JPS5914802Y2 - 比例電磁弁のための電気制御回路 - Google Patents

比例電磁弁のための電気制御回路

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JPS5914802Y2
JPS5914802Y2 JP1978098158U JP9815878U JPS5914802Y2 JP S5914802 Y2 JPS5914802 Y2 JP S5914802Y2 JP 1978098158 U JP1978098158 U JP 1978098158U JP 9815878 U JP9815878 U JP 9815878U JP S5914802 Y2 JPS5914802 Y2 JP S5914802Y2
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JP
Japan
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value
solenoid valve
control circuit
solenoid
proportional solenoid
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JP1978098158U
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JPS5514686U (ja
Inventor
隆史 下出
Original Assignee
パロマ工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、直流電源から直流電流を付与されるソレノイ
ドを備えた比例電磁弁のための電気制御回路に関する。
従来、この種の電気制御回路としては、動作特性の比較
的良好な高価なトランジスタを採用し、このトランジス
タをその活性領域において温度等のアナログ量との関連
により動作させて、前記ソレノイドに付与すべき直流電
流の値を制御するように構成したものがある。
しかしながら、このような電気制御回路においては、上
述したトランジスタの活性領域における出力電流特性(
特に電流増幅率)が周囲温度により変動するため、これ
に伴い前記ソレノイドに付与すべき直流電流の値も変動
し、その結果、前記アナログ量に対応した比例電磁弁の
適確な比例制御を実現することが困難であった。
また、上述したソレノイドに付与すべき直流電流の値が
前記アナログ量の変化に応じて連続的に変化するため、
比例電磁弁のプランジャが、その往復動変位時において
、ソレノイドその他の静止部材との間の接触摩擦(特に
静止摩擦)により偏差即ち履歴現象を生じ、その結果、
前記アナログ量に対応した比例電磁弁の一義的な比例制
御を行なうことも困難であった。
本考案は、このようなことに対処してなされたもので、
その目的とするところは、上述したソレノイドに付与す
べき直流電流の値が、温度等のアナログ量に対応するデ
ィジタル量との関連により段階的に決定されるようにし
た比例電磁弁のための電気制御回路を提供することにあ
る。
以下、本考案の一実施例を図面により説明すると、第1
図においては、本考案による電気制御回路Sを比例電磁
弁10に適用した例が示されており、比例電磁弁10は
、直流電源Eから後述のごとく直流電流を付与されたと
きこの直流電流の値に比例した電磁力を生じるソレノイ
ド11と、このソレノイド11に組付けたコイルスプリ
ング13を介しソレノイド11内に軸方向に変位可能に
嵌装されて前記電磁力とコイルスプリング13の弾撥力
との差を減するように変位するプランジャ12と、この
プランジャ12の変位量に応じて開度を変化させる弁1
4とによって構成されている。
なお、符号14aは、プランジャ12に設けた弁体を示
しており、この弁体12は、適宜な静止部材に形成した
弁口と共に弁14を構成する。
電気制御回路Sは、検出器Vcと、この検出器Vcとソ
レノイド11との間に接続したA−D変換器20及びト
ランジスタ回路30を備えており、検出器Vcは、cd
s等の負抵抗特性を有する測温抵抗体により形成されて
、その周囲温度を検出しこれをアナログ電圧として発生
する。
A−D変換器20は、公知のもので、その入力端子IN
にて検出器Vcからのアナログ電圧を受けてこれをディ
ジタル値に変換するとともにこの変換結果をこれに対応
する数の出力信号としてその複数の出力端子Q1から0
6にかけて発生する。
この場合、A−D変換器20から生じる出力信号の数は
前記ディジタル値の増減に応じて増減し、かかる出力信
号の数が例えば3個(又は6個)のときこれら出力信号
はAD変換器20の出力端子Q1〜Q3(又はQ1〜Q
6)からそれぞれ生じる。
また、各出力信号は後述するエミッタ接地型トランジス
タ31〜36を飽和領域にて導通させるに十分なレベル
を有する。
トランジスタ回路30において、トランジスタ31〜3
6がそのベースにてA−D変換器20の出力端子Q1〜
Q6に、またそのコレクタにてコレクタ抵抗31 a〜
36 aを介してそれぞれソレノイド11の一端に接続
されている。
しかして、これらトランジスタ31〜36はA−D変換
器20の出力端子Q1〜Q6から(出力端子Q1、出力
端子Q1.Q2、出力端子Q1〜Q3.・・・又は出力
端子Q1〜Q6から)それぞれ出力信号を付与されて飽
和領域にてそれぞれ導通する。
なお、検出器Vcは温度設定用の可変抵抗rを介して直
流電源Eに接続されている。
このように構成した本実施例において、検出器Vcから
のアナログ電圧が高くなると、A−D変換器20から生
じる出力信号の数が増加し、トランジスタ回路30にお
いて導通するトランジスタの数が増加し、並列回路を形
成するコレクタ抵抗の数が増加する。
かくして、ソレノイド11を流れる直流電流の値は、導
通するトランジスタ、即ち並列回路を形成するコレクタ
抵抗の数の増加に応じて、第2図にて実線により示すご
とく段階的に増大するように決定され、このためプラン
ジャ12のストロークも同様に段階的に増大し、これに
応じて弁14の開度が大きくなる。
この場合、ソレノイド11を流れる直流電流の値は、各
トランジスタが飽和領域にて導通しているので周囲温度
により影響されて変動することはない。
また、検出器Vcからのアナログ電圧が低くなる場合に
ついては、上記作用と実質的に反対の作用となるので、
その説明は省略する。
かかる場合、プランジャ12が、ソレノイド11からの
段階的かつ不連続な値を有する電磁力を受けて往復動す
るので、本明細書の冒頭に述べた履歴現象を伴うことな
く、弁14の開度を検出器Vcからのアナログ電圧に対
応させて一義的に制御できる。
なお、上述した直流電流の値の段階的変化はコレクタ抵
抗31 a〜36 aの値を適宜選定することにより等
間隔に又は不等間隔となるように任意に調節できる。
なお、本考案の実施にあたっては、トランジスタ31〜
36に代えてSCR等の半導体スイッチ素子を採用して
も、上記実施例と同様の作用を実現することができる。
以上要するに、本考案においては、前記実施例にて例示
したごとく、温度等のアナログ量をアナログ信号として
検出し、このアナログ信号の値をディジタル値に変換す
るとともにこの変換結果をこれに対応した数の出力信号
として発生し、これら各出力信号にそれぞれ応答して複
数の半導体スイッチ素子をその各飽和領域にて導通させ
、かつこれら各半導体スイッチ素子の導通にそれぞれ応
答して互いに並列回路を形成する抵抗素子の数により比
例電磁弁のソレノイドに付与すべき直流電流の値を決定
するようにしたので、かかる直流電流の値の決定が、上
述したディジタル変換及び各半導体スイッチ素子の飽和
領域における導通との関連にて、周囲温度の変化とはか
かわりなく、前記並列回路を形成する抵抗素子の数によ
り、前記アナログ量に一義的に対応する不連続な値とし
て精度よくなされ得る。
また、前記ソレノイドから生じる電磁力も、前記直流電
流の値に比例した不連続な値となるため、比例電磁弁の
プランジャが前記ソレノイドからの不連続な値としての
電磁力を受けて、本明細書の冒頭に述べた履歴現象を伴
うことなく円滑に変位し、その結果、前記プランジャの
全ストローク長に亘り、比例電磁弁の開度が、前記アナ
ログ量に一義的に対応する値として常に精度よく制御さ
れ得る。
【図面の簡単な説明】 第1図は比例電磁弁に本考案を実施した回路構成図、第
2図は比例電磁弁の作動特性を示すグラフである。 符号の説明、10・・・比例電磁弁、11・・・ソレノ
イド、31〜36・・・トランジスタ、20・・・A直
流電源、Vc・・・検出器。 D変換器、 E・・・

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流電源から直流電流を付与されるソレノイドを備えた
    比例電磁弁において、温度等のアナログ量を検出してこ
    れをアナログ信号として発生する検出器と、前記アナロ
    グ信号に応答してこのアナログ信号の値をディジタル値
    に変換するとともにこの変換結果をこれに対応した数の
    出力信号として発生するA−D変換器と、前記各出力信
    号に応答してその各飽和領域にて導通する複数の半導体
    スイッチ素子と、これら複数の半導体スイッチ素子の導
    通にそれぞれ応答して互いに並列回路を形成したときそ
    の並列回路により前記直流電流の値を決定する複数の抵
    抗素子とを設けたことを特徴とする比例電磁弁のための
    電気制御回路。
JP1978098158U 1978-07-17 1978-07-17 比例電磁弁のための電気制御回路 Expired JPS5914802Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5514686U JPS5514686U (ja) 1980-01-30
JPS5914802Y2 true JPS5914802Y2 (ja) 1984-05-01

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ID=29033666

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1398992A (en) * 1972-07-28 1975-06-25 Int Computers Ltd Motor speed control apparatus

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1398992A (en) * 1972-07-28 1975-06-25 Int Computers Ltd Motor speed control apparatus

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JPS5514686U (ja) 1980-01-30

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