JPS59147598A - スピ−カ−用振動板 - Google Patents

スピ−カ−用振動板

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JPS59147598A
JPS59147598A JP2108483A JP2108483A JPS59147598A JP S59147598 A JPS59147598 A JP S59147598A JP 2108483 A JP2108483 A JP 2108483A JP 2108483 A JP2108483 A JP 2108483A JP S59147598 A JPS59147598 A JP S59147598A
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JP
Japan
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diaphragm
surface layer
intermediate layer
polypropylene
filler
Prior art date
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JP2108483A
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English (en)
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JPH023359B2 (ja
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Giichi Ishii
義一 石井
Michizo Saeki
佐伯 三千三
Kazumi Komae
小前 一美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Onkyo Corp
Original Assignee
Onkyo Corp
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Publication date
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Publication of JPH023359B2 publication Critical patent/JPH023359B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R7/00Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
    • H04R7/02Diaphragms for electromechanical transducers; Cones characterised by the construction

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 再生限界周波数(/ H)の設定と、それ以上の周波数
における遮断特性を向上せしめたものである。
たとえばマイクロコンピュータ−等によ多処理された合
成音声を再生するスピーカーにおいては4000 Tl
z程度以上の周波数領域が再生されると明瞭度が著しく
劣化するので、当該周波数付近に/Hを設定し、fH以
上の周波数の再生を抑制することが望ましい0 このように、所望の周波数領域のみを再生するようにす
るだめの手段としては当該スピーカーへの入力信号をハ
イカットフィルター等を通して入力信号に周波数制限を
加えることが行なわれているが、フィルター等の付属装
置を必要としコストアップの原因となるとともに/」飄
型のケースに収納する場合に問題がある。
したがって、スピーカー自体の再生周波数特性が所望の
周波数帯のみを再生するように設計することが望ましい
スピーカーの再生限界周波数fHは S −πE t cosθ/ s+nθであられされる
ことはよく知られている。
したがって、振動板についてf Hを決める因子は重量
、半頂角、コイルボビンとの結合部の振動板H料のヤン
グ率であることがわかる。
又、前記合成音声用スピーカーは機器用に収納する関係
から通常口径が4濡〜8cm、程度の小型スピーカーが
適用されるが、当該小型スピーカーのf Hば5500
〜6000■z程度であるだめ、fllを下げる工夫が
必要となる。
それには前記式にもとづいて、 (1)コーン振動板の半頂角を小さくする。
(2)振動板の重量を増加する。
(3)振動板とボイスコイルの結合部のスティフネスを
小さくする。
(4)前記(1)、(2)、(3)を組合せる。
等が考えられる。
しかるに(1)については半頂角を小さくすれば当然に
して振動板の振動方向に対する剛性が小さくなり、所望
の周波数帯域内にて分割振動が発生し周波数特性が良好
でなくなる。
(2)については振動板重量増加による変換能率の低下
を招く。
(3)については振動板とボイスコイルを適度のスティ
フネスを有する弾性体に介して結合する構造があるが、
弾性体による重量増加による変換能率の低下を招く。
等の欠点を有し、(4)についてはこれらの複雑な諸因
子を組合せることは設計」二極めて困難である更に、ス
ピーカーにおいてはf Hより高い周波数において高次
の分割共振が発生し、これを抑制するには振動板が適当
の内部損失を有することが必要となる。
たとえばパルプ製振動板は内部損失が小さいためこの傾
向が強く、これを抑制するため振動板面に低分子量アク
リル樹脂やブチルゴム等を塗イ」シて内部損失を付与す
る手段がなされるが、振動板重量の増加原因となる。
又内部損失が大きく、ヤング率の比較的小さいポリプロ
ピレン、ポリエチレン等を用いた振動板を用いた場合、
コイルボビンとの結合部のスティフネスを小さくシ、か
つf 11以上の高次分割共振を抑制することができる
が、ヤング率が小さいだめ振動板ゐ剛性が小さく、所望
の周波数帯域内で分割共振が発生し、周波数特性が劣化
する。
この発明は、ヤング率が所望の周波数帯域を再生するた
め充分なる値が得られ、コイルボビンとの結合部におけ
るスティフネスを小さくでき、かつ内部損失の充分なる
振動板を提供するものであり、以下詳細に説明する。
この発明の振動板1は第1図に示すように、3層構造よ
シなるものであシ、表面層1a、laと中間層1bとよ
シ構成されている。なお2はコイルボビンである。
表面層1aは基本11aがポリプロピレン又はポリプロ
ピレンを主体としだ共重合体と炭酸カルシウム、酸化チ
タン、カーボンブラック等の微粉末又はマイカ等の鱗片
状微粉末等の無機充填利12aよりなp、かつ、前記充
填1)4’ 12 aに沿って微細な孔18aが形成さ
れている。
中間層1bは基体11a及び充填′4)J’ 12 a
は表面層1aと同じであるが微細孔13aの生成割合は
表面層に比べて極めて小さい。
したがって、主として中間層1bがヤング率の要因とな
シ、表面層1aが内部損失の付与とコイルボビンとの結
合部のスティフネス低下の要因となる。
このような振動板1の製造工程を簡単に説明すると、ポ
リプロピレンに酸化チタン微粉末を混合してペレットを
生成し、これを押出し成形によシシート状に成形する。
当該シートを2軸延伸することにより酸化チタン微粉末
に沿って微少孔が形成される。
前記微少孔は延伸の度合によってかわるので、中間層1
bとなる部分のシートは延伸度合を低く、表面層1aと
なる部分のシートは延伸度合を高くする。
このようにして得られたシートを中間層1bとなるシー
トの両面に表面層1aとなるシートを熱圧着して一体と
し3層よシなるシートを生成し、接着性を向上するため
放電加工及び帯電防止剤を塗付する。
そして当該シートをプレス成形、圧空又は真空成形等に
より振動板形状に成形する。
このようにして得られた振動板の物理特性を他の振動板
と比較して下表に示す。
但し 資料番号1:本発明振動板 2:ポリプロピレン振動板 3:パルプ繊維振動板 4:3にアクリル塗付した振動 板 −1−表から明らかなように本発明振動板はヤング率、
内部損失、面密度の総合的見地から最適の物性を有して
いることが分る。
又本発明の振動板を組みこんだ4.5m口径のスピーカ
ーの周波数特性21を前人資料番号2.3.4の振at
+を組みこんだ4.5は口径のスピーカーの周波数特性
22,23.24と比較して第2図に示す。
なお、振動板とコイルボビンとの接着はゴム系の同一接
着剤を用いて結合した。
同図から明らかなように、特性23はf Hが高く、か
つfH以上の周波数において高次共振による音圧が発生
し、所望の周波数帯のみを再生しようとする目的は達成
できない。又再生すべき周波数帯域においての周波数特
性が平坦でない。
特性24はアクリル塗付により特性23の特性がかなシ
改善されるが音圧が著しく低下する。
特性22はf 0以上の周波数帯域の減衰特性は良好で
あるが振動板の剛性が小さい為、再生周波数帯域の特性
が平坦でない。
一方特性21はf H以」二の周波数帯域の減衰特性が
良好で、かつ再生周波数帯域の周波数特性が従来例に比
べて最も良好であった○ これは、本発明振動板のヤング率が大きい為、再生周波
数帯域において分割服動が発生しにくいこと、比較的面
密度が小さいので能率が良いこと、本発明の振動板の表
面層1aのヤング率が小さイ(推定0.9〜1.0×1
010dyn烏)ノテコイルホビンとの結合部における
スティフネスが小さく、かつ表面層に多数含有する微細
孔によシ内部損失が大きいので/H以上の振動抑制効果
の極めて太きいためであると思われる。
以上に説明したように、この発明はポリプロピレン又は
ポリプロピレンを主体としだ共重合体と無機充填材と当
該無機充填利に沿った微細孔が形成された中間層、およ
びその両面に熱圧着されて一体化した表面層よシなり、
かっ尚該表面層における微細孔の占める割合が中間層の
それよシも犬なることを特徴とするスピーカー用振動板
であり、特に合成音声を再生するための小型之ビーカー
において不要周波数帯域の再生を抑制し、かつ所望周波
数帯域の特性が極めて良好で再生音の明瞭度を著しく改
善することができる等すぐれた利点0 を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の振動板の断面図、第2図はこの発明
および従来の振動板を具備したスピーカーの周波数特性
図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリプロピレン又はポリプロピレンを主体とした共重合
    体と無機充填材よシなり、当該無機充填材に沿った微細
    孔を有し、かつ表面層における微細孔の占める割合が中
    間層における微細孔の占める割合よシも犬なることを特
    徴とするスピーカー用振動板。
JP2108483A 1983-02-10 1983-02-10 スピ−カ−用振動板 Granted JPS59147598A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2108483A JPS59147598A (ja) 1983-02-10 1983-02-10 スピ−カ−用振動板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2108483A JPS59147598A (ja) 1983-02-10 1983-02-10 スピ−カ−用振動板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59147598A true JPS59147598A (ja) 1984-08-23
JPH023359B2 JPH023359B2 (ja) 1990-01-23

Family

ID=12045009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2108483A Granted JPS59147598A (ja) 1983-02-10 1983-02-10 スピ−カ−用振動板

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Cited By (1)

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WO2006073604A1 (en) * 2004-11-22 2006-07-13 Harman International Industries, Incorporated Loudspeaker plastic cone body

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JPH023359B2 (ja) 1990-01-23

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