JPS5914881Y2 - 磁気デイスク記憶装置 - Google Patents
磁気デイスク記憶装置Info
- Publication number
- JPS5914881Y2 JPS5914881Y2 JP1976044080U JP4408076U JPS5914881Y2 JP S5914881 Y2 JPS5914881 Y2 JP S5914881Y2 JP 1976044080 U JP1976044080 U JP 1976044080U JP 4408076 U JP4408076 U JP 4408076U JP S5914881 Y2 JPS5914881 Y2 JP S5914881Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- rail
- magnetic disk
- storage device
- disk storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は磁気ディスク記憶装置の改良に関するもので
ある。
ある。
以下図面によって従来の磁気ディスク記憶装置と対比し
つつこの考案を詳述する。
つつこの考案を詳述する。
第1図は磁気ディスク記憶装置の外観を示すもので、筐
体1にはガイド3を備えたロッカ2が取付けられている
。
体1にはガイド3を備えたロッカ2が取付けられている
。
]なお上記ロッカ2内には機構部4すなわち図示してい
ないスピンドルモータ、ディスクバック、フイルダ、リ
ードライトヘッド、アリニアモータ等の記憶装置に必要
な機構要素を取付けたガイド3上に設けられている。
ないスピンドルモータ、ディスクバック、フイルダ、リ
ードライトヘッド、アリニアモータ等の記憶装置に必要
な機構要素を取付けたガイド3上に設けられている。
またこの機構部4は上記ガイド3により筐体1への出し
入れができるようになっている。
入れができるようになっている。
ところで上記ガイド3は線膨張係数の異なる二種類の金
属、すなわち機構部4を載せるベースと、このベースと
異なる金属で形成され、上記ベースを支持するとともL
こ筐体1への出し入れの案内を行なうレールを止め金具
により組合せて形成されている。
属、すなわち機構部4を載せるベースと、このベースと
異なる金属で形成され、上記ベースを支持するとともL
こ筐体1への出し入れの案内を行なうレールを止め金具
により組合せて形成されている。
また上記ベースおよびレールは一般にベースをアルミニ
ウム、レールを鉄で形成されている。
ウム、レールを鉄で形成されている。
ここでベースとしてアルミニウム、レールとして鉄を用
いる理由は熱膨張による磁気ディスク記録誤差を少くす
るためには磁気ディスク円゛板(なおアルミニウムを基
材とした円板とする。
いる理由は熱膨張による磁気ディスク記録誤差を少くす
るためには磁気ディスク円゛板(なおアルミニウムを基
材とした円板とする。
)と同じ材質をベースとして用G)、またレールは強度
の点から鉄を用いる必要があるからである。
の点から鉄を用いる必要があるからである。
以下図面によって上記ガイドについて説明する。
第2図は第1図に示したガイド3の従来例を示す外観図
である。
である。
同図において5は機構部4の下部に設けられ、その両側
部に複数のネジ穴を設けたベース、6は上記ベース5の
両側部に取付けられるレール、7は上記レール6に設け
られたネジ穴であり、上記ベースに設けたネジ穴にそれ
ぞれ対応して設けられている。
部に複数のネジ穴を設けたベース、6は上記ベース5の
両側部に取付けられるレール、7は上記レール6に設け
られたネジ穴であり、上記ベースに設けたネジ穴にそれ
ぞれ対応して設けられている。
8はネジ9と座金10からなる止め金具である。
上記のように従来は以上のようになっているからベース
5とレール6とを複数の止め金具8でネジ止めすること
によりガイドを形成することができる。
5とレール6とを複数の止め金具8でネジ止めすること
によりガイドを形成することができる。
ここでレール6は鉄、ベース5はアルミニウムから出来
ている場合を考えると、ベース5はレール6よりも線膨
張係数が大きいことになり、ベース5は温度が上昇した
場合はレール6よりも伸びようとし、温度が下降した場
合は逆にレール6よりも縮もうとする。
ている場合を考えると、ベース5はレール6よりも線膨
張係数が大きいことになり、ベース5は温度が上昇した
場合はレール6よりも伸びようとし、温度が下降した場
合は逆にレール6よりも縮もうとする。
この時レール6はベース5に何ケ所かで単にネジ止めさ
れているだけであるから、レール6はベース5の自由な
伸縮を妨げる働きをすることになり、その結果ベース5
が歪むことになる。
れているだけであるから、レール6はベース5の自由な
伸縮を妨げる働きをすることになり、その結果ベース5
が歪むことになる。
磁気ディスク記憶装置は非常に精度を要求されるもので
あり、温度の上昇下降によって生じるベース5の歪みは
致命的で、温度管理は厳重になされているものである。
あり、温度の上昇下降によって生じるベース5の歪みは
致命的で、温度管理は厳重になされているものである。
そこでこの考案はこのような従来の問題点を改善するた
めになされたものであり、その特徴とするところはベー
スとレールの両者の一部をネジ部の外周にリングを挿着
した止め金具により組合せ、さらに上記リングの外周面
とレールとの間に間隙を設けるようにして温度変化によ
るベースの変形を防止することである。
めになされたものであり、その特徴とするところはベー
スとレールの両者の一部をネジ部の外周にリングを挿着
した止め金具により組合せ、さらに上記リングの外周面
とレールとの間に間隙を設けるようにして温度変化によ
るベースの変形を防止することである。
以下この考案の一実施例を図面により説明する。
第3図はこの考案による止め金具を用いてベースとレー
ルとを取付けた状態を示す断面図である。
ルとを取付けた状態を示す断面図である。
同図において5はベース、6はレール、7はレール6に
設けたネジ穴、8は止め金具、9はネジ、10は座金、
11はネジ9の外周に挿着され、かつその外径寸法が上
記ネジ穴7の径寸法より小なるリングである。
設けたネジ穴、8は止め金具、9はネジ、10は座金、
11はネジ9の外周に挿着され、かつその外径寸法が上
記ネジ穴7の径寸法より小なるリングである。
以上のことからレール6のネジ穴7の径はリング11の
外径より大きくなっているので、レール6のネジ穴径と
リング11の外径の寸法差によって生じるスキマの分だ
けベース5を伸縮させることができる。
外径より大きくなっているので、レール6のネジ穴径と
リング11の外径の寸法差によって生じるスキマの分だ
けベース5を伸縮させることができる。
これを明示したのが第4図であり、この図かられかるよ
うに第3図の取付方法を用いる場合には、1ケ所を第2
図に示した止め金具によりネジ止めし、他の部分では第
3図の取付方法を用いる。
うに第3図の取付方法を用いる場合には、1ケ所を第2
図に示した止め金具によりネジ止めし、他の部分では第
3図の取付方法を用いる。
第4図の方法を適用すると、温度の上昇または下降で生
じたベース5のレール6よりも大きな伸縮量の分をこの
スキマで吸収することができて、ベース5の伸縮はレー
ル6によって防げられることがない。
じたベース5のレール6よりも大きな伸縮量の分をこの
スキマで吸収することができて、ベース5の伸縮はレー
ル6によって防げられることがない。
従って第2図の取付方法で生じたような温度変化による
ベースの歪みを大幅に減少させることができる。
ベースの歪みを大幅に減少させることができる。
ここでリング11を使用する効果は、ネジ9をレール6
へ直接に接触させない為に、ベース5とレール6とが温
度変化に応じて自由に伸縮できることである。
へ直接に接触させない為に、ベース5とレール6とが温
度変化に応じて自由に伸縮できることである。
以上述べたように、この考案によれば、磁気ディスク装
置のベースを、ベースと異種の材質のレールで支持した
場合に、温度変化の際問題となるベースの歪みを減少さ
せることができる。
置のベースを、ベースと異種の材質のレールで支持した
場合に、温度変化の際問題となるベースの歪みを減少さ
せることができる。
なお上記実施例ではベースとしてアルミニウム、レール
として鉄を説明したが、その材質の組合せには種々のも
のがある。
として鉄を説明したが、その材質の組合せには種々のも
のがある。
第1図および第2図はこの考案を説明するための外観図
、第3図はこの考案の特徴とする部分を説明するための
断面図、第4図はこの考案の特徴をする止め金具を用い
てベースとレールとを組合せた図である。 図において1は筐体、2はロッカ、3はガイド、4は機
構部、5はベース、6はレール、7はネジ穴、8は止め
金具、9はネジ、10は座金、11はリングである。 なお図中同一あるいは相当部分には同一符号を付して示
しである。
、第3図はこの考案の特徴とする部分を説明するための
断面図、第4図はこの考案の特徴をする止め金具を用い
てベースとレールとを組合せた図である。 図において1は筐体、2はロッカ、3はガイド、4は機
構部、5はベース、6はレール、7はネジ穴、8は止め
金具、9はネジ、10は座金、11はリングである。 なお図中同一あるいは相当部分には同一符号を付して示
しである。
Claims (1)
- 筐体に収容される機構部と、上記機構部の下部を支持し
、上記機構部の上記筐体への出し入れを行ない、かつ夫
々線膨張係数の異なる二種類の金属で槽底されたベース
及び一対のレールを止め金具により複数個所で組合わせ
て形成したガイドとからなパる磁気ディスク記憶装置1
こおいて、上記レールのそれぞれについて、1個所はネ
ジを止め金具として両者を強固に固定し、残りの個所は
ネジ部の外周にリングを挿着した止め金具により組合せ
、さらに上記リングの外周面と上記ベース又はレールの
一方との間に間隙を設け、この間隙により温度の変化に
よる上記ベースとレールの伸縮の相違を吸収することを
特徴とした磁気ディスク記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976044080U JPS5914881Y2 (ja) | 1976-04-09 | 1976-04-09 | 磁気デイスク記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976044080U JPS5914881Y2 (ja) | 1976-04-09 | 1976-04-09 | 磁気デイスク記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52135813U JPS52135813U (ja) | 1977-10-15 |
JPS5914881Y2 true JPS5914881Y2 (ja) | 1984-05-02 |
Family
ID=28503145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976044080U Expired JPS5914881Y2 (ja) | 1976-04-09 | 1976-04-09 | 磁気デイスク記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5914881Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5023609A (ja) * | 1973-07-02 | 1975-03-13 |
-
1976
- 1976-04-09 JP JP1976044080U patent/JPS5914881Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5023609A (ja) * | 1973-07-02 | 1975-03-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52135813U (ja) | 1977-10-15 |
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