JPS59147051A - モノアゾ化合物の製法 - Google Patents

モノアゾ化合物の製法

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JPS59147051A
JPS59147051A JP2032583A JP2032583A JPS59147051A JP S59147051 A JPS59147051 A JP S59147051A JP 2032583 A JP2032583 A JP 2032583A JP 2032583 A JP2032583 A JP 2032583A JP S59147051 A JPS59147051 A JP S59147051A
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JP
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compound
general formula
formula
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aliphatic alcohol
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JP2032583A
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Yoshihiro Narita
成田 嘉宏
Kiyoshi Saeki
佐伯 清
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Mitsubishi Kasei Corp
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Mitsubishi Kasei Corp
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモノアゾ化合物の製法に関するものである。
下記一般式〔■〕 (式中、R1及びR2は炭素数7〜gのアルキル基を示
j)で表わされるモノアゾ化合物は各種の堅牢度に優れ
、また、染色時における温度依存性並びに−依存性のな
い安定性に優れた赤色系の分散染料として適したもので
あり、本出願人は先に、前足一般式[111]″′!:
表わされるモノアゾ化合物エクなる染料につき特許出願
を行なった。
(特願昭り6−/コZ/、?9号参照)この染料を製造
する場合、通常、下記一般式〔■〕 (式中、R1及びR2は前足一般式と同じ意味を示す)
で表わされる化合物と下記一般式[11)%式% (式中、Xはハロゲン原子又はアリールスルホニルオキ
シ基を示す)で表わされる化合物とを反応させることに
エフ製造される。この反応を工業的に実施する際には1
例えば、クロルベンセン、オルソ−ジクロルベンゼン、
トリクロルベンゼン又はニトロベンゼンなどの安価な有
機溶媒中で実施されるが、これらの俗#、を用いた場合
、反応終了後の混合物中には、多量の目的生成物が溶解
される結果となる。そのため、反応混合物に例えば、メ
タノールなどの負溶媒を加えるとともに、混合物を冷却
することにエフ目的生成物の結晶を析出させる方法が一
般的に採用される。
しかしながら、このようにして得られる前足一般式〔■
〕で表わされる化合物の結晶は微細であ、り濾過性が極
めて悪いと言う欠点がある。そのため、この反応混合物
の濾過操作が面倒であるばかりか、回収されるケーキの
含液率が高いと言う欠点を有する。
本発明者等は上記実情に鑑み、ν過性の良好な前足一般
式〔■〕で表わされるモノアゾ化合物の結晶を得るべく
種々検討した結果、反応混合物とメタノールとを特定の
方法で混合することによυ本発明の目的が達成されるこ
とを見い出し本発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨は、前足一般式〔I〕で表わさ
れる化合物と前足一般式CIりで表わされる化合物とを
有機溶媒中で反応させて前足一般式[11Dで表わされ
るモノアゾ化合物ヲ製造する方法において、反応混合物
を低級脂肪族アルコール中に放出し、次いで、析出する
前足一般式〔N1〕で表わされるモノアゾ化合物の結晶
を回収することを特徴とするモノアゾ化合物の製法に存
する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で対象となる前足一般式(1)の化合物において
、R1及びR2は炭素数7〜gのアルキル基であるが、
その具体例としては、例えば、メチル基、エチル基、直
鎖あるいは分岐のプロピv基、7fル基、ヘンチル基、
ヘキシル基、ヘプチル基又はオクチル基などが挙げられ
る。また、R1とR2は同一のものでも、異なるもので
も差し支え寿い。
一方、前足一般式〔旺〕の化合物としては、例えば、ク
ロロアセトニトリル、ブロモアセトニトリル、ヨードア
七トニトリA7などのノ・ワゲン化Th、P−トルエン
スルホン酸シアノメチルエステル、フェニルスルホン酸
シアノメチルエステルなどのスルホン酸エステルが挙げ
られる。
なお、前足一般式〔l〕の化合物は、コーアミノ−4<
、!−ジシアノイミダゾールを常法に従いジアゾ化し、
N、N−ジ・置換−m−トルイジンとカップリングする
ことによシ得ることができる。
本発明では上述のような前足一般式〔l〕の化合物と前
足一般式〔■〕の化合物とを有機溶媒中で反応させるが
、かかる有機溶媒としては、ハロルベンゼン、トリクロ
ルベンゼン、ニトロベンゼン又はジニトロベンゼンなど
を用いるのが好ましい。この有機溶媒の使用量は通常、
前足一般式[1)の化合物に対し、7〜5重量倍、好ま
しくは2〜3重量倍である。
本発明においては、反応系内に前足一般式(II)の化
合物に対して、l〜ノ、−モル倍の塩基を存在させるの
が好ましい。この塩基は反応にLp生成する酸成分を中
和するためのものである。
塩基の種類としては、例えば、ピリジン、ピペリジン、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウムな
どの弱塩基が挙げられる。また、本発明では通常、触媒
は用いなくてもよいが、場合により、相間移動触媒を適
宜用いても差し支えない。
本発明の反応温度は通常、jfQ−/10℃、好ましく
は70〜gθ℃であり、また、反応時間は1〜を時間、
好ましくはコーグ時間程度である。
本発明の反応を実施するには、通常、有機溶媒中に前足
一般式〔■〕の化合物と塩基とを混合し、この混合物を
所定の温度に加熱したのち、攪拌下、前足一般式(n)
の化合物を供給することにより行なうことができる。
このようにして得た反応混合物は反応にエフ生成した前
足一般式CII[)の化合物を溶解しているが、本発明
では、この反応混合物を低級脂肪族アルコール中に放出
することにより、前足一般式〔■〕の化合物の結晶を析
出させることを必須要件とするものである。すなわち、
反応混合物に低級脂肪族アルコールを添加して結晶を析
出させた場合には、濾過性の悪い微細な結晶しか得るこ
とができないが、本発明の場合には、極めて良好な結晶
が得られるのである。例えば、本発明で得られる結晶は
第7図に示されるようlX線回折図を有するが、その他
の方法で得られる結晶は第二図に示されるようなX線回
折図を有するものである。
低級脂肪族アルコールとして杜4、メタノール、エタノ
ール、フロパノール、イソフロノくノール、ブタノール
などの炭素数/−,1のアルコールが挙げられ、なかで
も、メタノールが特に好ましい。前記アルコールの使用
量は通常、反応混合物に対し、二〜15重量倍、好まし
くは3〜6重量倍であり、この使用量があまり少ないと
前足一般式CHIDの化合物の結晶を十分に析出させる
ことができず、また、あまり多くても効果に変りはない
ので経済的でない。
反応混合物を前記アルコール中に放出する温度は特に限
定されるものではなく、通常、反応終了後の加温されて
いる反応混合物を常温のメタノール中に放出すればよい
。また、この放出処理の際に、前足一般式〔1■〕の化
合物が一部、分解するのを抑制するために、例えば、酢
酸、塩酸などの醒をそのまま又は水溶液として存在させ
、混合物のpHをII−Aに調節するのが好ま晶が析出
しているが、更に、必要に応じて、混合物を5℃以下の
温度まで冷却したのち、次いで、これを濾過することに
よって前足一般式CI[)の化合物の結晶を回収するこ
とができる。
本発明によれば、濾過性の良好な大きな結晶が得られる
ので、沖過操作が簡単となるばがりか、含液率の低いケ
ーキを回収することができる。従って、本発明は前足一
般式[111)の化合物を工業的に製造するための方法
として極めて有用なものである。
次に、本発明を実施例にエリ更に詳細に説明するが、本
発明はその斐旨を越えない限υ以下の94施例に限定さ
れるものではない。
実施例/ 温度調節器及び攪拌@を有するガラス製反応器に、オル
ソ−ジクロルベンゼンitgyxt、炭酸ナトリウム/
 /、g f及び下記構造式の化合物rotを仕込み、
go℃の温度に昇温し均一溶液を調製した。
この均一溶液に攪拌下、クロロアセトニトリル10.3
9−を3時間かけて混合し、更K、引き続き同温度で7
時間、反応を行なった。
このようにして得た混合物に酢酸//、9fを加えたの
ち、この混合物をtro℃の温度で別のガラス製容器に
準備された酢酸−fを含有するメタノール中に、30分
間かけて放出し穴のち、次いで、この混合物6t℃の温
度まで冷却し、同温度でヌツチェ型p過機(A/j/F
紙、減圧、t 00 wanHf )にてj分間F遇し
結晶を回収した。
ここで回収した結晶につき、粒径及び含液率(湿潤ケー
キベース)を測定したところ、第1図は第1図に示す通
りであった。
比較例/ 実施例1の方法において、反応混合物に対して、同量の
メタノールを添加し全く同様の方法で結晶を回収したと
ころ、得られた結晶の粒径及び含液率は第7表の通りで
あり、また、Xff!A回折図は第2図に示す通υであ
った。
なお、濾過時間を更に、5分延長したが、ケーキの含液
率には変化はなかった。
第1表
【図面の簡単な説明】
第7図は本発明の実施例1で得られた結晶のX線回折図
を示し、第一図は比較例/で得られた結晶のX線回折図
を示すものであり、横軸は回折角(:1θ)、縦軸は回
折強度をそれぞれ示す。 出 願 人  三菱化成工業株式会社 代 理 人  弁理士 長谷用  − (ほか7名)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式[1) (式中、R1及びR2は炭素数)〜gのアルキル基を示
    す)で表わされる化合物と下記一般式() %式%[) 【式中、xはハロゲン原子又は了り−ルスルホニルオキ
    シ基を示す】で表わされる化合物とを有機溶媒中で反応
    させて下記一般式(III)(式中、R1及びR2は前
    足一般式と同じ意味を示す)で表わされるモノアゾ化合
    物を製造する方法において、反応混合物を低級脂肪族ア
    ルコール中に放出し、次いで、析出する前記一般式[I
    Dで表わされるモノアゾ化合物の結晶を回収することを
    特徴とするモノアゾ化合物の剣法。
  2. (2)低級脂肪族アルコールがメタノールであることを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の方法。
  3. (3)有機溶媒がハロゲン原子又はニトロ基で置換され
    た芳香族炭化水素であることを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項記載の方法。
  4. (4)  有機1g 媒カクロルベンゼン、ジクロルベ
    ンゼン、トリクロルベンゼン、ニトロベンゼン又はジニ
    トロベンゼンであることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載の方法。
  5. (5)  有機溶媒の使用量が前足一般式(1)で表わ
    される化合物に対し、/−&重量倍であることを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項、第(3)項又は第(4
    )項記載の方法。
  6. (6)  低級脂肪族アルコールの使用量が反応混合物
    に対し、コ〜15重景倍であることを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)項又は第(2)項記載の方法。
  7. (7)  低級脂肪族アルコールが少量の酸を含有して
    いることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    方法。
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