JPS59147092A - 残渣油処理装置 - Google Patents
残渣油処理装置Info
- Publication number
- JPS59147092A JPS59147092A JP2124983A JP2124983A JPS59147092A JP S59147092 A JPS59147092 A JP S59147092A JP 2124983 A JP2124983 A JP 2124983A JP 2124983 A JP2124983 A JP 2124983A JP S59147092 A JPS59147092 A JP S59147092A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- residual oil
- granulation tower
- cyclone
- fluidized bed
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は石油処理残渣物１石炭液化処理物の造粒固化
および熱回収を行なう残渣油処理装置に関するものであ
る。
および熱回収を行なう残渣油処理装置に関するものであ
る。
従来、この種の石油処理残渣物および石炭液化処理物（
以下、これらを残渣油と略称する）を活用、例えば燃料
として活用する目的で行なわれる造粒固化方法、すなわ
ちアスファルトなどの重質油を軟質化処理したのちの高
温液状の残渣油を冷却固化して造粒する方法としては、
一般に水浴法あるいは散水法が適用されているが、これ
らのいずれの方法において本、その冷却の際にあって、
残渣油のもつ熱エネルギが無駄に捨てられており、かつ
また冷却されたのちの造粒固体の形状が不均一で、その
取り扱いならびに燃焼利用に種々の問題を生ずる不都合
があって好捷しくないものであった。
以下、これらを残渣油と略称する）を活用、例えば燃料
として活用する目的で行なわれる造粒固化方法、すなわ
ちアスファルトなどの重質油を軟質化処理したのちの高
温液状の残渣油を冷却固化して造粒する方法としては、
一般に水浴法あるいは散水法が適用されているが、これ
らのいずれの方法において本、その冷却の際にあって、
残渣油のもつ熱エネルギが無駄に捨てられており、かつ
また冷却されたのちの造粒固体の形状が不均一で、その
取り扱いならびに燃焼利用に種々の問題を生ずる不都合
があって好捷しくないものであった。
この発明は従来方法のこのような欠点に鑑み、残渣油の
造粒固化および燃焼のための綜合されたシステムを提案
し、これによって造粒原料である残渣油のもつ熱エネル
ギの利用、ならびに造粒固化を効果的に行なえるように
したものである。
造粒固化および燃焼のための綜合されたシステムを提案
し、これによって造粒原料である残渣油のもつ熱エネル
ギの利用、ならびに造粒固化を効果的に行なえるように
したものである。
以下、この発明に係る造粒固化および熱回収装置の一実
施例につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
施例につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
添付図面はこの実施例装置を表わしたシステム図である
。この図面において、流動床接触造粒塔１は単層または
多層の流動床構造を有しており、この造粒塔１の中間内
部あるいは上方内部には、供給管２を経て供給される残
渣油を分散噴出させるための噴霧、多孔ノズル３が配さ
れると共に、造粒塔１の下部からは送風機４によって冷
風を吹き込み得るようになっている。
。この図面において、流動床接触造粒塔１は単層または
多層の流動床構造を有しており、この造粒塔１の中間内
部あるいは上方内部には、供給管２を経て供給される残
渣油を分散噴出させるための噴霧、多孔ノズル３が配さ
れると共に、造粒塔１の下部からは送風機４によって冷
風を吹き込み得るようになっている。
流動床接触造粒塔１内の流動層上あるいは流動層内に分
散噴出して供給される残渣油は、単層流動床の場合、同
流動床内で、また多層流動床の場合、順次各段の流動床
を流動しながら、吹き込まれる冷風との間で熱交換によ
り空冷されて、おおよそ一定の粒度に造粒同化される。
散噴出して供給される残渣油は、単層流動床の場合、同
流動床内で、また多層流動床の場合、順次各段の流動床
を流動しながら、吹き込まれる冷風との間で熱交換によ
り空冷されて、おおよそ一定の粒度に造粒同化される。
そしてこのように造粒同化された残渣油は、造粒塔１の
下部から抜き出されてバンカー５に＝一旦貯溜されると
共に、分散噴出される残渣油との間の熱交換により熱回
収された温風は、一部固体残渣油を伴なった状態で、造
粒塔１の頂部からサイクロン６に導かれる。
下部から抜き出されてバンカー５に＝一旦貯溜されると
共に、分散噴出される残渣油との間の熱交換により熱回
収された温風は、一部固体残渣油を伴なった状態で、造
粒塔１の頂部からサイクロン６に導かれる。
しかして前記バンカー５においては、固体残渣油の粒径
を必要に応じて篩分機などにより、各粒度別に分類して
貯溜することが可能であり、がっ給炭機７を経て任意に
取り出し、各種の輸送手段によシそのまま外部のユーザ
ーに供給してもよく、あるいはこの固体残渣油を粉砕ｔ
ａ８に取シ込んで粉砕し、−・定粒度に揃えた上でボイ
ラー９に供給して燃焼させる。
を必要に応じて篩分機などにより、各粒度別に分類して
貯溜することが可能であり、がっ給炭機７を経て任意に
取り出し、各種の輸送手段によシそのまま外部のユーザ
ーに供給してもよく、あるいはこの固体残渣油を粉砕ｔ
ａ８に取シ込んで粉砕し、−・定粒度に揃えた上でボイ
ラー９に供給して燃焼させる。
一方、前記サイクロン６に導かれる温風は、このサイク
ロン６により随伴されている固体残渣油などが分離され
ると共に、分離粒度の如何により前記造粒塔１内に再度
還流されて造粒されるか、あるいはまた前記バンカー５
に取り出されて同様に一旦貯溜されるのであり、かつま
たこのように固体残渣油などを分離した低ダストの温風
は、これをそのまま前記ボ°イラー９に供給させ、燃焼
用空気として利用し、もしくは同温風の一部を必要に応
じ送風機１０により前記造粒塔１内に還流して造粒作用
に役立てるのである。
ロン６により随伴されている固体残渣油などが分離され
ると共に、分離粒度の如何により前記造粒塔１内に再度
還流されて造粒されるか、あるいはまた前記バンカー５
に取り出されて同様に一旦貯溜されるのであり、かつま
たこのように固体残渣油などを分離した低ダストの温風
は、これをそのまま前記ボ°イラー９に供給させ、燃焼
用空気として利用し、もしくは同温風の一部を必要に応
じ送風機１０により前記造粒塔１内に還流して造粒作用
に役立てるのである。
従ってこの実施例装置では、アスファルトなどの重質油
を軽質化処理したのちの高温液状の残渣油をおおよそ一
定粒度に造粒同化させ得ると共に、熱エネルギをも回収
できるのである。
を軽質化処理したのちの高温液状の残渣油をおおよそ一
定粒度に造粒同化させ得ると共に、熱エネルギをも回収
できるのである。
以上詳述したようにこの発明装置によれば、単層または
多層の流動床構造をもつ流動床接触造粒塔を設け、この
造粒塔内の流動床上あるいは流動床内に残渣油を分散噴
出させると共に、冷風を吹き込んで分散噴出された残渣
油を空冷固化することにより造粒させるようにしたもの
であシ比較的均−粒度の固体残渣油を得ることができて
その貯溜、輸送上の、すなわち取シ扱い上の改善効果を
期待できると共に、固形燃料としてそのまま使用可能で
あり、かつまた再度粉砕するにしても粉砕機動力を少な
くし得るほか、高温液状の残渣油の保有する熱エネルギ
を冷風により温風のかたちで熱回収し、これをボイラー
等の燃焼用空気に用いることにより、さきの固形燃料と
しての使用に併せて、全体の燃焼システムの熱効率を向
上できるなどの利点がある。また従来方法の場合には、
粉末状となった残渣油などを、冷却水と共に捨てていた
が、この発明ではサイクロンによりこの粉末状残渣油を
も全量回収するために無駄がないばかりか、排水処理装
置などの環境対策をも軽減し得ることにもなって、その
効果が極めて犬である。
多層の流動床構造をもつ流動床接触造粒塔を設け、この
造粒塔内の流動床上あるいは流動床内に残渣油を分散噴
出させると共に、冷風を吹き込んで分散噴出された残渣
油を空冷固化することにより造粒させるようにしたもの
であシ比較的均−粒度の固体残渣油を得ることができて
その貯溜、輸送上の、すなわち取シ扱い上の改善効果を
期待できると共に、固形燃料としてそのまま使用可能で
あり、かつまた再度粉砕するにしても粉砕機動力を少な
くし得るほか、高温液状の残渣油の保有する熱エネルギ
を冷風により温風のかたちで熱回収し、これをボイラー
等の燃焼用空気に用いることにより、さきの固形燃料と
しての使用に併せて、全体の燃焼システムの熱効率を向
上できるなどの利点がある。また従来方法の場合には、
粉末状となった残渣油などを、冷却水と共に捨てていた
が、この発明ではサイクロンによりこの粉末状残渣油を
も全量回収するために無駄がないばかりか、排水処理装
置などの環境対策をも軽減し得ることにもなって、その
効果が極めて犬である。
図面はこの発明に係る造粒固化、燃焼装置の一実施例を
示すシステム図である。 １・・・・流動床接触造粒塔、３・・・・噴霧。 多孔ノズノペ ４・・・・送風機、５・・・・バへンカ
ー、６ｅ・・・サイクロン、Ｔ・・拳・給炭機、８・・
・・粉砕機、９・・・・ボイラー。 特許出願人 三井造船株式会社 代理人 山川政樹（ほか１名）
示すシステム図である。 １・・・・流動床接触造粒塔、３・・・・噴霧。 多孔ノズノペ ４・・・・送風機、５・・・・バへンカ
ー、６ｅ・・・サイクロン、Ｔ・・拳・給炭機、８・・
・・粉砕機、９・・・・ボイラー。 特許出願人 三井造船株式会社 代理人 山川政樹（ほか１名）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ｔｌ＋単層または多層の流動床構造をもつ流動床接触造
粒塔と、石油処理残渣物１石炭液化処理物としての高温
残渣油を、前記造粒塔内に分散噴出させる噴霧、多孔ノ
ズルと、前記造粒塔内に冷風を吹き込む送風機と、前記
造粒塔から取り出される造粒物を一旦貯溜するバンカー
と、前記造粒塔内にあって前記分散噴出される高温残渣
油との間で熱交換された温風を導いて、この温風に含ま
れる造粒物を分離するサイクロンと、このサイクロンに
より分離された造粒物を、その粒度によシ前記造粒塔内
に還流させるか、あるいは前記バンカーに送り込む手段
と、前記バンカーから造粒物を取り出し、かつ必要に応
じて粉砕機により再度粉砕し、固形燃料としてボイラー
に送シ込む手段と、前記サイクロンにより分離された低
ダストの温風を燃焼空気として前記ボイラーに送り込む
手段とを具備することを特徴とする残渣油処理装置。 （２）サイクロンにより分離された低ダストの温風の一
部を、流動床接触造粒塔内に還流させる送風機を具備す
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の残渣油
処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2124983A JPS59147092A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 残渣油処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2124983A JPS59147092A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 残渣油処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59147092A true JPS59147092A (ja) | 1984-08-23 |
Family
ID=12049785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2124983A Pending JPS59147092A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 残渣油処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59147092A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009300054A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Ihi Corp | 石油残渣の燃料供給方法及び装置 |
-
1983
- 1983-02-10 JP JP2124983A patent/JPS59147092A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009300054A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Ihi Corp | 石油残渣の燃料供給方法及び装置 |
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