JPS59152365A - スルフアミン酸グアニル尿素の製造方法 - Google Patents
スルフアミン酸グアニル尿素の製造方法Info
- Publication number
- JPS59152365A JPS59152365A JP58221464A JP22146483A JPS59152365A JP S59152365 A JPS59152365 A JP S59152365A JP 58221464 A JP58221464 A JP 58221464A JP 22146483 A JP22146483 A JP 22146483A JP S59152365 A JPS59152365 A JP S59152365A
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- JP
- Japan
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- acid
- sulfamino
- guanylurea
- dicyandiamide
- reaction
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C277/00—Preparation of guanidine or its derivatives, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
- C07C277/08—Preparation of guanidine or its derivatives, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of substituted guanidines
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明の対象は、技術的にとシわけセルロース繊維の防
炎剤として使用されるスルフアミノ酸グアニル尿素の製
造方法である。
炎剤として使用されるスルフアミノ酸グアニル尿素の製
造方法である。
水性媒質中でのジシアンジアミドと鉱酸との反応の際に
、次式に従って対応するグアニル尿素塩が生成すること
が知られている: 1 (H2N)20=N−ON+H20+HX→(IH2N
’)zO=4J−0−NH2−HXHX=鉱酸 すなわち、特公昭45−40898号、特公昭45−3
4569号および特公昭47−48375号各公報には
、適当な反応時間および満足すべき収量を得るために6
5〜100℃の温度を必要とする硝酸−1硫酸−および
リン酸グアニル尿素の製造方法が記載されている。
、次式に従って対応するグアニル尿素塩が生成すること
が知られている: 1 (H2N)20=N−ON+H20+HX→(IH2N
’)zO=4J−0−NH2−HXHX=鉱酸 すなわち、特公昭45−40898号、特公昭45−3
4569号および特公昭47−48375号各公報には
、適当な反応時間および満足すべき収量を得るために6
5〜100℃の温度を必要とする硝酸−1硫酸−および
リン酸グアニル尿素の製造方法が記載されている。
スル7アミノ酸グアニル尿素は、水の存在下でスルファ
ミノ酸(アミドスルホン酸)が容易に分解されるので上
記の方法では従来製造されなかった。その代りに、例え
ば米国特許第3,819.518号に従ってスルファミ
ノ酸アンモニウムのようなスルファミノ酸の安定な塩か
ら出発した。この反応の場合の特別な欠点としては、低
い牧歌が考えられた。何故ならば、従来公知の反応条件
においては、スルフアミノ酸グアニル尿素は、単に副生
成物として生じ、一方主生成物としてはスルファミン酸
りアニジンが生成したからである。
ミノ酸(アミドスルホン酸)が容易に分解されるので上
記の方法では従来製造されなかった。その代りに、例え
ば米国特許第3,819.518号に従ってスルファミ
ノ酸アンモニウムのようなスルファミノ酸の安定な塩か
ら出発した。この反応の場合の特別な欠点としては、低
い牧歌が考えられた。何故ならば、従来公知の反応条件
においては、スルフアミノ酸グアニル尿素は、単に副生
成物として生じ、一方主生成物としてはスルファミン酸
りアニジンが生成したからである。
従って、本発明の解決すべき課題は、上記の欠点を有せ
ずしかも安全技術上火なる出費を要せずに、ジシアンジ
アミドから出発してスルフアミノ酸グアニル尿素を高収
量で製造しうるような、スルフアミノ酸グアニル尿素の
製造方法を開発することであった。
ずしかも安全技術上火なる出費を要せずに、ジシアンジ
アミドから出発してスルフアミノ酸グアニル尿素を高収
量で製造しうるような、スルフアミノ酸グアニル尿素の
製造方法を開発することであった。
上記の課題は、本発明によれば、ジシアンジアミドおよ
びスルファミノ酸を水性または有機−水性媒質中で70
〜105℃の温度において反応せしめることによって解
決された。
びスルファミノ酸を水性または有機−水性媒質中で70
〜105℃の温度において反応せしめることによって解
決された。
すなわち、驚くべきことには、本発明による条件を守る
ことによって、スルファミノ酸は実際上分解することな
く、ジシアンジアミドと90%以上の高い収量で反応し
てスルフアミノ酸グアニル尿素を生成することが判明し
た。
ことによって、スルファミノ酸は実際上分解することな
く、ジシアンジアミドと90%以上の高い収量で反応し
てスルフアミノ酸グアニル尿素を生成することが判明し
た。
このことは、−すでに前に述べたように一スルファミノ
酸は、高い温度および濃度においては水の存在下に硫酸
アンモニウムの生成下に極めて急・速に分解するがゆえ
に、非常に驚くべきことであった( K(rk−Oth
mer 1969 。
酸は、高い温度および濃度においては水の存在下に硫酸
アンモニウムの生成下に極めて急・速に分解するがゆえ
に、非常に驚くべきことであった( K(rk−Oth
mer 1969 。
vo/−、19、p 243参照)。例えば、本発明に
よる濃度および温度の条件下ではジシアンジアミドの不
存在で70%までの分解度が確認できる。
よる濃度および温度の条件下ではジシアンジアミドの不
存在で70%までの分解度が確認できる。
更に、スルファミノ酸の分解の際に生ずる硫酸アンモニ
ウムは、よく知られているようにジノアンジアミドと反
応して硫酸ビクアニドおよび硫酸ダアニジンを生じ、こ
のことは同様にスルフアミノ酸グアニル尿素の収量の明
らかな低下ならびにその汚染をもたらし、殊にこれらの
望ましくない副生成物は、主生成物から分離することが
極めて困難であるということも考慮に入れなければなら
ないであろう。
ウムは、よく知られているようにジノアンジアミドと反
応して硫酸ビクアニドおよび硫酸ダアニジンを生じ、こ
のことは同様にスルフアミノ酸グアニル尿素の収量の明
らかな低下ならびにその汚染をもたらし、殊にこれらの
望ましくない副生成物は、主生成物から分離することが
極めて困難であるということも考慮に入れなければなら
ないであろう。
本発明の方法によれば、ジシアンジアミドとスルファミ
ノ酸との反応は、水性または有機−水性媒質中で70〜
105℃、好ましくは70〜95℃の温度において行な
われる。通例ジシアンジアミドは、水溶液または懸濁液
として適当な反応温度において仕込まれ、そしてスルフ
ァミノ酸が(これはしかし過剰に使用されてはならない
)次に添加される。スルファミノ酸は、固体物質として
(ただしその際規定の反応温度を超えてはならない)で
も、また水性捷だは有機〜水性溶液の形ででも、ジシア
ンジアミドの溶液脣たは懸濁液に添加することができる
。
ノ酸との反応は、水性または有機−水性媒質中で70〜
105℃、好ましくは70〜95℃の温度において行な
われる。通例ジシアンジアミドは、水溶液または懸濁液
として適当な反応温度において仕込まれ、そしてスルフ
ァミノ酸が(これはしかし過剰に使用されてはならない
)次に添加される。スルファミノ酸は、固体物質として
(ただしその際規定の反応温度を超えてはならない)で
も、また水性捷だは有機〜水性溶液の形ででも、ジシア
ンジアミドの溶液脣たは懸濁液に添加することができる
。
濃度の割合に関しては、極めて広い範囲内で変動しうる
が、ジシアンジアミドに関して10〜70重量%、好ま
しくは40〜50重量%の濃度が技術的に重要であるこ
とが判明した。反応は、理論的に必要な量の水を用いて
実施されうるが、その際対応する熱の除去に努めなけれ
ばならない。
が、ジシアンジアミドに関して10〜70重量%、好ま
しくは40〜50重量%の濃度が技術的に重要であるこ
とが判明した。反応は、理論的に必要な量の水を用いて
実施されうるが、その際対応する熱の除去に努めなけれ
ばならない。
反応は、純粋な水性媒質中で、または有機−水性媒質中
で行なわれ、その際有機溶媒とじては好ましくは水混和
性の溶剤が使用される。
で行なわれ、その際有機溶媒とじては好ましくは水混和
性の溶剤が使用される。
反応の終了後、スルフアミノ酸グアニル尿素は、通常の
方法で、反応溶液の冷却後、結晶化または水流による減
圧で溶液を濃縮することにより、無色の固体として90
%以上の収量でしかも高い純度で得られ、その際、グア
ニジン塩まだはビク゛アニジン塩のような副生成物は、
実際王制められない。
方法で、反応溶液の冷却後、結晶化または水流による減
圧で溶液を濃縮することにより、無色の固体として90
%以上の収量でしかも高い純度で得られ、その際、グア
ニジン塩まだはビク゛アニジン塩のような副生成物は、
実際王制められない。
かくして、本発明による方法は、スルフアミノ酸グアニ
ル尿素を製造するだめの簡単でしかも技術的に使用しう
る解決をもたらすものであって、従来の公知の方法に比
較してスルフアミノ酸グアニル尿素に関して実質的によ
り高い収量および純度を可能にする方法である。
ル尿素を製造するだめの簡単でしかも技術的に使用しう
る解決をもたらすものであって、従来の公知の方法に比
較してスルフアミノ酸グアニル尿素に関して実質的によ
り高い収量および純度を可能にする方法である。
以下の例は、本発明を更に詳細に説明するものであるが
、本発明をなんら限定するものではない。
、本発明をなんら限定するものではない。
例1:
水300 mllレジシアンジアミド841溶液に、8
0℃においてスルファミン酸972を少計宛添加し、そ
の際温度が95℃を超えないようにする。上記の添加が
終った後、温度をなお20分間95℃に保ち、次いでこ
の溶液を水流による減圧の適用下に濃縮する。このよう
にしてスルフアミノ酸グアニル尿素+a9y(=理論畢
の95%)を得る。
0℃においてスルファミン酸972を少計宛添加し、そ
の際温度が95℃を超えないようにする。上記の添加が
終った後、温度をなお20分間95℃に保ち、次いでこ
の溶液を水流による減圧の適用下に濃縮する。このよう
にしてスルフアミノ酸グアニル尿素+a9y(=理論畢
の95%)を得る。
例2ニ
ジシアンジアミド84yを水80づ中に懸濁し、そして
80℃においてスルファミン酸97グを95℃の温度を
超えないように継続的に添加する。次いで、反応混合物
を95℃において更に15分間攪拌する。その後でこの
溶液を0〜5℃才で急速に冷却し、その際得られた無色
の結晶を吸引沢過し、エタノール100mA!で洗滌す
る。乾燥後にスルフアミノ酸グアニル尿素1812(9
1%)を得る。
80℃においてスルファミン酸97グを95℃の温度を
超えないように継続的に添加する。次いで、反応混合物
を95℃において更に15分間攪拌する。その後でこの
溶液を0〜5℃才で急速に冷却し、その際得られた無色
の結晶を吸引沢過し、エタノール100mA!で洗滌す
る。乾燥後にスルフアミノ酸グアニル尿素1812(9
1%)を得る。
例 ろ ニ
シンアンジアミド847、水50m1およヒエタノール
150 mlの混合物に、還流温度において水500
rrt中スルファミン酸977の溶液を滴加し、その際
反応を還流m+、 lj”:に保つ。スルファミン酸の
添加が終った後、更に30分間還流下に煮沸し、次いで
例1と同様に水流による減圧の適用下に溶媒を除去し、
その際スルフアミノ酸グアニル尿素1877(94%)
を単離する。
150 mlの混合物に、還流温度において水500
rrt中スルファミン酸977の溶液を滴加し、その際
反応を還流m+、 lj”:に保つ。スルファミン酸の
添加が終った後、更に30分間還流下に煮沸し、次いで
例1と同様に水流による減圧の適用下に溶媒を除去し、
その際スルフアミノ酸グアニル尿素1877(94%)
を単離する。
代理人 江 崎 光 好
代理人 江 崎 光 史
Claims (4)
- (1) ジシアンジアミドおよびスルファミン酸を水
性または有機−水性媒質中で70〜105℃の温度で反
応せしめることを特徴とするスルフアミノ酸グアニル尿
素の製造方法。 - (2) 反応を70〜95℃の温度で行なう特許請求
の範囲第1項記載の方法。 - (3) ジシアンジアミドに関して10〜70%、好
ましくは40〜50%の水性または有機−水性溶液中で
反応を行なう特許請求の範囲第1項または第2項に記載
の方法。 - (4) スルファミノ酸を固体物質としてジシアンジ
アミドの溶液または懸濁液に添加する特許請求の範囲第
1項〜第6項のいずれか一つに記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19823243980 DE3243980A1 (de) | 1982-11-27 | 1982-11-27 | Verfahren zur herstellung von guanylharnstoffsulfamat |
DE32439806 | 1982-11-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59152365A true JPS59152365A (ja) | 1984-08-31 |
Family
ID=6179239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58221464A Pending JPS59152365A (ja) | 1982-11-27 | 1983-11-26 | スルフアミン酸グアニル尿素の製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4559409A (ja) |
JP (1) | JPS59152365A (ja) |
DE (1) | DE3243980A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6550808B1 (en) * | 2000-11-17 | 2003-04-22 | Autoliv Asp. Inc. | Guanylurea nitrate in gas generation |
SE526402C2 (sv) * | 2004-01-21 | 2005-09-06 | Foersvarets Materielverk | Sätt att framställa salt av dinitramidsyra |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2265942A (en) * | 1939-11-18 | 1941-12-09 | American Cyanamid Co | Amidine sulphamates and a process for making them |
US2259563A (en) * | 1939-12-30 | 1941-10-21 | American Cyanamid Co | Method of making guanyl urea sulphamate |
US3819518A (en) * | 1972-07-31 | 1974-06-25 | Apex Chem Co Inc | Scorch-resistant water-soluble flame-retardants for cellulose |
-
1982
- 1982-11-27 DE DE19823243980 patent/DE3243980A1/de not_active Withdrawn
-
1983
- 1983-11-14 US US06/551,253 patent/US4559409A/en not_active Expired - Fee Related
- 1983-11-26 JP JP58221464A patent/JPS59152365A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3243980A1 (de) | 1984-05-30 |
US4559409A (en) | 1985-12-17 |
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