JPS5915437Y2 - 装飾用電球 - Google Patents

装飾用電球

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Publication number
JPS5915437Y2
JPS5915437Y2 JP1105580U JP1105580U JPS5915437Y2 JP S5915437 Y2 JPS5915437 Y2 JP S5915437Y2 JP 1105580 U JP1105580 U JP 1105580U JP 1105580 U JP1105580 U JP 1105580U JP S5915437 Y2 JPS5915437 Y2 JP S5915437Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative light
filament
light bulb
temperature coefficient
positive temperature
Prior art date
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Expired
Application number
JP1105580U
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English (en)
Other versions
JPS56112796U (ja
Inventor
純 佐藤
Original Assignee
ティーディーケイ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえばクリスマスツリー用の電球などのよ
うに、バイメタル接点を有する装飾用電球に関する。
この種の装飾用電球は、第1図に示すように、電球のフ
ィラメント1と直列にバイメタル接点2を接続した構成
となっており、フィラメント1に電流が流れ始めて一定
時間経過後に、フィラメントt 流によってバイメタル
接点2がオフとなる動作と、バイメタル接点2がオフと
なった後再びオン状態に復帰する動作とが、一定の時間
間隔をおいて交互に繰返さ゛れ、これによってフィラメ
ント1が点滅するものである。
このように、従来の装飾用電球は、点滅動作を周期的に
繰返すだけであるがら、装飾用としては単調で面白味が
ない。
本考案は、この点を改善し、フィラメントに直列に正特
性サーミスタを組込むことにより、消灯するとき、瞬時
に消えないで、時間経過と共に徐々に消えて行く一風変
った装飾用電球を提供せんとするものである。
第2図は本考案に係る装飾用電球の電気回路図の一例を
示し、フィラメント1およびバイメタル接点2に直列に
、正特性サーミスタ3を接続した構成となっている。
バイメタル接点2および正特性サーミスタ3は、フィラ
メント1と共に、電球の内部に組込む。
前記正特性サーミスタ3は、正の抵抗温度係数を有する
チタン酸バリウム系半導体磁器より構成さ、れるもので
あって、たとえば第3図に示すように、ペレット状正特
性磁器3aの厚み方向の両面に、オーム性または非オー
ム性接触電極3b、3Cを設けて構成さ′れる。
この正特性サーミスタ3は、電流を流す以前は低抵抗値
を示すが、通電によって自己発熱温度がある特性温度に
達すると、電気抵抗値が急激に上昇して電流を絞る電流
制限機能を有する。
本考案は、この正特性サーミスタ3の電流制限機能に着
目したものである。
次に、第4図a、bのタイムチャートを参照して本考案
に係る装飾用電球の動作を説明する。
第4図aにおいて、時間t。
で電源が投入されたとすると、電源投入の初期の段階で
は、正特性サーミスタ3の初期抵抗値が低いことと、バ
イメタル接点2が閉じていることがら、フィラメント1
、バイメタル接点2および正特性サーミスタ3の直列回
路に、第4図すに示すように、はは゛フィラメント1の
抵抗値によって制限された大きな突入電流■2が流れ、
当該電球が点灯する。
ところが、時間が経過するにつれて、正特性サーミスタ
3の自己発熱温度が高くなり、電流制限機能が次第に強
くなるので、フィラメント1、バイメタル接点2および
正特性サーミスタ3に流れる電流iが、第4図すに示す
ように、時間経過と共に漸減する。
この結果、フィラメント1すなわち電球が次第に明るさ
を失なって行く。
一方、バイメタル接点2は回路電流iによるジュール熱
によって次第にオフ方向に動作して行き、時間t1でオ
フとなる。
これによって電球が完全に消灯する。
フィラメント1に流れる回路電流iが零になると、正特
性サーミスタ3、バイメタル接点2の温度が時間経過と
共に低下して行き、時間t2でバイメタル接点2が元の
オンの状態に復帰し、再び前記の点灯動作を繰返される
この場合、バイメタルと接点2がオフとなってから再び
オンとなる時点で、正特性サーミスタ3の温度が充分に
低下していないと、正特性サーミスタ3が高抵抗領域で
動作を開始することとなり、フィラメント1が充分に明
るくならない。
したがって、フィラメント1を充分に明るく点灯させて
から暗くなる方向に動作させるには、バイメタル接点2
の復帰時間と正特性サーミスタ3の放熱特性とのバラン
スを考慮する必要がある。
また、電球の点灯時間(tt to)や点灯特性は、
正特性サーミスタ3の電流時間特性に依存するので、正
特性サーミスタ3としては、目的の点灯時間、点灯特性
が得られるような電流時間特性を有するものを使用する
一般には、電流時間特性の立上りの悪いものが適当であ
る。
また、この種の装飾用電球のソケットは、耐熱性が一般
に低いから、正特性サーミスタ3としては、熱平衡温度
の低いもの、たとえば30〜40℃程度の発熱温度のも
のが望ましい。
なお、上記の実施例では、正特性サーミスタ3とバイメ
タル接点2とは熱的に結合されていないものとして説明
したが、両者2,3を熱結合させ、正特性サーミスタ3
によってバイメタル接点2を加熱するような構成であっ
てもよい。
以上述べたように、本考案に係る装飾用電球は、フィラ
メントに対して直列に接続されるバイメタル接点および
正特性サーミスタを組込んだことを特徴とするから、消
灯するとき、瞬時に消えないで、時間経過と共に徐々に
消えて行く一風変った装飾用電球を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装飾用電球の電気回路図、第2図は本考
案に係る装飾用電球の電気回路図、第3図は正特性サー
ミスタの正面断面図、第4図a、l)は本考案に係る装
飾用電球の動作を説明するためのタイムチャートである
。 1・・・・・・フィラメント、2・・・・・・バイメタ
ル接点、3・・・・・・正特性サーミスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フィラメントに対して直列に接続されるバイメタル接点
    および正特性サーミスタを備えることを特徴とする装飾
    用電球。
JP1105580U 1980-01-30 1980-01-30 装飾用電球 Expired JPS5915437Y2 (ja)

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JP1105580U JPS5915437Y2 (ja) 1980-01-30 1980-01-30 装飾用電球

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JP1105580U JPS5915437Y2 (ja) 1980-01-30 1980-01-30 装飾用電球

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Publication Number Publication Date
JPS56112796U JPS56112796U (ja) 1981-08-31
JPS5915437Y2 true JPS5915437Y2 (ja) 1984-05-08

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