JPH01160952A - モノーまたはビス−ジチオカルバミン酸ないしは該酸の塩の製造法 - Google Patents

モノーまたはビス−ジチオカルバミン酸ないしは該酸の塩の製造法

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JPH01160952A
JPH01160952A JP29034588A JP29034588A JPH01160952A JP H01160952 A JPH01160952 A JP H01160952A JP 29034588 A JP29034588 A JP 29034588A JP 29034588 A JP29034588 A JP 29034588A JP H01160952 A JPH01160952 A JP H01160952A
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carbon disulfide
amine
bis
ammonium ion
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JP29034588A
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English (en)
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Adolf Dr Zeidler
アドルフ、ツァイトラー
Frank Dr Thoemel
フランク、テメル
Herbert Dr Scholz
ヘルベルト、ショルツ
Thomas Dr Krader
トーマス、クラーデル
Otto Dr Woerz
オットー、ヴェルツ
Knut Dr Koob
クヌート、コープ
Heino Thiele
ハイノ、ティーレ
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BASF SE
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BASF SE
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C271/00Derivatives of carbamic acids, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atom not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C271/06Esters of carbamic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C333/00Derivatives of thiocarbamic acids, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atom not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C333/14Dithiocarbamic acids; Derivatives thereof
    • C07C333/16Salts of dithiocarbamic acids

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般式(1): %式%(1) [式中、R1およびR2は水素原子、C1−C4−アル
キル基を表わすかまたは一緒になってC2〜04−アル
キレン鎖を形成し、R2はさらに構造R1N−C3−8
OΔ0の1つの基をC2〜C4−アルキレン鎖により結
合し A(Dはアンモニウムイオンまたはアンモニウム
イオンから誘導された陽イオンを表わすコで示されるモ
ノ−またはビス−ジチオカルバミン酸ないしは鎖酸の塩
を、相応するアミンまたはアルキレンアミンと二硫化炭
素との反応によって製造する改善された方法に関する。
従来の技術 ジチオカルバミン酸ないしは鎖酸の塩は、例えばメタム
ナトリウム(Metamsodium)、ダシメート(
Dazomet)またはメチラム(MeLiram)の
ような植物保護剤を製造するための中間生成物である(
ウルマンス・エンツィクロベディー・デア“テヒニツシ
エン0ヒエミー(tlllmanns Encyklo
p;1die der techn、 Cbemie)
、第4版、第10巻、1975、第167頁〜第180
頁およびそこに引用された刊行物参照)。
メタムナトリウム(ナトリウム−メチルジチオカルバメ
ート)およびダシメート(3,5−ジメチルテトラヒド
ロ−1,3,5−チアジアジンチオン−2、レングス・
ヒエミー−レキシコン(R6LIpps Chemie
−Lexikon)、第8版、1981、第872頁参
照)は、市販の土壌殺菌剤であり;メチラム、亜鉛−[
N 、 N ’−エチレンービスー(ジチオカルバメー
ト)]およびN、N’−ポリエチレン−ビス−(チオカ
ルバモイル)−ジスルフィドのアンモニア錯化合物から
の沈澱混合物は、殺菌作用物質である。
例えばメチルアミンないしはその水溶液を二硫化炭素と
反応させ、かつメチルジチオカルバミン酸の中間的に形
成されるメチルアンモニウム塩を(苛性ソーダ)苛性ア
ルカリ液で分解することにより、メタムナトリウムが供
給され、この場合遊離されたメチルアミンは、他の二硫
化炭素と、次の2工程の反応式により反応し、他のジチ
オカルバメートに変わる: (1) 2H3CNH2+CS7→HICNH−C3−
S? H3NCH3”(2) H3CNH−C3−3O
H3CNH30+Na0−H3CNH−C3−3ONa
O相応してエチレンジアミンおよびアンモニアを用いる
反応が進行し、この反応によりメチラムの前駆物質が生
じる。
目的生成物はできるだけ出発物質および副生成物を含有
していてはならないという要件は、実際に反応をできる
だけ低い温度(例えば、40℃まで)で行なうことによ
って実現され;この場合には、本質的な副生成物、N、
N’−ジメチルチオ尿素が前記のメチルアンモニウム塩
の熱分解によって生じるという概念が基礎となっている
。この副生成物の濃度は、目的生成物中で0.1%を越
えてはならない。
更に、反応は、実際に記載した2工程の反応式に相応し
て行なわれ、すなわち反応式(1)による塩形成が生じ
た場合には、苛性ソーダ液が第1に添加され、その際に
は、勿論、十分な反応速度を達成するために二硫化炭素
の全体量は、初めから添加されていてもよい。更に、苛
性ソーダ液は、徐々にのみ添加され、この場合p11値
は、9.5を越えてはならない。
原理的に同様に前記の他の作用物質を製造する場合にも
使用される前記方法は、速度が低くかつ制御が困難であ
るために不利である。
発明を達成するための手段 ところで、相応する1価または多価アミンと二硫化炭素
との反応による、一般式: %式%(1 [式中、R1およびR2は水素原子、C1〜C4−アル
キル基を表わすかまたは一緒になって02〜C4−アル
キレン鎖を形成し、R2はさらに構造R1N−CS −
3eAO(7) 1 ツcD基ヲC2〜C4−フルキレ
ン鎖により結合し、AΦはアンモニウムイオンまたはア
ンモニウムイオンから誘導された陽イオンを表わす]で
示されるモノ−またはビス−ジチオカルバミン酸ないし
は鎖酸の(アンモニウム)塩の製造は、本質的に高い速
度および意外なことに副生成物の僅かな形成という利点
をもって、この反応を少なくとも50°Cの反応温度が
達成される圧力で行なうことにより条件を比較的あまり
変更しないで改善することができることが判明した。
本発明によれば、意図した改善は、反応を少なくとも一
時的に約50〜80℃、有利に55〜70℃の温度で行
なうことによって達成される。このためにぼ、僅かに大
気圧を越える、すなわち約2〜4バールの圧力を専ら使
用しなければならず;さもないと、水相中では殆ど溶解
しない二硫化炭素は、蒸発してしまうであろう。
従って、本発明の本質は、大気圧で反応混合物の沸騰温
度(実際には、二硫化炭素の46℃の沸騰温度)よりも
僅かにないし適度に高い反応温度を可能ならしめること
にある。それによって、式lの中間生成物を生じる、そ
れ自体徐々に進行する反応は、もはや速度が一定でない
場合に促進することができる。
出発物質としては、第一もしくは第二アミンまたはジア
ミンを使用することができる。例えば、次のアミンが記
載される:メチルアミン、ジメチルアミン、エチルアミ
ン、ジエチルアミン、プロピルアミン、ジ−n−プロピ
ルアミン、イソプロピルアミン、ブチルアミンまたはジ
−n−ブチルアミン、この場合には、メチルアミンがメ
タムナトリウムまたはダシメートの製造に特に重要であ
る。ジアミンとしては、例えばエチレンジアミン、1,
2−プロピレンジアミンまたは1.3−ジアミノプロパ
ンが挙げられ、この場合には、エチレンジアミンがメチ
ラムの製造に特に重要である。
化学量論的割合は、常法に相当し、すなわち反応成分の
場合による過剰量は、そのつど処理技術的手段によって
再使用可能にされ、すなわち戻される。一般に、二硫化
炭素は、僅かな過剰量であるのが好ましい。得られた中
間生成物は、水溶液それ自体から、例えば蒸発濃縮によ
って得ることができる。しかし、実際には、第2の反応
を直接に接続するかないしは苛性アルカリ液の添加によ
って平行して進行させるようにして行なうのが有利であ
る。
反応速度は、前記事情の下では苛性アルカリ液の添加に
よって制御され、すなわち作用物質に対する反応は、苛
性アルカリ液を添加するようにして進行する。添加の速
度は、可能な熱導出(但し、反応が、発熱的に進行する
場合)によってのみ制限される。ダシメート(テトラヒ
ドロ−3,5−ジメチル−2H−1,3,5−チアジン
−チオン(2))へのメチルアンモニウム塩の形の中間
生成物メチルジチオカルバミン酸の後処理は、自体公知
の方法でホルムアルデヒドおよび他のメチルアミンの反
応によって行なうことができる。
また、付加的に9.5またはそれ以下のp H値を苛性
アルカリ液の配量のための制御値として維持することは
、選択することもできる。
得られる作用物質は、とにかく水溶液が使用されないか
または市販されていない場合には、直接に反応混合物か
ら蒸発濃縮、噴霧乾燥等によって取得することができる
実施例 次に、本発明を実施例によってさらに詳説する。
実施例 1 水600mf2および40%のモノメチルアミン水溶液
660m&を装入する。二硫化炭素230mρを撹拌し
なから窒素ガス保護下に、温度が70℃を越えて上昇し
ないようにポンプにより供給する(冷却下)。この場合
、圧力は、2.1バールに上昇する。70°Cで1時間
さらに撹拌する。
メチルジチオカルバミン酸の生成されたメチルアンモニ
ウム塩は、メタムフルイド(Metamrluid)ま
たはダシメートを合成するための中間生成物として使用
することができる。
実施例 2 撹拌機、温度計、p I(電極、冷却器および配量装置
を装備した、2Qの容量の耐圧性五目フラスコ中に40
%のモノメチルアミン219゜89および水97.5y
を装入する。この場合、これは27.7%のモノメチル
アミン溶液またはモノメチルアミン87.9gの相当す
る。
この溶液を水浴中で38°Cにもたらし、これに配Fi
lポンプにより供給する二硫化炭素21139を不変の
温度で撹拌しなから30分間で添加する。
その後に、70°Cに加熱し、それによって2.25バ
ールの過圧に調節する。50%の苛性ソーダ液229g
を適当なポンプを用いて、pH値が9.5を越えて上昇
しないように配量する。そのためには、ポンプをp H
測定電極の出発信号により制御し、こうして限界値を越
えることが阻止される。温度は、水浴によって70℃に
保持される。配量過程は15分間である。
添加の終結後、室温に冷却し、この場合に圧力は大気圧
に減少し、かつ試料を取出す。望ましくない副生成物(
ジメチルチオ尿素)の含量は、0,1%以下にあり、溶
液は、帯赤黄色の色を有し、かつ収率は、望ましい生成
物への原料物質の化学量論的変換率に相当する。
実施例 3 実施例1の方法と同様にして、40%のメチルアミン溶
液2209および水97.59を装入し、かつ40℃に
加熱した。引続き、二硫化炭素224.39を不変の温
度で徐々に添加した。
次に、温度を変えることなしに、50%の苛性ソーダ液
182gを40分間で添加した。行なわれたpH値の制
御および維持は、実施例1の場合と同様にして行なわれ
た。変換率を測定するために試料を取出した後に、70
℃に加熱し、かつ変換を完結させるためにさらに50%
の苛性ソーダ液47.89を18分間でポンプにより供
給した。
この混合物を再び室温に冷却し、かつ分析試験した。使
用した量に相応して、化学量論的収率が達成され、かつ
副生成物の含量(ジメチルチオ尿素)は、再び0,1%
未満であった。反応混合物の色は、淡い緑色の色合いを
有する帯黄橙色であった。
実施例 4 水1[、エチレンジアミン165rrlおよび25%の
アンモニア水360mQを装入する。
二硫化炭素290mQを撹拌しなから窒素ガス保護下に
、温度が70℃を越えて上昇しないようにポンプにより
供給する(冷却下)。圧力は2.2バールに上昇する。
70℃で30分間さらに撹拌する。
アンモニウム塩は、メチラムを合成するための中間生成
物して使用される。
代理人 弁理士 1)代 然 治

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式( I ): R^1R^2N−CS−S^■A^■( I )[式中、
    R^1およびR^2は水素原子、C_1〜C_4−アル
    キル基を表わすかまたは一緒になってC_2〜C_4−
    アルキレン鎖を形成し、R^2はさらに構造R^1N−
    CS−S^■A^■の1つの基をC_2〜C_4−アル
    キレン鎖により結合し、A^■はアンモニウムイオンま
    たはアンモニウムイオンから誘導された陽イオンを表わ
    す]で示されるモノ−またはビス−ジチオカルバミン酸
    ないしは該酸の塩を、相応するアミンまたはアルキレン
    アミンと二硫化炭素との反応によって製造する方法にお
    いて、この反応を少なくとも50℃の反応温度が達成さ
    れる圧力で行なうことを特徴とする、モノ−またはビス
    −ジチオカルバミン酸ないしは該酸の塩の製造法。
JP29034588A 1987-11-19 1988-11-18 モノーまたはビス−ジチオカルバミン酸ないしは該酸の塩の製造法 Pending JPH01160952A (ja)

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FR1363929A (fr) * 1963-03-12 1964-06-19 Sels de l'acide éthylène bis-dithiocarbamique, préparation et applications

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