JPS5915360Y2 - 金属エキスパンド材を備えた網戸 - Google Patents

金属エキスパンド材を備えた網戸

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JPS5915360Y2
JPS5915360Y2 JP16378377U JP16378377U JPS5915360Y2 JP S5915360 Y2 JPS5915360 Y2 JP S5915360Y2 JP 16378377 U JP16378377 U JP 16378377U JP 16378377 U JP16378377 U JP 16378377U JP S5915360 Y2 JPS5915360 Y2 JP S5915360Y2
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JP
Japan
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band material
expanded band
metal expanded
metal
side frame
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Expired
Application number
JP16378377U
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JPS5489041U (ja
Inventor
政夫 上沢
誠次郎 田口
Original Assignee
株式会社上沢工業
昭和アルミニウム株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、金属エキスバンド材を備えた網戸に関する
なお、この明細書において、金属エキスバンド材とは、
並列状フランジと、隣接するフランジ相互をその幅の中
間部で連結するウェッブとによって構成されるアルミニ
ウム等よりなる押出型材を素材として、これのウェッブ
に長さ方向にのびる多数の所定長さのスロットを押出型
材全体の平面からみて千鳥状配置にあけ、この押出型材
を幅方向に引張り拡大することによって製作された多数
の多角形状開口を有する面状金属材を意味する。
一般に、金属エキスバンド材を、網戸に使用するさいに
は、それの周縁に矩形枠が取り付けられる。
従来は、これら金属エキスバンド材と枠とを、リベット
、ねじ、ボルト・ナツト等によって結合していた。
したがって網戸の外形にリベット等の頭部が現われるの
で、網戸の体裁を損うという欠点があり、またリベット
等を使用して金属エキスバンド材と枠を組み立てる作業
は非常に面倒で手間がか・す、かつコスト高となる欠点
があった。
さらにプラスチック製の防虫網と組み合わせて網戸を構
成する金属エキスバンド材は、その多角形状開口部の寸
法が大きいものであり、しかも金属エキスバンド材と枠
はアルミニウム押出型材等を素材としてそれぞれつくら
れるものであるため、それら自体比較的高価なものであ
る。
したがって金属エキスバンド材の有効面積のロスを少な
くシ、同時に枠の使用材料を少なくするために、金属エ
キスバンド材と枠の重なり部分の面積をできるだけ少な
くするとともに、枠の厚みをできるだけ小さくすること
が望ましい。
この考案の目的は、上記の欠点を解決し、リベット等を
使用することなく金属エキスバンド材と枠とをきわめて
容易にかつ安価に組み立てることができ、しかも金属エ
キスバンド材と枠の重なり部分の面積を最小限のものと
することができて、金属エキスバンド材の有効面積のロ
スを少なくすることができるとともに、枠の厚みを小さ
くすることができて、その使用材料が少なくてすむ、非
常に経済的な金属エキスバンド材を備えた網戸を提供す
るにある。
この考案を、以下図面に示す実施例について説明する。
なお、この明細書において、上下、左右および前後は第
1図を基準とし、上とは第1図上方を、下とは同下方を
い・、また左とは同図左方を、右とは同右方をい・、ま
た前とは同図図面紙葉の表側を、後とは同裏側をそれぞ
れ°いうものとする。
図面において、1はアルミニウム製エキスバンド材で、
これは左右に並べられた多数の屈曲フランジ2と、隣接
する7ランジ2相互を連結しかつ平面からみて千鳥状に
配置せられたウェッブ3とによって構成され、平面から
みて六角形状の多数の開口4を有している。
このエキスバンド材1は網戸の補強および防犯等のため
に取り付けられるものである。
5はこのエキスバンド材1の左右両側縁部の各フランジ
2aの前側にエキスバンド材1の長さ方向に設けられた
側枠部材係合用切込みで、これはたとえばプレス加工に
よって形成せられる。
6はアルミニウム製の矩形枠で、これは一対の左右側枠
部材6a、6bと、これらを連結する一対の上下側枠部
材6 C,6dとによって構成されている。
各側枠部材6a〜6dの内側縁部には、それぞれ内側に
開口した横断面コ字形の収容部7が設けられており、こ
れらの収容部7に上記エキスバンド材1の左右両側縁部
と上下両端縁部が収められる。
8は左右側枠部材6 a 、6 bの各収容部7の前後
一対の対向壁9のうちの前側対向壁9に、長さの方向に
設けられた係合用突条である。
上記エキスバンド材1は、その左右両側縁部のフランジ
2aの一部が左右側枠部材6 a 、6 bの収容部7
にそれぞれ嵌め込まれ、エキスバンド材1のフランジ2
aの切込み5に左右側枠部材6a、6bの係合用突条8
が嵌め込まれることにより、エキスバンド材1と枠6と
が相互に結合せられている。
したがって、たとえばエキスバンド材1の中央部分に、
エキスバンド材1を変形させるような外力が加わった場
合にも、エキスバンド材1は変形しにく・、また枠6か
ら外れるおそれがない。
なお、エキスバンド材1の上下両端縁部は、上下側枠部
材6 C,6dの各収容部7に単に嵌め込まれているだ
けで、相互に結合されていない。
上記エキスバンド材1と枠6とを組み立てるには、たと
えばまず左右側枠部材6 a 、6 bと下側枠部材6
dとを組み合わせておき、つぎに左右側枠部材6 a
、6 bの各上端よりエキスバンド材1をスライドさせ
るようにして、エキスバンド材1の左右両側縁部のフラ
ンジ2aの一部を左右側枠部材6 a 、6 bの収容
部7にそれぞれ嵌め込むとともに、左右側枠部材6a、
6bの係合用突条8をエキスバンド材1の側枠部材保合
用切込み5に嵌め込み、最後に左右側枠部材6 a 、
6 bの各上端部に上側枠部材6Cを組み合わせる。
10はエキスバンド材1とともに枠6に張設せられた防
虫網、11はそれの取付は棒である。
そして左右両側枠部材6 a 、6 bの各後側対向壁
9に後方に開口した防虫網縁部固定用溝13が設けられ
、金属エキスバンド材1の後側に位置するように枠6に
張設せられた防虫網10の左右両側縁部がそれぞれ防虫
網縁部固定用溝13に嵌め込まれた状態で取付は棒11
により固定されている。
12は左右6 a 、6 bの各外側縁に装着せられた
シール材である。
なお、上記実施例においては、エキスバンド材1の左右
両側縁部の各フランジ2aの前側に側枠部材保合用切込
み5が設けられているが、場合によってはこの切込み5
は各フランジ2aの前後両側に設けられていてもよい。
したがってその場合には、左右側枠部材6 a 、6
bの収容部7における一対の対向壁9の双方の各内面に
、保合用突条8が設けられることになる。
またエキスバンド材1の材質としてはアルミニウムだけ
でなく、他の塑性変形の比較的容易な金属を使用しうる
し、枠6の材質もアルミニウムその他の金属を使用しう
るものである。
この考案は、上述のように、多数の屈曲フランジ2と、
隣接するフランジ2同志を連結するウェッブ3とよりな
りかつ多数の多角形状開口を有する金属エキスバンド材
1の左右両側縁部のフランジ2aに側枠部材保合用切込
み5がそれぞれ設けられ、矩形枠6の左右両側枠部材6
a 、6 bにそれぞれ内側に開口した横断面コ字形
の金属エキスバンド材側縁収容部7が設けられ、各収容
部7の前後一対の対向壁9の少なくとも一方の内面に、
係合用突条8が各側枠部材6 a 、6 bの長さ方向
に設けられ、上記金属エキスバンド材1の左右両側縁部
のフランジ2aの一部が左右両側枠部材6a、6bの収
容部7にそれぞれ嵌め込まれて、各側枠部材係合用切込
み5に保合用突条8が嵌め入れられることにより、金属
エキスバンド材1と枠6とが相互に結合せられているも
ので、金属エキスバンド材1はこれの左右両側縁部のフ
ランジ2aの一部が左右両側枠部材6 a 、6 bの
収容部7内に嵌め込まれるだけであるから、金属エキス
バンド材1と枠6の重なり部分の面積を最小限のものと
することができ、したがって金属エキスバンド材1の有
効面積のロスを少なくすることができるとともに、枠6
の収容部7の対向壁9の大きさが小さくてすみ、それだ
け枠材6の使用材料を少なくすることができて、経済的
である。
勿論金属エキスバンド材1の中央部分に、これを変形さ
せるような外力が加わった場合にも、エキスバンド材1
は変形しに<<、また枠6から外れるようなおそれがな
く、金属エキスバンド材1と枠6とを両者の重なり部分
の面積を少なくして確実に結合することができるもので
ある。
しかもリベット等を使用しないから、金属エキスバンド
材1と枠6の組み立てをきわめて容易にかつ安価になし
得るし、リベット等が外形に現われないので、網戸の体
裁を損なうことがない。
また左右両側枠部材6a 、6bの各後側対向壁9に後
方に開口した防虫網縁部固定用溝13が設けられ、金属
エキスバンド材1の後側に位置するように枠6に張設せ
られた防虫網10の左右両側縁部がそれぞれ防虫網縁部
固定用溝13に嵌め込まれた状態で取付は棒11により
固定されているもので、このように左右側枠部材6a。
6bの一対の対向壁9の一方を利用して、これらに防虫
網縁部固定用溝13が設けられているから、枠6の厚み
が小さくなり、それだけ使用材料が少なくてすみ、非常
に経済的である。
しかも防虫網10の左右両側縁部を溝13に嵌め込んだ
状態でしっかりと固定することができ、網戸を長期間使
用しても防虫網10が外れにく・、耐久性にすぐれてい
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は部分省
略の正面図、第2図は第1図の部分拡大正面図、第3図
は第2図III−III線にそう拡大断面図である。 1・・・・・・金属エキスバンド材、5・・・・・・側
枠部材保合用切込み、6・・・・・・枠、6 a 、6
b・・・・・・左右両側枠部材、7・・・・・・金属
エキスバンド材両側縁収容部、8・・・・・・係合用突
条、9・・・・・・一対の対向壁、10・・・・・・防
虫網、11・・・・・・取付は棒、13・・・・・・防
虫網縁部固定用溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の屈曲フランジ2と、隣接するフランジ2同志を連
    結するウェッブ3とよりなりかつ多数の多角形状開口を
    有する金属エキスバンド材1の左右両側縁部のフランジ
    2aに側枠部材保合用切込み5がそれぞれ設けられ、矩
    形枠6の左右両側枠部材6a、6bにそれぞれ内側に開
    口した横断面コ字形の金属エキスバンド材側縁収容部7
    が設けられ、各収容部7の前後一対の対向壁9の少なく
    とも一方の内面に、係合用突条8が各側枠部材6a、6
    bの長さ方向に設けられ、上記金属エキスバンド材1の
    左右両側縁部のフランジ2aの一部が左右両側枠部材6
    a、6bの収容部7にそれぞれ嵌め込まれて、各側枠部
    材保合用切込み5に保合用突条8が嵌め入れられること
    により、金属エキスバンド材1と枠6とが相互に結合せ
    られ、左右両側枠部材6 a 、6 bの各後側対向壁
    9に後方に開口した防虫網縁部固定用溝13が設けられ
    、金属エキスバンド材1の後側に位置するように枠6に
    張設せられた防虫網10の左右両側縁部がそれぞれ防虫
    網縁部固定用溝13に嵌め込まれた状態で固定されてい
    る金属エキスバンド材を備えた網0
JP16378377U 1977-12-05 1977-12-05 金属エキスパンド材を備えた網戸 Expired JPS5915360Y2 (ja)

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JPS5489041U JPS5489041U (ja) 1979-06-23
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