JPS59149148A - 粉体回収装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、空気中に浮遊する粉塵を回収する粉体回収装
置に関する。

製造のいくつかの単位操作には粉体材料の取扱いが含ま
れる。このような単位操作の例としては、薬剤の打錠お
よびカプセル剤の充填が挙げられる。

このような単位操作を行なう機械装置を本明細書では「
粉体加工機」と総称する。これらの単位操作における問
題点は、粉塵が発生することである。

通常、該粉体加工機は、フードまたはジャケットで被わ
れている。フードまたはジャケット内の空気は、吸引さ
れ、集塵機を介して外気に放出される。このような方法
で回収された粉塵は、汚染されているため、薬剤の製造
において製剤直接再使用するには適していない。

ここに、本発明者は、粉体加工を正圧下、一定流速に保
持すれば、空気中に浮遊した粉塵が、薬剤の製造におい
て充分直接再使用し得る程度に高度に純粋な状態にて回
収できることを見い出した。

すなわち、本発明は、少なくともわずかの正圧を維持す
ることができ、かつ粉体加工を収容するに遇したハウジ
ングであって、該ハウジングが空気源につながる入口お
よび空気中に浮遊する粉塵を集める集塵機を介して放出
出口に連結した出口を有するハウジング、該ハウジング
内をわずかに正圧に保持しつつ装置を通して所定の速度
にて送気を行なう手段および装置内の空気流速を検知す
る空気流速センサー並びに空気流速が所定の範囲外とな
ったとき、集塵機へ送られる空気を停止するためのトリ
ガ一手段からなる粉体回収装置を提供するものである。

装置を通して送気を行なう手段は、供給ファンからなっ
ており、その出口側が定容量レギュレーｂ４ａよび絶対
フィルター（ａｂｓｏｌｕｔｅ　ｆｉｌｔｅｒ）を介し
てハウジングの入口に連結されている。さらに、集塵機
の出口側に排出ファンが連結されているのが好ましい。

代表的な定容量レギュレーターは、モーターを備えたダ
ンパーと、付随する流量センサーおよび制御システムか
らなる。該センサーおよび制御システムは、ダンパーを
開閉し、所定流速を保持する。

絶対フィルターは、加工する粉体を汚染しうる空気で運
ばれるいかなる不純物も除去する。個々の場合に選択さ
れる具体的なフィルターは、そのプロセスに依存し、標
準的方法により選択される。

該ハウジングは、粉体加工機、例えば、錠剤機またはカ
プセル充填機、あるいは香粉充填機、制塵機を収容する
のに適している。粉体加工機にハウジング外部の供給源
より粉体が供給される場合、あるいは、ハウジングの外
部の地点へ製品が排出される場合、粉体入口および製品
出口はノ１ウジングから空気が逃げてもなお正圧が、ノ
＼ウジング内部で保持されうるような寸法を有する。

ハウジングからの空気出口は、集塵機に連結されている
。

所望により、２基の粉体加工機が連続して運転されてい
る場合（例えば、錠剤機と錠剤制塵機）、ハウジングは
、各機械を別々に収容する２つの分離された区画に分割
することもできる。これらの区画は、並列に空気供給源
および集塵機に連結することができる。別法として、空
気の出口を１つ（第１）の区画に設け、これを他（第２
）の区画の入口と連結させることもできる。ついで各区
画からの出口を一緒にして、集塵機に導入することがで
きる。

該集塵機は、貯留部（ビン）が気密状態を生ずるよう嵌
合できる出口をその底部に備えた気密ホラ六−から構成
することができる。ハウジングから送られた空気は、該
ホッパーの頂部に導入される。空気はホッパーに入ると
その流速が低下し、浮遊する大きな粉塵の粒子は、貯留
部に落下する。

該集塵機は、空気が通るホッパーの上方にフイルターが
設けられているのが好ましい。該フィルターは、空気中
に浮遊残存する小さな粉塵の粒子を除去する。フィルタ
ーは、静電気的なものとすることができる。バツ°グフ
ィルターであるのが好ましい。該フィルター材料は、目
づまりしないもの、（ｎｏｎ−ｂｌｉｎｄｉｎｇ　）、
すなわち、該材料の表面に残存する粉塵を実質的に通さ
ないものであるのが好ましい。フィルターの後で、該集
塵機は、ファンを介して排気出口に連結される。

流速センサーは、フィルターと排気出口との間に配置さ
れる。流速が落ちると、該センサーは、集塵機への送気
の停止を行なう機構を作動させる。

例えば、該センサーは、ハウジングへ空気を供給してい
るファンのスイッチを切ることができる。

別に、あるいはこれに加えて、該センサーは、ノ１ウジ
ング出口を集塵機より分離し、これを直接排気口と連結
する機構を作動させることもできる。

該フィルターは、捕捉した粉塵を排出する手段を有して
いるのが好ましい。例えば、該フィルターは、機械的な
振動装置を取付けて、ｂ帷−基一旋件牟県別中デキこれ
によりフ イルターを振動させ、捕捉された粉塵をホッパーおよび
貯留部に落下させることができる。

装置の運転につれて、該フィルターは、捕捉された粉塵
により閉塞され、装置を通る空気の流れに対する抵抗が
増大する。抵抗が増大すると、フィルターと排気口との
間の流れが減少する。本発明装置は、この増大する抵抗
を補償するための手段（例えば、モーターを取付けたパ
ルプまたはモーターを取付けたダンパー）を徐々に開放
するセンサーを備えるのが好ましい。

本発明の粉体回収装置の２つの部分は、通常の空気供給
手段または通常の集塵機を用いることができる。

つぎに、本発明の実施例を添付の図面を参照して説明す
る。図面中、第１図は、本発明の粉体回収装置の概略図
、′ｉ６２図は、第１図の装置の変形例である。

図面において、本発明の粉体回収装置は、錠剤機（２）
を収納したハウジングｉｌｌよりなり、ハウジングの入
口（４）に連結された、該装置を通して所定の速度で送
気を行なう手段（３）を有する。ハウジングからの出口
（５）は、集塵機（６）および装置内の空気の流速を検
知するセンサー（７）を経て、排気口に連結する。

ハウジングｆｉｌは、頂部に空気入口（４）を有する。

錠剤が打錠される作動部には、空気出口（５）に連蓮す
る出口部（８）が設けられている。この出口は、Ｔ字部
（９）に開口する。該丁字部の一方の枝αωは、モータ
ー付パルプ（１１）を介して排出を行なう。Ｔ字部の他
の枝は、モーター付バルブ（１りを介して、集塵機（６
）に連結している。

空気供給システムは、その入口側にモーター付の閉鎖ダ
ンパー（１４）を備えたファン＋１３１からなる。出口
側において、該ファンは、定容量レギュレーター＋ｔ５
１（本具体例においては、ル　＋７（Ｌｕｗａ）定容量
レギュレーター）を介して、絶対フィルター止に送気を
行なう。本具体例においては、フィルターとしては、ｇ
、Ｓ、Ｄ、Ｏ，Ｐ、スケールにて９９、９９７％の沖過
を行なうルーフ・フィルターを用いている。また、本具
体例は、圧力スイッチ（１ηおよび（１８）を有する。

該スイッチＣ１′ｒＩは、フィルターにおける圧力降下
を監視し、該フィルターがその有効寿命の終端に近くな
ると警告を発する。

を検知するように設置されている。圧力が設定値以下で
あると、スイッチ（１８１は、下記のごとく集塵を停止
する。

集塵機（６）は、パルプ（２１）を備えた底部出口開口
■を有するホッパー（１９１からなり、該パルプは、空
にするため貯留部＠を取はずすときに閉鎖できる。

該貯留部（財）は、ホッパー出ロバルブの−に気密に嵌
合されている。この具体例において、該ホッパーの出口
端部には、センサーＣ■（本具体例においては、光学セ
ンサー）が取着けられ、該センサーは、下記のごとく、
貯留部が所定の位置にないときは集塵を停止する。

該集塵機は、ホッパーの上部に、ヒダのついたバッグフ
ィルター器を収納したフィルタ一部２４＋を備える。本
具体例において、該バッグは、ポリテトラフルオロエチ
レンで表面仕上をした布、例えば、ゴーテックス（Ｇｏ
ｒｔｅｘ：登録商標）製である。フィルターを形成して
いる連結されたバッグは、振動できるフレームから垂下
される。このフレームは、駆動連結部を介してこれを電
動モーターに取付けた偏心駆動装置へ連結することによ
り振動させることができる。集塵機（６）からの出口は
、空気流速センサーのにつながり、該センサーは、集塵
機への送気を停止する手段を作動させる。

該センサーの後に、モーターにて駆動され、かつ空気の
出口（５）に配置された（本具体例において）空気流速
センサー（７）と連絡した制御ダンパー口が設置されて
いる。該ダンパー曽は、該センサーにより一定空気流量
を保持するよう制御されている。

また、本装置には、排出ファン（２８）が設けられてお
り、空気を集塵機から排気口へ向は引っばる。

絶対フィルターと集塵機出口との間の配管は、全て、食
品品質基準に従う材料、例えば、容易に洗浄でき、不浸
透性で、非汚染性のプラスチックスまたはステンレス鋼
で組み立てられている。全体の構造は、定期検査および
洗浄が容易となるように取はずしが簡単なように組立て
られている。

使用中、パルプ（１２）およびダンパー（１４）は開放
され、バルブ（１１）は閉止される。空気は、ファン（
１３）によりハウジング（１）内へ吹き込まれ、出口部
（８）から集塵機（６）を介し、排出ファン轍により吸
引される。センサー（７）は、最小許容流速において、
ファン（１３）および（２８）を切り、パルプ（］２）
およびダンパー（１４１を閉鎖し、バルブ（１１）を開
放するように設定され、これにより集塵を停止し、粉塵
を排出する。

同様に、圧力センサーもしくはスイッチ（１８）が、設
定値以下の圧力を検知するか、または、貯留部のセンサ
ー（２３）が、貯留部が取付けられていないことを検知
すると、ファン（１３１および（２８）が停止され、パ
ルプ（１２）およびダンパー（１４）が閉止され、バル
ブ（１１）が開放さ熟て、これにより、集塵が停止され
、粉塵は全て排出される。

第２図に示した変形例において、ハウジングは、２つの
区画（１）および囚よりなる。

第１の区画（１）は、錠剤機（２）を収納し、その出口
は、制塵機圓に連結されている。ダクトＣ１１ｌが第１
の区画（１）から第２の区画■）の入口（３２１に空気
を運ぶ。

また、第２の区画器は、ダクト（圓を介してＴ字部（９
）につながる出口（３３）を有する。このようにして、
空気は、所定の流速にて、第２の区画を通過することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の粉体回収装置の一具体例を示す概略
図、第２図は、他の具体例を示す概略図である。 図中の主な符号は、っぎのとおりである。

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくともわずかの正圧を維持することができ、
   かつ粉体加工を収容するに適したハウジングであって、
   該ハウジングが空気源につながる入口および空気中に浮
   遊する粉塵を集める集塵機を介して放出出口に連結した
   出口を有するハウジング、該ハウジング内をわずかに正
   圧に保持しつつ装置を通して所定の速度にて送気を行な
   う手段および装置内の空気流速を検知する空気流速セン
   サー並びに空気流速が所定の範囲外になったとき、集塵
   機・＼送られる空気を停止するための作動手段からなる
   ことを特徴とする粉体回収装置。
2. （２）ハウジングの入口への空気流を検知する第１セン
   サーおよびハウジングの出口側において装置内の空気流
   を検知する第２センサーを備えた前記第（１）項の装置
   。
3. （３）空気流速センサーが、装置を通して送気を行なう
   手段を停止させるスイッチの作動を行なう前記第Ｈ）項
   または第（２）項の装置。
4. （４）集塵機が空気を通すことのできるフィルターを有
   し、かつフィルターの閉塞により生ずる送気抵抗を補償
   するためにフィルターと排気出口間に設けられた手段を
   作動させる、ハウジングと排気出口間に設けられた空気
   流速センサーを含む前記第ｆｉ＋項、第（２）項または
   第（３）項の装置。
5. （５）フイ）Ｌ６ター上に捕捉された粉体を排出するた
   めの手段を有する前記第（１）項〜＊　ｆ４１項のいず
   れか１つに記載の装置。
6. （６）装置を通して送気を行なう手段が、供給ファンか
   らなり、その出口側が、定容量レギュレーターおよび絶
   対フィルターを介して、ハウジングの入口および集塵機
   の出口側につながる排出ファンに連結している前記第（
   １）項〜第（５）項のいずれか１つに記載の装置。
7. （７）ハウジングが、医薬用錠剤を製造するのに適当な
   錠剤機を収容する前記第１センサー（６）項のいずれか
   １つに記載の装置。
8. （８）ハウジングが、第１および第２区画からなり、か
   つ第２区画への入口がｖＪ１区画の入口と出口の間の点
   につながり、第２区画からの出口が集塵機に連結してい
   る前記第ｆｉ＋項〜第（７）項のいずれか１つに記載の
   装置。