JPS59147825A - タ−ボ過給機付エンジンの制御装置 - Google Patents

タ−ボ過給機付エンジンの制御装置

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JPS59147825A
JPS59147825A JP58022377A JP2237783A JPS59147825A JP S59147825 A JPS59147825 A JP S59147825A JP 58022377 A JP58022377 A JP 58022377A JP 2237783 A JP2237783 A JP 2237783A JP S59147825 A JPS59147825 A JP S59147825A
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JP
Japan
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supercharger
engine
turbocharger
speed
turbo
Prior art date
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Pending
Application number
JP58022377A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Nishimura
博文 西村
Yasuyuki Morita
泰之 森田
Misao Fujimoto
藤本 操
Mitsuo Hitomi
光夫 人見
Kazuhiko Ueda
和彦 上田
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP58022377A priority Critical patent/JPS59147825A/ja
Publication of JPS59147825A publication Critical patent/JPS59147825A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/007Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust with exhaust-driven pumps arranged in parallel, e.g. at least one pump supplying alternatively
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 置、詳細にはエンジン運転状態に応じて作動制御される
複数のターボ過給機を備えたエンジンの制御装置に関す
るものである。
エンジンから排出されろ排気ガスのエネルギーによって
回転駆動されろタービンにより吸気通路内のブロアを回
転させ、それによって吸入空気あるいは混合気を予圧し
、容積効率を高めてエンジンの出力性能向上を図るター
ボ過給機が既に広く実用に供されている。
上記のようなターボ過給機のうち比較的高速領域におい
て高効率で作動するものは、低速領域のトルクを十分に
向上させることかできず、特に低速出力が要求される自
動車用エンジン等にとっては余り好適ではない。他方、
比較的低速領域において高効率で作動するターボ過給機
は反対に、高速領域の出力向上を十分に果たせないとい
う欠点を有する。
そこで従来より、例えば特開昭50−118117号公
報、実開昭56−15962i号公報に記載されて℃・
るように、複数のターボ過給機を、各タービンおよびフ
ロアが排気通路、吸気通路内で並列配置するように設け
、エンジンの運転状態に応じて作動させるターボ過給機
の数を変更したり、あるいは運転状態に応じて複数のタ
ーボ過給機を択一的に作動させて、ターボ過給機とエン
ジンのマツチングを改善しようとする提案がなされてい
る。
しかし、上記のように複数のターボ過給機を作動制御し
て使用する場合、エンジン運転状態が所定状態となって
今まで作動停止していたターボ過給機が作動開始される
とき、当然このターボ過給機の回転数が所定の回転数に
上昇するまでに多少の時間を要するので、そのときに一
時的に過給効果が低下してエンジン出力が落ちるという
問題が発生する。
上記エンジン出力の一時的低下は、低速領域においては
高次過給機を停止させて低次過給機のみを作動させ、高
速領域においては高次過給機も併せて作動させるように
した過給機併用型のエンジンにおいては、上記高次≠−
過給機が作動開始する際に認められ、また低速用の過給
機と高速用の過給機が択一的に作動切換される過給機完
全切換型のエンジンにおいては、作動切換時に認められ
る。特に後者のタイプのエンジンにおいては、作動切換
時に、それまで作動していたターボ過給機が停止するた
め、上記不具合が顕著に認められる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、上記過
給機併用型のエンジンにも、また過給機完全切換型のエ
ンジンにも適用可能で、前述したような一時的な過給効
果の低下を招かない、ターボ過給機付エンジンの制御装
置を提供することを目的とするものである。
本発明のターボ過給機付エンジンの制御装置は、前述し
たように複数台の過給機を並列に設置し、エンジン運転
状態に応じて特定の過給機の作動を停止させて過給機を
併用運転、あるいは完全切換運転させるようにしたター
ボ過給機付エンジンにおいて、エンジンの運転状態を検
出する運転状態検出手段と、特定の運転域で過給作動を
停止させるターボ過給機(すなわち前記過給機併用型の
エンジンにあっては高次側の過給機であり、過給機完全
切換型のエンジンにあっては低速側、高速側を問わず作
動切換後に作動する過給機)を排気ガス以外により急速
回転させうる過給機強制、駆動手段と、前記運転状態検
出手段の出力を受は前記過給機強制駆動手段を作動させ
て前記過給作動を停止させるターボ過給機の過給作動領
域の初期において該ターボ過給機の回転を高速に維持さ
せる制御回路とを設けてなるものである。
上記のように過給機強制駆動手段を作動させることによ
り過給作動を停止しているターボ過給機の過給作動領域
の初期において、このターボ過給機の回転をすでに高速
状態に保つことができ、このターボ過給機の応答遅れに
よる一時的な過給効果の低下が生じない。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明の第1実施例によるターボ過給機付エン
ジンの制御装置を概略的に示すものである。エンジン1
の排気ガスを排出する排気通路2は排気通路2a、2b
の2系統に分岐され、この分岐部には排気切換弁3が設
けられている。この排気切換弁3はアクチュエータ4に
よって、上記2系統の排気通路2a、2bのうちのどち
らか一方のみに択一的に排気ガスを流すように切換操作
される。
一方、エンジン1の吸入空気が流通する吸気通路5は、
エンジンの運転状態を示す吸入空気量を検出するエアフ
ローセンサ6の下流側において吸気通路5a、5bの2
系統に一分岐され、スロットル弁7の上流側において合
流されている。そしてこの合流部には吸気切換弁8が設
けられ、該吸気切換弁8は゛アクチュエータ9によって
、2系統の吸気通路5a。
5bのうちのどちらか一方のみを択一的にエンジ、ン1
に連通させるように切換操作される。
スロットル弁7の下流側の吸気通路5には、吸入空気中
に燃料を噴射して混合気を形成する燃料噴射弁10が設
けられている。なお図には示されていないかこの燃料噴
射弁10は、従来から行なわれているように、エンジン
運転状態に応じた噴射量、噴射タイミングで燃料を噴射
するように制御される。
前述の2系統の排気通路2a、2bのうちの一方の排気
通路2aには、排気ガスによって回転駆動されるタービ
ンTpが配設され、該タービンTpは回転軸Lpを介し
て、上記吸気通路5aに配設されたブロアcpに連結さ
れている。すなわちこれらタービンTp、回転軸t、p
、ブロアCpを主要素として低速用ターボ過給機11が
構成されている。同様に、他方の排気通路21〕には排
気ガスによって駆動されるタービンTsが配設されると
ともに、他方の吸気通路5bにはブロアCsが配設され
、これらタービンTsとブロアCsとが回転軸Lsによ
って連結されて高速用ターボ過給機12が構成されてい
る。
上記低速用ターボ過給機11は、比較的低速領域におい
て効率良くエンジン出力向上を果たすものが選択使用さ
れ、一方高速用ターボ過給機12は、比較的高速領域に
おいて効率良(エンジン出力向上を果たすものが選択使
用されている。
上記高速用ターボ過給機12の回転軸IJSは、過給2
機強制、駆動手段としてのモータMの回転子に直結され
ている。このモータMはバッテリ電源によって作動され
、上記ターボ過給機12の回転軸Lsを急速回転させる
また吸気通路5bには、高速用ターボ過給機12のブロ
アCsを迂回する第1リリーフ通路13が連通され、該
第1リリーフ通路13には例えば電磁弁等からなる第1
リリーフ弁14が介設されている。同様に排気通路2b
には、高速用ターボ過給機12のタービンTsを迂回す
る第2リリーフ通路15が連通され、該第2リリーフ通
路15には上記第1リリーフ弁14と同様の第2リリー
フ弁16が介設されている。
前記排気切換弁3の上流側の排気通路2には排気バイパ
ス通路17の上流端が開口され、その下流端はタービン
Tpの下流側において排気通路2aに連通されている。
この排気バイパス通路17にはウェストゲート弁18が
介設され、このウェストゲート弁18は、制御圧力導管
19aがスロットル弁7の上流側において吸気通路5に
開口されたダイヤフラム式アクチュエータ19によって
操作されるようになっている。
前述したエアフローセンサ6の出力である吸入空気量信
号S1は、制御回路20に入力され、該制御回路20は
この吸入空気量信号S1に応じてアクチュエータ1駆動
信号S2、モータ駆動信号83、IJ IJ−)弁、駆
動信号S4を出力する。
以下、第2図を参照して上記制御回路20を詳しく説明
しつつ本実施例の装置の作用について述べる。第2図に
示されるように、前記エアフローセンサ6から出力され
る電圧信号からなる吸入空気量信号S+は、制御回路2
0の第1、第2の比較器35.37に入力される。前述
したように2台のターボ過給機11゜12はそれぞれ低
速領域、高速領域で効率良くエンジンの出力向上を果た
すものか選択使用されているので、それらは所定のエン
ジン回転数R2を境界として、該回転数R2以下の過給
領域では低速用ターボ過給機11が作動し、該回転数R
2を超える領域では高速用ターボ過給機12が作動する
ように作動切換することが望まれる。そこで前記第1比
較器35には、上記エンジン回転数R2に対応する吸入
空気量Q2(周知のように一般に過給が行なわれるよう
な運転領域属おいてはエンジン回転数は吸入空気量に対
応する)を担持する基準電圧e2が加えられ、該基準電
圧e2と吸入空気量信号Slの大小が比較判定される。
そして吸入空気量信号S1が基準電圧e2を上回ったと
き、すなわち吸入空気量が前記所定吸入空気量Q2を上
回ったとき(全開高速時のエンジン回転数が前記所定回
転数R2を上回ったときと考えられる)には該第1比較
器35から出力S5が発せられる。この出力S5は駆動
回路36に入力され、該駆動回路36からはアクチュエ
ータ駆動信号S2が出力されてアクチュエータ4,9が
ONされる。
ここで、排気切換弁3、吸気切換弁8はそれぞれアクチ
ュエータ4,9がOFF状態のとき、すなわち吸入空気
量が上記Q2以下のときは第1図に実線で示される位置
をとり、したがって排気ガスは2系統の排気通路2a。
2bのうちの一方の排気通路2aのみに流され、また吸
入空気は2系統の吸気通路5a。
5bのうちの一方の吸気通路5aのみを通ってエンジン
1に供給される。したがってエンジン回転数が、上記吸
入空気量Q2に対応する回転数R2以下の領域で過給領
域に達すれば、低速用ターボ過給機】1が過給作動し、
吸気通路5aを流通する吸入空気が加圧されて低速領域
のエンジン出力が向上される。
前述のようにアクチュエータ4,9がONされると、排
気切換弁3、吸気切換弁8はそれぞれ第1図に仮想線で
示す位置をとり、排気通路2aが閉じられて排気ガスは
排気通路2bに流され、また吸気通路5aか閉じられて
吸入空気は吸気通路5b内を流通する。したがって上記
回転数R2を超えるエンジン回転数領域(当然過給領域
である)では、高速用ターボ過給、機12が過給作動し
、高速領域のエンジン出力が向上される。
以下、本発明の特徴部分である、高速用ターボ過給機】
2を過給作動前に予備回転させる点について説明する。
前記吸入空気量信号S1は、前述したエンジン回転数R
2よりも低い所定のエンジン回転数R+に対応する吸入
空気量Q1を担持する基準電圧elが加えられる第2比
較器37に入力され、該第2比較器37はこの基準電圧
e1と吸入空気量信号S1の大小を比較判定する。そし
て吸入空気量信号S1が基準電圧e1を上回ったとき、
すなわち吸入空気量が上記Q1を上回ったとき(全開高
速時のエンジン回転数が上記所定回転数R1を上回った
ときと考えられる)には該第2比較器37から出力S6
が発せられる。この出力S6はANDゲート39に入力
され、それとともにこのANDゲート39には前記第1
比較器35の出力S5が反転増幅器38を通して入力さ
れるようになっている。このANDゲート39は上記出
力S6と反転増幅器38の出力S7の双方がともに入力
されたとき、すなわち吸入空気量が前記Q】とQ2の間
の値をとっている間ゲート出力S8を発し、該ゲート出
力S8は駆動回路40.4.1に入力される。
駆動回路40はこのゲート出力S8を受けてモータ駆動
信号S3を出力し、モータMを回転させる。それによっ
て高速用ターボ過給機12は、排気ガスの流れが切り換
えられて過給機1.1.12の作動が切り換えられる(
前述の通り、吸入空気量がQ2を上回るときである)以
前に、該モータMによって予備回転されて回転慣性が高
められ作動切換時には急速に過給回転数まで回転上昇す
る。したがってこれらターボ過給機11.12の作動切
換時に、一時的に過給効果が低下してエンジン出力が落
ちることがない。
上記、駆動回路40からモータ、駆動信号S3が出力さ
れると同時に、駆動回路41からはリリーフ弁駆動信号
S4が出力され、該リリーフ弁駆動信号S4によって第
1、第2リリーフ弁14.16が開かれる。それによっ
て、ブロアCsを通過した空気は第1リリーフ通路13
を介して大気側(ブロアCs上流側)に戻され、該ブロ
アCsから吸気切換弁8までの間の吸気通路5b内の圧
力が上昇することがない。また第2リリーフ通路15が
開かれるため、タービンTsが回転されても該タービン
Tsかう排気切換弁3までの間の排気通路2b内が負圧
になることがない。このように吸気通路5b内の圧力」
−昇、排気通路2b内の負圧化を防1トーすることによ
り、高速用ターボ過給機12の回転抵抗が増大せず、該
高速用ターボ過給機120回転数は上記予備回転によっ
て極めて急速に−L列する。
吸入空気量がQ2を超えると、反転増幅器38から出力
S7が発せられな(なってANDゲート39からのゲー
ト出力S8が停止するので、モータMの回転が停止され
るとともに第1、第2リリーフ弁14.16が閉じられ
、排気通路2b内を流れる排気ガスによって通常に高速
用ターボ過給機12が過給作動される。
以上説明したアクチュエータ4,9、モータM1第1、
第2リリーフ弁14.’16の作動タイミングを、以下
の表にまとめて記す。
以上説明の実施例においては、低速用ターボ過給機11
から高速用ターボ過給機12に作動切換されるときに、
高速用ターボ過給機]2の応答性が高められろようにな
っているか、例えば自動車に搭載されたエンジンか高速
用ターボ過給機12による過給を受けながら高速運転さ
れ、自動車が昇り坂にさしかかった時などは高速用ター
ボ過給機12から低速用ターボ過給機11に作動切換さ
れることがあり、このようなときにも低速用ターボ過給
機11の過給作動開始時に該過給機11の応答遅れによ
って一時的な過給効果低下が生じる恐れがある。このよ
うな低速用ターボ過給機11の応答遅れをも防止するに
は、低速用ターボ過給機11にも前記実施例におけるモ
ータM等の過給機強制駆動手段を設け、エンジン回転数
が過給機作動切換の回転数R2まで低下する前に、該過
給機強制駆動手段を作動させて該低速用ターボ過給機1
1を予備回転させればよい。
以上、本発明が過給機完全切換型のエンジンに適用され
た実施例について説明したが、次に過給機併用型のエン
ジンに本発明を適用した第2実施例について説明する。
第3図に示す本発明の第2実施例において、第1図に示
した第1実施例の各要素と同等の要素には同番号を付し
てあり、それらについては説明を省略する。第3図に示
されるように、排気通路2a、吸気通路5aに配された
タービンT’p、ブロアCヤ、およびこれらを連結する
回転軸L′pからなるターボ過給機11′と、排気通路
2b、吸気通路5bに配されたタービンT’s 。
ブロアき、およびこれらを連結する回転軸鳥からなるタ
ーボ過給機12′は、後述するように比較的低速領域で
はターボ過給機11′のみが作動され、比較的高速領域
では双方のターボ過給機11′、  12’が作動され
るので、一般には各々1次ターボ過給機11′、2次タ
ーボ過給機12′と称される。すなわち1次ターボ過給
機11′は比較的低速領域において効率良くエンジン出
力向上を果たすものが選択使用され、一方2次ターボ過
給機12′は、上記のような1次ターボ過給機11’と
ともに比較的高速領域で作動されたときに効率良くエン
ジン出力向上を果たすものが選択使用される。
上述のように2台のターボ過給機11’、12’を作動
制御するために、2次ターボ過給機12′のタービンT
’sが配置される排気通路2bには、該タービンT’s
の上流側において開閉弁53が設けられている。この開
閉弁53は常時は排気通路2bを閉じているが、アクチ
ュエータ54によって駆動されて排気通路2bを全開す
る。また吸気通路5aと5bとの合流部の上流側、かつ
2次ターボ過給機12′のプロアC’sの下流側におい
て、吸気通路5bには開閉弁8′が設けられている。こ
の開閉弁8′の操作系は特に図示していないが、一般に
は上記開閉弁53と連動され、開閉弁53が排気通路2
bを閉じているときに吸気通路5bを閉じろように操作
される。
以下、エアフローセンサ6の出力である吸入空気量信号
S1が入力される制御回路55の構成を第4図を参照し
て詳細に説明しつつ、この第2実施例の装置の作用につ
いて説明する。前記エアフローセンサ6の吸入空気量信
号S】は、制御回路55の比較器60に入力される。該
比較器60には、前述したように1次ターボ過給機11
′に加えて2次ターボ過給機12′を作動開始させると
きのエンジン何転数ROに対応する所定の吸入空気量Q
oを担持する基準電圧eoが加えられ、この比較器60
は該基準電圧eoと上記吸入空気量信号S1との大小を
比較判定する。そして吸入空気量信号S1が基準電圧e
Qを上回ったとき、すなわち吸入は、該比較器60から
出力814が発せられる。
この出力S14は、駆動回路61に入力され、該駆動回
路61はこの出力 S]4を受けて、アクチュエーツ1
駆動信号S]2を出力し、アクチュエータ54をONす
る。前述したようにこのアクチュエータ54がONされ
ると、それまで排気通路2bを閉じていた開閉弁53が
開かれる。それによって、エンジン1がら排出された排
気ガスは、2次ターボ過給機12′のタービンT’sに
も供給されるようになり、また前述したように開閉弁8
′も開かれて、2次ターボ過給機12′か1次ターボ過
給機11′とともに作動され、高速領域のエンジン出力
が効率良く向上される。
吸入空気量が前記Qo以下となると、比較器60から出
力S14が発せられなくなり、開閉弁53が閉じられて
排気ガスは排気通路2aのみに流される。このような状
態下でエンジン1が未だ1次ターボ過給機11′の過給
作動領域で運転されていれば、当然該1次ターボ過給機
11′が作動して低速領域のエンジン出力が向上される
。なおこのとき、吸気通路5bの開閉弁8′は、開閉弁
53とともに閉じられるので、1次ターボ過給機11′
のブロアC′pを通過した吸入空気は吸気通路5b側に
逃げることなく、正常に加圧されてエンジン1に供給さ
れる。
次に2次ターボ過給機12′の過給作動領域の初期に、
この2次ターボ過給機12’を急速に回転上昇させる点
について説明する。前記比較器60の出力S14は前述
のように駆動回路61に入力されると同時に、駆動回路
62およびタイマー63に入力される。駆動回路62は
この出力S14を受けてモータ駆動信号S13を出力し
、モータMを回転させる。したがって前述のようにして
過給作動を開始する2次ターボ過給機12′は、このモ
ータMによっても回転力が与えられるようになり、過給
作動開始後急速に回転上昇する。つまり本第2実施例に
おいては、第1実施例におけるのと異なり、それまで停
止していた2次ターボ過給機12′が過給作動開始する
のと同時にモータMによって該過給機12′に回転力を
与えてこの過給機12′の回転上昇を鋭くしているので
ある。このようにしても2次ターボ過給機12′は急速
に過給回転数まで回転上昇するようになり、該2次ター
ボ過給機12′が過給作動開始する際の一時的な過給効
果の低下が防止される。
タイマー63は前記比較器60の出力S14を受けてか
ら所定時間経過後、モータ停止信号S’sを前記駆動回
路62に入力し、モータ駆動信号813の出力を停止さ
せてモータMを停止させる。上記所定時間は、2次ター
ボ過給機12′がモータMによって回転力を与えられつ
つ過給作動を開始してから過給回転数まで回転上昇する
のに要する時間程度に設定される。
なお該第2実施例の装置においても、第1実施例におけ
るようなIJ IJ−フ通路を設け、2次ターボ過給機
12′の予備回転時の回転抵抗を減少させることも勿論
可能である。
以上説明した2つの実施例においては、過給作動停止し
ているターボ過給機を排気ガス以外によって急速回転さ
せる過給機強制駆動手段として、モータMが使用されて
いるが、この過給機強制駆動手段はこのようなものに限
らず、例えばエンジン出力軸とクラッチを介して連結さ
れ該出力軸と適宜搏断される回転系や、他の過給機が加
圧した吸入空気の一部を停止過給機に供給するもの、等
が使用されてもよい。
また上記2つの実施例は、ターボ過給機が2台設けられ
ているエンジンに本発明を適用したものであるが、本発
明は3台以上のターボ過給機が並列配置されたエンジン
に対しても勿論適用可能である。
以上詳細に説明した通り本発明のターボ過給機付エンジ
ンの制御装置は、過給機完全切−換型、過給機併用型の
いずれのエンジンにおいても、過給作動開始するターボ
過給機の応答性を高め、よってこのターボ過給機が過給
作動開始する際のエンジンの一時的出力低下を防止する
ものであり、複数台のターボ過給機を備えるエンジンの
運転性を改善する効果大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す概略図、第2図は上
記第1実施例の制御回路の構成を示す系統図、 第3図は本発明の第2実施例を示す概略図、第4図は上
記第2実施例の制御回路の構成を示す系統図で・ある。 1・・・エンジン 2.2a、2b・・・排気通路 3・・・排気切換弁 4、p4・・・アクチュエータ 5.5a、5b・・・吸気通路 6・・・エアフローセンサ 11・・・低速用ターボ過給機 11′・・弓次ターボ過給機 12・・・高速用ターボ過給機 12′・・・2次ターボ過給機 20.55・・・制御回路 53・・・開閉弁 Tp、 T’p、 Ts、 T’s・・・タービンCp
、 cヤ+ C8T C16”’ブo7Lp、I−飄L
s、 L’s・・・回転軸M・・・モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジンの排気通路に配設され排気ガスによって駆動さ
    れるタービンと、吸気通路に配設され前記タービンに回
    転軸を介して連結されたブロアとからなるターボ過給機
    複数台を、各タービンおよびブロアを各通路において並
    列に配して設置し、エンジン運転状態に応じて特定のタ
    ーボ過給機の作動を停止トさせるようにしたターボ過給
    機付エン/ンにおいて、エンジンの運転状態を検出する
    運転状態検出手段と、特定の運転域で過給作動を停止さ
    せるターボ過給機を排気ガス以外により急速回転させう
    る過給機強制駆動手段と、前記運転状態検出手段の出力
    を受は前記過給機強制駆動手段を作動させて前記過給作
    動を停止しているターボ過給機の過給作動領域の初期に
    おいて該ターボ過給機の回転を高速に維持させる制御回
    路とを設けてなるターボ過給機付エンジンの制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060005437A (ko) * 2004-07-12 2006-01-18 현대자동차주식회사 터보차저 엔진의 과급공기 냉각장치 및 방법

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