレー、酸化チタン、珪藻土、微粒子
状無水シリカ、活性白土等の無機顔料を添加することも
できる。また、適宜ステアリン酸、ポリエチレン、カル
ナハロう、パラフィンワックス、ステアリン酸カルシウ
ム、エステルワックスなどの分散液もしくはエルジョン
等のワックス類をヘッドとの接触に際し記録層がスティ
ッキングを生じないよう添加することもできる。
本発明の感熱記録シートにおいて、記録層の形成方法に
ついては特に限定されるものではなく、従来から周知慣
用の技術に従って形成することができる。例えば感熱塗
液を支持体に塗布する方法ではエアーナイフコーター、
ブレードコーター、バーコーク−、グラビアコーター、
多層コーター等適当な塗布装置が用いられるが、より優
れた平滑面を得るにはブレードコーターによる塗工が望
ましい。また塗液の塗布量についても特に限定されるも
のではなく−、一般に乾燥重量で2乃至12g#、好ま
しくは3乃至10g/rJの範囲で調製される。
なお、支持体についても特に限定されず、紙、合成繊維
紙、合成樹脂フィルム等が適宜使用されるか、一般には
紙が好ましく用いられる。また必要に応じて塗工前に支
持体をカレンダー処理することも可能であり、かかる平
滑化処理によって塗工後の処理条件をコントロールする
ことも出来る。
以下に実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する
が、勿論これらに限定されるものではない。また特に断
らない限り例中の部および%はそれぞれ重量部および重
量%を示す。
実施例1 ■  Aン皮言m 成 3−(N−シクロへキシル−N−メチルアミノ)−6−
メチル−7−アニリツフルオラン10部 メチルセルロース5%水溶液    15部水    
                  10部この組成
物をサンドグラインダーで平均粒子径3μmまで粉砕し
た。
■  B液1周成 4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル  20部メチルセル
ロース5%水溶液    30部水         
             20部この組成物をサンド
グラインダーで平均粒子径3μmまで粉砕した。
■ 記録層の形成 A液35部、B液70部、酸化珪素顔料30部、20%
酸化澱粉水溶液115部、水90部を混合、攪拌し塗液
とした。
この塗液をエアーナイフコーターにより、カレンダー処
理を施していない50秒のへ・ツタ平滑度を有する5 
0 g / gの原紙に乾燥後の塗被量が7.5g/m
となるように塗被乾燥した。得られた感熱紙を直径45
0mmのトップロール、同340 mmのミドルロール
、同500mmのボトムロールからなる3本の硬質クロ
ムメッキ表面を有する金属ロール及びショアーD型硬度
が68度で直径が40 ’Ommの2本のウールンペー
パーロールより構成された5段スーパーカレンダーによ
り、ニップ線圧30kg/cm及びニップ中5mmの条
件で、弾性体ロールの表面温度が60’cを越えないよ
うに内部冷却をしながら速度120m/分で平滑化処理
して感熱記録紙を得た。
実施例2 実施例1において、ショアーD型硬度が63度のウール
ンペτパーロール2本を使用し、ニップ線圧100kg
/am及びニップ中10mmとした以外は実施例1と同
様に平滑化処理して感熱記録紙を得た。
実施例3 ショア  1)型硬度が63度のゴムロール2本を使用
した以外は実施例2と全く同しようにして感熱記録紙を
得た。
実施例4 カレンダー処理によってベック平滑度を400秒にした
5 0 g / mの原紙を使用した以外は実施例2と
同様にして感熱記録紙を得た。
実施例5 感熱塗料の組成において、20%酸化鍛粉水溶液の添加
割合を40部とし、かつ原紙への塗工をブレードコータ
ーにより実施した以外は実施例4と同様にして感熱記録
紙を得た。
実施例6 シヨアーD型硬度が45度のゴムロール2本により、−
ノブ線圧250 kg/cm、ニップ中20mmの条件
で処理した以外は実施例1と同様にして感熱記録紙を得
た。
比較例1 ショアーD 型硬度が82度のノーマルコツトンロール
2本を用い、二、プ線圧10kg/cm、ニップ中5m
mの条件で平滑化処理した以外は実施例1と同様にして
感熱記録紙を得た。
比較例2 ショアーD型硬度が40度のゴムロール2本を用い、二
、プ線圧250 kg/cm、ニップ中25mmの条件
で平滑化処理した以外は実施例1と白樺にして感熱記録
紙を得た。
かくして得られた8種類の感熱記録紙について、記録層
表面のベック平滑度及び白色度、印字濃度、画質及びカ
ブリ (七トル)の比較テストを行い総合判定も含めそ
の結果を表に示した。なお、印字濃度はG’lItタイ
プの実用高速感熱ファクシミリ (日立社製、HIFA
X−700型)を用いて記録した記録像の発色濃度をマ
クベス濃度計(マクヘス社製、RD−100R型)によ
り測定した。また、白色度についてはハンター白色度計
で測定した。画質については、上記印字のハーフトーン
部の印字ムラの程度を目視判定し、カブリ (モトル)
については紙面の部分的な白色度低下の程度を目視判定
した。なお、画質、カブリ (七トル)、総合判定の評
価基準は下記のとおりである。
1:極めて優れている 2:優れている 3:普通 4:やや劣っている 5:極めて劣っている 手続補正書 昭和59年4月4日 昭和58年特許願第29977号 2、発明の名称 感熱記録シートの製造法 3、補正をする者 4、代理人 居 所 (〒660)尼崎市矯光寺元町1の11神崎製
紙株式会社内 (補正の内容) (11明mW第4頁第17行の「シ<は60〜65度の
・・・」を「シ<は50〜69度、最も好ましくは60
〜69度の・・・」と補正する。
(2)明細書第17頁第1行の「・・・2乃至40・・
・」を「・・・2乃至35・・・」と改め、更に同頁第
1〜2行の「・・・5〜20・・・」を「・・・5〜2
5・・・」と改める。
(3)明細書第1゛7頁第19行の「る。」の後に、下
記の文章を補充する。
(記) また必要に応じてステアリン酸アミド、ステアリン酸メ
チレンビスアミド、オレイン酸アミド、バルミチン酸ア
ミド、抹香オレイン酸アミド、ヤシ脂肪酸アミド、メチ
ロールアミド等のアミド類、2−ヒドロキシ−4−メト
キシヘンヅフエノン、2−ヒドロキシ−4−ヘンシルオ
キシヘンシフエノン等のヘンシフエノン化合物、2−(
2’−ヒドロキシ−3’、5’−ジーtert−ブチル
フェニル)ヘンシトリアゾール、2−(2′−ヒドロキ
シ−5’  tert−オクチルフェニル)ヘンシトリ
アゾール等のトリアゾール化合物、2.2′−メチレン
ビス(4−エチル−6−1ert−ブチルフェノール)
、2.2’−メチレンビス(4−メチル−6−tert
−ブチ/L/7エ)−)Ii> 、4. 4 ’−ブチ
リデンビス(6−tert]ブチル−3−メチルフェノ
ール)、1.1.3−トリス(2−メチル−4−ヒドロ
キシ−5−tert−ブチルフェニル)ブタン等のヒン
ダードフェノール化合物、ジメチルテレフタレート、タ
ーフェニル、イソフクル酸ジヘンジルエステル、p−ヘ
ンシルオキシ安息香酸ヘンシルエステル、ジーp−)リ
ルヵーボネート、α−ナフチルベンジルエーテル、β−
ナフチルベンジルエーテル、1−ヒドロキシ−2−ナフ
トエ酸フェニルエステル等の増感剤を添加することもで
きる。
(4)明細書第20頁第18行の「・・・10mm・・
・」を「・・・9mm・・・」と改める。
(5)明細書第21頁第2行および第15行及び同第2
2頁第5行の「・・・ゴムロール・・・」を、それぞれ
「・・・ウレタンゴムロール・・・」と補正する。
(6)  明細書第21頁第18行の「熱記録紙を得た
」の後に、下記実施例7.8および9を補充する。
(記) 実施例7 実施例1において、ショアーD型硬度が55度のウレタ
ンゴム凸−ル2本を使用し、二ツブ線圧200kg/c
m及びニップ巾15mmとした以外は実施例1と同様に
平滑化処理して感熱記録紙を得た。
実施例8 ■  A液δ周成 3−(N−エチル−p−トルイジノ)−6−メチル−7
−フェニルアミノフルオラン100部 1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸フェニルエステル  
           300部ポリビニルアルコール
10%水溶液 10部メチルセルロース5%水溶液  
  1o部この組成物に水を加えて30%濃度の分散液
とし、これをサンドミルで平均粒子径が3μmとなるま
で粉砕した。
■ B液調成 4.4′−イソプロピリデンジフェノール200部 ポリビニルアルコール10%水溶液 20部メチルセル
ロース5%水溶液    20部この組成物に水を加え
て30%濃度の分散液とし、これをサンドミルで平均粒
子径が3μmとなるまで粉砕した。
■ 記録層の形成 A液130部、B液70部、焼成カオリン50部、20
%酸化澱粉水溶液100部、20%ステアリン酸亜鉛分
散液50部および水を加えて混合、攪拌し25%濃度の
塗液とした。
得られた塗液を用いた以外は実施例1と全く同様に塗布
・乾燥・平滑化処理を行い感熱記録紙を得た。
実施例9 実施例8において、焼成カオリンの使用量を100部と
し、20%酸化澱粉水溶液100部の代りに10%ポリ
ビニルアルコール水溶液200部を使用した以外は実施
例8と同様に実施して感熱記録紙を得た。
(7)明細書第22頁第8行の「・・・感熱記録紙を得
た。」の後に下記の比較例3を補充する。
(記) 比較例3 実施例8と同様にして得た塗液を用いた以外は比較例1
と同様に塗布・乾燥・平滑化処理して感熱記録紙を得た
(81、明細!第24頁の表を、別紙の如き表に補正す
る。
(以上)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. flj  金属ロール面42〜69度のショアーD硬度
    (ASTM規格、D−2240>を有する弾性ロールで
    構成される加圧ニップに、記録層表面が金属ロール面に
    接触するように通紙せしめ、該記録層表面のベック平滑
    度が150秒以上となるよう平滑化処理することを特徴
    とする感熱記録シートの製造法。
JP58029977A 1983-02-23 1983-02-23 感熱記録シ−トの製造法 Granted JPS59155094A (ja)

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