JPS59147937A - 調理用オ−ブン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ！発明の技術分野〕 本発明は、冷凍食品の解凍および密封機能を備えた調理
用オーブンに関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

近時、冷凍食品が多く用いられろようになっているが、
冷凍食品のおいしさは、冷凍前の状態により近（復元で
きるかどうかによって決って来る。

すなわち、一般に、冷凍食品は一１８Ｃ前後の温度で保
管され、解凍にともなって昇温して−ＩＣ〜−４Ｃ程度
の温度で半解凍状態を呈するが、この半解凍状態から調
理を行うと最もおいしく仕上がる。

したがって、冷凍食品は保管中の表面保護とともに解凍
方法が重要であるが、従来は解凍に通常の調理用オーブ
ンを用いている。すなわち、オーブンの調理室内に冷凍
した調理物を入れ、調理室内に設けた調理用発熱体で加
熱して解凍するようにしている。

しかし、このような解凍方法によると、解凍状態を目視
により見極めて調理に移行することになるが、目視では
半解凍状態の判断はできず、そのため前面の扉を頻繁に
開閉することになり、エネルギーの無駄が多い。また、
従来のオーブンで、イースト発酵などに用いる低温加熱
機構な°備えたものもあるが、これによって解凍しよう
とすると、調理室内の温度の立上りが遅く、温度分布も
不均一で、解凍には好ましくない。

また、家庭で調理物を冷凍する場合、調理物を収納袋内
に入れてシールするために、収納袋の開口を熱融着する
密封器が用いられている。

しかし、この種の密封器は、収納袋の開口をシールする
のみであるため、収納袋内の空気を手で押出すよ５にし
てシールしても空気溜りができ、収納袋内の空気を完全
には排出することができない。したがって、解凍時に収
納袋のまま加熱すると、内部の空気が膨張して破裂する
ようなことが起るため、収納袋のまま加熱群、束する−
とができない。また、収納袋内に空気が残留しているた
め、冷凍中の食品が乾燥しやすく、かつ、腐敗のおそれ
もある。

〔発明の目的〕

本発明は、上述のような点を解決しようとするもので、
冷凍食品の解凍を良好に行うことができるとともに、冷
凍時の密封も確実に行える調理用オーブンを提供するこ
とを目的とするものである。

〔発明の概要〕

本発明は、本体と、この本体内に形成され調理物を配置
する調理室と、この調理室内に設けられ調理物を加熱す
る調理用発熱体と、上記本体に設けられ調理物の解凍時
に上記Ｐｉｌｌ埋室内埋込内する送風装置と、上記調理
室内に設けられ調理物の解凍時に調理物の解凍状態を検
出する解凍センサーと、上記本体に設けられ調理物を収
納した収納袋内の空気を排出してシールする密封装置と
、を備えたことを特徴とし、調理用発熱体および送風装
置によって解凍を行うとともに、密封装置によって冷凍
時の密封を行うようにしたものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

（１）は本体で、この本体（１）内にステンレス板など
からなる前面開口形の内箱（２）が設けられ、との内箱
（２）内に調理室（３）が形成されている。また、上記
本体（１）の前面に内箱（２）の前面開口部に対して扉
体（４）が開閉自在に設けられ、この扉体（４）の中央
部にガラス窓（５）が設けられているとともに、扉体（
４）の上部に把手（６）が取付けられている。なお、上
記ガラス窓（５）の表面には熱線を反射して効率的に調
理できる酸化スズなどを塗布するのがよい。また、扉体
（４）の開閉に連動するメインスイッチ（７）が設けら
れている。

上記内箱（２）内の上下部にシーズ線などからなる［埋
用発熱体（８）が設けられているとともに、内箱（２）
内に架台（９）が取付けられ【いる。なお、本体（１）
の下面に脚体ａ０が設けられている。

上記本体ｍ内の一側部に調理室（３）への送風装置（Ｉ
ｌｌが設けられている。この送風装置αυは、上記内箱
（２）の−側部にファンケーシング（１２１が取付けら
れ、このファンケーシングＣＩｚの下部に上記本体（１
）の前面下部に設けた吸込口（１３１が可撓導管αりを
介して接続されているとともに、ファンケーシング（１
２＋の上部に上記内箱（２）の−側部に開口した送風口
０５１が形成されている。また、上記ファンケーシング
（Ｌｚ内に電動機（１６１に連結したファンａηが設け
られているとともに、送風口（Ｌ９に対して温風用発熱
体０秒および冷風用サーモモジュールＵが取付けられて
いる。

上記本体（１）内の一側部に蒸気発生装置ＱＤが設けら
れている。この蒸気発生装置Ｉ２１１は、上部に給水タ
ンク（２２）が設けられ、この給水タンクにの後部に導
水管（至）を介してボイラーｆ２４１が連結され、この
ボイラー（ハ）の周囲に蒸気用発熱体（ハ）およびサー
モスタット（ハ）が取付けられているとともに、ボイラ
ーＵに蒸気導管（２ηを介して上記内箱（２）の−側部
に開口した蒸気噴出日盛が接続されている。

上記内箱（２）の内の中央上部に解凍用センサーＣｌ１
）が設けられている。この解凍用センサーｃ１１１は、
矛６図に示すように、内箱（２）の土壁面から筒状の支
持枠ｃ３ｚが垂設され、この支持枠Ｇ７Ｊ内にステンレ
スなどからなるパイプ（が上下動自在に挿通され、この
パイプの内の下端にサーミスタなどのセンサ一本体■が
装着されているとともに、このセンサ一本体（２）に出
力用のり−ド１ｓ田が接続されている。

また、上記パイプ鰻にウェイト（支））が取付けられて
いるとともに、このウェイト（至）上にコイルスプリン
グ（３わが装着され、パイプのは常時下方に付勢されて
いる。

上記本体（１）内の下部に密封装置（４１１が設けられ
ている。この密封装置（４１１は、本体（１１内に枠体
ｈｚが前後動自在に設けられ、この枠体（４２１に前後
動用の電動機（４３１が連動機構（４４を介して連結さ
れている。また、上記枠体（＋１２内に芯材（ハ）を介
してポリプロピレン、−高密度ポリエチレンなどからな
る筒状シート材顛が巻着支持されている。また、上記枠
体（４２１内の中央部に上記送風装置（１１）の吸込口
＜１３１が配設され、この吸込口Ｃ１３１の前方位置に
おいて線状のシール用発熱体ｔ４ｎが設けられ、このシ
ール用発熱体ｏｎの上方に押え体囮が上下動自在に設け
られている。さらに、上記枠体（４３の前方位置におい
て本体＋１１にカバー（４’ｌｌｌが開閉自在に設けら
れているとともに、枠体（６）の移動部に位置決めスイ
ッチｌ５０）および吸込口（１３）の近くにバキューム
スイッチＩ！ｉ１Ｊが設けられている。なお、上記枠体
０ｚに日付印装置６ｚが設けられている。

ａηは本体（１）の前面−側部に設けられた操作部で、
この操作部６１）には、温度調節器Ｆ３ｚ、切換器−、
タイマー（財）、蒸気作動器霞、送風スイッチ（財）、
カバー開閉スイッチ（６η、電源表示用パイロットラン
プ關などが設けられている。

σηは調理物、ケのはその収納袋である。

つぎに、作動を説明する。

冷凍状態の調理物ｇ◇を解凍するときは、調理窟（３）
の架台（９）上に調理物συを載置し、この調理物σわ
上に解凍センサー３Ｄのバイブ儲の下端を接触当接させ
る。

そして、解凍を調理室（３）のＷＡ理用発熱体（８）に
よって行うときは、温度調節器−で温度を設定するとと
もに、切換器−を調理用発熱体（８）にセットし、この
ｉｘ埋用発熱体（８）を作動して調理物Ｃ１１）を加熱
する。

また、解凍を温風によって行うときは、温度調節器（イ
）で温度を設定するとともに、切換器（６〜を温風用発
熱体０樽にセットし、この温風用発熱体賭を作動すると
ともに、送風スイッチ［Ｆ］０を作動して電動機（１６
１を駆動し、ファン（１，７１によって温風用発熱体酩
を介して送風口Ｑ５１から調理室（３）内に温風を送り
、調理物σηを加熱する。また、解凍を冷風によって行
うときは、切換器Ｉτを冷風用サーモモジュールＨにセ
ットしてこの冷風用サーモモジューノＬ、（１９を作動
し、送風スイッチ缶を作動して電動機αｅを駆動し、フ
ァン０７１によって冷風用サーモモジューＪしくＬ９を
介して送風口σ９から調理室（３）内に冷風を送り、調
理物σηを冷風解凍する。この場合、冷風用サーモモジ
ュール０９を作動しないで室温の空気を送風してもよい
。

さらに、解凍を蒸気によって行うときは、蒸気スイッチ
（へ）を作動してボイラー囚を蒸気用発熱体内で加熱し
、蒸気を蒸気導管額を介して蒸気噴出口器から調理室（
３）内に噴出し、調理物σＤを蒸気解凍する。

このように４通りの解凍方法を選択して用（・ることか
できるが、これらを組合せて解凍することもできる。

そして、調理物συの解凍状態にともなう温度変化を解
凍センサーＣ３１１によって検出し、所定の解凍状態を
検知して解凍作動を停止するとともに図示しない報知装
置により報知する。

すなわち、前記のよ５に冷凍食品は半解凍の状態から調
理を行うとおいしく仕上るものであるが、一般には、冷
凍食品は一１８Ｃ前後で保管されており、解凍にともな
って昇温し、−１Ｃ〜−４Ｃ程度で半解凍状態を呈する
。したがって、この温度範囲を解凍センサー（３１〕が
検出して半解凍状態になったことを知らせる。

この状態において、調理用発熱体（８）により継続して
加熱調理を行う自動調理か、調理物圓を取出して分割す
るなどの手動調理を選択する。

なお、解凍センサーＣ３１ｉのパイプ時はウェイト（至
）により下方に付勢されていて、解凍により調理物συ
の軟化および食品ごとの表面硬度の違いに追随して一定
の深度での温度を検出する。

つぎに１調理物圓を冷凍するときには、調理物σＤを収
納袋σ４内に収納する。

この場合、まず、カバー開閉スイッチ（６７）を作動す
る。これによって、密封装置（４０のカバー（４！１が
前方に開くとともに、電動機ａｅが駆動されて枠体（４
２１が前進し、前方に突出すると位置決めスイッチ５Ｇ
により所定位置に停止す−る。

ついで、筒状シート（４６１を引出し、所望長さ位置部
分をシール用発熱体何η上にセットし、シール用の押え
体囮を押下げて筒状シール材にをシール用発熱体＜４ｎ
上に押圧し、その部分を熱融着するとともに切断して収
納袋（ハ）をつくる。

そして、この収納袋（ハ）内に調理物συを収納し、収
納袋（ハ）の開口部を吸込口（１腸に装着すると、バキ
ュームスイッチ（５１）が作動して電動機α０が駆動さ
れ、ファン（１７）が回転して収納袋（ハ）内の空気を
排出する。

収納袋（７２１内の空気が完全に排出されたところで、
前記と同様にシール用の押え体（４印を押下げ、収納袋
（ハ）の口元をシールして調理物σηを密封する。この
とき、日付卵袋Ｒ（５２が作動して収納袋間の表面にシ
ール日、すなわち冷凍開始日を表示する。これは熱圧着
またはスタンプ印刷などいずれでもよい。

なお、調理物συの冷凍前には、調理物συを冷してか
ら行うが、このような場合に冷却用サーモモジュール錦
を働かせて冷風を供給することにより、予冷却すること
ができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、冷凍食品を解凍する場合、調理用発熱
体により加熱解凍することができるとともに、送風装置
により調理室内に温風または冷風を送風して解凍するこ
とができ、さらに、調理用発熱体と送風装置とを併用し
て解凍することもでき、したがって、冷凍食品の種類に
よって最適の解凍方法を選択して良好に解凍することが
できる。

また、調理用発熱体によって解凍する場合に、送風装Ｍ
Ｋよる送風を併用することにより、調理室内の温度を均
一に早く上昇させることができ、解凍を円滑に行うこと
ができる。

また、調理物の解凍時に解凍センサーが調理物の解凍状
態を検出するため、調理物の調理に最適の半解凍状態を
確実に検出することができる。

さらに、調理物を冷凍する場合、調理物を収納袋に入れ
て密封装置によりシールすることができるとともに、収
納袋内の空気を排出してシールするため、冷凍中の調理
物の乾燥および腐敗を防止することができる。そして、
収納袋内に余分な空気溜りがないので、体積が小さくな
り、庫内を広く使用することができるとともに、加熱に
より内部の空気が膨張して収納袋が破裂するおそれがな
いので収納袋のまま解凍することができる。

なお、密封装置の空気の排出機構を送風装置の送風力を
利用することにより、機構を簡易化することができる。

【図面の簡単な説明】

、＋１図は本発明の調理用オーブンの正面図、才２図は
その一部を切り欠いた正面図、矛３図はその横断面図、
才４図はその縦断面図、之１５図はその一部の拡大側面
図、オ６図は解凍センサーの縦断面図である。 （１）・・本体、（３）・・調理室、（８）・・調理用
発熱体、αト争送風装置、Ｃ３１）・・解凍センサー、
（４１１・・密封装置、συ・・調理物、（ハ）・・収
納袋。 第３０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）本体と、 この本体内に形成され調理物を配置する調理室と、 この調理室内に設けられ調理物を加熱する調理用発熱体
   と、 上記本体に設けられ調理物の解凍時に上記調理室内に送
   風する送風装置と、 上記調理室内に投げられ調理物の解凍時に＠理物の解凍
   状態を検出する解凍センサーと、上記本体に設けられ調
   理物を収納した収納袋内の空気を排出してシールする密
   封装置と、を備えたことを特徴とする調理用オーブン。