JPS5915290A - ４面表示器の駆動方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）　　発明の技術分野 本発明は４面表示器の駆動方法に関する。

（ｂ）　　技術の背景 ４面表示器は回転軸に支承された６面体状の側面を表示
面とし回転軸を回動させることにより任意の表示面を表
示方向に向けて表示を行うものである。

とＸで表示面に文字、記号、模様などを記したものは行
先表示などの用途に単独で用いられるが、また４個の表
示面の色彩をそれぞｈ変えたか＼る小型の表示器を多数
マ）　ＩＪノクス状に配置し各表示器毎に駆動する場合
はグラフィ・クディスプレイとして使用されている。

か＼る表示器の駆動に際しての必要条件は簡単な回路お
よび操作で行われること、表示面の変換が急速に行われ
ると共に振動が少いこと、寸だ変換終了後は安定して存
在すること、すなわち風在どにより表示が影響を受けぬ
ことである。

（ｃ）　　従来技術と問題点 ４面表示器を含めて多面表示器は相互の磁極の吸引力と
斥力とを利用して表示面を回転させる方式をとるものが
多い。

すなわち複数個の表示面を支承する回転軸に永久磁石を
固定して設けると共に、これに対向して表示面と同数の
電磁石を回転軸に対し放射状に備えており、選択的にそ
れぞれの電磁石に通電して永久磁石との間に斥力或は引
力を起させ、これによシ表示面を表示位置にまで回動さ
せるものである０ こ＼で電磁石の極性は必要に応じて急速に変換すること
が必要であシ、従来この変換はスイッチング回路を設け
、線輪への通電方向を転換することによシ行っていた。

然し４面表示器の場合は４個の電磁石があるだめ４組の
スイッチング回路を必要しこのため多数のスイッチング
素子を使用しなければならなかった。

また表示面の回動に当っても従来は４個の電磁石の内２
個づつの組合わせについて時系列的に通電していたので
高速駆動が要望されているにも拘らず限界があった。

（ｄ）　　発明の目的 本発明は電磁石の磁１極変換が容易でまた表示面の変換
が速かに行われる４面表示器の駆動方法を提供すること
を目的とする。

（ｅ）　　発明の構成 本発明の目的は同時２巻線で巻回された４個の電磁石を
回転軸を挾んで２組づつ相互に電源に接続し、この２組
づつの電磁石に対し同時に第１信月パルスと第２信号パ
ルスとを印加して選択的に磁極の磁性を変換することに
より任意の表示面を表示位置に１で回動する方法をとる
ことにより達成することができる。

（ｆ）発明の実施例 第５１図（Δ）と同図（Ｂ）は４面表示器の正面図およ
び平面図であって従来の構成と変らない。

すなわち１枚の鉄板よりプレス成型されるか或は鋳込み
成型された鉄芯１を磁芯として線輪２が巻回されて４個
の電磁石３が中心に対し対称位置に設けられて固定子を
構成している。

またこの中心には軸受け４があって回転軸５が嵌挿して
おり、この回転軸５には４個の表示面６が支承されてい
ると共に、この上部には棒状の永久磁石７或はディスク
状の永久磁石２個が固定して設けられて回転子を構成し
ている。か＼る状態で４個の線輪２への通電方向と信号
パルスを印加するタイミングとを選択することにより磁
極８の極性を変え、これＫよシ任意の表示面６を表示方
向へ回動するものである。

と５で本発明に係る駆動方法を使用する場合はコスト的
に同時２巻線で形成した線輪を用いるのが有利である。

第２図は実施例の回路図であって各線輪は同時２巻線で
巻回されており、その線輪の接続方式は（Ａ）あるいは
（Ｂ）の何れでもよい。

こ＼で本実施例において同時２巻線の線輪を用いた理由
はスイッチング回路が部片化されるためであって本質的
なものではない０ 本発明は上記のように２組の線輪の糾合わせからなる第
２図の回路において第１信号ノくルスと第２信号パルス
を連続的に印加１７て４相同時励起させて表示面を回動
させるものであって、第１図の）で示す４個の表示面Ａ
、　Ｂ、　Ｃ，Ｄを表示方向９に回動する方法を実施例
について説明する。

第１図０３）で示す４個の電磁石３−１〜３−４と第２
図で示す電磁石の回路とが対応するものとするとスイッ
チＹ１とＸ２が閉じられた時第３図の第１信号の行で示
す極性の磁界が磁極に発生するとし、一方スイッチＸ１
とＹ２を閉じた時ｔま巻回方向が反対なだめどれと逆極
性の磁界が現われるとする。

こ＼で第１図（Ｂ）で示すＡ−Ｄ面を表示方向９へ回動
させるには第１表に示すスイッチを閉じることによって
第１パルス信号と第２パルス悄号を線輪に与えればよい
。

第　　１　　表 なお各線輪に印加する第１信号パルスおよび第２信号パ
ルスの幅は０．１秒程度でよい０以下Ａ面を表示方向９
へ回動する場合に一ついて訝、明する。

表示面は永久磁石と共に回転軸に固定されて支承されて
いる関係から、永久磁石の位置は第３図の第１信号の行
に示す状態１〜４の４つの場合しかあり得ない。こ＼で
永久磁石７は判り易くするため円板状の場合について示
しでいる。

さて、第２図の回路に第１表で示すスイッチＸ２゜Ｙｌ
を閉じて第１信号パルスを出すと４個の電磁石の磁極は
第３図第１信号の行に示すように磁化される。

この場合状態１と状態４の場合は永久磁石との間に引力
が働くだめ変化はないが状態２および状態３の方向に永
久磁石が向いている場合は矢印１０のように回転して第
２信号の行に示す状態［４で回動し引力により停止する
。

次に第１表に示すスイッチＸ２．Ｙ２を閉じることによ
って第２信号パルスを出すと電磁石の磁極はそれぞれ第
３図の第２信号の行に示すように極性が変換する。

この場合状態１と２の場合は引力が働くため変化はない
が状態３と４の場合は矢印１１のように回動し第３図の
表示の行に示すように状態１〜４の何れの場合もＡ表示
面を表示方向９へ向けて停止することになる。

まだ８〜０面を表示方向９へ回動させる場合も同様であ
り、第１表で示す２つの信号パルスを連続して印加すれ
ばよい。

以上のように本発明は同時２巻線で巻回された４個の電
磁石にスイッチ位置を選択し７て第１信号パルスと第２
信号パルスを与えることにより任意の位置にある表示面
を表示方向へ回動させるものである。

（，９）　　発明の効果 本発明の実施によ）４個の電磁石を同時に励磁させるた
め表示面の変換速度が増し、才た同時２巻線の線輪を用
いることによりスイッチング回路を簡単化することがで
き、４面表示器について新しい駆動方法を確立すること
ができだ。

【図面の簡単な説明】

第１図（５）と（Ｂ）は４面表示器の正面図および平面
図、第２図は本発明に係る４面表示器の回路図１た第３
図は駆動方法の説明図である。 図において、２Ｉｌ−１線輪、３は電磁石、５は回転軸
、６は表示面、７は永久磁石、９は表示方向、１０．１
１は回転方向。 蔦１　図 ＣＢ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 放射状に配置された４個の電磁石を固定子とし、永久磁
   石および４個の表示面を回転軸間固定して回転子とし、
   前記電磁石の磁性を変換することにより表示面を回動さ
   せ表示を行う４面表示器において、同時２巻線で巻回さ
   れた４個の電磁石を回転軸を挾んで２組づつ相互に電源
   に接続し、該２組づつの電磁石に対し同時に第１信号パ
   ルスと第２信号パルスとを印加して選択的に磁極の極性
   を変換することにより任意の表示面を表示位置に１で回
   動することを４？徴とする４面表示器の駆動方法。